JP4000717B2 - 全電気式操舵制御装置及び全電気式操舵制御方法 - Google Patents

全電気式操舵制御装置及び全電気式操舵制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドルと操舵輪とが機械的にリンクされておらず、検出したハンドルの回転に基づいて、電気エネルギーによって駆動するアクチュエータを用いて操舵輪を操舵する全電気式操舵制御装置と全電気式操舵制御方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に、産業車両の一つであるリーチ式フォークリフト1を示す。図2に示されるフォークリフト1は、その四隅に車輪が取り付けられており、そのうちの一つが操舵輪2とされている。この操舵輪2は、ハンドル3の回転に応じて操舵される。図2に示されるフォークリフト1は、操舵輪2とハンドル3との間に機械的なリンクを有しておらず、操舵されたハンドル3のハンドル角をエンコーダーなどで検出し、検出したハンドル角に基づいて操舵輪2を電気モーターなどで駆動する、いわゆる全電気式の操舵制御装置を有している。
【0003】
全電気式の操舵制御装置の一般的な構成を図3に示す。ハンドル3には、そのハンドル角を検出するエンコーダー4が取り付けられている。また、操舵輪2には、この操舵輪2のタイヤ角を変更するための駆動源となる電気モーター5と、この操舵輪2のタイヤ角を検出するポテンショメータ6が取り付けられている。そして、エンコーダー4、電気モーター5及びポテンショメータ6は、操舵全体を制御する電子制御コントロールユニット(ECU)7に接続されている。ECU7は、エンコーダー4からの出力に基づいて電気モーター5を駆動し、操舵輪2のタイヤ角を変更する。即ち、ECU7は、操舵制御手段として機能する。このとき、操舵輪2のタイヤ角がポテンショメータ6によって検出され、ECU7による電気モーター5の駆動制御にフィードバックされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ポテンショメータ6は、その出力誤差に個体差があると共に、取付誤差も生じる。このようなポテンショメータ6の誤差に基づいて、フィードバック制御を行うと、制御が正確に行われないことになる。また、ポテンショメータ6の出力が永年使用によって経時的に変化して誤差が生じる場合もあり、このような誤差が発生すれば、フィードバック制御に影響を及ぼすことになる。
【0005】
従って、本発明の目的は、操舵輪のタイヤ角の検出誤差を補正し、正確な操舵制御を行うことのできる全電気式操舵制御装置及び制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の全電気式操舵制御装置は、電気エネルギーによって駆動するアクチュエータを用いて操舵輪のタイヤ角を変更するタイヤ角変更手段と、操舵輪のタイヤ角を検出するタイヤ角検出手段と、タイヤ角検出手段の検出結果に基づいて、タイヤ角変更手段を制御する操舵制御手段とを備え、操舵制御手段は、一方のタイヤエンドまで操舵輪が操舵された状態でタイヤ角検出手段によってタイヤ角を検出した後に、他方のタイヤエンドまで操舵輪が操舵された状態でタイヤ角検出手段によってタイヤ角を検出し、検出した各タイヤエンドにおけるタイヤ角に基づいて、タイヤ角検出手段の出力とタイヤ角変更手段により変更されるタイヤ角との対応関係を補正するように構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の全電気式操舵制御装置によれば、一方のタイヤエンドと他方のタイヤエンドとで検出した操舵輪の実際のタイヤ角に基づいて、タイヤ角検出手段の出力とタイヤ角変更手段により変更されるタイヤ角との対応関係を補正するので、タイヤ角検出手段の誤差を確実に補正することができ、操舵輪のタイヤ角をタイヤ角変更手段によって正確に変更することができる。
【0008】
