JP4011697B2 - マスクおよび多焦点レフレクタ付き放電ランプを有する自動車用ヘッドランプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に自動車用ヘッドランプに関する。さらに詳しくは、本発明は、レフレクタが、数学的に定義されるのが望ましい表面を有し、ある種のマスクまたは遮蔽エレメントを有するランプから構成される光源によって、それ自体でヨーロッパ規格巡行ビームを形成するのに適する種類のヘッドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヴァレオ ビジョン(Company Valeo Vision)社は、それ自体で任意の構成のビームを発生することができ、ヘッドランプのカバーレンズによる干渉なしに、かなりの幅のあるヨーロッパ規格式巡行ビームを発生できる反射表面に関して、多数の特許を保有している。このような反対表面は、白熱フィラメントから構成される光源と協動して用いられる場合に、高能率である。
【0003】
しかし、今日では、フィラメント式ランプに代わって、特に高い光出力を発生する放電ランプを使用する傾向が強い。しかし、この種の光源は、光源による光放射パターンのジオメトリが十分に制御されておらず、前述の注意深く定義された反射表面を放電ランプと協動して用いる場合に、特にクリーンなカットオフの生成に関して得られた光ビームの光度に、高度な劣化が見られるという欠点がある。
【0004】
さらに、ビームの一部が、最終ビームの内部に異なる位置を占めるように、また拡散幅の度合が異なるように生成する必要がある場合に望ましい、レフレクタ表面のカット、干渉または不連続は、光源が高エネルギーを有するため、対向する方向に走っている自動車の運転者に眩惑を与えるおそれのある寄生放射を発生する可能性がある。
【0005】
つまり、放電ランプでは、設計者が全体的にスムーズで線条のある反射表面を使用する傾向があり、これによって、技術的な制約が課せられている。
【0006】
そのため、英国特許第2296559号明細書において、たとえば光源に関連したマスクによる陰影に対応して、レフレクタの2つのゾーンの間の遷移領域に、何らかのカット、干渉または不連続を設けることが提案されている。
しかし、この特許における構成は、反射表面が放物線の場合に限定される。ビームの主要部分を形成するレフレクタのゾーン(即ち上部ゾーン)は、その範囲全体に亘って、同一の放物線に対応する表面を有している。レフレクタは、直接利用できる広いビームをそれ自身で生成することができず、線条のあるカバーレンズの使用が必須であり、この種のレンズの一般的な欠点、たとえばレンズ内の光束の損失、線条を用いることによる拡散度合の制限などが加わる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来技術における前述の欠点を克服し、不連続面を有し、光源が放電ランプであるものの、実質的に寄生光のない満足できる光度のカットオフビームを同時に生成しうるレフレクタを有するヘッドランプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による、自動車用ヘッドランプは、放電ランプ、レフレクタ、およびスムーズなまたは非常に僅かにずれのあるカバーレンズを含み、レフレクタは、カットオフ線より下に存在するビームを生成するのに適し、レフレクタ状の2つの陰影ゾーンを形成する少なくとも2つのマスクがランプに付属しており、レフレクタが、異なる幅の拡散度で前記所定のカットオフ線より下に存在するビームの一部を形成するための少なくとも2つの反射ゾーンを含み、前記ゾーンは、半径方向の遷移面で分割され、かつ少なくともその幾つかは前記マスクによって形成された前記陰影ゾーンに延びていることを特徴とする。
【0009】
本発明によるヘッドランプでは、レフレクタの様々なゾーンの間で、レフレクタのゾーンが異なる量で側方に光を拡散することにより存在する何らかのカット、干渉または不連続が、ビームに何らかの異常を発生させることはない。
【0010】
レフレクタは、ランプに対して基本的に側方に延びる第1のゾーンを有している。
【0011】
本発明の好適な特徴によれば、前記第1のゾーンは、第1の半平面と第2の半平面の間に延び、前記半平面は、水平面の上下で傾斜し、水平面以下で傾斜した半平面は、2つの陰影ゾーンの一方に延びている。
【0012】
望ましくは、前記第1のゾーンは、ランプに接近して放物面に基づく水平母線を有し、反射された放射が収束されるようになっている第1のサブゾーンと、前記ランプから離れて、基本的に放物面の水平母線を有する第2のサブゾーンとを有している。
【0013】
第1と第2のサブゾーンの母線は、連続的に互いに結合し、スロープの中断がないことが望ましい。
