JP4009476B2 - 複数個用配送伝票とその使用方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の荷物を同一依頼人から同一届け先に送るための複数個用配送伝票とその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
単一の依頼主より、同一の届け先に複数の荷物を配送する場合に、専用伝票として、『複数個用配送伝票』が使用されている。この専用伝票は、一般に「親伝(親伝票)」、「子伝(子伝票)」と言われる2種の伝票から構成されており、親伝には、配送伝票としてキーとなる、バーコードと伝票番号が付され、子伝には、伝票自体には何の番号も付されていない。
【0003】
複数個用の伝票は、一般に2〜5個の荷物を送る場合に使用されることが多く、親伝には、1〜2個目までの荷物用の配達票と貼付票、子伝には、3〜5個目までの荷物用の配送票と貼付票といった具合に分割されている。つまり、2個までであれば、親伝のみの記入で済むが、3個以上になると、子伝への記入が必要となる。
【0004】
依頼主からすれば、荷物が5個であれば、記入は2回で済むので、差引で最大3回分の記入が省かれ、さらに、配送価格の割引(例えば、1個所に一度に複数個の荷物を届けられることから、配送業者にもメリットがあり、100円/個程度の割引が設定されている)という価格メリットもあるために、好適なサービスとなっている。
【0005】
しかし、荷物が2個までの場合と、3個以上の場合とで、使用する伝票の種類が変化する等、ヘビーユーザーでないと運用がややわかりにくい点があること、また、子伝には、配送伝票のキーであるバーコードと伝票番号がないため、配送業者としても、荷受け時に親伝の伝票番号をもとに、別途バーコードを生成し、ハンディプリンタ等でラベルにバーコードを印字して、子伝の荷物1個ずつに貼付する、といった作業が必要とされ、作業性の面で不具合が多かった。
【0006】
また、最近では、24時間営業のコンビニ(CVS店)に荷物を持込む場合も少なくないが、コンビニ自身の扱う商品アイテム数が膨大で、かつ、入れ替わりが激しいという事情に加え、店番もアルバイトであることが多いために、業務マニュアルも簡略化しておく必要があるということ等から複数種の伝票を用意すること自体が困難であり、前述したように、配送業者と依頼主ともにメリットのある『複数個用配送サービス』が、必ずしも、有効に活用されてこなかった側面がある。
【0007】
複数個扱いとなるべき5個の荷物を同一届け先に届ける場合であっても、CVS店の店番が当該サービスを知らず、また、依頼主も認知していないときには、5個の伝票を別々に記入することになる。このため、依頼主は、2回の記入で済むところを、余計に3回ほど多く記入することになり、しかも、合計500円(1個あたりの割引が100円の場合)も多くの支払いとなってしまう。
【0008】
一方、CVS店も、5枚の伝票を記入させるために、狭い店内の一部のスペースが一人の依頼主に占有されてしまうこと、伝票1枚ごとに必要事項の記入と確認を要すること等から効率が悪い、といった不具合があった。
【0009】
なお、最近では、インターネットや携帯電話から、荷物の配達記録を確認することが可能となっているが、5個の伝票を別々に記入した場合に、すべてバラバラの伝票番号が付与されるために、確認も5回行う必要があり、ここでも無駄な費用(通信費)に加え、不便を強いられる。
【0010】
宅配業者や取扱店は、割引を行わないことから、特段のデメリットは生じないものの、本来であれば親伝と子伝の計2セットで良いところ、計5セットの伝票を使用することから、構成は違うものの、3セット分の資源を無駄遣いしており、環境保護の観点から望ましくない。
【0011】
では、何故、このような不具合のある伝票が存在しているのかを、技術的な観点から検証する。
従来の配送伝票の構成は、以下の通りである。
(a)親伝全8pt(8枚)製品
▲1▼ 請求書・ご依頼主控
▲2▼ 取扱店・CVS 店控
▲3▼ 売上票
▲4▼ 配達票(1個目の荷物用)
▲5▼ お届け先控
▲6▼ 貼付票(1個目の荷物用) ※タック紙
▲7▼ 配達票(2個目の荷物用)
▲8▼ 貼付票(2個目の荷物用) ※タック紙
【0012】
(b)子伝全6pt(6枚)製品
▲1▼ 配達票(3個目の荷物用)
▲2▼ 貼付票(3個目の荷物用) ※タック紙
▲3▼ 配達票(4個目の荷物用)
▲4▼ 貼付票(4個目の荷物用) ※タック紙
▲5▼ 配達票(5個目の荷物用)
▲6▼ 貼付票(5個目の荷物用) ※タック紙
【0013】
以上示したとおり、親伝が8pt、子伝が6ptから構成されている。
従って、14ptを丁合することが可能な製造設備(コレータ=丁合機)があれば、形態的には、親伝と子伝を合体化することは可能である。
【0014】
