JP4010984B2 - 給紙トレイ - Google Patents
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、給紙トレイ自体に用紙束を持上げる機構を具えた給紙トレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリンターへの給紙は、プリンターにセットする給紙トレイによって行われている。
給紙トレイに収容した用紙束は、持上げ機構によって用紙引出し側が持ち上げられ、最上部の用紙がプリンター内の給紙ローラに当たる様になっている。
持上げ機構は、プリンター内に用紙の減りに応じて上昇するアームを設け、該アームをトレイの底を貫通してトレイ内に侵入させ、トレイ底部に設けた板状の持上げ部材を斜めに上昇させるもの(特許文献1)と、図2に示す如く、トレイ自体に持上げ部材(2)を上向き付勢するバネ(4)を配備したものがある。
【0003】
前者は、用紙持上げ機構が複雑となる。
後者は、トレイ本体(1)の前壁(11)(用紙引出し側の壁)にバネ(4)を配備し、該バネ(4)に板状の持上げ部材(2)の自由端を被せ、該持上げ部材の基端をトレイ底板(15)に枢支するだけで済むため、構成を簡素化できる。
後者の給紙トレイは、図5(a)に示す如く、蓋体(3)を軸(33)を中心に回転させて閉じていくと、図5(b)に示す如く、蓋体(3)の自由端が用紙束の用紙引き出し側端部をバネ(4)に抗して下方に押圧し、用紙束(6)全体をトレイ本体(1)に収容出来、最上部の用紙(61)の高さ位置が決まる。
この状態で、給紙トレイをプリンターにセットすれば、最上部の用紙(61)が、プリンター内の用紙引出しローラに接し、該ローラの回転によってトレイから引き出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
後者の給紙トレイの場合、蓋体(3)を閉じた際に、図6に示す如く、最上部の用紙(61)が位置ズレして、トレイ本体(1)の側壁(14)に載ってしまい、該用紙の引出し側縁が引出しローラに正しく引っ掛からず、給紙に失敗することがある。
用紙(61)の位置ズレの原因は次の通りである。
図5(a)に示す如く、用紙束(6)をトレイ本体(1)の持上げ部材(2)に載せたた状態では、バネ(4)力が用紙束(6)の重さに勝り、用紙束(6)は傾いて、用紙束(6)の用紙引出し側端部は、トレイ本体(1)から上方にはみ出し、反対側端部はトレイ本体(1)内に収まる。
【0005】
上記状態のまま、図5(b)に示す如く、蓋体(3)を閉じると、蓋体(3)の自由端が、用紙束(6)のトレイ本体(1)からはみ出ている端部を押圧する。用紙束(6)のはみ出し側には、用紙のズレを防ぐものが存在しないため、蓋体(3)を閉じる際の、力の入れ加減や、蓋体(3)を押す位置等により、蓋体(3)の自由端に均等に力が加わらない場合に、用紙(61)の位置ズレが生じ易い。
トレイ本体(1)の両側壁(13)(14)の内、一方の側壁(14)内面には、用紙束(6)を他方の側壁(13)に押し付けるための、付勢部材(5)(5)が設けられており、該付勢部材(5)の上端面に位置ズレした用紙(61)が載ってしまうことが多い。
本発明は、上記問題を解決できる給紙トレイを明らかにするものである。
【0006】
尚、特許文献1の給紙トレイは、持上げ部材を上向き付勢するバネを有しておらず、プリンターに給紙トレイをセットするまでは、持上げ部材はトレイ底面に接している。このため、蓋体を閉じる前に、トレイ内に用紙束を完全に収容できるため、上記した蓋体を閉じる際の、用紙の位置ズレの問題は生じない。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−244995号公報
【0008】
【課題を解決する手段】