【0014】
本発明の別の好適な特徴によれば、第2のサブゾーンは、光を拡散するための複数の線条を含み、前記線条は、前記母線の補助で生成された基本表面上に設けられる。
【0015】
これらの拡散線条を、少なくとも2つのグループの線条に分配し、少なくとも第1のグループは、光の水平方向の拡散を提供し、少なくとも一つの第2のグループは、前記カットオフ線の傾斜部分と基本的に平行な斜め方向で光の拡散を提供するようにするのが望ましい。
【0016】
拡散線条は、一つの線条から別の線条へ、第1のグループの線条と第2のグループの線条の間の連続遷移を保証する湾曲した案内を形成する第3のグループの線条を含むのが望ましい。
【0017】
前記第1のゾーンは、水平面上約25度で傾斜する半径方向半平面と、水平面下約30度で傾斜する半径方向半平面の間に延びるのが望ましい。
【0018】
本発明のさらに好適な特徴によれば、レフレクタは、前記第1のゾーン上、および前記第1のゾーンに対向するレフレクタの側方部分の両方へ延びる第2のゾーンを含んでいる。
【0019】
この第2のゾーンは、前記第1の半平面と、第1の半平面と実質的に整列し、他の陰影ゾーンへ延出する第3の半平面とによって限定されるのが望ましい。第3の半平面は、水平面下約20度で傾斜する半径方向半平面であるのが望ましい。
【0020】
第2のゾーンは基底表面を有し、その水平母線は、中心からゾーンの側縁に向かって進むと、2つのゼロ値の間で変化し、コンバージェンスとダイバージェンスの最大値を局部的に通過する水平方向の偏移を与える形状を有するのが望ましい。第2のゾーンの前記水平母線は、連続しスロープの中断がないのが望ましい。 これ以外に、またはこれに加えて、前記水平母線は、2つの側方サブゾーンで放物面状であるのがが望ましい。その場合、光の水平方向の拡散のための線条は、2つの側方サブゾーンの基底表面上に形成されるのが望ましい。
【0021】
本発明のさらに別の好適な特徴によれば、レフレクタは、第1と第2のゾーンの間で下側部分に延びる第3のゾーンを含んでいる。
【0022】
前記第3のゾーンは、表面を有し、その水平母線は、中心からゾーンの側縁に向かって進むと、2つのゼロ値の間で変化する水平方向の偏移を与える形状を有し、コンバージェンスとダイバージェンスの最大値を局部的に通過するのが望ましい。第2のゾーンの前記水平母線は、連続しスロープの何らの中断もないのが望ましい。
これ以外に、またはこれに加えて、前記水平母線は、2つの側方サブゾーンにおいて放物面状とするのが望ましい。
【0023】
前記第3のゾーンの表面は、スムーズでスロープの何らの中断もないのが望ましい。
【0024】
本発明の適切な実施例において、第2のゾーンの基底表面と第3のゾーンの表面との母線は、一致していないのが望ましく、また前記母線は、異なる基底焦点距離を有することができる。後者の場合、第3のゾーンの表面の母線の焦点距離は、第2のゾーンの表面の母線の焦点距離より短いのが望ましい。
【0025】
本発明のさらに別の好適な特徴によれば、前記第3のゾーンのジオメトリ軸は、第1と第のゾーンに共通するジオメトリ軸に対して下方向にオフセットし、前記共通軸に平行に延びている。この下向きのオフセットは、たとえば約1乃至2mmとされる。
【0026】
本発明の別の好適な特徴によれば、レフレクタのゾーンの一つは、スムーズな基底表面上へのジオメトリ投影により与えられる線条を有し、投影前の線条は、頂点の両側面で異なる曲率を有する。
【0027】
本発明の更なる特徴および利点は、制限しない単なる例として示す本発明の好適実施例についての以下の詳細な説明を、添付の図面を参照して熟読玩味することからさらに明らかになろう。
【0028】
【実施例】
以下の説明において、0は、レフレクタの基底領域に存在する基準点、0zは、レフレクタの軸、0yは垂直方向、また0xが0yおよび0zに直交する軸として基準値(0,x,y,z)の直交フレームまたはデカルト座標を用い、レフレクタの各種特徴を説明する。
以下の説明中における表面等式の定義について、異なる方向で基準のフレームを参照する場合、当然ながら、本技術の熟練者は、等式の変数の簡単な置換によって、必要とされる対応をつけることができると思う。
【0029】
右側通行、即ち、自動車の近側が右にある場合に適したヘッドランプに関しての説明を行なう。このヘッドランプでは、右側に正規化カットオフを有する。たとえば、レフレクタの軸を通過する垂直面に対して対照的な変換を行なうことによって、左側通行において必要とされる適応を、当該技術の熟練者ならば行なうことができると思う。
【0030】
図1には、本発明によるヘッドランプ(またはヘッドライト)用のレフレクタが示されている。
