JP4012915B2 - バリスタシート用ペーストの製造方法、積層型チップバリスタの製造方法、及び積層型チップバリスタ - Google Patents

バリスタシート用ペーストの製造方法、積層型チップバリスタの製造方法、及び積層型チップバリスタ Download PDF

Info

Publication number
JP4012915B2
JP4012915B2 JP2005263883A JP2005263883A JP4012915B2 JP 4012915 B2 JP4012915 B2 JP 4012915B2 JP 2005263883 A JP2005263883 A JP 2005263883A JP 2005263883 A JP2005263883 A JP 2005263883A JP 4012915 B2 JP4012915 B2 JP 4012915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
varistor
paste
sheet
multilayer chip
cobalt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005263883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007080950A (ja
Inventor
毅彦 阿部
英隆 北村
洋 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2005263883A priority Critical patent/JP4012915B2/ja
Publication of JP2007080950A publication Critical patent/JP2007080950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4012915B2 publication Critical patent/JP4012915B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thermistors And Varistors (AREA)

Description

本発明は、バリスタシート用ペーストの製造方法、積層型チップバリスタの製造方法、及び積層型チップバリスタに関する。
従来の積層型チップバリスタの一種として、例えば下記特許文献1に記載されているように、バリスタ層と当該バリスタ層を挟むように配置された内部電極とを有する積層体と、当該積層体の表面に形成されると共に内部電極に接続される外部電極とを備えるものが知られている。下記特許文献1には、次のようなバリスタの製造方法が開示されている。まず、バリスタ層となるグリーンシートと内部電極となる電極層とを有すると共に、電極層がグリーンシートを挟むように配置されたグリーン積層体を形成する。続いて、このグリーン積層体を焼成し、焼成体を得る。そして、この焼成体を上述した積層体とし、表面に外部電極を形成する。
特開2002−246207号公報
上記特許文献1に記載されているバリスタの製造方法に従って積層型チップバリスタを形成すると、ESD耐量が十分に確保できない場合がある。ESD耐量とは、ESD(Electrostatic Discharge:静電気放電)に関する耐量である。
そこで本発明では、ESD耐量を向上させた積層型チップバリスタ、積層型チップバリスタの製造方法、及びその製造に用いられるバリスタシート用ペーストの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明者らは、ESD耐量と積層型チップバリスタの構成要素との関係について様々な角度から検討を重ねた。しかしながら、ESD耐量を向上させることは困難を極め、ESD耐量を向上させるための明確な理論的裏づけを得ることはできなかった。そこで本発明者らは、積層型チップバリスタを製造する際の各工程において、材料の選択や混合方法や焼成方法といった様々な要因を検討し、その検討の結果本発明を想起するに至ったものである。
