JP4008754B2 - バッテリー充電方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、再充電可能なバッテリーを充電する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯用の動力工具並びにキッチン及び家庭用器具に用いられるコードレス電源のいくつかの長所によって、広範囲の大きさのパワーパック又はバッテリーパック、すなわち収容された電池の集合体が改善されてきた。これらの電池には、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル水素(NiMH)、リチウム又は鉛−酸蓄電池等が含まれる。
【0003】
図1及び図2を参照すると、典型的なバッテリーパック10が充電器20に接続される。バッテリーパック10は、バッテリーパック10の電圧及び蓄電容量を特定する直列に接続された複数のバッテリーセル11を有する。バッテリーパック10は3つのバッテリー接点、すなわち第1バッテリー接点12、第2バッテリー接点14及び第3バッテリー接点13を有する。バッテリー接点12は、バッテリーパック10のB+(陽)端子である。バッテリー接点14は、B−(陰/共通)端子である。バッテリー接点13は、S(検出)端子である。バッテリー接点12及び14は、充電器20(好ましくは、後に説明する電流供給源22)から送られる、バッテリーパック10を充電するための充電電流を受電する。
【0004】
図2に示されるように、バッテリーセル11は、バッテリー接点12と14との間に接続される。さらに、負の温度係数(NTC)を有するレジスター又はサーミスターRTのような温度感知装置15は、典型的にはバッテリー接点13と14との間に接続される。温度感知装置は、バッテリー温度を監視するために、セル11に極めて接近することが好ましい。キャパシター等のような他の構成要素又は回路は、バッテリー温度を表示する信号を提供するために使用されることができる。
【0005】
充電器20は、陽端子(B+)16及び陰端子(B−)17を有するコントローラー21を具備することが好ましく、陽端子及び陰端子は、バッテリー接点12及び14をそれぞれ介してバッテリーパック10に接続される。陽端子は、コントローラー12がバッテリー電圧を検出できるように、入力部、好ましくはアナログ/デジタル入力部として作用することもできる。さらに、コントローラー21は、他の入力部T、好ましくはアナログ/デジタル入力部を有することができ、入力部Tは、第3バッテリー接点13(S)を介して温度感知装置15に接続される。このことにより、コントローラー21がバッテリー温度を監視することが可能になる。コントローラー21は、充電の制御及び操作の監視を行うためのマイクロプロセッサー23を有する。コントローラー21は、バッテリーパック10に電流を与える電流供給源22を制御することができる。この電流は、迅速な充電電流及び均等化電流の少なくとも一方となり得る。電流供給源22は、コントローラー21内に組み込むことができる。
【0006】
図3を参照すると、充電操作中は、バッテリーの温度及び電圧が変化する。例えば、バッテリーが充電されているときは、バッテリー温度は低下する。次にバッテリーが完全に充電されると、バッテリー温度は急に上昇する。しかし、仮にバッテリーが完全に充電されたときに充電操作が停止されないときは、バッテリーは過充電される場合があって、故に温度上昇により損傷を受ける。従って、バッテリー温度又はバッテリー電圧は、通常は充電完了状態を示すものとして監視される。
【0007】
電圧監視手段の中でも特に、米国特許4,388,582号及び4,392,101号に記載されているSaarの2変曲点終了方法は、バッテリーの充電が完了したことの検出に好ましい。他の電圧監視方法としては、より典型的には(1)マイナスデルタ電圧方法、(2)ピーク検出方法及び(3)電圧勾配検出方法が採用される。マイナスデルタ電圧方法においては、バッテリーピーク電圧のサンプルが記憶されて直前の電圧と比較される。直前の電圧が、通常は記憶されたピーク値の0.5%〜1.0%(すなわちNiCdバッテリーに対してはセル当たり約10〜20ミリボルト)だけ設定値より低くなったときに、充電終了操作が行われる。
【0008】