ここで、操舵制御手段は、操舵制御装置が搭載された車両の起動スイッチがオンとなったことを検出したときに、タイヤ角変更手段によって操舵輪を一方のタイヤエンドまで自動的に操舵してタイヤ角検出手段によってタイヤ角を検出した後に、タイヤ角変更手段によって操舵輪を他方のタイヤエンドまで自動的に操舵してタイヤ角検出手段によってタイヤ角を検出すると好適である。このようにすれば、操舵制御装置が搭載された車両が起動されるときに常にタイヤ検出手段の誤差が補正され、操舵輪のタイヤ角をタイヤ角変更手段によって常に正確に変更することができる。
【0009】
また、操舵制御手段は、車両の起動スイッチがオンとなったことを検出したときに、車両の走行及び荷役を禁止してから、タイヤ角変更によって操舵輪を一方のタイヤエンドまで自動的に操舵することが好ましい。このようにすれば、操舵輪のタイヤ角を自動的に変更して各タイヤエンドでのタイヤ角を検出する際に、車両の走行や荷役の制御によって阻害されることなく、タイヤ角を確実かつ速やかに検出することができる。
【0010】
さらに、操舵制御手段は、各タイヤエンドでのタイヤ角の検出が終了した後に、タイヤ角変更手段によって操舵輪を自動的に中立位置に変更することが好ましい。このようにすれば、操舵輪のタイヤ角を自動的に変更して各タイヤエンドでタイヤ角を検出した後は、タイヤ角が必ず中立位置にあるので、運転者によるその後の車両の運転を行いやすくできる。
【0011】
また、本発明の全電気式操舵制御方法は、操舵輪のタイヤ角を検出して操舵輪のタイヤ角を制御する全電気式操舵制御方法であって、操舵輪を一方のタイヤエンドまで操舵した状態で操舵輪のタイヤ角を検出した後に、操舵輪を他方のタイヤエンドまで操舵した状態で操舵輪のタイヤ角を検出し、各タイヤエンドにおいて検出したタイヤ角に基づいて、検出したタイヤ角と制御するタイヤ角との対応関係を補正することを特徴としている。
【0012】
本発明の全電気式操舵制御方法によれば、一方のタイヤエンドと他方のタイヤエンドとで検出した操舵輪の実際のタイヤ角に基づいて、検出したタイヤ角と制御するタイヤ角との対応関係を補正するので、タイヤ角を検出する際の誤差を確実に補正することができ、操舵輪のタイヤ角を正確に変更することができる。
【0013】
ここで、車両の起動スイッチがオンとなった場合に、電気エネルギーによって駆動するアクチュエータを用いて、操舵輪を一方のタイヤエンドまで自動的に操舵させてからタイヤ角を検出した後に、操舵輪を他方のタイヤエンドまで自動的に操舵させてからタイヤ角を検出すると好適である。このようにすれば、本操舵制御方法によって制御される車両が起動されるときに常にタイヤ角を検出する際の誤差が補正され、操舵輪のタイヤ角を常に正確に変更することができる。
【0014】
また、車両の起動スイッチがオンとなった場合に、車両の走行及び荷役を禁止してから、操舵輪を一方のタイヤエンドまで自動的に操舵させることが好ましい。このようにすれば、操舵輪のタイヤ角を自動的に変更して各タイヤエンドでタイヤ角を検出する際に、車両の走行や荷役の制御によって阻害されることなく、タイヤ角を確実かつ速やかに検出することができる。
【0015】
さらに、各タイヤエンドでのタイヤ角の検出が終了した後に、操舵輪を自動的に中立位置に変更することが好ましい。このようにすれば、操舵輪のタイヤ角を自動的に変更して各タイヤエンドでタイヤ角を検出した後は、タイヤ角が必ず中立位置にあるので、運転者によるその後の車両の運転を行いやすくできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の全電気式操舵制御装置の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0017】
本実施形態の操舵制御装置が搭載された車両は産業車両の一つであるフォークリフトであり、上述した図2に示されるリーチ式フォークリフト1と、その構成自体は同じである。また、本実施形態の操舵制御装置は、操舵輪とハンドルとの間に機械的なリンクがなく、電気的エネルギーによって駆動するアクチュエータ(具体的には電気モーター)によって操舵輪のタイヤ角を変更する全電気式の操舵機構を有している。そして、この全電気式の操舵機構の構成自体も、上述した図3に示されたものと同じである。このため、本実施形態の操舵制御装置についても、図2及び図3に基づいて説明する。