レフレクタは、ヨーロッパ式の通常走行ビーム用に望ましい配光特性をそれ自身で与えるのに適している、すなわち、ヘッドライトのフロントレンズ(図示していない)はスムーズか、または非常に僅かな偏移許容量以上を有していない。
【0031】
レフレクタは、一般に符号1で表わし、これは、3つの独立した反射ゾーン11,12,13に分割されており、連続的または不連続的いずれかの方法で、これらが互いに接続されている。
レフレクタは、図2に模式的に示してある放電ランプと協動するのに適している。放電ランプは、2つのマスクまたは遮蔽エレメントを含み、この実施例においては、マスクは、放電ランプの電球20に塗布した不透明な塗料のバンド21および22から構成されている。
【0032】
不透明なバンド21と22は、2つの良く限定された角度セクタで、放電ランプの電弧から発する放射を遮蔽できるように構成され、このセクタの各々は、25度の範囲を有する。これらのセクタは、第1のセクタS1と第2のセクタS2で構成される。
セクタS1は、2つの半平面P11とP12の間に延び、一方の半平面は水平面で、他方は半平面P11の下へ25度傾斜し、2つの半平面は、放電ランプの軸を通過している。
第2のセクタS2は、水平面から各々15度と40度下向きに傾斜した2つの半平面P21とP22で構成され、これら2つの半平面も放電ランプの軸を通過する。
【0033】
マスクされるゾーンS1とS2,または陰影ゾーンは、従来は、遠側の一方の水平半平面と近側の水平面上15度に立ち上がる一つの半平面によって限定される正規化ヨーロッパカットオフビームのレフレクタによる形成を容易にするために、放電ランプと協動するように構成されている。これらの数値は、いかなる意味でも、制限するものではない。
【0034】
放電ランプは、別のバージョンにおいて、放電ランプの電球周囲に嵌合した別の構成要素であって、たとえば光を吸収するための金属バンドから構成されるマスクまたは遮蔽を含んでいる。
【0035】
レフレクタの3つの反射ゾーン11,12,13の間の3つの半径方向の遷移半平面のうちの2つは、不透明なバンド21,22によってマスクされるセクタS1とS2にある。
特に、レフレクタのゾーン11とゾーン12の間にある遷移半平面PT12は、この例では水平面上+25度に傾斜しており、ゾーン12とゾーン13の間の遷移半平面PT23は、放電ランプに対向する側面上で水平面下20度まで傾斜している。第3の遷移半平面PT31は、半平面PT12と同一側面で水平面下−30度に傾斜している。
【0036】
また、これらの値は、当然のことながら、あらゆる意味で、特に垂直軸面y0zに対する表面の対称性を増加させるため、また路面の左側での走行のために、ヘッドライトの対応を容易にするためにも、制限するものではない。
【0037】
次に、レフレクタ1の各ゾーン11,12,13の構造および光学的機能について説明する。
【0038】
*ゾーン11(図4および図5参照)
このゾーン11の基本的な目的は、傾斜した右手半分のカットオフ線以下でこれに近い位置にある領域にビームを向け、40mまたはそれ以上の距離で、路面の近い側(右手)の路肩に、満足できる照明を与えるようにすることである。
ゾーン11は、基底表面SB1を有し、ここに、光を拡散させるための線条が設けられている。この線条を付す方法は、ヴァレオ ビジョン社の名前で、ヨーロッパ特許公開第0645578号公報に記載されているところによるものとする。
【0039】
基底表面の詳細については、ヴァレオ ビジョン社の名前で、フランス国特許公開第2609148号公報に詳細に記載されているような、改良された放物面の一部とするのが望ましい。
【0040】
この表面には、放物線である垂直断面が含まれている。この放物線の焦点距離f1は、約27mm程度が望ましく、焦点F1は、軸0z上にあり、ランプで発生する電弧の軸0zに沿って、中心に対して後方に向かいオフセットしている。このオフセットは、約2〜6mmの範囲が望ましい。
【0041】
図4は、このような基底表面の水平母線を示し、この基底表面は、同じ焦点距離(27mm)の放物線であり(前述のようにオフセットしている)同一焦点を有するが、反射光線のコンバージェンスを保証するために変更されている中心部分または基底部分を有している。
この基底部分の寸法は、このコンバージェンスの半値角、従って、遠方で続くダイバージェンスが、望ましくは20度程度となるように決定される。さらに、図4に示してあるように、変更された部分と、変更されていない部分との間の遷移は、光軸に対して50mm程度の距離であるのが望ましい。
【0042】
ゾーン11の変更された中心サブゾーン111は、そのまま用いられる。これには、スムーズで連続した反射表面で、カットアウトまたは鋭利な輪郭変化のいずれもない。
【0043】
