JPH10201121A - 組電池の充電装置および充電方法 - Google Patents

組電池の充電装置および充電方法

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JPH10201121A
JPH10201121A JP206897A JP206897A JPH10201121A JP H10201121 A JPH10201121 A JP H10201121A JP 206897 A JP206897 A JP 206897A JP 206897 A JP206897 A JP 206897A JP H10201121 A JPH10201121 A JP H10201121A
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battery
cell
charging
temperature
temperature difference
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JP206897A
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English (en)
Inventor
Reizo Maeda
礼造 前田
Katsuhiko Niiyama
克彦 新山
Koichi Sato
広一 佐藤
Yoshinori Matsuura
義典 松浦
Mitsuzo Nogami
光造 野上
Ikuro Yonezu
育郎 米津
Koji Nishio
晃治 西尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組電池の満充電検知を的確に行なうことによ
り、安全、確実、かつ簡便に組電池を充電することがで
きる装置および方法を提供する。 【解決手段】 複数の単電池が集合されてなる組電池を
充電するための充電方法であって、組電池内の端部に配
置された単電池の温度を検出するステップと、組電池内
の中央部に配置された単電池の温度を検出するステップ
と、組電池内の端部に配置された単電池と組電池内の中
央部に配置された単電池の温度差を計測するステップ
と、温度差が第1のしきい値より大きいか否かを判断す
るステップと、温度差が第1のしきい値より大きいと判
断したときは充電を停止するステップとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組電池の充電装置
および充電方法に関するものであり、特に、電気自動車
用等の大型の電池として用いられる、ニッケル−水素蓄
電池、ニッケル−カドミウム蓄電池、鉛蓄電池、リチウ
ム2次電池などの2次電池を複数組合せてなる組電池、
および組電池を複数組合せた集合電池の充電装置および
充電方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、鉛蓄電池やリチウム2次電池
の充電方法としては、電池が一定電圧に達したら徐々に
電流値を低下させ充電を終了する定電圧充電法や、定電
流で充電を開始し電池が一定電圧に達したらその電圧を
保持するよう徐々に電流値を低下させ充電を終了する定
電流定電圧充電法などが知られている。
【0003】また、ニッケル−水素蓄電池やニッケル−
カドミウム蓄電池などのアルカリ蓄電池では、大電流で
充電した場合、電池が満充電に達した後、過充電領域に
おいて電池電圧が低下することを検出する−ΔV法や、
充電末期に電池温度が急激に上昇する現象を単位時間当
りの電池温度上昇により検出するdT/dt法(たとえ
ば特開平5−111185等)や、小さい電流で充電し
て一定時間後に充電を終了する方法などが知られてい
る。
【0004】組電池を充電する方法としては、強制送風
しながら電池を冷却しつつ、電池温度と空気温度をモニ
タして充電制御する方法(特開平8−140282)等
も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法のうち、定電圧充電法や定電流定電圧充電法は、
組電池を充電する場合に組電池中に1個でも不良電池が
あるといつまでたっても所定電圧まで電池の電圧が達し
ないため、満充電後も充電し続ける状態になり、電池寿
命が短くなってしまうことがあり得る。これを回避する
ためには、電池1個ずつの電圧をモニタするなどの複雑
な回路が必要になる。
【0006】また、アルカリ蓄電池で用いられる−ΔV
法やdT/dt法は、大電流で充電する必要があり、副
反応として、電池内部でガス発生が起こっている。した
がって、過充電を行なった場合に、小型の電池では電槽
の耐圧が高いため問題とはならないが、電槽耐圧の低い
大型の電池では、電槽の変形や破壊を引起こしかねな
い。
【0007】また、電池温度と空気温度をモニタして充
電制御する方法は、原理的にdT/dt法と同様であ
り、環境温度による影響を小さくしているにすぎず、d
