JP4007832B2 - 調理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院,レストランチェーン等に料理を供給する調理センター等における調理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、病院の入院患者用食事は、それぞれの患者の病状に合わせて多彩なメニューを用意する必要があるが、従来は、それぞれの病院内に厨房を設け、そこで病院自らが調理して提供するか、あるいは、調理を外部の料理供給会社に依頼して提供するようにしていた。
【0003】
しかし、そのように、それぞれの病院毎に調理を行うには、設備的及び人的に無駄が大きく非効率的である。そこで、それを解決するため、例えば、特許第2644187号公報(A47B 31/02)に示されるように、次のような給食システムが提案されている。
【0004】
すなわち、複数の病院の患者用食事を調理センターで調理し、クックチル処理を施した後、食器と共にパックする。それらパックされた料理は、クールワゴンあるいは配膳カート等に収納した状態で配送用冷凍冷蔵車に載せて、それぞれの病院に配送する。
【0005】
その場合、調理センターでは、ブレージングパン、蒸気オーブン、ケトル等の各種調理機器が備え付けられていて、それらを使って各種メニューの調理が行われる。調理は、予め、それぞれの病院から、メニューと数量の注文を受け付けてから行う。そして、受け付けた注文に必要な食材の調達を行うとともに、その日の各種調理機器の作業手順書を作成する。
【0006】
当日になったら、作業員は、作業手順書に基づいて、各種調理機器への食材の出し入れ、及び、各種調理機器のオンオフを行って調理を行い、冷却した後、食器と共にパックする。それらパックされた料理は、配膳カート等に収納した状態で配送用冷凍冷蔵車に載せて、それぞれの病院に配送する。
【0007】
そのような調理システムにおける調理センターには、調理室内の温度や湿度を調整するエアコンや調理の際に発生する煙等を室外に排気するための排気ファンが設けられていて、室内の作業環境が良好な状態に維持されるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような従来の調理システムにおける調理センターのエアコンは、調理室内の温度や湿度を検知し、温度や湿度が所定の範囲内になるように制御していたため、室内に誰もおらず温度や湿度を下げる必要がないときでもエアコンを運転することになって電力を無駄に消費してしまうという問題点があった。また、排気ファンは、煙が発生した時運転するものであり、ガス使用調理機器から発生する二酸化炭素等による環境悪化は考慮されていないという問題点もあった。
【0009】
本発明は、そのような問題点に鑑み、エアコンの無駄な運転を防止でき、また、ガス使用調理機器から発生する二酸化炭素等による環境悪化を防止できるようにすることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の調理システムは、制御データに基づいて自動調理が可能な各種調理機器と、該各種調理機器の運転スケジュールを管理し、該運転スケジュールに基づいて各種調理機器に制御データを送信する調理制御コンピュータと、該調理制御コンピュータにより制御されて調理室内の空調を行う空調装置とを具えた調理センターの調理システムであって、前記調理制御コンピュータは、調理室内に設けられた温度センサが接続され、該温度センサの出力が所定値を超えており、かつ、前記運転スケジュールにおいて、前記各種調理機器が稼動中になっているとき、前記空調装置を運転させることを特徴とする。このようにすると、エアコンの無駄な運転を防止できる。
【0011】
また、請求項2に記載の調理システムは、前記運転スケジュールにおいて、前記各種調理機器の内、ガスを使用する調理機器が稼動中になっているとき、排気ファンを運転させることを特徴とする。このようにすると、ガス使用調理機器から発生する二酸化炭素等による環境悪化を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のシステム構成図である。調理センター1は、ブレージングパン3,蒸気オーブン4,ケトル5,フライヤ6,ブラストチラー7,タンブルチラー8,解凍庫9等の調理機器を具えており、それらにより各種料理の調理を行う。なお、各調理機器は、同じ種類のものが複数台設けられている場合もある。
【0013】
各調理機器は、通信線により調理制御コンピュータ2と接続されており、調理制御コンピュータ2から制御データを受け取って調理の制御が行われる。また、調理制御コンピュータ2には、調理センター1の作業所内の空調を行うエアコン10と作業所内の排気を行う排気ファン11も接続されていて、調理制御コンピュータ2により、エアコン10,排気ファン11の制御もできるようにしている。
【0014】
病院12,社員食堂16,レストランチェーン17では、調理センター1からクックチルされた料理の供給を受けて、それぞれ加熱した後、患者,社員,客等に提供する。調理会社の管理コンピュータ15は、病院12,社員食堂16,レストランチェーン17等からの予約注文を、通信回線18を介して受け付ける。そして、受け付けた注文の内容は、通信回線18を介して調理センター1の調理制御コンピュータ2に送信する。
【0015】
