JP4005533B2 - ドロップイン式コンロ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロに関する。
【0002】
【従来の技術】
ドロップイン式コンロは、上面を開放面とする箱形のコンロ本体の上縁に外曲げフランジを形成し、コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込んだ状態で、外曲げフランジをコンロ開口の開口縁部に掛止して、コンロ本体をカウンタトップに吊持させると共に、コンロ本体を外曲げフランジに亘って上方から天板で覆うように構成されている。
【0003】
ここで、従来のドロップイン式コンロでは、一般的に、プレス成形された鋼板製の天板を用いている。このような鋼板製の天板は、剛性確保のため、外周縁部やバーナ用開口の開口縁部等が他部より隆起する形状に形成される(例えば、特許文献1参照。)。その結果、平坦に形成されるカウンタトップとの美的バランスを欠き、高級感は得られない。
【0004】
また、高級感を得られるように、従来、主体部分をガラス板で構成した天板を用いるものも知られている。然し、この天板では、ガラス板の保護のため、ガラス板を金属製の外枠で囲わざるを得ず (例えば、特許文献2参照。)、外枠の組み立てや外枠へのガラス板の装着作業が必要になって、コストが高くなる。
【0005】
そこで、本願出願人は、先に、特願2003−40523号により、1枚の肉厚の金属製(例えば、アルミニウム製)の平板で構成される天板を用いたドロップイン式コンロを提案している。このものでは、天板を構成する平板自体が高剛性であるため、天板に剛性アップ用の隆起部を形成する必要がなく、天板の上面を平坦に形成して、カウンタトップとの美的バランスを確保でき、且つ、視覚的に重厚な感じになり、高級感が得られる。更に、外枠が不要になり、コストも安くなる。
【0006】
ところで、ドロップイン式コンロでは、コンロ本体内のバーナの燃焼用空気を取入れたり、グリル付きコンロではグリルからの排気を排出するために、コンロ本体内に連通する通気口を天板の後部に形成することがある。そこで、本願出願人は、先に、特願2003−22583号により、金属製平板で天板を構成するドロップイン式コンロにおいて、天板の後部を横方向全幅に亘って折り起すことによりコンロ本体内に連通する通気口を設けるようにしたものも提案している。このものでは、天板の折り起し部により、通気口の前縁から通気口を覆うようにして後上方にのびるフードが構成され、煮こぼれ等の異物が通気口に落下することを防止できる。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−257358号公報
【特許文献2】
特開2002−13739号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記先願の如く、金属製平板から成る天板の後部を折り起して通気口を設けるものでは、カウンタトップのコンロ開口の開口縁部に掛止されるコンロ本体の外曲げフランジの天板の折り起し部に対応する部分、即ち、コンロ本体の後壁部の上縁の外曲げフランジと、コンロ本体の左右の側壁部の上縁の外曲げフランジの前記折り起し部に対応する後部とが天板で覆われなくなる。そのため、外曲げフランジの天板の折り起し部に対応する部分が外観的に露出してしまい、体裁が損なわれる不具合がある。
【0009】
本発明は、以上の点に鑑み、外曲げフランジの天板の折り起し部に対応する部分が外観的に露出することを防止して、上記先願のものにおける不具合を解消したドロップイン式コンロを提供することをその課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴によれば、上面を開放面とする箱形のコンロ本体の上縁に外曲げフランジを形成し、コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込んだ状態で、外曲げフランジをコンロ開口の開口縁部に掛止して、コンロ本体をカウンタトップに吊持させると共に、コンロ本体を外曲げフランジに亘って上方から覆う天板を設けて成るドロップイン式コンロであって、天板を1枚の金属製平板で構成し、天板の後部を横方向全幅に亘って折り起すことによりコンロ本体内に連通する通気口を設けるものにおいて、 天板の折り起し部に対応する、天板で覆われなくなった外曲げフランジの部分を上方から覆う飾り枠を設けている。
【0011】
上記の構成によれば、天板で覆われなくなった外曲げフランジの部分が飾り枠により覆われるため、外観的に露出せず、体裁が良好になる。
【0012】
