JP4012133B2 - 給水用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、擁壁に関する。
施工対象の法面に倣って、矩形筒状の擁壁用ブロック複数を、各擁壁用ブロック内に中込材を充填しつつ階段状に重積してなる擁壁が実用化されている。このような擁壁にあっては、中込材の一部に客土を使用することによって、各擁壁用ブロックの客土充填部分に植物を生育させることができるが、かかる植物を順調に生育させるには、植物に水を安定して供給することが重要である。そのため本発明者は、後記する特許文献1において、次のような給水用ブロック(給水用容器)を開示している。
図10は、本発明者が開示した従来の給水用ブロックの使用態様を示す側断面図であり、図中、71は、擁壁用ブロック、81は、擁壁用ブロック71の内部に設置された給水用ブロックである。矩形筒状の擁壁用ブロック71の後壁74は前壁72より低くしてあり、擁壁用ブロック71の両側壁73(73)は、前壁72から後壁74へ、前壁72の高さ寸法と同じ高さ寸法で所定距離だけ延設した後、後壁74の高さ寸法と同じ高さ寸法にした段差部を経て後壁74に連結させてある。また、前壁72の底部には、短寸の底壁76が連結してある。
一方、給水用ブロック81は、全面が有底であること以外は擁壁用ブロック71と略相似した形状をしており、給水用ブロック81の前壁82の高さ寸法は、擁壁用ブロック71の側壁73の段差部から擁壁用ブロック71の前壁72の上端までの寸法と略同じである。また、給水用ブロック81の底壁86の前壁82近傍の位置には、前述した擁壁用ブロック71内に充填される客土を受ける帯板状の客土受壁87が底壁86の全幅に渡って垂下してある。
給水用ブロック81の前壁82の底壁86から少し高い位置には、前壁82を貫通する貫通孔88が、底壁86と平行に開設してある。この貫通孔88内には、給水用ブロック81内の水を毛細上昇により汲み上げる紐状の揚水部材90が挿通させてあり、揚水部材90の一端側は、給水用ブロック81内の底壁86まで、揚水部材90の他端側は、給水用ブロック81の外側へ適宜距離だけ、それぞれ延伸させてある。
そして、法面に倣って配置した擁壁用ブロック71内に、適宜の大きさの栗石及び砕石等の中込材Fを、擁壁用ブロック71の前壁72側は薄く、後壁74側は厚く敷き詰めた後、給水用ブロック81を、擁壁用ブロック71の後壁74側の中込材F上に載置するように配置し、擁壁用ブロック71内の給水用ブロック81より後壁74側に中込材Fを、擁壁用ブロック71の前壁72の高さ位置まで投入すると共に、給水用ブロック81内に、擁壁用ブロック71内に投入した中込材Fより大きいサイズの中込材Fを、擁壁用ブロック71の前壁72の高さ位置まで投入する。これによって、間隙率を高くして給水用ブロック81内に貯えられる水の容量を大きくすると共に、中込材Fで揚水部材90の一端側を給水用ブロック81の底壁86に固定する。
このように施工した下段の擁壁用ブロック71上に上段の擁壁用ブロック71を、上段の擁壁用ブロック71の底壁76が下段の給水用ブロック81の前壁82によって支持されるように載置した後、前同様の作業を行って、上段の擁壁用ブロック71及び上段の給水用ブロック81を施工する。そして、このような作業を繰り返した後、各擁壁用ブロック71,71,…内の給水用ブロック81,81,…より前壁72,72,…側に、それぞれ客土G,G,…を投入することによって、複数段の擁壁用ブロック71,71,…内にそれぞれ給水用ブロック81,81,…を埋設した擁壁を施工する。
このような擁壁では、各擁壁用ブロック71,71,…内の客土G,G,…に植物P,P,…をそれぞれ移植することができる。一方、上段の擁壁用ブロック71,71,…内の客土G,G,…上への降雨は、当該客土G,G,…内へ浸透して下段の擁壁用ブロック71,71,…内に埋設した給水用ブロック81,81,…の内部に貯留される。そして、給水用ブロック81,81,…内に貯留された雨水は、揚水部材90の毛細上昇により汲み上げられて、擁壁用ブロック71,71,…の客土G,G,…へ浸透し、該客土G,G,…を介して植物P,P,…に供給される。