本発明は、トレイ本体(1)と、該トレイ本体の底部に配備されトレイに収容される用紙の、用紙引出し側端部を持ち上げる持上げ部材(2)と、持上げ部材(2)を持ち上げ方向に付勢するバネと、回転して開閉可能にトレイ本体(1)に取り付けられ用紙引出し側が自由端となっている蓋体(3)とによって構成されるプリンターの給紙トレイにおいて、蓋体(3)の内面には用紙の持上げ側とは反対側を下向きに押圧可能に凸部(34)が形成されている。
【0009】
【作用及び効果】
蓋体(3)を閉じる途上で、トレイ本体(1)内の持上げ部材(2)によって斜めに傾いた状態の用紙束(6)を、蓋体(3)上の凸部(34)が押さえる。
凸部(34)は蓋体(3)の回転中心側に位置しているため、紙束(6)のトレイ本体(1)に嵌まり込んでいる部分を押圧する。このため用紙(61)に位置ズレは生じない。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は給紙トレイ、図2はその分解図である。
給紙トレイは、トレイ本体(1)と、該トレイ本体の底部に配備されトレイに収容される用紙束の、用紙引出し側端部を持ち上げる持上げ部材(2)と、持上げ部材(2)を持ち上げ方向に付勢するバネ(4)と、回転して開閉可能にトレイ本体(1)に取り付けられ用紙引出し側が自由端となっている蓋体(3)とによって構成される。
以下の説明で、「前」とは、トレイに収容された用紙束(6)に対する用紙引出し側である。
【0011】
トレイ本体(1)は、前壁(11)、後壁(12)、左右の側壁(13)(14)及び底板(15)からなり、樹脂にて一体成形されている。
実施例のトレイ本体(1)は、長さ180mm、幅123mm(葉書サイズ)の用紙を収容できる大きさであり、前後に長い。
一方の側壁(14)には、トレイ本体(1)の用紙束を他方の側壁(13)に押圧する複数の付勢部材(5)が設けられている。
実施例の付勢部材(5)は、トレイ本体(1)と一体成形された板バネ片であり、側壁(14)内面より少し突出している。
【0012】
両側壁(13)(14)の外面には、後記する蓋体(3)の脚片(32)(32)が嵌まる凹み段部(13a)(14a)が形成される。凹み段部(13a)(14a)は、側壁(13)(14)の上半分位置し、前後に長く延びており、側壁(13)(14)の上端に開口している。
凹み段部(13a)(14a)の前後端は、トレイ本体(1)の前後壁(11)(12)に近い位置にある。
凹み段部(13a)(14a)の後部に、蓋体取付け用の軸孔(19)(19)が開設され、前部に蓋体ロック用の凹部(19a)が開設されている。
前壁(11)の両端には、後記する補助トレイ枠(7)が嵌まる切欠部(18)(18)が開設されている。前壁(11)の内面の左右2箇所に、上端が閉じた縦溝(17)(17)が開設されている。
底板(15)には、持上げ部材取付け用のU字状の2つの切込み(16)が、両端を前向きにして、後壁(12)寄りに開設されている。
図4(a)に示す如く、後壁(12)内面から切込み(16)の後端までの距離Lは、約45mm、これは、用紙の長さの1/4程度である。
底板(15)の前部には、前壁(11)に接近して左右2箇所に2つのバネ座(10)(10)が浅く凹設されている。
【0013】
持上げ部材(2)は、前後に長い略矩形の板体であって、後端両側及び前端両側に爪片(21)(21)、(22)(22)を突設している。
図2、図4に示す如く、後端の爪片(21)は短く下向きに延び、更に後方に屈曲している。
前端の爪片(22)は短く下向きに延び、更に前方に屈曲している。
持上げ部材(2)は、後端の爪片(21)(21)を前記底板(15)のU字状切込み(16)(16)に嵌めて先端を底板(15)の下面に当てている。爪片(21)(21)が持上げ部材(2)の回動支点となる。
