JP4010893B2 - 電流制限機能付き安定化電源装置 - Google Patents

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    • G05F1/10Regulating voltage or current
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    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/565Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor
    • G05F1/569Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection
    • G05F1/573Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection with overcurrent detector

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷への出力電流が変動しても出力電圧を一定に維持するとともに、その出力電流が過大にならないように制限を行う、電流制限機能付き安定化電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような電流制限機能付きの安定化電源装置は、簡便な電源として用いられることが多いシリーズレギュレータや、電池などの充電に用いられる定電圧充電装置等に広く使用されている。
【0003】
図4は、従来の電流制限機能が付加されたシリーズレギュレータの構成を示す図である。
【0004】
この図4のシリーズレギュレータは、電圧制御回路10と、出力回路20と、電流制限回路30とから構成され、ICチップに作り込まれる。
【0005】
電圧制御回路10は、差動増幅器Amp、分圧抵抗器R11、R12とが設けられる。差動増幅器Ampの一入力(反転入力)に出力電圧を任意に設定するための基準電圧Vrefが入力され、他入力(非反転入力)に出力電圧を分圧抵抗器R11、R12によって分圧した出力帰還電圧Vfbが入力される。そして、その二入力の差が差動増幅器Ampで増幅され、制御電圧Vcが電圧制御回路10から出力される。なお、11は、差動増幅器Ampに定電流を供給するための定電流源である。
【0006】
出力回路20には、電源電位Vdd点と出力端子Po間に、P型MOSトランジスタ(以下、P型トランジスタ)で構成される出力トランジスタQ21が設けられ、そのゲートに制御電圧Vcが印加される。出力端子Poには、負荷側に負荷Loや安定化用のコンデンサCoなどが接続される。
【0007】
電流制限回路30は、電源電位Vdd点とグランド間に直列に、P型トランジスタの電流検出用トランジスタQ31と検出抵抗R31とが、この順序で接続される。また、検出抵抗R31の降下電圧がゲートに印加される、N型MOSトランジスタ(以下、N型トランジスタ)Q32が設けられ、このN型トランジスタQ32の動作状態に応じて、電圧制御回路10の定電圧制御動作が規制される。
【0008】
検出トランジスタQ31は、出力トランジスタQ21と同一ICチップ中にそのサイズが所定比で小さくなるように作り込まれている。そして、N型トランジスタQ31のゲートに出力トランジスタQ21へのゲート電圧と同じ制御電圧Vcが印加される。これにより、N型トランジスタQ31には出力トランジスタQ21に流れる出力電流Ioにほぼ比例(例えば、1/100)した検出電流Io′が流れる。この検出電流Io′による検出抵抗R31の降下電圧によってN型トランジスタQ32の動作状態が定まる。N型トランジスタQ32の動作閾値は、出力電流(即ち、負荷電流)Ioが過電流保護設定値Is0に至ったときに相当するように、各条件(出力電流Ioと検出電流Io′との比、検出抵抗R31の抵抗値、N型トランジスタQ32の特性など)が設定されている。
【0009】
