JP4005835B2 - 冊子めくり装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パスポートや通帳等の冊子の所定の頁を印刷するにあたり、該頁をめくる冊子めくり装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パスポートや通帳等の冊子の所望の頁を印刷する場合、該頁を見開いた状態でこれを印刷装置に導入する必要がある。このため、冊子の所定の頁を自動的にめくる冊子めくり装置が提案されている。従来の冊子めくり装置としては、例えば、以下の装置が提案されている。
【0003】
特開昭61−263800号公報によれば、冊子の綴じ部を先頭にして搬送路に導入し、搬送路の途中部位に配設されるアイドルローラと円弧ガイド乃至回転ロータの間で綴じ部を一時的に挟持し、表紙を圧接子で頁部から分離した後に、逆方向に搬送して表紙をめくるように構成された装置が開示されている。
【0004】
また、特公平8−11469号公報によれば、冊子の綴じ部を先頭にして搬送路に導入し、搬送路の端部に配設される一対のローラと円弧ガイドにより綴じ部を一時的に挟持する状態にし、表紙を上記の圧接子に代えて駆動ローラによるめくり動作により、駆動ローラの裏側に送り込むように構成された自動表紙めくり機構が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一方、冊子の所定の頁部をめくり、めくられた頁部に対して印刷装置により印刷を行うときに、1冊の冊子において複数頁に渡る印刷が必要とされる場合がある。このような場合、従来の冊子めくり装置によれば、印刷装置から排出された冊子を、冊子めくり装置へ冊子を供給するホッパーへ再セットする必要があり、煩雑であった。
【0006】
特に、一般にホッパー内には、多数の冊子が上下方向に収納され、下側に位置する冊子から順次搬送するように構成されているため、別の頁をめくる場合には、ホッパー内の冊子が全て排出された後に、冊子を再セットする必要があり、甚だ煩雑であった。
【0007】
従って、本発明の目的は、複数頁に渡る印刷を行う場合に、冊子の再セットを不要にする冊子めくり装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、印刷装置で印刷される冊子の所定の頁をめくり、前記印刷装置へ供給する冊子めくり装置であって、前記冊子を、第1の搬送路を経由して前記印刷装置へ搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送路を搬送される前記冊子の所定の頁をめくる冊子めくり手段と、前記印刷装置から前記冊子を受け取り、第2の搬送路を経由して、前記冊子めくり手段よりも上流側の前記第1の搬送路へこれを搬送する第2の搬送手段と、を有することを特徴としている。
【0009】
また、前記冊子めくり手段は、前記第1の搬送路に配設され、閉じられた前記冊子の所定の頁をめくり、前記冊子めくり装置は、更に、頁が開かれた状態で、前記第2の搬送路を搬送される前記冊子を閉じる冊子閉じ手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
そして、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路とは、前記印刷装置側の端部で合流しており、前記冊子めくり装置は、更に、前記端部において、前記冊子の搬送路を、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路との間で切り替える切り替え手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適な一実施形態について添付の各図面を参照して述べる。図1は、本発明の一実施形態に係る冊子めくり装置と、これと共に用いられる印刷装置70及びホッパー41との概略構成を示し、併せて各搬送位置における冊子1の態様を示した図である。なお、本実施形態において、印刷装置70は、冊子を印刷後に、その冊子の別の頁を印刷する場合には、これを冊子めくり装置へ返送し、そうでない場合は、外部へ排出するように制御されるものとして説明する。
