JP4018744B1 - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照射光を、コンパクトな装置で、限られた被照明領域に均一な照度で且つ高強度で照射することのできる照明装置を得る。
【解決手段】複数のLED光源と、複数の凹曲面鏡の大径側とは反対側の底部位置にそれぞれ配置されたLED光源の出射光を被照明領域に向けて反射する複数の第1反射部27を有する反射鏡部材25と、を備え、反射鏡部材25は、複数のLED光源の配置位置が、反射鏡部材25の中央部分の最隣接ピッチを周辺部分の最隣接ピッチより狭く、複数の第1反射部27の光軸方向長さを反射鏡部材25の中央部分と周辺部分とで異ならせた。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源から光を凹曲面反射部にて反射して被照明領域に照射する照明装置に関し、特にダウンライトに用いて好適な照明技術に関する。
店舗や住宅に用いられる照明装置の一つに、天井に埋め込まれて直下を照らすダウンライトがある。このダウンライトには種々の形態があるが、その一例として、構成の主要部材として逆椀状の反射鏡と、光源とを備えたものがある。反射鏡の外方には筒状のフレームが同心状に外挿され、フレームは下端にフランジ部を有する。反射鏡の頂部にはランプソケットが固定され、ランプソケットは下方に開口する装着部に片口金形光源を螺合装着可能としている。フレームの下部開口面には透光板が水平に取り付けられる(例えば特許文献1参照)。
ダウンライトの取付けは、天井面にフレームの外径と略同一の取付穴を穿設し、反射鏡と共にフレームを取付穴に挿入することで、フランジ部を取付穴の周縁に当接し、フレームに設けられた支持部材を、天井懐内の天井用下地部材(軽天井)等の支持部に固定する。近年、ダウンライトでは、一般的な白熱ランプに加え、白熱ランプと同型の口金を有する蛍光ランプを装着可能とするものも普及しつつある。
ダウンライトでは、白熱ランプ或いは蛍光ランプが点灯されると、光源からの出射光の一部が直射光となって床面へ照射されるとともに、反射鏡に向かう光が反射光となって床面へ照射され、光の利用効率が高められるようになっていた。従来、この種のダウンライトにおける反射鏡には一般的にパラボラ面が使用され、パラボラ面の焦点位置に設けられた光源からの光は、略平行光となって床面へ照射された。
特開2006−12749号公報
しかしながら、従来のダウンライト等の照明装置においては、その光源として白熱ランプ或いは蛍光ランプが用いられていたため、次のような問題があった。すなわち、光源が線分光源としてある程度の大きさを有しているので、この光源からの光を適正に反射制御するためには、反射鏡についてもある程度の大きさを確保しておく必要がある。また、白熱ランプや蛍光ランプを取り付けるためのスペースを確保する必要があるため、この点においても反射鏡をある程度大きく設定する必要がある。さらに、光源が発熱するので、その熱の影響を考慮した反射鏡サイズを確保しておく必要がある。このようなことから、従来のダウンライトにおいては、大幅な小型化、薄型化を図ることができない問題があった。
また、白熱ランプ等では消費電力が増大することは避けられない。さらに、反射鏡サイズに対する光源サイズが大きいため、光の適正な反射制御が行い難く、照射光を、限られた被照明領域に均一な照度で且つ高強度で照射することが困難であった。
一方で、省エネ制御を行う照明設備では、複数照明の一部を所定の配置間隔で消灯する間引き制御等が行われることがある。この場合、照明器具ごとの点灯の有無を容易に視認したい要請もあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、照射光を、コンパクトな装置で、限られた被照明領域に均一な照度で且つ高強度で照射することのできる照明装置を得ることにある。また、その第2の目的は、照明器具ごとの点灯の有無が容易に視認可能な照明装置を得ることにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) LED光源からの光を反射鏡を用いて被照明領域に照射する照明装置であって、
それぞれ同一の基板平面上に配設された複数のLED光源と、
前記LED光源の光出射側に前記複数のLED光源それぞれに対応して配置された凹曲面鏡で前記LED光源の出射光を被照明領域に向けて反射する複数の第1反射部を有する反射鏡部材と、を備え、
前記反射鏡部材は、光出射側端部が前記第1反射部の配列領域の最外縁部側から前記配列領域の中央部分に向けて傾斜して形成され、前記複数の第1反射部の光軸方向長さが、前記反射鏡部材の配列領域の中央部分と周辺部分とで異なることを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、同一の基板平面上に、複数のLED光源を実装でき、多数の光源が高精度且つ容易に配置可能となる。また、凹曲面鏡の深さが最外縁部と中央部分とで異なるように形成できるため、同一の基板平面上に複数のLED光源を実装した構造で、凹曲面鏡の深さを異ならせることができ、簡素な構造で、有効反射面が長い部分では光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面が短い部分で光軸に対して傾斜した光線成分を増大させる効果が得られる。
(2) (1)記載の照明装置であって、
前記第1反射部の少なくとも一部は、前記凹曲面鏡の配列ピッチを前記第1反射部の平面視円形の最大直径距離よりも短く設定して、隣接する前記凹面鏡の凹曲面同士が重なった部分を終端縁とした稜線を形成したことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、曲面外縁同士を重ねることで稜線が形成され、隣接する凹曲面鏡同士の離間距離が短くなる。これにより、隣接するLED光源からの光の影(明暗差)が小さくなり、遠方の被照明領域における凹曲面鏡の隣接方向の照度が均一となる。
また、隣接する凹曲面鏡同士の離間距離がより短くなるので、隣接するLED光源からの光の影が小さくなり、遠方の被照明領域における凹曲面鏡隣接方向の照度が均一となる。
(1)または(2)記載の照明装置であって、
前記反射鏡部材は、前記第1反射部の光軸方向長さを前記反射鏡部材の中央部分の光軸方向長さより周辺部分の光軸長さを長く形成したことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、反射鏡部材の中央部分の光軸方向長さが短く、周辺部分の光軸長さが長く形成され、有効反射面が長い周辺部分では光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面が短い中央部分で光軸に対して傾斜した光線成分を増大させる効果が得られる。
