JP2009023300A - ラベル紙 - Google Patents

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JP2009023300A JP2007190943A JP2007190943A JP2009023300A JP 2009023300 A JP2009023300 A JP 2009023300A JP 2007190943 A JP2007190943 A JP 2007190943A JP 2007190943 A JP2007190943 A JP 2007190943A JP 2009023300 A JP2009023300 A JP 2009023300A
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Abstract

【課題】 産業廃棄物として捨てられていた剥離紙の利用と誤配送を防ぐことである。
【解決手段】 剥離紙を印刷可能なものとし、ラベル面と同時に剥離紙側にも印刷(両面印刷)を行う。上記剥離紙には保管を行うための綴じ穴を設ける。但し、少なくとも上層(表面)の基材には綴じ穴を設けないものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は配送伝票等に用いられるラベル紙に係り、特に通常、産業廃棄物となる剥離紙を活用するラベル紙に関するものである。
従来のラベル紙は、特開平10-108000号公報(第4頁、図1)に示す構造を持ち、表面の基材に配達表等の情報を印字し、ラベル紙の基材を剥離紙より剥がし、基材裏面にある接着層で配送荷物に貼り付ける。この際、残った剥離紙は不要となり産業廃棄物となる。
図9は従来のラベル紙101に配送伝票102を印字したものである。矢印(B-B)向きでラベル紙の断面を見た断面図を図10に示す。以下にこれについて説明する。
図9に示すようにラベル紙の表面の基材にはお届け先、ご依頼人、品物等の情報が記載された配達伝票が印字されており、この右側102bにはさらに受領印を押す所が設けられている。配送物に貼り付ける配送伝票は左右(102a,102b)で一組となっている。さらに用紙1枚当たりには、上下で2組の配送伝票が配置されている。図10はこのラベル紙101の断面構造で、1番上に前記の配達伝票が記載された上部基材104、その下に擬似接着層105、中間基材106、接着層107、剥離紙103の順に構成されている。前記擬似接着層105は剥離可能に上部基材104を接着している。上部基材104と中間基材106を同時に剥離紙103から剥がすためのスリット108がタグ部109と配達伝票102の間、上下2組の配達伝票間に設けられている。前記タグ部109はラベル(104,106)を剥離紙103から容易に剥がすために設けられている。さらに配達伝票の左右間(102a―102b)には上部基材104のみにスリット110が設けられている。
配達物にラベル(上部基材104、中間基材106)を貼り付ける際は、タグ部をきっかけとして(図9の112参照)、ラベルを剥離紙103より剥がす。剥がしたラベルを配達物に貼り付け、残った剥離紙103は廃棄する。ラベルを貼り付けた配達物は、記載された情報に基づき配達を行う。その際、配達完了の記録として配送伝票の右部102bに受領印をもらい、スリット110より右側のみの上部基材を剥がし持ち帰ることで、受領書とする。
特開平10-108000号公報
しかしながら、上記従来例では荷造りを行う際、内容物を示す納品書と宛先を印字したラベル紙は別の紙である。そのため、内容物と宛先が一致しないと言う危険性を持っている。さらに配送伝票を剥離紙より剥がした後は、剥離紙は産業廃棄物となる問題を持っていた。また配送途中において、配送伝票が汚れ等で読めなくなることを考慮して、配送センター等で別の紙に配達伝票のコピーを管理していた。そのため、この控え用紙がラベル紙と同じ数だけ必要であった。
本発明は前記課題を鑑みて行われたものである。
本出願に係る第1の発明は、産業廃棄物となる剥離紙103を印字可能にし、剥離紙(印刷物)を保管に適した書類とすることである。
この解決手段として、基材を剥離した剥離紙に接着剤を残らないように剥離紙の基材側にシリコン等でコートされ、剥離紙でラベル紙の裏面に当たる面にはシリコン等はコートされておらず、印字可能なものとなっている。さらに、剥離紙には保管に適した書類とするために綴じる為の穴が設けられている。本ラベル紙を用い、表面の基材面と裏面の剥離紙面に対し両面印字を行うことで剥離紙も印刷物としたことを特徴とする。
