JP2021510876A - 電子部品が安全に起動し終了するための電気回路 - Google Patents

電子部品が安全に起動し終了するための電気回路 Download PDF

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Abstract

電子部品のために少なくとも1つの調整された動作電圧(VDDI)、基準電圧(VBG)、およびリセット信号(NRST)の安全な上昇および降下を保証するための電気回路であって、電気回路電圧基準回路(X)および電圧調整器(X)を備えており、電圧調整器(X)は、調整された動作電圧(VDDI)を提供し、電圧基準回路(X)は、電圧調整器(X)によって提供される調整された動作電圧(VDDI)の供給のため、電圧調整器(X)は、電圧基準回路(X)から基準電圧(VBG)を受け取るように設けられていることを特徴とする。

Description

本発明は、電圧基準回路および電圧調整器を含む、電子部品のために少なくとも1つの調整された動作電圧、基準電圧、およびリセット信号の安全な上昇および降下を保証するための電気回路に関する。
特定用途向け集積回路(ASIC)には、機能を提供するために電圧を供給する必要がある。無電圧の非給電状態と給電状態との間でのそれぞれの移行時には、ASICの供給電圧が特定の範囲内にあるかどうかを確定できるようにするために、供給電圧が低すぎるか、または高すぎる場合に、ASICを、例えば、部分的または完全に停止することによって所定の安全な動作状態に移行できるように供給電圧を監視する必要がある。このようにして、供給電圧が低すぎるか、または高すぎることに起因するASICの誤動作を排除することができる。供給電圧を監視するためには、一般に基準電圧が必要とされ、電圧監視はASICの内部または外部で行うことができる。
特定の使用場面では、外部から供給される調整された供給電圧もなく、外部から供給される基準電圧もなく、利用可能な外部供給電圧と外部で利用可能な基準電圧とが目標値に達したことを示すリセット信号が外部から供給されることもないことがある。これは、例えば、電源ASICの場合である。この場合、外部から供給され、場合によっては未調整の供給電圧から1つの内部動作電圧もしくは複数の内部動作電圧をASIC自体において生成する必要がある。同じことが基準電圧およびリセット信号にも該当し、リセット信号は、内部で生成された基準電圧と内部で生成され調整された動作電圧とが目標値に達したことを示すものである。したがって、基準電圧およびリセット信号もASIC自体において生成する必要がある。
したがって、基準電圧は、一方では、ASICの内部動作電圧を所定の値に設定または調整するために必要とされる。他方では、基準電圧は、不足電圧および随意に過電圧についても内部動作電圧を監視するために必要とされる。分圧器によって分圧された動作電圧を基準電圧と比較して対応するリセット信号を生成する比較器によって電圧監視が定期的に実行される。
しかしながら、電圧基準回路およびリセット信号に関与する比較器自体がASIC内で生成される内部動作電圧に依存している。このような状況で、ASICにおいて生成される動作電圧は基準電圧に依存しており、基準電圧は、ASICにおいて提供される動作電圧に依存している。内部動作電圧のためのリセット信号の生成およびこれに関連したASICの安全な動作は動作電圧および基準電圧に依存している。これにより、相互依存性が生じ、一次電源の安全な起動および終了、ひいてはASIC全体の安全な起動および終了をも保証するためには非常に慎重な設計が必要となる。
不足電圧もしくは過電圧について内部動作電圧を監視する必要がある起動および終了がとりわけ重要であり、内部動作電圧は、通常は数マイクロ秒または数ミリ秒以内に生成または減衰する。このような動作状態においても電圧基準回路および比較器にはこの機能を提供するために動作電圧を供給する必要があり、電圧基準回路および比較器は所定の動作電圧レベルを超えてようやく正しく動作することができる。良好な動作電圧抑制率を達成するために、基準電圧が電圧基準回路の動作電圧を電圧調整器によって提供するためにも使用される場合、電圧基準回路が目標値に到達せずに低すぎる基準電圧を電圧調整器に提供し、この基準電圧に電圧調整器を調整する可能性があるので、電圧調整器および電圧基準回路は互いに起動を防止することができる。これにより、低すぎる内部動作電圧が設定されて電圧基準回路が最終的な目標値を達成することが永続的に妨げられる。別の危険性は、比較器が、低すぎる動作電圧を低すぎる基準電圧と比較し、これにより不足電圧が誤って検出されないか、または過電圧が誤って伝達され、ASICの他の回路部分に誤動作を引き起こす場合があることである。
残念ながら、実際には、システムの起動または終了時に生じる問題は、システムの複雑性のために回路シミュレータではしばしば見つからないことがわかっている。これらの問題は、関連するASICのエンジニアリング・サンプルが提供された場合にはじめて、特には偶然に明らかになることも多い。起動または終了時に異常状態をとるリセット信号、または互いに起動を防止する電圧調整器および電圧基準回路が、ASICの再設計が必要となる理由であることも多い。
ASICの安全な起動および終了のために、一次内部電源および一次基準電圧の安全な上昇および降下、ならびにASICインフラストラクチャに必要なこれらの2つの第1の要素が機能的に利用可能であることを示す一次リセット信号の生成は極めて重要である。なぜならば、始動または遮断プロセスにおけるASICインフラストラクチャの他の全ての要素(例えば、さらなる動作電圧およびこれらの動作電圧に関連するリセット信号、電圧および電流基準)をこれらの一次的な要素から導くことができるからである。
