JP4013129B2 - プレス装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般には、プレス装置に係り、特に、IC、LSIなどの半導体装置のリードを所望の形状(例えば、断面Z形状)に折り曲げ加工するのに使用されるプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平4−57349号公報
【特許文献2】
特開平4−219962号公報
近年の情報化社会の発達により、電子機器の需要は益々高まり、それに搭載される半導体装置を高性能に、かつ、効率よく製造することが益々要求されている。かかる半導体装置を製造するプロセスは、リソグラフィー技術によってウェハ上に回路を形成する前工程と、かかるウェハから半導体装置を製造する後工程とを含む。このうち後工程は、例えば、ICチップをリードフレームの所定の位置に固定するマウント工程、リードフレームとICチップの電極をワイヤで電気的に接続するワイヤボンディング工程、ワイヤボンディングされたリードフレーム及びICチップを外部衝撃から保護するために樹脂封止する半導体装置工程を含み、これらの工程を経て個片化された半導体装置が製造される。
【0003】
個片化された半導体装置からはリードフレームのリードが導出される。リードは半導体装置をマザーボードなどの基板に電気的に接続する機能を有する。リードは、基板に搭載される前に所望の形状(断面Z形状、断面J形状、断面U形状など)に折り曲げ加工され、所定の長さに切断される。折り曲げ加工は、通常、パンチとダイとを有するプレス装置によって行われる。
【0004】
このような従来のプレス装置は、例えば、特許文献1や、特許文献2などに開示されている。かかるプレス装置では、ダイは成形金型と一体構造であり、リードを上端で支持する垂直部と、垂直部の下部から延びる水平部とを有する。金型下死点において、パンチが、ダイの垂直部の上端に水平に支持されたリードを、ダイの垂直部及び水平部の形状に沿って折り曲げる。このように、プレス装置は、パンチとダイが底突成形を行うことによってリードの折り曲げを行う。
【0005】
基板に適合する形状は製品の種類とメーカーに対して異なるため、リードの折り曲げ形状を決定するパンチとダイの形状は各メーカー(及び各製品)に対して予め設計及び製造される。パンチとダイを設計する際は、リードの形状毎にリードのスプリングバックを考慮することによって、製品寸法を確保している。ここで、「スプリングバック」とは、金属板が曲げ加工後に弾性によって曲げ変形が幾分元に戻る現象をいう。スプリングバックを見込むため、リードは所望の形状以上に折り曲げられることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、スプリングバックの正確な予測は困難で、その予測量が実際の量と異なることが多く、このため、リードが所望の形状に形成されないことが多かった。リードが所望の形状に折り曲げられないと基板への搭載が不可能になるなどの問題がある。このため、折り曲げ加工の結果、リードが所望の形状に形成されなければ、従来は、スプリングバックの予測量を修正してパンチとダイを再設計及び再成形しなければならなかった。具体的には、リードが所望の折り曲げ形状を有するように、プレス装置を分解してダイやパンチを取り出し、それらを工作機械のところまで運んで研磨及び形状確認する必要が生じる。かかる作業は作業が煩雑であると共に時間を費やし、折り曲げ加工調整を中断による歩留まりの低下を招いていた。
【0007】
そこで、本発明は、プレス装置の部品の再設計及び再成形をなくして作業の効率化を達成することが可能なプレス装置を提供することを例示的な目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面としてのプレス装置は、半導体装置から延在して当該半導体装置を基板に電気的に接続するためのリードを折り曲げるためのプレス装置であって、前記リードの折り曲げ形状の垂直部を決定する垂直側ダイと、前記垂直側ダイと分離され、前記リードの折り曲げ形状の水平部を決定する水平側ダイと、前記水平側ダイの高さを調節するライナーと、前記垂直側ダイ及び前記ライナーによって高さ調節された前記水平側ダイを固定した状態で前記リードに対して前記水平側ダイの反対側から前記リードを前記垂直側ダイ及び前記水平側ダイ方向に押し付けることによって前記リードを折り曲げるパンチとを有することを特徴とする。かかるプレス装置によれば、リードの折り曲げ形状を微調整することができる。このため、例えば、スプリングバックの予測量が実際の量とは異なっても、ダイやパンチを再研削加工することなく、リードを所定の形状に折り曲げることができる。従って、リードの折り曲げ形状を容易にかつ短時間で変更できると共に装置の休止時間を減少することができる。