本出願に係る第2の発明は、剥離紙を保管に適した書類とするために綴じ穴部の強度を増すことを目的とし、表層を除いた基材と剥離紙のタグ部に綴じ穴を設けたことを特徴とする。
本出願に係る第3の発明は、1枚のラベル紙の表裏に正規の書面と控えを同時に印刷するために、ラベル紙の基材と剥離紙に同一情報を印字したことを特徴とする。
本出願に係る第4の発明は、配送の荷造りにおいて内容物と対応した宛先とを間違えることを回避するために、ラベル紙の基材に配達伝票、剥離紙に納品書などの内容物情報を印字したことを特徴とする。
或いは、内容物に応じた文書を印字して同梱する際に、同梱書類と内容物が対応するようにしたことを特徴とする。
以上説明したように、
本出願に係る第1の発明によれば、剥離後に接着剤を残らないようした剥離紙を用いたラベル紙の表面の基材と裏面の剥離紙に両面印字を行い、さらに剥離紙を保管に適したものとすることで、従来、産業廃棄物であった剥離紙を捨てずに保管書類とすることが可能となった。かつ剥離紙のみに綴じ穴を設けることで、綴じ穴は貫通穴でないため、レーザビームプリンタ等で印字する際、ラベル紙の滞留等を検知するセンサレバーが前記綴じ穴を入り込むことを回避できた。
本出願に係る第2の発明によれば、基材を剥離することを容易にするタグ部に表層の基材を除く基材と剥離紙に綴じ穴を設けたことにより、基材を剥がした後でも剥離紙側にタグ部は残り、タッグ部の上層基材を取り除けば貫通穴である綴じ穴が形成される。かつ、綴じ穴部は剥離紙とタグ部を貫通した穴であるため、綴じ穴の強度は増し、綴じ穴の破損を低減することが可能となった。
本出願に係る第3の発明によれば、ラベル紙の基材面と剥離面の両面に同じ情報を印字するより、1度に正規書面と控えも印字することができて作業効率を上げることが可能となった。
本出願に係る第4の発明によれば、ラベル紙の基材面に配送伝票を、剥離面に配送物の内容に対応した文書を印字することで、剥離紙に納品書を印字した際は、配送伝票を搬送物に貼るまでは納品書と一体となるため、他の納品書と配送先を間違えることを回避できる。また、剥離紙に注意書き等を印字した場合は、同様に正しい注意書きを同梱することが確実に行えるようになった。
(実施例1)
図1は本発明におけるラベル紙1を用いた配送伝票2である。本図の矢印AAより見た断面を図3に示す。
図1に示すようにラベル紙の表面の基材にはお届け先、ご依頼人、品物等の情報が記載された配達伝票2が印字されており、その右側2bにはさらに受領印を押す所が設けられている。配送物に貼り付ける配送伝票は左右(2a,2b)で一組となっている。さらに用紙1枚当たりには、上下2組の配送伝票が配置されている。図2はこのラベル紙を1部めくり、裏面を見た図である。裏面は剥離紙3で構成されており、この面3にも表面2と同一の情報が印字されている。但し表裏の区別が付くように、例えば紙の色を異なるものとする、もしくは、剥離紙側には『控え』の文字を透かしで入れる、或いは透かしで斜線などを入れる構成となっている。図3の断面構造において、1番上に前記の配達伝票2が印字されて上部基材4、その下に擬似接着層5、中間基材6、接着層7、剥離紙3の順に構成されている。さらに剥離紙3には接着剤7と対抗する面にはシリコンをコートするなどして剥離性を良くしている一方で、他方の面(裏面)にはシリコンコートなどを行わないなどをして印刷可能な状態としている。前記擬似接着層5は剥離可能に上部基材4を接着している。上部基材4と中間基材6を同時に剥離紙3から剥がすためのスリット8がタグ部9と配達伝票2の間、上下2組の配達伝票間に設けられている。前記タグ部はラベル(4、6)を剥離紙3から容易に剥がすために設けられている。さらに配達伝票の左右間(2a−2b)には上部基材4のみにスリット10が設けられている。
剥離紙3のみに剥離紙を綴じるのに用いる綴じ穴11が設けられている。
配達物にラベル(上部基材4、中間基材5)を貼り付ける際は、タグ部9をきっかけとして(図1の12参照)、ラベルを剥離紙3より剥がす。剥がしたラベルを品物に貼り付け、残った剥離紙3は控えとして綴じ穴12を用いて綴じて保管する。ラベルを貼り付けた配達物は、記載された情報に基づき配達を行う。その際、配達完了の記録として配送伝票の右部2bに受領印をもらい、スリット10より右側のみの上部基材を剥がし持ち帰ることで、受領書とする。