【0012】
本図において、冊子1は、例えば、通帳やパスポートと同様の冊子であり、表裏の表紙1bと複数枚数の頁からなる頁部1aとを綴じ部1cで綴じて形成されている。上流となる右側に配設されたホッパー41内には、冊子1が閉じた状態で積み重ねられて収納されており、冊子1の綴じ部1cが先頭になり、表紙1bの表側が上になるようにセットされている。
【0013】
このホッパー41の底面には、下方に位置する冊子1から順番に矢印方向に移動して、第1の搬送路7の導入部7aに導入する冊子送り機構42が設けられている。この第1の搬送路7は、図示のように略中央に位置する大径駆動ローラ8の外周面の上方の略接線方向と、この大径駆動ローラ8の回転中心から左側に向かう方向との2つの部分から構成されている。そして、上記の大径駆動ローラ8周りに設けられた後述する冊子めくり機構により、例えば、頁部1aをめくり、左側の第1の搬送路7の排出部7bから排出し、印刷装置70によって、めくられた頁部1a上へ印刷するように構成されている。
【0014】
この第1の搬送路7は、図中のハッチングで示した基部2に固定された下方ガイド11、11と上方ガイド5、5とから形成されており、これらのガイドの間の隙間を通過させて冊子の搬送を行う。
【0015】
また、この第1の搬送路7に対して第2の搬送路47が図示のように設けられている。第1の搬送路7と第2の搬送路47は、冊子1を循環的に搬送する循環的な搬送路を構成している。詳細には以下のとおりである。
【0016】
第1の搬送路7と第2の搬送路47とは、印刷装置70側の端部(下流側)において合流しており、その分岐路において、切り替え機構80が設けられている。また、第2の搬送路47は、そのホッパー41側の端部(上流側)において、第1の搬送路7のうち、大径駆動ローラ8を含む冊子めくり機構よりも上流側の部位において第1の搬送路7に合流しており、第2の搬送路47から第1の搬送路7へ冊子1を搬送可能に構成されている。
【0017】
切り替え機構80は、冊子を印刷装置70によって印刷した後に別の頁を再度印刷する場合に、印刷装置70から返送される冊子1の搬送路を、第1の搬送路7と第2の搬送路47との間で切り替えるための機構である。
【0018】
より詳しくは、この第2の搬送路47を経由して、印刷装置70から返送される印刷後の冊子1を、図中の矢印D1方向に導入し、搬送途中に配設された冊子閉じ機構50により冊子1を閉じる。そして、綴じ部1cを先頭にして図中の矢印D2方向に搬送することで、第1の搬送路7の上流側に戻すように構成されている。
【0019】
このために、第2の搬送路47は、図示のように大径駆動ローラ8を中心に設けて構成される冊子めくり機構の上方の空間部を経由し、第1の搬送路7の上流側に対して鋭角に合流する図示のような長円形状の搬送路に形成されている。
【0020】
この第2の搬送路47も、第1の搬送路7と同様に図中のハッチングで示した基部2に固定された下方ガイド111、111と上方ガイド105、106とから形成されており、これらのガイドの間の隙間を通過させることで冊子1の搬送を行うように構成されている。
【0021】
第2の搬送路47を構成する下方ガイド111と上方ガイド105、106には、モータM8を駆動源とする駆動ローラ43と、この駆動ローラ43に追動するアイドルローラ44が冊子1の搬送方向に沿う長さ以下の所定間隔となるように図示のように複数分が配設されている。
【0022】
また、冊子閉じ機構50は、図示のように第2の搬送路47の右斜め上方に配設されており、モータM9を駆動源としたガイド部材51を後述するように上下方向に駆動することで、頁部を閉じるようにしている。
【0023】
そして、第1の搬送路7には、冊子1の前後端部が通過することで光が遮断され検出を行うセンサK1〜K3が、また第2の搬送路47にはセンサK4、K5が夫々設けられている。
【0024】
続いて、冊子1が搬送されて表紙1b及び頁部1aが、半径Rの大径駆動ローラ8の外周面8cの略接線方向に向かう状態に保持された様子を示した図2のめくり機構の概略構成図を参照してめくり機構について述べる。
【0025】