【0009】
半導体装置から延在して当該半導体装置を基板に電気的に接続するためのリードを所定の形状に折り曲げるためのプレス装置であって、前記リードの折り曲げ形状の垂直部を決定する垂直側ダイと、前記垂直側ダイに対して高さ方向に変位可能に構成され、前記リードの折り曲げ形状の水平部を決定する水平側ダイと、前記水平側ダイの高さを調節するライナーと、前記垂直側ダイ及び前記水平側ダイと協同して前記リードを折り曲げるためのパンチと、前記パンチの高さを調整する第一のライナーと、前記パンチの振込量を調整する第二のライナーとを有し、
前記水平側ダイ及び前記パンチの前記リードに対向する面の少なくとも一方は、前記リードに向かって突出して前記リードと当接可能な断面凸形状を有してもよい。水平側ダイ及びパンチのリードに対向する面は、基本的に、リードに向かって水平であるが、折り曲げるリードの形状によって断面凸形状としてもよい。
【0011】
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明のプレス装置1及び方法について説明する。ここで、図1は、プレス装置1の概略断面図である。図2は、プレス装置1の上型100の概略断面図である。図3は、プレス装置1の下型200の概略断面図である。
【0013】
プレス装置1は、上型100と下型200とを有し、両者を使用して半導体装置300のリード310を所望の形状(本実施形態では所定の曲げ形状を有する断面Z形状)に折り曲げ加工する機能を有する。なお、本実施形態は、所望の形状かどうかを、図5及び図6を参照して後述されるように、端子部立上がり角度A、端子平坦部角度B及びスタンドオフ高さCが適正な範囲内にあるかに基づいて判断している。
【0014】
上型100は、下型200に対して昇降可能に構成され、支点ブロック110と、中央部120と、一対のパンチ部140とを有する。支点ブロック110には、パンチ部140が後述する軸149を介して固定され、軸149を介して支点ブロック110に対して回転又は揺動することができる。
【0015】
中央部120は、下型200に対して移動して下型200と協同して半導体装置300を固定すると共に下型200に対して半導体装置300が着脱されることを可能にする。
【0016】
中央部120は、ノックアウト121と、必要があれば所望の厚さを調整できるパンチ振込量調整用のライナー125と、カム部材130とを有する。中央部120は、上型100が移動する当初はパンチ部140と共に移動するが、ノックアウト121が下型200に当接すると図示しないバネによって中央部120はそれ以上下降しなくなる。一方、パンチ部140は、その後も下降することができる。
【0017】
ノックアウト121は、中央に貫通穴があり、かかる貫通穴にボルト137が挿入され、中央部120底部に固定される。ノックアウト121は、下型200に対して昇降可能に構成され、下型200に配置された半導体装置300を固定すると共に半導体装置300が下型200に対して着脱されることを可能にする。
【0018】
ライナー125は、本実施形態ではノックアウト121及び後述するカム部材130の間に固定される。ライナー125は、カム部材130の位置を変更し、これにより、後述するパンチ141の振込量を調整するのに使用される。本実施形態では、ライナー125を中央に貫通孔を有する円筒金属部材として例示的に構成し、中央孔にボルト137が嵌合される。ライナー125は、貫通孔にネジ溝を形成し、ボルト137にネジ山を形成し、ナットのように構成してもよいし、ネジ溝を有さずにワッシャのようにスペーサーとして機能してもよい。本実施形態は、高さの異なる複数の円筒金属部材を用意し、その中から適当な高さを有するものをライナー125として選択している。複数の円筒金属部材の高さのそれぞれは、設計者が自由に設定することができる。本実施形態のように複数のライナー125を使用する代わりに、高さが可変なライナーを使用してもよい。
【0019】
ライナー125は、カム部材130の位置を変位させる他の機構に置換されてもよいし、カム部材130又はノックアウト121に一体的に設けられてもよい。例えば、カム部材130の側面に設けられたハンドルと、当該ハンドルとギアなどで結合されたピニオンと、ピニオンに係合するラック面を有してカム部材130の底面から突出及び退避する複数のスペーサー部材から構成されてもよい。この結果、ハンドルを回転することによってカム部材130をノックアウト121から所望の距離だけ離間することができる。
【0020】