この従来のシリーズレギュレータの動作を、その出力電圧Vo−出力電流Io特性を示す図5をも参照して説明する。出力電流Ioが過電流に至らない通常の状態では、電圧制御回路10は、出力帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに等しくなるように動作して、そのための制御電圧Vcを出力する。出力回路20の出力トランジスタQ21のゲートにその制御電圧Vcが印加されて、出力電圧Voは所定の設定電圧Vsに制御される。この定電圧制御動作は、出力電流Ioが過電流保護設定値Is0に達するまでは、出力電流Ioの大きさには関係なく、常に安定して行われる。
【0010】
このとき、検出トランジスタQ31には、検出電流Io′が流れているが、それによる検出抵抗R31の降下電圧はN型トランジスタQ32の動作閾値に達することはなく、定電圧制御動作に何らの影響も与えない。
【0011】
出力電流Ioが過電流保護設定値Is0に達すると、検出抵抗R31の降下電圧がN型トランジスタQ32の動作閾値になる。したがって、出力電流Ioが過電流保護設定値Is0より大きくなると、N型トランジスタQ32が動作する。電圧制御回路10の制御動作は、電流制限動作が優先されるから、出力電圧Voはほぼ垂直に近い形で立ち下がる。この意味で、この保護特性は垂下型過電流保護特性である。出力電圧Voが下がりきってゼロになる電流Is1は、その電流制限動作の利得(制御ゲイン)に応じて、過電流保護設定値Is0よりある程度αだけ大きい値になる。
【0012】
このように、常時は出力電圧Voが設定電圧Vsになるように定電圧制御し、出力電流Ioが所定値(過電流保護設定値Is0)より大きくなるときには自動的に電流制限される。しかも、電流検出のための抵抗などは出力電流経路中に設けられないから、電流検出のための電圧降下は全く発生せず、電力損失も少ない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、出力トランジスタQ21のドレイン電圧は、常に定電圧制御されるから出力電流が変動しても所定の設定電圧Vsに維持されるのに対して、検出トランジスタQ31のドレイン電圧は、検出電流Io′と検出抵抗R31との積により定まるから検出電流Io′の大きさにしたがって変動する。このため、出力トランジスタQ21と検出トランジスタQ31のゲート電圧(即ち、ゲート−ソース間電圧)Vgsが同じであってもドレイン電圧(即ち、ドレイン−ソース間電圧)Vdsが異なる。
【0014】
検出トランジスタQ31のドレイン電圧Vdsが変動すると、出力トランジスタQ21と同じゲート電圧Vgsが印加されていても、トランジスタのドレイン電圧−ドレイン電流の静特性の傾きにしたがって、検出電流Io′は変動することになる。
【0015】
したがって、検出電流Io′は出力電流Ioに正確には比例しないから、電流制限すべき過電流保護設定値Is0で正確に電流制限を行うことができない。このため、過電流保護設定値Is0を余裕を見込んで設定したり、出力トランジスタQ21の過電流耐量を大きくするなどの必要があった。
【0016】
そこで、本発明は、出力トランジスタと同じ制御電圧が印加される検出トランジスタを有し、出力電圧及び出力電流の大きさに関わりなく、検出トランジスタの検出電流を出力トランジスタの出力電流に正確に比例して検出可能にする電流制限機能付き安定化電源装置を提供することを目的とする。
【0017】
また、その検出電流の検出を電流制限が必要なときのみ行うようにして、消費電力を低減することができる、電流制限機能付き安定化電源装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の電流制限機能付き安定化電源装置は、出力電圧に応じた出力帰還電圧と基準電圧との差に応じた電圧制御信号を出力する電圧制御回路と、
電源と出力端子間に配置された出力トランジスタを有し、前記電圧制御信号により前記出力トランジスタを制御して、前記出力電圧を出力する出力回路と、
前記出力トランジスタと同一タイプ、同一導電型の電流検出トランジスタを有し、前記電圧制御信号により前記電流検出トランジスタを制御して、前記出力回路の出力電流に比例させるようにした検出電流を得る電流検出部、前記検出電流が所定値を越えたときに前記出力電流を制限するための電流制限信号を発生する制限信号発生部を含む電流制限回路と、を有する電流制限機能付き安定化電源装置において、