上記のホッパー41から綴じ部1cを先頭にして送り出された冊子1は、センサK1を通過した後にモータM1で駆動される駆動ローラ3と、この駆動ローラに追動するアイドルローラ4の間のニップ部で挟まれて下流側に送られて、上記のモータM1で駆動される大径駆動ローラ8に向けて搬送される。
【0026】
この大径駆動ローラ8の右斜め上方には、基部2において軸支された軸体8aを中心としてモータM2により上下方向に揺動される可動搬送ガイド部材6が設けられている。この可動搬送ガイド部材6の先端には案内部6bが設けられており、モータM2により可動搬送ガイド部材6を後述するように揺動した後に停止することで、この案内部6bにより冊子1の綴じ部1cを大径駆動ローラ8の外周面8cに沿うように案内し、下方に設けられた下方アイドルローラ9と大径駆動ローラ8の外周面8cとの間における一時的な挟持にするように構成されている。
【0027】
この大径駆動ローラ8の半径Rは、下方アイドルローラ9と外周面8cのニップ部において冊子1の綴じ部1cを図示のように一時的に挟持したときに、表紙1b及び頁部1aが第1の搬送路7に対して略直交する状態になるように設定されている。このように表紙1b及び頁部1aが第1の搬送路7に対して略直交する状態になることを第1の保持状態という。
【0028】
この第1の保持状態にした後に、頁部1aのばらけを防止するために、大径駆動ローラ8の外周面8cに当接することで追動するアイドルローラ4が設けられている。このアイドルローラ4により上方が保持された冊子1は、大径駆動ローラ8の外周面8c上から曲率の大きい側が相対的に先に進むようになるために、案内部6bの端部を抜けるときは、頁部1aが一気に外れるのではなく順次めくれる状態となる。
【0029】
ここで、各駆動ローラ3、43は、2個のラバーローラ体を軸体に固定しており、左右の基部2に設けられた不図示の軸受により軸支されている。また、上記の大径駆動ローラ8と、これ以降説明する各構成についても概ね基部2を取付け基部として設けられている。また、アイドルローラ4、44と下方アイドルローラ9は、バネ部材を介して基部2に固定されており、冊子1が通過するときにバネ部材が適度に弾性変形して搬送力を得るようにしている。
【0030】
さらに、大径駆動ローラ8の外周面8cに沿い冊子1の綴じ部1cを下方アイドルローラ9によるニップ部まで案内するとともに、センサK3で検出されることで停止した状態を第1の案内位置という。
【0031】
次に、上記の第1の保持状態にされた表紙1b及び頁部1aは、駆動停止されて実線図示の位置に待機している第1の駆動ローラ21に当接する状態となる。この第1の駆動ローラ21は、図示される第1の揺動位置と、後述するように第1の駆動ローラ21が下方ガイド12に設けられたアイドルローラ10に対する当接状態になる第2の揺動位置との間で揺動駆動される。このためにこの第1の駆動ローラ21は第1のローラ駆動機構15に設けられている。
【0032】
この第1のローラ駆動機構15は、基部2に軸支された軸体16廻りに回動自在に設けられた第1のアーム部材18と、この第1のアーム部材18の端部において回動軸支され、上記の第1の駆動ローラ21への動力伝達を行なう歯付きプーリ20と、上記の軸体16廻りに設けられた歯付きプーリ17と、各プーリ間に張架された歯付きベルト19とから構成されている。この第1のローラ駆動機構15は、モータM4を駆動源としており、このモータM4への所定通電により図示の第1の揺動位置と、後述する第2の揺動位置との間で揺動駆動されるように構成されている。
【0033】
また、モータM3からの駆動動力を得て、第1の駆動ローラ21を駆動することにより下方ガイド12に設けられたアイドルローラ10間のニップ部での搬送を可能にして、めくり動作後に、排出部7bから外部に排出するように構成されている。
【0034】
この第1のローラ駆動機構15の上方には、第2の駆動手段である押圧部材駆動機構25が設けられている。この押圧部材駆動機構25は、押圧部材である棒体28が上記の第1の保持状態になっている第1の駆動ローラ21の下方に向けて二点鎖線で図示される軌跡で移動して第1の駆動ローラ21の下方に潜入し、図示のように表紙1bを下方に移動することで第1の駆動ローラ21から外すために設けられている。
【0035】