従来技術の古典的なアプローチによれば、電圧基準回路および比較器には、ツェナーダイオードおよびトランジスタによって提供される第1の未調整の動作電圧を供給することができ、基準電圧生成および動作電圧生成の上記相互依存性が取り除かれる。このようにして、起動時に低すぎる基準電圧によって動作電圧が低すぎる値に留まり、さらにこのような値により基準電圧が目標値未満に留まる可能性を防止することもできる。さらに不足電圧比較器を使用する場合には、基準電圧が目標値に到達したときにようやく比較器の出力信号が評価されることを保証する必要がある。これにより、動作電圧および基準電圧が低すぎる場合に比較器が不足電圧を誤って示すことが防止される。この目的のために、比較器の信号は、パワーオンリセット回路が電圧基準回路および比較器を動作させるために十分に高い電圧を確定した場合にはじめてANDゲートによって許可される。
従来技術によれば、バンドギャップ原理に基づくパワーオンリセット回路が使用され、この回路は、起動時もしくは終了時における未調整の第1の内部動作電圧が、いつ所定の目標値を超えるか、または目標値未満となるかを知らせるものである。このパワーオンリセットしきい値によって、利用可能な未調整の動作電圧が電圧基準回路および比較器を動作させるために十分であるかどうかについてのステートメントが可能となり、次に、比較器は、調整された内部動作電圧が不足電圧リセットしきい値を超えているかどうかについて正確なステートメントを行うことができる。
未調整の動作電圧は温度依存性であり、温度応答は一般にバンドギャップの温度応答と相関しないので、従来技術による実施形態では、直列のそれぞれの個別構成要素の温度応答を調整するか、または基準電圧の特定の大きさの不正確さを考慮する必要がある。さらに未調整の電圧は負荷電流に依存する。さらに、未調整の動作電圧に基づいて、温度応答に加えて基準電圧の不正確さがさらに生じる。なぜならば、電圧基準回路が有限の動作電圧抑制率(電源電圧変動除去比:PSRR)をもたらすからである。さらに、使用されるツェナーダイオードには一般に数μAの強さの電流が流れる必要があり、ダイオードは、電流が変化したときにツェナー電圧がほんのわずかにしか変化しない特性曲線部分で動作する。待機モードで動作するASICでは、この追加の消費電力は、ツェナーダイオードおよびパワーオンリセット回路に破壊的な影響を及ぼす可能性がある。
したがって、本発明によれば、電子部品のために少なくとも1つの調整された動作電圧、基準電圧およびリセット信号の安全な上昇および降下を保証するための電気回路であって、電圧基準回路と電圧調整器とを備えており、電圧調整器は、調整された動作電圧を供給し、電圧基準回路は、電圧調整器から提供される調整された動作電圧の供給のため、電圧調整器は、電圧基準回路から基準電圧を受け取るように設けられていることを特徴とする。
発明の利点
本発明による回路は、電圧基準回路が、電圧調整器から提供される調整された動作電圧の供給を受け、電圧調整器は、給電を受ける電圧基準回路から基準電圧を受け取るという点で、より高い動作電圧抑制率が達成されるという利点を有する。それにもかかわらず、本発明によれば、電圧調整器と電圧基準回路とが相互に起動を妨げることができないことが保証されている。
さらに、本発明による回路は、消費電力が低くなるように、比較器および電圧基準回路に供給するための未調整の付加的な動作電圧を省略することを可能にする。
使用される比較器のリセット信号は、動作電圧が、比較器および電圧基準回路が安全に動作することができる程度に高い場合にのみ評価される。
さらに、本発明によれば、消費電力が低くなるように、別個のパワーオンリセット回路を省略することができる。
本発明によれば、電圧基準回路の起動と目標値の達成に必要な電圧値よりも低い電圧値への調整を行うことを電圧調整器が防止するように構成されている。このことは、電圧基準回路の基準電圧が起動時に低すぎる値をとり、この値が実際に電圧調整器の低すぎる動作電圧をもたらし、このような動作電圧が電圧基準回路のさらなる起動を妨げる場合にも保証されている。
電圧調整器によって提供される動作電圧が十分であり、これにより電圧基準回路が目標値に到達しており、比較器が安全に動作できることが保証される場合にようやく、電圧調整器によって提供された動作電圧は、電圧基準回路によって設定される基準電圧に対応して目標値に調整され、この場合にようやく比較器のリセット信号も評価または許可される。
特定の実施形態では、電気回路が、調整された動作電圧と基準電圧とを比較するために設けられた比較器をさらに含む。電気回路は、好ましくはANDゲートを含み、このANDゲートは、比較器の出力信号と、動作電圧が基準電圧を供給するために十分に高いかどうかを示す信号とを評価し、リセット信号を出力するために設けられている。これにより、調整された動作電圧および基準電圧だけでなく、調整された動作電圧および基準電圧を考慮して生成されるリセット信号も、本発明による電気回路によって出力することができる。
さらに有利には、電圧基準回路によって出力される信号の立ち下がりエッジを遅延させるためにタイミング素子が設けられている。このことは、動作電圧が小さく短時間に急変した場合にも、定義されているパワーオンリセットフェーズを実現することができるという利点を有する。
本発明のさらに有利な実施形態によれば、電圧基準回路はカレントミラーを備える。これにより、電圧基準回路に使用されるバイポーラトランジスタのためにベース電圧とコレクタ電流の両方に同じ動作点を設定することができる。