特開2000−104268号公報
しかしながら、このような従来の給水用容器にあっては、次のような問題があった。すなわち、給水用ブロック81内に貯留された雨水は、揚水部材90内を毛管上昇により客土Gへ汲み上げられるが、かかる揚水用部材90が毛細上昇によって揚水し得る高さ寸法は、せいぜい15cm程度であるため、給水用容器の外部へ供給可能な貯水量水が少ないという問題があった。一方、揚水部材90には、その内部に客土G及び植物Pの根等が侵入して目詰まりが発生し易く、これによって揚水能力が低下するという問題があった。また、揚水部材90の両端部分を前述した如き適当な延伸状態に施工する必要があり、当該施工に手間を要するという問題もあった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、前述した如き揚水部材を用いなくても水を供給することが可能であり、施工作業を容易に行うことができる擁壁を提供する。
請求項1記載の本発明は、擁壁用ブロック内に給水用ブロックを配置すると共に、同給水用ブロックの前壁と上記擁壁用ブロックの前壁との間に客土を投入し、同客土に植物を植生するようにした擁壁であって、上記給水用ブロックの前壁に、同給水用ブロック内の貯留水を上記擁壁用ブロック内の客土に供給するための給水路を貫通させて形成すると共に、上記給水路は、上記前壁の内面に取水口を上記給水用ブロックの底面と略同じ高さに開口させる一方、同前壁の外面に吐水口を上記取水口よりも高い位置に開口させ、前記給水路内には、毛管上昇を生起する粒状の媒体を充填するようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、給水路は、毛管上昇を生起する媒体が、吐水口側から取水口側に自然落下して充填されるように形成したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、施工作業中に給水用ブロックの前壁と擁壁用ブロックの前壁との間に投入される客土が、毛管上昇を生起する媒体として、給水用ブロックの前壁に形成した吐水口側から取水口側に自然落下して給水路内に充填されるようにしたことを特徴とする。
(1)請求項1記載の本発明では、擁壁用ブロック内に給水用ブロックを配置すると共に、同給水用ブロックの前壁と上記擁壁用ブロックの前壁との間に客土を投入し、同客土に植物を植生するようにした擁壁であって、上記給水用ブロックの前壁に、同給水用ブロック内の貯留水を上記擁壁用ブロック内の客土に供給するための給水路を貫通させて形成すると共に、上記給水路は、上記前壁の内面に取水口を上記給水用ブロックの底面と略同じ高さに開口させる一方、同前壁の外面に吐水口を上記取水口よりも高い位置に開口させ、前記給水路内には、毛管上昇を生起する粒状の媒体を充填するようにしている。
このようにして、給水用ブロックの前壁に形成した給水路の取水口を上記給水用ブロックの底面と略同じ高さに開口させる一方、同前壁の外面に吐水口を上記取水口よりも高い位置に開口させているため、上記給水用ブロック内には、吐水口の底部の高さ位置まで水を貯えることができる。
しかも、給水路内には毛管上昇を生起する粒状の媒体を充填しているため、給水用ブロック内に貯留された水は、粒状の媒体による毛管上昇により、取水口から吐水口へ給水路内を通して汲み上げられ、同吐水口から前記擁壁用ブロック内の客土に供給される。
この際、粒状の媒体による毛管上昇作用は、従来の揚水部材の毛管上昇作用より大きいため、吐水口と取水口との高さの差を大きくすることができ、これによって、前記擁壁用ブロック内の客土に供給可能な給水用ブロック内の貯水量を従来の構造よりも多くすることができる。
さらには、従来のような紐状の揚水部材を用いることなく、貯留した水を前記擁壁用ブロック内の客土に供給することができるため、擁壁の施工作業を容易に行うことができる。
(2)請求項2記載の本発明では、給水路は、毛管上昇を生起する媒体が、吐水口側から取水口側に自然落下して充填されるように形成しているため、同給水路内への媒体の充填作業を容易に実施することができる。