しかし、一方で、14ptのうち5ptは、『ラベル基材/粘着剤/剥離紙』という積層構造からなる厚手のタック紙となるため、タック紙を110μm、その他の用紙を50μmと仮定すると、単純計算で合計厚さ1,000μm(=1mm)となり、一般的に使用されている配送伝票の2倍程度の厚さになってしまう。
【0015】
カーボンインキ等による複写構造では、紙の持つクッション性等により、枚数や厚さによって複写性が大きく変化し、一般に、枚数が多くなればなるほど、また、厚さが厚くなればなるほど、複写性が低下してしまう。
そして、この複写性の低下をカーボンインキの複写性の向上(低圧力でも複写しやすい)によって対応すると、印刷後(丁合前)のロール状態とするときの圧力や、伝票状態でのハンドリング等で表面に絵柄汚れを生じさせ、複写した文字の判読性の低下になる、という新たな問題が生じる。
【0016】
なお、親伝にバーコードと伝票番号が付されているのに、子伝にはそれらが付されていない理由は、もちろん技術的にそれらを子伝に設けることができないという訳ではなく、同一のバーコードと伝票番号が付された親伝と子伝を一対一で対応させて保管させることが、運用上で困難だからである。
例えば、2個の荷物を親伝で配送することになれば、同一バーコード、同一伝票番号の子伝を廃棄しておかなければならず、資源の無駄となるだけでなく、万一の時に大きな不整合を生じさせる。
親伝と子伝の番号が一致しないまま、取扱店で荷受けしてしまったら、配送業務自体に支障が出ることは説明するまでもないが、仮に、何かの拍子に取扱店で親伝を床に落としてバラまいてしまい、伝票番号がバラバラになってしまえば、その整理自体に多大な時間を取られる、といったことも考えられる。
【0017】
本発明の課題は、親伝と子伝のように伝票を分割させず、一体化させてわかりやすい形態とすると共に、配送業者で実施しているバーコードラベルの発行を不要とし、配送コストの引下げに寄与することができる複数個用配送伝票とその使用方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、最表部票に記載した事項が最下部票まで選択的に複写可能な複写構造を備え、複数個の荷物を同一依頼人から同一届け先に送るための複数個用配送伝票において、少なくとも前記荷物の個数と同数丁合されたタック基材,粘着剤層及び剥離シートからなるタックシートを備え、前記タックシートは、荷物に貼付されて荷札の役割を果たす貼付票部と、配達時に届け先の配達確認を行う配達票部とが設けられており、少なくとも前記配達票部の部分の粘着剤層が、前記荷物に貼付され再剥離可能な弱粘着剤層であることを特徴とする複数個用配送伝票である。
【0020】
請求項の発明は、最表部票に記載した事項が最下部票まで選択的に複写可能な複写構造を備え、複数個の荷物を同一依頼人から同一届け先に送るための複数個用配送伝票において、少なくとも前記荷物の個数と同数丁合されたタック基材,粘着剤層及び剥離シートからなるタックシートを備え、前記タックシートは、荷物に貼付されて荷札の役割を果たす貼付票部と、配達時に届け先の配達確認を行う配達票部とが設けられており、前記配達票部の裏面に形成された粘着剤層を設けない糊抜き部と、前記タックシートの前記タック基材側から前記糊抜き部の位置の周縁部近傍に形成され、前記配達票部を分離可能な分離予定線と、を備えることを特徴とする複数個用配送伝票である。
【0021】
請求項の発明は、最表部票に記載した事項が最下部票まで選択的に複写可能な複写構造を備え、複数個の荷物を同一依頼人から同一届け先に送るための複数個用配送伝票において、少なくとも前記荷物の個数と同数丁合されたタック基材,粘着剤層及び剥離シートからなるタックシートを備え、前記タックシートは、荷物に貼付されて荷札の役割を果たす貼付票部と、配達時に届け先の配達確認を行う配達票部とが設けられており、前記タックシートの前記タック基材側から前記配達票部に相当する部分に形成され、前記配達票部を分離可能な第1の分離予定線と、前記タックシートの前記剥離シート側から任意の形状に形成され、その剥離シートを区画して分離可能な第2の分離予定線と、を備えたことを特徴とする複数個用配送伝票である。
【0022】
請求項の発明は、請求項に記載の複数個用配送伝票において、前記糊抜き部は、前記タック基材側に設けられた前記分離予定線よりも前記配達票部の内側に設けられていることを特徴とする複数個用配送伝票である。
【0023】
請求項の発明は、請求項に記載の複数個用配送伝票において、前記剥離シートは、前記第2の分離予定線で区画して残された少なくとも一部が、前記タック基材側から形成された前記第1の分離予定線よりも前記配達票部の内側に形成されていることを特徴とする複数個用配送伝票である。
【0024】
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の複数個用配送伝票において、前記貼付票部は、あらかじめ同一の識別コードが付されていることを特徴とする複数個用配送伝票である。
【0025】
