JPH0512716Y2 - - Google Patents

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JPH0512716Y2
JPH0512716Y2 JP11237988U JP11237988U JPH0512716Y2 JP H0512716 Y2 JPH0512716 Y2 JP H0512716Y2 JP 11237988 U JP11237988 U JP 11237988U JP 11237988 U JP11237988 U JP 11237988U JP H0512716 Y2 JPH0512716 Y2 JP H0512716Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor

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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、粉末焼結合金、セラミツク等の被処
理物を、真空及び高圧ガス雰囲気下で、等方向性
の高圧を作用させて熱処理するための熱間等方圧
加圧装置(以下HIP装置という)に関する。
(従来の技術) この種HIP装置は、第10図に例示するよう
に、円筒状の容器本体5と上蓋52及び下蓋53
とからなる高圧容器54と、高圧容器54内に配
設された加熱装置55と、被処理物載置台56と
から成り、加熱装置55は発熱体55Aと断熱層
57及び電源装置(図示省略)を備えており、上
蓋52(又は下蓋53)には圧力媒体とされる不
活性ガスの給排気孔58が設けられている(例え
ば特公昭57−10986号公報参照)。
この従来装置においては、加熱昇温を真空下で
行なう場合は、第10図に示すように、給排気孔
58に接続されたガス給排管59の途中に、真空
ポンプ60が真空元弁61及び真空吸引管62を
介して接続されている。なお、第10図において
63はガス装置、64がガス圧縮機、65はガス
導入弁、65は大気開放弁、67は被処理物であ
る。
真空昇温に際し、高圧容器54内の真空度は極
めて重要であり、真空ポンプ60の能力にも左右
されるが、真空吸引管62の口径や長さに影響さ
れるところが大である。しかし、上記従来装置で
は、ガス給排管59の口径すなわち高圧ガス配管
系により制約されるため、真空度を高めるには相
当多くの時間を要し、十分な真空排気ができない
という問題があつた。
そこで、(イ)給排気孔58とは別に真空排気孔を
設けたHIP装置(例えば特開昭62−7801号公報、
実開昭62−100492号公報参照)、(ロ)高圧ガス設備
とは別個に補助ステーシヨンを設けて真空予熱を
行なうHIP装置(特公昭58−57481号公報参照)
が提案されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の上記(イ)のHIP装置では、真空
排気孔が高圧ガス設備の一部となつており、耐圧
部材として相応の強度部材でなければならないと
か、大口径の真空シール部が必要でかつ摺動する
のでシール部材の寿命が短かいという問題があ
る。また、上記(ロ)のHIP装置では、補助ステーシ
ヨンに設けたドーム形容器内に、下蓋に載設され
た加熱装置が挿入され、真空排気は加熱装置の断
熱層に設けた真空排気孔から行なわれるため、こ
の真空排気孔により真空吸引が制約され、大口径
の真空排気孔にすると、その開閉機構が大形化す
ると共に複雑化し、高圧容器そのものをも大形化
するという問題がある。
本考案は、上記のような実状に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、真空排気に際
して、排気口径の制約がなく、真空排気配管長を
最短として真空排気性能の大幅な向上を図ること
ができ、しかも高圧ガス設備とは完全に独立して
