JP4011449B2 - 植毛ブラシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、柄の先端部に形成された植毛台部に毛体束を植毛した植毛ブラシに関し、特に、歯ブラシ又はヘアブラシとして使用する際に、毛体の汚れを効果的に除去できるようにした植毛ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、毛体の根元部分の汚れを除去するための工夫を施した歯ブラシとしては、例えば、植毛穴と植毛穴との間において植毛台部を貫通するように通水穴が形成された歯ブラシ(従来技術1)が知られている(特許文献1参照)。
又、植毛穴が植毛面から植毛台部の外面に貫通して形成されている歯ブラシ(従来技術2)が知られている(特許文献2、特許文献3参照)。
【0003】
又、毛体束を、平線を用いて2つ折り状態で植毛穴に植毛した歯ブラシ(従来技術3)が知られている(特許文献4参照)。
【0004】
【特許文献1】
登録実用新案第3071947号公報
【特許文献2】
特開平10−42953号公報
【特許文献3】
登録実用新案第3087094号公報
【特許文献4】
特開2001−314231号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の歯ブラシ(従来技術1)は、通水穴が植毛穴と植毛穴との間に形成されているため、水洗に際し、通水穴を通った水によって毛体の根元部分については、そこに溜まった汚れを洗い流すことができる。
しかしながら、毛体束を植毛させる植毛穴が、奥が塞がった有底穴であるため、この植毛穴に水を流通させることができず、従って、この植毛穴に植毛した毛体束の基部については、ここに溜まった汚れを洗い流すことができないという問題があった。
【0006】
又、従来の歯ブラシ(従来技術2)は、植毛穴が植毛面から植毛台部の外面に貫通して形成されているため、水の通りが良好になり、毛体束の基部を効果的に水洗し、また乾燥しやすいという利点がある。
しかしながら、植毛穴が植毛面から植毛台部の外面まで一直線状に形成されているため、使用によって植毛束が次第に植毛穴に没入し、植毛穴から脱落してしまうことがあるという問題があった。又、植毛穴の下側にテーパ穴を形成すると、使用によって、テーパ穴に毛体の基部が押し込まれて毛体が詰まってしまい、水や空気の流通ができなくなるという問題があった。
【0007】
また、毛体束の植毛に際し、平線を用いて2つ折り状態で植毛穴に植毛した場合(従来技術3)、平線をブラシの幅方向と同一方向に打ち込むようにすると、ブラシを通常は幅方向に往復移動させて使用するため、その使用によって2つ折りした毛体束が次第に開き、毛体束がバラケてしまうという問題があった。
【0008】
歯ブラシやヘアブラシは、毛体束の基部を植毛穴に嵌入させて植毛したものであり、このため毛体束の基部では多数の毛体が窮屈に密集した状態になっている。
このように毛体が密集した毛体束の基部では、汚れが溜まると除去し難いし、また、乾燥しにくいため、カビ等も発生しやすく、植毛ブラシの中で特に非衛生的な部分といえる。
【0009】
本発明は、このような毛体束の基部を効果的に水洗し、また乾燥しやすいように工夫し、更に、平線を用いて毛体束を植毛しながら、植毛穴に連通して形成した通水穴が平線によって塞がれることなく、スムーズな通水ができるようにした植毛ブラシを提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明(請求項1)の植毛ブラシは、
柄(10)の先端部に形成された植毛台部(11)に多数の植毛穴(2)が形成され、この植毛穴(2)に毛体束(3)が平線(4)を介して2つ折り状態で植毛されている植毛ブラシ(1A)であって、
前記植毛穴(2)は植毛面(12)から植毛台部(11)の厚さ途中までの深さで形成され、
前記植毛穴(2)の穴底部から植毛台部(11)の側面(13)に連通して傾斜横穴(5)が形成され、
前記傾斜横穴(5)はその穴方向が植毛台部(11)の植毛面(12)と平行な面上において植毛台部(11)の幅方向(矢印M方向)に対し植毛台部(11)の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度(θ)を持って傾斜して形成され、
かつ前記平線(4)はその面方向が前記傾斜横穴(5)の穴方向と同一の傾斜角度(θ)を持った傾斜状態で植毛穴(2)に打ち込まれている構成とした。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施例に記載した具体的手段との対応関係を示すものである。
