JP4008337B2 - 車輪の本圧入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、鉄道車両用台車の輪軸組立ラインにおいて、仮圧入により車軸に取り付けられた車輪を、車軸の所定位置に圧入する本圧入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両用台車の輪軸は、定期的に車輪と車軸とに分解され、個別に点検、補修を行なった上で、再び車輪を車軸に圧入して輪軸に組立てられる。車輪の圧入作業は通常、仮圧入と本圧入とに分かれており、仮圧入では、本圧入に先立って、圧入しようとする左右の車輪を比較的小さな圧力で車軸に仮圧入しておく作業が行なわれ、本圧入では、車軸に仮圧入された車輪を正規の圧力で車軸の所定位置まで圧入する作業が行なわれるのである。
【0003】
ところで、上記の本圧入作業は、従来より図16または図17および図18に示すようにして行なわれている。すなわち、図16は、片側1台のプレスシリンダ28で本圧入を行なうものであり、両端部に車輪2a,2bが仮圧入された車軸3を、プレスシリンダ28とプレス荷重受け金物29との間を走行するフリー台車27のテーブル27’上に載置する。そして、車軸3の他端3b側に仮圧入された車輪2bをプレス荷重受け金物29に当接して、プレスシリンダ28のロッド28’を伸長し、車軸3の一端3a側に所定の圧力を加えて車軸3の他端3b側をプレス荷重受け金物29の中心孔30内に進入させる。これにより車軸3の他端側3bに仮圧入された車輪2bを車軸3の所定位置に本圧入する。
【0004】
次に、車軸3を載置するフリー台車27のテーブル27’を180°水平回転させて、本圧入済みの車輪2bと仮圧入のままの車輪2aとの左右の位置を入れ換える。そうして、上記同様の手順を繰り返すことにより、車軸3の一端側3aに仮圧入された車輪2aを車軸3の所定位置に本圧入する(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−132806号公報
【0006】
また図17および図18は、左右2台のプレスシリンダ28a,28bで本圧入を行なうようにした従来例である。これは、図17に示すように、まず他方のプレスシリンダ28bと、車軸3の他端側3bに仮圧入された車輪2bとの間にプレス荷重受け金物29bを介在させて、該車軸3の一端側3aを一方のプレスシリンダ28aで押圧する。これにより、車軸3の他端側3bに仮圧入された車輪2bを車軸3の所定位置に本圧入する。次に、図18に示すように、一方のプレスシリンダ28aと、車軸3の一端側3aに仮圧入された車輪2aとの間にプレス荷重受け金物29aを介在させて、該車軸3の他端側3bを他方のプレスシリンダ28bで押圧し、車軸3の一端側3aに仮圧入された車輪2aを車軸3の所定位置に本圧入する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図16の本圧入では、他方の車輪2bの本圧入後、フリー台車27のテーブル27’を180°回転させて、車軸3の左右両端を位置換えしなければ、一方の車輪2aの本圧入を行なうことができない。このため、両車輪2a,2bの本圧入を完了するのに相当な時間を要していた。また、フリー台車27のテーブル27’には回転機構を組み込む必要があり、構造が複雑化し、コストが嵩むのみならず、該機構上のトラブルも多々発生していた。
【0008】
また図17および図18の本圧入では、車軸3を挟む左右両側にプレスシリンダ28a,28bを配置するために、装置規模が大きく、広い設置スペースを必要としていた。
【0009】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたものであり、1台のプレスシリンダで車軸を片側からのみプレスする省スペース構造でありながら、車軸を全く回転させることなく、車軸の左右両端に仮圧入された車輪を所定位置に本圧入することができる車輪の本圧入装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の車輪の本圧入装置は、左右両端部に車輪が仮圧入された車軸を水平に把持し、レール上を該車軸の軸方向に移動可能な台車と、台車に把持された車軸の一端側軸延長線上にあって、ロッド先端を軸端に対峙させて設けたプレスシリンダと、上記プレスシリンダのロッド先端に固着され、中心に車軸の進入孔を備えるとともに、該進入孔内に車軸の進入を阻止する車軸押し金具を出し入れ自在に備えた車輪押し金物と、前記車軸の他端側軸延長線上に設置され、中心に車軸の進入孔を備えるとともに、該進入孔内に車軸の進入を阻止する車軸受け金具を出し入れ自在に備えた車輪受け金物とよりなる。