真空排気が行ないうるHIP装置を提供するにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では次の技
術的手段を講じた。
すなわち、本考案は、容器本体2と上蓋3及び
下蓋4,5とからなる高圧容器1内に、加熱装置
12が配設され、被処理体16を真空及び高圧ガ
ス雰囲気下で熱処理する装置において、前記容器
本体2の上側又は下側開口に、真空排気装置30
を備えた真空チヤンバー26が、シール部材32
を介して連通状に接続可能に構成され、該真空チ
ヤンバー26は横行自在とされていることを特徴
としている。
また、前記真空チヤンバー26は、容器本体2
の下側に水平方向移動自在に配設されると共に、
内部に加熱装置12を下蓋4,5及び被処理物1
6と共に収容でき、かつ加熱装置12等の下蓋昇
降台36が配設されている。
(作用) 本考案によれば、まず、高圧容器1の上側又は
下側に真空チヤンバー26を位置させ、容器本体
2の開口外周部にガスタイト状に接続した後、上
蓋3又は下蓋4,5(加熱装置12と共に)を開
放して、容器本体2内と真空チヤンバー26内と
を連通させ、真空排気装置30により容器本体2
内及び真空チヤンバー26内の空気を排出して真
空状態とし、加熱装置12に通電して真空昇温を
行なう。続いて、開放している上蓋3又は下蓋
4,5により容器本体2を完全密閉し、高圧容器
1内が所定温度に昇温されると、高圧容器1内に
不活性ガスを導入し所定圧力に達すると、高圧容
器1がプレスフレーム内に位置せられて、高圧容
器1内は高圧、高温状態とされ等方圧加圧行程に
移行する。
このようにして、真空チヤンバー26は、HIP
装置の真空昇温にのみ使用され、高圧ガス設備と
は完全に独立しており、高圧容器1に真空排気用
の手段を付加する必要がない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は、本考案の実施例で真空排気完了状態
を示している。図面において、1は高圧容器で、
円筒状の容器本体2と、容器本体2の開口に着脱
可能に嵌着された上蓋3及び下外蓋4と、下外蓋
4に着脱可能に嵌着された下中蓋5とから成つて
おり、容器本体2と各蓋3,4及び下外蓋4と下
中蓋5とはそれぞれ高圧シール部材(図示省略)
により気密状態に嵌合されている。なお、上蓋3
にはガス給排孔6が設けられ、ガス装置(ボン
ベ)7に接続されたガス圧縮機8の出口とガス導
入弁9を介して給排管10により接続されてお
り、この給排管10の途中に開放弁11が設けら
れている。
12は加熱装置で、発熱体13と、断熱層14
と図外の電源装置とから成り、発熱体13及び断
熱層14は下外蓋4上に設けられ、高圧容器1内
に配設されるようになつている。
15は被処理物載置台で、下中蓋5上に設けら
れ、被処理物16が加熱装置12の発熱体13の
内側に位置するようになつている。
前記容器本体2は、門形架台17の略中央に位
置して、その下部が架台17に固着され、架台1
7の容器本体2周辺下面にはシール板18が固着
されており、このシール板18の下面に下外蓋4
及び下中蓋5のクランパー19A,19Bを備え
たクランプ装置19が、それぞれ複数個配設され
ている。
20は被処理物出入開口で、架台17の一側に
設けられている。
21はプレスフレーム、22はプレスフレーム
台車で、基礎23上に架台17に沿つて敷設され
たレール24上に載設され、高圧容器1中心位置
まで移動自在とされ、プレスフレーム21が高圧
容器1の外周に嵌合しうるようになつている。
25は真空チヤンバー用ピツトで、前記レール
24間にレール長さと概略同じ長さに凹設されて
いる。
26は真空チヤンバーで、鍔27付の略コツプ
状を呈し、上下方向の中央よりもやや下寄りに大
径の排気口28が形成され、この排気口28に真
空排気弁29を介して真空ポンプ等からなる真空
排気装置30が接続されており、この真空排気装
置30は真空チヤンバー26の下端外側に突設さ
れた受台31により支承されている。真空チヤン
バー26の上部開口は、クランプ装置19をも収
