JP4008543B2 - 流体圧処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧ガス等の流体の圧力を利用して、被処理体(固体材料)の、成形、焼結もしくは反応等の処理を行う装置、たとえば熱間(又は冷間あるいは温間)等方圧プレス装置、加圧焼結炉、炭酸ガス超臨界処理装置等に関するものであり、特に、装置の小型化や操作性に優れた装置の本体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガス圧等の流体圧を利用して種々の部材、材料を処理する技術としては、熱間等方圧プレス法(HIP法)、又は、窒化ケイ素セラミックスでは10〜数10気圧の窒素ガス雰囲気下で焼結を行うガス加圧焼結法等が、工業的に用いられている。また、この他、III−V類やII−VI類の化合物半導体の単結晶の製造では、これら半導体材料の成分元素が高蒸気圧であることが多く、高圧ガスの圧力を利用してこれらの蒸気の発生を抑制したり、制御しつつ単結晶成長を行う方法が用いられている。
【0003】
この中で、最も圧力範囲も広く、汎用的に用いられているHIP法では、一度に処理される被処理体の量が1トンを越えるようなことも多く、被処理体の装置(HIP装置)への装入や取り出しにも多くの工夫がされてきている。特に、HIP法の場合、圧力が1000〜3000Kgf/cm2 と高いため、高圧容器の円筒胴部の肉厚が厚くて大重量となることから、高圧容器の上蓋もしくは下蓋をはずして被処理体を出し入れする方法が一般的である。
【0004】
図4は、高圧容器31の上蓋32を取り外して、被処理体33さらには高圧容器31内部の電気炉34も上方に取り出す装置の例(特開昭63−41787号公報参照)を示している。
また、図5は特開昭63−41787号公報で提案されている下蓋36を取り外して、下蓋36とともに被処理体33を下方に取り出す方式のHIP装置の例を示したもので、「下蓋36を開閉するための下蓋昇降装置37と、高圧容器本体38の下端開口部39から高圧容器本体38の内部に、取り出し可能に収納されていて、下蓋36が下端開口部39側に装着された際に、下蓋36上面に支持されて高圧容器本体38の内部に配置される断熱フード40と、その内側に配置されたヒーター41と、高圧容器31下端部に半径方向に進退自在に設けられて下蓋36が開けられる際に半径方向内側に進出して前記断熱フード40を高圧容器本体38の内部に収納した状態でその下端部を支持するとともに、下蓋36が閉じられるに際して半径方向外側に後退することにより、下蓋36の、下端開口部39側への装着を許容する支持部材42と、下蓋36の昇降動作によってヒーター41側と電力供給側とを分離・接続可能とするコネクタ43とを具備した装置」が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、装置のコンパクト化による設置スペースや高さの低減が重要となりつつあるが、前記の従来技術では、必ずしも十分な配慮がなされていない。すなわち、図4に示された上方取り出し形の装置では、被処理体33を出し入れする際には、毎回クレーンのフック44で被処理体33を吊り上げる必要があり、装置の真上を通過する位置にクレーンが来ることが不可欠であり、そのような高さのクレーンを設置できるだけの建屋の高さが必要となる。
【0006】
また、図5に示された下方取り出し方式のHIP装置の場合には、図にも示されたような下蓋36と被処理体33とを同時に高圧容器31の下方で昇降するための昇降装置37が必要で、このために高圧容器31の下方に油圧シリンダ等が設置される。高圧容器31を床面のすぐ上に設置して建屋を低くするような設置法がとられることが多いが、この場合、前記の昇降装置37や下蓋36の上に載置された被処理体33を後処理のために側方に移動するために必要な台車45等はピットを掘って地下に納めることとなる。
【0007】
いずれにしても装置全体として必要な高さが非常に大きくなるのが大きな問題点である。
さらに、近年、HIP処理費用の低減すなわち稼働率を上げて生産性を高める要求も強く、装置の保守等に要する時間を極力短くすることも要請されている。前記の従来技術では、ヒータ(加熱装置)と断熱フード(断熱構造体)を一緒に取り出すような構造となっており、ヒータのみを高圧容器の外部に取り出すような配慮がなされていない。モジュラー方式と称して、被処理体とヒータや断熱構造体一体的に高圧容器から取り出すことも可能な構造の装置もあるが、その他の場合で、断熱フードとヒータとを取り出す場合は、ヒータのエレメントや電気絶縁部材が損傷した際のいわゆる装置保守時である。実際には、断熱フードが損傷することは極めてまれであるにもかかわらず、ヒータ関係の損傷を直すために、ヒータと断熱フードとを一体的に取り出さざるをえない。この場合、さらに、HIP装置の外部でヒータと断熱フードを分離する作業はクレーン等の設備を必要とするほか余分な時間が必要である。このように、従来技術は、保守のために、かなりの時間を要するという欠点を持っている。
