JP4015454B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サイドベント吹出口を有する車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より車両用空調装置においては、車室内中央部から乗員上半身に向けて空調風を吹き出すセンタベント吹出口および車両側面窓ガラスに向けて空調風を吹き出すサイドベント吹出口をともに開閉するベントドアに、サイドベント吹出口と常時連通する連通部を、設けたものが知られている。
【0003】
このような車両用空調装置においては、例えば、ベント吹出口を閉じて且つフット吹出口を開いてフット吹出口から空調風(通常は温風)を吹き出すいわゆるフットモードにおいても、前記連通部を介してサイドベント吹出口から空調風が吹き出されるため、車両側面窓ガラスの窓晴れ性を確保できるとともに乗員上半身の暖房感も確保できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような車両用空調装置にあっては、デフロスタ吹出口から空調風を吹き出して車両前面窓ガラスの曇り止めを行うデフロスタモードにおいても、ベントドアに設けられた前記連通部から空調風が吹き出されてしまうため、デフロスタ吹出口への配風量が減ってしまい、車両前面窓ガラスの窓晴れ性を十分に発揮できないおそれがあった。
【0005】
本発明はこのようなベントドアにサイドベント吹出口と常時連通する連通部を設けた従来の構造において、デフロスタモードおよびフットモードでサイドベント吹出口への配風量を好適に維持できる車両用空調装置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、送風経路で温度調節された空調風を車室内に吹き出すためのデフロスタ吹出口およびセンタベント吹出口およびサイドベント吹出口およびフット吹出口と、前記デフロスタ吹出口を開閉するデフロスタドアと、前記センタベント吹出口および前記サイドベント吹出口をともに開閉するベントドアと、フット吹出口を開閉するフットドアと、を備え、前記ベントドアに前記サイドベント吹出口と常時連通する連通部を設けた車両用空調装置において、全閉状態のベントドアの連通部を通過する風量を低減可能な風量絞り手段を設け、前記風量絞り手段は前記デフロスタ吹出口を開閉する前記デフロスタドアにより構成され、前記風量絞り手段としてのデフロスタドアは前記デフロスタ吹出口の全開位置で前記連通部の開度を絞りつつも当該デフロスタドアの全開位置で前記連通部を完全に覆わずに部分的に開いたままとする
【0007】
そして、前記デフロスタ吹出口と前記ベント吹出口とが隣接配置され、前記ベント吹出口と前記デフロスタ吹出口との分岐点に、前記デフロスタドアのヒンジ軸が設けられ、前記デフロスタドアのヒンジ軸に近接する位置に前記ベントドアの連通部が設けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ベントドアの全閉状態において該ベントドアの連通部を通過する風量を低減可能な風量絞り手段を設けたため、1)フットモードでは、前記連通部から所定量の空調風をサイドベント吹出口に通風させて、乗員上半身(乗員の顔や手など皮膚が直接露出している部位)に温風を配風することで、体全体の暖房感を提供できる。また、同時に車両側面窓ガラスの窓晴れ性も確保できる。2)一方、デフロスタモードでは、本発明にかかる風量絞り手段で、連通部からサイドベント吹出口への風量を最小限に絞ることにより、デフロスタ吹出口からの吹出量を十分に確保して車両前面ガラスの窓晴れ性を最優先としつつも、乗員上半身への暖房感も最小限確保できる。また、風量可変手段はデフロスタドアにより構成されるため、別途、風量可変手段を設ける必要がなく、コスト面で有利となる。
【0009】
また、請求項1記載の発明によれば、ベントドアの連通部がデフロスタドアのヒンジ軸に近接する位置に設けられているため、連通部を塞ぐことができるデフロスタドアを大型化せずにすむ。そのため、デフロスタドアの操作力が過大にならず、操作性のよいデフロスタドアを具現化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1はこの実施形態の車両用空調装置を示す概略断面図、図2は同車両用空調装置の要部を示す拡大断面図、図3は同車両用空調装置のベントドアの形状を示す斜視図、図4は各モードの空調風の流れを示す図であって、分図aはベントモードにおける空調風の流れを示す断面図、分図bはバイレベルモードにおける空調風の流れを示す断面図、分図cはフットモードにおける空調風の流れを示す断面図、分図dはデフロスタモードにおける空調風の流れを示す断面図、図5は図4cに示すフットモード時の連通部の開閉状態を示す上面図、図6は図4dに示すデフロスタモード時の連通部の開閉状態を示す上面図、図7は各モードにおける各吹出口への配風比を示す説明図である。