容しうる大きさで、鍔27上面にはシール部材3
2が嵌装され、この鍔27とシール板18間の気
密が保持しうるようになつている。
33は真空チヤンバー支持搬送台車で、真空チ
ヤンバー26を昇降案内するための支柱34が複
数本立設され、この支柱34は真空チヤンバー2
6の鍔27を貫通しており、搬送台車33上に配
設された液圧シリンダ等の昇降装置35により真
空チヤンバー26を昇降可能に支持している。な
お、搬送台車33には、走行装置33Aが装着さ
れ、自走可能とせられている。
36は下蓋昇降台で、真空チヤンバー26内に
立設されたガイド支柱37に案内されて昇降する
ようになつており、ガイド支柱37にはラツク
(図示省略)が形成され、このラツクに下蓋昇降
台36内に設けた駆動装置のピニオン(図示省
略)が噛合されている。なお、下蓋昇降台36の
昇降駆動装置は、テレスコープ式シリンダ装置を
利用することができる。
上記実施例における稼働の態様を、第2図〜第
7図を参照して説明する。第2図は被処理物16
の搬入、搬出状態を示し、まず、真空チヤンバー
26内の下蓋昇降台36上に、下中蓋5及び被処
理物載置台15を位置決め載置した状態で、真空
チヤンバー26を横行させ、被処理物出入開口2
0の直下に位置させる。そして、真空チヤンバー
26及び下蓋昇降台36を上昇させ、被処理物1
6を下蓋昇降台36上に搬入載置し、下蓋昇降台
36及び真空チヤンバー26を下降させた後、真
空チヤンバー支持搬送台車33を横行させ、高圧
容器1の直下に位置させる。次いで、下蓋昇降台
36を上昇させて、被処理物16を高圧容器1内
に保持されている加熱装置12内に挿入して下外
蓋4に下中蓋5を嵌合させた後、クランプ装置1
9の上側のクランパー19Aを解放し、加熱装置
12を下蓋昇降台36により支持し、下蓋昇降台
36を下降して高圧容器1の下部開口を開放する
と共に、真空チヤンバー26をその昇降装置35
により上昇させて、鍔27をシール部材32を介
してシール板18に当接させ気密状態として、真
空チヤンバー26を高圧容器1の下部開口に連通
状に接続し、第3図に示す真空排気状態とする。
このようにして、真空排気の準備ができると、
真空排気弁29を開き、真空排気装置30を運転
して、高圧容器1内及び真空チヤンバー26内の
空気を、排気口28から真空排気弁29を経て吸
引排除し、加熱装置12に通電が開始され、真空
昇温(予熱)状態に入る。
続いて、下蓋昇降台36が上昇して、第4図に
示すように、被処理物16及び加熱装置12が容
器本体2内に挿入され、下外蓋4及び下中蓋5
が、クランプ装置19の上下クランパー19A,
19Bによりそれぞれクランプされて高圧容器1
が閉塞状態となる。
高圧容器1が閉塞状態になると、ガス導入弁9
が開いてガス給排孔6から、大気圧程度の圧力の
不活性ガスが高圧容器1内に導入される。
他方、真空チヤンバー26は、その昇降装置3
5によつて下降せしめられて第5図に示す状態に
なると共に、下蓋昇降台36も下降せしめられ、
真空チヤンバー支持搬送台車33が横行して、高
圧容器1の直下から退去される。
そこで、第6図に示すように、プレスフレーム
台車22が横行移動して、高圧容器1の中央外周
にプレスフレーム21が位置せしめられる。そし
て、高圧容器1内には、不活性ガスが圧縮機8に
より導入昇圧され、加熱装置12による昇温が続
けられ、熱間等方圧加圧処理行程に移行する。
熱間等方圧加圧処理が完了すると、開放弁11
が開かれ、高圧容器1内の不活性ガスは給排管1
0により排出され、高圧容器1内の圧力を常圧に
戻すと共に、内部温度が所定温度に下降するのを
待つて、プレスフレーム21を横行移動して待機
位置に退去させる。続いて、退去していた真空チ
ヤンバー26を高圧容器1直下に移動させ、真空
チヤンバー26をその昇降装置35により上昇さ
せると共に下蓋昇降台36をも上昇させる。下蓋
昇降台36が下中蓋5下面に当接すると、クラン
プ装置19により下側のクランパー19Bを作動