【0008】
そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、主として装置全体の高さ方向のコンパクト化を図った流体圧処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明が前記目的を達成すために講じた技術的手段は、被処理体2の側方周囲及び上方を覆う高圧容器本体3と、この高圧容器本体3の下端開口を閉塞する下蓋4とを備えて構成された高圧容器1を設け、この高圧容器1内で、流体圧力を利用して、被処理体2の処理を行うようにした流体圧処理装置において、被処理体2を高圧容器1に対して出し入れすべく、高圧容器本体3を下蓋4に対して昇降させる昇降手段5を設け、この昇降手段5を高圧容器本体3の側方に備え、高圧容器1内部の流体圧力により発生する上下方向の荷重を支持する複数のプレスフレーム23を備え、このプレスフレーム23間に昇降手段5を配置したことを特徴とする。
【0010】
また、下蓋4を高圧容器本体3の真下から側方に移動させる移送手段21,22を備えたことも特徴とする。
【0011】
また、高圧容器本体3内部に電気炉9が組み込まれると共に、高圧容器本体3外部に水冷用ジャケット10が装着され、これら電気炉9および水冷用ジャケット10が高圧容器本体3と一体的に昇降する構造であることも特徴とする。
また、電気炉9の加熱装置12が、高圧容器本体3内に該高圧容器本体3下端開口を介して挿脱自在であると共に高圧容器本体3の下端部近傍にて着脱自在に設けられていると共に、電力供給源側と電気炉9側とを接続するコネクタ15の一方15Aが下蓋4に、他方15Bが高圧容器本体3に設けられ、高圧容器本体3の昇降動作によって、コネクタ15が分離・接続自在に構成されていることも特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
図1〜図3に本発明を低圧のHIP装置に適用した例を示す。図1において、1は、その内部(処理室)で高圧のガス圧力を利用して被処理体2の成形・焼結等の処理を行う高圧容器で、高圧容器本体3と下蓋4とから主構成されており、前記高圧容器本体3は被処理体2の出し入れを行うべく、図2にも示すように、昇降手段5によって下蓋4に対して昇降自在とされている。
【0013】
高圧容器本体3は、被処理体2の側方周囲を覆う上下方向の軸心を有する円筒状の胴部3Aと、この胴部3Aの上端開口を閉塞して被処理体2の上方を覆う上壁部3Bと、胴部3Aの下端側にシール材6を介して内嵌されると共に着脱自在に取付固定された密封リング7とから下端開口状に形成されている。
なお、胴部3Aの上端を開口状として、この上端開口を上蓋によって閉塞するように構成してもよい。
【0014】
前記密封リング7の下面にはシール材8が設けられており、密封リング7下面は、このシール材8を介して下蓋4上面に接当されており、これによって、高圧容器本体3の下端開口が下蓋4によって開閉自在に閉塞される。
前記高圧容器本体3の内部には電気炉9が組み込まれており、高圧容器本体3の外部には、内部の電気炉9で発生した熱を放散させるための水冷用ジャケット10が装着されている。
【0015】
前記電気炉9は、被処理体2の側方周囲および上方を覆う断熱構造体11と、この断熱構造体11の内部側に、処理体2の側方周囲を覆うように配置された加熱装置12とから主構成されている。また、この電気炉9は高圧容器本体3の胴部3A内に下端側から挿入され、密封リング7によって胴部3Aから抜止め保持されており、したがって、図1及び図2に示すように、昇降手段5により高圧容器本体3を昇降させる時に、電気炉9は高圧容器本体3と一体的に昇降する。また、高圧容器本体3を上昇させて、密封リング7を取り外すことによって、又は、密封リング7が胴部3Aから離反可能な状態で高圧容器本体3を上昇させることによって、電気炉9を高圧容器本体3の下方側に取り外すことができる。
【0016】
なお、密封リング7を下蓋4側に一体又は別体で設けるようにしてもよいが、その場合、高圧容器本体3の胴部3A下端側に電気炉9を保持するクランプ機構等が必要とされ、その際、断熱構造体11と加熱装置12とをそれぞれ独立して胴部3A内に下方から挿入可能とすると共に、クランプ機構のクランプ部材を胴部3A内面側から径方向内方に出退自在に2段階に突出させるよう構成し、クランプ部材を1段階突出させた状態で断熱構造体11を受持してこれを保持可能とし、この状態からクランプ部材をさらに1段階突出させた状態で断熱構造体11と共に加熱装置12を受持してこれらを保持可能とするように構成することによって、高圧容器本体3を上昇させて、クランプ部材を1段階引っ込めることによって、又は、クランプ部材を1段階引っ込めた状態で高圧容器本体3を上昇させることによって、加熱装置12を単独で高圧容器本体3から外部へ取り出すことが容易にでき、加熱装置12のヒータエレメントの補修や付着物の除去作業が簡単且つ短時間で行える。