前記電流制限回路には、前記電流検出部と前記制限信号発生部との間に、前記出力電圧が入力され、前記電流検出部の出力側電圧を前記出力電圧或いはその近傍の電圧に設定する電圧補正部を設けるとともに、
前記電圧補正部は、前記電流検出部と前記制限信号発生部との間に設けられた第1トランジスタと、前記出力電圧Voが制御入力として供給され、前記第1トランジスタを制御する第2トランジスタと、これら両トランジスタを動作させるための電流源とを有し、
さらに、前記電流検出トランジスタと同一タイプ、同一導電型であり、前記電圧制御信号により制御される電流源用検出トランジスタと、この電流源用検出トランジスタと直列に接続され、流れる電流を電流源制御信号に変換する変換手段とを有して、前記電流源用検出トランジスタから流れる電流に応じて前記電圧補正部への電流をオンあるいはオフさせるとともにオン時には前記電圧補正部への電流量を決定する電流源制御回路と、を備えることを特徴とする。
【0019】
請求項2に記載の電流制限機能付き安定化電源装置は、出力電圧に応じた出力帰還電圧と基準電圧との差に応じた電圧制御信号を出力する電圧制御回路と、
電源と出力端子間に配置された出力トランジスタを有し、前記電圧制御信号により前記出力トランジスタを制御して、前記出力電圧を出力する出力回路と、
前記出力トランジスタと同一タイプ、同一導電型の電流検出トランジスタを有し、前記電圧制御信号により前記電流検出トランジスタを制御して、前記出力回路の出力電流に比例させるようにした検出電流を得る電流検出部、前記検出電流が所定値を越えたときに前記出力電流を制限するための電流制限信号を発生する制限信号発生部を含む電流制限回路と、を有する電流制限機能付き安定化電源装置において、
前記電流制限回路には、前記電流検出部と前記制限信号発生部との間に、前記出力電圧が入力され、前記電流検出部の出力側電圧を前記出力電圧或いはその近傍の電圧に設定する電圧補正部を設けるとともに、
前記電圧補正部は、前記電流検出部と前記制限信号発生部との間に設けられた第1トランジスタと、前記出力電圧を前記第1トランジスタの制御入力として供給する電圧降下素子と、これら第1トランジスタ、電圧降下素子を動作させるための電流源とを有し、
さらに、前記電流検出トランジスタと同一タイプ、同一導電型であり、前記電圧制御信号により制御される電流源用検出トランジスタと、この電流源用検出トランジスタと直列に接続され、流れる電流を電流源制御信号に変換する変換手段とを有して、前記電流源用検出トランジスタから流れる電流に応じて前記電圧補正部への電流をオンあるいはオフさせるとともにオン時には前記電圧補正部への電流量を決定する電流源制御回路と、を備えることを特徴とする。
【0024】
本発明によれば、電圧補正部を設けることにより、電流検出部の出力側電圧が常に出力電圧と同じに維持されるから、出力電圧及び出力電流の大きさに関わりなく、出力電流に正確に比例した検出電流を得ることができる。したがって、電流制限すべき過電流保護設定値で正確に電流制限を行うことができる。
【0025】
また、本発明によれば、電圧補正部は、電流検出部と制限信号発生部との間に設けられた第1トランジスタと、出力電圧が制御入力として供給され前記第1トランジスタを制御する第2トランジスタ、或いは出力電圧を前記第1トランジスタの制御入力として供給する電圧降下素子とにより構成され、それらの電圧降下によって電流検出部の出力側電圧が自動的に電圧補正される。したがって、他に何らの制御回路等を必要とすることなく、簡易な構成で正確に電圧補正を行うことができる。
【0026】
また、本発明によれば、電圧補正部の電流源は、電流検出トランジスタと同一タイプ、同一導電型で、電圧制御信号により制御される電流源用検出トランジスタに流れる電流による電流源制御信号によりオンまたはオフに制御される。したがって、過電流制限が不要なとき、即ち、出力電流が小さいときには、電流源が自動的にオフされるから、電圧安定化装置としての消費電力を低減することができる。また、過電流制限の必要なときには、電流源がオンされるから、電圧補正部は確実に駆動され、したがって過電流制限は正確に行われる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の電流制限機能付き安定化電源装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシリーズレギュレータの構成を示す図である。