有利には、さらに電圧調整器もカレントミラーを含む。このことは、外部動作電圧が出力トランジスタのしきい値電圧よりも多く内部動作電圧の目標値を超えていない場合には、電圧調整器の出力トランジスタのゲートを起動時にまず外部動作電圧の値まで引き上げることができるという利点を有する。このようにして、内部動作電圧は起動時に外部動作電圧に追従することができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、さらに電圧調整器は差動増幅器を含む。差動増幅器の出力に基づいて、出力トランジスタのゲートが出力段を介して設定され、これにより内部動作電圧の目標値が得られ、差動増幅器の差動対においてトランジスタのゲート間の入力差動電圧が0ボルトになる。
本発明による電気回路のさらに好ましい実施形態では、電圧調整器の差動増幅器は、動作電圧の下限を設定するための基準電圧に加えて第2および第3の基準変数を供給するために設けられた第2および第3の正の入力部を有する。このことは、内部動作電圧がこのようにして外部供給電圧に非常に近づくことができるという利点を有する。
本発明の有利なさらなる構成を従属請求項に明記され、説明に記載されている。
本発明の実施例を図面に基づいて以下に詳述する。
一次動作電圧、基準電圧、およびリセット信号を提供するための従来技術により既知の回路を示す図である。 一次動作電圧、基準電圧、およびリセット信号を提供するための本発明に係る回路の例示的な実施形態を示す図である。 本発明にしたがって使用することができる電圧基準回路および電圧調整器の例示的な実施形態を示す図である。 電圧監視のために本発明にしたがって使用することができる対称型比較器の例示的な実施形態を示す図である。 一次電圧供給のための本発明に係る基本セルの例示的な実施形態を示す図である。
以下では、接続もしくはネットワークにおけるGNDに関連する電圧は、例えば、接続VSUPのためにはUVSUPもしくはネットワークVBUのためにはUVBUと呼び、または、代替的に、より良く理解するために時間依存性が強調されることが望ましい場合には、UVSUP(t)もしくはUVBU(t)と呼ぶ。しかしながら、時間依存性は明示的に強調されていなくても原則として常に与えられている。
図1は、一次動作電圧、基準電圧およびリセット信号を供給するための従来技術により既知の回路を示しており、電圧基準回路Xおよび比較器(簡略化のために1つの不足電圧比較器Xのみが示されている。)に未調整の第1の動作電圧UVBUが供給され、これにより基準電圧生成と動作電圧発生との相互依存性を排除することができる。このようにして、起動時に基準電圧UVBGが低すぎることによって、動作電圧が低すぎる値に留まり、このような値によって基準電圧UVBGが目標値未満に留まることを防止することができる。
未調整の第1の動作電圧動作電圧UVBUは、図1に示すように、電流Iが流れるツェナーダイオードDによってトランジスタMから供給できる。この場合、電流Iは、抵抗Rと、供給電圧UVSUPと、ツェナーダイオードDのツェナー電圧Uとによって決定される。電圧UVBUは、ツェナー電圧U未満のトランジスタMのしきい値電圧の範囲にほぼ収まっている。
動作電圧UVBUおよび基準電圧UVBGが低すぎる場合に比較器Xが誤って不足電圧を示さないことを防止するために、比較器Xの出力信号は、基準電圧UVBGが目標値に達した場合にようやく評価されることが保証されている必要がある。この目的のために、比較器Xの信号は、パワーオンリセット回路Xが電圧基準回路Xおよび比較器Xを動作させるために十分に高い電圧UVBUを検出した場合にのみ、ANDゲートXによって許可される。
従来技術によれば、バンドギャップ原理に基づくパワーオンリセット回路が存在し、このパワーオンリセット回路は、起動時または終了時における未調整の第1の内部動作電圧UVBUが、いつ所定の目標値を超えるか、または目標値未満となるかをほぼ正確に知らせる。このパワーオンリセットしきい値は、提供された未調整の動作電圧が電圧基準回路Xおよび比較器Xを動作させるために十分であるかどうかについて示すことができ、調整された内部動作電圧UVDDIが不足電圧リセットしきい値を超えているかどうかについて正確に示すことができる。
未調整の動作電圧UVBUは温度依存性であり、温度応答は一般にバンドギャップの温度応答と相関しておらず、直列する個々の構成要素の温度応答を比較する必要があるか、または代替的には、基準電圧UVBGの幾分大きい不正確さを考慮する必要がある。未調整の電圧UVBUは負荷電流にも依存する。電圧基準回路Xは有限の動作電圧抑制率(電源電圧変動除去比:PSRR)を有するので、未調整の動作電圧UVBUは、温度応答に加えて、基準電圧UVBGの付加的な不正確さをもたらす。
電流Iが変化する場合にツェナー電圧Uがわずかにしか変化しない特性線U(I)の部分でツェナーダイオードDが動作するようにツェナーダイオードDに電流Iを流す必要がある。この電流は、通常、数μAの範囲内にある。待機モードで動作するASICでは、ツェナーダイオードおよびパワーオンリセット回路のための追加の消費電力は、破壊的に作用する場合がある。
図2は、一次動作電圧UVDDI、基準電圧UVBG、および不足電圧リセット信号NRSTを供給するための本発明に係る回路の例示的な実施形態を示す。電圧調整器Xは供給電圧UVSUPの供給を受け、電圧基準回路Xから基準電圧UVBGを受け取り、電圧基準回路Xは1次動作電圧UVDDIの供給を受ける。電圧基準回路Xは、基準電圧UVBGを供給するために、また不足電圧比較器Xを動作させるために供給電圧UVDDIが十分に大きいかどうかを信号NRBGを介して示す。電圧調整器Xは、電圧基準回路Xの起動と目標値への到達とに必要な電圧値よりも低い電圧値UVDDIへの調整を行うことが防止される。この場合、電圧基準回路Xから電圧調整器Xに延びる矢印で示されるように、電圧基準回路Xのアナログ制御信号が電圧調整器Xによって評価される。
