JP4014690B2 - 情報再生装置及び情報再生方法並びに情報記録再生システム - Google Patents

情報再生装置及び情報再生方法並びに情報記録再生システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報の再生のみが可能な再生専用領域と、情報の記録再生の双方が可能な記録再生領域とを備えた、色素膜記録方式のいわゆるハイブリッドディスクの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆる位相ピットにより情報を記録した再生専用のCD(Compact Disk)等の再生専用光ディスクが広く一般化している。そして、この再生専用光ディスクにおいては、再生時のRF(Radio Frequency)信号のレベルを最大とするため、当該位相ピットの深さが、再生用の光ビーム(レーザ光)の波長λに対して、λ/4となるように形成されている。
【0003】
一方、上記再生専用光ディスクと異なり、情報の記録が可能な光ディスクも一般化している。その中で、一回のみ情報の記録が可能な光ディスクとして、いわゆるCD−R(CD-Recordable)等の追記型光ディスクが知られている。この追記型光ディスクにおいては、色素膜により記録層を形成し、これに記録すべき情報により強度変調された記録用の光ビームを照射して当該照射された部分の色素膜の反射率を変化させることにより情報を記録する構成が一般的である。そして、情報の再生時においては、この反射率の違いにより記録されている情報を再生する。
【0004】
ここで、上記追記型光ディスクにおいては、その記録時には、記録すべき情報における“H”に相当するタイミングにおける光ビームを記録用強度とし、記録すべき情報における“L”に相当するタイミングにおける光ビームを上記記録用強度より弱い再生用強度とし、この記録用強度と再生用強度とを切り換えることにより色素膜の反射率を変化させて記録している。従って、記録用光ビームの強度を向上させる意味で出射される光ビームの利用効率は高い方がよい。
【0005】
更に、追記型光ディスクにおける記録時には、情報を記録すべき記録トラック上に正しく光ビームを照射させつつ情報を記録するためのいわゆるトラッキング制御が必要である。そして、当該トラッキング制御の方法としては、従来から種々の方法が知られているが、追記型光ディスクに情報を記録する場合には、上記光ビームの利用効率の向上の観点から、一の光ビームを用いるいわゆるプッシュプル方式が取られるのが一般的である。そして、当該プッシュプル方式により出力されるトラッキング制御のためのトラッキングエラー信号のレベルを最大とするためには、追記型光ディスクにおける情報トラックの高さは光ビームの波長λに対してλ/8である必要がある。
【0006】
従って、追記型光ディスクにおいては、情報再生時のことも考慮して実際の情報トラックの深さが上記波長λに対してλ/8とλ/4の間の所定値とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の情報のマルチメディア化等を考慮すると、上記再生専用光ディスクと追記型光ディスクの双方の特性を兼備えた光ディスクがあれば更に利便性が向上するが、従来この類いの光ディスクは一般的には余り見られない。
【0008】
また、従来の手法を単純に組み合わせて再生専用光ディスクと追記型光ディスクの双方の特性を兼備えた光ディスク(以下、ハイブリッドディスクという。)を構成しようとすると、再生専用領域のピットの深さは上記のようにλ/4とされ、一方で記録再生領域の情報トラックの深さはλ/8とλ/4の間の所定値とされることとなる。
【0009】
ところが、現在の光ディスク製造技術においては、一枚の光ディスク内に異なった深さのピットと情報トラックとを混在させて形成することは、その歩留り等の観点から極めて困難であるという問題点があった。
【0010】
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題は、簡易な工程で製造可能な、再生専用領域と記録再生領域との双方を備えた色素記録媒体を提供すると共に、当該再生専用領域からの情報の再生を確実化することが可能なトラック形成装置並びに情報再生装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の発明は、再生トラックが形成されると共に、記録されている再生情報の再生のみが可能な再生専用領域と、照射された再生パワーの光ビームに対する反射率を一回のみ変更可能な色素膜により、当該光ビームの照射方向に対して凸状の記録再生トラックが形成されており、当該記録再生トラックに対して記録再生情報の記録及び再生の双方が可能な記録再生領域と、を有し、前記再生トラックは、前記色素膜により前記記録再生トラックの高さと同一の高さにて形成された色素ピットが、前記再生情報に対応して前記照射方向に対して凸状に複数個並んで配置されることにより形成され、照射される前記再生パワーの光ビームに対する反射率を前記色素ピットの有無により変化させて前記再生情報を再生すると共に、前記再生専用領域に対して記録パワーの光ビームを照射することにより、前記色素ピットにおける前記再生パワーの光ビームの反射率を変更した状態にて前記再生情報が再生される色素記録媒体に記録されている前記再生情報を再生する情報再生装置であって、前記再生情報の再生前に前記再生専用領域の全ての前記色素ピットに対して前記記録パワーの事前光ビームを照射し、夫々の前記色素ピットにおける前記反射率を変化させる事前光ビーム照射手段と、前記反射率が変化した色素ピットに対して前記再生パワーの光ビームを照射する再生光ビーム照射手段と、前記再生パワーの光ビームの前記再生トラックからの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、前記受光信号に基づいて前記再生情報を再生する再生手段と、を備える。
【0013】