本実施形態では、ライナー125は、ノックアウト121及びカム部材130との間に設置されているが、ライナー125の位置は後述するカム131の下にあれば、本実施形態と同一の効果を得ることができる。代替的な実施形態においては、ライナー125は、後述するカム131のカム部材130に対する開き角又は上下位置を調節する機構に置換されてもよい。かかる機構には、当業界で周知のいかなる構成をも使用することができるので、ここでは説明は省略する。かかる機構によってカム131とローラ148との相対位置を変化させてパンチ141の振込量を調整することができる。更に代替的に、ライナー125は、ローラ148の位置を変位させるその他の機構に置換されてもよい。
【0021】
パンチ141の振込量を調節することによって、後述するように、リード310の折り曲げ形状を微調節することができ、スプリングバックの予測量が実際の量とは異なっても、リード310の形状を短時間で容易に調節することができる。なお、ライナー125を使用したリード310の形状の具体的な調節方法については後述する。
【0022】
カム部材130は、ノックアウト121とライナー125を支持すると共に、カム131を有してパンチ部140のローラ148と協同してパンチ部140の回転を調節する。カム部材130は、中央に貫通孔を有し、かかる貫通孔にはボルト137が挿入される。カム131は、台形又はテーパ形状を有して、ローラ148に係合する。パンチ部140が下降すると、ローラ148がカム131の斜辺に乗り上げる。ローラ148がカム131に乗り上げる乗り上げ量により、後述するパンチ141の振込量を調節することができる。上述したように、カム131のカム部材130に対する開き角又は上下位置は調節可能であってもよい。カム131のカム部材130に対する開き角が小さいと後述する振込量も低くなり、開き角が大きいと振込量も高くなる。
【0023】
一対のパンチ部140は、中央部120に関して対称に配置され、中央部120に対して独立に移動することができる。各パンチ部140は、パンチ141と、必要があれば挿入されるパンチ高さ調節用のライナー150とを有する。各パンチ部140は、上型100に昇降自在に支持され、リード310を折り曲げ加工すると共に折り曲げ形状を調節する機能を有する。
【0024】
パンチ141は、後述するダイ220及び230と協同して、リード310を所望の形状に折り曲げる。パンチ141は、先端加工部145と、ローラ148と、軸149とを有する。
【0025】
先端加工部145は、軸149の周りに回転又は揺動可能に上型100に支持され、ダイ220及び230と協同して、リード310を折り曲げ加工する。図4に示すように、本実施形態の先端加工部145は、略90度のL字形状を有する。但し、リード310の形状によっては、リード310に対向し、断面鋭角形状又は凸形状を有してもよい。また、底面部145aも、基本的には水平であるが、リード310の形状によっては、水平方向から傾斜させてもよい。ここで、図4は、図1に示すZ付近の、折り曲げ加工前後の状態を示す概略拡大断面図である。より詳細には、図4(a)は、先端加工部145がリード310を折り曲げ加工する前の状態を示す概略断面図であり、図4(b)は、先端加工部145がリード310を折り曲げ加工する後の状態を示す概略断面図である。
【0026】
従来、リードは、パンチの底面とダイの水平部との間で面接触によって圧力が付加されて折り曲げられており(潰し曲げ加工)、これらの部材から受ける摩擦力が高く、その長手方向には容易に移動しずらかった。その結果、リードは、パンチの底面とダイの水平部との間で両者の摩擦により、リードに被覆されたメッキに傷や剥離が発生して錆や剥離したメッキによるプレス装置の汚れ等の問題を招いていた。また、リードがダイの垂直部に沿って折れ曲がる際には大きな張力で引っ張られながら折り曲がることになるため、メッキ割れなどの問題を招いていた。このように、従来の折り曲げ加工では、リードのメッキ割れ、メッキ傷み、メッキ付着により、高品位な半導体装置の提供が困難であるという問題もあった。
【0027】
しかし、本実施形態のパンチ141によれば、振込量を微調節することができるので、リード310に働く摩擦力を極力低減することができ、リード310の水平部においてメッキに傷や剥離が発生することを防止することができると共に、リード310の垂直部に働く張力が小さくなり、メッキ割れ等の問題も防止することができる。
【0028】
また、図4(b)に示すように、折り曲げ時には、先端加工部145の先端145cと後述する水平側ダイ220の先端加工部220aの先端が鉛直上からずれているため、リード310の両側から固定しなくなる。それにより、リード310に働く摩擦力を低減し、リード310の垂直部に働く張力を更に減少させることができる。