【0028】
この図1のシリーズレギュレータは、電圧制御回路10と、出力回路20と、電流制限回路30Aとから構成され、ICチップに作り込まれる。
【0029】
電圧制御回路10は、差動増幅器Amp、分圧抵抗器R11、R12とが設けられる。差動増幅器Ampの一入力(非反転入力)に出力電圧を設定するための基準電圧Vrefが入力され、他入力(反転入力)に出力電圧を分圧抵抗器R11、R12によって分圧した出力帰還電圧Vfbが入力され、その二入力の差が差動増幅器Ampで増幅される。その増幅出力Veが、図のように抵抗R13と直列接続されたN型トランジスタQ11のゲートに印加され、反転されて電圧制御信号(以下、制御電圧)Vcとして出力される。また、その増幅出力Veが、電流制限回路30Aからの電流制限信号によって制御される。なお、11は定電流源である。
【0030】
出力回路20は、従来の図4におけるものと同様である。
【0031】
電流制限回路30Aは、制御電圧Vcにより制御され、出力電流Ioに比例する検出電流Io′を流すための電流検出部40Aと、出力電圧Voが入力され、電流検出部40Aの出力側電圧を出力電圧Vo(或いはその近傍の電圧)に設定するための電圧補正部50Aと、検出電流Io′が所定値を越えたときに出力電流Ioを制限するための電流制限信号を発生する制限信号発生部60Aとを、電源電位Vdd点とグランド間に直列に接続して構成されている。
【0032】
電流検出部40Aは、出力トランジスタQ21と同一タイプ、同一導電型(即ち、P型トランジスタ)の電流検出トランジスタQ31を有し、制御電圧Vcにより電流検出トランジスタQ31を制御して、出力電流Ioに比例させるようにした検出電流Io′を得るように構成されている。
【0033】
制限信号発生部60Aは、検出電流Io′が流れる検出抵抗R31と、この検出抵抗R31の降下電圧がゲートに印加される電流制限信号発生用N型トランジスタQ32を有し、検出抵抗R31の降下電圧がN型トランジスタQ32の動作閾値に達したときに電流制限信号を発生する。この電流制限信号により、差動増幅器Ampの増幅出力Veを調整する。
【0034】
なお、電流制限回路30Aの電流制限信号により、増幅出力Veを制御するのに代えて、基準電圧Vref或いは出力帰還電圧Vfbのいずれかを調整して、出力電流Ioの制限を行うようにしても良い。この場合には、電流制限動作中に差動増幅器Ampが出力限界状態(飽和状態)になることが避けられるから、過電流制限状態からの復帰動作がスムースに行われる。
【0035】
具体的には、別に設けた定電流回路の電流値を電流制限信号により制御し、この電流を分割抵抗R11、或いはR12に流すことにより、出力帰還電圧Vfbを調整する。或いは、電流制限信号に応じて変化されるオフセット電圧を発生し、このオフセット電圧を基準電圧Vref或いは出力帰還電圧Vfbに加減算する。このように、差動増幅器Ampの入力側で、電流制限信号に応じて基準電圧Vref或いは出力帰還電圧Vfbを制御することによって、電流制限動作を行わせるようにすればよい。
【0036】
電圧補正部50Aは、電流検出部40Aと制限信号発生部60Aとの間に直列に設けられたPNP型バイポーラトランジスタ(以下、PNPトランジスタ)Q34と、電源電位Vdd点とグランド間に直列に接続されたNPN型バイポーラトランジスタ(以下、NPNトランジスタ)Q33と定電流源31とを有している。この直列接続点とPNPトランジスタQ34のベースとが低抵抗値の抵抗R33を介して接続され、また、NPNトランジスタQ33のベースに低抵抗値の抵抗R32を介して出力電圧Voが印加されている。なお、電圧補正のために流す電流は、必ずしも定電流である必要はなく、定電流源31に代えて、ある程度の電流を流すことができる電流源を用いることができる。
【0037】