【0017】
前記下蓋4上には、遮熱性を有する試料台13が載置され、この試料台13上に被処理体2が載置される。また、下蓋4には、電力供給源に接続されたリード線14が設けられ、このリード線14と加熱装置12側とはコネクタ15によって断接自在に接続され、コネクタ15の一方(雌側)15Aは下蓋4に取付固定され、コネクタ15の他方(雄側)15Bは電気炉9側に取付固定されており、図2に示すように、高圧容器本体3を上昇させることによって、コネクタ15が分離して加熱装置12への電力供給が遮断され、図1に示すように、高圧容器本体3を下降させて下蓋4に接当させることによって、コネクタ15が接続されて加熱装置12への電力供給が可能とされる。
【0018】
なお、高圧容器本体3側に設けられる、測温等のための検出器等と、下蓋4側に配線されるリード線とを断接自在に接続するコネクタも前記コネクタ15と同様の構成とされる。
また、下蓋4には、高圧ガスを供給もしくは回収・放出するための高圧ガス導入孔16が設けられており、この高圧ガス導入孔16は高圧配管17によりガス供給源に接続され、高圧配管17は高圧容器1近傍において、高圧ガスクィックカップリング18によって、断接自在とされており、このカップリング18により高圧ガスの高圧容器1内への供給排出回路は接続・遮断が自在である。
【0019】
前記昇降手段5は油圧(又は空圧)シリンダ等のアクチュエータによって構成され、高圧容器本体3の径方向両側方に一対設けられている。この昇降手段5は上下方向に配置されていて、高圧容器本体3と略同高さに形成され、シリンダチューブ5Aはシリンダ架台19に固定され、ピストンロッド5Bは上方に向けて出退自在に突出可能とされている。ピストンロッド5Bの先端側は桁部材20に固定され、この桁部材20は高圧容器本体3の上部に固定されている。したがって、ピストンロッド5Bを出退させることによって、高圧容器本体3が下蓋4に対して昇降される。
【0020】
図1〜図3に示すように、高圧容器1の下方側には、該容器1の真下から一側方に延びる一対のレール21が敷設され、このレール21上には下蓋搬送台車22が走行可能とされている。一方、下蓋4は、シリンダ架台19等に仮固定されており、高圧容器本体3を上昇させ、高圧ガスクィックカップリング18を分離し、下蓋4を下蓋搬送台車22上に移すことによって、下蓋4および被処理体2を高圧容器本体3の真下から側方に移動させることが可能とされている。したがって、レール21及び下蓋搬送台車22によって移送手段が構成されている。
【0021】
本実施の形態では、高圧容器1の内部の高圧ガス圧力による上下方向の軸荷重は鋼板枠形の2枚のプレスフレーム23で支持され、2枚のプレスフレーム23は各々フレーム支持旋回ヒンジ24により固定および旋回するように構成されている。高圧ガスが高圧容器1内部に充填されている時(被処理体2を処理している時)には、これらプレスフレーム23は実線の位置にあるが、仮想線の位置に移動させることによって、高圧容器本体3の上昇及び下蓋搬送台車22の下蓋4真下への移動が可能となる。また、昇降手段5はこの2枚のプレスフレーム23の間の高圧容器1の外側に配置されている。このような配置構造とすることにより、省スペース化や、保守・修理がし易いという利点がある。
【0022】
なお、小形の装置では、かならずしもこのような配置とする必要はなく、高圧容器1の重量が小さければ、高圧容器1を片持ちで支持して1本の昇降手段(昇降シリンダ)5で昇降させることで十分である。また、小形の装置では、被処理体2も小さく、軽量であるので、被処理体2を手で出し入れすればよく、必ずしも下蓋4を高圧容器本体3の真下から側方へ取り出す必要もなく、したがって、下蓋搬送台車22やその移動のためのレール21も不要である。この場合、高圧ガス供給・回収あるいは排出用の配管17も下蓋4に固定しておけばよいので、クィックカップリング18を使用する必要もない。
【0023】
以上、本実施の形態では、低圧のHIP装置を例として説明したが、高圧ガス雰囲気下で、化合物半導体の単結晶を垂直ブリッジマン法やVGF(Vertical Gradent Freeze)法あるいはLEC(Liquid Encapslated Chokralsky)法などで製造する場合の装置にも適用が可能である。さらに、超臨界状態の炭酸ガスを利用する超臨界洗浄装置や抽出装置への適用も可能で、この場合には、高圧容器1内部の電気炉9や外部の水冷用ジャケット10は必要ない。また、高圧ガスの他、液体を圧力媒体として使用する装置に採用されてもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、前述したように、被処理体2を高圧容器1に対して出し入れすべく、高圧容器本体3を下蓋4に対して昇降させる昇降手段5を設け、この昇降手段5を高圧容器本体3の側方に備えたので、装置全体の高さはもちろんフレーム部を含めた装置のコンパクト化が可能となり、結果として装置および装置を収納する建屋建設の費用が低減可能となり、建屋の天井高さ面での制約への対応が緩和される。特に、最近窒化ケイ素のガス圧焼結炉や化合物半導体の合成あるいは単結晶製造装置では、100Kgf/cm2 前後高くても300Kgf/cm2 程度の圧力で用いられることから、高圧容器本体3の胴部等の肉厚自体は左程厚くないことから、高圧容器本体3を昇降させる方式が適用し易く、本発明の効果が大きい。
