JP4001422B2 - プリント基板の加工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路パターンが形成された基板から製品となるプリント基板を切り出すためのプリント基板の加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回路パターンが形成された基板から製品となるプリント基板を切り出すプリント基板の外形加工においては、穴明けや回路パターンの形成に使用する基準穴を利用して基板を下板を介してプリント基板加工機のテーブルに固定し、プリント基板加工機のプレッシャフットで加工部の周囲を押さえながら加工を行なっている。
【0003】
このような加工方法では、基板とプリント基板を切り離す際にプリント基板がカッタの回転に巻き込まれて移動し、加工精度を低下させ、あるいはプリント基板に損傷をあたえることがある。
【0004】
このため、プリント基板に形成されている各種の穴にピンなどを圧入してプリント基板を下板に固定することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような固定方法では、プリント基板の種類ごとに適当な固定位置を設定し、ピンの圧入や抜取りなどの作業が必要になり、作業性を低下させる一因になっている。
【0006】
上記の事情に鑑み、本発明の目的は、プリント基板に圧入するピン等の固定手段を用いることなく、プリント基板を確実に固定して加工が行なえ、作業性を向上させることができるプリント基板の加工方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
所定の間隔で配置された複数のクランパにより、基板の周囲から製品となる部分を押さえてその外形を加工するプリント基板の加工方法において、前記各クランパごとに該クランパが前記基板上から退避する移動経路を含む領域を設定し、加工の進行により、カッタを囲うプレッシャフットが前記いずれかの領域に到達したとき、当該領域が設定されたクランパを基板上から退避させて、他のクランパにより基板を固定した状態でその領域内の加工を行ない、前記プレッシャフットが当該領域を通過した後、再び当該クランパにより基板の製品となる部分を押さえて、全てのクランパで基板を固定して加工するようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の実施の形態を示すもので、図1は、本発明による加工方法を示すフローチャート、図2は、本発明を適用するプリント基板加工機の斜視図、図3は、プリント基板の加工状態を示す平面図、図4は、プリント基板のクランプ状態を示す断面図、図5は、プリント基板のアンクランプ状態を示す断面図である。
【0009】
図2において、1はベッド。2はガイドで、ベッド1に所定の間隔で平行に固定されている。3はベアリングで、ガイド2に摺動可能に支持されている。4は送りねじで、ベッド1に軸受5を介して回転可能に支持され、モータ(図示せず)によって回転駆動される。6は箱型に形成されたテーブルで、ベアリング3を固定し、ベッド1に摺動可能に支持され、かつ、送りねじ4と螺合するナット(図示せず)を備えている。
【0010】
7はコラムで、テーブル6を跨ようにベッド1に固定されている。8はガイドで、コラム7の側面に所定の間隔で平行に固定されている。9はモータで、コラム7の側面に支持されている。10は送りねじで、コラム7に軸受11を介して回転可能に支持され、モータ9の回転軸に結合されている。12はクロススライドで、ガイド8に摺動可能に支持されるベアリング(図示せず)と送りねじ10に螺合するナット(図示せず)を備え、コラム7に摺動可能に支持されている。
【0011】
13はガイドで、クロススライド12に所定の間隔で平行に固定されている。14はモータで、クロススライド12に支持されている。15は送りねじで、クロススライド12に軸受(図示せず)を介して回転可能に支持され、モータ14の回転軸に結合されている。16はサドルで、ガイド13に摺動可能に支持されるベアリング(図示せず)と送りねじ15に螺合するナット(図示せず)を備え、クロススライド12に摺動可能に支持されている。
【0012】
17はスピンドルユニットで、サドル16に固定されている。このスピンドルユニット17は、図5に示すように、回転可能に支持されたスピンドル18と、カッタ19を着脱可能に支持するチャック(図示せず)と、スピンドルユニット17の先端部に摺動可能に外嵌し、かつ、加工位置の周囲を押さえるブラシ20を設けたプレッシャフット21を備えている。
【0013】
図4、図5において、22は旋回型のシリンダで、テーブル6の底部に固定されている。23は直動型のシリンダで、シリンダ22に支持されている。24はクランパで、シリンダ23に支持されている。そして、シリンダ22、23およびクランパ24で、クランプ装置を構成している。
【0014】
25は基板で、テーブル6上に載置され、クランパ24により固定される。26は制御装置で、プリント基板加工機とクランプ装置を制御する。
【0015】
図3において、25aは製品となるプリント基板の外形。27は加工経路で、プリント基板の外形25aよりカッタ19の半径分だけ外側に設定される。また、各クランパ24に対しその移動に必要な領域A1〜A4を加工経路27に沿って設定する。
【0016】