請求項の発明は、請求項又は請求項に記載の複数個用配送伝票を保管する複数個用配送伝票の使用方法であって、前記配達票部の分離後に、前記配達票部の裏面の一部に表出された前記粘着剤層によって、同時に配達した複数個の配達票部同士を貼り合せて保管するようにしたことを特徴とする複数個用配送伝票の使用方法である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による複数個用配送伝票の第1実施形態を模式的に示す斜視図である。
本実施形態による複数個用配送伝票10は、5個の荷物を同一依頼人から同一届け先に送るための配送伝票であって、図1に示すように、請求書・ご依頼主控え票11と、取扱店・CVS店控票12と、売上票13と、配達票14と、第1〜第5の貼付票15−1〜15−5等とを備えている。
第1の貼付票15−1は、貼付票とお届け先控票を兼ねており、第2〜第5の貼付票15−2〜15−5は、貼付票15aと配達票15bを兼ねている。
【0027】
請求書・ご依頼主控え票11,取扱店・CVS店控票12,売上票13及び配達票14は、図1に示すように、裏カーボンが形成された複写用紙Aである。また、第1〜第5の貼付票15−1〜15−5は、タック基材/粘着剤/剥離紙からなるタック紙Bであるが、そのタック紙Bに裏カーボンが形成されている。
そして、各票11〜15には、図示しないお届け先欄,ご依頼主欄及びお届け日時希望欄などがそれぞれ対応して配置されている。また、各票11〜15には、5個の荷物に対応する品名欄がそれぞれ対応して配置され、第1〜第5の貼付票15−1〜15−5には、それぞれ貼付される荷物のみの品名欄が配置されている。
つまり、この複数個用配送伝票10は、最表部の請求書・ご依頼主控え票11に記載した事項が、最下部の第5の貼付票15−5までに、選択的に複写可能な複写構造を備えている。
【0028】
この複数個用配送伝票10は、各票12〜15−5には、左端部のライングルーCによって、冊子状に接着され、1つの伝票組となっている。
また、1個目の荷物に貼付される伝票(親伝に相当する)は、配達票14,第1の貼付票15−1が、第1の貼付票15−1に形成されたパターングルーDにより、配達票14の裏面に接着されることによって、疑似接着構造(製袋)Eとなっている。
【0029】
次に、各貼付票15−2〜15−5についてさらに詳しく説明する。
第1実施形態の複数個用配送伝票10は、図1(A)に示すように、5個の荷物の同数の5枚のタック紙Bを備え、タック紙Bは、図1(B)に示すように、荷物に貼付されて荷札の役割を果たす貼付票B1と、配達時に届け先の配達確認を行う配達票B2とが設けられている。
【0030】
貼付票B1と配達票B2とは、ミシン目aによって分離可能であって、貼付票B1には、あらかじめ同一のバーコードbが付されている。つまり、配達票14と、第2〜第5の貼付票15−2〜15−5には、同一のバーコードbが付されている。
一方、配達票B2には、配達時に届け先の配達確認を行う受領印欄(配達確認欄)cが設けられている。
【0031】
このように、本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)タック紙Bに、貼付票B1と配達票B2を設けたので、伝票枚数を減らすことができ、従来の親伝と子伝のように伝票を分割させず、一体化させてわかりやすい形態になった。
このため、依頼主は、最低限の記入で、容易に安価で複数個の荷物を配送できる。また、取扱店は、店舗スペースや時間を有効活用でき、コストの改善が図れ、かつ、CS向上が期待できる。さらに、配送業者は、依頼主、取扱店が積極的に活用を図るようになり、結局は、同一のバーコードで最大5個の荷物が管理できるために、管理コストの引下げが期待できる。
(2)貼付票B1には、あらかじめ同一のバーコードが付されているので、配送業者で実施しているバーコードラベルの発行を不要とし、配送コストの引下げに寄与する。
【0032】
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−2を示す図である。
なお、以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、共通した符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態のタック紙B−2では、配達票B2は、タック基材B11の裏面に、荷物に貼付される再剥離可能な弱粘着剤層B12が形成されている。
このため、配達票B2は、配達時に受領印欄cに受領印をもらったのちに、ミシン目aから分離し、荷物から弱粘着剤層B12によって容易に剥離することができる。
【0033】
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−3を示す図である。
第3実施形態のタック紙B−3では、図3(A)に示すように、配達票B2の裏面に形成された粘着剤層B12を設けない糊抜き部dと、タック基材B11側から糊抜き部dの位置の両端部近傍に形成され、配達票B2を分離可能なミシン目a,aが形成されている。