【0025】
また、高圧容器1内部の流体圧力により発生する上下方向の荷重を支持する複数のプレスフレーム23を備え、このプレスフレーム23間に昇降手段5を配置することによって、昇降手段5を高圧容器本体3の側方に設けたものであっても、装置が大型化するこがなく、装置のコンパクト化が図られている。
また、下蓋4を高圧容器本体3の真下から側方に移動させる移送手段21,22を備えることによって、被処理体2の出し入れ及び取扱いが至便となると共に、高圧容器本体3を上昇させて下蓋4を側方に移動させることによって、高圧容器本体3内部の下方側からの保守・点検等が容易に行える。
【0026】
また、高圧容器本体3内部に電気炉9が組み込まれると共に、高圧容器本体3外部に水冷用ジャケット10が装着され、これら電気炉9および水冷用ジャケット10が高圧容器本体3と一体的に昇降する構造とすることによっても、被処理体2の出し入れ及び取扱いが至便となる。
また、電気炉9の加熱装置12が、高圧容器本体3内に該高圧容器本体3下端開口を介して挿脱自在であると共に高圧容器本体3の下端部近傍にて着脱自在に設けられていると共に、電力供給源側と電気炉9側とを接続するコネクタ15の一方15Aが下蓋4に、他方15Bが高圧容器本体3に設けられ、高圧容器本体3の昇降動作によって、コネクタ15が分離・接続自在に構成されていることによって、加熱装置12を単独で高圧容器1外部へ取り出すことが容易となり、加熱装置12のヒータエレメントの補修や付着物の除去作業が簡単且つ短時間で行えるようになり、これらの作業のために装置を停止する時間が短縮され、結果として生産性の向上が可能となるなど、高圧ガスを用いたHIP処理や、化合物短結晶の成長、さらには炭酸ガス超臨界装置などの分野における今後の寄与は極めて大きいと考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を低圧のHIP装置に適用した例に係る側面断面図である。
【図2】高圧容器本体を上昇させた状態を示すHIP装置の側面断面図である。
【図3】装置全体の平面の位置関係を示す平面図である。
【図4】従来の一例を示す側面図である。
【図5】従来の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 高圧容器
2 被処理体
3 高圧容器本体
4 下蓋
5 昇降手段
Claims (4)
- 被処理体(2)の側方周囲及び上方を覆う高圧容器本体(3)と、この高圧容器本体(3)の下端開口を閉塞する下蓋(4)とを備えて構成された高圧容器(1)を設け、この高圧容器(1)内で、流体圧力を利用して、被処理体(2)の処理を行うようにした流体圧処理装置において、
被処理体(2)を高圧容器(1)に対して出し入れすべく、高圧容器本体(3)を下蓋(4)に対して昇降させる昇降手段(5)を設け、この昇降手段(5)を高圧容器本体(3)の側方に備え、高圧容器(1)内部の流体圧力により発生する上下方向の荷重を支持する複数のプレスフレーム(23)を備え、このプレスフレーム(23)間に昇降手段(5)を配置したことを特徴とする流体圧処理装置。 - 下蓋(4)を高圧容器本体(3)の真下から側方に移動させる移送手段(21),(22)を備えたことを特徴とする請求項1記載の流体圧処理装置。
- 高圧容器本体(3)内部に電気炉(9)が組み込まれると共に、高圧容器本体(3)外部に水冷用ジャケット(10)が装着され、これら電気炉(9)および水冷用ジャケット(10)が高圧容器本体(3)と一体的に昇降する構造であることを特徴とする請求項1または2記載の流体圧処理装置。
- 電気炉(9)の加熱装置(12)が、高圧容器本体(3)内に該高圧容器本体(3)下端開口を介して挿脱自在であると共に高圧容器本体(3)の下端部近傍にて着脱自在に設けられていると共に、電力供給源側と電気炉(9)側とを接続するコネクタ(15)の一方(15A)が下蓋(4)に、他方(15B)が高圧容器本体(3)に設けられ、高圧容器本体(3)の昇降動作によって、コネクタ(15)が分離・接続自在に構成されていることを特徴とする請求項3記載の流体圧処理装置。
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