(3)請求項3記載の本発明では、施工作業中に給水用ブロックの前壁と擁壁用ブロックの前壁との間に投入される客土が、毛管上昇を生起する媒体として、給水用ブロックの前壁に形成した吐水口側から取水口側に自然落下して給水路内に充填されるようにしている。
このように、給水路内に充填される媒体として、客土を給水路内に充填するようにしている。すなわち、施工作業中に給水用ブロックの前壁と擁壁用ブロックの前壁との間に投入される客土を、給水路の吐水口側から取水口側に自然落下させて、同給水路内に充填させるようにしているため、擁壁の施行作業を更に容易に行うことができる。
本発明に係る給水用容器は、水を貯える箱型の容器本体の周囲壁の適宜位置に、この周囲壁を貫通し、容器本体内の水を外へ供給するための給水路が設けてあり、この給水路の吐水口の高さ位置は、給水路の取水口の高さ位置より高くしてある。
より具体的には、給水用孔は、その側断面形状が、吐水口の高さ部分に対応する一辺と取水口の高さ部分に対応する他辺とを有側断面形状する四角形状をなし、更には、前記一辺の寸法は前記他辺の寸法より大きくしてあり、前記一辺の下端の位置は他辺の下端の位置より高くしてある。このとき、給水用孔の側断面形状における前記四角形の上下方向に対をなす両辺は、直線状又は彎曲線状であってよい。
このような給水用容器にあっては、給水用孔内に適当な粒度の土砂等、毛管上昇を生起する媒体を充填しておく。このとき、給水用孔の側断面形状が、前述した如き形状になしてある場合、施工作業中に媒体が給水用孔に自然落下によって充填されるため、充填作業を容易に実施することができる。一方、前記一辺の寸法は前記他辺の寸法より大きくしてあるため、給水用容器の鋳造時、給水用孔の型抜きを容易に行うことができる。
かかる給水用容器内には、吐水口の底部の高さ位置まで水が貯えられる。この給水用容器内に貯留された水は、吐水口より低位にあり貯留水に浸っている取水口から吐水口へ、給水路内の媒体中を毛細上昇により汲み上げられ、吐水口から給水用容器外へ供給される。
このような給水路は、容器本体の周囲壁を貫通する貫通孔で構成することができる。この場合、給水用容器の構成を比較的単純にすることができる。
また、給水路は、周囲壁を貫通する第1貫通孔、及び容器本体の周囲壁の内面に設けた凸部を貫通し、第1貫通孔に連通する第2貫通孔で構成することもでき、また、容器本体の周囲壁を貫通する貫通孔、及びこの貫通孔に連通し、周囲壁の内面から容器本体の底面へ向かって延設した管状部で構成することもできる。これによって、周囲壁の厚さが薄い場合であっても、給水路は所要の容量を確保することができ、内部に十分な量の媒体を充填することができるので、所要の給水量が担保される。
この給水路の取水口は、容器本体の底壁内面たる底面と略同じ高さに設ける。これによって、給水用容器内に貯留された略全ての水が外部へ供給される。
また、本発明に係る給水用容器は、給水路の取水口から容器本体内への土の流入を防止する土流入防止部を備える。これによって、給水路内に充填され毛管上昇を生起する媒体たる土が給水路から容器本体内へ流出することが防止されると共に、内部に流入した土によって容器本体の貯水量が減少することが防止される。
更に、容器本体の取水口の周囲に、板状の土流入防止部を固定するための固定部が設けてある。これによって、給水用容器の施工作業中、板状の土流入防止部にズレが生じることが防止される。
以下、本発明について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図3は、本発明に係る給水用容器たる給水用ブロックの正面図及び平面図、並びにIII−III線による断面図であり、図中、1は水を貯留する箱型のブロック本体である。容器本体たるコンクリート製のブロック本体1は、長方形状の底壁6の周縁部上に前壁(周囲壁)2、後壁(周囲壁)4及び両側壁(周囲壁)3,3を立設してなり、後壁4の高さ寸法は、前壁2の高さ寸法より低くしてある。