T/dt法と同様の問題が考えられる。
【0008】さらに、いずれの充電法においても、ユー
ザが充電完了直後数分間放置した後に再度充電しようと
した場合、繰返し充電することになるので、これを避け
るための保護回路が必要になる。
【0009】この発明の目的は、上述の問題点を解決
し、組電池の満充電検知を的確に行なうことにより、安
全、確実、かつ簡便に組電池を充電することができる装
置および方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明による組電池の
充電装置は、複数の単電池が集合されてなる組電池を充
電するための充電装置であって、組電池内の第1の単電
池の温度を検出する第1の電池温度センサと、組電池内
の第1の単電池と異なる第2の単電池の温度を検出する
第2の電池温度センサと、第1の電池温度センサの出力
および第2の電池温度センサの出力に基づいて、第1の
単電池と第2の単電池の温度差を計測する温度差計測手
段と、温度差が第1のしきい値より大きいか否かを判断
する第1の判断手段と、第1の判断手段が温度差が第1
のしきい値より大きいと判断したときは充電を停止する
第1の制御手段とを備えている。
【0011】また、この発明において、第1の単電池は
組電池内において熱放散効率の良い場所に配置された単
電池であり、第2の単電池は組電池内において熱放散効
率の悪い場所に配置された単電池であるとよい。
【0012】このように、組電池内において熱放散効率
の良い場所としては、たとえば組電池の端部が挙げられ
る。また、組電池内において熱放散効率の悪い場所とし
ては、たとえば組電池の中央部が挙げられる。
【0013】一般に、単電池で充電した場合、低電流で
充電すると放熱量が大きいので電池は温度上昇しにく
く、電池の温度上昇だけで充電完了を検知することはで
きない。しかしながら、組電池では、組電池内の中央部
に配置された単電池は放熱しにくく電池温度が上昇しや
すい一方、組電池内の端部に配置された単電池は放熱し
やすいので電池温度が上昇しにくいという特性を有して
いる。
【0014】そこで、この発明によれば、この電池の温
度差を検出することにより、充電の完了を検出すること
ができる。
【0015】また、この発明によれば、充電完了直後数
分放置した後に再度充電しようとした場合、単電池間に
温度差があるときには、再充電を行なわないようにする
ことができる。
【0016】また、この発明による組電池の充電装置
は、組電池を送風冷却しつつ充電するための冷却装置
と、温度差が第1のしきい値より低い第2のしきい値以
上であるか否かを判断する第2の判断手段と、第2の判
断手段が温度差が第2のしきい値以上であると判断した
ときは冷却装置を作動させる第2の制御手段とをさらに
備えていてもよい。
【0017】このように構成することにより、温度上昇
させずに充電ができるため、充電容量を増加させること
ができる。
【0018】また、この発明は、組電池のみならず、組
電池を複数個連結させた集合電池においても同様の効果
を得ることができる。
【0019】すなわち、この発明による集合電池の充電
装置は、複数の単電池が集合されてなる組電池がさらに
集合されてなる集合電池の充電装置であって、集合電池
内の第1の単電池の温度を検出する第1の電池温度セン
サと、集合電池内の第1の単電池と異なる第2の単電池
の温度を検出する第2の電池温度センサと、第1の電池
温度センサの出力および第2の電池温度センサの出力に
基づいて、第1の単電池と第2の単電池の温度差を計測
する温度差計測手段と、温度差が第1のしきい値より大
きいか否かを判断する第1の判断手段と、第1の判断手
段が温度差が第1のしきい値より大きいと判断したとき
は充電を停止する第1の制御手段とを備えている。
【0020】なお、本願明細書において「集合電池」と
は、複数の組電池を組合せて構成した電池をいう。
【0021】また、この発明による組電池の充電方法
は、複数の単電池が集合されてなる組電池を充電するた
めの充電方法であって、組電池内の第1の単電池の温度
を検出するステップと、組電池内の第1の単電池と異な
る第2の単電池の温度を検出するステップと、第1の単
電池と第2の単電池の温度差を計測するステップと、温
度差が第1のしきい値より大きいか否かを判断するステ
ップと、温度差が第1のしきい値より大きいと判断した
ときは充電を停止するステップとを備えている。
【0022】この発明において、第1の単電池は組電池
内において熱放散効率の良い場所に配置された単電池で
あり、第2の単電池は組電池内において熱放散効率の悪
い場所に配置された単電池であるとよい。
【0023】このように、組電池内において熱放散効率
の良い場所としては、たとえば、組電池の端部が挙げら
れる。また、組電池内において熱放散効率の悪い場所と
しては、たとえば、組電池の中央部が挙げられる。
【0024】また、この発明による組電池の充電方法
は、組電池を送風冷却しつつ充電するための冷却装置を