この電圧補正部50Aでは、PNPトランジスタQ34のベース−エミッタ間電圧Vbe1とNPNトランジスタQ33のベース−エミッタ間電圧Vbe2ととがほぼ等しく、また抵抗R32,R33の電圧降下は小さくかつほぼ等しい。このため、電流検出部40AのP型トランジスタQ31のドレイン電圧は、出力電圧Voが設定電圧Vsに維持されているときや、或いは、例え垂下特性の途中であっても、常に出力電圧Voにほぼ等しくなる。
【0038】
この図1のシリーズレギュレータの動作を説明する。
【0039】
出力電流Ioが過電流に至らない通常の状態では、電圧制御回路10は、図4の従来のものと同様に動作する。したがって、その定電圧制御動作は、出力電流Ioが過電流保護設定値Is0に達するまでは、出力電流Ioの大きさには関係なく、安定して行われる。
【0040】
本発明では、電圧補正部50Aの作用により、電流検出トランジスタQ31のソース−ドレイン間電圧Vdsは、出力トランジスタQ21のソース−ドレイン間電圧Vdsと同じになるから、電流検出トランジスタQ31は出力トランジスタQ21と同じ条件で駆動される。したがって、検出電流Io′は、出力電流Ioに常に正確に比例する。
【0041】
出力電流Ioが過電流保護設定値Is0に達するまでは、検出電流Io′による検出抵抗R31の降下電圧はN型トランジスタQ32の動作閾値に達することはなく、定電圧制御動作に何らの影響も与えない。
【0042】
通常動作時に負荷が増加して、出力電流Ioが過電流保護設定値Is0に達すると、検出電流Io′もこれに比例した値となり、検出抵抗R31の降下電圧がN型トランジスタQ32の動作閾値になる。これにより、N型トランジスタQ32が動作して、電流制限信号が発生される。
【0043】
N型トランジスタQ32の動作により、増幅出力Veが低下する方向に変化し、制御電圧Vcが増加する。これにより、出力トランジスタQ21の導通度が制限されるように動作し、出力電圧Voが低下し、出力電流Ioが制限される。
【0044】
このように、電圧補正部50Aを設けることにより、出力電流Ioに正確に比例した検出電流Io′を得ることができるから、出力電流Ioの大きさに関わりなく、電流制限すべき過電流保護設定値Is0で正確に電流制限を行うことができる。
【0045】
図2は、本発明の第2の実施の形態に係るシリーズレギュレータの構成を示す図である。この第2の実施の形態は、無駄な電力消費を低減するように構成した点に特長を有している。
【0046】
即ち、図1の第1の実施の形態では、電圧補正部50Aを設けたことにより検出電流Io′を出力電流に正確に比例させることができるようになっているが、そのために定電流源31による電流を常時流しておく必要がある。この電流は、過電流検出すべき時にのみ必要であり、出力電流Ioが小さいときにも流しておくことは、無駄な電力を消費していることになる。第2の実施の形態では、この電圧補正部の定電流を、出力電流Ioが小さいときには流さないようにして、無駄な電力消費を低減するものである。
【0047】
この図2では、電圧制御回路10、出力回路20は、図1と同様であり、電流制限回路30Bの構成が図1の電流制限回路30Aと異なっている。
【0048】
この電流制限回路30Bでは、電圧補正部50Bの電流源として、N型トランジスタQ37が用いられている。また、出力電流Ioの大きさに応じて、電流源であるN型トランジスタQ37をオン或いはオフするための電流源制御部70Bを設けている。
【0049】
この電流源制御部70Bは、電源電位Vdd点とグランド間に、電流源用検出トランジスタQ35と、電流を電圧に変換する変換手段としてのN型トランジスタQ36との直列回路を備えている。
【0050】
電流源用検出トランジスタQ35は、電流検出トランジスタQ31と同一タイプ、同一導電型のP型トランジスタであり、そのゲートに制御電圧Vcが印加される。また、N型トランジスタQ36は、そのドレインとゲートとが接続されたダイオード接続構成とされており、そのゲート電圧がN型トランジスタQ37のゲートに印加されるように構成されている。
【0051】
これにより、電流源用検出トランジスタQ35には、出力電流Ioや検出電流Io′に略比例した電流が流れることになる。この電流に応じてN型トランジスタQ36で変換された電圧が、N型トランジスタQ37のゲートに印加され、その動作閾値以上の電圧が印加されたときに電圧補正部50Bが動作することになる。このN型トランジスタQ37の動作閾値は、過電流制限動作を確実に行うために、過電流保護設定値Is0よりもある程度以上低い出力電流Ioに対応するように設定することがよい。