請求項に記載の発明は、再生トラックが形成されると共に、記録されている再生情報の再生のみが可能な再生専用領域と、照射された再生パワーの光ビームに対する反射率を一回のみ変更可能な色素膜により、当該光ビームの照射方向に対して凸状の記録再生トラックが形成されており、当該記録再生トラックに対して記録再生情報の記録及び再生の双方が可能な記録再生領域と、を有し、前記再生トラックは、前記色素膜により前記記録再生トラックの高さと同一の高さにて形成された色素ピットが、前記再生情報に対応して前記照射方向に対して凸状に複数個並んで配置されることにより形成され、照射される前記再生パワーの光ビームに対する反射率を前記色素ピットの有無により変化させて前記再生情報を再生すると共に、前記再生専用領域に対して記録パワーの光ビームを照射することにより、前記色素ピットにおける前記再生パワーの光ビームの反射率を変更した状態にて前記再生情報が再生される色素記録媒体に記録されている前記再生情報を再生する情報再生方法であって、前記再生情報の再生前に前記再生専用領域の全ての前記色素ピットに対して前記記録パワーの事前光ビームを照射し、夫々の前記色素ピットにおける前記反射率を変化させる事前光ビーム照射工程と、前記反射率が変化した色素ピットに対して前記再生パワーの光ビームを照射する再生光ビーム照射工程と、前記再生パワーの光ビームの前記再生トラックからの反射光を受光して受光信号を生成する受光工程と、前記受光信号に基づいて前記再生情報を再生する再生工程と、を備える。
【0041】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に好適な実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施の形態は、情報の再生のみが可能な再生専用領域(以下、ROM(Read Only Memory)領域という。)と、情報の一回のみの記録と複数回の再生が可能な記録再生領域(以下、追記領域という。)とを備えた色素記録媒体としての上記ハイブリッドディスク及び当該ハイブリッドディスクの製造時においてROM領域に情報を記録するためのいわゆるカッティング装置並びにハイブリッドディスクに対して情報の記録再生を行う情報記録再生装置に対して本発明を適用した実施の形態である。
【0042】
(I)ハイブリッドディスクの実施の形態
始めに、本発明に係るハイブリッドディスクの実施形態について、図1乃至図4を用いて説明する。なお、図1はハイブリッドディスクの全体構成を示す平面図であり、図2は上記追記領域の形状等を示す拡大図であり、図3は追記領域に記録される情報のフォーマット等を示す図であり、図4は上記ROM領域の形状等を示す拡大図である。
【0043】
先ず、ハイブリッドディスクの全体構成について、図1を用いて説明する。
【0044】
図1に示すように、実施形態のハイブリッドディスク1は、ハイブリッドディスク1の回転時において当該ハイブリッドディスク1を固定するためのクランプ孔CHと、リードインエリアLIと、ROM領域ROと、追記領域RPと、リードアウトエリアLOを備えている。この構成において、リードインエリアLI及びリードアウトエリアLOには、ハイブリッドディスク1に記録されている情報を自動再生等するための情報が記録されており、例えば、リードインエリアLIには、ハイブリッドディスク1がROM領域RO及び追記領域RPを備えたハイブリッドディスクであるのか、又は通常のCD(CD−ROMである場合を含む。)であるかを示す、いわゆるTOC(Table Of Contents)情報等が記録されている。また、実際に情報が記録されているROM領域ROの記憶容量と追記される追記領域RPの記録容量との総計は、近年一般化しつつあるDVDと同等(約5ギガバイト)程度である。更に、クランプ孔CHとリードインエリアLIとの間の領域は、通常は情報が何も記録されない領域である。
【0045】
次に、上記追記領域RPの細部構造について、図2及び図3を用いて説明する。
【0046】
図2において、追記領域RPは色素膜5を備えた一回のみ情報の書込みが可能な色素記録媒体として形成されており、記録再生トラックとしてのグルーブトラック2と当該グルーブトラック2に再生光又は記録光としてのレーザビーム等の光ビームBを誘導するためのランドトラック3が形成されている。また、それらを保護するための保護膜7及び記録された情報を再生する際に光ビームBを反射するための金蒸着面6を備えている。そして、このランドトラック3にプリ情報に対応するプリピット4が形成されている。このプリピット4はハイブリッドディスク1を出荷する前に予め形成されているものである。
【0047】
ここで、プリピット4を形成して記録されているプリ情報は、追記領域RPに対する情報の記録再生の際に当該ハイブリッドディスク1の回転を制御するための回転制御情報及び情報の記録の際に検出される当該情報を記録すべき追記領域RP内の位置を示すアドレス情報等が含まれている。
【0048】
更に、当該追記領域RPにおいては、グルーブトラック2をハイブリッドディスク1の回転速度に対応する周波数でウォブリングさせて上記回転制御情報を記録している。このグルーブトラック2のウォブリングによる回転制御情報の記録は、上記プリピット4と同様に、ハイブリッドディスク1を出荷する前に予め実行されるものである。
【0049】
そして、追記領域RPに記録情報(プリ情報以外の本来記録すべき画像情報等の情報をいう。以下同じ。)を記録する際には、後述の情報記録再生装置においてグルーブトラック2のウォブリングの周波数を検出することにより回転制御情報を取得してハイブリッドディスク1を所定の回転速度で回転制御すると共に、プリピット4を検出することにより予めプリ情報を取得し、それに基づいて記録光としての光ビームBの最適出力等が設定されると共に上記アドレス情報等が取得され、このアドレス情報に基づいて記録情報が対応する追記領域RP中の記録位置に記録される。
【0050】