含み、温度差が第1のしきい値より低い第2のしきい値
以上であるか否かを判断するステップと、温度差が第2
のしきい値以上であると判断したときは冷却装置を作動
させるステップとをさらに備えていてもよい。
【0025】さらに、この発明は組電池のみならず、組
電池を複数個連結させた集合電池においても同様の効果
を得ることができる。
【0026】すなわち、この発明による集合電池の充電
方法は、複数の単電池が集合されてなる組電池がさらに
集合されてなる集合電池の充電方法であって、集合電池
内の第1の単電池の温度を検出するステップと、集合電
池内の第1の単電池と異なる第2の単電池の温度を検出
するステップと、第1の単電池と第2の単電池の温度差
を計測するステップと、温度差が第1のしきい値より大
きいか否かを判断するステップと、温度差が第1のしき
い値より大きいと判断したときは充電を停止するステッ
プとを備えている。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明による組電池の
充電方法の一例を示すフローチャートである。
【0028】図1を参照して、まず、充電開始指令の
後、充電中の組電池内の端部に配置された単電池の温度
t1と、充電中の組電池内の中央部に配置された単電池
の温度t2を測定し、その温度差Tを計測する(ステッ
プ101)。
【0029】次に、計測した温度差Tが予め設定した第
1のしきい値TAより大きいか否かを判断する(ステッ
プ102)。
【0030】温度差Tが第1のしきい値TA以下である
と判断した場合には、充電を行なう(ステップ10
3)。
【0031】一方、温度差Tが第1のしきい値TAより
大きいと判断した場合には、ここで充電を終了する。
【0032】また、図2は、本願発明による組電池の充
電方法の他の例を示すフローチャートである。この方法
は、図1のフローチャートに示す方法に加えて、さらに
以下のステップを備えている。
【0033】すなわち、この方法においては、さらに温
度差Tが予め設定した第2のしきい値TB以上であるか
否かを判断する(ステップ104)。
【0034】温度差Tが第2のしきい値TB以上あると
判断した場合には、冷却装置を作動して、電池の送風冷
却を行ないながら(ステップ105)、充電を行なう。
一方、温度差Tが第2のしきい値TBより小さいと判断
した場合には、冷却することなくそのまま充電を行なう
(ステップ106)。
【0035】図3は、本願発明による組電池の充電装置
の一例の構造を示す回路図である。図3を参照して、こ
の組電池の充電装置は、電源部50と、計測部60と、
制御部70と、冷却装置80とを備えている。
【0036】10個の単電池が集合されてなる組電池4
0へは、電源部50より充電が行なわれる。また、充電
中の組電池40内の端部に配置された単電池の温度およ
び中央部に配置された単電池の温度は、それぞれ温度セ
ンサ30Aおよび30Bにより測定される。温度センサ
としては、たとえば、熱電対が用いられる。
【0037】温度センサ30Aおよび30Bにより測定
された組電池端部の温度と組電池中央部の温度とは、計
測部60においてその温度差Tが計測され、温度信号と
なって制御部70に伝達される。
【0038】制御部70では、温度差Tが予め設定した
第1のしきい値TAより大きいか否かが判断され、温度
差Tが第1のしきい値TA以下であると判断された場合
には充電を行なう制御信号が、一方、温度差Tが第1の
しきい値TAより大きいと判断された場合には充電を停
止する制御信号が、それぞれ電源部50に伝達される。
【0039】さらに、制御部70では、温度差Tが予め
設定した第2のしきい値TB以上であるか否かが判断さ
れ、温度差Tが第2のしきい値TB以上であると判断さ
れた場合には、冷却装置80を作動するとともに、充電
を行なう制御信号が電源部50に伝達される。
【0040】
【実施例】理論容量100Ah、電圧1.2Vの密閉型
ニッケル−水素蓄電池の角形単電池を作製した。この単
電池を、側面が隣り合うように10個直列に配置し、理
論容量100Ah、電圧12Vの組電池を作製した。
【0041】図4は、作製された組電池を示す斜視図で
ある。図4を参照して、この組電池40は、10個の単
電池C1〜C10と、金属板とプラスチック板を貼合せ
てなる放熱板4とが交互に積層され、直列に接続された
後、アルミニウム合金製の支持部材2内に収納されて構
成されている。なお、単電池C1〜C10には、それぞ
れ安全弁3が取付けられている。
【0042】この組電池40内において端部に配置され
た単電池C1と、中央部に配置された単電池C5に、そ
れぞれ温度センサを取付けた。
【0043】この組電池に対して、以下に示す条件で充
放電を行なった。 (条件1) 充電:10A 充電終了は端部と中央部の単電池の温度
差が4℃となった時点 放電:10A 放電終止電圧=10V (条件2) 充電:10A 端部と中央部の単電池の温度差が3℃以
上となったらファンを作動し、4℃以上となったら充電