図3は、本発明にしたがって使用可能な電圧基準回路と、本発明にしたがって使用可能な電圧調整器とを回路技術的に実現する例示的な実施形態を示す。電圧調整器Xは、未調整の電圧UVSUPから動作電圧UVDDIを生成するように構成されており、電圧基準回路Xと共に基準電圧UVBGを生成するように構成されており、基準電圧UVBGは、ASICの一次電源および基準電圧が安全に上昇および降下することを保証することができる。さらに、リセット信号NRBGによって、基準電圧UVBGを供給するため、不足電圧比較器X(図示しない)を動作させるために供給電圧UVDDIが十分に大きいかどうかが示される。図3の左側部分は、構成要素C、M〜M15、Q〜Q、およびR〜Rからなる電圧基準回路Xを示す。図3の右側には、構成要素C、C、M16〜M32、Q、QおよびR〜R10からなる電圧調整器Xが示される。
図3の左側に示す電圧基準回路Xは、既知のバンドギャップ原理にしたがって動作する。2つのバイポーラトランジスタQおよびQは、異なるサイズ(QがQよりn倍大きいこと)と、抵抗器RによるQの電流負帰還とによって、異なる電流‐電圧特性IC3(U)およびIC4(U)を有する。MおよびMからのカレントミラーに基づいて、バイポーラトランジスタQおよびQの両方のためにベース電圧Uとコレクタ電流Ic3およびIc4の両方が同じとなる動作点が設定される。この目的のためにQおよびQのベース電圧Uは、Mによって調整される。ベース電圧Uが低すぎる場合、Qのコレクタ電流Ic3は、n倍だけ大きい面積によりQのそれよりも大きく、したがってMのゲートはトランジスタMによってプルアップされ、ベース電圧Uは再び上昇する。ベース電圧Uが高すぎる場合には、抵抗RによるQの電流負帰還によりコレクタ電流Ic3がQのそれよりも低くなり、MのゲートがバイポーラトランジスタQによってプルダウンされ、ベース電圧UBが再び低下する。Qのベースエミッタ間電圧UBE3は、ΔUBE=kT/q×ln(n)だけQのベースエミッタ間電圧UBE4よりも低い。ここで、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは電子の電荷、nはQ/Qのサイズ比を表す。電圧差ΔUBEは、抵抗Rの選択と共に、Qのコレクタ電流Ic3もしくはQのコレクタ電流Ic4と、Mのドレイン−ソース電流IDS6もしくはMのドレイン−ソース電流IDS7を、Ic3=Ic4=IDS6=IDS7=IPTAT=I/R×kT/q×ln(n)、によって確定する。電流IPTATは、正の温度係数を有し、絶対温度に比例する(PTAT:proportional to absolute temperature)。しかしながら、同時に、バイポーラトランジスタQおよびQのベース‐エミッタ間電圧もしくはベース電圧Uも温度依存性が強く、負の温度係数を有する。ベース‐エミッタ間電圧の温度曲線とコレクタ電流の温度曲線はいずれもほぼ直線的である。
15により、電流IPTATはRおよびQを通じて流れ、IR4=Ic7=IPTATであり、ここでIB7については無視される。QとQとは等しく形成されているので、Ic4=Ic7であることによりIB7が無視されると、ベース‐エミッタ間電圧UBE4=UBE7=Uも同じとなる。抵抗Rは、コレクタ電流Ic7=IPTATが流れることにより生ずるRを介した電圧降下UR7とベース‐エミッタ間電圧UBE7との和が1次近似では温度に依存しない。合計電圧UBE7+UR7は、「バンドギャップ電圧」とも呼ばれる。バンドギャップ電圧は、使用される半導体技術に関係なく、約1.25ボルトである。このバンドギャップ電圧基準回路Xは、電流0に対してもIc3=Ic4の条件が満たされるので、起動回路を必要とする。
図3の右側に示す電圧調整器Xは、トランジスタM16〜M21で構成された差動増幅器と、出力トランジスタM32を駆動するためのABモードのトランジスタM25〜M28で構成された出力段とからなる。差動増幅器は、トランジスタQから交差電流を取得し、トランジスタQのベースはQのベースに接続されており、トランジスタQは電源として動作する。したがって、トランジスタM20およびM21からなる差動対にも電圧基準回路の電流IPTATが流れる。トランジスタM20のゲートは基準電圧VBGに結合されている。トランジスタM21のゲートは、抵抗R〜R10からなる分圧器によって分圧される内部動作電圧UVDDIに結合されており、差動増幅器の出力には、内部動作電圧の目標値、例えば2.5から5ボルトまでの目標値が生じ、トランジスタM20およびM21のゲート間の入力差動電圧が0ボルトになるように、出力段を介して出力トランジスタM32のゲートを設定する。
カスコードトランジスタM18およびM19は、好ましくは、これらのトランジスタの電圧クラスに対応するより高い入力電圧をVSUP接続部で可能にするために、高電圧トランジスタとして構成できる。同様の理由から、好ましくは差動増幅器カレントミラーのトランジスタM16およびM17も高電圧トランジスタとして構成できる。差動利得および動作電圧抑制率を増大させるためにカスコードトランジスタを使用することもこのカレントミラーにとって有利である。しかしながら、簡略化のため、図3では、カスコードトランジスタは、必要とされない箇所では全て省略されている。
トランジスタM25〜M28からなるAB出力段は、M27のゲートによって差動増幅器出力部に接続されている。AB出力段は、電圧調整器の出力トランジスタM32のゲートを制御する。出力段のトランジスタおよび出力トランジスタは、VSUP接続部においてより高い入力電圧を可能にするために、好ましくは高電圧トランジスタとして構成できる。キャパシタCは、周波数応答を補正するために使用できる。キャパシタCは、電圧調整器のバックアップ容量または負荷容量として使用することができる。