特に、飾り枠を、外曲げフランジの上面に対向する上板部と、上板部の内縁からコンロ本体内に入り込むように垂下する内垂下板部と、上板部の外縁から外曲げフランジを囲うように垂下する外垂下板部とを有する断面形状に形成すれば、外曲げフランジが飾り枠により上方だけでなく内方及び外方からも覆われるようになり、外観的にすっきりする。更に、コンロ本体の内壁面への内垂下板部の当接又は外曲げフランジの外縁への外垂下板部の当接により、飾り枠が位置ずれすることも防止できる。
【0013】
ところで、天板で覆われなくなる外曲げフランジの部分を全て覆うには、飾り枠を、コンロ本体の後壁部の上縁の外曲げフランジを覆う後辺部分と、コンロ本体の左右の側壁部の上縁の外曲げフランジの前記折り起し部に対応する後部を覆う左右の側辺部分とを有するものに構成することが必要になる。然し、コンロ本体の左右の側壁部の上縁の外曲げフランジは見え易いのに対し、コンロ本体の後壁部の上縁の外曲げフランジは、天板の折り起し部の陰に隠れて見えにくいため、後辺部分を省略して、コンロ本体の側壁部の上縁の外曲げフランジの前記折り起し部に対応する後部をコンロ本体の後壁部の上縁の外曲げフランジとのコーナ部に亘って覆う左右の側辺部分だけで飾り枠を構成することも可能である。
【0014】
また、折り起し部の曲げ加工を容易にするには、天板の下面側の肉を削って天板の後部を他部より肉薄にし、この肉薄部分の範囲内での折り起しで折り起し部を形成することが望まれる。この場合、天板の下面に形成される肉薄部分の境界となる段差に飾り枠の側辺部分の前端を突き当てるようにすれば、天板と飾り枠との一体感が得られ、体裁が一層良好になり、更に、飾り枠が前方に位置ずれすることも防止でき、有利である。
【0015】
また、本発明の第2の特徴によれば、上面を開放面とする箱形のコンロ本体の上縁に外曲げフランジを形成し、コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込んだ状態で、外曲げフランジをコンロ開口の開口縁部に掛止して、コンロ本体をカウンタトップに吊持させると共に、コンロ本体を外曲げフランジに亘って上方から覆う天板を設けて成るドロップイン式コンロであって、天板を1枚の金属製平板で構成し、天板の後部を横方向全幅に亘って折り起すことによりコンロ本体内に連通する通気口を設けるものにおいて、天板の折り起し部の下方に形成される空間の左右の各側部に位置させて、この空間を塞ぐように目隠し板を設けている。
【0016】
上記の構成によれば、側方から見て、通気口が目隠し板の影に隠れ、体裁が良好になる。尚、上記飾り枠と目隠し板とを併用することも可能であり、例えば、飾り枠の各側辺部分に、天板の折り起し部の下面との間の空間を塞ぐ目隠し板を立設しても良い。また、コンロ本体の各側壁部の上縁の外曲げフランジの後部外側に位置させて、天板の折り起し部の下面とカウンタトップの上面との間の空間を塞ぐように目隠し板を設けることも可能である。この場合は、天板の折り起し部に対応する外曲げフランジの部分が側方から見て目隠し板の陰に隠れるため、飾り枠を省略できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、システムキッチンのカウンタトップ1にドロップイン式コンロ2を組み込んだ状態を示している。このコンロ2は、図2に示す如く、上面を開放面とする箱形のコンロ本体3を備えている。コンロ本体3の上縁には外曲げフランジ4が形成されており、コンロ本体3をカウンタトップ1に開設したコンロ開口1aに落とし込んだ状態で、外曲げフランジ4をコンロ開口1aの開口縁部に掛止して、コンロ本体3をカウンタトップ1に吊持させている。そして、天板5によりコンロ本体3を外曲げフランジ4に亘って上方から覆うようにしている。尚、外曲げフランジ4の周縁部にはパッキン4aが装着されており、外曲げフランジ4をパッキン4aを介してカウンタトップ1に着座させている。
【0018】
コンロ本体3内には、熱源たる左右一対のバーナ6,6が配置されている。天板5には、左右のバーナ6,6を臨ませる左右一対のバーナ用開口が開設されており、天板5上に、各バーナ用開口を囲うようにして左右一対の五徳7,7を載置している。また、天板5上に、前側中央部に位置させて、各バーナ6用の左右一対の操作摘み8,8を配置している。
【0019】
天板5は、1枚の金属製、例えば、アルミニウム製の比較的肉厚(例えば、厚さ6mm)の平板で構成されている。天板5の下面の後部を除く周縁部には、パッキン5aが取付けられており、カウンタトップ1のコンロ開口1aの開口縁部に掛止されるコンロ本体3の外曲げフランジ4の外側において、天板5をパッキン5aを介してカウンタトップ1に着座させている。
【0020】