【0029】
図4(b)に示すように、先端加工部220aが凸形状を有するために、リード310との間に逃げ空間が形成される。かかる空間は、リード310が先端145cによって曲げられる部分の曲率半径(リード310が先端230aによって曲げられる部分の曲率半径「第1r」に対して「第2r」と呼ばれる場合もある。)を調節するのに有効である。また、パンチ141の振込量が増加した場合に、かかる空間にリード310が逃げることができるのでリード310の折り曲げ形状を容易に調節することができる。
【0030】
ローラ148は、パンチ部140が下降するとカム131を乗り上げ、先端加工部145の振込量を決定する。ローラ148は、その回転の支点がパンチ141の中央線上に配置され、パンチ141に回転自在に固定されている。ローラ148の径はパンチ141に要求される振込量に応じて設定される。即ち、ローラ148がカム131に乗り上げると、ローラ148は外側に移動する。かかる移動量だけパンチ141が軸149を中心に回転することになる。必要があれば、ローラ148の径を可変にすることによってパンチ141の振込量を調節してもよい。
【0031】
ライナー150は、各パンチ部140と図示しない上型100のフレームとの間に配置され、パンチ部140を中央部120よりも所定の高さだけ昇降する機能を有する。パンチ部140の高さを調節することにより、パンチ141の高さ位置を調整することができる。ライナー150は、パンチ部140の位置を昇降させて、これにより、パンチ141の高さ位置を調整するのに使用される。この際、ライナー125も合せて増減し、カム131とローラ148の位置を保持して、かつ、水平側ダイ高さ調節用のライナー210を同方向に増減することで立角度、下角度を保持させたままスタンドオフの調整をすることができる。本実施形態では、ライナー125を図示しない中央に貫通孔を有する円筒金属部材として例示的に構成し、中央孔には図示しないボルトが嵌合されてパンチ部140に固定される。ライナー150は、かかる貫通孔にネジ溝を形成し、図示しないボルトにネジ山を形成し、ナットのように構成してもよいし、ネジ溝を有さずにワッシャのようにスペーサーとして機能してもよい。本実施形態は、高さの異なる複数の円筒金属部材を用意し、その中から適当な高さを有するものをライナー150として選択している。複数の円筒金属部材の高さのそれぞれは、設計者が自由に設定することができる。もっとも、左右のライナー150には同一の高さのものが選択され、リード310の折り曲げ形状の対称性を維持している。本実施形態のように高さの異なる複数のライナー150を使用する代わりに、高さが可変なライナーを使用してもよい。
【0032】
ライナー150は、パンチ部140の位置を変位させる他の機構に置換されてもよいし、パンチ部140に一体的に設けられてもよい。例えば、パンチ部140の側面に設けられたハンドルと、当該ハンドルとギアなどで結合されたピニオンと、ピニオンに係合するラック面を有してパンチ部140の上面から突出及び退避する複数のスペーサー部材から構成されてもよい。この結果、ハンドルを回転することによってパンチ部140を図示しない上型100のフレームから所望の距離だけ下げることができる。代替的な実施形態においては、ライナー150は、パンチ部140を変位させるその他の機構に置換されてもよい。
【0033】
パンチ141の高さ位置を調節することによって、後述するように、リード310の折り曲げ形状(特には、ライナー150による調整はスタンドオフ)を微調節することができ、スプリングバックの予測量が実際の量とは異なっても、リード310の形状を短時間で容易に調節することができる。なお、ライナー150を使用したリード310の形状の具体的な調節方法については後述する。
【0034】
下型200は、半導体装置300を支持すると共に、上型100のノックアウトと協同して半導体装置300を固定する。また、下型200は、上型100と協同して半導体装置300のリード310を所望の形状に折り曲げ加工する。下型200は、水平側ダイ高さ調節用のライナー210と、水平側ダイ220と、垂直側ダイ230と、ベースプレート250とを有する。
【0035】
ライナー210は、各水平側ダイ220とベースプレート250との間に配置され、水平側ダイ220の高さを調節する機能を有する。後述するように、水平側ダイ220は垂直側ダイ230に対して変位可能であるので、ライナー210によって水平側ダイ220の高さを調整すると、水平側ダイ220の垂直側ダイ230に対する相対位置が変化し、リード310の形状を調節することが可能となる。なお、ライナー210を使用したリード310の形状のより具体的な調節方法については後述する。