本発明に係るバリスタシート用ペーストの製造方法は、積層型チップバリスタを製造するためのシートを製造する際に用いられるバリスタシート用ペーストの製造方法であって、コバルト単体又はコバルト化合物を含むコバルト材料と、有機溶剤とを準備する準備工程と、コバルト材料と有機溶剤とを混合すると共にコバルト材料を粉砕して、コバルト材料の平均粒径が0.5μm以下であるコバルト原料を得る原料生成工程と、コバルト原料と、ZnOと、Pr又はBiとを混合してペースト原料を得る混合工程と、ペースト原料とバインダとを混合してバリスタシート用ペーストを得るペースト生成工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、バリスタシート用ペーストにおけるコバルト原料の分散を良好に保つことができる。このコバルト分散性に優れたペーストを用いてグリーンシートを形成し、更にそのグリーンシートを用いて積層型チップバリスタを製造すると、ESD耐量を向上させた積層型チップバリスタを得ることができる。
本発明に係る積層型チップバリスタの製造方法は、バリスタ層と当該バリスタ層を挟むように配置された内部電極とを有する積層体と、当該積層体の表面に形成されると共に内部電極に接続される外部電極とを備える積層型チップバリスタの製造方法であって、上述した製造方法によって得ることのできるバリスタシート用ペーストを準備するペースト準備工程と、当該準備したバリスタシート用ペーストを用いてグリーンシートを形成するシート形成工程と、当該形成したグリーンシートと内部電極となる電極層とを有すると共に、電極層が前記グリーンシートを挟むように配置されたグリーン積層体を形成する積層工程と、当該形成したグリーン積層体を焼成して形成した積層体に外部電極を形成する電極形成工程と、を備えることを特徴とする。また、本発明に係る積層型チップバリスタは、この製造方法によって得ることのできるものである。
本発明によれば、コバルト分散性に優れたバリスタシート用ペーストを用いてグリーンシートを形成し、更にそのグリーンシートを用いて積層型チップバリスタを製造するので、ESD耐量を向上させた積層型チップバリスタを得ることができる。また、この製造方法によって得ることのできる積層型チップバリスタは、ESD耐量が向上されている。
本発明によれば、ESD耐量を向上させた積層型チップバリスタを得ることが可能となる。
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態であるバリスタシート用ペーストの製造方法について図1を参照しながら説明する。図1は、バリスタシート用ペーストの製造工程を説明するための図である。
まず、ポットを準備し、主溶剤としてのアセトンを投入する(工程S01、準備工程)。続いて、コバルト材料としてのCoを投入する(工程S02、準備工程)。更に、ZrOビーズを投入後、2〜48時間程度攪拌する。これによって、Coは粉砕され、アセトンと混合し分散する(工程S03、原料生成工程)。本実施形態では、コバルト材料としてCoを用いているけれども、コバルト単体や他のコバルト化合物を用いてもよい。
工程S01〜工程S03によって、Coの平均粒径が0.5μm以下であるスラリーを得ることができる(工程S04)。尚、この平均粒径は、光学式の粒度測定器によって測定される50%粒径を指標としている。50%粒径とは、測定される粒径の累積個数が全体の50%となる径を代表値とするものである。
続いて、ボールミルを準備し、主溶剤としてのアセトンを投入する(工程S11)。続いて、工程S04において得られたスラリーを加える(工程S12)。続いて、ZnO、及びPr11、CrO、KCO、Al、SiOといった微量添加物を加える(工程S13)。その後、アセトン、スラリー、ZnO、及び微量添加物を混合する(工程S14、混合工程)。尚、スラリーを加える工程S12は、工程S13の後や、工程S14の後に行ってもよい。また、Prの代わりにBiを用いてもよい。
続いて、有機バインダ、有機溶剤、有機可塑剤等を加える(工程S15、ペースト生成工程)。その後、ボールミル等を用いて20時間程度混合・粉砕を行う(工程S16、ペースト生成工程)。工程S11〜工程S16によって、Coの平均粒径が0.5μm以下であって、分散性の優れたバリスタシート用ペーストを得ることができる(工程S17)。
上述した製造方法によって得ることのできるバリスタシート用ペーストを用いた、積層型チップバリスタの製造方法について図2を参照しながら説明する。図2は、積層型チップバリスタの製造工程を説明するための図である。
まず、上述した製造方法によって、バリスタシート用ペーストを調整する(工程S21、ペースト準備工程)。続いて、このペーストを、ドクターブレード法等の公知の方法により、例えばポリエチレンテレフタレートからなるフィルム上に塗布した後、乾燥して厚さ15〜30μm程度の膜を形成する。こうして得られた膜をフィルムから剥離してグリーンシートを得る(工程S22、シート形成工程)。
次に、このグリーンシート上に、内部電極用の材料であるペースト状のPdをスクリーン印刷等の印刷法により所定のパターンで塗布した後、この導電性ペーストを乾燥させて所定のパターンを有する電極層を形成する(工程S23)。