(1)または(2)記載の照明装置であって、
前記反射鏡部材は、前記第1反射部の光軸方向長さを前記反射鏡部材の周辺部分の光軸方向長さより中央部分の光軸長さを長く形成したことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、反射鏡部材の中央部分の光軸方向長さが長く、周辺部分の光軸長さが短く形成され、有効反射面が長い中央部分では光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面が短い周辺部分で光軸に対して傾斜した光線成分を増大させる効果が得られる。
(1)〜(4)のいずれか1項記載の照明装置であって、
前記反射鏡部材は、該反射鏡部材の光出射側端部が凹面状に形成されていることを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、反射鏡部材の光出射側端部が、最外縁部側から中央部分に向かって凹む凹面状に形成され、照明装置の斜め下方から光出射側端部が視認され難くなり、点灯時における眩光が生じなくなる。
(1)〜(4)のいずれか1項記載の照明装置であって、
前記反射鏡部材は、該反射鏡部材の光出射側端部が凸面状に形成されていることを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、反射鏡部材の光出射側端部が、最外縁部側から中央部分に向かって突出する凸面状に形成され、照明装置の斜め下方から光出射側端部が視認可能となり、例えば省エネ制御を行う照明設備で、複数照明の一部を所定の配置間隔で消灯する間引き制御等が行われる場合において、照明器具ごとの点灯の有無が容易に視認可能となる。
) ()記載の照明装置であって、
前記反射鏡部材に複数配列された前記第1反射部のうち、最外縁部に配列された外側第1反射部の光軸方向が、他の第1反射部の光軸方向よりも外側に向けて傾斜されたことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、外側第1反射部からの光が、明暗境界の外縁部分に拡散されて照射され、明暗境界の外側をなだらかに照度低下させ且つ外側に向けて傾斜させない場合に比べて被照明領域の拡大が可能となる。これにより、明確な明暗境界を緩和して、隣接する照明装置同士によって形成される被照明領域の照度差を生じ難くできる。つまり、被照明領域の全面をむら無く照明できる。
) (1)〜()のいずれか1項記載の照明装置であって、
前記反射鏡部材の第1反射部の配列領域における最外縁部に、前記被照明領域に向けて立設され前記第1反射部側からの出射光を前記被照明領域に向けて反射する環状の第2反射部が形成されたことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、第1反射部から出射される外周側の光線が、第2反射部によって照明装置の光軸側へ反射され、光の拡散が抑止可能となる。つまり、第1反射部の集光性が高められて、被照明領域の明暗境界が鮮明となる。
) ()記載の照明装置であって、
前記第2反射部は、最外縁に配置された前記第1反射部の凹曲面鏡と連続して接続された反射面を有することを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、第1反射部の凹曲面鏡における周縁の一部分が、その周囲に包囲して設けられた第2反射部の反射面に連続するので、LED光源からの出射光が、第1反射部の凹曲面鏡から第2反射部の反射面に渡って連続して反射する反射光となり、反射面に段差が介在することで被照明領域に出現する不均一な照度ムラ(照度差)が発生しなくなる。
10) (1)〜()のいずれか1項記載の照明装置であって、
前記反射鏡部材の反射面の少なくともいずれかが梨地状に形成されたことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、反射光が梨地状反射面によって拡散され、凹曲面鏡を鏡面状に表面処理した場合に比べ、反射面全体から均等な強度の光が連続的に出射可能となる。これにより、被照明領域において、照度分布が均一となり、照度ムラ(縞模様)や色ムラが防止される。
11) (1)〜(10)のいずれか1項記載の照明装置であって、
前記LED光源が、前記反射鏡部材の中心から同心状に複数の環状列に沿って配列され、
前記LED光源の外側の環状列に対する前記第1反射部の凹曲面鏡が放物面で形成され、
前記LED光源が前記放物面の焦点位置に配置されたことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、外側の環状列における第1反射部の凹曲面鏡が、放物面(パラボラ面)で形成され、第1反射部の周辺部分から平行光が出射されることにより、被照明領域の明暗境界が鮮明に形成される。
12) (1)〜(10)のいずれか1項記載の照明装置であって、
前記LED光源が、前記反射鏡部材の中心から同心状に複数の環状列に沿って配列され、
前記LED光源の中央側の環状列に対する前記第1反射部の凹曲面鏡が回転楕円曲面で形成され、
前記LED光源が前記回転楕円曲面の一方の焦点位置に配置されたことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、照明装置の中央側の環状列における第1反射部の凹曲面が、回転楕円曲面で形成され、中央部分からの照射光が拡散して出射され、被照明領域から外れないように拡散されたそれぞれの照射光が異なる位置で均等に重畳される。
13) (1)〜(12)のいずれか1項記載の照明装置であって、
前記LED光源が、前記反射鏡部材の中心から同心状に複数の環状列に沿って配列され、
前記照明装置の中央側の環状列と外側の環状列とを独立して光量制御可能な光量制御手段に接続されたことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、中央側の環状列と、外側の環状列との光量が、光量制御手段によって適宜制御されることで、中央側の環状列によって照射される被照明領域の照度分布と、外側の環状列によって照射される被照明領域との照度分布がより等しくなるように、或いは適宜な分布が得られるように制御可能となる。
14) (1)〜(13)のいずれか1項記載の照明装置であって、