ここで、記録情報の記録時には、光ビームBをその中心がグルーブトラック2の中心と一致するように照射してグルーブトラック2上に記録情報に対応する記録情報ピットを形成することにより記録情報を形成する。この時、光スポットSPの大きさは、図2に示すように、その一部がグルーブトラック2だけでなくランドトラック3にも照射されるように設定される。そして、このランドトラック3に照射された光スポットSPの一部の反射光を用いてプッシュプル法(ハイブリッドディスク1の回転方向に平行な分割線により分割された光検出器を用いたプッシュプル法(以下、ラジアルプッシュプル方式という。))によりプリピット4からプリ情報を検出して当該プリ情報が取得されると共に、グルーブトラック2に照射されている光スポットSPの反射光を用いてグルーブトラック2からウォブリング信号が検出されて回転制御用のクロック信号が取得される。
【0051】
次に、追記領域RPに予め記録されているプリ情報並びに追記される記録情報の記録フォーマットについて、図3を用いて説明する。なお、図3において、上段は記録情報における記録フォーマットを示し、下段の波型波形は当該記録情報を記録するグルーブトラック2のウォブリング状態(グルーブトラック2の平面図)を示し、記録情報とグルーブトラック2のウォブリング状態の間の上向き矢印は、プリピット4が形成される位置を模式的に示すものである。ここで、図3においては、グルーブトラック2のウォブリング状態は、理解の容易のため実際の振幅よりも大きい振幅を用いて示してあり、記録情報は当該グルーブトラック2の中心線上に記録される。
【0052】
図3に示すように、追記領域RPに記録される記録情報は、予め情報単位としてのシンクフレーム毎に分割されている。そして、26のシンクフレームにより一のレコーディングセクタが形成され、更に、16のレコーディングセクタにより一のECC(Error Correcting Code )ブロックが形成される。なお、一のシンクフレームは、上記記録情報を記録する際の記録フォーマットにより規定されるビット間隔に対応する単位長さ(以下、Tという。)の1488倍(1488T)の長さを有しており、更に、一のシンクフレームの先頭の14Tの長さの部分にはシンクフレーム毎の同期を取るための同期情報SYが記録される。
【0053】
一方、追記領域RPに記録されているプリ情報は、シンクフレーム毎に記録されている。ここで、プリピット4によるプリ情報の記録においては、記録情報内の夫々のシンクフレームにおける同期情報SYが記録される領域に隣接するランドトラック3上にプリ情報における同期信号を示すものとして必ず一のプリピット4が形成されると共に、当該同期情報SY以外の当該シンクフレーム内の前半部分に隣接するランドトラック3上に記録すべきプリ情報の内容(アドレス情報)を示すものとして二又は一のプリピット4が形成される(なお、同期情報SY以外の当該シンクフレーム内の前半部分については、記録すべきプリ情報の内容によってはプリピット4が形成されない場合もある。)。この際、本実施形態においては、一のレコーディングセクタにおいては、偶数番目のシンクフレーム(以下、EVENフレームという。)のみ又は奇数番目のシンクフレーム(以下、ODDフレームという。)のみにプリピット4が形成されてプリ情報が記録される。すなわち、図3において、EVENフレームにプリピット4が形成された場合には(図3において実線上向き矢印で示す。)それに隣接するODDフレームにはプリピット4は形成されない。
【0054】
一方、グルーブトラック2は、全てのシンクフレームに渡って140kHz(一のシンクフレームが8波に相当する周波数)の一定ウォブリング周波数f0でウォブリングされている。そして、後述の情報記録再生装置において、当該一定のウォブリング周波数f0を検出することでスピンドルモータの回転制御のための信号が検出される。
【0055】
次に、上記ROM領域ROの細部構造について、図4を用いて説明する。
【0056】
図4に示すように、ROM領域ROにおいても、上記追記領域RPと同様なランドトラック3’及びグルーブトラック2’が形成されている。このうち、グルーブトラック2’は、追記領域RPにおけるグルーブトラック2と同様の色素膜5により形成されており、更に、グルーブトラック2’の高さとグルーブトラック2の高さとが同一となるように形成されている。
【0057】
更に、グルーブトラック2’は、上記色素膜5よりなる色素ピットPがトラック毎に複数個並んで形成されている。この色素ピットPは、いわゆるCDにおける位相ピットと同様にROM領域ROに記録すべき情報に対応した形状(一の色素ピットPにおいては、その長さが3Tから14Tの範囲で記録すべき情報に対応している。)とされている。ここで、一のグルーブトラック2’における二つの色素ピットPの間の部分の色素膜5は他の部分の色素膜5よりも薄くなっている。更に、二つの色素ピットPの間の部分並びにランドトラック3’は、上記追記領域RPにおけるランドトラック3のプリピット4以外の部分と同一平面とされている。
【0058】
一方、色素ピットPが連続することにより記録されている情報を再生する場合には、図4に示すように光ビームBを照射し、色素ピットPが存在する部分と存在しない部分との当該光ビームBの反射光量の違いを検出して情報が再生される。このとき、本実施形態のハイブリッドディスク1においては、ROM領域ROから情報を再生する前に、後述の記録パワー(すなわち、上記追記領域RPにおけるグルーブトラック2に対して記録情報ピットを形成する際の光ビームBのパワー)で全ての色素ピットPに対して光ビームBを照射し、色素ピットP(すなわち、色素膜5)の特性を変化させ(より具体的には、その光ビームBに対する反射率を変化させ)、これにより、その後の実際の再生において色素ピットPが存在する部分のグルーブトラック2’の反射率と色素ピットPが存在しない部分の反射率とを異ならせることにより、光ビームBの反射光に基づいて情報が再生される。
【0059】
なお、図4に示すグルーブトラック2’においては、再生に当たって回転制御情報等を読み出す必要はないので、追記領域RPにおける上述のグルーブトラック2のようなウォブリングが施されていないと共に、プリピット4も形成されていない。
【0060】
(II)カッティング装置の実施形態