次に、電極層が形成されたグリーンシートと、電極層が形成されていないグリーンシートとを所定の順序で重ねてシート積層体を形成する(工程S24、積層工程)。こうして得られたシート積層体を所望のサイズに切断してグリーンチップを得る(工程S25)。得られたグリーンチップでは、図3に示されるように、電極層ELが形成されていない複数枚のグリーンシートS1、電極層ELが形成されたグリーンシートS2、電極層ELが形成されていない複数枚のグリーンシートS1、電極層ELが形成されたグリーンシートS3、電極層ELが形成されていない複数枚のグリーンシートS1の順に、これらのシートS1〜S3が積層されている。
次に、このグリーンチップに、180〜400℃、0.5〜24時間程度の加熱処理を実施して脱バインダを行った後、さらに、1050〜1200℃、0.5〜8時間程度の焼成を行い(工程S26)、積層体を得る。この焼成によって、グリーンチップにおける電極層ELの間のグリーンシートS1,S3はバリスタ層となる。電極層ELは、内部電極となる。こうして得られた積層体には、次の工程を実施する前に、研磨材等とともに研磨容器に入れるなどして素子表面の平滑処理を施してもよい。
次に、積層体の両端部に、一対の内部電極のそれぞれに接するように、主としてAgを含む外部電極用ペーストを塗布した後、このペーストに対して550〜850℃程度の加熱(焼き付け)処理を行い、Agからなる一対の外部電極を形成する(工程S27、電極形成工程)。そして、外部電極の外側表面に、電解めっき等によりNiめっき層及びSnめっき層を順次積層する。こうして積層型チップバリスタが得られる。
上述した製造方法によって得ることのできる積層型チップバリスタについて図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態における積層型チップバリスタ1の積層方向に沿った断面構成を示す図である。
図4に示すように、積層型チップバリスタ1は、積層体3と、当該積層体3において対向する端面にそれぞれ形成される一対の外部電極5とを備えている。積層体3は、バリスタ部7と、当該バリスタ部7を挟むように配置される一対の外層部9とを有し、バリスタ部7と一対の外層部9とが積層されることにより構成されている。積層体3は、直方体形状を呈しており、例えば、長さが1.6mmに、幅が0.8mmに、高さが0.8mmにそれぞれ設定されている。
バリスタ部7は、バリスタ特性を発現するバリスタ層11と、当該バリスタ層11を挟むように配置される一対の内部電極13,14とを含んでいる。バリスタ部7では、バリスタ層11と内部電極13,14とが交互に積層されている。バリスタ層11における一対の内部電極13,14に重なる領域11aがバリスタ特性を発現する領域として機能する。
バリスタ層11は、ZnOを主成分として含むと共に、副成分として希土類金属元素、Co、IIIb族元素(B、Al、Ga、In)、Si、Cr、Mo、アルカリ金属元素(K、Rb、Cs)及びアルカリ土類金属元素(Mg、Ca、Sr、Ba)等の金属単体やこれらの酸化物を含む素体からなる。これにより、バリスタ層11における一対の内部電極13,14に重なる領域11aが、ZnOを主成分とすると共にPrを含む素体からなる領域を有することになる。
Prは、バリスタ特性を発現させるための材料となる。Prを用いる理由は、電圧非直線性に優れ、また、量産時での特性ばらつきが少ないためである。尚、希土類金属元素Prの代わりにBiを含むことも好ましい。バリスタ層11におけるZnOの含有率は、特に限定されないが、バリスタ層11を構成する全体の材料を100質量%とした場合に、通常、99.8〜69.8質量%である。バリスタ層11の厚みは5〜60μm程度である。
一対の内部電極13,14は、それぞれの一端が積層体3において対向する端面に交互に露出するように略平行に設けられている。各内部電極13,14は、上記各一端において外部電極5と電気的に接続されている。この内部電極13,14は、導電材を含んでいる。内部電極13,14に含まれる導電材としては、Pdを含んでいることが好ましい。本実施形態では、内部電極13,14は、PdまたはAg−Pd合金からなる。内部電極13,14の厚みは、0.5〜5μm程度である。また、内部電極13,14の幅は、50〜600μm程度である。また、内部電極13,14が互いに重なり合う部分Lの面積(内部電極13,14の重なり面積)は、積層体3の積層方向(バリスタ層11の厚み方向)から見て、0.2〜30mmである。