持上げ部材(2)の前端の爪片(22)(22)は、前記トレイ本体前壁(11)の縦溝(17)(17)に係入している。
トレイ本体底板(15)と持上げ部材(2)との間に、2つのコイルバネ(4)が介装される。バネ(4)の下端は、前記バネ座(10)に嵌まって位置ズレが防止されている。
持上げ部材(2)の爪片(22)が縦溝(17)の上端閉塞縁に当たって、持上げ部材(2)の上昇高さ規制される。
持上げ部材(2)の自由端は、トレイ本体(1)の前壁(11)の高さより少し低い位置にある。
尚、図7、図8は、上記バネ(4)を外して、持上げ部材(2)を底板(15)に密着させた状態を示している。
【0014】
持上げ部材(2)が用紙束(6)を安定して支持するためには、持上げ部材(2)の幅長さは、前記トレイ本体(1)上の付勢部材(5)に緩衝しない範囲で広幅とすることが望しい。
実施例では、トレイ本体(1)に、図8に示す補助トレイ枠(7)を着脱可能に嵌めて、小サイズの用紙も使用可能としたため、持上げ部材(2)は、補助トレイ枠(7)に緩衝しない大きさに形成されている。
【0015】
図7に示す如く、補助トレイ枠(7)は、前枠部材(71)、後枠部材(72)及び両側枠部材(73)(74)によって構成される矩形の枠体である。
補助トレイ枠(7)の側枠部材(73)(74)の前部には、トレイ本体(1)の切欠部(18)の下縁が嵌まる切欠(73a)が開設されている。
又、一方の側枠部材(74)には、前記トレイ本体(1)の付勢部材(5)と同様にして、用紙束の側縁を他方の側枠部材(73)に押圧する板バネ状の複数の付勢部材(75)が設けられている。
【0016】
図8に示す如く、補助トレイ枠(7)をトレイ本体(1)にセットした状態では、補助トレイ枠(7)の後枠部材(72)はトレイ本体後壁(12)内面に当たり、両側枠部材(73)(74)の前端は、トレイ本体前壁(11)の左右の切欠部(18)(18)に嵌まり、補助トレイ枠(7)の前枠部材(71)は、トレイ本体前壁(11)の外側に位置する。
補助トレイ枠(7)は、トレイ本体の付勢部材(5)によって、反対側の側壁(13)(14)に押しつけられる。
補助トレイ枠(7)の外周壁高さは、トレイ本体外周の壁高さに揃う。
補助トレイ枠(7)の、側枠部材(73)(74)、後枠部材(72)及びトレイ本体前壁(11)で囲まれる空間が、小サイズの用紙収容部となる。
【0017】
蓋体(3)は、矩形の蓋板(31)の左右両側縁に前後に長い脚片(32)(32)を下向きに突設している。
脚片(32)の前端は、蓋板(31)の前端より後方に位置し、脚片(32)(32)の後部は蓋板(31)の後端より後方に延びている。
図3に示す如く、脚片(32)(32)の後端内面に丸軸(33)が突設され、該丸軸(33)が前記トレイ本体(1)の軸孔(19)に回動可能に嵌まる。
脚片(32)(32)の前端には、指掛かり凹み(38)が形成され、該凹み(38)の裏面には、突起(39)が突設されている。該突起(39)は、蓋体(3)を閉じる際に、トレイ本体側壁(13)(14)に当たってから、樹脂の弾性変形によって、側壁(13)(14)に形成した凹部(19a)に嵌まって、蓋体(3)を閉じ状態に軟係止(ロック)できる。
蓋体(3)をロックしたとき、蓋板(31)はトレイ本体底板(15)と平行になり、蓋板(31)の高さはトレイ本体(1)の周囲の壁の高さに揃う。
又、蓋板(31)の自由端は、トレイ本体前壁(11)の前面から8mm程度後方に位置する。
【0018】
本発明の特徴は、上記蓋体(3)の下面に、用紙束(6)を押圧可能な凸部(34)を形成した点である。
実施例では、4つの凸部(34)(35)(36)(37)が、蓋体(3)の回転中心側から自由端側へ略等間隔に突設され、各凸部(34)(35)(36)(37)は、用紙の引出し方向と直交する方向に延びる突条体を呈している。