次に、追記領域RP及びROM領域ROを夫々図2及び図4に示す形状に形成するためのカッティング装置について、図5を用いて説明する。
【0061】
初めに、実施形態に係るカッティング装置の構成について説明する。なお、図5に示すカッティング装置は、上記ハイブリッドディスク1を大量生産するためのスタンパディスクを製作するためのものである。
【0062】
図5に示すように、実施形態のカッティング装置Cは、データ発生部10及び20と、8−16変調部11と、パラレル/シリアル変換器12及び21と、プリフォーマット用エンコーダ22と、クロック信号発生部23と、レーザ発生装置24と、変調手段、形成手段としての光変調器25と、形成手段としての対物レンズ26と、移動手段としてのスピンドルモータ29と、回転検出器30と、回転サーボ回路31と、送りユニット32と、位置検出器33と、サーボ回路34とにより構成されている。更に、レーザ発生装置24は、グルーブトラック2又は2’を形成するための光ビームLGを出射する出射装置24Gと、ランドトラック3又は3’を形成するための光ビームLLを出射する出射装置24Lとにより構成されている。
【0063】
一方、スタンパディスクは、スタンパディスク本体としてのガラス基盤27と、ガラス基盤上にコーティングされた各トラック等を形成するためのレジスト(感光材)28とにより構成されている。
【0064】
次に、各部の動作を説明する。
【0065】
始めに、ROM領域ROを形成する際の動作について説明する。
【0066】
スタンパディスク上にROM領域ROを形成する際には、同時に当該ROM領域ROに記録すべき情報に対応する色素ピットPに相当するピット(スタンパディスク上ではレジスト28がカッティングされることにより当該ピットが形成されることとなる。)が形成されるわけであるが、この際に当該情報に対応するデータ情報Sprはデータ発生部10において生成される。そして、8−16変調部11において、クロック信号発生部23から出力されるクロック信号CLK(周期は上記Tとされている。)に基づき当該データ情報Sprに対して8−16変調及び上記ECCブロックの形成が施され、パラレル/シリアル変換器12においてパラレル/シリアル変換された後、記録情報Srrとして光変調器25に出力される。
【0067】
次に、光変調器25は、入力した記録情報Srrに基づいて光ビームLGを強度変調して対物レンズ26に出射する。このとき、当該記録情報Srrは上記データ情報Sprに対応した“H”信号と“L”信号の組み合わせにより形成されており、例えば、当該“H”信号が光ビームLGにおける弱い強度に対応し、当該“L”信号が光ビームLGにおける強い強度に対応している。そして、このように強度変調された光ビームLGがレジスト28に照射されることにより、色素ピット5に対応するピットがレジスト28上に形成される。
【0068】
一方、光ビームLLについては、ランドトラック3’を形成する際には、図示しないDC(直流)駆動装置により一定の強度が保たれて対物レンズ26に出射される。
【0069】
そして、強度変調された光ビームLGと一定強度の光ビームLLが同時に対物レンズから出射され、レジスト28上のROM領域ROに対応する位置にグルーブトラック2’及びランドトラック3’を形成していく。
【0070】
このとき、当該光ビームLGと光ビームLLの照射と並行して、スピンドルモータ29はスタンパディスクを回転させる。ここで、スタンパディスクの回転数は回転検出器30により検出され、その検出された回転数に基づいて、回転サーボ回路31によりスタンパディスクの回転がサーボ制御される。このとき、回転サーボ回路31は、スタンパディスクの一回転に一回の一回転検出信号Ssをプリフォーマット用エンコーダ22及びスピンドルモータ29に出力する。
【0071】
更に、これと並行して、送りユニット32は、螺旋状のグルーブトラック2’及びランドトラック3’を形成するために、スタンパディスクの回転に対応してスピンドルモータ29及びスタンパディスクを当該スタンパディスクの半径方向に送る。このとき、送りユニット32の位置は位置検出器33により検出され、検出された送りユニット32の位置に基づいて送りユニットの移動が送りサーボ回路34によりサーボ制御される。
【0072】
以上の各部の動作により、光ビームLLと光ビームLGが、照射位置をスタンパディスクの半径方向にずらしつつ照射され、スタンパディスク上のROM領域ROに対応する領域に同心螺旋状のグルーブトラック2’及びランドトラック3’が形成される。
【0073】
次に、追記領域RPを形成する際の動作について説明する。
【0074】
スタンパディスク上に追記領域RPを形成する際には、グルーブトラック2の形成と同時に当該追記領域RPに記録すべきプリ情報に対応するプリピット4に相当するピットが形成されるわけであるが、この際に当該プリ情報に対応するデータプリ情報Sppはデータ発生部20において生成される。そして、パラレル/シリアル変換器21において、当該データプリ情報Sppがパラレル/シリアル変換される。次に、パラレル/シリアル変換されたデータプリ情報Sppは、プリフォーマット用エンコーダ22において、クロック信号CLK及び一回転検出信号Ssに基づき、図3に示す記録フォーマットでプリピット4を形成するための記録プリ情報Srに変換され、光変調器25に出力される。
【0075】
次に、光変調器25は、入力した記録プリ情報Srに基づいて光ビームLLを強度変調して対物レンズ26に出射する。このとき、当該記録プリ情報Srは上記データプリ情報Sppに対応した“H”信号と“L”信号の組み合わせにより形成されており、例えば、当該“H”信号が光ビームLLにおける弱い強度に対応し、当該“L”信号が光ビームLLにおける強い強度に対応している。そして、このように強度変調された光ビームLLがレジスト28に照射されることにより、プリピット4に対応するピットを有するランドトラック3がレジスト28上に形成される。
【0076】