この押圧部材駆動機構25は、棒体28が駆動停止されることで上記の第1の駆動ローラ21の下方の裏面側に移動する潜入位置と、第1の駆動ローラ21から離れた実線で図示される待機位置との間で駆動される。このために棒体28は、モータM5を駆動源としており、軸体26廻りに回動駆動される第2のアーム部材27の端部において片支持または両支持状態で設けられている。
【0036】
一方、第1の駆動ローラ21上において第1の保持状態になっている頁部1aの上方には、めくり駆動機構30が設けられている。
【0037】
このめくり駆動機構30は、第2の駆動ローラ39をモータM6の駆動により下方に移動して上記の第1の駆動ローラ21に対して当接させた後に、第2の駆動ローラ39に対してモータM7の駆動力を伝達して、後述するように第2の駆動ローラ39の裏面側に頁部と表紙を送り込ませることで、上記の棒体28を第1の駆動ローラ21の下方の潜入位置に移動可能にすることで所望の頁部1aのめくりを行なう。
【0038】
このめくり駆動機構30は、基部2に固定された軸体32廻りに回動自在に設けられた第2のアーム部材33と、この第2のアーム部材33の端部において軸体35廻りに設けられる第2の駆動ローラ39への動力伝達をトルクリミッター36を介して行なうための歯付きプーリ37と、上記の軸体32廻りに設けられた歯付きプーリ40と、各プーリ間に張架される歯付きベルト38とから構成されており、モータM6への所定通電により図示の待機位置と、後述する動作位置との間で揺動駆動されるように構成されている。この第2の駆動ローラ39は冊子1の頁部1aをめくるために必要となる摩擦力を得るための摩擦係数を有しているラバーローラとして形成されている。
【0039】
上記の構成において、図3から図5の冊子めくり機構の動作説明図を参照して説明する。先ず、図3(a)の冊子1を導入する前と、図3(b)の冊子1導入後と、について述べる。
【0040】
上記のモータM2への通電により可動搬送ガイド部材6が図示の位置に停止している。この状態から冊子1の導入が行われて、冊子1の綴じ部がセンサK1で検出されるとモータM1により駆動ローラ3が大径駆動ローラ8とともに矢印方向に夫々駆動されて、各ローラ間のニップ部における搬送が開始される。
【0041】
この搬送により、冊子1は大径駆動ローラ8の外周面に向けて搬送され、綴じ部1cが可動搬送ガイド6の案内部6bで案内され、綴じ部1cが下方アイドルローラ9と外周面8c間のニップ部による挟持状態になる直前で、モータM1の駆動を停止する。以上で、冊子1が大径駆動ローラ8の外周面8cの約半周分に巻き付く状態にする。
【0042】
この後に、図3(b)に図示のようにモータM2による駆動により、可動搬送ガイド6が矢印方向に駆動される。この後に、再度大径駆動ローラ8の破線で図示される矢印方向の回動駆動を行うことで、第1の駆動ローラ21上に冊子1の表紙1bと数枚の頁部1aが寄りかかる保持状態にする。このとき、第1の駆動ローラ21は停止している。
【0043】
次に、図3(c)において、モータM6への通電により、図示のように第2の駆動ローラ39が矢印方向に旋回駆動される。この結果、頁部1a上に第2の駆動ローラ39が当接する状態となる。この後に、モータM7への通電により第2の駆動ローラ39が反時計方向に駆動されて、順次頁部1aを裏側に送り込むことで、全ての頁部1aが第2の駆動ローラ39の裏側に位置する状態とする。第1の駆動ローラ21に寄りかかっていない他方の側の表紙1bは図示のように外周面8c上に留まっている。
【0044】
以上のように、全ての頁部1aが第2の駆動ローラ39の裏側に位置する状態になり、さらに第2の駆動ローラ39による送り込みを続行すると不図示のトルクリミッターが働き、厚手の表紙1bを送ることができなくなる状態となる結果、第1の駆動ローラ21上には表紙1bのみが寄りかかる状態になる。
【0045】
この後に、図4(a)に図示のように、モータM6への通電で第2の駆動ローラ39を二点鎖線図示の位置から実線図示の位置に移動させることで、モータM5への通電により、アーム部材33を下方に旋回させ、軸体28が矢印方向に移動できるようにして、表紙1bを下方に移動させることで第1の駆動ローラ21上への寄りかかり解除することで、表紙1bの分離を行なう。