また、両側壁3,3は、前壁2から後壁4へ向かって、前壁2の高さ寸法と同じ高さ寸法で適宜距離(図3では、前壁2の内面から後壁4の内面までの距離)だけ延設した後、後壁4の高さ寸法と同じ高さ寸法になした段差部を経て、段差部と同じ高さ寸法で後壁4の外面位置まで延設してある。このように両側壁3,3に前壁2の高さ寸法と同じ高さ寸法の部分を設けておくことによって、複数の給水用ブロックを縦に重積させることができ、狭いスペースに複数の給水用ブロックをストックすることができる。一方、両側壁3,3の前壁2の高さ寸法と同じ高さ寸法の部分以外の部分は、後壁4の高さ寸法と同じ高さ寸法にしてあるため、ブロック本体1の製造に要する原料の総量を可及的に少なくすることができ、これによって製造コストを低減することができる。
一方、ブロック本体1内の幅方向の略中央には、後壁4の高さと略同じ高さの中壁5が、側壁3,3と平行に、ブロック本体1の内部を2つの領域に仕切る態様で立設してある。
ところで、前述した前壁2には、該前壁2の内外面を貫通し、ブロック本体1内に貯留された水を外へ供給するための複数(図2では4つ)の給水用孔13,13,…が、前壁2の幅方向へ適宜の距離を隔てて開設してあり、各給水用孔13,13,…によって給水路10,10,…が構成されている。給水路10の前壁2外面に開口した吐水口11は、前壁2の上端近傍に位置しており、給水路10の前壁2内面に開口した取水口12は、底壁6の内面(底面)と略同じ高さに位置している。即ち、吐水口11の高さ位置は、取水口12の高さ位置より高い。
また、給水路10は、その側断面形状が、吐水口11の高さ部分に対応する一辺と取水口12の高さ部分に対応する他辺とを有する四角形状をなし、吐水口11の高さ寸法は取水口12の高さ寸法より大きくしてある。つまり、前記四角形の上辺の立上がり角度α2は下辺の立上がり角度α1より大きくしてある。これによって、給水用ブロックの鋳造時、給水用孔13の型抜きを容易に行うことができる。
一方、このように、給水路10は、その内径が前壁2の外面側上部から内面側下部へ向かって漸次小さくなる略メガホン形をなしており、施工作業中、土砂といった毛管上昇を生起する媒体が自然落下により給水路10内に充填される。従って、給水用ブロックの施工作業を更に容易に行うことができる。
なお、給水路10は、前述した側断面の下辺の立上がり角度α1が略30度以上が好ましい。これによって、前述した媒体の自然落下が担保される。一方、図4に示した如く、給水路10の吐水口11は、その一部が前壁2の上面にかかってもよい。
なお、本実施例では、前述した如く、給水路10の側断面形状が四角形状をなし、この四角形の上下両辺は直線状にしてあるが、本発明はこれに限らず、彎曲状にしてもよい。
ブロック本体1の内部には、各給水用孔13,13,…からブロック本体1の内部へ後述する客土が流入することを防止すべく、金属板状の止部材21,21,…がそれぞれ、取水口12,12,…に対向配置してあり、底壁6の取水口12,12,…から少し距離を隔てた位置には、止部材21,21,…を固定するための四角錐台形の凸部15,15,…がそれぞれ設けてある。そして、各凸部15,15,…と前壁2との間に形成された溝状の間隙に、止部材21,21,…をそれぞれ嵌合させて、止部材21,21,…の面内方向を固定してある。
なお、本実施例では、底壁6に設けた凸部15によって、止部材21を嵌合固定するようにしてあるが、本発明はこれに限らず、底壁6に、止部材21を内嵌させる溝部を設けておき、該溝部に止部材21を内嵌固定するようにしてもよいし、前壁2の取水口12の周囲に、止部材21を固定支持するフック部を設けておき、該フック部によって止部材21を内嵌固定するようにしてもよい。これによって、止部材21がブロック本体1内に固定されるため、後述する給水用ブロックの施工作業を容易に実施することができる。
ところで、止部材21と前壁2の内面との間には封止処置を施していないため、止部材21を前壁2の内面に当接した場合であっても、ブロック本体1内に貯留された水は、止部材21と前壁2の内面との間隙から給水路10内へ容易に浸入する。
一方、本実施例では、止部材21を無垢の板状にしてあるが、本発明はこれに限らず、止部材21の前述した取水口12に対向する部分に、1又は複数の貫通孔を開設しておいてもよい。これによって、給水路10内へ浸入する水の量を増大させることができる。なお、かかる貫通孔の直径が比較的大きい場合、シート状の止部材を貫通孔に対向配置してもよい。これによって、給水路10内の客土が前記貫通孔を通過して給水路10からブロック本体1内へ流出することが防止される。