ゾーン11の純粋に放物線である外側サブゾーン112は、中心サブゾーン111とレフレクタの側面の間にあり、図4の母線上には、図示していないが、後述するように光の良く形成された拡散を保証するようになっている数個の線条が入っている。
【0044】
外側サブゾーン112は、以下に定義するような8個の線条領域を有するのが望ましい。
【0045】
第1の領域1125は、軸平面x0zに対して上向きにオフセットしている水平分離平面P156の上にあり、ゾーン11とゾーン12の間の遷移半平面PT12と同じ距離にある。
領域1125は、縦方向の線条S15を含み、その形状は、垂直中心面に対して対称とするのが望ましい。この線条は、たとえば円筒状とすることができる。この線条の半径は、本明細書で以下に説明するようなゾーン12の、隣接する部分で得られる拡散に対して、均一で半平面PT12上にある拡散を発生するように定められる。
【0046】
線条の領域1126は、水平面P156と、平面156より下で、軸平面x0yより上にある別の水平面P164の間に存在している。領域1126は、さらに縦方向の線条S16で構成され、これはもっと小型化している。即ち狭くて数が多いが、線条S15から得られる拡散効果と同様の効果を果たす。
【0047】
線条の領域11242は、平面P164と、ゾーン11のサブゾーン112へ僅かに平面P164にある点C41の付近で、平面P164に対して下向きに7.5度傾斜している平面P1442との間にある。この領域11242は、点C41での曲率中心に対して湾曲した線条S142からなっている。
【0048】
線条の領域1124は、平面P1442と、平面P1442に平行で、これより下にある平面P1441との間にある。領域1124は、直線状の線条S14からなり、その方向は、垂直面y0zに対して、7.5度傾斜している。
【0049】
線条の領域11241は、平面P1441と、点C42の付近で、平面P1441に対して下向きに7.5度傾斜している平面P1443との間にある。点C42は、平面1441にあり、僅かにサブゾーン112に入っている。領域11241は、点C42で曲率中心に対して湾曲した線条S141からなっている。
【0050】
線条の領域1123は、傾斜した平面P143と、平面P143に平行で、これから下向きにオフセットしている平面P132の間に存在する。領域1123は、垂直面に対して方向が15度傾斜している直線線条S13からなっている。
【0051】
線条の領域1122は、平面P132と、平面P132に平行で、これから下向きにオフセットしている平面P121との間に存在する。領域1122は、線条S13と整列している線条S12からなっている。
【0052】
最後に、線条の領域1121は、平面P121と、ゾーン11がゾーン13と接合する遷移半平面PT31の間に存在している。領域1121は、線条S12およびS13と整列している線条S11からなっている。
【0053】
7.5度傾斜した線条S14と、15度傾斜している線条S13,S12,S11の形状は、正規化カットオフの傾斜した半カットオフ線の下で、これに沿って拡散を行わせ、また、投影画面の正規化側定点75Rおよび50Rの付近で、照明を良くするように求められる。
【0054】
この点において、線条S11からS14は、図3の投影で模式的に示してあるように、部分ST’と部分ST″とを備える非対称形状を有するのが望ましい。部分ST’は、外向きに、すなわち投影画面の右に向かって、光度に光の拡散を提供するような曲率半径の減少を有している。部分ST″は、大きな曲率半径を有し光を僅かに内向きに拡散させるのにだけ適しており、これは、カットオフ線の中心屈曲の上とその付近で、ビームの中心領域における大量の光を保持することを目的とするものである。
【0055】
さらに、円形のガイド線条S142およびS141は、連続性で何らかのカットアウトまたは中断なしに、一方で、線条S16およびS14(線条S142について)を、また他方で、線条S14およびS13(線条S141について)を接合するように、下向きに延びている。
【0056】
図6(a)には、パーセンテージで累進する画面上の1組のアイソルックス曲線を示してある。これらの曲線は、スムーズなサブゾーン111によって生成されるビームの部分の光度を表わしている。ビームのこの部分は、水平軸より僅かに上で、正規化した傾斜半カットオフ線HCより下にある領域を埋めるように立ち上がっている。
【0057】
これとは対照的に、図6(b)には、ゾーン11の全体で得られる配光特性を示してある。ビーム鋸の部分の範囲を定義する最大光集中は、カットオフ線の屈曲と整列して、傾斜半カットオフ線のすぐ上に存在し、これは、全体として路面の近側路肩の良好な照明に適し、視覚的な快適さに寄与している。
【0058】
*ゾーン12(図7から図9参照)