このような構成で、図1も参照してプリント基板の加工方法を説明する。基板25をテーブル6の所定の位置に載置し、クランパ24で固定する。制御装置26の指令によってプリント基板加工機を作動させ、テーブル6とクロススライド12をX(テーブル6の移動)方向、Y(クロススライド12の移動)方向に移動させ、カッタ19を基板25の加工開始位置に位置決めする。
【0017】
この状態でモータ14を作動させ、スピンドルユニット17を所定の位置まで下降させて、基板24にカッタ19を所定の深さまで切り込ませ、予め設定された加工経路に沿ってテーブル6とクロススライド12をX、Y方向に相対移動させて切削を開始する。
【0018】
同時に、制御装置26は、予め登録された領域A1〜A4を設定する(ステップS1)。加工の進行に合わせてカッタ19の現在位置を検出し、カッタ19の現在位置からプレッシャフット21が設定された領域A1〜A4のいずれかに到達しているか否かを判定する(ステップS2)。
【0019】
プレッシャフット21がいずれかの領域(A1〜A4)に到達した場合には、該当する領域(A1〜A4)のクランプ装置のシリンダ23を作動させ、クランパ24を上昇させて基板25のクランプを解除するとともに、シリンダ22を作動させて、クランパ24を旋回させ、クランパ24をプレッシャフット21の移動経路から退避させる(ステップS3)。
【0020】
さらに、加工の進行状況の監視を継続して、プレッシャフット21が領域(A1〜A4)を外れたか否かを確認する(ステップS4)。プレッシャフット21がその領域(A1〜A4)から外れると、制御装置26は、該当する領域(A1〜A4)のクランプ装置のシリンダ22を作動させ、クランパ24を基板25の上方に移動させた後、シリンダ23を作動させ、クランパ24を下降させて基板25を固定する(ステップS5)。
【0021】
加工が終了するまで前記ステップS2〜ステップS5を繰り返す。図3では、クランプ装置による基板25のアンクランプ、クランプが4回行なわれることになる。
【0022】
基板25から製品となるプリント基板が切り離されるとき、切り離されるプリント基板は全てのクランパ24でクランプされているので、基板25から切り離されてもカッタ19との摩擦により動くことがなく、高精度の加工を行なうことができる。
【0023】
基板25からプリント基板を切離した後、スピンドルユニット17を上昇させて、カッタ19を基板から抜き出してその回転を停止させる。カッタ19が基板25から抜かれた後、全てのクランプ装置のシリンダ23を作動させ、クランパ24を上昇させてプリント基板のクランプを解除するとともに、シリンダ22を作動させて、クランパ24を基板25の上方から退避させ、プリント基板(基板25の残材、下板を含む)をテーブル6上から取り出す。
【0024】
上記のように、常に複数のクランパでプリント基板をクランプして加工することができ、加工精度を向上させることができる。また、プリント基板を固定するためのピンなどの着脱作業を無くすことができるので、作業性を向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたごとく、本発明によれば、所定の間隔で配置された複数のクランパにより、基板の周囲から製品となる部分を押さえてその外形を加工するプリント基板の加工方法において、前記各クランパごとに該クランパが前記基板上から退避する移動経路を含む領域を設定し、加工の進行により、カッタを囲うプレッシャフットが前記いずれかの領域に到達したとき、当該領域が設定されたクランパを基板上から退避させて、他のクランパにより基板を固定した状態でその領域内の加工を行ない、該領域を通過した後、再び当該クランパにより基板の製品となる部分を押さえて、全てのクランパで基板を固定して加工するようにしたので、プリント基板の加工精度を向上させることができる。また、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加工方法を示すフローチャート。
【図2】本発明を適用するプリント基板加工機の斜視図。
【図3】プリント基板の加工状態を示す平面図。
【図4】プリント基板のクランプ状態を示す断面図。
【図5】プリント基板のアンクランプ状態を示す断面図。
【符号の説明】
19…カッタ、21…プレッシャフット、24…クランパ、
25…基板、A1〜A4…領域。

Claims (1)

  1. 一端において支持された複数のクランパの他端により、基板の周囲から製品となる部分を押さえてその外形を加工するプリント基板の加工方法において、
    前記複数のクランパを、その全てが同一直線上に位置しないように配置するとともに、
    前記各クランパごとに該クランパが前記基板上から退避する移動経路を含む領域を設定し、加工の進行により、カッタを囲うプレッシャフットが前記いずれかの領域に到達したとき、当該領域が設定されたクランパをその一端を軸にして回転させることによりその他端を基板上から退避させて、他のクランパの他端により基板を固定した状態でその領域内の加工を行ない、該領域を通過した後、再び当該クランパをその一端を軸にして回転させてその他端により基板の製品となる部分を押さえて加工することを特徴とするプリント基板の加工方法。
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