【0011】
また、本発明(請求項2)の植毛ブラシは、
柄(10)の先端部に形成された植毛台部(11)に多数の植毛穴(2)が形成され、この植毛穴(2)に毛体束(3)が平線(4)を介して2つ折り状態で植毛されている植毛ブラシ(1B)であって、
前記植毛穴(2)は植毛面(12)から植毛台部(11)の厚さ途中までの深さで形成され、
前記植毛穴(2)の穴底部から植毛台部(11)の外面(14)に連通して傾斜縦穴(6)が形成され、
前記傾斜縦穴(6)はその穴方向が植毛台部(11)の側面(13)と平行な面上において植毛台部(11)の厚さ方向(矢印T方向)に対し植毛台部(11)の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度(θ1)を持って傾斜して形成され、
かつ前記平線(4)はその面方向が植毛台部(11)の側面(13)と平行状態で植毛穴(2)に打ち込まれ、
前記傾斜縦穴(6)の穴底部(6a)が前記植毛穴(2)の穴底部(2a)に植毛台部(11)の先端方向(矢印P方向)に位置ずれして連通するように形成されている構成とした。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施例に記載した具体的手段との対応関係を示すものである。
【0012】
また、本発明(請求項3)の植毛ブラシは、
請求項1又は2記載の植毛ブラシにおいて、前記毛体束(3)の基端面と植毛穴(2)の穴底面との間に隙(S)が生じる状態に平線(4)が打ち込まれている構成とした。
【0013】
なお、本発明の植毛ブラシは、歯ブラシ又はヘアブラシに適用することができる(請求項4)。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例により説明する。図面は本発明にかかる植毛ブラシの実施例を示すもので、図1は第1実施例の歯ブラシの要部を示す平面図、図2は図1のA−A断面図、図3(イ)、(ロ)は図1のB−B断面図である。
【0015】
この歯ブラシ1Aは、柄10の先端部に形成した植毛台部11に多数(実施例では1列6個で2列の合計12個)の植毛穴2が形成され、この植毛穴2に多数本の毛体を束ねた毛体束3が平線4を介して植毛されている。
前記植毛穴2は、植毛面12から植毛台部11の厚さ途中までの深さで形成されている。
又、前記平線4は、毛体束3を2つ折りにして植毛穴2に向けて打ち込まれ、その両端部を植毛穴2の穴周壁に食い込ませて固定されるもので、図3(イ)で示すように、前記毛体束3の基端面と植毛穴2の穴底面との間に隙Sが生じる状態に打ち込まれている。
【0016】
そして、前記植毛穴2と傾斜横穴5を連通させるように、植毛穴2の穴底部から植毛台部11の側面13に貫通して傾斜横穴5が形成されている。
この傾斜横穴5は、その穴方向が植毛台部11の植毛面12と平行な面上において、植毛台部11の幅方向(矢印M方向)に対し植毛台部11の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度θを持って傾斜して形成されており(図1に示す)、その傾斜角度θは、概ね10度〜45度が適当であるが、15度前後5度程度が好ましい。
又、前記平線4は、その面方向が前記傾斜横穴5の穴方向と同一方向に傾斜した状態で植毛穴2に打ち込まれる。即ち、植毛台部11の幅方向(矢印M方向)に対し植毛台部11の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度θを持った傾斜状態で植毛穴2に打ち込まれている。
【0017】
このように構成した歯ブラシ1Aは、植毛穴2に連通して傾斜横穴5が形成されているため、この植毛穴2と傾斜横穴5に水や空気を流通させることができる。
即ち、植毛穴2に植毛された毛体束3の基部において、多数の毛体の隙に水を流通させることによって汚れを除去させ、また、空気の流通により乾燥させることができ、これにより、特に非衛生的な部分といえる毛体束3の基部を効果的に水洗、乾燥して衛生的に保つことができる。
【0018】
尚、水洗に際し、水をかけながら歯ブラシ1Aの柄10を持って振ったり、トントンと叩いたり、衝撃を加えるようにすれば、水の流通及び水切りが促進され、より効果的な汚れ除去及び乾燥ができる。
このとき、手の振りによって水は先端方向(矢印P方向)に向けて飛散することになるが、傾斜横穴5が傾斜角度θを持って植毛台部11の幅方向(矢印M方向)に対し先端方向(矢印P方向)に傾斜するように形成されているため、手の振りに逆らうことなく、水をスムーズに飛散させることができ、水切りが良好に行なえる。
【0019】
