JPH0735229U - 自走台車 - Google Patents

自走台車

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Publication number
JPH0735229U
JPH0735229U JP6718593U JP6718593U JPH0735229U JP H0735229 U JPH0735229 U JP H0735229U JP 6718593 U JP6718593 U JP 6718593U JP 6718593 U JP6718593 U JP 6718593U JP H0735229 U JPH0735229 U JP H0735229U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable frame
rail
spring
drive wheel
push
Prior art date
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Pending
Application number
JP6718593U
Other languages
English (en)
Inventor
順司 吉住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakanishi Metal Works Co Ltd
Original Assignee
Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nakanishi Metal Works Co Ltd filed Critical Nakanishi Metal Works Co Ltd
Priority to JP6718593U priority Critical patent/JPH0735229U/ja
Publication of JPH0735229U publication Critical patent/JPH0735229U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台車を手動で移動させるに際し、駆動輪をレ
ールから離隔させた状態に保持して駆動輪の押圧力を完
全に無くし、台車をスムースに移動させられるようにす
る。 【構成】 台車本体22に、レール12上を走行する駆動輪
35が取付けられている可動フレーム31を上下揺動自在に
支持する。駆動輪35がレール12に押圧されるように可動
フレーム31をばね56によって下向きに揺動させるように
付勢する。ばね56の力に抗して可動フレーム31を上向き
に揺動させて駆動輪35をレール12から離隔させるように
押上部材62によって可動フレーム31を押上げる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、自動車工場において車ボディを搬送するために用いられ る自走台車、とくに、修理時等にレールに対する駆動輪の押圧状態を解除して台 車を手動で移動させられるようにした台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の台車としては、例えば、実公平2−49094号公報に開示されてい るように、台車本体に上下揺動自在に支持されかつレール上を走行する駆動輪が 取付けられている可動フレームと、駆動輪がレールに押圧されるように可動フレ ームを下向きに揺動させるように付勢しているばねと、ばねの取付け長さ調節手 段とを備えており、ばねの取付長さを長くすることによってばねの力を弱くし、 これにより、ばねによるレールに対する駆動輪の押圧状態を解除するようになさ れているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記台車では、ばねによる駆動輪の押圧状態は解除されるが、駆動輪には可動 フレームの重量および駆動輪の自重が作用していて、駆動輪の押圧力は完全に無 くならない。しかも、駆動輪はレールと接触している。したがって、台車を手動 で移動させようとすれば、駆動輪をレールに対して滑らせながらでなければそう することができず、台車のスムースな移動が望めなかった。
【0004】 この考案の目的は、台車を手動で移動させる際、レールに対する駆動輪の押圧 力を完全に無くすことができる自走台車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による自走台車は、台車本体に上下揺動自在に支持されかつレール上 を走行する駆動輪が取付けられている可動フレームと、駆動輪がレールに押圧さ れるように可動フレームを下向きに揺動させるように付勢しているばねと、ばね の力に抗して可動フレームを上向きに揺動させて駆動輪をレールから離隔させか つその状態に保持解除自在に保持する押圧解除手段とを備えているものである。
【0006】
【作用】
この考案による自走台車には、台車本体に上下揺動自在に支持されかつレール 上を走行する駆動輪が取付けられている可動フレームと、駆動輪がレールに押圧 されるように可動フレームを下向きに揺動させるように付勢しているばねと、ば ねの力に抗して可動フレームを上向きに揺動させて駆動輪をレールから離隔させ かつその状態に保持解除自在に保持する押圧解除手段とが備わっているから、台 車を手動で移動させるに際し、押圧解除手段によって駆動輪がレールから離隔さ せた状態に保持される。
【0007】
【実施例】
以下の説明において、前後とは、台車が進む側(図1に矢印Aで示す)を前、 これし反対側を後といい、左右とは、前方より見てその左右の側を左右というも のとする。
【0008】 図1を参照すると、床面11には、前後方向にのびたレール12が敷設されており 、これにそって走行するように台車13が配されている。
【0009】 台車13は、前部中央に正方形状開口部21を有する前後方向に長い方形板状台車 本体22と、開口部21内に装備されている駆動ユニット23と、台車本体22の四隅に 取付けられているキャスタ24とを備えている。台車本体22には、図示しないが、 荷台およびこれを昇降させるためのリフタ等が装備されている。
【0010】 駆動ユニット23は、開口部21の前後の縁部にほぼまたがるように配されている 右方より見て略山形の可動フレーム31と、可動フレーム31の頂部中央に設けられ た水平回転盤32から吊下げられている下方開放中空ハウジング33と、ハウジング 33内に収められかつレール12に載せられているモータ34付駆動輪35と、レール12 を左右両側から挟むようにハウジング33外面にブラケット36を介して取付けられ ている前後および左右のガイドローラ37とを備えている。
【0011】 開口部21の後縁部には左右一対の前向きブラケットが設けられている。開口部 21の前縁中央部には左後向きブラケット42が設けられるとともに、これの右方に 右後向きブラケット43が設けられている。
【0012】 両前向きブラケット41には水平支持軸44が渡され、これに、可動フレーム31が その後端部で揺動自在に支持されている。