【0046】
次に、図4(b)において、モータM5への通電により、軸体28が矢印方向の待機位置に上昇される。このとき全ての頁部1aは第2の駆動ローラ39の裏面側に位置している。この後に、図4(c)において、モータM6への通電により第2の駆動ローラ39が二点鎖線図示の位置から実線図示の位置に移動されることで、全ての頁部1aが第1の駆動ローラ21上に寄りかかる状態となる。
【0047】
続いて、図4(d)に図示のように、モータM6への通電により、図示のように第2の駆動ローラ39が二点鎖線図示の位置から実線図示の位置に矢印方向に旋回駆動されることで、頁部1a上に第2の駆動ローラ39が当接する状態になる。
【0048】
この後に、モータM7への通電により第2の駆動ローラ39の反時計方向の駆動が行われて、任意の枚数の頁部1aをめくる動作を行う。このようにして、第2の駆動ローラ39の裏面側に送り込む。
【0049】
以上のようにして第1の駆動ローラ21上に残った頁部1aを、図4(a)で説明した棒体28の移動により第1の駆動ローラ21の裏側に送り出すことで表紙1b上に所望の頁部1aが位置する状態にする。
【0050】
この後に、図5(a)において、第2の駆動ローラ39が第1の駆動ローラ21から退避する。また、モータM4により第1の駆動ローラ21は二点鎖線図示の位置から実線図示の位置に駆動されて、アイドルローラ10との間のニップ部における搬送を可能な状態にする。
【0051】
そして、図5(b)と図5(c)において、モータM3への通電により第1の駆動ローラ21が矢印方向に回動駆動される一方で、モータM1への通電により大径駆動ローラ8が矢印方向に駆動されることで、下方アイドルローラ9と外周面8c間のニップ部による冊子の搬送が行われる。このようにして、冊子1の綴じ部1が下方アイドルローラ9から離れることで、図5(c)に図示の状態となり、所望の頁部1aを上にして下流のアイドルローラ44と駆動ローラ43による搬送に受け継がれて上記の印刷装置側に排出され、この状態をセンサK2で検出する。上記のアイドルローラ44は、駆動ローラ43に追動するように設けられており、この駆動ローラ43は、上記の第2の搬送路47に沿うように設けられる複数の駆動ローラ43の駆動源と共通化している。
【0052】
以上説明したように搬送される冊子めくり機構によれば、めくり動作の際に重力の影響を受けないのことから横置きに構成することもできる。また、制御部60に接続されてて上記の動作を夫々実行するモータM1〜M9は一部を共通化できることも言うまでもない。
【0053】
以上説明したように冊子めくり機構は以下のように構成される。
【0054】
すなわち、第1の搬送路の途中部位に配設され、アイドルローラとの間で冊子を第1の保持状態で一時的に挟持する大径駆動ローラと、この大径駆動ローラの外周面に沿い、冊子を案内する第1の案内位置と大径駆動ローラの外周面から離れる第1の待機位置とに駆動される案内部を備える搬送ガイド駆動機構と、第1の保持状態で、冊子を当接状態で保持する第1の揺動位置と、第1の搬送路のアイドルローラに対する当接状態になる第2の揺動位置との間で駆動される第1の駆動ローラを備えた第1の駆動機構と、第1の保持状態で、冊子を第1の揺動位置における第1の駆動ローラの裏面側に移動させる潜入位置と第1の駆動ローラから離れた待機位置との間で駆動される押圧部材を備えた第2の駆動機構と、第1の駆動ローラ上において保持状態となっている冊子に当接する位置と押圧部材を可動にする位置との間で駆動され、かつ当接位置で冊子めくりを行なう第2の駆動ローラを備えた第3の駆動機構を備えている。
【0055】
尚、冊子めくり機構は、上述した構成に限定されず、一冊毎に搬送される冊子の所定の頁部をめくる機構であれば他の構成も採用可能である。
【0056】
次に、図6と図7は第1の搬送路と第2の搬送路との間で冊子1の搬送路を切り替える切り替え機構80の動作説明図である。
【0057】
図6と図7において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛する。
【0058】