外層部9は、バリスタ層11と同様に、ZnOを主成分として含むと共に、副成分として希土類金属元素、Co、IIIb族元素(B、Al、Ga、In)、Si、Cr、Mo、アルカリ金属元素(K、Rb、Cs)およびアルカリ土類金属元素(Mg、Ca、Sr、Ba)等の金属単体やこれらの酸化物を含む素体からなる。本実施形態において、外層部9は、副成分としてPr、Co、Cr、Ca、Si、K、Al等を含んでいる。これにより、外層部9が、ZnOを主成分とすると共にPrを含む素体からなる領域を有することとなる。外層部9の厚みは40〜750μm程度である。
外部電極5は、積層体3の両端面を覆うように設けられている。この外部電極5は、内部電極13,14を構成しているPd等の金属と電気的に良好に接続できる金属材料からなるものである。例えば、Agは、Pdからなる内部電極13,14との電気的な接続性が良好であり、しかも積層体3の端面に対する接着性が良好であることから、外部電極用の材料として好適である。外部電極5の厚みは10〜50μm程度である。
以下、実施例及び比較例に基づき本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例) 実施例は、上述した製造方法に従って製造した積層型チップバリスタである。本実施例に係る積層型チップバリスタは、純度99.9%のZnO(97.725モル%)に、Prが0.5モル%、Coが1.5モル%、Alが0.005モル%、Kが0.05モル%、Crが0.1モル%、Caが0.1モル%、Siが0.02モル%となるように、上述した製造方法によって製造したものである。尚、積層型チップバリスタのサイズは1005サイズであり、バリスタ電圧は27V、静電容量は10pFである。
(比較例) 比較例は、平均粒径が0.5μmのCoと、ZnO、及びPr11、CrO、KCO、Al、SiOといった微量添加物とを同時に混合したペーストを使用して製造した積層型チップバリスタである。尚、サイズ、バリスタ電圧、静電容量は実施例と同様である。
実施例と比較例とを、ESD耐量及び分散状態の側面から比較した。ESD耐量は、高電圧電源により150pFのコンデンサに各充電電圧で充電し、330Ωの抵抗を介して実施例及び比較例に静電気を放電した後にバリスタ電圧の変化を測定することによって比較している。このバリスタ電圧の変化率が±10%を上回らない上限の高電圧電源の電圧をESD耐量として表すと、実施例は20kV、比較例は12kVであった。従って、実施例のESD耐量が比較例のESD耐量よりも上回っている。
また、分散状態は、グリーンシート(図2の工程S22参照)におけるCoの分散状態によって比較した。実施例、比較例共にグリーンシートにおける100μm角の領域において、縦横0.5μmごとに合計4000測定点のCo元素分析を行った。Coの元素分析は特性X線カウントによって行い、その特性X線カウント数データのばらつきCV(Coefficient of Variation:変動係数)によって分散状態を表している。CVは、X線カウント数の標準偏差を、X線カウント数の平均値によって除した値で表す。実施例のCVは0.198であり、比較例のCVは0.508であった。CVの定義からみて、CV値が低い方が分散状態がいいといえるので、実施例の分散状態がより良好であることがわかる。Coの分散が良好であれば、粒成長が均一に行われ、粒界が均一に生成される。従って、粒界のバリスタ特性があらゆる粒界で均一になり、ESD耐量が向上すると考えられる。これは、粒界のバリスタ特性が不均一であると、粒界に形成されるバリスタ特性のポテンシャルが小さい(ポテンシャルの高さが低いか、又はポテンシャルの幅が狭い)部分に電流が集中し、ESD耐量を引き下げることが一つの原因である。
ESD耐量とCoの分散性との比較から、Coの分散性の向上がESD耐量の向上に繋がっているといえる。これは、Coを分散させることにより積層型チップバリスタの焼結の均一性が向上し、素地中のポア(空孔)が減少していることが関係しているとも考えられる。積層型チップバリスタがエネルギーを熱として放散する際に、バリスタ素地中にポアがあると伝熱効率が落ちると考えられるので、ポアの減少が伝熱効率の上昇に繋がり、結果的にESD耐量の向上に寄与していると考えられる。
本実施形態であるバリスタシート用ペーストの製造工程を説明するための図である。 本実施形態である積層型チップバリスタの製造工程を説明するための図である。 図2に示す製造工程における、グリーンシートの積層状態を説明するための図である。 本実施形態における積層型チップバリスタの積層方向に沿った断面構成を示す図である。
符号の説明
1…積層型チップバリスタ、3…積層体、5…外部電極、7…バリスタ部、9…外層部。