第3実施形態によれば、配達時に受領印欄cに受領印をもらったのちに、ミシン目a,aから剥がして切り取るときに、配達票B2の裏面が糊抜き部dとなっているので、図3(B)に示すように、配達票B2を容易に分離することができる。
【0034】
(第4実施形態)
図4は、本発明の第4実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−4を示す図である。
第4実施形態のタック紙B−4では、図4(A)に示すように、タック基材B11側から配達票B2の外周に相当する部分に形成され、配達票B2を分離可能な分離ミシン目aと、剥離紙B13側から任意の形状に形成され、その剥離紙B13を区画して分離可能なハーフカットeとを備えている。
このとき、ミシン目aは、剥離開始する端部として、配達票B2の1辺(左辺)のみ、荒いカット比(場合によっては、全カット)のミシン目a1にすること望ましい。
また、離型紙B13は、図4(B),(C)に示すように、ハーフカットeの外側を取り除いて、配達票B2の裏面に相当する島状剥離紙B13−2だけ残したまま貼付しておく。
第4実施形態によれば、配達時に受領印欄cに受領印をもらったのちに、ミシン目a1,aから剥がして切り取るときに、図4(D)に示すように、配達票B2の裏面に残ったが島状剥離紙B13−2ごと切り離すことができる。このため、配達票B2の裏面の粘着剤層B12を島状剥離紙B13−2が覆った状態であるきで、配達票B2の保管等がしやすい。
【0035】
(第5実施形態)
図5は、本発明の第5実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−5を示す図である。
第5実施形態のタック紙B−5では、図5(A)に示すように、糊抜き部dの左端部は、タック基材B11側に設けられたミシン目aよりも内側に設けられている。つまり、接着剤層B12の打ち抜き加工を狭くし、配達票B2は、その端部の少なくとも一部に粘着剤層B12−5が表出するように形成されている。粘着剤層B12−5は、1mm程度であると、破れずに剥がしやすい。
【0036】
(第6実施形態)
図6は、本発明の第6実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−6を示す図である。
第6実施形態のタック紙B−6では、図6(A)に示すように、剥離紙B13は、ハーフカットeで区画して残された少なくとも一部(右端部)が、タック基材B11側から形成されたミシン目aよりも内側に形成されている。
このため、配達票B2は、その少なくとも一部に粘着剤層B12−6が表出するように形成されている。
【0037】
(使用方法の実施形態)
図7は、本発明による複数個用配送伝票の使用方法の実施形態を示す斜視である。
第5(又は第6)の実施形態のタック紙B−5(B−6)では、配達票B2の分離後に、配達票B2部の裏面の一部に表出されたの粘着剤層B12−5(12−6)が存在するので、1個目の配達票14に、同時に配達した複数個の配達票B2同士を粘着剤層B12−5(12−6)によって、貼り合せて保管するようにすることができる。
例えば、2個目以降の配達票B2を裏返して、1個目の配達票14の裏面に貼付して保管する。
そして、同一バーコードbで管理される配達票B2を一括管理でき、かつ、そのうちの一枚(配達票14)にファイル穴fを用意しておけば、従来と同様に、ファイル管理できるので便利である。もちろん、2個目以降にも、ファイル穴は設けられるが、小さいサイズとなるため、ファイル穴を設けてないで済む方が紙面を有効活用できる。
【0038】
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それも本発明の均等の範囲内である。
(1) 例えば、貼付票15は、5枚の例で説明したが、3枚、4枚でもよいし、複写が可能であれば、6枚以上であってもよい。
(2) 図1の配達票14と、第1の貼付票15−1は、両者を合体させて1枚にしてもよい。
(3) 上記各実施形態において、バーコードbは、配達票B2側に設けた例で説明したが、貼付票B1側に設けるようにしてもよい。例えば、1個目の荷物にバーコードbがあれば、2個目以降は問い合わせ番号さえあれば、バーコードbがなくても運用することができる。同一のバーコードbであれば、配達確認のために、全部のバーコードbを読み込ませる必要がないからである。
【0039】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)タックシートに、貼付票部と配達票部とを設けたことにより、伝票枚数を減らすことができたので、一体化させてわかりやすい形態になった。
(2)貼付票部には、あらかじめ同一の識別コードが付されているので、配送業者で実施している識別コードのラベルの発行を不要とし、配送コストの引下げに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複数個用配送伝票の第1実施形態を模式的に示した斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−2を示す図である。