させて下中蓋5のクランプを解放して、下中蓋5
及び被処理物16を下蓋昇降台36により支持
し、下蓋昇降台36を下降させて、第7図に示す
ように被処理物16を高圧容器1から取り出す。
次いで、真空チヤンバー支持搬送台車33を横
行させて、被処理物出入開口20の直下に移動
し、第2図に示すように、下蓋昇降台36及び真
空チヤンバー26を上昇させた後、被処理物16
を搬出する。
以上の操作で、熱間等方圧加圧処理の1サイク
ルが完了する。そこで、次の被処理物16を、下
蓋昇降台36上に搬入載置し、下蓋昇降台36及
び真空チヤンバー26を下降させた後、真空チヤ
ンバー支持搬送台車33を横行させて高圧容器1
の直下に位置させ、次の処理サイクルに入る。
上記実施例によれば、真空排気が、高圧ガス設
備と別個に行なわれ、排気口径dの制約がないう
え、排気口28に真空排気装置30が近接してい
るので配管長が最短であり、真空排気性能を大幅
に改善することができる。また、真空チヤンバー
26が昇降及び横行走行可能であるから、被処理
物16の搬入搬出を行なうことができ、架台17
内側に他に被処理物16の搬送手段が不要であ
り、しかも、真空チヤンバー26内に下蓋昇降台
36を備えているので、被処理物16及び加熱装
置12の高圧容器1内への挿入、あるいは取出し
を容易に行なうことができる。
さらに、クランプ装置19を備えているので、
下外蓋4及び下中蓋5の開閉が自動的かつ迅速、
確実に行なわれる。
なお、真空排気弁29は、高圧に耐える必要が
ないので安価に得られ、従来例に比し経済的であ
る。
そして、高圧容器1は、従来のものを使用でき
る。
第8図〜第9図は、上記実施例に、2つの冷却
ステーシヨン38,39を、高圧容器1と被処理
物出入開口20の間に列設付加したもので、この
冷却ステーシヨン38,39には、下部が開口4
0しかつ外周に冷却ジヤケツト41を備えた冷却
筒42が、架台17に高圧容器1と同様に固着さ
れている。なお、前記開口40は、下外蓋4を嵌
合しうる大きさ並びに形状とされ、その外側には
それぞれ前記クランプ装置19と同様の下蓋クラ
ンプ装置43(第8図及び第9図の一部は図示せ
ず)が配設されている。
そして、下外蓋4、下中蓋5、加熱装置12及
び被処理物載置台15を1セツトとして、複数セ
ツト準備し、第8図に示すように、HIP処理の完
了した被処理物16を収容したセツトを、冷却ス
テーシヨン38の冷却筒42内に挿入して冷却を
行ない、高圧容器1の直下では他のセツトの真空
排気を行なう。真空排気及び冷却が完了すれば、
第9図に示すように、真空チヤンバー26を高圧
容器1直下から冷却ステーシヨン38直下に移動
し、冷却完了した被処理物16を冷却筒42内の
加熱装置12から引き出した後、被処理物出入開
口20直下に真空チヤンバー26を移動させて、
処理済の被処理物16を搬出する。他方、真空昇
温、ガス置換の完了した高圧容器1には、プレス
フレーム21が嵌合され、HIP処理工程に移行す
る。
次いで、処理済の被処理物16が搬出された後
に、次の被処理物16を搬入し、第9図に示すよ
うに、冷却ステーシヨン38直下に位置させ、真
空チヤンバー26及び下蓋昇降台36を上昇させ
て被処理物16を冷却筒42内の加熱装置12に
挿入してセツトを完成させる。第9図の状態にお
いて、高圧容器1内の被処理物16のHIP処理が
完了すると、プレスフレーム21が、被処理物1
6の降温を待つことなく第8図に示す位置に退去
し、代つて真空チヤンバー26が高圧容器1直下
に移動して、下蓋昇降台36により被処理物16
等のセツトを受け取つた後、冷却ステーシヨン3
9直下に真空チヤンバー26を移動させ、冷却筒
42内に被処理物16等を挿入固定して冷却を行
なう。そして、再び真空チヤンバー26を冷却ス
テーシヨン38直下に移動して、準備された被処
理物16等のセツトを、下蓋昇降台36上に移載
した後、真空チヤンバー26を高圧容器1の直下
に移動させ、真空チヤンバー26を上昇させてシ