【0036】
本実施形態では、ライナー210を図示しない中央に貫通孔を有する円筒金属部材として例示的に構成し、中央孔には図示しないボルトが嵌合されてベースプレート250に固定される。ライナー150は、かかる貫通孔にネジ溝を形成し、図示しないボルトにネジ山を形成し、ナットのように構成してもよいし、ネジ溝を有さずにワッシャのようにスペーサーとして機能してもよい。本実施形態は、高さの異なる複数の円筒(又は角柱形状)金属部材を用意し、その中から適当な高さを有するものをライナー210として選択している。複数の円筒金属部材の高さのそれぞれは、設計者が自由に設定することができる。もっとも、左右のライナー210には同一の高さのものが選択され、リード310の折り曲げ形状の対称性を維持している。本実施形態のように高さが異なる複数のライナー210を使用する代わりに、高さが可変なライナーを使用してもよい。
【0037】
ライナー210は、水平側ダイ220の位置を変位させる他の機構に置換されてもよいし、水平側ダイ220又はベースプレート250に一体的に設けられてもよい。例えば、垂直側ダイ230の側面にラック面を設け、水平側ダイ220にハンドルと当該ハンドルにギアなどを介して係合すると共にラック面に噛み合うピニオンを設けて水平側ダイ220を垂直側ダイ230の側面に沿って移動可能に構成してもよい。代替的に、ベースプレート250の側面に設けられたハンドルと、当該ハンドルとギアなどで結合されたピニオンと、ピニオンに係合するラック面を有してベースプレート250の上面から突出及び退避する複数のスペーサー部材から構成されてもよい。この結果、ハンドルを回転することによって水平側ダイ220をベースプレート250から所望の距離だけ離間することができる。更に代替的な実施形態においては、ライナー210を設ける代わりに、水平側ダイ220の先端加工部220aのみを突出及び退避可能に構成しても同様の効果を得ることができる。スプリングバックの予測量が実際の量と異なっても、ダイ220及び230を再設計及び再成形することなく、リードの折り曲げ形状を短時間で容易に調節することができる。
【0038】
本実施形態においては、従来は下型と一体であったダイを水平側ダイ220と垂直側ダイ230に分割した。これにより、リード310の折り曲げ形状を微調整することができるため、例えば、スプリングバックの予測量が実際の量とは異なっても、ダイ220及び230やパンチ141を再設計及び再成形することなく、リード310を簡単に所定の形状に折り曲げることができる。このため、ダイ220及び230やパンチ141の再設計や再成形に伴うプレス装置1の休止時間を減少することができる。
【0039】
半導体装置300は略直方体形状を有するので、本実施形態は半導体装置300の4辺の各辺に対応する4つの水平側ダイ220を設け、個別的に高さ調節が可能な構造にしている。但し、これらの4つの水平側ダイ220の一又は複数を一体にして一体的に高さ調節が可能な構造にしてもよい。いずれの構造を採用するかは、水平側ダイ220の加工容易性、半導体装置300に求められる曲げ形状などによって決定される。
【0040】
水平側ダイ220は、先端加工部220aを有して、リード310の折り曲げ形状の水平部を決定する。なお、先端加工部は水平が基本であるが、本出願では、「リード310の折り曲げ形状の水平部」は水平方向から±30度の範囲内のものも含み、完全に水平であることを要しない。実際、リード310の折り曲げ方向と水平方向との角度である、後述する端子平坦部角度Bは0でないことが多い。水平側ダイ220は、上述したように高さ調節が可能である。もっとも、必要があれば、水平側ダイ220を水平方向に移動可能に構成してもよい。水平方向に移動可能な機構は、例えば、水平側ダイ220と垂直側ダイ230の間にライナーを挿入したり、水平側ダイ220にピニオンを設けると共にベースプレート250にラックを設けて水平側ダイ220をラックに沿って移動可能にしたりするなどの構成を使用すればよい。
【0041】
先端加工部220aは、パンチ141と協同して、リード310を折り曲げ加工する。図4に示すように、本実施形態の先端加工部220aは、水平であるが、リード310に対向し、断面鋭角形状又は凸形状を有してもよい。
【0042】
上述したように、従来、リードは、潰し曲げ加工により、その長手方向には容易に移動しずらかった。その結果、リードは、パンチの底面とダイの水平部との間で両者の摩擦により、それに被覆されたメッキに傷や剥離が発生して錆や剥離したメッキによるプレス装置の汚れ等の問題を招いていた。また、リードがダイの垂直部に沿って折れ曲がる際には大きな張力で引っ張られながら折り曲がることになるため、メッキ割れなどの問題を招いていた。このように、従来の折り曲げ加工では、リードのメッキ割れ、メッキ傷み、メッキ付着により、高品位な半導体装置の提供が困難であるという問題もあった。