一方、光ビームLGについては、グルーブトラック2を形成する際には、図示しないDC駆動装置により一定の強度が保たれると共に、当該グルーブトラック2を図2又は図3に示すようにウォブリングさせるべく照射位置が制御されて対物レンズ26に出射される。
【0077】
そして、強度変調された光ビームLLと一定強度で照射位置が制御される光ビームLGが同時に対物レンズ26から出射され、レジスト28上の追記領域RPに対応する位置にグルーブトラック2及びランドトラック3(プリピット4を含む。)を形成していく。
【0078】
このとき、当該光ビームLGと光ビームLLの照射と並行して実行されるスピンドルモータ29、回転検出器30、回転サーボ回路31、送りユニット32、位置検出器33及び送りサーボ回路34の動作は上記ROM領域ROを形成する場合とほぼ同様であるので、細部の説明は省略する。なお、回転検出器30については、プリフォーマット用エンコーダ22におけるプリフォーマッティングに使用する上記一回転検出信号Ssを当該プリフォーマット用エンコーダ22に出力している。
【0079】
以上の各部の動作により、光ビームLLと光ビームLGが、照射位置をスタンパディスクの半径方向にずらしつつ照射され、スタンパディスク上の追記領域RPに対応する領域に同心螺旋状のグルーブトラック2及びランドトラック3が形成される。
【0080】
なお、上記の動作において、ROM領域ROを形成する際の光ビームLLの強度(一定強度)と、ROM領域ROを形成する際の光ビームLGの上記“H”信号に対応する強度と、追記領域RPを形成する際の光ビームLLの上記“H”信号に対応する強度とが同一強度とされ、また、ROM領域ROを形成する際の光ビームLGの上記“L”信号に対応する強度と、追記領域RPを形成する際の光ビームLGの強度(一定強度)と、追記領域RPを形成する際の光ビームLLの上記“L”信号に対応する強度とが同一強度とされる。これにより、スタンパディスク上では、ランドトラック3におけるプリピット4以外の部分とランドトラック3’とグルーブトラック2’における色素ピットP以外の部分とが同一平面となり、ランドトラック3におけるプリピット4の部分とグルーブトラック2とグルーブトラック2’における色素ピットPの部分とが同一平面となる。
【0081】
以上の動作によりスタンパディスクが製造されると、その後は、従来の大量生産技術を用いて上記スタンパディスクと同様の形状を有するハイブリッドディスク1が製造される。より具体的には、例えば、夫々の光ビームLL及びLGにより露光が行われたレジスト28が現像され、これに導電処理及びニッケル電鋳が施されてニッケルスタンパディスクが完成され、当該ニッケルスタンパディスクを用いていわゆる2P工法又は射出成形工法によりハイブリッドディスク1(図2に示す形状の追記領域RP及び図4に示す形状のROM領域ROを有する。)が大量製造されるのである。
【0082】
なお、大量製造されたハイブリッドディスク1においても、ランドトラック3におけるプリピット4以外の部分とランドトラック3’とグルーブトラック2’における色素ピットP以外の部分とが同一平面となり、ランドトラック3におけるプリピット4の部分とグルーブトラック2とグルーブトラック2’における色素ピットPの部分とが同一平面となることはいうまでもない。
【0083】
(III)情報記録再生装置の実施形態
次に、本発明に係る情報記録再生装置の実施形態について、図6及び図7を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、上述の方法により製造されたハイブリッドディスク1に対して情報を追記すると共に、当該ハイブリッドディスク1に記録されている情報を再生する情報記録再生装置に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。また、追記領域RPに対する記録情報の追記時には、プリピット4を予め検出することにより追記領域RP上のアドレス情報を得、これにより記録情報を記録する追記領域RP上の記録位置を検出して記録するものとする。また、ハイブリッドディスク1の回転制御については、上記グルーブトラック2のウォブリングをウォブリング信号として検出し、当該回転制御のための基準クロックを生成して行われる。
【0084】
まず、情報記録再生装置の構成について、図6を用いて説明する。
【0085】
図6に示すように、実施形態の情報記録再生装置Sは、事前光ビーム照射手段、再生光ビーム照射手段、受光手段及び記録光ビーム照射手段としてのピックアップ40と、再生手段としての再生増幅器41と、再生手段としてのデコーダ42と、プリピット信号デコーダ43と、スピンドルモータ44と、サーボ回路45と、プロセッサ46と、エンコーダ47と、スイッチ48と、パワー制御回路49と、レーザ駆動回路50とにより構成されている。
【0086】
次に、全体の動作を説明する。
【0087】
ピックアップ40は、図示しないレーザダイオード、偏向ビームスプリッタ、対物レンズ、光検出器等を含み、レーザ駆動信号Sdlに基づいて光ビームBをハイブリッドディスク1の色素膜5に照射し、その反射光に基づいて上記プリピット4を検出して記録すべき記録情報を追記領域RPに記録すると共に、ROM領域ROに既に記録されている再生情報がある場合には、上記光ビームBの反射光に基づいて当該再生情報を検出する。
【0088】
そして、再生増幅器41は、ピックアップ40から出力されたプリピット4又は再生情報に対応する情報を含む検出信号Sdtを増幅し、プリピット4に対応するプリピット信号Spptを出力すると共に、再生情報に対応する増幅信号Spを出力する。
【0089】
その後、デコーダ42は、増幅信号Spに対して8−16復調及びデインターリーブを施すことにより当該増幅信号Spをデコードし、復調信号Sdm及びサーボ復調信号Ssdを出力する。
【0090】
一方、プリピット信号デコーダ43は、プリピット信号Spptをデコードして復調プリピット信号Spdを出力する。
【0091】