前記反射鏡部材の第1反射部は、放物面で形成された凹曲面鏡と、回転楕円曲面で形成された凹曲面鏡とが混在配置されたことを特徴とする照明装置。
この照明装置によれば、LED光源の出力を調整する代わりに、パラボラ面や楕円曲面の凹曲面鏡を多種混在配置させることにより、双方の照度分布を重み付けして合成し、所望の照度パターンを得ることができ、必要とされる照明光を理想に近い状態で得ることができる。
本発明に係る照明装置によれば、反射鏡部材の光出射側端部が第1反射部の配列領域の最外縁部側から配列領域の中央部分に向けて傾斜して形成し、複数の第1反射部の光軸方向長さを、配列領域の中央部分と周辺部分とで異ならせたことにより、簡素な構造でありながら、凹曲面鏡の有効反射面が長い部分では光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面が短い部分で光軸に対して傾斜した光線成分を増大させる効果が得られる。また、同一の基板平面上に複数のLED光源を実装した構造とすることで、多数の光源が高精度且つ容易に配置可能となる。また、コンパクトな装置で、複数のLED光源からの光を限られた面積の被照明領域に均一な照度で、且つ無駄なく高強度で照射することができる。
以下、本発明に係る照明装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る照明装置の斜視図、図2は図1に示した照明装置の平面図、図3は図2のA−A断面図である。
第1の実施の形態による照明装置は、複数のLED光源からの出射光を、反射鏡部材を用いて被照明領域に向けて照射するものであり、例えばダウンライトに好適に用いることができる。以下、照明装置がダウンライトである場合を例に説明する。ダウンライト100は、軸線方向の一端部が開口部21aとなる有底円筒形状の外筒21を有する。外筒21の開口側外周にはフランジ部23が形成され、フランジ部23は不図示の天井に穿設された取付穴の周縁に当接される。すなわち、外筒21の他端部(後部)は取付穴を介して天井懐内へ挿入される。
外筒21の内部には反射鏡部材であるユニットリフレクタ25が形成され、ユニットリフレクタ25は外筒21の開口部21aから表出する。ユニットリフレクタ25は、複数の第1反射部27と、外筒21の開口部21a近傍の内周壁に形成された第2反射部29とからなる。
第1反射部27には主要部として凹曲面鏡33が形成され、凹曲面鏡33は各LED光源31に対応して配設される。各第1反射部27は、LED光源31をそれぞれ凹曲面鏡33の底部位置に配置して、LED光源31からの出射光を照明領域に向けて反射する。本実施の形態では24個の第1反射部27が設けられるが、これに限らず任意の個数であって構わない。
各第1反射部27の後部には一枚の基板35が固定され、基板35には上記した複数のLED光源31が実装されている。各LED光源31は、基板35の同一平面上に配設される。これにより、多数のLED光源31が各凹曲面鏡33に対して高精度且つ容易に配置可能となっている。
LED光源31は、青色発光ダイオードと、この青色発光ダイオードからの青色光を黄色光に変換する蛍光体とを有する。これにより、LED光源31では、青色発光ダイオードから出射された青色光が蛍光体に吸収されると、蛍光体が黄色光を発し、この黄色光と吸収されなかった青色光とにより出射光が白色光となる。上記構成の他にも、紫外線発光ダイオードからの紫外光を受けて赤色、緑色、青色発光する蛍光体を有する構成であってもよい。紫外線発光ダイオードは、青色発光ダイオードと比較して約2倍の発光効率であり、経済的に優れ、より高輝度の照明装置を構築できる。
第1反射部27の凹曲面鏡33は、特に十字方向に対しては、隣接する凹曲面鏡の大径側縁部同士が重なった位置で相互に接続されることで、接近して高密度に配置可能となっている。これにより、LED光源31の配置密度の向上が見込め、単位面積当たりの光量の増大、すなわち、総光量の増大が可能となる。また、ダウンライト100では、光源サイズの小さいLED光源31が使用されるので、凹曲面鏡33の光軸に垂直な方向の半径が小さくなり、これによって、反射光の収束性が向上して高い輝度の照明光が得られるとともに、装置のコンパクト化が可能になる。
第2反射部29は、複数の第1反射部27が配列された最外縁部で被照明領域に向けて立設され、第1反射部27側からの光を被照明領域に向けて反射する。第2反射部29は、上記のように外筒21の開口部21a近傍の内周壁に形成されることで、環状の反射面37となる。
第2反射部29は、最外縁に配置された第1反射部27の凹曲面鏡33と連続して接続された反射面37を有する。このように、第1反射部27の凹曲面鏡33における周縁の一部分33a(図1参照)が、その周囲に包囲して設けられた第2反射部29の反射面37に連続するので、LED光源31からの出射光が、第1反射部27の凹曲面鏡33から第2反射部29の反射面37に渡って連続して反射する反射光となる。したがって、反射面37に段差が介在することで被照明領域に出現する不均一な照度ムラ(照度差)は発生しなくなっている。なお、環状の反射面37は、円環状の軸線方向に平行な断面が平坦状であってもよい。
第1反射部27、第2反射部29の各表面は、例えばコーティング加工によって凹曲面鏡33、反射面37が形成される。コーティング加工としては、例えばスパッタリングメッキが挙げられる。スパッタリングメッキは、専用プライマーによるベースコートの塗布、真空中でのアルミ蒸着、アルミ蒸着面へのウレタンクリアーコートによってなされる。
LED光源31は、ダウンライト100の中心から同心状に複数の環状列に沿って配列されている。第1反射部27の凹曲面鏡33も、これに伴って複数の環状列に沿って配列される。本実施の形態では、図2に示す半径r1,r2,r3(r1<r2<r3)の3重の環状配列となる。複数のLED光源31は、外筒21(図1参照)の中央部分の最隣接ピッチが狭く、周辺部分の最隣接ピッチが広く配設される(P1<P2<P3)。換言すれば、ダウンライト100の中央部分の最隣接ピッチが狭く、周辺部分の最隣接ピッチが広くなるように、半径r1,r2,r3が設定されている。これにより、例えば図1に示す中央部分の第1反射部27A,27Bからの照射光が拡散光で、周辺部分の第1反射部27Cからの照射光が平行光である場合に、照度の均一化を図るための照射光の好適な重畳制御が可能となっている。