電圧基準回路Xおよび電圧調整器Xを起動するためには、起動回路が必要である。外部から供給される未調整の動作電圧UVSUP(t)が十分に高くなると(この場合には約1ボルトの範囲で)すぐに、抵抗器RおよびトランジスタM、MおよびQを介して電流IDS4(I)が流れ始める。トランジスタMは、ゲートの電圧UVDDI(t)が最初は0ボルトなので導通する。MおよびMが同じ状態であり、QおよびQが同じ状態である場合にQからQまでおよびQおよびQのベース電流を無視すると、トランジスタMおよびQにも同じ電流が流れ、そこからIDS4(t)=IDS5(t)となる。QのベースはQのベースに接続されているので、その電流は、トランジスタQおよびM24を介してM22およびM23から形成されるカレントミラーにも流れ、カレントミラーは、M32のゲートを起動時にまず外部動作電圧UVSUP(I)の値まで、M32のしきい値電圧よりも高い内部動作電圧の目標値を超えない限りは、引き上げる。トランジスタM24は、ゲート電位が抵抗Rを介してQのベース‐エミッタ間電圧UBE1(t)とMのゲート‐ソース間電圧UGS4(t)との和まで引き上げられるので、導通する。したがって、内部動作電圧UVDDI(t)は、起動時にはまず外部動作電圧UVSUP(t)に追従し、M32のしきい値電圧だけ低減され、0ボルトから始まる。
のベースはQのベースにも接続されているので、M20とM21とからなる差動対のトランジスタの1つが導通し始め、M16とM17とから形成されるカレントミラーが動作し始める程に内部動作電圧UVDDI(t)が高くなるとすぐに、Qは、Qと同じコレクタ電流を運び始める。トランジスタM20およびM21のゲートは差動対の入力部として、一方では、起動時の動作電圧UVBG(t)に結合され、他方では、抵抗器R〜Rからなる分圧器によって起動時に分圧される内部動作電圧UVDDI(t)に結合される。しかしながら、起動初期には内部動作電圧が低すぎるので、基準電圧VBGの目標値を最初に設定することができず、分圧された内部動作電圧もまだ目標値に達していない。したがって、これらの2つの電圧のうちのいずれが起動時の時間波形においてより高く、いずれの電圧曲線が差動増幅器の出力で生じるかを起動時にあらかじめ決定することはできない。さらなる手段がなければ、電圧基準回路が低すぎる基準電圧VBGを生成し、基準電圧VBGが低すぎる値に留まる危険性がある。なぜならば、起動時の内部動作電圧はより高い基準電圧を可能にすることができないからである。その結果、動作電圧はさらに上昇することができず、決して目標値に到達しないことになる。なぜならば、この考察では差動増幅器は小さすぎる基準電圧の値への調整を行うからである。
このとき、基準電圧UVBG(t)は、トランジスタQのベース‐エミッタ電圧UBE7(t)と抵抗Rを介した電圧降下UR7(t)との合計である。内部動作電圧が低すぎて基準電圧が目標値にまだ達していない場合には、UVDDI(t)は、起動時のさらなる時間波形において、トランジスタQのベース‐エミッタ間電圧UBE7(t)の実際値に、抵抗Rを介した電圧降下UR7(t)の実際値と、電流源として動作するトランジスタM15のドレイン‐ソース飽和電圧UDS15.sat(t)の実際値とを加えたものよりも高くなる必要があるので、次の関係が生じる。
(1) UVDDI(t)>UBE7(t)+UR7(t)+UDS15.sat(t)
内部動作電圧が、電圧基準回路の基準電圧の目標値に到達することを可能にするために十分でない場合には、ベース電圧UB(t)も低すぎることとなり、トランジスタMのゲート電位は、上述の電圧基準回路Xの制御特性により引き上げられる。基準電圧が確実に上昇できるようにするためには、前述の条件(1)に加えて、内部動作電圧UVDDI(t)が起動時にMのゲート電圧のさらなる上昇を可能にすることが保証されている必要がある。このことから、UVDDI(t)は、起動時のさらなる時間波形において、ベース電圧UB(t)の実際値に、トランジスタQのゲート‐ソース電圧UGS8(t)の実際値と、電流源として働くトランジスタMのドレイン‐ソース飽和電圧UDS7.sat(t)の実際値とを加えたものよりも高くなる必要があることが導かれるので、次のようになる。
(2) UVDDI(t)>UB(t)+UGS8(t)+UDS7.sat(t)
差動増幅器の起動時の2つの入力電圧、すなわち基準電圧UVBG(t)および分圧された内部動作電圧UVDDI(t)が、差動増幅器に出力トランジスタM32のゲートを起動時に意図せずにプルダウンさせることを防止するために、M32のゲートのAB出力段がプルダウンできる電圧値がトランジスタM29〜M31によって下方に制限され、これにより前述の不等式(1)および(2)が常に満たされる。AB出力段は、トランジスタM28〜M31が導通している場合にしかM32のゲートをプルダウンすることができない。したがって、トランジスタM29のソース端子は、常にトランジスタM30およびM31のしきい値電圧UTH30もしくはUTH31だけトランジスタM30もしくはM31の2つのゲート電圧UG30(t)もしくはUG31(t)のうちの高い方を超えている。したがって、出力トランジスタM32のゲートを、M29のしきい値電圧UTH29、M30もしくはM31のしきい値電圧UTH30もしくはUTH31、およびM30もしくはM31の2つのゲート電圧UG30(t)もしくはUG31(t)のうちの高い方の合計よりも低くすることはできず、UG32(t)≧UTH29+max(UG30(t)+UTH30;UG31(t)+UTH31)、が成り立つ。これにより、電圧調整器が内部動作電圧を調整することができる下限が生じる。トランジスタM29およびM32のしきい値電圧と、トランジスタM30およびM31のしきい値電圧とがほぼ同じであると仮定すると、下限は、M30もしくはM31の2つのゲート電圧UG30(t)もしくはUG31(t)のうちの高い方をPMOSトランジスタのしきい値電圧UTHPだけ超えるので、次が成り立つ。