なお、本実施例では、給水路10の取水口12に対向して止部材21を配置してあるが、本発明はこれに限らず、止部材21に代えて、適宜寸法の複数の小石で取水口12を塞ぐようにしてもよい。これによって、ブロック本体1内への客土の流入を防止すると共に、各小石の間隙によって、ブロック本体1内の水を給水路10内へ通流させることができる。
ところで、前述した後壁4の高さは、前壁2に設けた給水路10の吐水口11の底部の高さと略同じにしてある。仮に、後壁4の高さを吐水口11の底部の高さより高くした場合、ブロック本体1内の吐水口11の底部より高い部分に一時的に溜まった水は、この部分の水圧により短時間で、吐水口11の底部の高さになるまで、給水路10から外へ排出される。従って、後壁4の高さを吐水口11の底部の高さより高くしても、給水用ブロックの実質的な貯水量は増大しない。一方、本実施例の如く、後壁4の高さを、吐水口11の底部の高さと略同じにした場合、ブロック本体1を製造するに要する原料を低減することができ、製造コストが低い。
図5は、本発明に係る給水用ブロックの使用状態の一例を示す側断面図であり、図中、71は擁壁用ブロックである。図5に示した如く、底壁6の前壁2近傍の位置に、擁壁用ブロック71内に充填される客土Gを受ける帯板状の客土受壁7を、底壁6の略全幅に渡って配設してある。
法面に倣って配置した擁壁用ブロック71内に、適宜の大きさ(例えば、直径が略20mm〜40mm)の砕石等の中込材Fを、擁壁用ブロック71の前壁72側は薄く、後壁74側は厚く敷き詰めた後、給水用ブロックのブロック本体1を、擁壁用ブロック71の後壁74側の中込材F上に載置するように配置し、擁壁用ブロック71内の給水用ブロックより後壁74側に中込材Fを、擁壁用ブロック71の前壁72の高さ位置まで投入すると共に、給水用ブロックのブロック本体1内に、擁壁用ブロック71内に投入した中込材Fと同じサイズの中込材Fを、擁壁用ブロック71の前壁72の高さ位置まで投入する。
なお、給水用ブロックに投入する中込材Fのサイズは、擁壁用ブロック71に投入した中込材Fのサイズより大きくしてもよい。この場合、中込材F内の間隙が大きいため、給水用ブロック内の貯水量が多い。一方、給水用ブロックのブロック本体1に投入する中込材Fのサイズと、擁壁用ブロック71に投入した中込材Fのサイズとを同じにした場合、施工作業中、中込材Fの種類を変更することなく作業を行うことができ、作業効率が高い。
このように施工した下段の擁壁用ブロック71上に上段の擁壁用ブロック71を、上段の擁壁用ブロック71の底壁76が下段の給水用ブロックのブロック本体1の前壁2によって支持されるように載置した後、前同様の作業を行って、上段の擁壁用ブロック71及び上段の給水用ブロックを施工する。そして、このような作業を繰り返した後、各擁壁用ブロック71,71,…内の給水用ブロックのブロック本体1,1,…より前壁72,72,…側に、それぞれ客土G,G,…を投入することによって、複数段の擁壁用ブロック71,71,…内にそれぞれ給水用ブロックを埋設した擁壁を施工する。
このとき、擁壁用ブロック71内へ投入した客土Gは自然落下により、給水用ブロックの給水路10内へ進入し、そこに充填される。給水路10に充填された客土G中には、適宜の間隙が形成されており、この間隙によって毛管上昇が生起される。従って、給水路10に、毛管上昇を生起する他の部材を挿入することなく、ブロック本体1内に貯留された水を毛管上昇によって給水路10から外へ供給することができる。また、擁壁用ブロック71内へ投入した客土Gが自然落下により給水路10に充填されるため、給水用ブロックの施工作業が容易である。
このような擁壁では、各擁壁用ブロック71,71,…内の客土G,G,…に植物P,P,…をそれぞれ移植することができる。一方、上段の擁壁用ブロック71,71,…内の客土G,G,…への降雨は、当該客土G,G,…内へ浸透して、それぞれ下段の擁壁用ブロック71,71,…内に埋設した給水用ブロックのブロック本体1,1,…内に貯留される。そして、給水用ブロック内に貯留された雨水は、給水路10,10…内に充填された客土G,10,…の毛細上昇により汲み上げられて、擁壁用ブロック71,71,…の客土G,G,…へ浸透し、該客土G,G,…を介して植物P,P,…に供給される。