先ず、図6(a)において、切り替え機構80は、第1の搬送路7の排出部7bと第2の搬送路47の導入部47aの合流部に設けられており、冊子1が逆方向に搬送されるときに第2の搬送路47への切り替えを行うために設けられている。
【0059】
ここで、この切り替え機構80としては、駆動源を有したセレクタを待機位置と動作位置との間で切り替えるようにするなど種々の構成が可能であるが、本実施例においては、駆動源を有しない最も安価な構成としている。
【0060】
すなわち、基部2に軸支される軸体82を固定し、この軸体82を回動中心とした自重作用により図6(a)に示した状態に位置する切り替え部材81を設けている。この切り替え部材81の端部81aは、図示のように第1の搬送路7を形成する下方ガイド11の一部に潜入する状態にされており、冊子1が搬送されていない状態で、第1の搬送路7を遮るようにしている。
【0061】
そして、駆動ローラ13とアイドルローラ4が矢印方向に駆動されることで、冊子1が矢印方向に搬送されると、冊子1のめくられた頁部1aが切り替え部材81の下方に当接し、さらに搬送されることで、切り替え部材81を図6(b)に図示の矢印方向に上昇させる。
【0062】
これに続いて、モータM8で駆動される駆動ローラ43とアイドルローラ44間でのニップ部における搬送に受け継がれて、印刷装置がわに搬送し、冊子の送り方向に沿う後端をセンサ2Kで検出して一連の動作を終える。冊子の後端がセンサ2Kを通過すると、切り替え部材81は自重落下して図6(a)に示した状態になる。
【0063】
この後に、初回の印刷が実施される。そして、同じ冊子の異なる頁部1a上への印刷を行う必要がある場合には、モータM8への極性の異なる通電が行われることで、図7(a)に示すように駆動ローラ43、43とアイドルローラ44、44が矢印方向に駆動されて冊子1の逆方向の搬送が行われてセンサ2Kを通過し、切り替え部材81の上に乗り上げる状態となる。
【0064】
さらに、モータM8への通電が行われることで、図7(b)に示すように第2の搬送路47の駆動ローラ43とアイドルローラ44による搬送に受け継がれるようにしている。
【0065】
以上のようにして第2の搬送路47に導入される冊子1は印刷のために所定の頁部1aがめくらた状態である。このために第1の搬送路7の上流側に戻すことで、ホッパーから送り出された状態と同じ状態にするためには、冊子の搬送途中で閉じる必要がある。
【0066】
そこで、図1を参照して述べたように第2の搬送路47の搬送途中に配設された冊子閉じ機構50により冊子1をたたむことで、綴じ部1cを先頭にして図中の矢印D2方向に搬送するように構成されている。
【0067】
図8(a)は、この冊子閉じ機構50の概略構成を示した動作説明図であり、本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛する。
【0068】
第2の搬送路47の上流側となる部分を上方ガイド105は、図示のように先端部105aが左斜め上に折れ曲がっている。また、この先端部105a下方部位と下方ガイド111との間で開口部47cを形成している。
【0069】
この開口部47cは、冊子1の頁部1aを外部に出すために設けられており、この開口部47cに対向して冊子閉じ機構50が配設されている。
【0070】
この冊子閉じ機構50は、基部に固定されるガイド部材52で案内されることで上下方向に移動自在に設けられた冊子閉じ部材51と、この冊子閉じ部材51の上下方向に固定されるラック53と、このラック53に噛合するように基部に回動自在に軸支されたピニオン54と、このピニオン54を正逆方向に回動駆動するために基部に固定されたモータM9とから構成されている。
【0071】
この冊子閉じ部材51は、図示のように載置面51aと案内面51bと突起部51cとを一体形成した一対の板部材(図面では手前側のみ図示)を固定して設けられており、載置面51a上に冊子1の頁部1aを乗り上げた後に、案内面51bと下方ガイド111との間で冊子を案内するようにしている。
【0072】
また、図8(b)の冊子閉じ機構50の動作を示した動作説明図において、モータM9への通電により冊子閉じ部材51が破線で図示される位置から実線で図示される位置に上昇される。この上昇にともない、破線図示の位置で冊子閉じ部材51の載置面51a上に載置されている冊子1の表紙1bに対して突起部51cが当接しながら上昇されることで、綴じ部1cを支点にして頁部1aを矢印方向に回動して実線で示される位置に移動する。