この配達の過程で、配達伝票が汚れるなどして読めなくなった場合、配達員は配達センターなどに保管された控え(剥離紙に印字された配達伝票の情報)を調べることで配達を継続する。
本実施例により、剥離紙3の裏面を印刷可能にし、表面と同一情報を記録することで、産業廃棄物として捨てられていた剥離紙を控えとして再利用することが可能となった。さらに控えとして利用しやすいように設けた綴じ穴は、剥離紙のみに開けられているため、印字する際に穴が紙の有り無しを検知するレバー等に引っかかり、トラブルを起こすことを回避することができた。
実施例1と同じ機能を持つものに関しては、同一番号を付け説明は省略する。
(実施例2)
図4は本発明の実施例2におけるラベル紙の断面図である。
剥離紙を綴じるための綴じ穴13は、ラベル紙の表層(上部基材4)を除く、中間基材14と剥離紙3に13a、13bで構成されている。図5に示すように実施例1と同様にタグ部をきっかけとして、ラベルを剥離紙3より剥がして配達物に貼り付ける。残った剥離紙3とタグ部よりタグ部の上層4c(上部基材)を剥がすことで綴じ穴が貫通穴として完成する。この綴じ穴を用いることで剥離紙をとじて保管する。
本実施例の構成により、綴じ穴を中間基材まで及んで形成することで綴じ穴の強度を増すことができ、綴じ穴の破損がし難くなった。さらに印刷時は上部基材が綴じ穴を塞ぐことで貫通穴とならないため、綴じ穴に引っかかるなどのトラブルを回避することが可能となった。
本実施例の変形例として、図6に示すように前記綴じ穴13と同位置に当たる上部基材15にミシン目15aを設け、綴じる際に穴を開けることを容易にすることで、プリンタ内での搬送時に綴じ穴が引っかかることを回避し、かつ綴じる際には図7に示すようにミシン目15aを用いて穴15bを開けることで、上部基材のタッグ部にも綴じ穴を形成する。本実施例によって綴じ穴の強度をさらに強めることが可能となった。
(実施例3)
図8は本発明の実施例3におけるラベル紙16を示すものである。
剥離紙3の面(裏面)には、配送物の内容を示す『Picking List』がさらに印字されている。
配達物を梱包する際、前記剥離紙3側に印字された『Picking List』を基に内容物を詰める、その後、梱包してラベル紙の表面の配達伝票を配達物に貼り付ける。
本実施例により、配達伝票と『Picking List』が一緒になっていることで内容物の詰め込みから配達伝票の貼り付けまで一貫して行えるため、配達先と内容物の不一致がなくなる。
変形例として、配達物の応じた情報、例えば注意書きなどを剥離紙側に印字してもよい。
本発明を表すラベル紙 本発明を表すラベル紙で、一部、裏面をめくった図 本発明のラベル紙の断面図 本発明の実施例2におけるラベル紙の断面図 本発明の実施例2におけるラベル紙で、配達伝票等を剥がした所を示す断面図 本発明の実施例2の変形例であるラベル紙の断面図 本発明の実施例2に変形例であるラベル紙で、配達伝票等を剥がした所を示す断面図 本発明の実施例3におけるラベル紙で、一部、裏面をめくった図 従来のラベル紙 従来のラベル紙の断面図
符号の説明
1,16,101 ラベル紙
2,102 配送伝票
3,103 剥離紙
4,104 上部基材
5,105 擬似接着層
6,14,106 中間基材
7,107 接着層
8,108 スリット
9,109 タグ部
10,110 スリット
11,13 綴じ穴
15 ミシン目(よる綴じ穴)

Claims (4)

  1. 少なくとも一つ以上の基材と剥離紙、さらに基材間および基材と剥離紙間に設けられた接着層より成り、表面を基材、裏面を剥離紙より成るラベル紙において、表面の基材と裏面の剥離紙は印字可能な物で形成され、かつ剥離紙側には綴じるための穴が有り、基材を剥がした後においては、剥離紙に接着材が残らない事を特徴とするラベル紙。
  2. 前記ラベル紙は複数の基材を有し、基材を剥離する際に、剥離を容易にするために設けたタグ部に前記綴じ穴を設け、表層側より一枚以上を除いた他の基材にも剥離紙側と同位置に穴を設けたことを特徴とする請求項1記載のラベル紙。
  3. 基材面と剥離紙面の両方に少なくとも同一情報を印字したことを特徴とする請求項1,2記載のラベル紙。
  4. 前記ラベル紙は配達伝票に使うものであり、基材側を配達伝票とし、裏面である剥離紙側には配達物に応じた文書を印字したことを特徴とする請求項1〜3記載のラベル紙。
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