終了 放電:10A 放電終止電圧=10V (条件3) 充電:10A 充電終了は1分当りの電池の温度上昇が
0.1℃になった時点であり電池温度は中央部の単電池
で測定 放電:10A 放電終止電圧=10V なお、この条件3は、特開平5−111185号に準ず
るいわゆるdT/dt法である。
【0044】(条件4) 充電:10A 充電終了は組電池電圧がピーク電圧から
50mV下がった時点 放電:10A 放電終止電圧=10V なお、この条件4は、いわゆる−ΔV法である。
【0045】(評価1)図5は、条件1で充電したとき
の電池温度と組電池電圧を示す図である。また、図6
は、条件2で充電したときの電池温度と組電池電圧を示
す図である。図5および6において、横軸は電池容量
(Ah)を示し、縦軸は電池電圧(V)および電地温度
(℃)を示している。
【0046】図5および図6を参照して、本願発明に係
る条件1または条件2で充電した場合には、充電中期か
ら緩やかに電池温度が上昇し、その時点で電池端部と中
央部では温度差があり、充電末期にこの温度差が大きく
なって充電終了したことがわかる。特に、図6に示す条
件2では、ファンの作動により、温度上昇させずに充電
できることがわかる。
【0047】一方、比較のための条件3で充電した場合
には、充電終期に安全弁が作動し、電池内部のガスが外
部に放出された。これにより、電池寿命が短くなるおそ
れがあり、実用使用上問題であることがわかった。
【0048】さらに、比較のための条件4で充電した場
合には、充電終期に安全弁が作動し、電池内部のガスと
電解液が外部に放出され、実用使用上大きな問題である
ことがわかった。
【0049】次に、条件1〜条件4で充電した場合の放
電容量を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】表1を参照して、いずれの条件でも、ほぼ
理論容量どおりの数値が得られた。また、条件2では、
ファンの作動により、温度上昇させずに充電できたた
め、充電容量が増加し、放電容量も増加していることが
わかる。なお、条件2および4で理論容量をわずかに上
回る数値になったのは、過充電により水酸化ニッケルが
高次酸化物に変化したためである。
【0052】(評価2)さらに、上記条件1〜条件4の
充電条件で充電を終了した後、5分後に再度同条件で充
電を行なった。
【0053】その結果、条件1および条件2では安全弁
が作動することなく速やかに充電が終了したが、条件3
および条件4では安全弁が作動し、実用使用上問題であ
ることがわかった。
【0054】なお、本願発明はその趣旨を変えない範囲
において適宜変更可能であり、たとえば、本願発明者ら
は、組電池を複数個連結してなる高電圧の集合電池で同
様の試験を行なった場合や、充電電流値を変えた場合
や、充電完了を検知する組電池中央部と端部の温度差の
数値を変えた場合も、同様の効果があることを確認して
いる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、組電池の満充電検知を的確に行なうことにより、安
全、確実、かつ簡便に組電池を充電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による組電池の充電方法の一例を示す
フローチャートである。
【図2】本願発明による組電池の充電方法の他の例を示
すフローチャートである。
【図3】本願発明による組電池の充電装置の一例の構造
を示す回路図である。
【図4】実施例において作製された組電池を示す斜視図
である。
【図5】実施例において条件1で充電したときの電池温
度と組電池電圧を示す図である。
【図6】実施例において条件2で充電したときの電池温
度と組電池電圧を示す図である。
【符号の説明】
30A,30B 温度センサ 40 組電池 50 電源部 60 計測部 70 制御部 80 冷却装置 C1〜C10 単電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 義典 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 野上 光造 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 米津 育郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西尾 晃治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単電池が集合されてなる組電池を
    充電するための充電装置であって、 前記組電池内の第1の単電池の温度を検出する第1の電
    池温度センサと、 前記組電池内の第1の単電池と異なる第2の単電池の温
    度を検出する第2の電池温度センサと、 前記第1の電池温度センサの出力および前記第2の電池
    温度センサの出力に基づいて、前記第1の単電池と前記