【0013】 図3を参照すると、左後向きブラケット42には水平回動ピン51が設けられ、こ れに垂直状押圧ロッド52の下端部が取付けられている。押圧ロッド52は、その長 さの中程で可動フレーム31の前端部に設けられた切欠53に通されてその上方に突 出させられている。押圧ロッド52の上方突出部には、ばね受54およびばね押え55 がはめられるとともに、ばね受54およびばね押え55の間には圧縮コイルばね56が 介在されている。押圧ロッド52の上端は、ばね押え55の上方に突出させられてお り、その上方突出端にはダブルナット製ストッパ57が固定されている。
【0014】 ばね56によって可動フレーム31が下向きに揺動するように付勢されており、そ の付勢力に見合う押圧力で駆動輪35がレール12に押圧されている。
【0015】 図4を参照すると、右後向きブラケット43には水平回動ピン61が設けられ、こ れに、帯板製アーム状フレーム押上部材62がその下端部で揺動自在に取付けられ ている。押上部材62は、その下端部近くにおいて右後向きブラケット43に設けら れたストッパ板63の開口部64に通されており、ストッパ板63によって押上部材62 の揺動範囲が規制されるようになっている。押上部材62の左側面上端には当接ロ ーラ65が取付けられている。押上部材62の右側面の長さの中程には短筒状ソケッ ト66が押出部材62の長さと直交するように固定されている。
【0016】 図6を参照すると、押上部材62の上部は、可動フレーム31の右側面と平行にの びている。押出部材62の上方に張出すように可動フレーム31の右側面には水平板 状係合部材67が固定されている。回動ピン61と係合部材67の間隔は、押上部材62 の揺動半径より小さく設定されている。
【0017】 定常の駆動輪35による台車走行時は、押上部材62は、図4に実線で示されてい るように(図5では想像線)、後向きに傾斜させられた状態に保持されている。
【0018】 修理時等において、駆動輪35によらないで台車13を手動で走行させる際は、図 5に示されているように、押圧解除ロッド68を用いる。そして、押圧解除ロッド 68の一端をソケット66に差し込んで押圧解除ロッド68を押下げる。そうすると、 図5中実線で示されているように、押上部材62が傾斜姿勢から起立させられて、 ローラ65が係合部材67に当接させられるまでは押上部材62は自由に揺動し、この 後は、係合部材67を介してばね56の力に抗して可動フレーム31を押上げながら揺 動し、最終的に垂直姿勢を僅かだけ超えたところで停止させられる。この場合、 係合部材67が押上げられる距離は、上記した回動ピン61と係合部材67の間隔と、 押上部材62の揺動半径の差に等しい。これにより、駆動輪35がレール12から離隔 させられる(図5実線で示す状態)。この状態で台車13は手動により自由に移動 させられる。押圧解除ロッド68は、ソケット66から抜き去るておけば、押圧解除 ロッド68が移動作業等の邪魔にならない。
【0019】
【考案の効果】
この考案によれば、台車を手動で移動させるに際し、押圧解除手段によって駆 動輪がレールから離隔させた状態に保持されるから、駆動輪の押圧力は完全に無 くなり、台車をスムースに移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による台車の斜視図である。
【図2】同台車の駆動ユニット部分の平面図である。
【図3】同部分の垂直横断面図である。
【図4】同部分の側面図である。
【図5】図4で示されている部分の一部を拡大して示す
ものであって、押圧解除動作説明図である。
【図6】図5で示されている部分の垂直縦断面図であ
る。
【符号の説明】
12 レール 22 台車本体 32 可動フレーム 35 駆動輪 56 ばね 62 押上部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車本体22に上下揺動自在に支持されか
    つレール12上を走行する駆動輪35が取付けられている可
    動フレーム31と、 駆動輪35がレール12に押圧されるように可動フレーム31
    を下向きに揺動させるように付勢しているばね56と、 ばね56の力に抗して可動フレーム31を上向きに揺動させ
    て駆動輪35をレール12から離隔させかつその状態に保持
    解除自在に保持する押圧解除手段と、 を備えている自走台車。
JP6718593U 1993-12-16 1993-12-16 自走台車 Pending JPH0735229U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6718593U JPH0735229U (ja) 1993-12-16 1993-12-16 自走台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6718593U JPH0735229U (ja) 1993-12-16 1993-12-16 自走台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735229U true JPH0735229U (ja) 1995-06-27

Family

ID=13337592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6718593U Pending JPH0735229U (ja) 1993-12-16 1993-12-16 自走台車

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JP (1) JPH0735229U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076684A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Aichikikai Technosystem Co Ltd 無人搬送車
WO2017094717A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 日本電産シンポ株式会社 駆動輪ユニットおよび自動搬送台車
JP2017105420A (ja) * 2015-11-30 2017-06-15 日本電産シンポ株式会社 駆動輪ユニットおよび自動搬送台車

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WO2017094717A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 日本電産シンポ株式会社 駆動輪ユニットおよび自動搬送台車
JP2017105420A (ja) * 2015-11-30 2017-06-15 日本電産シンポ株式会社 駆動輪ユニットおよび自動搬送台車

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990413