【0052】
この図2のシリーズレギュレータでは、常時、出力電圧Voが基準電圧Vrefにしたがって設定電圧Vsに制御される。この状態で、無負荷の時或いは軽負荷の時には出力電流Ioは小さく、N型トランジスタQ37のゲートにはその動作閾値に達しない低い電圧が印加される。したがって、N型トランジスタQ37はオフ状態にあり、電圧補正部50Bには、電圧補正のための電流は流れない。この無負荷時或いは軽負荷時には、電流制限を行う必要がなく、したがって電圧補正のための電流も不要な状態であるから、N型トランジスタQ37のオフにより、無駄な電力消費を避けることができる。
【0053】
一方、負荷が増加し、出力電流Ioがある程度大きくなると、電流制限動作を行う可能性がでてくるので、過電流制限を正確に行うために、N型トランジスタQ37をオンして電流を流し、電圧補正部50Bを動作させる。これにより、出力電流Ioが過電流保護設定値Is0に達した場合には、遅滞なく、確実に過電流制限を行う。
【0054】
なお、電圧補正部50Bの電流源としては、この図2の例に限らず、例えば出力電流Ioの値を表す制御電圧Vc等により、出力電流Ioが所定値より大きいかどうかに応じてオン或いはオフできるものであればよい。
【0055】
図3は、第1及び第2の実施の形態における電圧補正部50A、50Bの代替回路として用いることができる、電圧補正部50Cの構成を示す図である。
【0056】
この図3の電圧補正部50Cにおいて、電圧補正部50A、50Bと異なる点は、ベースに出力電圧Voが印加されているNPNトランジスタQ33に代えて、ダイオードD31を用いており、そのダイオードD31に出力電圧Voを印加している点である。その他の点は、同様である。この図3のダイオードで代替した電圧補正部50Cによっても、ダイオードD31の順方向電圧降下VfがPNPトランジスタQ34のベース−エミッタ間電圧Vbe1とほぼ等しくできるので、同様な効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明の電流制限機能付き安定化電源装置によれば、電圧補正部を設けることにより、電流検出部の出力側電圧が常に出力電圧と同じに維持されるから、出力電圧や出力電流の大きさに関わりなく、出力電流に正確に比例した検出電流を得ることができる。したがって、電流制限すべき過電流保護設定値で正確に電流制限を行うことができる。
【0058】
また、電圧補正部は、電流検出部と制限信号発生部との間に設けられた第1トランジスタと、出力電圧が制御入力として供給され前記第1トランジスタを制御する第2トランジスタ、或いは出力電圧を前記第1トランジスタの制御入力として供給する電圧降下素子とにより構成され、それらの電圧降下によって電流検出部の出力側電圧が自動的に電圧補正される。したがって、他に何らの制御回路等を必要とすることなく、簡易な構成で正確に電圧補正を行うことができる。
【0059】
また、電圧補正部の電流源は、電流検出トランジスタと同一タイプ、同一導電型で、電圧制御信号により制御される電流源用検出トランジスタに流れる電流による電流源制御信号によりオンまたはオフに制御される。したがって、過電流制限が不要なとき、即ち、出力電流が小さいときには、電流源が自動的にオフされるから、電圧安定化装置としての消費電力を低減することができる。また、過電流制限の必要なときには、電流源がオンされるから、電圧補正部は確実に駆動され、したがって過電流制限は正確に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシリーズレギュレータの構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るシリーズレギュレータの構成図。
【図3】電圧補正部の代替回路の構成を示す図。
【図4】従来のシリーズレギュレータの構成を示す図。
【図5】従来のシリーズレギュレータの出力電圧−出力電流の特性図。
【符号の説明】
10 電圧制御回路
11 定電流源
20 出力回路