    第2の単電池の温度差を計測する温度差計測手段と、 前記温度差が第1のしきい値より大きいか否かを判断す
    る第1の判断手段と、 前記第1の判断手段が前記温度差が前記第1のしきい値
    より大きいと判断したときは前記充電を停止する第1の
    制御手段とを備える、組電池の充電装置。
  2. 【請求項2】 前記組電池を送風冷却しつつ充電するた
    めの冷却装置と、 前記温度差が前記第1のしきい値より低い第2のしきい
    値以上であるか否かを判断する第2の判断手段と、 前記第2の判断手段が前記温度差が前記第2のしきい値
    以上であると判断したときは前記冷却装置を作動させる
    第2の制御手段とをさらに備える、請求項1記載の組電
    池の充電装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の単電池は前記組電池内におい
    て熱放散効率の良い場所に配置された単電池であり、前
    記第2の単電池は前記組電池内において熱放散効率の悪
    い場所に配置された単電池であることを特徴とする、請
    求項1または請求項2記載の組電池の充電装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の単電池は前記組電池内におい
    て端部に配置された単電池であり、前記第2の単電池は
    前記組電池内において中央部に配置された単電池である
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の組電池の充電装置。
  5. 【請求項5】 複数の単電池が集合されてなる組電池が
    さらに集合されてなる集合電池の充電装置であって、 前記集合電池内の第1の単電池の温度を検出する第1の
    電池温度センサと、 前記集合電池内の第1の単電池と異なる第2の単電池の
    温度を検出する第2の電池温度センサと、 前記第1の電池温度センサの出力および前記第2の電池
    温度センサの出力に基づいて、前記第1の単電池と前記
    第2の単電池の温度差を計測する温度差計測手段と、 前記温度差が第1のしきい値より大きいか否かを判断す
    る第1の判断手段と、 前記第1の判断手段が前記温度差が前記第1のしきい値
    より大きいと判断したときは前記充電を停止する第1の
    制御手段とを備える、集合電池の充電装置。
  6. 【請求項6】 複数の単電池が集合されてなる組電池を
    充電するための充電方法であって、 前記組電池内の第1の単電池の温度を検出するステップ
    と、 前記組電池内の第1の単電池と異なる第2の単電池の温
    度を検出するステップと、 前記第1の単電池と前記第2の単電池の温度差を計測す
    るステップと、 前記温度差が第1のしきい値より大きいか否かを判断す
    るステップと、 前記温度差が前記第1のしきい値より大きいと判断した
    ときは前記充電を停止するステップとを備える、組電池
    の充電方法。
  7. 【請求項7】 前記組電池を送風冷却しつつ充電するた
    めの冷却装置を含み、 前記温度差が前記第1のしきい値より低い第2のしきい
    値以上であるか否かを判断するステップと、 前記温度差が前記第2のしきい値以上であると判断した
    ときは前記冷却装置を作動させるステップとをさらに備
    える、請求項6記載の組電池の充電方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の単電池は前記組電池内におい
    て熱放散効率の良い場所に配置された単電池であり、前
    記第2の単電池は前記組電池内において熱放散効率の悪
    い場所に配置された単電池であることを特徴とする、請
    求項6または請求項7記載の組電池の充電方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の単電池は前記組電池内におい
    て端部に配置された単電池であり、前記第2の単電池は
    前記組電池内において中央部に配置された単電池である
    ことを特徴とする、請求項6〜請求項8のいずれかに記
    載の組電池の充電方法。
  10. 【請求項10】 複数の単電池が集合されてなる組電池
    がさらに集合されてなる集合電池の充電方法であって、 前記集合電池内の第1の単電池の温度を検出するステッ
    プと、 前記集合電池内の第1の単電池と異なる第2の単電池の
    温度を検出するステップと、 前記第1の単電池と前記第2の単電池の温度差を計測す
    るステップと、 前記温度差が第1のしきい値より大きいか否かを判断す
    るステップと、 前記温度差が前記第1のしきい値より大きいと判断した
    ときは前記充電を停止するステップとを備える、集合電
    池の充電方法。
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