そして、サーボ回路45は、復調プリピット信号Spd及びサーボ復調信号Ssdに基づいて、ピックアップ40におけるフォーカスサーボ制御及びトラッキングサーボ制御のためのピックアップサーボ信号Sspを出力すると共に、ハイブリッドディスク1を回転させるためのスピンドルモータ44の回転をサーボ制御するためのスピンドルサーボ信号Sssを出力する。
【0092】
これらと並行して、プロセッサ46は、外部から入力される記録すべき記録情報に対応した記録情報信号Srsを一時的に記憶して出力すると共に、復調信号Sdmに基づいて記録されていた再生情報に対応する再生信号Sotを外部に出力し、更に、復調プリピット信号Spdに基づいて後述のスイッチ信号Sswを出力する。
【0093】
更にまた、プロセッサ46は、ハイブリッドディスク1が情報記録再生装置Sに装着されたときは、記録パワーで一定強度の光ビームBを出射すべく制御信号Srdをパワー制御回路49に出力する。
【0094】
そして、エンコーダ47は、記録情報信号Srsに対してECC符号等を付加してECCブロックを構成すると共に、当該ECCブロックに対してインターリーブ及び8−16変調を施し、変調信号Sreを出力する。
【0095】
このとき、スイッチ48は、変調信号Sre又は一定電圧を切り換えて出力信号Spcとして出力する。
【0096】
そして、パワー制御回路49は、出力信号Spc及び制御信号Srdに基づいてピックアップ40内の図示しないレーザダイオードの出力を制御するための駆動信号Sdを出力する。
【0097】
その後、レーザ駆動回路50は、駆動信号Sdに基づいて、実際に上記レーザダイオードを駆動して光ビームBを出射させるための上記レーザ駆動信号Sdlを出力する。
【0098】
次に、ハイブリッドディスク1における追記領域RPに対して情報を記録する際並びにROM領域RO又は情報が記録された追記領域RPから情報を再生する際の動作について、図6及び図7を用いて説明する。
【0099】
ハイブリッドディスク1に対して情報を記録再生する際には、始めにハイブリッドディスク1上の上記リードインエリアLIに対して光ビームBが照射され、その反射光に基づいて上記TOC情報が読み出される(ステップS1)。なお、ステップS1におけるTOC情報の読み出しは、上記プリピット4を検出する際と同様にラジアルプッシュプル法を用いて読み出される。そして、読み出されたTOC情報に基づいて、現在装着されている光ディスクが、ハイブリッドディスク1か又は通常のCD等の再生専用ディスクかが判定される(ステップS2)。そして、再生専用ディスクであるときは(ステップS2;NO)、次に、再生開始か否かがプロセッサ8において外部からの指示信号等に基づいて判定され(ステップS3)、再生開始が指示されないときは(ステップS3;NO)されるまで待機し、指示されたときは(ステップS3;YES)、次に、プロセッサ46からのスイッチ信号Sswに基づいてスイッチ48を定電圧側(図6中B側)に切り換える。このとき、当該定電圧は、再生専用ディスクからの情報を再生すべく、光ビームBの出力パワーを上記記録パワーより弱い一定の再生パワーとするための電圧である。そして、当該定電圧に対応する出力信号Spcがスイッチ48から出力され、当該出力信号Spcに基づいて駆動信号Sd及びレーザ駆動信号Sdlが生成されてピックアップ内のレーザダイオードが駆動され、再生パワーの光ビームBが出射されて当該再生専用ディスク上の情報が検出され、当該検出された情報に基づく復調信号Sdmがプロセッサ46を介して再生信号Sotとしてを外部に出力される(ステップS8)。
【0100】
一方、ステップS2の判定において、装着されているディスクがハイブリッドディスク1であるときは(ステップS2;YES)、次に、ピックアップ40がROM領域ROの開始位置(図1に示すハイブリッドディスク1の場合には、ROM領域ROの最内周部)に移動され(ステップS4)、次に、プロセッサ46からの制御信号Srdに基づいて駆動信号Sdが出力され、記録パワーの光ビームBがROM領域RO全体に渡って照射される(ステップS5)。これにより、ROM領域RO内の色素ピットPの特性(光ビームBに対する反射率)が変化してROM領域ROに記録されている再生情報が再生可能となる。
【0101】
次に、ROM領域ROへの記録パワーの光ビームBの照射が終了したが否かが判定され(ステップS6)終了していないときは(ステップS6;NO)そのまま照射を継続し、終了しているときは(ステップS6;YES)、次に、ハイブリッドディスク1に対して情報の記録が行われるか又は再生情報の再生が実行されるか否かがプロセッサ46において判定され(ステップS7)、追記領域に対して記録情報の記録を行うときには、スイッチ信号Sswに基づいてスイッチ48が変調信号Sre側(図6中A側)に切り換えられ、変調信号Sreがそのまま出力信号Spcとしてパワー制御回路49に出力される。そして、当該パワー制御回路49及びレーザ駆動回路50の動作により、変調信号Sre(出力信号Spc)におけるグルーブトラック2に記録情報ピットを形成すべきタイミングでは記録パワーに対応する光ビームBが出射されてグルーブトラック2に照射され、変調信号Sreにおける記録情報ピットを形成しないタイミングでは上記再生パワー(グルーブトラック2における色素膜5の反射率が変化しない程度の強度)に対応する光ビームBが出射されてグルーブトラック2に照射され、これらにより、変調信号Sreに対応する情報が追記領域のグルーブトラック2に記録される。なお、このとき、プリピット4及びグルーブトラック2のウォブリングが読み取られてハイブリッドディスク1の回転制御及びアドレス情報の取得が行われつつ情報の記録がプロセッサ46により制御される(ステップS9)。
【0102】
一方、ステップS7の判定において、追記領域RPに記録されている情報又はROM領域ROに記録されている再生情報を再生する場合には、上述のステップS8の動作と同様に、プロセッサ46からのスイッチ信号Sswに基づいてスイッチ48を定電圧側(図6中B側)に切り換えて上記再生パワーの光ビームBを出射し、夫々の領域から情報が検出され、再生信号Sotが出力される(ステップS8)。
【0103】