【図3】本発明の第3実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−3を示す図である。
【図4】本発明の第4実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−4を示す図である。
【図5】本発明の第5実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−5を示す図である。
【図6】本発明の第6実施形態による複数個用配送伝票のタック紙B−6を示す図である。
【図7】本発明による複数個用配送伝票の使用方法の実施形態を示す斜視である。
【符号の説明】
10 複数個用配送伝票
11 請求書・ご依頼主控え票
12 取扱店・CVS店控票
13 売上票
14 配達票
15−1〜15−5 第1〜第5の貼付票
A 複写用紙
B タック紙
B1 貼付票
B2 配達票
B11 タック基材
B12 粘着剤層
B13 剥離紙
C パターングルー
D パターングルー
E 疑似接着構造(製袋)
a ミシン目
b バーコード
c 受領印欄
d 糊抜き部
e ハーフカット
f ファイル穴

Claims (7)

  1. 最表部票に記載した事項が最下部票まで選択的に複写可能な複写構造を備え、複数個の荷物を同一依頼人から同一届け先に送るための複数個用配送伝票において、
    少なくとも前記荷物の個数と同数丁合されたタック基材,粘着剤層及び剥離シートからなるタックシートを備え、
    前記タックシートは、
    荷物に貼付されて荷札の役割を果たす貼付票部と、
    配達時に届け先の配達確認を行う配達票部とが設けられており、
    なくとも前記配達票部の部分の粘着剤層が、前記荷物に貼付され再剥離可能な弱粘着剤層であること
    を特徴とする複数個用配送伝票。
  2. 最表部票に記載した事項が最下部票まで選択的に複写可能な複写構造を備え、複数個の荷物を同一依頼人から同一届け先に送るための複数個用配送伝票において、
    少なくとも前記荷物の個数と同数丁合されたタック基材,粘着剤層及び剥離シートからなるタックシートを備え、
    前記タックシートは、
    荷物に貼付されて荷札の役割を果たす貼付票部と、
    配達時に届け先の配達確認を行う配達票部とが設けられており、
    前記配達票部の裏面に形成された粘着剤層を設けない糊抜き部と、
    前記タックシートの前記タック基材側から前記糊抜き部の位置の周縁部近傍に形成され、前記配達票部を分離可能な分離予定線と、
    を備えることを特徴とする複数個用配送伝票。
  3. 最表部票に記載した事項が最下部票まで選択的に複写可能な複写構造を備え、複数個の荷物を同一依頼人から同一届け先に送るための複数個用配送伝票において、
    少なくとも前記荷物の個数と同数丁合されたタック基材,粘着剤層及び剥離シートからなるタックシートを備え、
    前記タックシートは、
    荷物に貼付されて荷札の役割を果たす貼付票部と、
    配達時に届け先の配達確認を行う配達票部とが設けられており、
    前記タックシートの前記タック基材側から前記配達票部に相当する部分に形成され、前記配達票部を分離可能な第1の分離予定線と、
    前記タックシートの前記剥離シート側から任意の形状に形成され、その剥離シートを区画して分離可能な第2の分離予定線と、
    を備えたことを特徴とする複数個用配送伝票。
  4. 請求項に記載の複数個用配送伝票において、
    前記糊抜き部は、前記タック基材側に設けられた前記分離予定線よりも前記配達票部の内側に設けられていること
    を特徴とする複数個用配送伝票。
  5. 請求項に記載の複数個用配送伝票において、
    前記剥離シートは、前記第2の分離予定線で区画して残された少なくとも一部が、前記タック基材側から形成された前記第1の分離予定線よりも前記配達票部の内側に形成されていること
    を特徴とする複数個用配送伝票。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の複数個用配送伝票において、
    前記貼付票部は、あらかじめ同一の識別コードが付されていること
    を特徴とする複数個用配送伝票。
  7. 請求項又は請求項に記載の複数個用配送伝票を保管する複数個用配送伝票の使用方法であって、
    前記配達票部の分離後に、前記配達票部の裏面の一部に表出された前記粘着剤層によって、同時に配達した複数個の配達票部同士を貼り合せて保管するようにしたこと
    を特徴とする複数個用配送伝票の使用方法。
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