このゾーン12は、視覚的な快適さの要因であるかなりの幅をビームに付与するように、光の水平方向での拡散を増加させるように設計されている。
【0059】
ゾーン12は、基底表面SB2(本明細書で後述するように、ここに線条が付加される)を含むのが望ましい。基底表面は、フランス国特許公開第2536503号公報に定義してあるように、水平方向カットオフを自動的に生成する表面の一部、またはフランス国特許公開第2609148号公報に定義されているようにして、基底を変更してある水平方向のカットオフを自動的に生成するための表面の一部、またはさらに、フランス国特許公開第2639888号公報および同第2664677号公報のいずれかに記載されているようにして、中間ゾーンが変更されている水平方向のカットオフを自動的に生成するための表面の一部のいずれかによって構成されている。このような表面の構成についての詳細は、上記各明細書の説明を参照されたい。
【0060】
第1の場合では、表面の垂直断面は、光源像を投影画面の水平軸hhで定義される水平方向のカットオフ線より下と、これの高さに全部もってくるような漸進焦点を有する放物線の一部である。
【0061】
第2の場合と第3の場合では、表面の垂直断面は放物線である。その焦点距離は、約24mmが望ましいが、この焦点は、放電ランプによって生成される電弧に対して後方に向かってオフセットしているのが望ましい。
この表面の水平母線に関して、第1の場合には、放物線で構成され、第2の場合には、これも放物線であるが、放物線の基底ゾーンは、反射光にコンバージェンスを与えるように変更されており、遠方フィールドで光が拡散する。第3の場合には、断面は、連続的に拡散または収束または放物線であるゾーンのグループにより、中心ゾーンが変更されている放物線である。
【0062】
この実施例において、基底表面は、フランス国特許公開第2664677号公報の図7(b)に示してある寸法にしたがって構成してある。言い換えれば、ゾーン12の基底表面SB2は、左側の部分に、また図7の左から右に読むと(即ち右手部分で図8の右から左へ)サブゾーン121,122,123を含んでいる。
サブゾーン121は、平面X1とX2の間にあり、水平母線を有する。サブゾーン122では、水平母線は、点X2でゼロ水平偏移から始まるように(外側から内側に向かって進むと)変更され、点X3で、水平方向のコンバージェンス最大の点を通り、点X4で、ゼロ水平偏移に戻る。サブゾーン123では、水平母線が変更されて、点X4で、ゼロ水平偏移から始まり、外側から内側に向かって進み、点X5で、最大水平ダイバージェンスの点を通過し、垂直軸x0zの平面内にある点でゼロ水平偏移に戻る。
【0063】
基底表面の水平母線のこうした各種形状が合わさって連続し、かつ派生可能な線を構成している(即ちスロープにおいて急激な中断がない)。
【0064】
前記基底表面の母線の右手部分は、左手の部分と対照的でも、対照的でなくても良いが、水平偏移に関しては、同じ変化が続く。この右手の部分は、各々がサブゾーン123,122,121に対応するサブゾーン124,125,126で構成され、特性点X6からX10が、各々点X5,X4,X3,X2,X1に対応している。
【0065】
さらに、この基底表面の均一性の定量化は、サブゾーン122および125によって与えられる最大水平方向コンバージェンスが、約25〜30度で、サブゾーン123および124によって与えられる最大水平ダイバージェンスが、約20度であるようにするのが望ましい。
【0066】
ゾーン12は、後述するように、特定の線条パターンを有している。なによりもまず、水平母線が変更されているサブゾーン122から125は、そのまま残されている。これらは、その範囲全体に渡ってスムーズ(連続的かつ派生可能)である。
これとは対照的に、2つの最も端にあるサブゾーン121と126は、放物線条の基底表面を有し、実質的な度合の光の水平方向の拡散を与えるように設計されている1組の垂直案内線条を含んでいる。これらの線条は、図8においてS121とS126で示してあり、表面上に投影される前に形状半径は、20から40mmの間にあるのが望ましく、形状の幅は、6から8mmの範囲にあるのが望ましい。
【0067】
さらに、前述のヨーロッパ特許公開第0645578号公報に記載されているように、線条S121とS126は、互いに垂直方向に整列した線条が、何らの不連続なしに互いに接続できるような漸進形状を有し、眩惑を起こさせるような寄生放射などの光学的異常を回避することができる。
【0068】