【0043】
しかし、本実施形態の水平側ダイ220によれば、パンチ、ダイでリード板厚を底突(水平クランプ)しないので、またさらに、先端加工部220aが断面鋭角形状又は凸形状を有するものの場合は、リード310と先端加工部220aとの接触部をほぼ一点にすることができ、リード310に働く摩擦力をさらに低減することができる。その結果、リード310の水平部においてメッキに傷や剥離が発生することを防止することができる。また、リード310に働く摩擦力が小さくなるので、リード310はその長手方向に沿って移動し易くなり、折り曲げられたリード310の垂直部に働く張力は小さくなる。その結果、メッキ割れ等の問題も防止することができる。なお、本実施形態に拘わらず、本発明は、先端加工部220aがリード310と2点以上で接触する形状を排除するものではない。本発明は、従来のように、パンチの底面とダイの水平部が水平面を有してリードを両側から潰し曲げ加工又は底突成形するよりも、リードに加わる摩擦力が低減されることを可能にする先端加工部220aの形状をカバーするものである。
【0044】
また、上述したように、図4(b)に示すように、折り曲げ時には、先端加工部145の先端145cと水平側ダイ220の先端加工部220aの先端の位置が鉛直上からずれているため、リード310の垂直部に働く張力を更に減少させることができる。
【0045】
垂直側ダイ230は、半導体装置300を支持すると共に、リード310の折り曲げ形状の垂直部を決定する。なお、本出願では、「リード310の折り曲げ形状の垂直部」は鉛直方向から±30度の範囲内のものも含み、完全に鉛直であることを要しない。実際、垂直側ダイ230によって折り曲げられるリード310の折り曲げ方向と鉛直方向との角度である、後述する端子立上がり角度Aは0でないことが多い。垂直側ダイ230は、本実施形態においては、上述したように高さ調節ができない。これは、上型100と下型200が予め設定された状態でクランプすることを維持するためであるが、必要があれば、垂直側ダイ230の高さを可変にしてもよい。この結果、ライナー125と同様の作用を奏することができる。
【0046】
半導体装置300は、ICチップをリードフレームにマウント及びワイヤボンディングし、その後、樹脂封止及び個片化されたICやLSIなどを構成する電子部品である。リード310は、リードフレームの端子であり、半導体装置から延在して半導体装置300のチップを、マザーボードなどの基板に電気的に接続するのに使用される。
【0047】
以下、図1及び図4を参照して、プレス装置1の動作を説明する。本実施形態では、スプリングバック量を予測し、ライナーがない状態で、これを見込んでパンチ141、ダイ220及び230の形状を設計及び成形(即ち、研磨又は研削)している。従って、本実施形態では、最初の折り曲げ加工時にはライナー125、150、210はいずれも基準となる厚さのライナーを含んだ状態で、パンチ141、ダイ220及び230の形状を設計及び成形を行う。
【0048】
まず、垂直側ダイ230に半導体装置300が搭載される。次に、上型100が下降し、リード310をはさんでノックアウト121と垂直側ダイ230が保持する。ノックアウト121が下型200に当接すると図示しないバネによって中央部120はそれ以上下降しなくなる。この状態では、図4(a)に示すように、リード310は半導体装置300から水平に延びている。
【0049】
一方、中央部120の下降が停止した状態で上型100が更に下降しようとする結果、パンチ部140が更に下降する。かかる下降量は、リード310の形状を調節するためのパラメータの一つであり、調節可能にされてもよい。下降する際にパンチ部140のローラ148が、カム131を乗り上げる。これにより、軸149を支点として先端加工部145が内側へと回転又は振り込まれる。図4(a)に示す矢印は、かかる振り込みを示している。
【0050】
振り込まれた先端加工部145は、リード310と接触及び押圧する。この結果、リード310は、垂直側ダイ230の先端230aで折れ曲がって垂直部312を形成すると共に、水平側ダイ220に接触して水平部314を形成し始める。本実施形態では、リード310の垂直部312は垂直側ダイ230の先端230aとパンチ141の先端加工部145の先端145cとの間に形成される。また、リード310の水平部は先端加工部145の先端145cと水平側ダイ220の先端との間に形成される。もっとも、折り曲げ加工後に、リード310の水平部314は所定の長さに切断され、かかる切断位置は、典型的に、先端145cと水平側ダイ220の先端との間が望ましい。垂直部312と切断後の水平部314を図5に示す。