また、ダウンライト100の中央部分の第1反射部27Aは、その配列ピッチが第1反射部27Aの平面視円形の最大直径距離よりも短く設定されている。換言すると、隣接する凹曲面鏡33の凹曲面外縁同士を重ねることで稜線を形成して配列されている。隣接する凹曲面鏡33同士の離間距離が短くなることで、隣接するLED光源31からの光の影(明暗差)が小さくなり、遠方の被照明領域における凹曲面鏡33隣接方向の照度が均一となる。そして、中央部分の第1反射部27Aから図2の上下左右方向に伸びる十字方向に対しては、第1反射部27B、27Cが、その十字方向の凹曲面鏡33の配列ピッチを上記同様に短く設定している。
さらに、外側の環状列における第1反射部27Cの凹曲面鏡33は、光出射方向に平行な断面が放物線からなる放物面で形成されている。本実施の形態では、この外側環状列の第1反射部27Cが、放物面(パラボラ面)で形成され、LED光源31がパラボラ面の焦点位置に配置されることで、周辺部分の第1反射部27Cから平行光が出射されて、被照明領域の明暗境界が鮮明に形成されるようになっている。
また、ダウンライト100の中央側の環状列における第1反射部27A,27Bの凹曲面鏡33は、光出射方向に平行な断面が楕円曲線からなる回転楕円曲面で形成することができる。LED光源31が回転楕円曲面の一方の焦点位置に配置されることで、中央部分からの照射光が拡散して出射され、被照明領域から外れないように拡散されたそれぞれの照射光が異なる位置で均等に重畳されるようになっている。なお、凹曲面鏡33を回転楕円曲面で形成した場合、他方の焦点を被照明領域の手前又は後方に設定することで、照射光を拡散又は集束させることができる。
なお、中央部分の第1反射部27A,27Bは、照射する場所や目的に応じて適宜に、周辺部分の第1反射部27Cと同様にパラボラ面で形成されてもよい。
また、第1反射部27の凹曲面鏡33は、図3に示すように、ダウンライト100の中央部分を浅く、周辺部分を深く形成している(h1<h2<h3)。したがって、凹曲面鏡33の有効反射面が周辺部分で大きくなる一方、中央部分で小さくなり、有効反射面が長い部分では光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面が短い部分では光軸に対して傾斜した光線成分を増大させることができるようになっている。
本実施の形態では、第1反射部27を最外縁部側からダウンライト100の中央部分に向けて斜めに形成したことにより、凹曲面鏡33の深さを異ならせている。図3に示すように、第1反射部27の光出射側端部である光出射面39が、最外縁部側から中央部分に向かって凹むように斜め(凹湾曲状)に形成されることで、凹曲面鏡33の深さが最外縁部と中央部分とで異なる(h1<h2<h3)ように形成できる。つまり、光出射面39が凹面状に形成されている。同一の基板平面上に複数のLED光源31を実装した場合に、簡素な構造で凹曲面鏡33の深さを異ならせることができ、上記した効果、すなわち、有効反射面の長い部分で光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面の短い部分で光軸に対して傾斜した光線成分を増大させることができる。また、光出射面39が、凹面で形成されることにより、照明装置100の斜め下方から光出射面39が視認され難くなり、点灯時における眩光が生じなくなる。
なお、ユニットリフレクタ25は、第1反射部27の光軸方向長さをユニットリフレクタ25の周辺部分の光軸方向長さより中央部分の光軸長さを長く形成してもよい。この場合、有効反射面が長い中央部分では光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面が短い周辺部分で光軸に対して傾斜した光線成分を増大させる効果が得られる。
図4は比較例である軸線対称形状の凹曲面鏡を(a)、実施例であるカット形状の凹曲面鏡を(b)に表した作用説明図である。
凹曲面鏡33の切断されない第1反射部27−1は、図4(a)に示すように、光軸Axに対称のパラボラ面43を備えることになり、LED光源31からの直接光と、反射面によって反射した反射光とが略平行光となって遠方領域に照射される。一方、凹曲面鏡33の切断された第1反射部27−2は、図4(b)に示すように、光軸Axを挟み一方側のパラボラ面44aで上記と同様に略平行光が照射され、光軸Axを挟むその反対側ではパラボラ面44bが傾斜して切除されていることにより、反射光が徐々に減少されつつ、LED光源31からの直接光の比率が徐々に増加される。その結果、図1〜図3に示す周辺部分の第1反射部27Cによれば、大局的な出射方位を固定しつつ、遠方への光量を維持しながら中央部分側への拡散光量を確保している。
次に、上記構成のダウンライト100の駆動方法を説明する。
図5はLED光源の駆動回路図である。
基板35には駆動回路45が接続され、駆動回路45はLED光源31に発光駆動電力を供給する。この駆動回路45としては、例えばフルレンジトランス等を用いることができる。駆動回路45は商用電源に接続し、商用電源からの電力を、直流、交流、又はパルス状の駆動電圧に変換してLED光源31に供給する。LED光源31は、駆動回路45が制御部47により制御されることで、定電流駆動でその輝度が設定される。制御部47には直流電源部49が接続され、不図示の照明パターン記憶部からの制御データを読み込むことで、駆動回路45へ駆動制御信号を送出する。
駆動回路45は、LED光源31の定電流パルス幅制御駆動回路として構成されている。図5中、51,53は抵抗、55,57はトランジスタ、59はツェナーダイオード、61はパルス発生回路である。
駆動回路45では、直流電源部49に抵抗51,53、トランジスタ55、ツェナーダイオード59で構成される定電流回路63をLED光源31と直列に接続し、LED光源31を発光させる。ツェナーダイオード59と並列にトランジスタ57が接続され、トランジスタ57のベースにはパルス発生器61が接続されている。トランジスタ57はパルス発生器61からのパルス電圧でオンするとツェナーダイオード59は短絡されるので、トランジスタ55のベース電流は0となり、トランジスタ55はオフとなる。すなわち、LED光源21の電流は遮断されるので消灯する。パルス発生器61からのパルス電圧がなくなると、トランジスタ57はオフとなるのでトランジスタ55のベースには電流が流れ、定電流回路63はLED光源21に定電流を供給しLED光源31を点灯させる。ここで、パルス発生器61からのパルス電圧の有りの時間と無しの時間の比を制御すること、すなわち、パルス幅制御することで、LED光源21の輝度を、駆動電流を変えることなく調整することができる。
トランジスタ55がオフとなるとLED光源31の電圧降下は期待できないので、トランジスタ55には電源電圧が印加されることになる。電源電圧が140Vである場合はトランジスタ55の耐圧は200V以上が必要になる。