Claims (3)

  1. 積層型チップバリスタを製造するためのシートを製造する際に用いられるバリスタシート用ペーストの製造方法であって、
    コバルト単体又はコバルト化合物を含むコバルト材料と、有機溶剤とを準備する準備工程と、
    前記コバルト材料と有機溶剤とを混合すると共に前記コバルト材料を粉砕して、前記コバルト材料の平均粒径が0.5μm以下であるコバルト原料を得る原料生成工程と、
    前記コバルト原料と、ZnOと、Pr又はBiとを混合してペースト原料を得る混合工程と、
    前記ペースト原料とバインダとを混合してバリスタシート用ペーストを得るペースト生成工程と、
    を備えることを特徴とするバリスタシート用ペーストの製造方法。
  2. バリスタ層と当該バリスタ層を挟むように配置された内部電極とを有する積層体と、当該積層体の表面に形成されると共に前記内部電極に接続される外部電極とを備える積層型チップバリスタの製造方法であって、
    請求項1に記載の製造方法によって得ることのできるバリスタシート用ペーストを準備するペースト準備工程と、
    当該準備したバリスタシート用ペーストを用いてグリーンシートを形成するシート形成工程と、
    当該形成したグリーンシートと前記内部電極となる電極層とを有すると共に、前記電極層が前記グリーンシートを挟むように配置されたグリーン積層体を形成する積層工程と、
    当該形成したグリーン積層体を焼成して形成した積層体に前記外部電極を形成する電極形成工程と、
    を備えることを特徴とする積層型チップバリスタの製造方法。
  3. 請求項2に記載の製造方法によって得ることのできる積層型チップバリスタ。
JP2005263883A 2005-09-12 2005-09-12 バリスタシート用ペーストの製造方法、積層型チップバリスタの製造方法、及び積層型チップバリスタ Active JP4012915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005263883A JP4012915B2 (ja) 2005-09-12 2005-09-12 バリスタシート用ペーストの製造方法、積層型チップバリスタの製造方法、及び積層型チップバリスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005263883A JP4012915B2 (ja) 2005-09-12 2005-09-12 バリスタシート用ペーストの製造方法、積層型チップバリスタの製造方法、及び積層型チップバリスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007080950A JP2007080950A (ja) 2007-03-29
JP4012915B2 true JP4012915B2 (ja) 2007-11-28

Family

ID=37940965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005263883A Active JP4012915B2 (ja) 2005-09-12 2005-09-12 バリスタシート用ペーストの製造方法、積層型チップバリスタの製造方法、及び積層型チップバリスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4012915B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5338795B2 (ja) * 2010-12-06 2013-11-13 Tdk株式会社 チップバリスタ
JP5321570B2 (ja) * 2010-12-06 2013-10-23 Tdk株式会社 チップバリスタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007080950A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100674385B1 (ko) 적층형 칩 배리스터
CN106024383A (zh) 层叠陶瓷电子部件
JP2021010000A (ja) 積層セラミックキャパシタ及びその製造方法
JP7009761B2 (ja) 全固体型二次電池
JP2015220099A (ja) 全固体リチウムイオン二次電池
JP5970717B2 (ja) 積層型ptcサーミスタ素子
JPWO2018062081A1 (ja) 全固体リチウムイオン二次電池
CN110310826A (zh) 层叠陶瓷电子部件
JP6316091B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP4618010B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
JP4012915B2 (ja) バリスタシート用ペーストの製造方法、積層型チップバリスタの製造方法、及び積層型チップバリスタ
WO2021079698A1 (ja) 全固体電池
JP4623036B2 (ja) 電子部品の製造方法及び電子部品
JP2005353845A (ja) 積層型チップバリスタ
JP4262141B2 (ja) 積層型チップバリスタ及びその製造方法
JP4683068B2 (ja) 積層型チップバリスタ
JP2006041393A (ja) 積層セラミックコンデンサ
US6387835B2 (en) Dielectric ceramic composition, ceramic capacitor using the composition and method of producing thereof
JP2016054225A (ja) 負特性サーミスタ用半導体セラミック組成物および負特性サーミスタ
JP4710560B2 (ja) 積層型チップバリスタの製造方法
JP4070780B2 (ja) 積層型チップバリスタ
JP6362883B2 (ja) 固体イオンキャパシタおよび固体イオンキャパシタの製造方法
KR20130027784A (ko) 외부 전극용 도전성 페이스트, 이를 이용한 적층 세라믹 전자부품 및 이의 제조방법
WO2023140342A1 (ja) 蓄電デバイスおよび蓄電デバイスの製造方法
JP2006269985A (ja) 積層型チップバリスタ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4012915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250