【0051】
先端加工部145が回転を終了するまでリード310は折り曲げ加工される。図4(b)は、折り曲げ加工が終了した状態、即ち、金型下死点の状態を示している。上述したように、先端加工部145の底面145aがリード板厚面を介した底突きでないので、水平ではなく、パンチ141は、リード310と先端145cで接触する。このため、リード310が折り曲げ加工時にパンチ141から受ける摩擦力は小さい。同様に、先端加工部220aが水平面でない場合には、水平側ダイ220は、リード310と先端加工部220aで接触する。このため、リード310が折り曲げ加工時に水平側ダイ220から受ける摩擦力は小さい。更に、先端145cと水平側ダイ220の先端が鉛直上でずれているために、リード310を両側から保持することがなく、従来の底突成形又は潰し曲げ加工は行われないため、リード310が受ける摩擦力は更に小さくなる。以上のように、リード310に働く摩擦力が小さくなるのでリード310に被覆された図示しないメッキの剥れや傷、剥れたメッキによるプレス装置1内の汚れを防止することができると共に、リード310が長手方向に移動し易くなるので垂直部312に加わる張力が低減し、引っ張り張力によるメッキ剥れを防止することができる。その結果、本実施形態のプレス装置1は、高品位の半導体装置300を製造することができる。
【0052】
また、水平側ダイ220の先端加工部220aがパッケージとは反対側に上凸形状を有する場合には、リード310との間に逃げ空間が形成される。かかる空間は、リード310が先端145cによって曲げられる部分の曲率半径(即ち、「第2r」)を調節するのに有効である。また、パンチ141の振込量が増加した場合に、かかる空間にリード310が逃げることができるのでリード310の折り曲げ形状を容易に調節することができる。
【0053】
さて、折り曲げ加工の結果、当初予測したスプリングバック量が実際の量とは異なり、リード310が所望の形状とは異なってしまう場合がある。この場合、いずれか又は全てのライナー125、150及び210がプレス装置1に所望の厚さのライナーが搭載され、再度リード310の折り曲げ加工を行う。本実施形態によれば、パンチ141とダイ220及び230を再設計及び再研削する必要がなくなるので、作業効率が向上し、歩留まりが上がる。その結果、所望の形状を有するリード310を備えた半導体装置300を効率的に製造することができる。
【0054】
リード310が所望の形状とは異なってしまった場合に、いずれのライナー125、150及び210を選択して挿入すべきかは重要である。以下、図5及び図6を参照して、リード310の形状と挿入されるライナーとの関係について説明する。ここで、図6は、リード310の形状調節方法を説明するためのフローチャートである。
【0055】
まず、試作的に折り曲げられたリード310を有する半導体装置300について、図5に示すように、端子部立上がり角度A、端子平坦部角度B、スタンドオフ高さCを測定する。ここで、端子部立上がり角度Aは、垂直側ダイ230によって折り曲げられるリード310の折り曲げ方向と鉛直方向との角度である。端子平坦部角度Bは、リード310の折り曲げ方向と水平方向との角度である。スタンドオフ高さCは、半導体装置300を水平面に置いた時のパッケージ下面と切断されたリード310の水平部314の下端までの高さである。
【0056】
まず、端子部立上がり角度Aが適正であるかどうかが判断される(ステップ1002)。適正である場合にはステップ1006に進む。一方、適正でない場合には、端子部立上がり角度Aをライナー125を使用して角度Aが適正になるように調節する(ステップ1004)。具体的には、適当な高さを有するライナー125を選択してプレス装置1に装着する。その後、ステップ1002に帰還する。
【0057】
次に、端子平坦部角度Bが適正であるかどうかが判断される(ステップ1006)。適正である場合にはステップ1008に進む。一方、適正でない場合には、端子平坦部角度Bをライナー210を使用して角度Bが適正になるように調節する(ステップ1008)。具体的には、適当な高さを有するライナー210を選択してプレス装置1に装着する。その後、ステップ1002に帰還する。
【0058】
次に、スタンドオフ高さCが適正であるかどうかが判断される(ステップ1010)。適正である場合にはENDに進む。一方、適正でない場合には、スタンドオフ高さCをいずれか又は全てのライナー125、150及び/又は210を使用して高さCが適正になるように調節する(ステップ1012)。その後、ステップ1002に帰還する。