ピーク検出方法は、マイナスデルタ電圧方法をより新しくしたものである。基本的には、より正確な計器を使用することによって設定値がピーク値により近く設定されることを除けば、同じ方法が用いられる。
【0009】
もう1つの電圧監視方法は、勾配検出方法である。この方法によると、電圧ピークBは、電圧カーブVの勾配すなわち電圧変化速度(dV/dt)を計算することにより検出される。電圧変化速度が0又は負になったときに、充電終了操作が行われる。
【0010】
典型的に採用される温度監視方法は、(1)絶対温度による終了方法及び(2)温度変化速度(勾配)による終了方法である。絶対温度終了方法は、バッテリーの充電が完了したときに発生する温度上昇に依存する。この方法においては、バッテリー温度が予め定めた温度以上、すなわち予め定めた温度に到達又は予め定めた温度を超えたときに、充電操作が停止される。
【0011】
温度変化速度(勾配)終了方法は、充電操作中に、時間軸に対するバッテリー温度の勾配すなわち温度変化速度(dT/dt)を監視する必要がある。温度変化速度が予め定めた速度以上になったときに、充電終了操作が行われる。換言すれば、トリップポイント以上になったときに充電終了操作が行われる。
【0012】
図1及び図2を参照すると、充電器20は、同様の部分には同様の参照符号を付された異なるバッテリーパック10、10’、10’’を受容することができる。バッテリーパック10、10’、10’’は、類似であるがいくつかの点で異なる。第1に、バッテリーパック10、10’はともに、セル11を冷却する充電器ファン24から送風される空気を受ける。バッテリーパック10においては、空気流が温度感知に影響しないように、温度感知装置15は、カバー及び空気流の外側への配置の少なくとも一方がなされる。一方、バッテリーパック10’は、温度感知装置15はカバーされていないか又は空気流内に配置されているため、空気流が温度感知に影響する。バッテリーパック10’’は、充電器ファン24から送風される空気を受けない。従って、温度感知装置15は送風空気に影響され得ない。
【0013】
図4は、図3に示されるバッテリーパック10、10’’の温度/電圧カーブに対して、バッテリーパック10’が充電されているときの温度/電圧カーブT及びVをそれぞれ示したものである。図3及び図4の温度カーブTを比較すると、バッテリーパック10’の温度カーブは、滑らかでなく、多くのピーク及び谷があることが明らかである。これは、空気流が感知温度に影響しているからである。しかし、このようなピーク及び谷を有することにより、バッテリーパック10’の充電が完了する前に、温度変化速度による終了方式(スキーム)によって充電終了操作が行われてしまう可能性がある。換言すると、バッテリーパック10’は、空気流によって充電が不十分になる場合がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、バッテリー充電が不十分にならないようにする充電方法及び監視方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に従って、再充電可能なバッテリーを充電する方法が示される。充電方法は、バッテリーパックへ電流を供給すること、第1及び第2バッテリー温度を感知すること、第1及び第2バッテリー温度の間の第1温度変化速度を特定すること、第3バッテリー温度を感知すること、第2及び第3バッテリー温度の間の第2温度変化速度を特定すること、並びに、第1温度変化速度が予め定めた第1閾値以上でありかつ第2温度変化速度が予め定めた第2閾値以上である場合は、温度基準方式に基づく充電終了操作を不能にすることを有する。
【0016】
本願明細書にはまた、バッテリーパックへ電流を供給すること、第1及び第2バッテリー温度を感知すること、第1及び第2バッテリー温度の間の第1温度変化速度を特定すること、第3バッテリー温度を感知すること、第2及び第3バッテリー温度の間の第2温度変化速度を特定すること、並びに、第1温度変化速度が予め定めた第1閾値以下でありかつ第2温度変化速度が予め定めた第2閾値以下である場合は、温度基準方式に基づく充電終了操作を不能にすることを有するバッテリー充電方法が開示されている。
【0017】
本発明のさらなる特徴及び利点は、添付図面及び以降の詳細な説明により記載されかつ明らかになるであろう。
【0018】
添付図面は、本発明の好適な実施形態を、その原理の実際の適用例に従って示したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