【0012】
図1に示すように車両用空調装置1は、ユニットケース2と、該ユニットケース2内に配設された送風手段としてのファン3と、エアフィルタ4と、冷却用熱交換器としてのエバポレータ5と、エアミックスドア6と、加熱用熱交換器としてのヒータコア7と、を備えている。なお、図1中符号DPはダッシュパネル、符号IPはインストルメントパネル、符号FWは前面窓ガラスである。
【0013】
ユニットケース2は、内部に送風経路Pが形成されているとともに、該送風経路Pに内外気を選択的に導入するための図示せぬ導入口と、該導入口から導入されて送風経路P内で温度調節された空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口9およびセンタベント吹出口10(図5、6参照)およびサイドベント吹出口11およびフット吹出口12と、が開口されている。 ファン3は、送風経路Pの上流側のブロア部8に収容されており、前記図示せぬ導入口から導入されて送風経路P内で温度調節された空気を前記各吹出口9,10,11,12から車室内に吹き出すためのものである。
【0014】
エアフィルタ4は、エバポレータ5の上流側に配設され、エバポレータ5の図示せぬフィンおよびヒータコア7の図示せぬフィンに異物が堆積して冷房能力,暖房能力が落ちてしまうようなことを防止するとともに、車室内に塵,埃が吹き出されないようにしている。
【0015】
エバポレータ5は図示せぬ冷凍サイクルに介装され、内部に低温低圧状態の冷媒を循環させて該冷媒に熱を吸熱させるものであり、一方、ヒータコア7は図示せぬ温水ラインに介装され、エンジンの排熱によって高温になったエンジン冷却水を熱源として発熱するものである。
【0016】
エアミックスドア6は、温度調整手段であり、エバポレータ5の下流側且つヒータコア7の上流側に配設され、エバポレータ5によって冷却除湿された空気をヒータコア7に流す温風経路P1とヒータコア7を迂回する冷風経路P2とに流れる風量を調節して、温風経路P1と冷風経路P2との合流部に設けられたエアミックスチャンバP3で所定の吹き出し温度になるようにするものである。なお、この実施形態のエアミックスドア6は、スライド式であり、ドアケース61とドア本体62とから構成されている。
【0017】
エアミックスチャンバP3の下流側には、該ミックスチャンバP3から分岐され、デフロスタ吹出口9に連通するデフロスタ吹出通路9aと、センタベント吹出口10に連通する図示せぬセンタベント吹出通路と、サイドベント吹出口11と連通するサイドベント吹出通路11aと、フット吹出口12と連通するフット吹出通路12aと、が設けられている。
【0018】
デフロスタ吹出口9は、ユニットケース2の上面に開口し、デフロスタダクト20に接続されて車両前面窓ガラスFWに空調風を吹き出すものである。センタベント吹出口10は、ユニットケース2の側面上部の車幅方向中央部に開口し、図外のセンタベントダクトに接続されて乗員胸部に向けて空調風を吹き出すものである。サイドベント吹出口11は、ユニットケース2の側面上部の車幅方向両側部に開口し、サイドベントダクト22に接続されて車両側面窓ガラスに向けて空調風を吹き出すものである。フット吹出口12は、図示せぬフロントフットダクトおよびリアフットダクトに接続され、乗員足下に向けて空調風を吹き出すものである。
【0019】
各吹出通路9a,10a,11a,12aの流入端部には、揺動式のデフロスタドア13およびバタフライ式のベントドア14および同じくバタフライ式のフットドア15が設けられている。デフロスタドア11はデフロスタ吹出口9を開閉し、ベントドア14はセンタベント吹出口10およびサイドベント吹出口11を共に開閉し、フットドア15はフット吹出口12を開閉するものである。この各ドア13,14,15は、インストルメントパネルに組み込まれたタッチパネル上のモード設定または温度設定などにより、制御手段を介して開閉制御されるようになっている。
【0020】
そして、ベントドア14は、図3に示すように、ヒンジ軸14hと、該ヒンジ軸14hの下側に取り付けられた板状の下翼16と、該ヒンジ軸14hの上側中央部に取り付けられた上翼中央部17と、該ヒンジ軸14hの上側両側部に取り付けられた板状の上翼両側部18,18と、を備えており、該上翼両側部18,18は、サイドベント吹出通路11aの流入端部を閉じた際に、隙間ができるように該サイドベント吹出通路11aの流入端部よりも小さく形成され、この小さく形成された分の隙間がサイドベント吹出口11への連通部19,19となる。そのため、デフロスタドア13でデフロスタ吹出口9を全閉し且つベントドア14でベント吹出口10、11を全閉し且つフットドア15でフット吹出口12を全開してフット吹出口12から空調風を吹き出す所謂フットモードにおいても、連通部19,19を介してサイドベント吹出口11,11から空調風を吹き出して、乗員上半身の暖房感を確保するとともに車両側面窓ガラスの窓晴れ性を確保できるようになっている。