【0018】
フォークリフト1は、四隅に取り付けられた車輪のうちの一つが操舵輪2とされている。操舵輪2は、ハンドル3の回転に応じて操舵され、ここでは、駆動輪でもある。操舵輪2は、その回転中心軸が回転可能な取付部8に取り付けられており、この取付部8はギア9を有している。このギア9は、電気モーター5の出力軸10に取り付けられたギア11と噛み合っている。即ち、電気エネルギーによって駆動するアクチュエータである電気モーター5は、駆動されることによって操舵輪2のタイヤ角を変更するタイヤ角変更手段として機能する。電気モーター5は、供給される電流のオン−オフDUTY比の変化によって、その出力を変化させる。
【0019】
また、操舵輪2の取付部8は、操舵輪2が所定のタイヤ角以上に回転されないように所定の回転位置でその回転が抑制される構造を有している。操舵輪2がタイヤ角をそれ以上変更できなくなる位置をタイヤエンドという。図2に示すフォークリフト1における操舵輪2は、そのフォークリフト1の前方に対して、右側に90度回転したところが右タイヤエンドとされており、左側に90度回転したところが左タイヤエンドとされている。操舵輪2の取付部8には、その回転軸上にポテンショメータ6が取り付けられている。ポテンショメータ6は、操舵輪2の取付部8の回転角度、即ち、操舵輪2のタイヤ角を検出するタイヤ角検出手段として機能する。
【0020】
一方、ハンドル3は、外周上にノブが取り付けられたステアリングホイールとされている。ハンドル3の回転軸には、円周方向に複数のスリットが形成された円盤と、このスリットを挟むようにして投光部及び受光部を有する光検出部とからなるエンコーダー4が取り付けられている。エンコーダーは、ハンドル3のハンドル角を検出するハンドル角検出手段として機能する。なお、エンコーダー4としては、インクリメンタル型のものでも、アブソリュート型のものでも用いることができる。また、ハンドル角検出手段として、エンコーダーではなくポテンショメータを用いることも可能である。
【0021】
上述したエンコーダー4、電気モーター5及びポテンショメータ6は、操舵輪2の操舵を総合的に制御するECU7に接続されている。ECU7内は、その内部に、演算を行うCPU、プログラムや各種設定値が格納されたROM、各種数値などを一時的に記憶するRAM、記憶した内容を保持することのできるバックアップRAMなどを有している。ECU7は、エンコーダー4によって検出されたハンドル3の操舵ハンドル角に応じて、操舵輪2が所定のタイヤ角だけ回転されるように電気モーター5に対して駆動信号を送出する。このとき、操舵輪2のタイヤ角はポテンショメータ6によって検出され、ECU7に送出される。ECU7は、ポテンショメータ6の検出結果を、操舵輪2のタイヤ角を変更するタイヤ角変更制御にフィードバックさせる。なお、ECU7には、フォークリフト1の起動スイッチ12も接続されており、起動スイッチ12がオンにされたことを検出できるようになっている。
【0022】
次に、上述した構成の操舵制御装置におけるポテンショメータ6の誤差の補正について説明すると共に、本発明の全電気式操舵制御方法の実施形態についても説明する。
【0023】
上述したように、タイヤ角検出手段であるポテンショメータ6は、それ自体が有する出力誤差や、取付誤差、経時的に発生する誤差を有している。この誤差を補正しないと、操舵輪2のタイヤ角を変更する際のフィードバック制御が正確に行われない。このため、本実施形態の操舵制御装置は、以下に説明するように、この誤差を補正する。この補正制御は、ECU7のROM内にプログラムとして格納されており、起動スイッチ12がオンとされた後に自動的に行われる。図1に、この補正制御のフローチャートを示す。
【0024】