第1反射部27では、制御部41によって各凹曲面鏡33におけるLED光源31の光量を適宜増減制御することで、中央部分から周辺部分までの照明のつなぎ目(境目)部分を連続的な照度とすることができ、照度の段差による照度ムラの発生を防止できる。
図6は図1に示した照明装置の照射光を光線で表した模式図、図7は図1に示した照明装置の取り付け位置から4.5m離れた被照明領域の照度分布を表した照度等高線図である。
このダウンライト100では、図6に示すように、第1反射部27から出射される外周側の光線L1が、第2反射部29によって光軸側へ反射され、光の拡散が抑止可能となる。つまり、第1反射部27の集光性が高められる。これにより、被照明領域の明暗境界が鮮明となる。
また、中央部分の第1反射部27A,27Bを回転楕円曲面、周辺部分の第1反射部27Cをパラボラ面とすることで、中央部分の第1反射部27からの照射光が拡散光L2、周辺部分の第1反射部27からの照射光が平行光L3となり、均一化を図るための好適な重畳制御が可能となる。これにより、図7に示すように、周辺部分からの平行光L3によって、被照明領域の明暗境界が鮮明に形成され、中央部分からの拡散光L2によって、被照明領域から外れないように拡散されたそれぞれの照射光が異なる位置で均等に重畳される。図7に示すように、上記構成のダウンライト100の照明効果をシミュレーションした結果、ダウンライト100の取り付け位置から4.5m離れた直径略400mmの被照明領域において、円形状の略均一な照度分布の形成されることが分かった。
図8は第1反射部の外側環状列を(a)、内側環状列を(b)で表した平面図、図9は第1反射部の内側・外側における各部照度と被照明領域の直径距離との相関を表したグラフである。
さらに、ダウンライト100は、凹曲面鏡33の光軸方向の有効反射面長さが、図8(a)の周辺部分の第1反射部27Cに示す周辺部分で長くなる一方、図8(b)の中央部分の第1反射部27A,27Bに示す中央部分で短くなる。これにより、周辺部分では光軸に平行な光線成分が増大し、中央部分では光軸に対して傾斜(拡散)した光線線分が増大する。
ここで、例えば周辺部分の第1反射部27Cのみを駆動した場合の照度分布をシミュレーションにより求めた結果を図9に示す(■)印の折れ線で表されるように、中央位置の照度が高く、周辺位置で急激に照度が低下する傾向がある。また、中央部分の第1反射部27A,27Bのみを駆動した場合の照度分布は、(▲)印の折れ線で表されように、広い範囲にわたって均一な照度となる傾向がある。そして、これらを同時駆動した照度分布は、(◆)印の折れ線で表されるように、中央の照度が高く、且つ、周辺の照度が急激に低くなることが抑止されたパターンとなり、被照明領域の明暗境界が鮮明で且つ円形内で照射光が均等に重畳され略均一となることが分かる。
したがって、上記構成を有する本実施の形態によるダウンライト100によれば、LED光源31の出射光を反射する複数の第1反射部27(27A,27B,27C)と、複数の第1反射部27の最外縁部に立設される環状の第2反射部29とを備えたので、第1反射部27から出射される外周側の光線を第2反射部29によって光軸側へ反射させて光の拡散を抑止制御できる。
また、複数のLED光源31は、複数の第1反射部27における中央部分の最隣接ピッチを狭く周辺部分の最隣接ピッチを広くしたので、照射光の重畳制御が可能となり、特に中央部分の第1反射部27A,27Bからの照射光が多重に重畳された拡散光で、周辺部分の第1反射部27Cからの照射光が指向性の高い平行光となり、均一化を図るための好適な重畳制御が可能となる。
さらに、第1反射部27の凹曲面鏡33は、光軸方向長さが、反射鏡部材であるユニットリフレクタ25の中央部分と周辺部分とで異なる(すなわち、ダウンライト100の中央部分を浅く周辺部分を深く形成した)ので、凹曲面鏡33の有効反射面が周辺部分で高くなる一方、中央部分で低くなり、周辺部分では光軸に平行な光線成分を増大させ、中央部分では光軸に対して傾斜した光線成分を増大させることができる。すなわち、周辺部分からの平行光によって、被照明領域の外縁部分に対して明暗境界が鮮明に形成される一方、中央部分からの拡散光によっては、被照明領域に拡散された照射光が、その明暗境界内においてそれぞれ均等に重畳される。特に中央部分の第1反射部27A,27Bからの照射光を拡散光、周辺部分の第1反射部27Cからの照射光を平行光とすることで、照度の均一化を図るための好適な反射光重畳制御が可能となる。この結果、コンパクトな装置構成で、複数のLED光源31からの光を、限られた面積の被照明領域に均一な照度で且つ無駄なく、すなわち、高強度で照射することができる。
次に、本発明に係る照明装置の第2の実施の形態を説明する。
図10は他の実施の形態に係る照明装置の分解斜視図、図11はカバーを除去した平面視を(a)、側面視を(b)に表した構成図、図12は図11のB−B断面図である。
本実施の形態による照明装置(ダウンライト)200は、軸線方向の一端部が開口部となる有底円筒形状の外筒79を有する。外筒79の開口側外周にはフランジ部73が形成され、フランジ部73は不図示の天井に穿設された取付穴の周縁に当接される。すなわち、外筒79の他端部(後部)は取付穴を介して天井懐内へ挿入される。また、フランジ部73には透明カバー75がビス77によって螺着され、透明カバー75は外筒79の開口部を覆う。
外筒79の内部には反射鏡部材であるユニットリフレクタ71が形成され、ユニットリフレクタ71は外筒79の開口部から表出する。ユニットリフレクタ71は、複数の第1反射部81を備えている。
第1反射部81には主要部として凹曲面鏡33が形成され、凹曲面鏡33は各LED光源31に対応して配設される。各第1反射部81は、LED光源31をそれぞれ凹曲面鏡33の底部位置に配置して、LED光源31からの出射光を照明領域に向けて反射する。本実施の形態では32個の第1反射部81が設けられるが、これに限らず任意の個数であって構わない。
各第1反射部81の後部には一枚の基板35が固定され、基板35には上記した複数のLED光源31が実装されている。各LED光源31は、基板35の同一平面上に配設される。これにより、多数のLED光源31が各凹曲面鏡33に対して高精度且つ容易に配置可能となっている。
ダウンライト200の中央部分の第1反射部81Aは、その配列ピッチが第1反射部81Aの平面視円形の最大直径距離よりも短く設定されている。換言すると、隣接する凹曲面鏡33の凹曲面外縁同士を重ねることで稜線を形成して配列されている。ユニットリフレクタ71の中央には複数の第1反射部81Aに包囲された頂き部83が形成されている。このように隣接する凹曲面鏡33同士の離間距離が短くなることで、隣接するLED光源31からの光の影(明暗差)が小さくなり、遠方の被照明領域における凹曲面鏡33隣接方向の照度が均一となる。