図6は、実施例2に係る給水用ブロックの側断面図であり、図3に示した平板状の止部材21に代えて、L字状の止部材22を用いた場合について示してある。なお、図中、図3に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
ブロック本体1の前壁2内面は、底壁6に対して略直角にしてあり、底壁6の前記取水口12(12,…)に連なる部分には、それぞれ矩形の凹部16(16,…)が設けてある。そして、金属板をL字状に屈曲させてなる止部材22(22,…)がそれぞれ、止部材22(22,…)の縦部分を取水口12(12,…)に対向させ、取水口12(12,…)に臨む周囲部分を前壁2の内面に当接させる態様で配置してあり、止部材22(22,…)の底部分を底壁6に設けた前記凹部16(16,…)にそれぞれ嵌合させて、止部材22(22,…)を凹部16(16,…)に固定してある。
これによって、給水路10(10,…)からブロック本体1内へ土砂等が流入することを防止することができる一方、止部材22がブロック本体1内に固定されるため、給水用ブロックの施工作業を容易に実施することができる。
図7は、実施例3に係る給水用容器の使用態様を示す斜視図であり、図中、60は、奥行き方向の寸法より幅方向の寸法の方が長い横長箱状のプランタ、30は、プランタ60内に装入される給水用容器である。合成樹脂製の給水用容器30の容器本体31は、プランタ60と同様の横長箱状をなし、その高さ方向の寸法及び幅方向の寸法はプランタ60の高さ方向の寸法及び幅方向の寸法とそれぞれ略同じにしてあり、その奥行き方向の寸法はプランタ60の奥行き方向の寸法の1〜3割程度にしてある。なお、容器本体31は前述した各寸法に限られず、プランタ60内に装入し得る寸法であればよい。
容器本体31の前壁32の上端近傍の位置には、複数(図7では2つ)の給水路40,40を構成し、前壁32を貫通する第1貫通孔41,41が、前壁32の幅方向へ適宜の距離を隔てて開設してあり、前壁32の外面には給水路40,40の吐水口43,43がそれぞれ開設してある。容器本体31の前壁32の内面側であって、第1貫通孔41,41に対応する部分には、底壁36から前壁32の略上面高さの位置に渡る四角柱状の凸部38,38が設けてある。両凸部38,38の後壁34に対向する面にはそれぞれ、給水路40,40の取水口44,44が、容器本体31の底面と略同じ高さになるように開設してあり、両凸部38,38には、取水口44,44と対応する第1貫通孔41,41とを連通させる第2貫通孔42,42が開設してある。そして、両取水口44,44は、止部材45,45にて塞止してある。なお、この止部材45には、板材以外に、メッシュ材又は多孔質材等のマットを用いることができる。
このような、給水用容器30にあっては、容器本体31をプランタ60内に、容器本体31の後壁34がプランタ60の長辺側の周壁内面に対向するように装入した後、プランタ60内に客土を投入する。このとき、プランタ60内に投入された客土の一部が、給水用容器30の吐水口43,43から給水路40,40内に充填される。そして、容器本体31内に水を、吐水口43,43のほぼ底部位置まで注入する。これによって、容器本体31内に貯留された水は、給水路40,40内に充填された媒体たる客土の毛管上昇によって取水口44,44から吐水口43,43へ汲み上げられ、吐水口43,43からプランタ60内の客土へ供給される。この場合、プランタ60内の底部に必要以上の水が溜まることを防止すべく、プランタ60の底部に、排水用の孔を開設しておく方が好ましい。
このように、給水路40,40は凸部38,38を貫通する態様で設けてあるため、前壁32の厚さが薄い容器本体31であっても、給水路40,40内に客土等の媒体を十分に充填することができ、所要の毛管上昇作用を保持することができる。一方、プランタ60内の客土には、給水用容器30から水が徐々に供給されるため、プランタ60内の客土に、毎日、水を与えなくても、客土内の植物は順調に生育する。