同様の部分には同様の参照符号を用いた添付図面を参照して、本発明を以下に説明する。Saarの米国特許4,388,582号及び4,392,101号の全ての教示を、本願明細書にて参考として引用する。
【0020】
当業者は、以下に開示された方法は、好ましくはコントローラー21及びプロセッサー23の少なくとも一方によって、図1及び図2に示される充電器20を具備できることが理解できるであろう。換言すれば、当業者は、以下の説明が異なるステップを実行するコントローラー21に言及するものであっても、そのようなステップは、プロセッサー23又は充電器20の他のいかなる回路によっても実行され得ることが理解できるであろう。
【0021】
図5(A)は、提示された方法の第1の実施形態に含まれる異なるステップのフローチャートである。第1ステップ(ST1)は、バッテリーパック10に電流を流すことにより充電操作を開始するステップである。コントローラー21は、その入力部を介して初期のバッテリーパック温度(TEMP1)を感知して、それを記憶する(ST2)ことができる。
【0022】
続いてコントローラー21は、バッテリー温度(TEMP2)を感知する(ST3)。次にコントローラー21は、バッテリー温度(TEMP2)を初期のバッテリー温度TEMP1と比較して、その差(TEMP2−TEMP1)と予め定めた閾値Xとの大小関係を判定する(ST4)。当業者は、コントローラー21が温度変化速度の特定に有効であることが理解できるであろう。
【0023】
NiCdバッテリーにおける予め定めた閾値Xは、0以上のアナログ/デジタル計数(A/D counts)であることが好ましい。当業者は、アナログ/デジタル計数は、コントローラー21のアナログ/デジタルコンバーターの分解能、ビット数及び変換範囲の少なくとも1つによって変わり得ることが理解できるであろう。それにも関わらず、コントローラー21は、バッテリー温度が不変であるか又はTEMP1とTEMP2との間で上昇(図5(B)参照)したかをチェックしていることが、当業者には理解できるであろう。予め定めた閾値Xは、約0.038℃であることが好ましい。
【0024】
TEMP2とTEMP1との間の差(TEMP2−TEMP1)が閾値Xより低い場合は、コントローラー21はTEMP2をTEMP1として記憶し(ST5)、新たなバッテリー温度TEMP2を感知する(ST3)。
【0025】
TEMP2とTEMP1との間の差(TEMP2−TEMP1)が閾値X以上、すなわち閾値Xに等しいか又は閾値Xを超えている場合は、コントローラー21はバッテリー温度(TEMP3)を再び感知する(ST6)。コントローラー21は、次にバッテリー温度TEMP2とTEMP3とを比較して、その差(TEMP2−TEMP3)と予め定めた閾値Yとの大小関係を判定する(ST7)。当業者は、コントローラー21が温度変化速度の特定に有効であることが理解できるであろう。
【0026】
NiCdバッテリーにおける予め定めた閾値Yは、1以上のアナログ/デジタル計数であることが好ましい。当業者には、コントローラー21が、バッテリー温度が不変であるか又はTEMP2とTEMP3との間で下降(図5(B)参照)したかをチェックしていることが理解できるであろう。予め定めた閾値Yは、約0.077℃であることが好ましい。
【0027】
TEMP2とTEMP3との間の差(TEMP2−TEMP3)が閾値Yより低い場合は、コントローラー21はTEMP3をTEMP1として記憶し(ST9)、新たなバッテリー温度TEMP2を感知する(ST3)。
【0028】
TEMP2とTEMP3との間の差(TEMP2−TEMP3)が閾値Y以上、すなわち閾値Yに等しいか又は閾値Yを超えている場合は、コントローラー21は、温度変化速度方式による終了操作を不能にする(ST10)。選択的に、コントローラー21は、絶対温度方法のような温度基準の他のいかなる充電方法も不能にすることができる。実際に、このような2重構造方式は、バッテリー温度が不変であるか又は連続的に上昇しているとき(すなわちバッテリーパックの充電が完了したときの典型的な温度カーブ(図3参照)であるとき)には、温度基準の充電終了方式が不能にされることを防止する。
【0029】