【0021】
このフットモードにおけるサイドベント吹出口11への配風量は全体の15〜20%に設定されている。なお、フット吹出口12と連通部19、19との、開口面積比と配風比と必ずしも一致しないため、連通部19、19の開口面積はシュミレーションにより決定している。また、連通部19、19は、フットモードでのユニット内の温度分布シュミレーション結果を基にユニット内の冷風域に設けられ、フットモード時にはフット吹出口12からの吹出温度より若干低温の空調風がサイドベント吹出口11から吹き出されるようになっている。
【0022】
ここで、デフロスタ吹出口9とベント吹出口10,11とは隣接配置されており、そのデフロスタ吹出通路9aとベント吹出通路11aの分岐点にデフロスタドア9のヒンジ軸13hが設けられている。つまり、デフロスタドア13は、このヒンジ軸13hを中心にデフロスタ吹出口9を開閉し、デフロスタ吹出口9を全開にした際には、閉状態のベントドア14の連通部19に近接して、連通部19、19の通風面積を絞るように作用する。言い換えると、デフロスタドア13は、連通部19の通風量を低減可能な「風量絞り手段」として構成されている。しかも、デフロスタドア13は、該デフロスタドア13の全開位置においても図6に示すように連通部19、19を完全には塞がないように設定されている。なお、この実施形態では、デフロスタドア13は、ドア13,14の回転軸方向(この例では車幅方向)にそって、ベント吹出通路の流入端部よりも短尺に形成されることで、連通部19、19を完全には塞がないようになっている。また、サイドベント吹出口11以外はモード切替によって所定の配風を停止するためベント、フット、デフロスタの各ドア13、14、15に、図示せぬ気密用パッキンが貼付されている。
【0023】
以上のように構成された車両用空調装置1のベントモード、バイレベルモード、フットモード、デフロスタモードの各モードの空調風の流れを図4を参照しつつ説明する。
【0024】
(a)ベントモード
ベントモードはベント吹出口10,11から空調風が吹き出されるモードである。図4aに示すようにベントモードに設定されると図示せぬ制御手段によってデフロスタドア13が閉,ベントドア14が開,フットドア15が閉となり、センタ吹出口10およびサイドベント吹出口11から空調風が吹き出される。
【0025】
(b)バイレベルモード
バイレベルモードはベント吹出口10,11およびフット吹出口12の双方から空調風が吹き出されるモードである。図4bに示すようにバイレベルモードに設定されると図示せぬ制御手段によって、デフロスタドア13が閉,ベントドア14が開,フットドア15が開となり、ベント吹出口10,11およびフット吹出口12から同時に空調風が吹き出される。なお、ベント吹出口10,11とフット吹出口12とへの配風量は、ベントドア14およびフットドア15の開閉度によって決まる。
【0026】
(c)フットモード
フットモードはフット吹出口12から空調風が吹き出されるモードである。図4cに示すようにフットモードに設定されると図示せぬ制御手段によってデフロスタドア13が閉,ベントドア14が閉,フットドア15が開となり、フット吹出口12から空調風が吹き出される。このフットモードでは、ベントドア14に設けられた連通部19から全体の15〜20%の空調風が吹き出されて車両側面窓ガラスの曇り止め性が確保されるとともに、乗員上半身の暖房感が確保される。なお、フットモードにおいて窓曇防止の為、若干の風をデフロスタ吹出口9から吹き出すこともある(フット/デフロスタモード)。
【0027】
(d)デフロスタモード
デフロスタモードはデフロスタ吹出口9から空調風が吹き出されるモードである。図4dに示すように、デフロスタモードに設定されると図示せぬ制御手段によってデフロスタドア13が開,ベントドア14が閉,フットドア15が閉となり、デフロスタ吹出口9から空調風が吹き出される。このとき、デフロスタドア13の全開位置で該デフロスタドア13が連通部19の大部分を塞ぐことで、連通部19からサイドベント吹出口11への配風量を空調風全体の5〜10%に絞って、デフロスタ吹出口9への配風を優先できるようになっている。そのため、車両前面窓ガラスFWが著しく曇ってしまい早急に該曇りを晴らしたいとき等において、サイドベント吹出口11への配風量を絞って、車両前面窓ガラスFWの雲り止めを最優先できる。しかも同時に、連通部19からも全体の5〜10%の空調風が吹き出されるため、乗員上半身の暖房感を最小限確保して好適な車室内環境を提供できる。