図8は、実施例4に係る給水用容器を示す側断面図であり、図7に示した凸部38に代えて、給水用管部52が設けてある。なお、図中、図7に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図8に示した如く、容器本体31の前壁32の上端近傍には、吐水口53(53)に連通し、前壁32を貫通する貫通孔51(51)が開設してあり、前壁32内面の貫通孔51(51)の周囲から容器本体31の底面へ適宜の傾斜で、容器本体31内に貯留された水を容器本体31外へ供給するための給水用管部52(52)が延設してある。そして、給水用管部52(52)の下端に取水口54(54)が、容器本体31の底面と略同じ位置になるように設けてある。これら給水用管部52(52)及び貫通孔51,51によって、給水路55(55)が構成されている。
このような給水用容器にあっては、給水路55が給水用管部52によって構成されているため、前壁32の厚さが薄い容器本体31であっても、前同様、給水路55,55内に客土等の媒体を十分に充填することができ、所要の毛管上昇作用を保持することができる。一方、給水用管部52の容積は、図7示した凸部38の容量より少ないため、図7に示した容器本体31と同じ内寸の容器本体31を用いた場合、内部に貯留することができる水の容量が多い。
なお、本実施例では、止部材45によって、給水用管部52から容器本体31の内部に、客土が流入することを防止してあるが、本発明はこれに限らず、図9に示した如く、給水用管部52の取水口54を塞ぎ、この塞止部56の適宜位置を貫通する1又は複数(図9では2つ)の細い取水孔57,57を開設しておいてもよい。この塞止部56によって、止部材45を用いることなく、給水用管部52から容器本体31の内部に、客土が流入することを防止することができる。
ところで、取水孔57,57の直径が比較的大きい場合は、更に止部材45を併用して、容器本体31の内部に、客土が流入することを防止する。
本発明に係る給水用容器たる給水用ブロックの正面図である。 本発明に係る給水用容器たる給水用ブロックの平面図である。 本発明に係る給水用容器たる給水用ブロックのIII−III線による断面図である。 給水路の他の例を示す側断面図である。 本発明に係る給水用ブロックの使用状態を示す側断面図である。 実施例2に係る給水ブロックの側断面図である。 実施例3に係る給水用容器の使用状態を斜視図である。 実施例4に係る給水用容器を示す側断面図である。 他の給水用管部を示す側断面図である。 本発明者が開示した従来の給水用ブロックの使用態様を示す側断面図である。
符号の説明
1 ブロック本体
2 前壁
3 側壁
4 後壁
5 中央壁
6 底壁
7 客土受壁
10 給水路
11 吐水口
12 取水口
13 給水用孔
15 凸部
16 凹部
21 止部材
22 止部材
α1 下辺の立上がり角度
α2 上辺の立上がり角度
F 中込材
G 客土
P 植物

Claims (3)

  1. 擁壁用ブロック内に給水用ブロックを配置すると共に、同給水用ブロックの前壁と上記擁壁用ブロックの前壁との間に客土を投入し、同客土に植物を植生するようにした擁壁であって、
    上記給水用ブロックの前壁に、同給水用ブロック内の貯留水を上記擁壁用ブロック内の客土に供給するための給水路を貫通させて形成すると共に、
    上記給水路は、上記前壁の内面に取水口を上記給水用ブロックの底面と略同じ高さに開口させる一方、同前壁の外面に吐水口を上記取水口よりも高い位置に開口させ、
    前記給水路内には、毛管上昇を生起する粒状の媒体を充填するようにしたことを特徴とする擁壁。
  2. 給水路は、毛管上昇を生起する媒体が、吐水口側から取水口側に自然落下して充填されるように形成したことを特徴とする請求項1記載の擁壁。
  3. 施工作業中に給水用ブロックの前壁と擁壁用ブロックの前壁との間に投入される客土が、毛管上昇を生起する媒体として、給水用ブロックの前壁に形成した吐水口側から取水口側に自然落下して給水路内に充填されるようにしたことを特徴とする請求項2記載の擁壁。
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