まず、起動スイッチ12がオンにされたことがECU17によって検出されると、フォークリフト1の走行及び荷役が禁止される(ステップ100)。走行及び荷役の禁止は、ECU7から、走行及び荷役を制御しているメインECUに対して禁止指令を送出する(ECU7が走行及び荷役も制御している場合はその内部で禁止される)ことで行われる。走行及び荷役が禁止されると、運転者によってハンドル3が回転されても、その回転に応じた電気モーター5への駆動指令はECU7から送出されなくなり、操舵輪2は運転者によってタイヤ角を変更されることがなくなる。
【0025】
次いで、ECU7から、操舵輪2を一方のタイヤエンド(ここでは右タイヤエンド)一杯まで操舵させる信号が電気モーター5に対して送出され、信号を受けた電気モーター5は、操舵輪2を右タイヤエンドまで自動的に操舵する(ステップ110)。右タイヤエンド一杯まで操舵されたことは、ポテンショメータ6の出力が変化しなくなることで検出できる。ここで、ポテンショメータ6によってタイヤ角が検出される(ステップ120)。即ち、このとき検出したポテンショメータ6の出力は、操舵輪2が右タイヤエンドにあるときの出力である。
【0026】
右タイヤエンドでのタイヤ角が検出されたら、同様にして操舵輪2が他方のタイヤエンド(左タイヤエンド)一杯まで操舵される(ステップ130)。左タイヤエンド一杯まで操舵されたところで、ポテンショメータ6によってタイヤ角が検出される(ステップ140)。このとき検出したポテンショメータ6の出力は、操舵輪2が左タイヤエンドにあるときの出力である。各タイヤエンドで検出したタイヤ角に基づいて、ECU7内で、タイヤ角検出手段であるポテンショメータ6の出力とタイヤ角とを対応させるマップが修正される(ステップ150)。
【0027】
次いで、左タイヤエンドに操舵された状態の操舵輪2は、中立位置(ここでは、左右のタイヤエンドの中間位置、即ち、フォークリフト1を前方に直進させる位置)に自動的に操舵される(ステップ160)。最後に、ステップ100において禁止されていた走行及び荷役が許可される(ステップ170)。ステップ100からステップ170の間の制御は起動スイッチ12のオンと共に自動的に行われるので、運転席のモニタやインジケータなどで、ポテンショメータ6の補正制御が行われており、走行及び荷役が禁止されていることを運転者に告知するようにすることが好ましい。
【0028】
上述した操舵制御装置においては、フォークリフト1の起動と同時にポテンショメータ6の補正制御が自動的に行われるので、ポテンショメータ6の個体差に起因する誤差や取付誤差のみならず、ポテンショメータ6を使用するにつれて経時的に発生する出力誤差も常に確実に補正されるので好ましい。また、上述した操舵制御装置においては、フォークリフト1の起動と同時にポテンショメータ6の補正制御が自動的に行われるが、運転席に設置したスイッチなどによって、自動的に行われる補正制御を運転者の意志によってキャンセルできるようにしてもよい。
【0029】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した操舵制御装置は、フォークリフトに搭載されたが、フォークリフト以外の車両、例えば、ショベルローダーなどに搭載されてもよい。また、上述した実施形態においては、起動スイッチ12がオンとされた後に自動的にポテンショメータ6の補正制御が自動的に行われたが、請求項1に記載の発明に関しては、自動的に行われずに手動で行うようになされていてもよい。この場合は、運転席などに設けられたモニタやインジケータなどによって、操舵輪2の左右タイヤエンドへの操舵を順次指示することが好ましい。
【0030】
さらに、上述した実施形態においては、各タイヤエンドで検出したタイヤ角を用いて、ポテンショメータ6の出力とタイヤ角とを対応させるマップ自体を修正することによってタイヤ角変更制御を補正したが、各タイヤエンドで検出したタイヤ角を用いてタイヤ角変更制御を補正するのであれば、このようにマップを補正する方法以外の方法で補正してもよい。例えば、各タイヤエンドで検出したタイヤ角から補正係数を算出し、タイヤ角変更制御時に、この補正係数によって上述したマップの値を補正するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明の全電気式操舵制御装置及び全電気式操舵制御方法によれば、一方のタイヤエンドと他方のタイヤエンドとで検出した実際の操舵輪のタイヤ角に基づいて、タイヤ角検出手段の出力とタイヤ角変更手段により変更されるタイヤ角との対応関係を補正するので、タイヤ検出手段の誤差を確実に補正することができ、操舵輪のタイヤ角をタイヤ角変更手段によって正確に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における操舵制御を示すフローチャートである。