(3) UVDDI(t)>UG30(t)+UTHP
および
(4) UVDDI(t)>UG31(t)+UTHP
電圧UG31(t)は、UBE7(t)とUR7(t)との合計である。寸法決めが適切な場合、M31のしきい値電圧UTHPは、M15のドレイン‐ソース飽和電圧UDS15.sat(t)よりも高い。したがって、不等式(1)は常に満たされる。
電圧UG30(t)は、UBE6(t)とUGSI0(t)との合計である。MおよびM10ならびにQおよびQの状態が同じであり、Q〜Q、QおよびQのベース電流、ならびに電流IDS5を無視した場合、MおよびQと同じ電流IPTATがQおよびM10に流れ、UG30(t)はUGS8(t)+UB(t)の合計に対応する。IDS5<IPTATが全ての温度範囲にわたって適用される場合、IDS5を無視することは寸法決めが適切な場合には許容される。ベース電圧UB(t)はQのベース‐エミッタ間電圧UBE2(t)に等しく、QのコレクタはMから電流を受け取る。適切な寸法では、M30のしきい値電圧UTHPは、Mのドレイン‐ソース飽和電圧UDS7.sat(t)よりも高い。したがって、不等式(2)は常に満たされる。不等式(1)および(2)を満たすことにより、電圧基準回路Xが常に起動できることが保証される。
トランジスタM〜Mの寸法決めが適切な場合には、抵抗器Rを介してVSUP接続部から流れる電流が、トランジスタM、M、M、QおよびQを介してGNDに完全に誘導されるのではなく、起動が十分に進行し、内部動作電圧UVDDI(t)が値UGS4(t)+UBEI(t)にほぼ到達するとすぐに部分的に内部動作電圧が供給される。なぜならば、この場合、Mの導通およびMの遮断が始まるからである。MおよびMを流れる電流の比は係数αを用いて設定することができる。これは、低い待機消費電力のために特に有益である。
内部動作電圧UVDDIは、不足電圧および過電圧について監視することができる。この目的のために、分圧器によって分圧された動作電圧は、対応する不足電圧および過電圧リセット信号を生成するために比較器によって基準電圧と比較できる。動作電圧UVDDIまたは基準電圧UVBGが低すぎる場合に比較器が誤ったリセット信号を生成することを防止するために、内部動作電圧UVDDIが、比較器の機能を可能にするために十分に大きく、基準電圧UVBGが目標値に達した場合にのみ比較器の出力信号が起動時、終了時、および通常の動作時にも評価されることを保証しなければならない。この目的のために、電圧基準回路は第1のリセット信号NRBGを生成し、この信号は、これらの2つの条件が満たされた場合には論理ハイレベルをとり、2つの条件のうちの1つが満たされていない場合には論理ローレベルをとる。
内部動作電圧UVDDI(t)が起動または終了時に低く、基準電圧UVBG(t)が目標値に達することができない場合には、電流源として動作するトランジスタMおよびM15のうちの少なくとも一方は、Mのゲートもしくは抵抗器Rの上方の接続部を動作電圧UVDDI(t)にかなり近づけ、2つのソース‐ドレイン電圧USD7(t)もしくはUSD15(t)の少なくとも一方は、ほぼ0ボルトである。2つのソース‐ドレイン電圧のいずれが低いかは、とりわけ、トランジスタMのしきい値電圧に依存する。
基準電圧UVBG(t)が目標値に達した場合にようやく2つのトランジスタ電流源MおよびM15が飽和状態で動作し、ソース‐ドレイン飽和電圧SD7.sat(t)よりも大きい正のソース‐ドレイン電圧USD7(t)もしくはUSDI5(t)が両方で確立される。
およびM10、ならびにQおよびQが同じ特性を有し、Q〜Q、Q、およびQのベース電流および電流IDS5を無視すると、QおよびM10にはMおよびQと同じ電流IPTATが流れるので、Mのソース‐ドレイン電圧USD9(t)はMのソース‐ドレイン電圧USD7(t)に相当する。
トランジスタMおよびM15の2つのソース‐ドレイン電圧USD9(t)およびUSDI5(t)が2つのトランジスタM12およびM13のしきい値電圧UTHPよりも高く、寸法決めが適切な場合、したがってソース‐ドレイン飽和電圧USD9.sat(t)もしくはUSD15.sat(t)よりも高い場合、これらを制御し、トランジスタM14は、ゲートがトランジスタMのゲートに接続されているので、電流源としての機能により電流IPTATを供給することができ、この電流は、抵抗Rの寸法決めが適切な場合にはシュミット‐トリガXの入力が動作電圧UVDDI(t)の方へ引き出され、これにより出力NRBGには高いレベルが設定され、これは、基準電圧UVBG(t)が目標値に達するために内部動作電圧UVDDI(t)が十分に高いことを示すものである。
内部動作電圧UVDDIは、トランジスタM12のしきい値電圧UTHI2、トランジスタM10のゲート‐ソース電圧UGS10、およびトランジスタQのベース‐エミッタ間電圧UBE6の合計よりも高く、すなわち、一般に、PMOSトランジスタのしきい値電圧UTHP、NMOSトランジスタのしきい値電圧UTHN、およびバイポーラトランジスタのベース‐エミッタ間電圧UBEの合計よりも高く、これにより、次のようになる。
(5) UVDDI>UTHP+UTHN+UBE (NRBG=1の場合)