そして、車輪押し金物の進入孔内に車軸押し金具を挿着するとともに車輪受け金物の進入孔内より車軸受け金具を抜き出した状態でプレスシリンダのロッドを伸長させる。これにより、車軸の一端側が車軸押し金具で押され、車軸の他端側が車輪受け金物の進入孔内に進入するとともに、その他端側に仮圧入された車輪が、車輪受け金物で受け止められて車軸の所定位置に本圧入される。次いで、車輪押し金物の進入孔内より車軸押し金具を抜き出すとともに車輪受け金物の進入孔内に車軸受け金具を挿着した状態でプレスシリンダのロッドを伸長させると、他端側を軸受け金具で受け止められた車軸の一端側が車輪押し金物の進入孔内に進入するとともに、その一端側に仮圧入された車輪が車輪押し金物で押されて、車軸の所定位置に本圧入される。
【0011】
この場合、車輪受け金物の進入孔内には、車軸他端側の進入量を検出して、その他端側に仮圧入された車輪の圧入位置を適正に制御するセンサを設けておくのがよい。
【0012】
また、車軸の他端側に仮圧入された車輪の本圧入後、該他端側車輪の内側面に、全長を両車輪の内側面間距離に等しく形成したバックゲージの他端面を当接して車軸の一端側に仮圧入された車輪の本圧入を行い、該一端側車輪の内側面が上記バックゲージの一端面に当接すると本圧入を停止して、両車輪の内側面間距離を規定値とおりの長さに制御するのが望ましい。
【0013】
さらに、上記のバックゲージは、その全長が伸長させた油圧ジャッキで形成され、該ジャッキの反力により車軸に圧入される車輪の必要以上の圧入を阻止して、本圧入後の両車輪の内側面間距離が規定値以下となるのを防止するようにしたものを使用するのが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1および図2に示すように、本発明の車輪の本圧入装置は、左右両端部に車輪2a,2bが仮圧入された車軸3を水平に把持する台車1と、プレスシリンダ8と、車輪押し金物10と、車輪受け金物15とを備えている。
【0015】
すなわち、台車1は、図3〜図5に示すような四輪台車であり、その上面には、左右の車輪2a,2bが仮圧入された車軸3の中央部を一定間隔で水平に把持する2基の把手4,4が設けてある。これらの把手4,4は、油圧シリンダ5で開閉され、把手4,4の間隔が車軸3の型式等に応じて自在に調節できるようになっている。この台車1は、車輪押し金物10と車輪受け金物15との間に敷設されたレール6上に、把持する車軸3の軸方向へ自在に移動するように載置されている。また、この台車1には、上記レール6と直交に敷設された搬入・搬出レール(図示せず)を自走するための油圧モータ7が備え付けてある。
【0016】
上記台車1に把持された車軸3の一端3a側外方には、プレスシリンダ8が設けてある。このプレスシリンダ8は、門形に組まれた本体フレーム9の一方の垂直部9aに水平に固定してあり、そのロッド8’先端が車軸3の一端3a面に対峙させてある。また、ロッド8’の先端には、車輪押し金物10が取付けてある。
【0017】
車輪押し金物10は、図6に示すように、中央部に車軸進入孔11を備えた角柱状の金物であり、ロッド8’の伸長・縮退操作により車軸3に対して前進・後退するようになっている。図示例では、この前進・後退移動をスムーズならしめるために、車輪押し金物10の上部を本体フレーム9の水平部9cにLMガイド12を介して摺動可能に吊り下げている。
【0018】
上記の車軸進入孔11は、車輪押し金物10の前進時における車軸3一端3a側との当たりを逃がすためのものであり、その孔11内には、車軸3一端3a側の進入を阻止する軸押し金具13が出し入れ自在に設けられている。すなわち、この軸押し金具13は、車軸進入孔11に嵌合する円柱状の金具であり、車輪押し金物10の外側部に取り付けてある。そして、出し入れ用油圧シリンダ14のロッドを伸長すると、図7に示すように、軸押し金具13が金物10の側壁に設けられた開口10’より車軸進入孔11の内部に入って車軸3一端3a側の進入を阻止し、ロッドを縮退させると、車軸押し金具13が上記開口10’から車軸進入孔11の外部へ抜け出て、車軸3の一端3a側が孔11内に進入できるようになっている。
【0019】
台車1に把持された車軸3の他端3b側外方には、車輪受け金物15が設けてある。車輪受け金物15は、本体フレーム9の他方の垂直部9bに固定してあり、図8に示すように、前記した車輪押し金物10と同様、中央部に車軸3他端3b側との当たりを逃がす車軸進入孔16を備えた角柱状をなしている。そして、この車軸進入孔16の内部には、油圧シリンダ17の操作で車輪受け金物15の側壁に設けた開口15’より孔16内に出し入れされる、前記した車軸押し金具13と同じ構造の軸受け金具18が設けてある。
【0020】