【図2】本発明の操舵制御装置を有するフォークリフトの全体斜視図である。
【図3】本発明の操舵制御装置の操舵機構を示す正面図である。
【符号の説明】
1…フォークリフト(車両)、2…操舵輪、3…ハンドル、4…エンコーダー、5…電気モーター(アクチュエータ:タイヤ角変更手段)、6…ポテンショメータ(タイヤ角検出手段)、7…ECU(操舵制御手段)、12…起動スイッチ。

Claims (8)

  1. 電気エネルギーによって駆動するアクチュエータを用いて操舵輪のタイヤ角を変更するタイヤ角変更手段と、
    前記操舵輪のタイヤ角を検出するタイヤ角検出手段と、
    前記タイヤ角検出手段の検出結果に基づいて、前記タイヤ角変更手段を制御する操舵制御手段とを備え、
    前記操舵制御手段は、一方のタイヤエンドまで前記操舵輪が操舵された状態で前記タイヤ角検出手段によってタイヤ角を検出した後に、他方のタイヤエンドまで前記操舵輪が操舵された状態で前記タイヤ角検出手段によってタイヤ角を検出し、検出した各タイヤエンドにおけるタイヤ角に基づいて、前記タイヤ角検出手段の出力と前記タイヤ角変更手段により変更されるタイヤ角との対応関係を補正するように構成されていることを特徴とする全電気式操舵制御装置。
  2. 前記操舵制御手段は、前記操舵制御装置が搭載された車両の起動スイッチがオンとなったことを検出したときに、前記タイヤ角変更手段によって前記操舵輪を一方のタイヤエンドまで自動的に操舵して前記タイヤ角検出手段によってタイヤ角を検出した後に、前記タイヤ角変更手段によって前記操舵輪を他方のタイヤエンドまで自動的に操舵して前記タイヤ角検出手段によってタイヤ角を検出する、請求項1に記載の全電気式操舵制御装置。
  3. 前記操舵制御手段は、前記車両の起動スイッチがオンとなったことを検出したときに、前記車両の走行及び荷役を禁止してから、前記タイヤ角変更によって前記操舵輪を一方のタイヤエンドまで自動的に操舵する、請求項2に記載の全電気式操舵制御装置。
  4. 前記操舵制御手段は、各タイヤエンドでのタイヤ角の検出が終了した後に、前記タイヤ角変更手段によって前記操舵輪を自動的に中立位置に変更する、請求項3に記載の全電気式操舵制御装置。
  5. 操舵輪のタイヤ角を検出して前記操舵輪のタイヤ角を制御する全電気式操舵制御方法であって、
    前記操舵輪を一方のタイヤエンドまで操舵した状態で前記操舵輪のタイヤ角を検出した後に、
    前記操舵輪を他方のタイヤエンドまで操舵した状態で前記操舵輪のタイヤ角を検出し、
    各タイヤエンドにおいて検出したタイヤ角に基づいて、検出した前記タイヤ角と制御する前記タイヤ角との対応関係を補正することを特徴とする全電気式操舵制御方法。
  6. 車両の起動スイッチがオンとなった場合に、
    電気エネルギーによって駆動するアクチュエータを用いて、前記操舵輪を一方のタイヤエンドまで自動的に操舵させてからタイヤ角を検出した後に、
    前記操舵輪を他方のタイヤエンドまで自動的に操舵させてからタイヤ角を検出する、請求項5に記載の全電気式操舵制御方法。
  7. 前記車両の起動スイッチがオンとなった場合に、前記車両の走行及び荷役を禁止してから、前記操舵輪を一方のタイヤエンドまで自動的に操舵させる、請求項6に記載の全電気式操舵制御方法。
  8. 各タイヤエンドでのタイヤ角の検出が終了した後に、前記操舵輪を自動的に中立位置に変更する、請求項7に記載の全電気式操舵制御方法。
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