さらに、外側の環状列における第1反射部81Cの凹曲面鏡33は、光出射方向に平行な断面が放物線からなる放物面で形成されている。本実施の形態では、この外側環状列の第1反射部81Cが、放物面(パラボラ面)で形成され、LED光源31がパラボラ面の焦点位置に配置されることで、周辺部分の第1反射部81Cから平行光が出射されて、被照明領域の明暗境界が鮮明に形成されるようになっている。
また、ダウンライト200の中央側の環状列における第1反射部81A,81Bの凹曲面鏡33は、光出射方向に平行な断面が楕円曲線からなる回転楕円曲面で形成することができる。LED光源31が回転楕円曲面の一方の焦点位置に配置されることで、中央部分からの照射光が拡散して出射され、被照明領域から外れないように拡散されたそれぞれの照射光が異なる位置で均等に重畳されるようになっている。なお、凹曲面鏡33を回転楕円曲面で形成した場合、他方の焦点を被照明領域の手前又は後方に設定することで、照射光を拡散又は集束させることができる。
なお、中央部分の第1反射部81A,81Bは、照射する場所や目的に応じて適宜に、周辺部分の第1反射部81Cと同様にパラボラ面で形成されてもよい。
また、第1反射部81の凹曲面鏡33は、図12に示すように、ダウンライト100の中央部分を浅く、周辺部分を深く形成している。したがって、凹曲面鏡33の有効反射面が周辺部分で大きくなる一方、中央部分で小さくなり、有効反射面が長い部分では光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面が短い部分では光軸に対して傾斜した光線成分を増大させることができるようになっている。
本実施の形態では、ユニットリフレクタ71の光出射面85が凸面状に形成されている。すなわち、光出射面85は、最外縁部側から中央部分に向かって突出する凸面(凸曲面)で形成され、この凸面に上記した複数の第1反射部81が形成されている。
また、複数配列された第1反射部81のうち、最外縁部に配列された外側第1反射部81Cの光軸X2は、他の第1反射部81A,Bの光軸X1よりも外側に向けて傾斜されている。この傾斜角度θは、例えば4°程度に設定される。外側第1反射部81Cの光軸X2を外側に向けて傾斜することで、外側第1反射部81Cからの光が、明暗境界の外縁部分に拡散されて照射され、明暗境界の外側をなだらかに照度低下させ且つ外側に向けて傾斜させない場合に比べて被照明領域の拡大が可能となる。これにより、明確な明暗境界を緩和して、隣接する照明装置同士によって形成される被照明領域の照度差を生じ難くできる。つまり、被照明領域の全面をむら無く照明できる。
図13は図10に示した照明装置の第1反射部の内側・外側における各部照度と被照明領域の直径距離との相関を表したグラフである。
このグラフでは、第1反射部の表面処理と、外側第1反射部81Cの光軸の傾斜角度θとがそれぞれ異なる場合の照度分布が比較されている。すなわち、◆印は鏡面でθ=0°、■印は梨地状でθ=0°、▲印は鏡面でθ=4°、×印は梨地状でθ=4°、●印は蛍光灯の照度分布を表す。鏡面同士を比較した場合、θ=0°の◆印に比べ、θ=4°の▲印が中心からの距離300cm近傍で照度の高いことが分かる。つまり、傾斜させない場合に比べて被照明領域が拡大されている。
このダウンライト200によれば、斜め下方から光出射面85が視認可能となり、例えば省エネ制御を行う照明設備で、ダウンライト200の一部を所定の配置間隔で消灯する間引き制御等が行われる場合において、ダウンライト200ごとの点灯の有無が容易に視認可能となる。
次に、上記したダウンライト100,200の種々の変形例を以下に説明する。
図14は第1反射部の内側・外側を個別に制御するための駆動回路図、図15は第1反射部外側の照度分布を異なる離間距離別に表したグラフ、図16は第1反射部内側の照度分布を異なる離間距離別に表したグラフ、図17は第1反射部の内側・外側を種々の駆動電流で駆動した場合の照度と被照明領域の直径距離との相関を表したグラフである。
この変形例によるダウンライト100は、LED光源31が、ダウンライト100の中心から同心状に複数の環状列に沿って配列され、ダウンライト100の中央側の環状列と、外側の環状列とを独立して光量制御可能な光量制御手段(制御部)47Aに接続している。各駆動回路45の構成は、図5に示したものと同様であるのでその説明は省略する。
制御部47Aは、中央部分の第1反射部27A,27Bに対応するLED光源31aを駆動する駆動回路45と、周辺部分の第1反射部27Cに対応するLED光源31bを駆動する駆動回路45とをそれぞれ独立して制御可能としている。
図15に示すように、周辺部分の第1反射部27Cに対応するLED31bのみを駆動させてシミュレーションした結果、ダウンライト100の取り付け位置から2.0〜4.5m離れた被照明領域において、直径略200mmの狭い範囲で円形状の略均一な照度分布の形成されることが分かった。
また、図16に示すように、中央部分の第1反射部27A,27Bのみを駆動させてシミュレーションした結果、ダウンライト100の取り付け位置から3.0〜4.5m離れた被照明領域において、直径略400mmの広い範囲で円形状の略均一な照度分布の形成されることが分かった。
そして、周辺部分の第1反射部27Bと、中央部分の第1反射部27Aとのそれぞれの駆動回路45を、制御部47Aによって図17に示す適宜な電流値(例えば0,15,30mA)で選択的に制御することにより、中央側の環状列によって照射される被照明領域の照度分布と、外側の環状列によって照射される被照明領域との照度分布が任意に組み合わされて、それぞれ異なる照度パターンを生成することが可能となる。
図18は第1反射部の内側・外側における直径の大小関係を逆転させた変形例の平面図である。
この変形例によるダウンライト100Aは、第1反射部27の内側・外側における直径の大小関係を逆転させている。すなわち、中央部分の第1反射部27A,27Bより、周辺部分の第1反射部27Cの直径が小さく設定されている。
この変形例によれば、被照明領域における境界の明暗差を小さくできる。
そして、ダウンライトの取り付け位置や照明条件によっては、第1反射部27の内側・外側における凹曲面鏡の形状を、前述とは逆の、内側をパラボラ面、外側を回転楕円曲面としてもよい。つまり、必要とされる照明パターンを得るために、ダウンライトの形状は適宜変更され得るものである。特に図1〜図3に示す構成においては、床平面を照明するに極めて好適な構成となっている。