又、平線4が前記傾斜横穴の穴方向と同一方向、即ち、植毛台部11の幅方向(矢印M方向)に対し傾斜角度θを持って先端方向(矢印P方向)に傾斜するように打ち込まれているため、歯ブラシ1Aを幅方向(矢印M方向)に往復移動させて使用しても、その使用によって2つ折りした毛体束3が次第に開くことがなくなり、毛体束3がバラケてしまうのを抑制することができる。
また、平線4の向きと傾斜横穴5の向きが同一であるため、平線4によって傾斜横穴5が塞がれることがなく、植毛穴2と傾斜横穴5に水や空気をスムーズに流通させることができる。
【0020】
又、平線4が、毛体束3の基端面と植毛穴2の穴底面との間に隙Sが生じる状態に打ち込まれているため、図3(ロ)で示すように、使用による圧力よって次第に毛体束3が隙Sに没入していき、毛体束3の折り返し部分に空隙S1を生じさせることできる。
この空隙S1により、毛体束3の基部への水や空気の流通を良好にさせることができる。
【0021】
なお、前記毛体束3は、その先端が山切りカットされ、又、幅方向に隣り合う毛体束3,3同士の先端側が近づくように傾斜して植毛されており、これにより、歯と歯の間に毛体が入り易くなり、隅々まできれいに磨くことができるようになる。
【0022】
次に、図4は第2実施例の歯ブラシの要部を示す平面図、図5は図4のC−C断面図である。
この歯ブラシ1Bは、植毛穴2と傾斜縦穴6を連通させるように、植毛穴2の穴底部から植毛台部11の外面14に貫通して傾斜縦穴6が形成されている。
前記傾斜縦穴6はその穴方向が植毛台部11の側面13と平行な面上において植毛台部11の厚さ方向(矢印T方向)に対し植毛台部11の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度(θ1)を持って傾斜して形成されている(図5に示す)。
【0023】
又、前記植毛穴2に打ち込まれる平線4は、その面方向(矢印N方向)が植毛台部11の側面13と平行状態で植毛穴2に打ち込まれている。
なお、この平線4は、毛体束3の基端面と植毛穴の穴底面との間に隙Sが生じる状態に植毛穴に打ち込まれている。
また、前記傾斜縦穴の穴底部が前記植毛穴の穴底部に植毛台部の先端方向(矢印P方向)に穴半分程度が重なるように位置ずれして連通するように形成されている。
【0024】
このように構成した歯ブラシ1Bは、植毛穴2に連通して傾斜縦穴6が形成されているため、この植毛穴2と傾斜縦穴6に水や空気を流通させることができ、特に非衛生的な部分といえる毛体束3の基部を効果的に水洗、乾燥して衛生的に保つことができる。
【0025】
又、傾斜縦穴6が植毛台部11の厚さ方向(矢印T方向)に対し植毛台部11の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度(θ1)を持って傾斜して形成されているため、水洗に際し、手の振りに逆らうことなく、水をスムーズに飛散させることができ、水切りが良好に行なえる。
【0026】
又、平線4が植毛台部11の側面13と平行に打ち込まれているため、歯ブラシ1Bを幅方向(矢印M方向)に往復移動させて使用しても、その使用によって2つ折りした毛体束3が次第に開くことがなくなる。
また、傾斜縦穴6の穴底部6aが植毛穴2の穴底部2aに植毛台部11の先端方向(矢印P方向)に位置ずれして連通するよう形成されているため、毛体束3が植毛穴2から傾斜縦穴6内に没入するのを防止でき、毛体束がバラケてしまうのを抑制することができる。
また、平線4の面方向(矢印N方向)と傾斜縦穴6の向き(矢印P方向)が同一であるため、平線4によって傾斜縦穴6が塞がれることがなく、植毛穴2と傾斜縦穴6に水や空気をスムーズに流通させることができる。
【0027】
なお、第2実施例の歯ブラシにおいて、その他の構成及び作用は、第1実施例の歯ブラシと同様である。
【0028】
又、本発明において、実施例では、歯ブラシを植毛ブラシの例として挙げたが、ヘアブラシについても、同様の構成を適用できる。
又、第1実施例の構成と、第2実施例の構成を組み合わせることができるもので、例えば、2列にした場合、一方の列を第1実施例の構成とし、他方の列を第2実施例の構成としてもよい。
又、3列以上にした場合、両側の列については、第1実施例又は第2実施例の構成を適用できるが、内側の列については、第2実施例の構成を適用することになる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明(請求項1又は2)の植毛ブラシ(歯ブラシ、ヘアブラシ)にあっては、植毛穴に連通して傾斜横穴又は傾斜縦穴が形成されているため、この植毛穴と傾斜横穴又は傾斜縦穴に水や空気を流通させることができる。
