JP4014487B2 - シャツ収納箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワイシャツ等の襟付きシャツを折畳状態で保形する紙製の収納箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、通信販売の商品としてワイシャツを客先に配送する際には、図6に示すように、各一対の側面板51及び端面板52から周壁をなし、その下縁に連設した底板53,54を噛み合わせて底面を閉止し、端面板52の上縁から延びる蓋受片55を内側へ折り曲げ、一方の側面板51の上縁に連設した蓋板56を閉じ、その先端の差込片57を箱内に差し込んで封緘する紙箱を使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような紙箱による梱包では、シャツの型崩れを防止するため、プラスチック製の保形材や金属製のピンを多数必要とする。
【0004】
このため、包装にコストがかかるほか、廃棄時に分別して処分しなければならないごみが多量に発生するという問題がある。
【0005】
そこで、この発明は、梱包状態での襟等の型崩れを簡単に防止できるシャツ収納箱を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明に係るシャツ収納箱は、底面板の両側にそれぞれ側面板、先端縁が一側へかけて迫り出すように傾斜した斜縁板、内立板及び押当板を順次連設し、底面板から側面板を起立させ、斜縁板を内側へ折り曲げて、両方の斜縁板の迫出側の端部同士を重ね合わせ、内立板及び押当板を巻き込むように折り曲げて、押当板でシャツの身頃を押さえ、対向する内立板の間にシャツの襟を収め、ピン等を用いなくても、型崩れが防止されるようにし、底面板の両端に端面板及び蓋板を順次連設し、底面板から端面板を起立させ、蓋板を斜縁板に重ねて閉じるようにしたのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るシャツ収納箱について、添付図面に基づいて説明する。
【0008】
この収納箱のブランクでは、図1に示すように、底面板1の両側に側面板2、斜縁板3、内立板4及び押当板5が、両端に端面板6及び蓋板7がそれぞれ順次連設されている。斜縁板3の先端縁は一側へかけて迫り出すように傾斜し、押当板5には波状縁が形成されている。
【0009】
側面板2の両側には折曲片8が連設され、折曲片8には切込9が形成されている。一方の蓋板7には係合穴10が穿設され、他方の蓋板7には先端から突出する摘み片11及びその根元の切込による係合片12が設けられている。
【0010】
上記ブランクを組み立てて、ワイシャツ等の襟付きシャツを梱包する際には、図2に示すように、底面板1から側面板2を起立させ、斜縁板3、内立板4及び押当板5を巻き込んで、押当板5でシャツの身頃を押さえ、対向する内立板4の間にシャツの襟が収まるようにする。
【0011】
そして、図3に示すように、側面板2から延びる折曲片8を内側へ折り曲げ、切込9同士を噛み合わせた状態で、底面板1から端面板6を起立させ、蓋板7を斜縁板3に重ねて閉じ、摘み片11を折り曲げつつ、係合片12を係合穴10に係合させた後、摘み片11を元に戻して、蓋板7の閉止状態を維持する。
【0012】
このようにシャツを梱包すると、クリップやピン等を用いなくても、シャツの折畳状態が押当板5により維持され、シャツの襟が内立板4で保護されて、その型崩れが防止されるので、シャツの包装を簡素化することができる。
【0013】
なお、この収納箱は、シャツの配送だけでなく、図4に示すように、蓋板7を後方へ折り返してスタンドにすることにより、洋品売場でのシャツの展示にも使用することができる。このように展示する場合には、斜縁板3にジャケットの襟の図柄を印刷しておくと、着用状態を具体的にイメージさせることができる。
【0014】
また、図5に示すように、側面板2の上縁を、襟の高さを確保する必要のない方向へかけて低くなるように傾斜させると、2個の収納箱を天地を逆にして重ねたとき嵩張らないので、出張時等に着替用のシャツを鞄に入れて持参する際、シャツの皺を防止する保護ケースとして使用することもできる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係るシャツ収納箱では、底面板の両側からの延長部を巻き込んで、シャツの身頃を押さえると共に、襟を保護するので、別途保形材やピン等を用いなくても、シャツの型崩れが防止され、包装を簡素化して、コストを抑制すると共に、廃棄に伴い発生するごみの減量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシャツ収納箱のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】同上のシャツ梱包状態を示す斜視図
【図4】同上の展示使用状態を示す斜視図
【図5】他の実施形態の積重ね状態を示す斜視図
【図6】従来のシャツ収納箱を示す斜視図
【符号の説明】
1 底面板
2 側面板
3 斜縁板
4 内立板
5 押当板
6 端面板
7 蓋板
8 折曲片
Claims (1)
- 底面板1の両側にそれぞれ側面板2、先端縁が一側へかけて迫り出すように傾斜した斜縁板3、内立板4及び押当板5を順次連設し、底面板1から側面板2を起立させ、斜縁板3を内側へ折り曲げて、両方の斜縁板3の迫出側の端部同士を重ね合わせ、内立板4及び押当板5を巻き込むように折り曲げて、押当板5でシャツの身頃を押さえ、対向する内立板4の間にシャツの襟を収めるようにし、底面板1の両端に端面板6及び蓋板7を順次連設し、底面板1から端面板6を起立させ、蓋板7を斜縁板3に重ねて閉じるようにしたシャツ収納箱。
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Publications (2)
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JP4014487B2 true JP4014487B2 (ja) | 2007-11-28 |
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Country Status (1)
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JP5772141B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2015-09-02 | 大日本印刷株式会社 | 包装箱 |
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2002
- 2002-10-25 JP JP2002311448A patent/JP4014487B2/ja not_active Expired - Fee Related
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