【0073】
これに続いて、図9(a)の冊子閉じ機構50の概略構成を示した動作説明図において、モータM8への通電により駆動ローラ43とアイドルローラ44間のニップ部において冊子1を矢印方向に送り出す。すると冊子1の表紙1bに当接している突起部51c上を表紙1bが滑る結果、閉じる方向に表紙1bと頁部1aとが移動される。
【0074】
モータM8への通電を継続して、駆動ローラ43とアイドルローラ44間のニップ部において冊子1をさらに送り出すと、冊子閉じ部材51の案内面51bの下方に位置する状態となる。
【0075】
これに続き、モータM9への通電を行い冊子閉じ部材51を図9(b)に図示の位置に降下する。以上のようにして冊子の閉じ動作を行う。
【0076】
図10は、第2の搬送路に設けられたセンサによる検出に基づく冊子閉じ機構50の制御例を示した動作説明のフローチャートである。
【0077】
本図において、装置全体の起動後に初回のめくり動作後の印刷装置による印刷または記帳を行った後に本プログラムが開始されると、制御部60に対してステップS1で異なる頁部への印刷をするか否かの確認が行われて、印刷を行わないと判断されると、ステップS2に進み冊子1を印刷装置から外部に排出し、次の冊子のめくり動作と印刷処理を行うように指示してリターンする。
【0078】
ステップS1で異なる頁部への印刷を行うと判断されるとステップS3に進みモータM8への通電を行うことで、第2の搬送路47に設けた複数の駆動ローラ43とアイドルローラ44間のニップ部での搬送を開始して、冊子1が図1の矢印D1方向に向かうように搬送する。
【0079】
この搬送はステップS4において、センサK4により冊子1の搬送方向に沿う後端の検出がなさるまで続行される。このステップS4で冊子の後端の検出がされるとステップS5においてモータM8への通電を停止すると、図8(a)に示したように冊子閉じ部材51の載置面51a上に冊子1の表紙1bと頁部1aが載置される状態となる。
【0080】
続いて、ステップS6においてモータM9への通電が開始され、ステップS7で冊子閉じ部材51が図8(b)で破線で図示される位置から実線で図示される上方位置に上昇されたか否かを判断して、上方位置に位置していると判断されるとステップS8に進みモータM9への通電を停止することで、図8(b)で実線で示される位置で冊子閉じ部材51を停止する。
【0081】
以上で冊子閉じ部材51の載置面51a上に載置されている冊子1の表紙1bに対して突起部51cが当接しながら上昇され、綴じ部1cを支点にして頁部1aを矢印方向に回動される。
【0082】
これに続き、ステップS9でモータM8への通電と、ステップS10においてモータM9への通電が行われて、図9(a)に示したように冊子1を送り出すとともに、冊子1の表紙1bに当接している突起部51c上を表紙1bが滑るようにして冊子を閉じる方向に移動する。
【0083】
この移動はステップS11で、冊子の後端がセンサK5で検出されるまで継続する。このステップS11で冊子の後端がセンサK5で検出されると、冊子の表紙1bと頁部1aは冊子閉じ部材51の案内部51bの下方に位置する図9(b)に示した状態となる。
【0084】
以上のステップS1〜S12で冊子を閉じるための一連の動作が終了する。次にステップS13に進み、モータM8への通電が行われることで、冊子1の綴じ部1cを先頭にした図1の矢印D2方向に向かう搬送を行いリターンする。
【0085】
以上説明したように、本実施形態の冊子めくり装置では、まず、ホッパー41から供給される冊子1が第1の搬送路7を経由して印刷装置70へ搬送される。その搬送途中には、冊子めくり機構が設けられており、所望の頁が見開かれた状態で冊子1は印刷装置70へ搬送される。
【0086】
印刷装置70による印刷の後、別の頁を印刷する場合には、印刷装置70から冊子1が冊子めくり装置へ返送される。この時、切り替え機構80によって、冊子1は第2の搬送路47に受け取られ、第2の搬送路47を経由して、搬送される。その搬送途中では、冊子閉じ機構50により、冊子1が一旦閉じられる。