以上説明した動作により、ハイブリッドディスク1に対する情報の記録再生が行われる。
【0104】
以上説明したように、実施形態のハイブリッドディスク1、カッティング装置C又は情報記録再生装置Sの動作によれば、ROM領域ROにおけるグルーブトラック2’が、再生情報に対応した形状を備える複数種類の色素ピットPであって、当該色素ピットPの有無により光ビームBの反射率に変化を生じさせる色素ピットPが連続することにより形成されていると共に、当該色素ピットPと追記領域RPにおけるグルーブトラック2とが同一の色素材料により形成されており、更に、当該色素ピットPの高さと当該グルーブトラック2の高さとが同一とされているので、ハイブリッドディスク1を製造する際にグルーブトラック2’とグルーブトラック2とを同一の工程内で形成することができ、当該製造工程を簡略化して容易にハイブリッドディスク1を製造できる。
【0105】
また、グルーブトラック2’が再生情報に対応した形状を備える複数種類の色素ピットPが連続することにより形成されているので、再生情報を確実に再生することができる。
【0106】
更に、再生情報の再生前に色素ピットPの全てに対して記録パワーの光ビームBを照射し、夫々の色素ピットPにおける光ビームBに対する反射率を変化させ、次に、反射率が変化した色素ピットPに対して情報再生用の光ビームBを照射して再生情報を再生するので、ハイブリッドディスク1から確実に再生情報を再生することができる。
【0107】
更にまた、グルーブトラック2に対して変調された光ビームBを照射し、当該光ビームBが照射された位置におけるグルーブトラック2の光ビームBに対する反射率を変化させて記録情報を記録するので、ROM領域ROに記録されている再生情報と追記領域RPに記録された記録情報とを同一の光ビームBで再生することができる。
【0108】
また、記録パワーの光ビームBを照射して色素ピットPの特性を変化させるので、情報記録再生装置Sの構成を簡略化できる。
【0109】
なお、上述の実施形態においては、情報記録再生装置Sにハイブリッドディスク1が装着されたときに色素ピットPに対して記録パワーの光ビームを照射するようにしたが、この他に、ハイブリッドディスク1の出荷時においてROM領域ROに対して記録パワーの光ビームを照射して色素ピット5の特性を変化させ、ROM領域ROからの情報再生を可能としてから出荷してもよい。
【0110】
また、図7ステップS5において照射される光ビームBの強度は、上記記録パワーに限るものではなく、ROM領域RO内の色素ピットPの反射率が変化してROM領域ROに記録されている再生情報が再生パワーの光ビームBの照射により再生可能となるパワーであれば、記録パワー未満の強度であってもよい。
【0111】
【発明の効果】
以上説明したように、発明によれば、色素記録媒体として、再生専用領域に形成された再生トラック内に、記録再生トラックと同一の色素膜により形成された色素ピットが、前記再生情報に対応して前記照射方向に対して凸状に複数個並んで配置されることにより形成されている。そして、照射される再生パワーの光ビームに対する反射率を色素ピットの有無により変化させて再生情報が再生されると共に、色素ピットと記録再生トラックの高さとが同一の高さにて形成された構成となっている。よって、色素記録媒体を製造する際に再生トラックと記録再生トラックとを同一の工程内で形成することができるので、当該製造工程を簡略化して容易に色素記録媒体を製造できる。
また、本発明に係る情報再生装置/情報再生方法においては、再生専用領域に対して記録パワーの光ビームを事前に照射することにより、再生パワーの光ビームに対する当該色素ピットの反射率を変更した状態にて、再生情報が再生される。このため、記録再生トラックにおいて、例えば、トラッキング制御に適したトラックの高さ(λ/8)を採用した場合であっても、再生トラックの再生時におけるRF信号のレベルを確保し、再生情報を確実に再生することが可能となる。
【0112】
請求項に記載の発明によれば、再生情報の再生前に再生領域の全ての色素ピットに対して記録パワーの事前光ビーム照射し、色素ピットにおける再生パワーの光ビームに対する反射率を変化させ、次に、反射率が変化した色素ピットに対して再生パワーの光ビームを照射して再生情報を再生するので、事前光ビームの照射により再生パワーの光ビーム対する反射率が変化する色素ピットにより再生情報が記録されている色素記録媒体から確実に再生情報を再生することができる。例えば、記録再生トラックにおけるトラッキング制御に適したトラックの高さ(λ/8)を採用した場合であっても、再生トラックの再生時におけるRF信号のレベルを確保し、再生情報を確実に再生することが可能となるのである。
【0113】
請求項に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、光ビーム照射手段が、記録再生トラックに対して変調された記録パワーの光ビームを照射し、当該光ビームが照射された位置における再生パワーの光ビームに対する記録再生トラックの反射率を変化させて記録再生情報を記録する。
【0114】
請求項に記載の発明によれば、再生情報の再生前に再生領域の全ての色素ピットに対して記録パワーの事前光ビーム照射し、色素ピットにおける再生パワーの光ビームに対する反射率を変化させ、次に、反射率が変化した色素ピットに対して再生パワーの光ビームを照射して再生情報を再生するので、事前光ビームの照射により再生パワーの光ビームに対する反射率が変化する色素ピットにより再生情報が記録されている色素記録媒体から確実に再生情報を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハイブリッドディスクの全体構成を示す平面図である。
【図2】ハイブリッドディスクの追記領域の構成を示す斜視図である。
【図3】追記領域における記録フォーマットの一例を示す図である。
【図4】ハイブリッドディスクのROM領域の構成を示す斜視図である。
【図5】実施形態のカッティング装置の概要構成を示す図である。
【図6】実施形態の情報記録再生装置の概要構成を示すブロック図である。