改良案では、サブゾーン121と126だけに線条を与えるのではなく、サブゾーン121と126に隣接し位置X2とX9にある水平面の間に延在するサブゾーン122と125の一部となり、サブゾーン121および122とサブゾーン126および125を各々分離し、最大コンバージェンスの線が、サブゾーン122と125で、軸0xの高さで位置X3とX8を通過している。言い換えれば、ゼロ値から最大コンバージェンス値まで、水平偏移が変化するサブゾーン122と125の一部にも線条が加えられる。これらの線条は複雑な形状になり、図8では、符号S122とS125で表わしてある。このようにすると、光の水平方向拡散が拡張される。
【0069】
図9(a)は、カバーレンズがない場合に、レフレクタのゾーン12によって生成されるビームの部分の外観を表わす1組のアイソルックス曲線を示す。水平カットオフ線hhより下の光の高度な拡散が注目される。
【0070】
図9(b)は、レフレクタのゾーン11と12で一緒に生成されるビームの部分の外観を表わす。強い側方拡散が存在し、軸に近い傾斜した半カットオフ線Hcより下が、十分に埋っていることが分かる。
【0071】
*ゾーン13(図10から図12参照)
このゾーン13は、遷移平面PT23とPT31の間でレフレクタの下側部分にあり、ゾーン12の基底表面と同様の要領で、即ちフランス国特許公開第2664677号公報に、さらにこの明細書の図11(b)に記載されているようにして製作された表面が望ましい。
【0072】
しかし、ゾーン12とは対照的に、ゾーン13は、何らの線条も有しておらず、その結果、生成されるビームの一部において、路面に沿って向けられた軸線で高い集中光の領域が残る。
【0073】
本実施例において、ゾーン13の等式は、パラメータX1’からX10’で得られ、これらの定義は、ゾーン12の基底表面のパラメータX1からX10のそれに対応する。これらのパラメータは、ゾーン12において対応する変数の値と同一、またはこれと異なる値を有することができる。
【0074】
望ましくは、ゾーン13の表面の基底焦点距離(即ちフランス国特許公開第2664677号公報におけるパラメータf0 )は、ゾーン12で用いられている距離より小さく、21mm程度が望ましい。
さらに、この表面の軸(即ちフランス国特許公開第2664677号公報において軸0xに対応する図11の軸0z’)は、放電ランプとゾーン11およびゾーン12の表面に共通する軸0zに対して、距離dだけ下向きにオフセットしている。
【0075】
この関連において、アーク電球では、電極間で発生する電弧AがSで表わされる主光源を構成するが、電弧の下側でランプの下側部分に存在する塩も、S’で表わされる寄生2次光源を構成するある程度の量の光を発生させる。
【0076】
ゾーン13の表面の軸を下向きにオフセットさせて、2次光源S’の近傍に延在させることにより、カットオフ線条にほとんど重なり合い対向する方向に移動する自動車の運転者に眩惑を与える可能性のある2次光源の像の生成が回避される。
現在のところ市場で入手可能な放電ランプによると、1.5mmに近いオフセット量dとされる。
【0077】
ゾーン13の表面の基底焦点F3は、2次光源S’のすぐ前方で、軸0z’上に存在するのが望ましい。
【0078】
さらに、ゾーン13の表面のパラメータは、中心からこのゾーンの側縁に向かって進むと分与される水平偏移が、ゼロ値から35度程度の最大ダイバージェンスまで徐々に変化し、次いで55度程度の最大コンバージェンスへ変化し、その後、放物線形状を有する側方部分の領域において、ゼロ偏移へと変化するように選択するのが望ましい。
【0079】
この構成によれば、ゾーン13で生成されるビームの部分は、図12に示してあるように、軸上の高い集中光と視覚的快適さに寄与する高度な拡散光が得られる。
【0080】
必要であれば、たとえば最大コンバージェンスおよびダイバージェンスの領域にある表面上に線条を設けることによって、ビームのこの部分の幅をさらに増加させるか、または幅広の部分の強度を増加させることも、もちろん可能である。
【0081】
前述したような特定の役割を有する反射ゾーン11,12,13を用いることにより、同時に、実質的な水平方向の拡散が得られる広い幅と、十分な遠距離照明が得られる路面に沿って向けられた軸上の高い集中光の領域とを有し、全くカバーレンズの補助を必要としないようなビームを得ることができる。
【0082】
さらに、各反射ゾーンが、従来技術のようなビームのジオメトリ部分に対応しなくなるが、むしろ水平方向の拡散と範囲によって表わされるビームの機能部分に対応することから、レフレクタの設計は容易である。
【0083】
本発明は、図面に示し上述の実施例に何ら制限されるものではない。当該技術分野の熟練者は、本発明の範囲内で何らかの変化または変更を適用することができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車ヘッドランプ用レフレクタの正面図である。
【図2】付属する放電ランプと、そのマスクの正面図である。