図19は第2反射部を省略した変形例の断面図である。
この変形例によるダウンライト100Bは、第2反射部29が省略されている。したがって、第2反射部29による集束効果は、周辺部分の第1反射部27Bが受け持つこととなる。このため、照射光の集束率は低下するが、外筒21の高さ寸法Hを小さくすることができ、天井懐の狭い天井に対しても取付けを可能にできる。
図20は第1反射部の凹曲面鏡表面を梨地状とした場合の照射光を光線で表した模式図である。
この変形例によるダウンライト100Cは、特に第1反射部27の反射面を梨地状に形成している。梨地反射面67は、凹曲面鏡33の被コーティング面を、ザラザラな所謂シボ仕上げとすることにより、スパッタリングメッキ後に梨地状に形成する等、適宜な方法で形成できる。また、第2反射部29の反射面についても梨地状としてもよい。
梨地反射面67によって反射された光は、巨視的に見れば鏡面反射となるが、微視的に見れば拡散して反射される。LED光源31からの光L4は梨地反射面67によって拡散され、凹曲面鏡33を鏡面状に表面処理した場合に比べ、反射面全体から均等な強度の光が連続的に出射可能となる。これにより、被照明領域において、照度分布が均一となり、照度ムラ(縞模様)や色ムラが防止される。
次に、本発明に係る第1反射部27の凹曲面鏡33の形状について詳述する。
図21は、楕円曲面からなる凹曲面鏡の第2焦点がそれぞれ異なる位置である場合(a),(b),(c)の照度分布を示す説明図である。
楕円曲面は2つの焦点位置があり、一つはLED光源31の発行面位置に設定し、他の焦点位置(第2焦点)は、第1反射部27の形状により任意に設定することができる。ここで、第2焦点を照射面(床面など)よりも手前側に設定した場合(a)は、LED光源31からの反射光が第2焦点で一旦集束され、第2焦点から照射面までの間で広がり、照射面上では広い範囲にわたって照明光が得られる。また、第2焦点を照射面に一致させた場合(b)は、狭い範囲を高強度で照明することができる。さらに、第2焦点を照射面より奥側に設定した場合(c)は、平行光に近い状態で照明光が得られ、パラボラ面と同様な指向性を有する照明光が得られる。
したがって、これらの照度分布を有する各楕円曲面を目的に応じて使い分けることで、所望の照度パターンを簡単に得ることができる。また、前述のように第1反射部27の凹曲面鏡33を、楕円曲面とパラボラ面との2種類の形状で構成する以外にも、第2焦点の位置が相互に異なる楕円曲面を複数混在配置させる構成であってもよい。例えば、第2焦点位置が照射面の手前側にあるものと、照射面にあるものとを、適宜な比率で混在配置して、ダウンライト全体としての光の拡散度合いを調整することが可能となる。混在配置方法としては、隣接する凹曲面鏡同士を異なる種類に設定したり、環状列毎に異なる種類に設定したり、中心から放射状に伸びる線上毎に異なる種類に設定したりできる。また、ランダムに配置して構成することもできる。
図22には、ダウンライト全体としての照度分布(a),(b)を示す説明図を示した。
図22(a)は中央部が高照度で周辺に離れるにしたがって低輝度になる中央高照度の照度パターンであり、図22(b)は中央部から周辺にかけて中程度の照度が得られる照度パターンである。
第1反射部27の凹曲面鏡33を、パラボラ面や図21(b)、(c)に示す楕円曲面の数を多く配置することで図22(a)の照度分布となる傾向が強くなり、図21(a)に示す楕円曲面の数を多く配置することで図22(b)の強度分布となる傾向が強くなる。
このように、パラボラ面と楕円曲面との凹曲面鏡33に対応するLED光源31の出力を調整する代わりに、凹曲面鏡33の形状の種類を多種混在配置させることにより、所望の照度パターンを得ることができる。つまり、パラボラ面と回転楕円曲面の個数を調整することにより、双方の照度分布を重み付けして合成することができ、必要とされる照明光を理想に近い状態で得ることができる。
また、さらには、複数の形状の凹曲面鏡33を混在配置して、それぞれに対応するLED光源の出力を適宜変更する構成としてもよい。この場合には、大局的な照度分布を凹曲面鏡33の形状で設定し、照度の微調整をLED光源の出力調整で行うこともできる。なお、この逆であってもよい。
以上説明したダウンライトでは、円環状にLED光源が配置されていたが、本発明はこれに限らない。
図23は第1反射部が四角形で配列された変形例の平面図である。
この変形例によるダウンライト100Dは、例えば周辺部分の第1反射部27Cが四角形の環状に配設されている。四角形の縦横比は任意に設定することができる。このように複数の第1反射部27が四角形配列されたダウンライト100Dによれば、複数台を近接して取り付けた場合、第1反射部27の密度を高めることができる。なお、この他、周辺部分の第1反射部27Cの配列は、三角形、六角形等の多角形や、楕円、長円であってもよい。
図24はLED光源が異なる平面上に配設された変形例の断面図である。
この変形例によるダウンライト100Eは、LED光源31の配設位置を変えることで、凹曲面鏡33の深さが最外縁部と中央部分とで異なる(h1<h2<h3)ように形成している。この変形例によれば、上記構成のように、光出射面39(図3参照)を中央部分に向かって凹むように斜め(凹湾曲状)に形成せずに、凹曲面鏡33の深さを相互に異ならせることができる。これによっても、有効反射面の長い周辺部分の第1反射部27Cで光軸に平行な光線成分を増大させ、有効反射面の短い中央部分の第1反射部27A,27Bで光軸に対して傾斜した光線成分を増大させることができる。従って、より一層の薄型化が可能となり、ダウンライト100Eの設置自由度が高められる。
以上、各種の変形例を第1の実施の形態における照明装置100の構成を基本に説明したが、第2の実施の形態における照明装置200の構成を基本としても、前述と同様の作用効果が得られる。