内部動作電圧UVDDIが急激に上昇した場合に、シュミットトリガXの入力を、低レベルから高レベルへの出力部の信号変化に対してスイッチングしきい値未満に確実に保つために、キャパシタCはM11のゲートを上方に引き上げることができ、トランジスタM11を介してトランジスタM14の動的ソース‐ドレイン電流を誘導することができ、寸法決めが適切な場合にシュミット‐トリガXの出力部における不都合な高レベルを防止する。
図4は、電圧監視のために本発明にしたがって使用することができる対称型比較器Xの実施形態を示し、この比較器はシュミット‐トリガXに接続されており、シュミット‐トリガXはANDゲートXの上流側に接続されている。このような比較器を機能させるためには、内部動作電圧UVDDIは、少なくとも、トランジスタM34のしきい値電圧UTH34、トランジスタM37のドレイン‐ソース飽和電圧UDS37.sat、およびバイポーラトランジスタQ10の飽和電圧UCE10.satの合計と同じ大きさである必要がある。すなわち、一般に、PMOSトランジスタのしきい値電圧UTHP、NMOSトランジスタのドレイン‐ソース飽和電圧UDSN.sat、およびバイポーラトランジスタの飽和電圧UCE.satの合計よりも高い必要があり、これにより、以下の関係が生じる。
(6) UVDDI>UTHP+UDSN.sat+UCE.sat
MOSトランジスタのドレイン−ソース飽和電圧UDS.satが一般にしきい値電圧UTHよりも低く、すなわちUDSN.sat<UTHNであり、バイポーラトランジスタの飽和電圧UCE.satがベースエミッタ電圧UBEより低い、すなわちUCE.sat<UBEであると仮定すると、上記の不等式(6)はNRBG=1に対して常に満たされるので、図4の対称型比較器の機能が保証される。
この考察は、図4の対称型比較器の構成要素M34、M35、M37、M38、およびQ10に、図3の電圧基準回路Xの構成要素M12、M10、およびQを流れる電流以下の電流が流れる場合にのみ有効であることに留意されたい。これは、図4の対称型比較器X3の場合である。なぜならば、この比較器のトランジスタQ10には、電圧基準回路XのトランジスタQと同じ電流IPTATが流れるからである。
比較器Xは、接続部VBGもしくはVMONにおける入力電圧の少なくとも1つが、トランジスタM37もしくはM38のしきい値電圧UTH37もしくはUTH38とバイポーラトランジスタQ10の飽和電圧UCE10.satとの合計よりも大きい場合、すなわち、一般に、NMOSトランジスタのしきい値電圧UTHNとバイポーラトランジスタの飽和電圧UCE.satとの合計よりも大きい場合に、有効な出力信号を供給することができるので、次のようになる。
(7) min(UVBG;UVMON)>UTHN+UCE.sat
NMOSトランジスタM37およびM38を適切に選択し、UVBG=1.25ボルトの基準電圧である場合に、不等式(7)を容易に満たすことができる。
図4の比較器Xの下流側に接続されたANDゲートXでは、内部動作電圧UVDDIが高く、比較器が動作することができ、基準電圧UVBGが目標値に達した場合、すなわち、不等式(6)および(7)の両方が満たされた場合にようやくシュミット‐トリガXの出力信号が評価されるという効果をもたらす。
図5には、一次電源のための本発明に係る基本セルの例示的な実施形態が示されており、この基本セルによって、接続部VDDIにおける一次動作電圧、接続部VREFにおける一次基準電圧、接続部IREFにおける一次基準電流、および接続部NRSTにおける一次リセット信号が不足電圧または過電圧を示すために供給される。基本セルには、未調整の電圧源からVSUP接続部を介して給電できる。有利には、利用可能な動作電圧VDDIおよび基準電圧VREFは、制御信号SET_VDDI[1:0]もしくはSET_VREF[1:0]を使用して、例えば、UVDDI=5.0V/4.5V/3.3V/2.5VおよびUVREF=1.25V/1.2V/1.0V/0.8Vで構成することができる。基本セルに設けられた接続部TRIM_TK[5:0]、TRIM_VREF[5:0]、およびTRIM_IREF[5:0]によって整合機能も付与されている。
原則として、本発明に係る原理が与えられている場合には、電圧基準回路Xおよび電圧調整器Xに対して異なる接続形態を選択することもでき、これにより、電圧基準回路Xの起動を可能にするために必要とされる電圧よりも低い電圧に電圧調整器Xが調整することが防止される。
このような介入は、必ずしも電圧調整器Xの出力段で行う必要はないので、基準電圧VBGに加えて、動作電圧の下限を設定する第2および第3の基準変数を電圧調整器Xに供給するために、電圧調整器Xの差動増幅器に第2および第3の正の入力部を追加することも可能である。このために、例えば、前述の不等式の右側の電圧値は、抵抗器R〜R10によって分圧される動作電圧と同じ比率で回路技術的に分圧され、次に、これらの追加の入力部に供給される。電圧調整器Xの差動増幅器に介入が行われる場合には、NMOS出力トランジスタM32の代わりにPMOS出力トランジスタを使用することもできる。したがって、内部動作電圧UVDDIは、外部供給電圧UVSUPに非常に近づくことができる。
差動増幅器または出力段に介入する代わりに、電圧調整器Xに第2の出力トランジスタを使用することも可能であり、この出力トランジスタのゲートは差動増幅器によって全く影響されず、その代わりに、PMOSトランジスタのしきい値電圧UTHNおよびNMOSトランジスタのしきい値電圧UTHNを加えた2つの電圧UG30またはUG31のうちの高い方に引き上げられる。この場合、2つの前述の不等式(3)および(4)を満たすこともできる。