ール部材32をシール板18に当接させ、真空排
気工程に入る。
このように、冷却ステーシヨン38,39を設
けることによつて、HIP処理後の高圧容器1を冷
却待ちに使用する時間が短縮でき、HIP処理サイ
クルタイムを大幅に短かくすることができる。
なお、冷却ステーシヨン38,39において、
冷却ジヤケツト41内に通水することなく、加熱
装置12に通電し、予熱を行なうことができ、こ
れによつて、HIP処理サイクルタイムをより一層
短かくすることが可能である。
上記実施例は、真空チヤンバー26が高圧容器
1の下側に配設されたものであるが、真空チヤン
バー26は、高圧容器1の上方に昇降可能に配設
し、真空チヤンバー内に上蓋3の開閉装置を組み
込み、容器本体2の上部開口と真空チヤンバーと
を連通状に接続することができ、さらに真空チヤ
ンバーを横行移動可能に構成することができる。
さらに、上記実施例では、高圧容器1を定置固
定しているが、これを移動可能とし、真空チヤン
バー26を定置固定し昇降のみ可能とすることが
できる。
また、加熱装置12は、予熱位置及び熱処理位
置で通電可能であり、予熱位置から熱処理位置へ
の移動中においても通電可能とされていること勿
論である。
(考案の効果) 本考案にかかるHIP装置は、上述のように、高
圧容器1の容器本体2の上側又は下側開口に、真
空排気装置30を備えた真空チヤンバー26が、
シール部材32を介して連通状に接続可能に構成
されているので、真空排気に際して、排気口径の
制約がなく、かつ真空排気管長を最短として真空
排気性能を大幅に向上させることができ、しかも
高圧ガス設備とは完全に独立しているから、高圧
耐圧部材でなくとも、経済性を高めることが可能
である。
前記真空チヤンバー26は、容器本体2の下側
に横行自在に配設すると共に、内部に加熱装置1
2を下蓋4,5及び被処理物16と共に収容で
き、かつ下蓋昇降台36を備えているので、被処
理物16のハンドリングをも行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は一部破断全体正面図、第2図〜第7
図は稼働状態を示す一部破断正面図、第2図は被
処理物搬入状態、第3図は真空排気状態、第4図
は真空排気完了後の真空昇温並びにガス置換状
態、第5図は真空チヤンバー離脱下降状態、第6
図はHIP処理状態、第7図はHIP処理完了後被処
理物を取り出した状態である。第8図及び第9図
は冷却ステーシヨンが付加された実施例を示す一
部破断正面図、第8図は真空排気及び冷却が並行
して同時に行なわれている状態、第9図はHIP処
理及び被処理物の冷却完了取出し状態である。第
10図は従来例を示す縦断正面図である。 1……高圧容器、2……容器本体、3……上
蓋、4……下外蓋、5……下中蓋、12……加熱
装置、16……被処理物、26……真空チヤンバ
ー、30……真空排気装置、32……シール部
材、36……下蓋昇降台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器本体2と上蓋3及び下蓋4,5とからな
    る高圧容器1内に、加熱装置12が配設され、
    被処理体16を真空及び高圧ガス雰囲気下で熱
    処理する装置において、 前記容器本体2の上側又は下側開口に、真空
    排気装置30を備えた真空チヤンバー26が、
    シール部材32を介して連通状に接続可能に構
    成され、該真空チヤンバー26は横行自在とさ
    れていることを特徴とする熱間等方圧加圧装
    置。 (2) 前記真空チヤンバー26は、容器本体2の下
    側に水平方向移動自在に配設されると共に、内
    部に加熱装置12を下蓋4,5及び被処理物1
    6と共に収容でき、かつ加熱装置12等の下蓋
    昇降台36が配設されている請求項1記載の熱
    間等方圧加圧装置。
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