比較ステップST4及びST7は、同じ結果を得るために、論理的に反対に定義されてもよいことが、当業者には理解できるであろう。換言すれば、コントローラー21は、TEMP2とTEMP1との間の差(TEMP2−TEMP1)が閾値X以上であるかどうかをチェックすると言うよりも、TEMP1とTEMP2との間の差(TEMP1−TEMP2)が予め定めた閾値X’以下であるか、すなわち閾値X’に等しいか又は閾値X’より低いかどうかをチェックできるのである。当業者は、閾値X’は閾値X以下となり得ることが理解できるであろう。
【0030】
同様に、コントローラー21は、TEMP2とTEMP3との間の差(TEMP2−TEMP3)が閾値Y以上であるかどうかをチェックすると言うよりも、TEMP3とTEMP2との間の差(TEMP3−TEMP2)が予め定めた閾値Y’以下であるか、すなわち閾値Y’に等しいか又は閾値Y’より低いかどうかをチェックできるのである。当業者は、閾値Y’は閾値Y以下となり得ることが理解できるであろう。
【0031】
図6(A)は、提示された方法の第2の実施形態に含まれる異なるステップのフローチャートであり、上述の実施形態から見出される教示がここに引用されている。第1ステップ(ST11)は、バッテリーパック10に電流を流すことにより充電操作を開始するステップである。コントローラー21は、その入力部を介して初期のバッテリーパック温度(TEMP1)を感知して、それを記憶する(ST12)ことができる。
【0032】
続いてコントローラー21は、バッテリー温度(TEMP2)を感知する(ST13)。次にコントローラー21は、バッテリー温度(TEMP1)をバッテリー温度TEMP2と比較して、その差(TEMP1−TEMP2)と予め定めた閾値Zとの大小関係を判定する(ST14)。当業者は、コントローラー21が温度変化速度の特定に有効であることが理解できるであろう。
【0033】
NiCdバッテリーにおける予め定めた閾値Zは、0以上のアナログ/デジタル計数であることが好ましい。コントローラー21は、バッテリー温度が不変であるか又はTEMP1とTEMP2との間で下降(図6(B)参照)したかをチェックしていることが、当業者には理解できるであろう。予め定めた閾値Zは、約0.038℃であることが好ましい。
【0034】
TEMP1とTEMP2との間の差(TEMP1−TEMP2)が閾値Zより低い場合は、コントローラー21はTEMP2をTEMP1として記憶し(ST15)、新たなバッテリー温度TEMP2を感知する(ST13)。
【0035】
TEMP1とTEMP2との間の差(TEMP1−TEMP2)が閾値Z以上、すなわち閾値Zに等しいか又は閾値Zを超えている場合は、コントローラー21はバッテリー温度(TEMP3)を再び感知する(ST16)。コントローラー21は、次にバッテリー温度TEMP3とTEMP2とを比較して、その差(TEMP3−TEMP2)と予め定めた閾値Aとの大小関係を判定する(ST17)。当業者は、コントローラー21が温度変化速度の特定に有効であることが理解できるであろう。
【0036】
NiCdバッテリーにおける予め定めた閾値Aは、1以上のアナログ/デジタル計数であることが好ましい。当業者には、コントローラー21が、バッテリー温度が不変であるか又はTEMP2とTEMP3との間で上昇(図6(B)参照)したかをチェックしていることが理解できるであろう。予め定めた閾値Aは、約0.077℃であることが好ましい。
【0037】
TEMP3とTEMP2との間の差(TEMP3−TEMP2)が閾値Aより低い場合は、コントローラー21はTEMP3をTEMP1として記憶し(ST19)、新たなバッテリー温度TEMP2を感知する(ST13)。
【0038】
TEMP3とTEMP2との間の差(TEMP3−TEMP2)が閾値A以上、すなわち閾値Aに等しいか又は閾値Aを超えている場合は、コントローラー21は、温度変化速度方式による終了操作を不能にする(ST20)。選択的に、コントローラー21は、絶対温度方法のような温度基準の他のいかなる充電方法も不能にすることができる。実際に、このような2重構造方式は、バッテリー温度が不変であるか又は連続的に下降しているとき(すなわち充電操作開始時の典型的な温度カーブ(図3参照)であるとき)には、温度基準の充電終了方式が不能にされることを防止する。
【0039】