【図7】情報記録再生装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ハイブリッドディスク
2、2’…グルーブトラック
3、3’…ランドトラック
4…プリピット
5…色素膜
6…金蒸着膜
7…保護膜
10、20…データ発生部
11…8−16変調部
12、21…パラレル/シリアル変換器
22…プリフォーマット用エンコーダ
23…クロック信号発生部
24…レーザ発生装置
24G、24L…出射装置
25…光変調器
26…対物レンズ
27…ガラス基板
28…レジスト
29、44…スピンドルモータ
30…回転検出器
31…回転サーボ
32…送りユニット
33…位置検出器
34…送りサーボ
40…ピックアップ
41…再生増幅器
42…デコーダ
43…プリピット信号デコーダ
45…サーボ回路
46…プロセッサ
47…エンコーダ
48…スイッチ
49…パワー制御回路
50…レーザ駆動回路
B、LL、LG…光ビーム
C…カッティング装置
S…情報記録再生装置
P…色素ピット
CH…クランプ孔
LI…リードインエリア
RO…ROM領域
RP…追記領域
LO…リードアウトエリア
SP…光スポット
SY…同期信号
Spr…データ情報
Srr…記録情報
Spp…データプリ情報
Sr…記録プリ情報
Ss…一回転検出信号
Srs…記録情報信号
Ssw…スイッチ信号
Sre…変調信号
Spc…出力信号
Sd…駆動信号
Sdl…レーザ駆動信号
Sot…再生信号
Sdt…検出信号
Sp…増幅信号
Sppt…プリピット信号
Sdm…復調信号
Ssd…サーボ復調信号
Spd…復調プリピット信号
Ssp…ピックアップサーボ信号
Sss…スピンドルサーボ信号
Srd…制御信号

Claims (4)

  1. 再生トラックが形成されると共に、記録されている再生情報の再生のみが可能な再生専用領域と、
    照射された再生パワーの光ビームに対する反射率を一回のみ変更可能な色素膜により、当該光ビームの照射方向に対して凸状の記録再生トラックが形成されており、当該記録再生トラックに対して記録再生情報の記録及び再生の双方が可能な記録再生領域と、を有し
    前記再生トラックは、
    前記色素膜により前記記録再生トラックの高さと同一の高さにて形成された色素ピットが、前記再生情報に対応して前記照射方向に対して凸状に複数個並んで配置されることにより形成され、照射される前記再生パワーの光ビームに対する反射率を前記色素ピットの有無により変化させて前記再生情報を再生すると共に、前記再生専用領域に対して記録パワーの光ビームを照射することにより、前記色素ピットにおける前記再生パワーの光ビームの反射率を変更した状態にて前記再生情報が再生される色素記録媒体に記録されている前記再生情報を再生する情報再生装置であって、
    前記再生情報の再生前に前記再生専用領域の全ての前記色素ピットに対して前記記録パワーの事前光ビームを照射し、夫々の前記色素ピットにおける前記反射率を変化させる事前光ビーム照射手段と、
    前記反射率が変化した色素ピットに対して前記再生パワーの光ビームを照射する再生光ビーム照射手段と、
    前記再生パワーの光ビームの前記再生トラックからの反射光を受光して受光信号を生成する受光手段と、
    前記受光信号に基づいて前記再生情報を再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とする情報再生装置
  2. 請求項1に記載の情報再生装置において、
    当該情報再生装置に装填された記録媒体が前記色素記録媒体か否かを判別する判別手段を更に有し、
    前記事前光ビーム照射手段は、
    前記装填された記録媒体が前記色素記録媒体であると前記判定手段によって判別された場合に、前記再生情報の再生前に前記色素ピットに対して前記記録パワーの事前光ビームを照射することを特徴とする情報再生装置。
  3. 請求項に記載の情報再生装置と、
    前記記録再生トラックに対して、前記記録再生情報に対応して変調された、前記記録パワーの記録光ビームを照射し、当該記録光ビームが照射された位置における前記記録再生トラックの前記再生パワーの光ビームに対する反射率を変化させて前記記録再生情報を記録する記録光ビーム照射手段と、を備えることを特徴とする情報記録再生システム
  4. 再生トラックが形成されると共に、記録されている再生情報の再生のみが可能な再生専用領域と、
    照射された再生パワーの光ビームに対する反射率を一回のみ変更可能な色素膜により、当該光ビームの照射方向に対して凸状の記録再生トラックが形成されており、当該記録再生トラックに対して記録再生情報の記録及び再生の双方が可能な記録再生領域と、を有し、
    前記再生トラックは、
    前記色素膜により前記記録再生トラックの高さと同一の高さにて形成された色素ピットが、前記再生情報に対応して前記照射方向に対して凸状に複数個並んで配置されることにより形成され、照射される前記再生パワーの光ビームに対する反射率を前記色素ピットの有無により変化させて前記再生情報を再生すると共に、前記再生専用領域に対して記録パワーの光ビームを照射することにより、前記色素ピットにおける前記再生パワーの光ビームの反射率を変更した状態にて前記再生情報が再生される色素記録媒体に記録されている前記再生情報を再生する情報再生方法であって、
    前記再生情報の再生前に前記再生専用領域の全ての前記色素ピットに対して前記記録パワーの事前光ビームを照射し、夫々の前記色素ピットにおける前記反射率を変化させる事前光ビーム照射工程と、
    前記反射率が変化した色素ピットに対して前記再生パワーの光ビームを照射する再生光ビーム照射工程と、
    前記再生パワーの光ビームの前記再生トラックからの反射光を受光して受光信号を生成する受光工程と、
    前記受光信号に基づいて前記再生情報を再生する再生工程と、
    を備えることを特徴とする情報再生方法
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