30、30A、30B 電流制限回路
31 定電流源
40A 電流検出部
50A、50B、50C 電圧補正部
60A 制限信号発生部
70B 電流源制御部
Amp 差動増幅器
Q21、Q31、Q35 P型トランジスタ
Q11、Q32、Q36、Q37 N型トランジスタ
Q33 NPNトランジスタ
Q34 PNPトランジスタ
R11、R12、R13、R31、R32、R33 抵抗
Po 出力端子
Vo 出力電圧
Io 出力電流
Io′検出電流
Vref 基準電圧
Vfb 出力帰還電圧
Ve 増幅出力
Vc 制御電圧

Claims (2)

  1. 出力電圧に応じた出力帰還電圧と基準電圧との差に応じた電圧制御信号を出力する電圧制御回路と、
    電源と出力端子間に配置された出力トランジスタを有し、前記電圧制御信号により前記出力トランジスタを制御して、前記出力電圧を出力する出力回路と、
    前記出力トランジスタと同一タイプ、同一導電型の電流検出トランジスタを有し、前記電圧制御信号により前記電流検出トランジスタを制御して、前記出力回路の出力電流に比例させるようにした検出電流を得る電流検出部、前記検出電流が所定値を越えたときに前記出力電流を制限するための電流制限信号を発生する制限信号発生部を含む電流制限回路と、を有する電流制限機能付き安定化電源装置において、
    前記電流制限回路には、前記電流検出部と前記制限信号発生部との間に、前記出力電圧が入力され、前記電流検出部の出力側電圧を前記出力電圧或いはその近傍の電圧に設定する電圧補正部を設けるとともに、
    前記電圧補正部は、前記電流検出部と前記制限信号発生部との間に設けられた第1トランジスタと、前記出力電圧Voが制御入力として供給され、前記第1トランジスタを制御する第2トランジスタと、これら両トランジスタを動作させるための電流源とを有し、
    さらに、前記電流検出トランジスタと同一タイプ、同一導電型であり、前記電圧制御信号により制御される電流源用検出トランジスタと、この電流源用検出トランジスタと直列に接続され、流れる電流を電流源制御信号に変換する変換手段とを有して、前記電流源用検出トランジスタから流れる電流に応じて前記電圧補正部への電流をオンあるいはオフさせるとともにオン時には前記電圧補正部への電流量を決定する電流源制御回路と、を備えることを特徴とする、電流制限機能付き安定化電源装置。
  2. 出力電圧に応じた出力帰還電圧と基準電圧との差に応じた電圧制御信号を出力する電圧制御回路と、
    電源と出力端子間に配置された出力トランジスタを有し、前記電圧制御信号により前記出力トランジスタを制御して、前記出力電圧を出力する出力回路と、
    前記出力トランジスタと同一タイプ、同一導電型の電流検出トランジスタを有し、前記電圧制御信号により前記電流検出トランジスタを制御して、前記出力回路の出力電流に比例させるようにした検出電流を得る電流検出部、前記検出電流が所定値を越えたときに前記出力電流を制限するための電流制限信号を発生する制限信号発生部を含む電流制限回路と、を有する電流制限機能付き安定化電源装置において、
    前記電流制限回路には、前記電流検出部と前記制限信号発生部との間に、前記出力電圧が入力され、前記電流検出部の出力側電圧を前記出力電圧或いはその近傍の電圧に設定する電圧補正部を設けるとともに、
    前記電圧補正部は、前記電流検出部と前記制限信号発生部との間に設けられた第1トランジスタと、前記出力電圧を前記第1トランジスタの制御入力として供給する電圧降下素子と、これら第1トランジスタ、電圧降下素子を動作させるための電流源とを有し、
    さらに、前記電流検出トランジスタと同一タイプ、同一導電型であり、前記電圧制御信号により制御される電流源用検出トランジスタと、この電流源用検出トランジスタと直列に接続され、流れる電流を電流源制御信号に変換する変換手段とを有して、前記電流源用検出トランジスタから流れる電流に応じて前記電圧補正部への電流をオンあるいはオフさせるとともにオン時には前記電圧補正部への電流量を決定する電流源制御回路と、を備えることを特徴とする、電流制限機能付き安定化電源装置。
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