凸部(34)(35)(36)(37)は、蓋体(3)の回転中心に近い凸部ほど、突出高さが大きくなっており、蓋体(3)を閉じる途上で、蓋体(3)の回転中心に近い凸部から順に用紙を押さえることができる。
蓋体(3)を閉じる手前で蓋体(3)の自由端がバネ(4)に抗して用紙束の前部を下向きに押圧し、蓋体(3)を閉じ終えると、用紙束(6)を完全にトレイ本体(1)内に収容できる。
【0019】
実施例では、用紙束(6)が完全にトレイ本体(1)内に収容された状態において、蓋体(3)の各凸部(34)(35)(36)(37)は、用紙とは接触しない様に、凸部(34)(35)(36)(37)の高さが決められている。
具体的には、凸部(34)(35)(36)(37)の高さは、4mm、2.5mm、2mm、1mmであり、凸部間の間隔は約20mm、最後部の最も突出高さの大きい凸部(34)からトレイ本体後壁(12)内面までまでの距離は42mm程度である。
【0020】
各凸部(34)(35)(36)(37)は両端がトレイ本体側壁(13)(14)に接近している程、紙ズレ防止には望ましいが、実施例では、トレイ本体(1)に補助トレイ枠(7)を装着可能としたため、補助トレイ枠(7)に緩衝しない長さとしている。
但し、補助トレイ枠(7)に、凸部(34)(35)(36)(37)を逃がす、溝、凹み部等を形成しておけば、凸部(34)(35)(36)(37)をトレイ本体側壁(13)(14)に接近して延ばすことが可能となる。
実施例では、一部の凸部(35)は、その端部が補助トレイ枠(7)の付勢部材(75)(75)間の逃がし部(76)に侵入する長さに形成されている。
凸部(34)(35)(36)(37)は、用紙への傷付けを防止するため、両端を含む各角部が丸く面取りされている。
【0021】
然して、蓋体(3)を開き、用紙束(6)を、その長手方向の端部をトレイ本体(1)の後壁(12)内面に当てて、持上げ部材(2)の上に載せる。
用紙束(6)の重量よりバネ(4)の力が勝り、用紙束(6)は、持上げ部材(2)の傾きに沿って傾く。即ち、用紙束(6)の後部は、トレイ本体(1)内に収まるが、前端はトレイからはみ出る。
【0022】
蓋体(3)を閉じる途上で、蓋体(3)の凸部(34)(35)(36)(37)の内、蓋体(3)の回転中心に最も使い凸部(34)が用紙束(6)の後部を下向きに押圧する。
用紙束(6)の後部は、トレイ本体(1)内に嵌まり込んでおり、凸部(34)で用紙束(6)の後部を下向きに押圧にしても、用紙が位置ズレする余地はない。
蓋体(3)が閉じ方向に回転するに従って、蓋体(3)の回転中心から近い順に凸部(35)(36)(37)が順に用紙束(6)を押圧し、用紙束(6)は後部側から徐々にトレイ本体(1)内に嵌まり込む。
蓋体(3)が閉じ終わる手前で、蓋体(3)の自由端が用紙束(6)を押さえるが、用紙束(6)は既に凸部(34)(35)(36)(37)によって押さえられているため、蓋体(3)の自由端が用紙束(6)に当たっても、最上部の用紙(61)が位置ズレすることは効果に防止される。
【0023】
実施例では、蓋体(3)を閉じ状態にロックした状態で、凸部(34)(35)(36)(37)は用紙束(6)から離れて、用紙束(6)を押圧していないため、最上部の用紙(61)を引出しローラで引き出す際に、引出し抵抗が増すことはない。
【0024】
凸部(34)(35)(36)(37)の形状、大きさ、配置、個数は、トレイの大きさ、用紙の種類等に応じて、適宜設計変更できる。要は、凸部によって蓋体(3)の自由端が用紙束(6)を押さえる前に、用紙束(6)の後部、即ち、トレイ本体(1)に嵌まり込むんでいる後端側を押圧できれば可い。
蓋体(3)の蓋板後部に用紙束(6)を押圧可能な1つの凸部(34)を設けるだけでも、用紙ズレ防止に効果がある。
