JP4014245B2 - 車両用側照灯 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラック、牽引車、バスなどのように、ホイールベース間の長い車両の側方を照射することにより、左折、カーブ運転、後退時などに安全を確認するための車両用側照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から図5および図6に示すように、車両11には、側方を照射するための車両用側照灯10が設けられている。そして、従来の車両用側照灯10による照射エリア14は、特に巻き込み事故の発生しやすい後輪12付近など一部分だけを照射していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車両用側照灯10では、車両11の側方の一部分だけを照射していたので、ホイールベース間の長い車両11では、後輪12から前輪13までの間の人間の有無などの確認が不十分であるという問題があった。
【0004】
もし、後輪12から前輪13までの細長いエリアを照射しようとするには、従来の車両用側照灯10では、3〜5個を一定間隔で並べて設けなければならないという問題があった。
【0005】
本発明は、特に、ホイールベース間の長い車両11の側方を細長く照射して、より一層の安全確認ができるとともに、他の車両に対してまぶしさを与えることのない車両用側照灯を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ハウジング26の内部に、電球24と反射鏡25を収納し、保護カバー27でカバーしてなる車両用側照灯において、前記保護カバー27は、透光部39を細長く形成し、かつ、透光部39の短手部に遮光部37を、透光部39の長手部に遮光部38をそれぞれ形成して照射エリア21を帯状としてなり、また、前記反射鏡25は、放物線部35と側壁部36とを形成してなり、前記放物線部35は、長手方向が略直線で、短手方向が放物線に形成し、さらに、前記照射エリア21は、保護カバー27の短手側両遮光部37からの照射角度22が120〜170度、長手側両遮光部38からの照射角度23が3〜20度に設定してなることを特徴とする車両用側照灯である。
【0007】
本発明の車両用側照灯20は、車両11の運転時に、方向指示器の左折操作に連動して、または、ハンドルを一定以上左に切ったときなどに点灯する。また、本発明の車両用側照灯20は、補助灯や前照灯のスイッチをいれたとき、連動して常時点灯するようにしてもよい。
車両用側照灯20が点灯すると、1個で後輪12から前輪13までを細長く広範囲に照射し、運転手は、サイドミラーを介しての車両11側方の安全が確認できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
26は、下方部を開口したハウジングで、このハウジング26は、短手方向と長手方向の長さの比が1:1.8〜2.0程度の細長い形状をなしている。
このハウジング26の下部の開口部に臨ませて反射鏡25が取り付けられる。本発明の車両用側照灯20は、車両11の側方に下向きに取り付けられるので、この反射鏡25は、上部の放物線部35と側部の側壁部36とを下向きに形成してなり、前記放物線部35は、長手方向が略直線で、短手方向が下向き放物線に形成されている。
【0009】
この反射鏡25の中心の焦点位置には、電球24が、反射鏡25の上部の電球固定具30によって取り付けられている。この電球24には、ハロゲン封入、24V、55W(H3タイプ)など、効率のよいものが用いられ、そのフィラメント42は、横向きに配置されている。
【0010】
前記ハウジング26の内面には、ねじ板28があてがわれ、このねじ板28と上面の裏蓋29とによってハウジング26を挾み付けつつねじ33で固定される。このとき、電球支持ばね31によって電球固定具30が支持され、電球24と反射鏡25がハウジング26内に保持される。また、上面からは、ゴムブッシュ40を介してリード線41が導入され、側面からは、ボルト34によって車両への取付け具32が固定されている。
【0011】
前記ハウジング26の下部開口部分には、保護カバー27が被せられている。この保護カバー27は、長手側遮光部38が垂直よりもやや内側に入り込むように垂下した平面板からなり、また、短手側遮光部37が、垂直よりもやや内側に入り込むようにわずかに垂下してなり、さらに、下向きに照射するための透光部39が弧状に湾曲している。
【0012】
この結果、図7に示すように、下向き照射用の透光部39を通過した本発明の車両用側照灯20の照射エリア21は、短手側照射角度22が保護カバー27の短手側両遮光部37により120〜170度に設定され、また、長手側照射角度23が保護カバー27の長手側両遮光部38により3〜20度に設定される。この照射エリア21は、後輪12と前輪13の間のホイールベース間の長さ、車体の高さ、車両用側照灯20の取付け位置、車両の種類などによって個々に設定される。