本発明に係る照明装置の斜視図である。 図1に示した照明装置の平面図である。 図2のA−A断面図である。 比較例である軸線対称形状の凹曲面鏡を(a)、実施例であるカット形状の凹曲面鏡を(b)に表した作用説明図である。 LED光源の駆動回路図である。 図1に示した照明装置の照射光を光線で表した模式図である。 図1に示した照明装置の取り付け位置から4.5m離れた被照明領域の照度分布を表した照度等高線図である。 第1反射部の外側環状列を(a)、内側環状列を(b)で表した平面図である。 第1反射部の内側・外側における各部照度と被照明領域の直径距離との相関を表したグラフである。 第2の実施の形態に係る照明装置の分解斜視図である。 カバーを除去した平面視を(a)、側面視を(b)に表した構成図である。 図11のB−B断面図である。 図10に示した照明装置の第1反射部の内側・外側における各部照度と被照明領域の直径距離との相関を表したグラフである。 第1反射部の内側・外側を個別に制御するための駆動回路図である。 第1反射部外側の照度分布を異なる離間距離別に表したグラフである。 第1反射部内側の照度分布を異なる離間距離別に表したグラフである。 第1反射部の内側・外側を種々の駆動電流で駆動した場合の照度と被照明領域の直径距離との相関を表したグラフである。 第1反射部の内側・外側における直径の大小関係を逆転させた変形例の平面図である。 第2反射部を省略した変形例の断面図である。 第1反射部の凹曲面鏡表面を梨地状とした場合の照射光を光線で表した模式図である。 楕円曲面からなる凹曲面鏡の第2焦点がそれぞれ異なる位置である場合(a),(b),(c)の照度分布を示す説明図である。 ダウンライト全体としての照度分布(a),(b)を示す説明図である。 第1反射部が四角形で配列された変形例の平面図である。 LED光源が異なる平面上に配設された変形例の断面図である。
符号の説明
25,71 ユニットリフレクタ(反射鏡部材)
27,81 第1反射部
29 第2反射部
31 LED光源
33 凹曲面鏡
35 基板
39 光出射面(光出射側端部)
47A 制御部(光量制御手段)
100,200 ダウンライト(照明装置)
h1〜h3 凹曲面鏡の深さ
P1,P2 中央部分の最隣接ピッチ
P3 周辺部分の最隣接ピッチ
X2 外側第1反射部の光軸
X1 他の第1反射部の光軸

Claims (14)

  1. LED光源からの光を反射鏡を用いて被照明領域に照射する照明装置であって、
    それぞれ同一の基板平面上に配設された複数のLED光源と、
    前記LED光源の光出射側に前記複数のLED光源それぞれに対応して配置された凹曲面鏡で前記LED光源の出射光を被照明領域に向けて反射する複数の第1反射部を有する反射鏡部材と、を備え、
    前記反射鏡部材は、光出射側端部が前記第1反射部の配列領域の最外縁部側から前記配列領域の中央部分に向けて傾斜して形成され、前記複数の第1反射部の光軸方向長さが、前記反射鏡部材の配列領域の中央部分と周辺部分とで異なることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1記載の照明装置であって、
    前記第1反射部の少なくとも一部は、前記凹曲面鏡の配列ピッチを前記第1反射部の平面視円形の最大直径距離よりも短く設定して、隣接する前記凹面鏡の凹曲面同士が重なった部分を終端縁とした稜線を形成したことを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の照明装置であって、
    前記反射鏡部材は、前記第1反射部の光軸方向長さを、前記反射鏡部材の中央部分の光軸方向長さより周辺部分の光軸長さを長く形成したことを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1または請求項2記載の照明装置であって、
    前記反射鏡部材は、前記第1反射部の光軸方向長さを、前記反射鏡部材の周辺部分の光軸方向長さより中央部分の光軸長さを長く形成したことを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の照明装置であって、
    前記反射鏡部材は、該反射鏡部材の光出射側端部が凹面状に形成されていることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の照明装置であって、
    前記反射鏡部材は、該反射鏡部材の光出射側端部が凸面状に形成されていることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項6記載の照明装置であって、
    前記反射鏡部材に複数配列された前記第1反射部のうち、最外縁部に配列された外側第1反射部の光軸方向が、他の第1反射部の光軸方向よりも外側に向けて傾斜されたことを特徴とする照明装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項記載の照明装置であって、
    前記反射鏡部材の第1反射部の配列領域における最外縁部に、前記被照明領域に向けて立設され前記第1反射部側からの出射光を前記被照明領域に向けて反射する環状の第2反射部が形成されたことを特徴とする照明装置。
  9. 請求項8記載の照明装置であって、
    前記第2反射部は、最外縁に配置された前記第1反射部の凹曲面鏡と連続して接続された反射面を有することを特徴とする照明装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項記載の照明装置であって、
    前記反射鏡部材の反射面の少なくともいずれかが梨地状に形成されたことを特徴とする照明装置。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項記載の照明装置であって、
    前記LED光源が、前記反射鏡部材の中心から同心状に複数の環状列に沿って配列され、
    前記LED光源の外側の環状列に対する前記第1反射部の凹曲面鏡が放物面で形成され、
    前記LED光源が前記放物面の焦点位置に配置されたことを特徴とする照明装置。
  12. 請求項1〜請求項10のいずれか1項記載の照明装置であって、
    前記LED光源が、前記反射鏡部材の中心から同心状に複数の環状列に沿って配列され、
    前記LED光源の中央側の環状列に対する前記第1反射部の凹曲面鏡が回転楕円曲面で形成され、
    前記LED光源が前記回転楕円曲面の一方の焦点位置に配置されたことを特徴とする照明装置。
  13. 請求項1〜請求項12のいずれか1項記載の照明装置であって、
    前記LED光源が、前記反射鏡部材の中心から同心状に複数の環状列に沿って配列され、
    前記照明装置の中央側の環状列と外側の環状列とを独立して光量制御可能な光量制御手段に接続されたことを特徴とする照明装置。
  14. 請求項1〜請求項13のいずれか1項記載の照明装置であって、
    前記反射鏡部材の第1反射部は、放物面で形成された凹曲面鏡と、回転楕円曲面で形成された凹曲面鏡とが混在配置されたことを特徴とする照明装置。
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