天板5の後部は、横方向全幅に亘って折り起されており、これによりコンロ本体3内に連通する通気口9を形成し、バーナ6の燃焼用空気を通気口9から取入れられるようにしている。更に、天板5の折り起し部5bにより通気口9の前縁から通気口9を覆うようにして後上方にのびるフードを構成し、煮こぼれ等の異物が通気口9に落下することを防止している。また、折り起し部5bの曲げ加工を容易にするため、天板5の下面側の肉を削って天板5の後部を他部より肉薄にし、この肉薄部分の範囲内での折り起しで折り起し部5bを形成している。
【0021】
ところで、上記の如く折り起し部5bを形成すると、折り起し部5bに対応する外曲げフランジ4の部分、即ち、コンロ本体3の後壁部3aの上縁の外曲げフランジ4と、コンロ本体3の左右の側壁部3bの上縁の外曲げフランジ4の折り起し部5bに対応する後部とが天板5で覆われなくなり、これら外曲げフランジ4の部分が露出して体裁が損なわれる。
【0022】
そこで、本実施形態では、折り起し部5bに対応する露出した外曲げフランジ4の部分を覆う飾り枠10を設けている。飾り枠10は、図3に示す如く、コンロ本体3の左右の側壁部3bの上縁の外曲げフランジ4の前記折り起し部5bに対応する後部をコンロ本体3の後壁部3aの上縁の外曲げフランジ4とのコーナ部に亘って覆う左右の側辺部分10b,10bと、両側辺部分10b,10b間に位置してコンロ本体3の後壁部3aの上縁の外曲げフランジ4を覆う後辺部分10aとを有する形状に一体成形されている。そのため、コンロ本体3の後壁部3aの上縁の外曲げフランジ4、コンロ本体3の左右の側壁部3bの上縁の外曲げフランジ4の折り起し部5bに対応する後部、及び側壁部3bの上縁の外曲げフランジ4と後壁部3aの上縁の外曲げフランジ4とのコーナ部が全て飾り枠10で覆われることになり、これらが外観的に露出して体裁を損なうことを防止できる。
【0023】
後辺部分10aと各側辺部分10bは、夫々、外曲げフランジ4の上面に対向する上板部101と、上板部101の内縁からコンロ本体3内に入り込むように垂下する内垂下板部102と、上板部101の外縁から外曲げフランジ4を囲うように垂下して、パッキン4aの外側でカウンタトップ1に着座する外垂下板部103とを有する断面形状に形成されている。そのため、外曲げフランジ4が飾り枠10により上方だけでなく内方及び外方からも覆われるようになり、外観的にすっきりする。更に、コンロ本体3の後壁部3aへの後辺部分10aの内垂下板部102の当接により、飾り枠10が後方に位置ずれすることを防止できると共に、コンロ本体3の各側壁部3bへの各側辺部分10bの内垂下板部102の当接により、飾り枠10が横方向に位置ずれすることも防止できる。
【0024】
また、本実施形態では、天板5の下面に形成される天板後部の肉薄部分の境界となる段差5cに飾り枠10の各側辺部分10bの前端を突き当てるようにしている。そのため、天板5と飾り枠10との一体感が得られ、体裁が一層良好になり、更に、飾り枠10が前方に位置ずれすることも防止できる。尚、飾り枠10の後辺部分10aの外垂下板部103を外曲げフランジ4の周縁のパッキン4aに当接させて、飾り枠10の前方への位置ずれを防止することも可能である。
【0025】
図4及び図5は第2の実施形態を示しており、上記第1実施形態と同様の部材に上記と同一の符号を付している。第2実施形態では、天板5の折り起し部5bの下方に形成される空間の左右の各側部に位置させて、この空間を塞ぐように目隠し板11を設けている。具体的には、飾り枠10の各側辺部分10bに、天板5の折り起し部5bの下面との間の空間を塞ぐ三角形状の目隠し板11を立設している。尚、本実施形態では、目隠し板11をその下端の曲げフランジ部11aにおいて飾り枠10の各側辺部分10bの上面にスポット溶接等により固設している。
【0026】
これによれば、側方から見て、通気口9が目隠し板11の陰に隠れることになる。従って、外曲げフランジ4に加えて通気口9も見えなくなり、体裁が一層良好になる。
【0027】
また、第2実施形態では、飾り枠10の外垂下板部103の内面に、外垂下板部103の下縁より若干下方に張出すパッキン104を取り付けている。そして、飾り枠10をパッキン104を介してカウンタトップ1に着座させ、カウンタトップ1の傷付きを防止すると共に、煮こぼれ等が飾り枠10の内側に侵入することを防止できるようにしている。この場合、天板5のパッキン5aと飾り枠10のパッキン104とでコンロ本体3の上縁の外曲げフランジ4が全周に亘って囲われることになり、コンロ本体3の外曲げフランジ4にパッキン4aを装着しなくても、コンロ開口1a内への煮こぼれ等の侵入を防止できる。
【0028】