【0059】
本実施形態では、ステップ1004、1008及び1012後にステップ1002に帰還している。これは、例えば、ステップ1012によってライナー125を使用してスタンドオフ高さCを調節することにより、端子部立上がり角度Aが適正ではなくなる場合があるからである。このように、本実施形態は、ライナー125、150及び210とリード310との関係を予め求めているので、所望の形状のリード310を短時間でより容易に形成することができる。
【0060】
本実施形態は、例えば、2つの異なる形状の製品であっても半導体装置300に要求される折り曲げ形状がライナーで調節可能な範囲内であれば、異なるライナーで調節された同一の2台のプレス装置1を供給する余地を与える。従来は、少しでも異なれば、ダイやパンチを別個に設計して成形しなければならないところ、本実施形態によってプレス装置1は同一にしてライナーのみを調節すればよい場合もあるのでプレス装置1の供給を効率化することができる。
【0061】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されずその要旨の範囲内で種々の変化及び変更が可能である。例えば、水平側ダイを回転する手段を設けて先端加工部とリードとの接触位置を変更してもよい。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、折り曲げ加工の結果、リードの形状が所望の形状に一致しない場合であっても、パンチ及び/又はダイを再設計及び再成形することなく、簡易な方法でリードの形状を調整することができる。その結果、所望の折り曲げ形状を有するリードを備えた半導体装置を効率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の例示的一態様としてのプレス装置を示す概略断面図である。
【図2】 図1に示すプレス装置の上型の概略断面図である。
【図3】 図1に示すプレス装置の下型の概略断面図である。
【図4】 図1に示すZ付近の、折り曲げ加工前後の状態を示す概略拡大断面図である。
【図5】 図1に示す半導体装置のリードの形状を調整する方法を説明するためのリードの概略拡大断面図である。
【図6】 図1に示す半導体装置のリードの形状を調整する方法を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 プレス装置
100 金型
120 中央部
121 ノックアウト
125 パンチ振込量調節用のライナー
130 カム部材
131 カム
140 パンチ部
141 パンチ
145 先端加工部
145a 先端加工部の底面
145c 先端加工部の先端
150 パンチ高さ調節用のライナー
200 下型
210 水平側ダイの高さ調節用のライナー
220 水平側ダイ
220a 水平側ダイの先端加工部
230 垂直側ダイ
300 半導体装置
310 リード

Claims (2)

  1. 半導体装置から延在して当該半導体装置を基板に電気的に接続するためのリードを折り曲げるためのプレス装置であって、
    前記リードの折り曲げ形状の垂直部を決定する垂直側ダイと、
    前記垂直側ダイと分離され、前記リードの折り曲げ形状の水平部を決定する水平側ダイと、
    前記水平側ダイの高さを調節するライナーと、
    前記垂直側ダイ及び前記ライナーによって高さ調節された前記水平側ダイを固定した状態で前記リードに対して前記水平側ダイの反対側から前記リードを前記垂直側ダイ及び前記水平側ダイ方向に押し付けることによって前記リードを折り曲げるパンチとを有することを特徴とするプレス装置。
  2. 半導体装置から延在して当該半導体装置を基板に電気的に接続するためのリードを所定の形状に折り曲げるためのプレス装置であって、
    前記リードの折り曲げ形状の垂直部を決定する垂直側ダイと、
    前記垂直側ダイに対して高さ方向に変位可能に構成され、前記リードの折り曲げ形状の水平部を決定する水平側ダイと、
    前記水平側ダイの高さを調節するライナーと、
    前記垂直側ダイ及び前記水平側ダイと協同して前記リードを折り曲げるためのパンチと、
    前記パンチの高さを調整する第一のライナーと、
    前記パンチの振込量を調整する第二のライナーとを有し、
    前記水平側ダイ及び前記パンチの前記リードに対向する面の少なくとも一方は、前記リードに向かって突出して前記リードと当接可能な断面凸形状を有することを特徴とするプレス装置。
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