即ち、植毛穴に嵌入された毛体束の基部において、多数の毛体の隙に水を流通させることによって汚れを除去させ、また、空気の流通により乾燥させることができ、これにより、特に非衛生的な部分といえる毛体束の基部を効果的に水洗、乾燥して衛生的に保つことができる。
【0030】
又、傾斜横穴(請求項1)、又は傾斜縦穴(請求項2)が植毛台部の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度θ、又はθ1を持って傾斜して形成されているため、手の振りに逆らうことなく、水をスムーズに飛散させることができ、水切りが良好に行なえる。
【0031】
又、平線が植毛台部の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜し(請求項1)、又は植毛台部の側面と平行に(請求項2)打ち込まれているため、植毛ブラシを幅方向に往復移動させて使用しても、その使用によって2つ折りした毛体束が次第に開くことがなくなり、毛体束がバラケてしまうのを抑制することができる。
また、平線の向きと傾斜横穴又は傾斜縦穴の向きが同一であるため、平線によって傾斜横穴又は傾斜縦穴が塞がれることがなく、植毛穴と傾斜横穴又は傾斜縦穴に水や空気をスムーズに流通させることができる。
【0032】
又、平線を、毛体束の基端面と植毛穴の穴底面との間に隙が生じる状態に打ち込むようにすると(請求項3)、使用による圧力によって次第に毛体束が隙に没入していき、毛体束の折り返し部分に空隙を生じさせることできる。
これにより、毛体束の基部への水や空気の流通を良好にさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の歯ブラシの要部を示す平面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1のB−B断面図である。
【図4】 第2実施例の歯ブラシの要部を示す平面図である。
【図5】 図4のC−C断面図である。
【符号の説明】
1A 歯ブラシ
1B 歯ブラシ
10 柄
11 植毛台部
12 植毛面
13 側面
14 外面
2 植毛穴
2a 穴底部
3 毛体束
4 平線
5 傾斜横穴
6 傾斜縦穴
6a 穴底部
S 隙
S1 空隙
θ 傾斜角度
θ1 傾斜角度
Claims (4)
- 柄(10)の先端部に形成された植毛台部(11)に多数の植毛穴(2)が形成され、この植毛穴(2)に毛体束(3)が平線(4)を介して2つ折り状態で植毛されている植毛ブラシ(1A)であって、
前記植毛穴(2)は植毛面(12)から植毛台部(11)の厚さ途中までの深さで形成され、
前記植毛穴(2)の穴底部から植毛台部(11)の側面(13)に連通して傾斜横穴(5)が形成され、
前記傾斜横穴(5)はその穴方向が植毛台部(11)の植毛面(12)と平行な面上において植毛台部(11)の幅方向(矢印M方向)に対し植毛台部(11)の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度(θ)を持って傾斜して形成され、
かつ前記平線(4)はその面方向が前記傾斜横穴(5)の穴方向と同一の傾斜角度(θ)を持った傾斜状態で植毛穴(2)に打ち込まれていることを特徴とした植毛ブラシ。 - 柄(10)の先端部に形成された植毛台部(11)に多数の植毛穴(2)が形成され、この植毛穴(2)に毛体束(3)が平線(4)を介して2つ折り状態で植毛されている植毛ブラシ(1B)であって、
前記植毛穴(2)は植毛面(12)から植毛台部(11)の厚さ途中までの深さで形成され、
前記植毛穴(2)の穴底部から植毛台部(11)の外面(14)に連通して傾斜縦穴(6)が形成され、
前記傾斜縦穴(6)はその穴方向が植毛台部(11)の側面(13)と平行な面上において植毛台部(11)の厚さ方向(矢印T方向)に対し植毛台部(11)の先端方向(矢印P方向)に向けて傾斜角度(θ1)を持って傾斜して形成され、
かつ前記平線(4)はその面方向が植毛台部(11)の側面(13)と平行状態で植毛穴(2)に打ち込まれ、
前記傾斜縦穴(6)の穴底部(6a)が前記植毛穴(2)の穴底部(2a)に植毛台部(11)の先端方向(矢印P方向)に位置ずれして連通するように形成されていることを特徴とした植毛ブラシ。 - 請求項1又は2記載の植毛ブラシにおいて、前記毛体束(3)の基端面と植毛穴(2)の穴底面との間に隙(S)が生じる状態に平線(4)が打ち込まれている植毛ブラシ。
- 請求項1又は2又は3記載の植毛ブラシにおいて、この植毛ブラシが歯ブラシ又はヘアブラシである植毛ブラシ。
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