また、車軸進入孔16の内部には、車軸3他端3b側の進入量を検出するセンサ19が取り付けてある。図示例のセンサ19はリニアスケールセンサであり、これをエアーシリンダ20の操作で孔16の外部後方から孔16内の先端側へ挿入しておき、孔16内に進入する車軸3の他端3b面で押し戻されると、その移動量から車軸3他端3b側の孔16内進入量が連続的に検出されるようしている。このセンサ19により、車軸3他端3b側の車輪2bの軸端面からの圧入位置を適正に制御することができる。
【0021】
本体フレーム9の水平部9cより水平に吊り下がるバックゲージ21は、車軸3一端3a側の車輪2aの軸端面からの圧入位置を適正に制御するものであり、全長Lが、規定値である圧入完了後の両車輪の内側面間距離L’に一致させてある。すなわち、圧入を完了した他方の車輪2bの内側面にゲージ21の他端面21bを当接した状態で、一方の車輪2aの圧入を行い、その内側面がゲージ21の一端面21aに当接すると、圧入を停止する。これにより、一方の車輪2aの正確な圧入位置が決まるのである。
【0022】
図示例のバックゲージ21は、図9〜図12に示すように、油圧ジャッキで形成してあり、ジャッキを最大限に伸長させると、その全長Lが規定値である前記両車輪の内側面間距離L’に一致するようになっている。ゲージ21の他端21b側には、このジャッキの伸長・縮退を検知する近接スイッチ22が設けてあり、ゲージ21の一端面21a側には、圧入され来る車輪2aの接近を検出するセンサ23が設けてある。
【0023】
図示例のセンサ23は直線型のアブソリュート位置検出センサであり、その直線型接触子23’がエアーシリンダ24によりバックゲージ21の一端面21aから外方へ一定長さ突出するようになっている。すなわち、バックゲージ21の一端面21aに向かって圧入されくる一方の車輪2aが、上記一端面21aより突出している接触子23’を押し戻すと、その移動量から車輪2aのバックゲージ一端面21a側への接近が連続的に検出されるのである。これにより、一方の車輪2aの圧入位置を適正に制御し、規定値とおりの正確な内側面間距離L’を確保することができる。また、このセンサ23が故障等で正確に作動しない場合でも、バックゲージ21を形成する油圧ジャッキの反力で、圧入される車輪2aの前進が機械的に停止される。したがって、上記の内側面間距離L’がマイナスになる不良事態は確実に避けることができる。
【0024】
上記のバックゲージ21は、油圧シリンダ24の操作により吊り下げフレーム25に沿って一定量昇降するとともに、エアーシリンダ26の操作により水平方向にも一定量移動するように設けられている。
【0025】
次に、上記の如く構成された本圧入装置により本圧入を行なう手順について説明する。
【0026】
両車輪2a,2bが仮圧入された車軸3を把手4,4にて把持し、搬送レール上を走行してきた台車1、搬送レールから本圧入装置のレール6上に載せ変えられる。このとき、図13に示すように、車輪押し金物10の車軸進入孔11内には、車軸押し金具13を挿着しておく。また、車輪受け金物15の車軸進入孔16内から車軸受け金具18を抜き出し、代わりにリニアスケールセンサ19を挿入しておく。バックゲージ21は上昇させておく。
【0027】
そうしてプレスシリンダ8を作動し、ロッド8’を伸長させると、図14に示すように、車輪押し金物10が前進して、その車軸進入孔11内に挿着された車軸押し金具13が車軸3の一端3a側を押す。すると、車軸3は台車1ごと車輪受け金物15側へ移動し、車軸3の他端3b側が車輪受け金物15の車軸進入孔16内に進入するとともに、他端側の車輪2aが車輪受け金物15で受け止められる。そして、リニアスケールセンサ19の検出する車軸他端3b側の孔16内進入量が所定値になるとプレスシリンダ8の作動を停止する。これにより、車軸3他端3b側の車輪2aが所定の圧入位置に本圧入される。
【0028】
次に、車輪押し金物10の車軸進入孔11内から車軸押し金具13を抜き出し、車輪受け金物15の車軸進入孔16内に車軸受け金具18を挿着する。バックゲージ21を下降させ、その他端面21bを圧入済の車輪2bの内側面に当接する。そうして再びプレスシリンダ8を作動し、車輪押し金物10を前進させると、図15に示すように、車輪受け金物15の車軸進入孔16内に挿着した車軸受け金具18で他端3b側を受け止められた車軸3の一端3a側が車輪押し金物10の車軸進入孔11内に進入するとともに、一端側の車輪2aが車輪押し金物10で押される。そして、この車輪2aがバックゲージ21の一端面21aに接触する位置をセンサ23が検出すると、プレスシリンダ8の作動を停止する。これにより、車軸3一端3a側の車輪2aが所定の圧入位置に本圧入される。
【0029】
両車輪2a,2bの本圧入が完了すると、台車1は車軸3を把手4,4に把持したまま再びレール6上から搬送レール上に載せ変えられ、次の検圧装置に向かって走行する。