【図3】図1のレフレクタの第1のゾーンで用いられる線条の形状を模式的に示す。
【図4】レフレクタの前記第1のゾーンの水平母線を示す図である。
【図5】レフレクタの前記第1のゾーンの詳細な正面立面図である。
【図6】レフレクタの第1のゾーンの第1のサブゾーンとカバーレンズがない場合に、第1のゾーン全体から得られるビームの光度分布を示す図である。
【図7】図1のレフレクタの第2のゾーンの水平母線を示す図である。
【図8】レフレクタの前記第2のゾーンの詳細な正面立面図である。
【図9】レフレクタの第2のゾーンと、カバーレンズがない場合に第1と第2のゾーンの全体とで各々得られるビームの光度分布を示す図である。
【図10】図1のレフレクタの第3のゾーンの水平母線を示す図である。
【図11】前記第3のゾーンと放電ランプにより生成された電弧の縦軸断面図である。
【図12】カバーレンズがない場合にレフレクタの第3のゾーンで得られるビームの光度分布を示す図である。
【符号の説明】
1 レフレクタ
2 放電ランプ
11、12、13 反射ゾーン
21、22 マスク
111 第1のサブゾーン
112 第2のサブゾーン
121、122、123 サブゾーン
124、125、126 サブゾーン
S1、S2 陰影ゾーン
S11〜S16 線条
SP2、SB2 基底平面
S121、S126 線条
PT12、PT23、PT31 遷移平面
Claims (29)
- 放電ランプ(2)と、レフレクタ(1)と、スムーズまたは非常に僅かに偏位するカバーレンズとを含み、前記レフレクタは、カットオフ線以下に配向されるビームを生成するのに適している自動車用ヘッドランプにおいて、前記レフレクタ上の2つの陰影ゾーン(S1)(S2)を形成する少なくとも2つのマスク(21)(22)が前記ランプに付属しており、前記レフレクタは、前記所定のカットオフ線以下に配向されて、異なる幅の拡散度のビームの部分を形成するための少なくとも2つの反射ゾーン(11)(12)(13)を含み、前記ゾーンは、概ね半径方向の遷移平面(PT12)(PT23)(PT31)によって分割され、かつ少なくともその幾つかは、前記マスクによって形成される前記陰影ゾーンに延びていることを特徴とする自動車用ヘッドランプ。
- 前記レフレクタは、前記ランプ(2)に対して基本的に側方に延びる第1のゾーン(11)を含むことを特徴とする請求項1に記載のヘッドランプ。
- 前記第1のゾーン(11)は、第1の半平面(PT12)と第2の半平面(PT31)の間に延び、前記半平面は、各水平面の上下に傾斜しており、前記水平線より下に傾斜している前記半平面(PT31)は、前記2つの陰影ゾーンの一方(S2)に延びていることを特徴とする請求項2に記載のヘッドランプ。
- 前記第1のゾーン(11)は、前記ランプに近く反射された放射が収束されるように、放物線に基づく水平母線を有する第1のサブゾーン(111)を含み、前記ランプから離れて、基本的に放物線状の水平母線を有する第2のサブゾーンを含んでいることを特徴とする請求項2に記載のヘッドランプ。
- 前記第1と第2のサブゾーン(111)(112)の母線は、連続するとともに、スロープの中断なしに互いに接続されていることを特徴とする請求項4に記載のヘッドランプ。
- 前記第2のサブゾーン(112)は、光を拡散するための複数の線条(S11)〜(S16)を含み、これら線条は、前記母線の補助により生成される基底表面(SB1)上に設けられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のヘッドランプ。
- 前記拡散線条は、少なくとも2つのグループの線条に分配され、少なくとも第1のグループ(S15)(S16)は、光の水平方向の拡散を提供し、かつ少なくとも第2のグループ(S11)〜(S13)は、前記カットオフ線の傾斜部分(HC)に対して、基本的に平行な斜め方向に光を拡散させていることを特徴とする請求項6に記載のヘッドランプ。
- 前記拡散線条は、一つの線条から別の線条へ、前記第1のグループの線条と前記第2のグループの線条の間などで、連続した遷移を保証する湾曲したガイドを形成する第3のグループの線条(S141)(S142)を含むことを特徴とする請求項7に記載のヘッドランプ。
- 前記第1のゾーンは、水平線より上に約25度で傾斜する半径方向の半平面(PT12)と、水平線より下に約30度で傾斜する半径方向の半平面(PT31)との間に延びていることを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記レフレクタは、前記第1のゾーン(11)の上方と、前記第1のゾーンに対向して前記レフレクタの側方部分との両方に延びる第2のゾーン(12)を含むことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記第2のゾーンは、前記第1の半平面(PT12)と前記第1の半平面と実質的に整列して配向され、別の陰影ゾーン(S1)に延出する第3の半平面(PT23)によって限定されていることを特徴とする請求項10に記載のヘッドランプ。