又、凸部を蓋体(3)の前後方向に長い突条体とし、該突条体を蓋体(3)の回転中心側から蓋体(3)の自由端へ徐々に低くなる様にすれば、前記同様に用紙ズレ防止に効果がある。用紙の左右両端側を押圧可能に、該突条体を蓋体(3)の左右両端寄りに複数条設けることにより、一層用紙ズレ防止に効果的である。
【0025】
トレイ本体(1)に補助トレイ枠(7)を装着して小サイズの用紙を給紙する場合でも、上記同様にて、用紙ズレ防止に効果がある。
【0026】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、本発明の給紙トレイは、プリンターに限らず、複写機の給紙トレイ等、給紙する相手装置を撰ばない。
【図面の簡単な説明】
【図1】給紙トレイの斜面図である。
【図2】給紙トレイの分解斜面図である。
【図3】蓋体を斜め下方から見た斜面図である。
【図4】a図は、用紙束の後端側を蓋体の凸部で押圧している状態の説明図、b図は、蓋体の自由端で用紙束の前端側を押圧している状態の説明図である。
【図5】a図は、従来例において、用紙束を持上げ部材に載せた状態の説明図で、b図は、蓋体で用紙束を押圧して、トレイ本体に用紙束を収容した状態の説明図である。
【図6】トレイ本体(1)に対して用紙が位置ズレした状態の平面図である。
【図7】トレイ本体と補助トレイ枠の斜面図である。
【図8】トレイ本体と補助トレイ枠を組み合わせた状態の斜面図である。
【符号の説明】
(1) トレイ本体
(2) 持上げ部材
(3) 蓋体
(31) 蓋板
(34) 凸部
(4) バネ
(7) 補助トレイ枠
Claims (5)
- トレイ本体(1)と、該トレイ本体の底部に配備されトレイに収容される用紙の、用紙引出し側端部を持ち上げる持上げ部材(2)と、持上げ部材(2)を持ち上げ方向に付勢するバネ(4)と、回転して開閉可能にトレイ本体(1)に取り付けられ用紙引出し側が自由端となっている蓋体(3)とによって構成される給紙トレイにおいて、蓋体(3)の内面には用紙の持上げ側とは反対側を下向きに押圧可能に凸部(34)が形成され、蓋体(3)を閉じる途上で該凸部(34)が用紙を押さえ、蓋体(3)を閉じた状態では、蓋体(3)の自由端が用紙を押さえることを特徴とするの給紙トレイ。
- トレイ本体(1)と、該トレイ本体の底部に配備されトレイに収容される用紙の、用紙引出し側端部を持ち上げる持上げ部材(2)と、持上げ部材(2)を持ち上げ方向に付勢するバネ(4)と、回転して開閉可能にトレイ本体(1)に取り付けられ用紙引出し側が自由端となっている蓋体(3)とによって構成される給紙トレイにおいて、蓋体(3)の内面には、用紙を押圧可能な複数の凸部(34)(35)が、蓋体(3)の回転中心側から自由端側へ間隔を存して配備され、凸部(34)(35)の高さは、蓋体(3)の自由端側へ順に低くなっており、蓋体(3)を閉じる途上で、蓋体(3)の回転中心に近い凸部から順に用紙を押さえることを特徴とする給紙トレイ。
- 蓋体(3)を閉じた状態では、蓋体(3)の自由端が紙を押さえて、凸部は紙から離間する請求項1又は2に記載のプリンターの給紙トレイ。
- 凸部(34)は、蓋体(3)の回転軸の軸心に沿う方向に長い突条体であり、トレイ本体(1)の用紙引出し方向に沿う両側壁(13)(14)に接近して延びている請求項1乃至3の何れかに記載の給紙トレイ。
- 凸部(34)は、用紙引出し方向と直交する方向に延びた突条体であり、トレイ本体(1)には、トレイ本体に収容する用紙サイズよりも小さいサイズの用紙を収容する補助トレイ枠(7)が着脱可能に嵌め込まれ、該補助トレイ枠(7)の用紙引出し方向に沿う一方の側枠部材(74)に形成された逃がし部(76)に前記蓋体(3)の突条体の端部が嵌まっている請求項1乃至4の何れかに記載の給紙トレイ。
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