【0013】
以上のように構成された本発明の車両用側照灯20を車両11の側方に取り付ける。この車両用側照灯20の取付け位置は、後輪12と前輪13の略中間地点で、かつ、照射エリア21が後輪12から前輪13まで届くようにする。
【0014】
車両用側照灯20は、真下を向くように取り付けることが他の車両や人間にまぶしさを与えないので望ましい。しかし、後輪12から前輪13までの長さが長いときには、車両用側照灯20を長さ方向にやや傾けたり、取付け位置をやや上方にすることにより照射エリア21の範囲を広げることができる。ただし、他の車両や人間にまぶしさを与えないような範囲にすることが必要である。
【0015】
以上のように構成された本発明の車両用側照灯20は、車両11の運転時に、方向指示器の左折操作に連動して、または、ハンドルを一定以上左に切ったときなどに点灯する。また、本発明の車両用側照灯20は、補助灯や前照灯のスイッチをいれたとき、連動して常時点灯するようにしてもよい。
【0016】
本発明の車両用側照灯20が点灯すると、1個で後輪12から前輪13までを細長く広範囲に照射し、運転手は、サイドミラーを介しての車両11側方のより正確な安全の確認ができる。
【0017】
前記実施例では、保護カバー27の短手側遮光部37と長手側遮光部38は、保護カバー27自体に遮光塗料を塗布したり、遮光フィルムを貼着したりして構成した。しかし、これに限られるものではなく、短手側遮光部37と長手側遮光部38は、保護カバー27と別部材の遮光カバーで構成し、これを保護カバー27に被せるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、前記ハウジング、反射鏡及び保護カバーは、細長形状とし、前記反射鏡は、短手方向の断面を放物線部とし、長手方向の断面を略直線とし、前記保護カバーは、細長形状の透光部の全周から前記ハウジングとの連結部分までの側部に遮光部を形成して照射エリアを帯状としたので、ホイールベース間の長い車両であっても、1個の車両用側照灯で、後輪から前輪までの人間の有無などの確認が十分にできる。特に巻き込み事故の発生を防止できる。
【0019】
また、前記反射鏡は、短手方向の断面を放物線部とし、長手方向の断面を略直線とし、かつ、細長形状の透光部の全周から前記ハウジングとの連結部分までの側部に遮光部を形成したので、他の車両や人間にまぶしさを与えるのを極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用側照灯20の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】図1におけるA−A線の縦断側面図である。
【図3】図1における側面図である。
【図4】本発明による車両用側照灯20の底部からの斜視図である。
【図5】車両11の側方からみた従来の照射エリア14と本発明の照射エリア21の説明図である。
【図6】車両11の上方からみた従来の照射エリア14と本発明の照射エリア21の説明図である。
【図7】本発明の照射エリア21の説明図である。
【符号の説明】
10…従来の車両用側照灯、11…車両、12…後輪、13…前輪、14…従来の照射エリア、20…本発明の車両用側照灯、21…本発明の照射エリア、22…前後照射角度、23…左右照射角度、24…電球、25…反射鏡、26…ハウジング、27…保護カバー、28…ねじ板、29…裏蓋、30…電球固定具、31…電球支持ばね、32…車両への取付け具、33…ねじ、34…ボルト、35…放物線部、36…側壁部、37…前後遮光部、38…左右遮光部、39…下面透光部、40…ゴムブッシュ、41…リード線、42…フィラメント。

Claims (4)

  1. ハウジングの内部に、電球と反射鏡を収納し、保護カバーでカバーしてなる車両用側照灯において、前記ハウジング、反射鏡及び保護カバーは、細長形状とし、前記反射鏡は、短手方向の断面を放物線部とし、長手方向の断面を略直線とし、前記保護カバーは、細長形状の透光部の全周から前記ハウジングとの連結部分までの側部に遮光部を形成して照射エリアを帯状としたことを特徴とする車両用側照灯。
  2. 照射エリアは、保護カバーの短手側両遮光部からの照射角度が120〜170度、長手側両遮光部からの照射角度が3〜20度に設定してなることを特徴とする請求項1記載の車両用側照灯。
  3. 保護カバーの全側部の遮光部は、保護カバー自体に遮光塗料を塗布してなることを特徴とする請求項1記載の車両用側照灯。
  4. 保護カバーの全側部の遮光部は、保護カバーと別部材の遮光カバーを被せてなることを特徴とする請求項1記載の車両用側照灯。
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