【0028】
この実施形態の車両用空調装置1によれば、ベントドア14の全閉位置においてベントドア14の連通部19、19を通過する風量を低減可能な「風量絞り手段」13を設けたため、1)フットモードでは、連通部19、19から空調風全体の15〜20%をサイドベント吹出口11に通風させて、乗員上半身(乗員の顔や手など皮膚が直接露出している部位)に温風を配風することで、乗員に体全体の暖房感を提供できる。また、同時に車両側面窓ガラスの窓晴れ性も確保できる。2)一方、デフロスタモードでは、連通部19、19からサイドベント吹出口11への風量を「風量絞り手段」13で最小限(空調風全体の5〜10%)に絞ることにより、デフロスタ吹出口9からの吹出量を十分に確保して車両前面ガラスFWの窓晴れ性を最優先しつつも、乗員上半身への暖房感も最小限確保できる。
【0029】
また、この実施形態によれば、「風量可変手段」をデフロスタドア13により構成したため、別途、風量可変手段を設ける必要がなくコスト面で有利となる。
【0030】
また、本実施形態の車両空調装置1によれば、ベントドア14の連通部19がデフロスタドア13のヒンジ軸13hに極近接する位置に設けられているため、連通部19を塞ぐことができるデフロスタドア13を、大型化せずにすむ。そのため、デフロスタドア13の操作力が過大にならず、操作性のよいデフロスタドア13を具現化することができる。
【0031】
なお、ベントドア14に形成された連通部19の形状としては、図3に示したような形状に限られずその他この発明に要旨に沿って変更可能である。また、この発明によれば、「風量絞り手段」としてデフロスタドア25を利用する以外に、図8に示すように連通部19の通風面積を絞ることができるドア26を別途設けた構造であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施形態の車両用空調装置を示す概略断面図
【図2】同車両用空調装置の要部を示す拡大断面図
【図3】同車両用空調装置のベントドアの形状を示す斜視図
【図4】同車両用空調装置の各モードの空調風の流れを示す図であって、分図aはベントモードにおける空調風の流れを示す断面図、分図bはバイレベルモードにおける空調風の流れを示す断面図、分図cはフットモードにおける空調風の流れを示す断面図、分図dはデフロスタモードにおける空調風の流れを示す断面図
【図5】図4cに示すフットモード時の連通部の開閉状態を示す上面図
【図6】図4dに示すデフロスタモード時の連通部の開閉状態を示す上面図
【図7】各モードにおける各吹出口への配風比を示す説明図である。
【図8】本発明にかかる風量絞り手段の他の例を示す図。
【符号の説明】
1 車両用空調装置
9 デフロスタ吹出口
10 センタベント吹出口
11 サイドベント吹出口
12 フット吹出口
13 デフロスタドア(風量絞り手段)
14 ベントドア
15 フットドア
19 連通部
26 ドア(風量絞り手段)

Claims (1)

  1. 送風経路(P)で温度調節された空調風を車室内に吹き出すためのデフロスタ吹出口(9)およびセンタベント吹出口(10)およびサイドベント吹出口(11)およびフット吹出口(12)と、前記デフロスタ吹出口(9)を開閉するデフロスタドア(13)と、前記センタベント吹出口(10)および前記サイドベント吹出口(11)をともに開閉するベントドア(14)と、フット吹出口を開閉するフットドア(15)と、を備え、前記ベントドア(14)に前記サイドベント吹出口(11)と常時連通する連通部(19)を設けた車両用空調装置(1)において、
    全閉状態の前記ベントドア(14)の連通部(19)を通過する風量を低減可能な風量絞り手段(13、26)を設け、
    前記風量絞り手段(13)は、前記デフロスタ吹出口(9)を開閉する前記デフロスタドア(13)により構成され、
    前記デフロスタ吹出口(9)と前記ベント吹出口(10、11)とが隣接配置され、
    前記ベント吹出口(10、11)と前記デフロスタ吹出口(9)との分岐点に、前記デフロスタドア(13)のヒンジ軸(13h)が設けられ、
    前記デフロスタドア(13)のヒンジ軸(13h)に近接する位置に前記ベントドア(14)の連通部(19)が設けられ、
    前記風量絞り手段としてのデフロスタドア(13)は、前記デフロスタ吹出口(9)の全開位置で前記連通部(19)の開度を絞りつつも当該デフロスタドア(13)の全開位置で前記連通部(19)を完全に覆わずに部分的に開いたままとすることを特徴とする車両用空調装置。
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