【0030】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明の本圧入装置によれば、車軸を180°旋回させることなく、車軸の両端に仮圧入された車輪の本圧入をおこなうことができる。したがって、本圧入に要する時間を大幅に短縮することができる。しかもプレスシリンダは片側に1台しかない簡単な構造であり、装置規模が小さく、大きな設置場所を必要としない。
【0031】
また、本発明に係るバックゲージは、衝撃に対する反力を備えた油圧ジャッキで形成されるとともに、車輪の接近を検出するセンサを備えているから、常に規定値とおりの車輪の内側面間距離を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輪の本圧入装置を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】台車を説明する側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の正面図である。
【図6】図1のA−A断面図である。
【図7】図1のB−B断面図である。
【図8】図1のC−C断面図である。
【図9】バックゲージを説明する正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図9のA−A断面図である。
【図12】図10のB−B断面図である。
【図13】本発明装置の動作を説明する正面図である。
【図14】本発明装置の動作を説明する正面図である。
【図15】本発明装置の動作を説明する正面図である。
【図16】従来の本圧入装置を説明する正面図である。
【図17】従来の他の本圧入装置を説明する正面図である。
【図18】従来の他の本圧入装置を説明する正面図である。
【符号の説明】
1 台車
2a,2b 車輪
3 車軸
6 レール
8 プレスシリンダ
10 車輪押し金物
11 車軸進入孔
13 車軸押し金具
15 車輪受け金物
16 車軸進入孔
18 車軸受け金具
19 センサ
21 バックゲージ
23 センサ

Claims (4)

  1. 左右両端部に車輪が仮圧入された車軸を水平に把持し、レール上を該車軸の軸方向に移動自在な台車と、台車に把持された車軸の一端側軸延長線上にあって、ロッド先端を軸端に対峙させて設けたプレスシリンダと、上記プレスシリンダのロッド先端に固着され、中心に車軸の進入孔を備えるとともに、該進入孔内に車軸の進入を阻止する車軸押し金具を出し入れ自在に備えた車輪押し金物と、前記車軸の他端側軸延長線上に設置され、中心に車軸の進入孔を備えるとともに、該進入孔内に車軸の進入を阻止する車軸受け金具を出し入れ自在に備えた車輪受け金物とよりなり、
    車輪押し金物の進入孔内に車軸押し金具を挿着するとともに車輪受け金物の進入孔内より車軸受け金具を抜き出した状態でプレスシリンダのロッドを伸長させると、車軸の一端側が車軸押し金具で押され、車軸の他端側が車輪受け金物の進入孔内に進入するとともに、その他端側に仮圧入された車輪が、車輪受け金物で受け止められて車軸の所定位置に本圧入され、
    車輪押し金物の進入孔内より車軸押し金具を抜き出すとともに車輪受け金物の進入孔内に車軸受け金具を挿着した状態でプレスシリンダのロッドを伸長させると、他端側を車軸受け金具で受け止められた車軸の一端側が車輪押し金物の進入孔内に進入するとともに、その一端側に仮圧入された車輪が車輪押し金物で押されて、車軸の所定位置に本圧入されるようにしたことを特徴とする車輪の本圧入装置。
  2. 車輪受け金物の進入孔内には、車軸他端側の進入量を検出して、その他端側に仮圧入された車輪の圧入位置を適正に制御するセンサが設けられている請求項1に記載の車輪の本圧入装置。
  3. 車軸の他端側に仮圧入された車輪を本圧入後、該他端側車輪の内側面に、全長を両車輪の内側面間距離に等しく形成したバックゲージの他端面を水平に当接して、車軸の一端側に仮圧入された車輪の本圧入を行い、該一端側車輪の内側面が上記バックゲージの一端面に当接すると本圧入を停止して、両車輪の本圧入後の内側面間距離を規定値とおりの長さに制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車輪の本圧入装置。
  4. バックゲージは、その全長が伸長させた油圧ジャッキで形成され、該ジャッキの反力により車軸に圧入される車輪の必要以上の圧入を阻止して、本圧入後の両車輪の内側面間距離が規定値以下となるのを防止するものである請求項3に記載の車輪の本圧入装置。
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