JP4009920B2 - 間仕切り用笠木のコーナーカバー - Google Patents
間仕切り用笠木のコーナーカバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP4009920B2 JP4009920B2 JP29311098A JP29311098A JP4009920B2 JP 4009920 B2 JP4009920 B2 JP 4009920B2 JP 29311098 A JP29311098 A JP 29311098A JP 29311098 A JP29311098 A JP 29311098A JP 4009920 B2 JP4009920 B2 JP 4009920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- headboard
- attached
- corner
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレブース等を構成する間仕切りパネルの上端に取り付けされる笠木のL型コーナー部を被覆する為のカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5はトイレブースの一部平面図と斜視図を表しているが、間仕切りパネル(イ) 、(イ) …を所定の位置に据え付けし、その一部には入口ドア(ロ) を取り付けしている。そして、これら間仕切りパネル(イ) 、(イ) …の上端には笠木(ハ) が取着され、該笠木(ハ) によって隣り合う間仕切りパネル(イ) 、(イ) …が連結された状態にある。特に、ドア(ロ) が取り付けられる為に、所定の空間が設けられる箇所ではこの笠木(ハ) を間仕切りパネル上端に取着することでトイレブース全体の構造が強化されるといった機能を持っている。
【0003】
ところで、トイレブースのL型コーナー部では隣り合う間仕切りパネル(イ) 、(イ) が互いに垂直を成して連結されると共に、その上端に取着される笠木(ハ) 、(ハ) も垂直に交わり、この場合、A部に示しているごとく笠木端は45°に切断された状態で突き合わしされることになる。従って、先端は鋭角を成して尖る為に、この部分をヤスリで削り、又僅かな位置ズレが生じても突き合わせ面に隙間が発生して外観が損なわれる。
【0004】
笠木先端を45°に切断して、隙間が残らないように突き合わせ面を正確に加工することは容易でなく、又三角形の除去部分が発生することから材料の無駄を生じる。このように従来では笠木の先端は互いに繋がれることなく、突き合わされた状態で取着される為に、位置ズレに伴う種々の問題が残されている。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】
このように、トイレブース等のL型コーナーを構成する間仕切りパネル上端に取着される笠木の突き合わせには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、笠木コーナー部の位置ズレを防止すると共に、角に触れてもケガすることがないようにした笠木コーナーカバーを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の笠木はその先端を従来のように45°に切断して突き合わせ面を形成することなく、一方の笠木側面に他方の笠木先端面が当接した状態で突き合わされる。そして、表面化する一方の先端面には本発明のコーナーカバーが取着されると共に、このカバーは他方の笠木外側面の一部を被覆することが出来る形状と成っている。
【0007】
そこで、このカバーは座とカバー片から成り、該座は笠木の両側片の間に嵌合してネジ止めされる。笠木は底片の両側に側片を垂直に起立したコ型断面の部材であり、パネル上端には底片がネジ止めにて取着される訳であり、この笠木先端に取り付けされて先端面をカバーする。座は両側片の間に嵌って、少なくとも2本のネジで取り付け出来るように穴が貫通している。
【0008】
そして、カバー片は笠木先端面を被覆するだけでなく、両側に縁を形成し、一方の縁は突き合わされる他方の笠木の側面の一部をカバーすることで両笠木間の継ぎ目が見えないようにしている。他方の縁はL型に屈曲して同じく一方の笠木側面の一部をカバーすることが出来る為に、先端面とカバー片の継ぎ目が被覆される。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1は本発明の笠木コーナーカバーを示している実施例であり、同図の1は座、2はカバー片を表している。座1はカバー片2の裏側から水平に延び、しかもカバー片2の中央に位置し、該座1には上面及び下面のそれぞれ2か所にネジの頭が嵌る筒状のボス3、3…を有している。勿論、ボス3の底にはネジが貫通する為の穴4を形成している。ボス3、3はカバー片2からの距離を違わせることで、ある程度大きなボスと成っている。
【0010】
そして、カバー片2の両側には縁5と縁6を有し、縁5はカバー片2がそのまま延長されて形成しているが、縁6はL型に屈曲した形状をなしている。図2(a)は図1(d)のA−A断面、図2(b)は図1(b)のB−B断面図を表しているが、座1を中間面として上下にボス3、3…が突出し、しかもボス3の底には穴4が貫通している。従って、このコーナーカバーは笠木の両側片に座1を挿入して底片にネジ止めして取着されることになるが、カバー片2は笠木先端を被覆する。
【0011】
図3はこのコーナ−カバーを笠木先端に取着した場合を示しているが、笠木7a、7bは間仕切りパネル8の上端に取り付けされている。間仕切りパネル8、8…により仕切られる空間は特に限定しないが、同図はトイレブースを示しており、このトイレブースの間仕切りパネル8aと間仕切りパネル8bは互いに垂直をなして連結している。従ってその上端に取着されている笠木7a、7bも同じく垂直を成して交差している。
【0012】
一方の笠木7aは間仕切りパネル8bの外表面まで届き、他方の笠木7bの先端は笠木7aの側面に突き合わされている。従って笠木7は適当な長さに切断され、従来のような45°の突き合わせ面を加工する必要はなく、側面に対して垂直に切断される。笠木7aはその先端が露出して取り付けされる為に、この先端を被覆する為に本発明のコーナーカバーAが図3に示すように取り付けされる。
【0013】
図4(a)〜(c)はコーナーカバーを取り付けした場合の詳細図を示しているが、座1を笠木の側片9、9間に挿入すると共に、下側のボス3を底片10に当接し、上側のボス3からネジを挿通して固定される。カバー片2は笠木端面を被覆するように当接し、一方の縁5は垂直に突き合う他方の笠木側面の一部を被覆している。従って、該縁5により、両笠木7a、7bの繋ぎ部はカバーされる。同じく、他方の縁6はL型に屈曲している為に笠木7aの側面側に折れ曲がっていて、先端面とカバー片2の繋ぎ部は被覆される。
【0014】