- 前記第3の半平面(PT23)は、水平面より下に約20度傾斜した半径方向の半平面であることを特徴とする請求項11に記載のヘッドランプ。
- 前記第2のゾーン(12)は、基底表面(SP2)を有し、その水平母線は、中心から前記ゾーンの側縁に向かって進むと2つのゼロ値の間で変化し、コンバージェンスとダイバージェンスの最大値を局部的に通過するような水平偏位を与えるような形状を有することを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記第2のゾーンの前記水平母線は、連続しており、かつスロープの中断がないことを特徴とする請求項13に記載のヘッドランプ。
- 前記水平母線は、2つの側方のサブゾーン(121)(126)において放物線状であることを特徴とする請求項13または14に記載のヘッドランプ。
- 光を水平方向に拡散するための線条(S121)(S126)は、2つの側方サブゾーン(121)(125)の基底表面上に形成されていることを特徴とする請求項15に記載のヘッドランプ。
- 前記レフレクタは、その下側部分に延び、かつ前記第1と第2のゾーン(11)(12)の間の第3のゾーン(13)を含んでいることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記第3のゾーン(13)は表面を有し、その水平母線は、前記ゾーンの中心から側縁に向かって進むと2つのゼロ値の間で変化し、かつコンバージェンスとダイバージェンスの最大値を局部的に通過する水平偏移を与える形状を有することを特徴とする請求項17に記載のヘッドランプ。
- 前記第2のゾーンの水平母線は、連続しており、かつスロープの中断がないことを特徴とする請求項18に記載のヘッドランプ。
- 前記水平母線は、2つの側方サブゾーンにおいて放物線様をなしていることを特徴とする請求項18または19に記載のヘッドランプ。
- 前記第3のゾーンの表面は、全体としてスムーズであって、スロープの中断がないことを特徴とする請求項17〜20のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記第3のゾーン(13)は表面を有し、その水平母線は、前記ゾーンの中心から側縁に向かって進むと2つのゼロ値の間で変化し、かつコンバージェンスとダイバージェンスの最大値を局部的に通過する水平偏移を与える形状を有し、前記第2のゾーン(12)の前記基底表面(SB2)と前記第3のゾーン(13)の表面の母線は一致していないことを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記第2のゾーンの水平母線は、連続しており、スロープの中断がなく、かつ前記第2のゾーン(12)の前記基底表面(SB2)と前記第3のゾーン(13)の表面の母線は一致していないことを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記水平母線は、2つの側方サブゾーンにおいて放物線様をなしており、かつ前記第2のゾーン(12)の前記基底表面(SB2)と前記第3のゾーン(13)の表面の母線は一致していないことを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記母線は、異なる基底焦点距離を有していることを特徴とする請求項22〜24のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記第3のゾーンの表面の母線の焦点距離は、前記第2のゾーンの表面の母線の焦点距離より短いことを特徴とする請求項25に記載のヘッドランプ。
- 前記第3のゾーンのジオメトリ軸(0z’)は、前記第1と第2のゾーン(11)(12)に共通のジオメトリ軸(0z)に対して下向きにオフセットして、前記共通軸と平行に延びていることを特徴とする請求項17〜26のいずれかに記載のヘッドランプ。
- 前記下向きのオフセットは、約1乃至2mmであることを特徴とする請求項27に記載のヘッドランプ。
- 前記レフレクタの前記ゾーンの一つは、スムースな基底表面上(SB1)へのジオメトリ投影により適用される線条を有し、かつこの線条は、投影前に頂点のどちらかの側面(ST’)(ST″)で異なる曲率を有することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のヘッドランプ。
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