比較ステップST14及びST17は、同じの結果を得るために、論理的に反対に定義されてもよいことが、当業者には理解できるであろう。換言すれば、コントローラー21は、TEMP1とTEMP2との間の差(TEMP1−TEMP2)が閾値Z以上であるかどうかをチェックすると言うよりも、TEMP2とTEMP1との間の差(TEMP2−TEMP1)が予め定めた閾値Z’以下であるか、すなわち閾値Z’に等しいか又は閾値Z’より低いかどうかをチェックできるのである。当業者は、閾値Z’は閾値Z以下となり得ることが理解できるであろう。
【0040】
同様に、コントローラー21は、TEMP3とTEMP2との間の差(TEMP3−TEMP2)が閾値A以上であるかどうかをチェックすると言うよりも、TEMP2とTEMP3との間の差(TEMP2−TEMP3)が予め定めた閾値A’以下であるか、すなわち閾値A’に等しいか又は閾値A’より低いかどうかをチェックできるのである。当業者は、閾値A’は閾値A以下となり得ることが理解できるであろう。
【0041】
当業者は、異なる実施形態が、独立的に、連鎖的に又は同時に実行可能であることもまた理解できるであろう。
【0042】
当業者は、本願明細書に開示された手段又はステップについて他の選択的又は付加的な発明を認めることができるであろう。しかし、これら付加的又は選択的な発明の全ては、本発明と等価とみなされるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】異なる種類のバッテリーパックを受容する充電器を示した図である。
【図2】バッテリー充電器の回路の概要図である。
【図3】空気流に影響されないバッテリーパックの電圧及び温度カーブを示すグラフである。
【図4】空気流に影響されるバッテリーパックの電圧及び温度カーブを示すグラフである。
【図5】(A)本発明による充電操作の第1の実施形態のフローチャート、
(B)本発明による充電操作の第1の実施形態において、温度カーブの一部を示す図である。
【図6】(A)本発明による充電操作の第2の実施形態のフローチャート、
(B)本発明による充電操作の第2の実施形態において、温度カーブの一部を示す図である。
【符号の説明】
10…バッテリーパック
15…温度感知装置
20…充電器
21…コントローラー
24…ファン
Claims (12)
- バッテリー充電方法であって、
バッテリーに電流を供給するステップと、
第1及び第2バッテリー温度を感知するステップと、
前記第1及び第2バッテリー温度の間の第1温度変化速度を特定するステップと、
第3バッテリー温度を感知するステップと、
前記第2及び第3バッテリー温度の間の第2温度変化速度を特定するステップと、
前記第1温度変化速度が予め定めた正の第1閾値以上でありかつ前記第2温度変化速度が予め定めた負の第2閾値以下であるときに、温度基準方式に基づく前記充電方法の終了操作を不能にするステップと、
を有するバッテリー充電方法。 - 前記バッテリーがサーミスターを有する請求項1に記載の方法。
- 前記サーミスターが空気流の外側にある請求項2に記載の方法。
- 前記サーミスターが空気流の内側にある請求項2に記載の方法。
- 前記予め定めた第2閾値の絶対値が、前記予め定めた第1閾値の絶対値の約2倍の大きさである請求項1に記載の方法。
- 前記温度基準方式が、温度変化速度終了方式又は絶対温度方式である請求項1に記載の方法。
- バッテリー充電方法であって、
バッテリーに電流を供給するステップと、
第1及び第2バッテリー温度を感知するステップと、
前記第1及び第2バッテリー温度の間の第1温度変化速度を特定するステップと、
第3バッテリー温度を感知するステップと、
前記第2及び第3バッテリー温度の間の第2温度変化速度を特定するステップと、
前記第1温度変化速度が予め定めた負の第1閾値以下でありかつ前記第2温度変化速度が予め定めた正の第2閾値以上であるときに、温度基準方式に基づく前記充電方法の終了操作を不能にするステップと、
を有するバッテリー充電方法。 - 前記バッテリーがサーミスターを有する請求項7に記載の方法。
- 前記サーミスターが空気流の外側にある請求項8に記載の方法。
- 前記サーミスターが空気流の内側にある請求項8に記載の方法。
- 前記予め定めた第2閾値の絶対値が、前記予め定めた第1閾値の絶対値の約2倍の大きさである請求項7に記載の方法。
- 前記温度基準方式が、温度変化速度終了方式又は絶対温度方式である請求項7に記載の方法。
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