【0087】
閉じられた冊子1は、第2の搬送路47から、冊子めくり機構よりも上流側の第1の搬送路7へ搬送される。そして、冊子1は、再び第1の搬送路7を経由して印刷装置70へ搬送される。その搬送途中では、再び冊子めくり機構により、次に印刷する頁が見開かれることとなる。
【0088】
このようにして、本実施形態の冊子めくり装置では、冊子1について、複数頁に渡る印刷を行う場合に、各頁の印刷毎に冊子1をホッパー41に再セットする必要がなく、冊子印刷の自動化が促進される。
【0089】
なお、本実施形態では、冊子めくり機構が閉じた状態の冊子を見開くように構成しているため、第2の搬送路74の途中に、冊子閉じ機構50を設けて冊子を閉じるようにしているが、冊子めくり機構として、見開かれた冊子の頁をめくることが可能な構成を採用した場合、冊子閉じ機構50は不要である。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数頁に渡る印刷を行う場合に、冊子の再セットを不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る冊子めくり装置と、これと共に用いられる印刷装置70及びホッパー41との概略構成を示し、併せて各搬送位置における冊子1の態様を示した図である。
【図2】めくり機構の概略構成図である。
【図3】冊子めくり機構の動作説明図である。
【図4】冊子めくり機構の動作説明図である。
【図5】冊子めくり機構の動作説明図である。
【図6】第1の搬送路と第2の搬送路の間で冊子1の搬送路を切り替える切り替え機構80の動作説明図である。
【図7】第1の搬送路と第2の搬送路の間で冊子1の搬送路を切り替える切り替え機構80の動作説明図である。
【図8】冊子閉じ機構50の概略構成を示した動作説明図である。
【図9】冊子閉じ機構50の概略構成を示した動作説明図である。
【図10】第2の搬送路47に設けられたセンサによる検出に基づく冊子閉じ機構50の制御例を示した動作説明のフローチャートである。
【符号の説明】
1 冊子
1a 頁部
1b 表紙
1c 綴じ部
2 基部
3 駆動ローラ
4 アイドルローラ
7 第1の搬送路
8 大径駆動ローラ
9 下方アイドルローラ
10 下方アイドルローラ
11 下方ガイド
13 駆動ローラ
15 第1のローラ駆動機構
21 第1の駆動ローラ
25 押圧部材移動機構
28 軸体
30 めくり駆動機構
39 第2の駆動ローラ
41 ホッパー
47 第2の搬送路
50 冊子閉じ機構
51 冊子閉じ部材
70 印刷装置
80 冊子めくり機構

Claims (3)

  1. 印刷装置で印刷される冊子の所定の頁をめくり、前記印刷装置へ供給する冊子めくり装置であって、
    前記冊子を、第1の搬送路を経由して前記印刷装置へ搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送路を搬送される前記冊子の所定の頁をめくる冊子めくり手段と、
    前記印刷装置から前記冊子を受け取り、第2の搬送路を経由して、前記冊子めくり手段よりも上流側の前記第1の搬送路へこれを搬送する第2の搬送手段と、を有することを特徴とする冊子めくり装置。
  2. 前記冊子めくり手段は、前記第1の搬送路に配設され、閉じられた前記冊子の所定の頁をめくり、
    前記冊子めくり装置は、更に、
    頁が開かれた状態で、前記第2の搬送路を搬送される前記冊子を閉じる冊子閉じ手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の冊子めくり装置。
  3. 前記第1の搬送路と前記第2の搬送路とは、前記印刷装置側の端部で合流しており、
    前記冊子めくり装置は、更に、
    前記端部において、前記冊子の搬送路を、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路との間で切り替える切り替え手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の冊子めくり装置。
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