調理制御コンピュータ2では、調理制御データテーブルとして、調理する全てのメニューの調理制御データを保持している。そして、管理コンピュータ15から注文の内容を受信したら、注文に含まれる全メニューの調理制御データを、調理制御データテーブルから取り出し、それらに基づいて各調理機器の使用時間を計算して、例えば図2に示すような、各調理機器の運転スケジュールを作成する。
【0016】
そのようにして作成した運転スケジュールに基づいて、各調理機器にそれぞれの運転時間とともに調理制御データを送信する。それぞれの調理機器には、文字情報を表示可能な表示装置を設けておき、各調理機器は、調理制御コンピュータ2から受け取った制御データに従って、表示器に次の作業内容と調理開始時刻を表示する。作業員は、その表示に従って料理の出し入れ、及び、調理機器のオンオフ等を行う。このようにすれば、調理センターにおける作業が簡素化されて、アルバイト等の臨時作業員でも対応可能になる。
【0017】
また、調理センター1の調理室内に温度センサ、あるいは温度センサと湿度センサを設け、その出力を調理制御コンピュータ2に入力する。そして、調理制御コンピュータ2は、上記運転スケジュールに基づいて、ブレージングパン3,蒸気オーブン4,ケトル5,フライヤ6等の調理機器が稼動中であるか否かを判別し、調理機器が稼動中であり、かつ、上記温度センサの出力が所定値を超えている、あるいは、不快指数のような、温度センサと湿度センサの出力を複合した条件が所定以上であるときエアコン10を運転させる。また、ガスを使用して調理を行う調理機器が稼動中であるとき、排気ファン11を運転させる。
【0018】
図3は、エアコン及び排気ファンの制御フローチャートである。
ステップ1…運転スケジュールを参照して、現在、調理機器が稼動中であるか否かを判別する。
ステップ2…稼動中であれば、ガスを使用して調理を行う調理機器が稼動中であるか否かを判別する。
ステップ3…稼動中であれば、排気ファン11を運転する。
【0019】
ステップ4…温度センサと湿度センサの出力をチェックして、室内温度か湿度(あるいは、不快指数のような、それらを複合した条件)が設定値以上になっているか否かを判別する。
ステップ5…設定値以上になっていたら、エアコン10を運転する。
ステップ6…ステップ1で調理機器が稼動中でなく、ステップ4で室内温度及び湿度(あるいは、不快指数のような、それらを複合した条件)が設定値以上でなかったら、エアコン10を運転しない。
【0020】
このように、調理室内の温度や湿度が高くなっても、調理機器が稼動中でないときはエアコン10を運転しないようにしている。その理由は、調理機器が稼動していないのは、調理が行われていないということであり、そのような時はほとんどの場合、調理室内に人が居らず、エアコン10を運転しても無駄になるからである。
【0021】
以上のようにして空調が行われながら調理が行われた後、病院12には、調理センター1でクックチル処理を施し、パックされた料理が、配膳カート14に収納した状態で配送用冷凍冷蔵車で送られてくる。病院12では、配膳カート14が送られてきたら、配膳室に移して配膳カート14の電源ケーブルをセットするとともに、配膳カート14を配膳管理コンピュータ13に接続する。
【0022】
配膳管理コンピュータ13は、調理センター1から送られてきた料理を配膳カート14で加熱する際に用いる加熱制御データを、通信回線18を介して調理制御コンピュータ2又は管理コンピュータ15から受信し、配膳カート14に書き込む。配膳カート14は、その加熱制御データに基づいて加熱を開始し、必要な時間だけ加熱を行う。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の調理システムは、調理制御コンピュータが、調理室内に設けられた温度センサの出力が所定値を超えており、かつ、運転スケジュールにおいて、前記各種調理機器が稼動中になっているとき、空調設備を運転させるようにした。その結果、調理機器が稼動していない時、すなわち、調理室内に人が居ない時には室内温度が高くなっても空調設備を運転しなくなり、空調設備の無駄な運転を防止できる。
【0024】
また、請求項2に記載の調理システムは、ガスを使用する調理機器が稼動中になっているとき、排気ファンを運転させるようにしたので、ガス使用調理機器から発生する二酸化炭素等による環境悪化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】各調理機器の運転スケジュールを示す図である。
【図3】エアコン及び排気ファンの制御フローチャートである。
【符号の説明】
1…調理センター
2…調理制御コンピュータ
13…配膳管理コンピュータ
14…配膳カート
15…管理コンピュータ
18…通信回線
Claims (2)
- 制御データに基づいて自動調理が可能な各種調理機器と、該各種調理機器の運転スケジュールを管理し、該運転スケジュールに基づいて各種調理機器に制御データを送信する調理制御コンピュータと、該調理制御コンピュータにより制御されて調理室内の空調を行う空調装置とを具えた調理センターの調理システムであって、
前記調理制御コンピュータは、調理室内に設けられた温度センサが接続され、該温度センサの出力が所定値を超えており、かつ、前記運転スケジュールにおいて、前記各種調理機器が稼動中になっているとき、前記空調装置を運転させることを特徴とする調理システム。 - 前記運転スケジュールにおいて、前記各種調理機器の内、ガスを使用する調理機器が稼動中になっているとき、排気ファンを運転させることを特徴とする請求項1記載の調理システム。
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