以上、後辺部分10aと左右の側辺部分10bとで構成される飾り枠10を用いた実施形態について説明したが、コンロ本体3の後壁部3aの上縁の外曲げフランジ4は折り起し部5bの影に隠れて見えにくいため、後辺部分10aを削除し、コンロ本体3の左右の側壁部3bの上縁の外曲げフランジ4の前記折り起し部5bに対応する後部をコンロ本体3の後壁部3aの上縁の外曲げフランジ4とのコーナ部に亘って覆う左右の側辺部分10b,10bだけで飾り枠10を構成することも可能である。特に、側辺部分10bに目隠し板11を立設する場合には、後辺部分10aは不要である。
【0029】
また、図6に示す第3実施形態のように、コンロ本体3の各側壁部3bの上縁の外曲げフランジ4の後部外側に位置させて、天板5の折り起し部5bの下面とカウンタトップ1の上面との間の空間を塞ぐように目隠し板11を設けることも可能である。この場合は、天板5の折り起し部5bに対応する外曲げフランジ4の部分が側方から見て目隠し板11の陰に隠れるため、飾り枠10を省略できる。尚、本実施形態では、折り起し部5bの下面側縁部に目隠し板11の上縁部をねじ等で固定している。この場合、目隠し板11の下縁にパッキンを取付けても良い。
【0030】
以上、天板5の後部を折り起して、バーナ6の燃焼用空気を取入れるための通気口9を形成する実施形態について説明したが、グリル付きのドロップイン式コンロであって、グリルからの排気を排出するための通気口を天板の後部を折り起して形成する場合にも、同様に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コンロの第1実施形態の斜視図。
【図2】図1のII−II線で切断した中間部省略の拡大切断面図。
【図3】第1実施形態の飾り枠の斜視図。
【図4】第2実施形態の図2に対応する中間部省略の拡大切断面図。
【図5】第2実施形態の飾り枠の斜視図。
【図6】第3実施形態の要部の斜視図
【符号の説明】
1…カウンタトップ、1a…コンロ開口、2…ドロップイン式コンロ、3…コンロ本体、3a…後壁部、3b…側壁部、4外曲げフランジ、5…天板、5b…折り起し部、5c…天板下面の段差、9…通気口、10…飾り枠、10a…後辺部分、10b…側辺部分、101…上板部、102…内垂下板部、103…外垂下板部、11…目隠し板。
Claims (6)
- 上面を開放面とする箱形のコンロ本体の上縁に外曲げフランジを形成し、コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込んだ状態で、外曲げフランジをコンロ開口の開口縁部に掛止して、コンロ本体をカウンタトップに吊持させると共に、コンロ本体を外曲げフランジに亘って上方から覆う天板を設けて成るドロップイン式コンロであって、
天板を1枚の金属製平板で構成し、天板の後部を横方向全幅に亘って折り起すことによりコンロ本体内に連通する通気口を設けるものにおいて、
天板の折り起し部に対応する、天板で覆われなくなった外曲げフランジの部分を上方から覆う飾り枠を設けることを特徴とするドロップイン式コンロ。 - 前記飾り枠は、外曲げフランジの上面に対向する上板部と、上板部の内縁からコンロ本体内に入り込むように垂下する内垂下板部と、上板部の外縁から外曲げフランジを囲うように垂下する外垂下板部とを有する断面形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のドロップイン式コンロ。
- 前記飾り枠は、少なくとも、コンロ本体の左右の側壁部の上縁の外曲げフランジの前記折り起し部に対応する後部をコンロ本体の後壁部の上縁の外曲げフランジとのコーナ部に亘って覆う左右の側辺部分を有することを特徴とする請求項1または2に記載のドロップイン式コンロ。
- 前記天板の下面側の肉を削って天板の後部を他部より肉薄にし、この肉薄部分の範囲内での折り起しで前記折り起し部を形成すると共に、天板の下面に形成される肉薄部分の境界となる段差に前記側辺部分の前端を突き当てることを特徴とする請求項3に記載のドロップイン式コンロ。
- 前記各側辺部分に、前記折り起し部の下面との間の空間を塞ぐ目隠し板を立設することを特徴とする請求項3または4に記載のドロップイン式コンロ。
- 上面を開放面とする箱形のコンロ本体の上縁に外曲げフランジを形成し、コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込んだ状態で、外曲げフランジをコンロ開口の開口縁部に掛止して、コンロ本体をカウンタトップに吊持させると共に、コンロ本体を外曲げフランジに亘って上方から覆う天板を設けて成るドロップイン式コンロであって、
天板を1枚の金属製平板で構成し、天板の後部を横方向全幅に亘って折り起すことによりコンロ本体内に連通する通気口を設けるものにおいて、
天板の折り起し部の下方に形成される空間の左右の各側部に位置させて、この空間を塞ぐように目隠し板を設けることを特徴とするドロップイン式コンロ。
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