出力段、特にAB出力段は、電圧調整器Xに必ずしも必要ではない。図3のトランジスタM19のソース端子とトランジスタM21のドレイン端子との間にトランジスタM30およびM31が挿入された場合、差動増幅器の出力部における低い方の電圧値は、不等式(3)および(4)にしたがって制限される。この場合、出力トランジスタM32は、ゲート端子によって差動増幅器の出力部に直接に接続され、カスコードトランジスタM18およびM19は、同様にゲート端子に接続される。
原則として、電圧基準回路Xのために任意のあらゆる接続形態を選択することができる。不等式(1)および(2)にしたがって、この回路が起動を可能にするために満たす必要がある条件を決定する必要がある。
動作電圧抑制率を高めるために、M、M、MおよびM14〜M17、ならびにQおよびQにカスコードトランジスタを使用することができるが、これらは図には示されていない。
電圧基準回路Xの消費電力は、1桁のμAの範囲とすることができるので、数10〜100kΩの範囲の直列抵抗を有するRCフィルタを、電圧基準回路の動作電圧のための入力フィルタとして使用してもよい。
タイミング要素は、動作電圧が小さく短時間に急変した場合にも定義されているパワーオンリセットフェーズを実現するために、NRBG信号の立ち下がりエッジを遅延させることができる。

Claims (15)

  1. リセット信号(NRST)の異常状態を防止することにより、電子部品のために少なくとも1つの調整された動作電圧(VDDI)、基準電圧(VBG)およびリセット信号(NRST)の安全な上昇および降下を保証するための電気回路であって、
    電圧基準回路(X)と電圧調整器(X)とを備え、
    前記電圧調整器(X)は、調整された動作電圧(VDDI)を提供するため、前記電圧基準回路(X)は、前記電圧調整器(X)により提供される調整された動作電圧(VDDI)の供給のため、前記電圧調整器(X)は、前記電圧基準回路(X)から基準電圧(VBG)を受け取るために設けられていることを特徴とする電気回路。
  2. 請求項1に記載の電気回路であって、前記電圧基準回路(X)の制御信号によって、前記電圧調整器(X)の出力電圧(VDDI)が起動時に低すぎることが防止される、電気回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電気回路であって、前記電圧調整器(X)は、前記電圧基準回路(X)のアナログ制御信号を評価するように構成されている、電気回路。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載の電気回路であって、当該調整された動作電圧(UVDDI)と前記基準電圧(UVBG)とを比較するように構成された比較器(X)をさらに備える電気回路。
  5. 請求項4に記載の電気回路であって、
    ANDゲート(X)をさらに備え、
    前記ANDゲート(X)は、前記基準電圧(UVBG)を供給するために、前記電圧基準回路から出力されて前記動作電圧(UVDDI)が十分に高いかどうかを示す信号(NRBG)と、前記比較器(X)の出力信号とを評価して、リセット信号(NRST)を出力するためのものであり、
    当該調整された動作電圧(UVDDI)および前記基準電圧(UVBG)を考慮して前記リセット信号(NRST)が生成される、電気回路。
  6. 請求項5に記載の電気回路であって、前記電圧基準回路によって出力された前記信号(NRBG)の立ち下がりエッジを遅延させるタイミング素子を備える電気回路。
  7. 請求項1から6までのいずれかに記載の電気回路であって、当該調整された動作電圧(UVDDI)が分圧器(R、R)によって分圧される、電気回路。
  8. 請求項1から7までのいずれかに記載の電気回路であって、前記電圧基準回路(X)は、前記電圧基準回路(X)に設けられたトランジスタ(Q、Q)の動作点を設定するためのカレントミラー(M、M)を含む、電気回路。
  9. 請求項1から8までのいずれかに記載の電気回路であって、前記電圧調整器(X)はカレントミラー(M22、M23)を含み、該カレントミラーによって、前記内部動作電圧が起動時に前記外部動作電圧に追従する、電気回路。
  10. 請求項1から9までのいずれかに記載の電気回路であって、前記電圧調整器(X)は、前記内部動作電圧(VDDI)の目標値を設定するために差動増幅器(M16、M17、M18、M19、M20、M21)を含む、電気回路。
  11. 請求項10に記載の電気回路であって、前記電圧調整器(X)の当該差動増幅器は、前記動作電圧(VDDI)の下限を設定するための基準電圧(UVBG)に加えて、第2および第3の基準変数を供給するために設けられた第2および第3の正の入力値を有する、電気回路。
  12. 請求項11に記載の電気回路であって、前記第2および第3の正の入力値は、前記電圧基準回路を起動して目標値に到達させるために必要な電圧値よりも低い電圧値に調整することを前記電圧調整器に防止させるために設けられている、電気回路。
  13. 請求項1から12までのいずれかに記載の電気回路であって、前記差動増幅器の2つの入力電圧(VBG、VDDI)によって起動時に出力トランジスタ(M32)のゲートがプルダウンされることを防止するために、AB出力段が出力トランジスタ(M32)のゲートをプルダウンできる電圧値の制限がトランジスタ(M29、M30、M31)によって設けられている、電気回路。
  14. 請求項1から13までのいずれか1項に記載の電気回路であって、前記電圧調整器(X)に第2の出力トランジスタが設けられている電気回路。
  15. 請求項1から14までのいずれか1項に記載の電気回路であって、前記電圧調整器(X)は、前記電圧基準回路(X)の起動に必要な電圧値よりも低い電圧値への調整を防止するように設けられている、電気回路。
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