座1はカバー片2の中間に位置していて、その上下方向にボス3、3…を突出している為に、表裏反対向きにすることで反対方向のL型コーナーにも同じカバーを取着することが出来る。そして、カバー片2の表面には笠木の材質に合うような表面処理を施すことは自由である。又この実施例では座1の上下面にボス3、3…を形成しているが、座1を厚くしてボス3を設けなくてもよい。
【0015】
以上述べたように、本発明の笠木コーナーカバーはカバー片の裏側中間を中心として座を水平に延ばし、そしてカバー片の両側には縁を形成したものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】
本発明のコーナーカバーは笠木先端に取り付けされて先端面をカバーすることが出来る。すなわち、コーナーカバーは座とカバー片からなり、座を笠木の底片にネジ止めすると共に、カバー片は先端面被覆することが出来る。そして、笠木は45°に切断した突き合わせ面ではなく、片方の先端面は一方の笠木側面に当接して取り付けされ、その結果、先端が露出した笠木端面を該カバーにて被覆する構造と成っていることから、該笠木の取り付けは容易である。更にカバー片の両側には縁が形成されていて、該縁は先端を当接する他方の笠木との接続部をカバーすることが出来、また他方の縁はL型に屈曲していることで先端面とカバー片の繋ぎ部を被覆することで、外観的にも良好なコーナーカバーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコーナーカバーを示す実施例。
【図2】(a)は図1におけるA−A断面図、(b)は図1におけるB−B断面図。
【図3】コーナーカバーを笠木コーナー部に取り付けした場合。
【図4】コーナーカバーを取り付けした詳細図。
【図5】従来の笠木コーナー部。
【符号の説明】
1 座
2 カバー片
3 ボス
4 穴
5 縁
6 縁
7 笠木
8 間仕切りパネル
9 側片
10 底片
Claims (2)
- L型を成して据え付けした間仕切りパネルの上端に2つの笠木を取り付けし、この両笠木は一方の笠木のコーナー部に向けられた先端を露出すると共に他方の笠木のコーナー部に向けられた先端は一方の笠木の側面に当接した状態で取り付けされ、この両笠木のコーナー部に取着するコーナーカバーにおいて、該コーナーカバーは座とカバー片からなり、カバー片は笠木の端面を被覆することが出来る大きさ形状を成すと共に、その両側には縁を設け、一方の縁はカバー片をそのまま延長して形成し、他方の縁はL型に屈曲した形状を成し、座はカバー片の裏側中間位置にて水平に設けると共に、少なくとも2本のネジにて固定することが出来るように穴を貫通したことを特徴とする間仕切り用笠木のコーナーカバー。
- 上記座の上下面にはネジの頭が嵌り得る筒状のボスを形成した請求項1記載の間仕切り用笠木のコーナーカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29311098A JP4009920B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 間仕切り用笠木のコーナーカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29311098A JP4009920B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 間仕切り用笠木のコーナーカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000104370A JP2000104370A (ja) | 2000-04-11 |
JP4009920B2 true JP4009920B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=17790565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29311098A Expired - Fee Related JP4009920B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 間仕切り用笠木のコーナーカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4009920B2 (ja) |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP29311098A patent/JP4009920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000104370A (ja) | 2000-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4009920B2 (ja) | 間仕切り用笠木のコーナーカバー | |
KR200309539Y1 (ko) | 가구 프레임 결합용 체결구 | |
JPS5813040Y2 (ja) | 門扉 | |
JPH067596Y2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0546565Y2 (ja) | ||
JPS5927811Y2 (ja) | アルミ製カ−テンボツクス | |
JPH077515Y2 (ja) | 化粧板付型材同士の接合部の構造 | |
JP2533845Y2 (ja) | 組立式キャビネット | |
JPS5920559Y2 (ja) | 箱状家具類の扉パネル | |
JPH10297706A (ja) | ゴミ容器 | |
JPS642888Y2 (ja) | ||
JPS6328306Y2 (ja) | ||
JPH09184278A (ja) | 造作材の突き合わせ構造 | |
JPS6135604Y2 (ja) | ||
KR970003395Y1 (ko) | 창틀 연결구 | |
JPS587542Y2 (ja) | 照明器具枠 | |
JPH0340038Y2 (ja) | ||
JP2553281Y2 (ja) | 出隅部用外装パネル | |
JPH08312259A (ja) | 枠体における方形中空部を備えた形材で成る縦横両材の突き当て接合装置 | |
JPH0227117Y2 (ja) | ||
JPS62166937U (ja) | ||
JPS6244700Y2 (ja) | ||
JPS6041424Y2 (ja) | 扉の骨格構造体 | |
JP2536763Y2 (ja) | パネルの接続構造 | |
JPH02143408U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070403 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070604 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070731 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |