JP3279686B2 - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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Description
ある縦型拡散・CVD装置、特に反応管の移動を改良し
た半導体製造装置に関するものである。
温均一に加熱し、該反応管内にウェーハを装入すると共
に反応管内に反応ガスを導入し、CVD(Chemic
alVapor Diposition)処理によりウ
ェーハ表面に薄膜を生成し、或いはウェーハ表面に不純
物の拡散を行っていた。
する。更に、堆積物が成長すると、剥離し塵埃となりウ
ェーハを汚染し、ウェーハの製品品質の低下、歩留まり
の低下を招くことになる。従って、縦型拡散・CVD装
置のメンテナンスの1つに、反応管を取外し、清掃する
作業がある。
応炉1の下方にロードロックチャンバ2が設けられてお
り、前記反応炉1は反応管3と、該反応管3を囲繞する
ヒータ4から成り、更に反応管3はアウタチューブ5
と、該アウタチューブ5が設置されるインレットアダプ
タ6と、該インレットアダプタ6と前記アウタチューブ
5の内部に挿設されるインナチューブ7とで構成され、
前記ロードロックチャンバ2は気密な容器であり、内部
にエレベータ8を具備している。
着脱作業について説明する。
示す様に前記エレベータ8の昇降台9にインレットアダ
プタ6を乗せ、該インレットアダプタ6と前記アウタチ
ューブ5とを固着し、前記エレベータ8により昇降台9
を上昇させ、前記インレットアダプタ6を前記ロードロ
ックチャンバ2の天井下面に適宜な手段で固定してい
た。
記昇降台9にインナチューブ取付け治具10を介して前
記インナチューブ7を載置し、前記エレベータ8を介し
て前記昇降台9を上昇させ、前記インナチューブ7を前
記インレットアダプタ6に取付けていた。
7の取外しは上記した取付けの逆の手順で行っていた。
反応管3の着脱では下記の不具合があった。
ロードロックチャンバ2内に半身を入れて作業すること
になり、作業性が悪い。
タチューブ5、インナチューブ7をロードロックチャン
バ2の壁等にぶつけ、損傷させるという虞れもあった。
をロードロックチャンバ2の中で上下げすることから、
ロードロックチャンバ2が大型となる。
なるので、ロードロックチャンバ2の小型化には限度が
ある。
で、作業の度にロードロックチャンバ2を開放すること
から、ウェーハ処理をする前作業として、ロードロック
チャンバ2の酸化防止ガス置換、或いは真空引きを必要
とするが、ロードロックチャンバ2の容積が大きいと、
この酸化防止ガス置換、或いは真空引きに要する時間が
スループットを悪化する。
を容易にし、而もスループットの向上を図ろうとするも
のである。
応管内に装入するエレベータが装置内部に設けられ、前
記反応管をヒータベースに対して着脱可能とし、該ヒー
タベースを昇降可能且水平方向に移動可能に支持し、前
記反応管を前記ヒータベースと一体に装置外部に移動可
能とし、装置外部で前記エレベータにより前記反応管を
昇降可能とした半導体製造装置に係り、又反応管と、該
反応管を囲繞したヒータと、ウェーハを前記反応管に装
入するエレベータとを有し、前記反応管を前記ヒータに
対して着脱可能とした半導体製造装置に於いて、前記反
応管と前記ヒータとを一体に装置外部に移動可能とし、
装置外部で前記エレベータにより前記反応管を昇降可能
とした半導体製造装置に係り、更に又前記反応管を装置
外部で支持可能な延長アームを前記エレベータに着脱可
能とした半導体製造装置に係るものである。
スと共に上昇させ、他の部位との切離しを行い、更に装
置の外部に移動させる。反応管の着脱作業は、装置の外
部で行う。
説明する。
同一の機能を有するものには同符号を付してある。
ンバ2を収納する筐体を示す。
に着脱可能とする。該反応管3は前記した様に、アウタ
チューブ5、インレットアダプタ6、インナチューブ7
で構成される。
タベース12が設けられ、前記アウタチューブ5は該ヒ
ータベース12を貫通して上方に突出している。該ヒー
タベース12には前記アウタチューブ5を囲繞するヒー
タ4が設けられ、更に前記インレットアダプタ6が前記
ヒータベース12に着脱可能となっている。
ト13を設ける。該2本の水平なガイドシャフト13は
前記反応炉1の両側に配設され、更に前記筐体11の側
方外部に迄延出している。前記ガイドシャフト13に4
個の移動ブロック14を摺動自在に嵌合させ、該移動ブ
ロック14にそれぞれリフトシリンダ15を設ける。
し、該吊り柱16を介し、前記リフトシリンダ15によ
り前記ヒータベース12を支承させる。移動シリンダ1
7を前記ガイドシャフト13と平行に設け、前記移動シ
リンダ17を前記移動ブロック14のいずれか1つに連
結する。
より、前記反応管3が前記ロードロックチャンバ2より
切離され、更に前記移動シリンダ17の伸長により前記
反応管3は前記ヒータ4と共に前記筐体11の外部迄移
動可能となる。
能に設け、該延長アーム18は前記ガイドシャフト13
と平行に筐体11の側方外部に迄延出可能とする。又、
該延長アーム18の先端には、インナチューブ取付け治
具10が取付け可能であると共に前記インレットアダプ
タ6を介して前記アウタチューブ5を載置可能とする。
する。
ヒータベース12と共に前記ヒータ4、前記反応管3を
上昇させる。次に、前記移動シリンダ17を伸長させ、
前記ヒータベース12、前記ヒータ4、前記反応管3を
一体に前記ガイドシャフト13に沿って押し、筐体11
外の所定の位置迄移動させる。
該延長アーム18の先端にインナチューブ取付け治具1
0を取付ける。前記エレベータ8を駆動し前記インナチ
ューブ取付け治具10がインナチューブ7に接触する
迄、前記昇降台9を上昇させる。
ブ7との接合部分を取外し、該インナチューブ7を前記
昇降台9に支持させた状態で前記エレベータ8を駆動
し、前記昇降台9を介してインナチューブ7を下降させ
る。該インナチューブ7を降ろし、更に前記インナチュ
ーブ取付け治具10を取外し、前記エレベータ8を駆動
して前記昇降台9を上昇させる。
支持した状態で、インレットアダプタ6と前記ヒータベ
ース12とを切離し、該インレットアダプタ6、前記ア
ウタチューブ5を前記昇降台9に載置する。次に、昇降
台9を介して前記エレベータ8により該インレットアダ
プタ6、アウタチューブ5を下降させ、取出す。
の外部で行われる。
浄が終り、再び反応管3を組込む場合は、前記反応管3
の取外し作業の逆を行えばよい。
15によりヒータベース12を支持すると共に上下動さ
せたが、2本以上のシリンダと複数のガイドシャフトで
ヒータベース12を昇降可能に支持してもよい。更に、
上記実施例では反応炉1を筐体11の背面側に移動させ
て交換作業を行ったが、側面或いは正面側に引出して作
業する様にしてもよい。
ンレットアダプタ6、インナチューブ7の昇降をロード
ロックチャンバ2内のエレベータ8によって行ったが、
別途昇降装置を用意して昇降する様にしてもよい。
バが設けられたCVD装置を示したが、縦型拡散装置或
いは、ロードロックチャンバを有さない縦型拡散装置で
あっても実施可能であることは勿論である。
を装置の外部で着脱できる様にしたので、広い場所での
作業が可能になり、作業性が向上し、アウタチューブ、
インナチューブの損傷が防止され、ロードロックチャン
バを大幅に小さくすることができる。更に又、ロードロ
ックチャンバの容積が大場に減少することから、酸化防
止ガス置換、真空引きに要する時間が短縮できスループ
ットの向上が図れる。
説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ウェーハを反応管内に装入するエレベー
タが装置内部に設けられ、前記反応管をヒータベースに
対して着脱可能とし、該ヒータベースを昇降可能且水平
方向に移動可能に支持し、前記反応管を前記ヒータベー
スと一体に装置外部に移動可能とし、装置外部で前記エ
レベータにより前記反応管を昇降可能としたことを特徴
とする半導体製造装置。 - 【請求項2】 反応管と、該反応管を囲繞したヒータ
と、ウェーハを前記反応管に装入するエレベータとを有
し、前記反応管を前記ヒータに対して着脱可能とした半
導体製造装置に於いて、前記反応管と前記ヒータとを一
体に装置外部に移動可能とし、装置外部で前記エレベー
タにより前記反応管を昇降可能としたことを特徴とする
半導体製造装置。 - 【請求項3】 前記反応管を装置外部で支持可能な延長
アームを前記エレベータに着脱可能とした請求項1又は
請求項2の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31606492A JP3279686B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31606492A JP3279686B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 半導体製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06151346A JPH06151346A (ja) | 1994-05-31 |
JP3279686B2 true JP3279686B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=18072865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31606492A Expired - Lifetime JP3279686B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3279686B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4814038B2 (ja) * | 2006-09-25 | 2011-11-09 | 株式会社日立国際電気 | 基板処理装置および反応容器の着脱方法 |
CN111433390B (zh) | 2017-12-22 | 2022-09-27 | 株式会社村田制作所 | 成膜装置 |
CN111465714B (zh) | 2017-12-22 | 2022-06-28 | 株式会社村田制作所 | 成膜装置 |
JP6987016B2 (ja) * | 2018-04-27 | 2021-12-22 | 東京エレクトロン株式会社 | 半導体製造装置の組立装置 |
CN114892265A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-08-12 | 中国电子科技集团公司第四十八研究所 | 一种外延生长反应装置 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP31606492A patent/JP3279686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06151346A (ja) | 1994-05-31 |
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