JP4000569B2 - テレビジョン放送受信機 - Google Patents

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本発明は、デジタル放送受信機、特に、同番組が繰り返し放送されるデジタル放送を受信するデジタル放送受信機に関する。
特許文献1には、チューナ部の受信レベル、停電による電源停止を監視し、受信レベルの低下や電源停止により番組の録画に問題があった場合には、EPGからその番組の再放送を検索し、該当番組があった場合にその番組の再放送の録画予約を自動的に設定する録画装置が記載されている。また、この録画装置は、ランダムアクセス可能な記録媒体を持つ場合に、最初に録画した録画状態と次に録画した録画状態とを比較し、録画状態が悪い方の録画を削除する。
特許文献2には、各受信装置の受信強度を放送局側(センタ)にフィードバックする衛星放送システムが記載されている。この衛星放送システムでは、センタが、電話回線等を介して、各受信装置から受信装置の設置位置及び受信強度を受け取り、特定の地域において受信強度が悪化しているか否かを判断する。センタは、特定地域において受信強度が悪化していると判断した場合には、番組編成の改訂を行い、受信強度悪化時に放送された番組の再放送のメッセージを、電話回線等を介して上記特定地域に設置された受信装置に送信する。受信装置は、上記番組の再放送のメッセージを受け取ると、再放送の受信予約を自動的に設定する。
特許文献3には、各受信再生機又は受信記録機の受信強度を地上放送設備側にフィードバックする衛星放送システムが記載されている。この衛星放送システムでは、地上放送設備が、電話回線等を介して、各受信再生機又は受信記録機から受信再生機又は受信記録機のID、電波強度低下情報、外部電源からの電源供給が停止したか否か等の情報を受け取り、これらの情報に基づいて再放送や料金の割引の必要な受信再生機又は受信記録機を決定し、ユーザに再放送、料金の割引等の選択肢からの選択を提示し、選択させる。また、ユーザが、受信不良部分を含む前回の番組を受信記録機に録画しており、かつ当該番組の再放送を放送受信記録機に録画することを希望した場合には、地上放送設備は、前回の放送で受信不良であった部分のみを再放送し、記録機は、当該部分を上書きすることによって受信不良部分のない番組を記録する。
特許文献4には、受信する全ての信号周波数に対する所定の信号レベルを同一画面上に表示することにより、伝送システムの周波数特性を知ることができるデジタル放送受信機が記載されている。
特開2000−312323号公報(第3−4頁、第2,3,5図) 特開2003−87209号公報(第5頁、第11図) 特開2003−189334号公報(第14頁、第12図) 特開2003−218717号公報(第3頁、第2図)
特許文献1乃至4には、受信機において受信レベルを検出する構成が記載されており、特許文献1及び4には、受信レベルに応じて再放送の再録画することが記載されているが、何れも番組全体を一旦録画した後に、受信レベルの記録から当該録画に問題があったか否かを判定し、再放送において前記番組の録画を再度実行するものである。そのため、受信レベルが悪く画音にノイズがある番組でも、一旦は番組全体を録画する必要があり、ハ
ードディスク等の蓄積装置の容量を無駄に占有してしまう問題がある。
本発明の目的は、受信レベルが悪く画音に問題がある番組の録画を防止し、蓄積装置の容量を効率的に使用可能なデジタル放送受信機を提供することにある。
発明に係るデジタル放送受信機は、同番組が繰り返し放送されるデジタル放送を受信するデジタル放送受信機であって、画音にノイズが入らないアンテナレベルの設定値の入力を受け付ける受付手段と、ランダムアクセス可能な蓄積装置と、前記番組の録画の際に、受信中のデジタル放送信号のアンテナレベルを監視し、前記アンテナレベルが前記設定値以上である期間のみ前記番組を前記蓄積装置に記録する録画手段と、を備えることを特徴とする。
この受信機によれば、デジタル放送信号のアンテナレベルを監視し、アンテナレベルが設定値以上である期間のみ番組を蓄積装置に記録するので、アンテナレベルが低く、画音にノイズが混入する虞のある番組の部分を蓄積装置に記録することを防止し、蓄積装置の容量を有効に使用可能である。
発明に係るデジタル放送受信機は、第発明に係るデジタル放送受信機において、前記録画手段は、前記デジタル放送番組の録画開始時に、前記アンテナレベルが前記設定値未満であれば前記番組の録画を中止し、前記アンテナレベルが前記設定値以上である場合に前記番組の録画を開始し、前記番組の録画を開始した後に前記アンテナレベルが前記設定値未満になった時点で前記番組の録画を中止し、録画開始時及び録画中に録画が中止された場合に、前記番組の再放送を検索し、前記再放送があれば、最も近い放送日時の前記番組の再放送において前記番組の録画予約をする録画手段とことを特徴とする。
この受信機では、番組の録画開始時にアンテナレベルをチェックし、アンテナレベルが設定値未満であれば番組の録画をせず、アンテナレベルが設定値以上で番組の録画を開始したとしても録画中にアンテナレベルが設定値未満になった場合には、番組の録画を中止し、最も放送日時の近い再放送における番組の録画予約をするため、アンテナレベルが低く、画音にノイズが混入する虞のある番組を蓄積装置に記録することを防止するとともに、再放送において番組を録画することによって、アンテナレベルが設定値以上の状態で番組を録画可能である。
発明に係るデジタル放送受信機は、第発明に係るデジタル放送受信機において、前記録画手段は、前記番組の録画が中止されるまで前記番組を前記蓄積装置に記録し、前記番組の再放送において、前回の録画時に記録された部分より後の部分を前記蓄積装置に記録することを特徴とする。
この受信機では、前記番組の録画が途中で中止される場合でも、中止されるまでの番組の部分を蓄積装置に記録しておき、再放送において未だ記録していない前記番組の部分を記録するので、アンテナレベルが設定値以上の状態で番組全体を早期に記録することが可能になる。
発明に係るデジタル放送受信機は、第発明に係るデジタル放送受信機において、記録画手段は、前記番組全体を前記蓄積装置に記録するまで、前記番組の再放送を繰り返し検索し、前記番組の未だ記録されていない部分の録画を繰り返すことを特徴とする。
この受信機では、番組全体を記録するまで、番組の再放送を検索し、番組の録画を繰り返すため、アンテナレベルが設定値以上の状態で番組全体を確実に記録できる。
発明に係るデジタル放送受信機は、第発明に係るデジタル放送受信機において、前記録画手段は、前記アンテナレベルが前記設定値を超える前記番組の部分を、1回の録画において前記番組全体に渡って前記蓄積装置に記録し、前記番組全体を前記蓄積装置に記録していない場合には、前記番組の再放送を検索し、前記再放送があれば、前記番組の再放送において前記番組の未だ記録されていない部分を記録することを特徴とする。
この受信機では、1回の録画の途中でアンテナレベルが設定値未満になっても録画を中止せず、その録画全体に渡ってアンテナレベルが設定値以上の部分を録画するため、アンテナレベルが設定値以上の状態で番組全体を早期に記録することが可能になる。
発明に係るデジタル放送受信機は、第発明に係るデジタル放送受信機において、前記録画手段は、前記番組全体を前記蓄積装置に記録するまで、前記番組の再放送を繰り返し検索し、前記番組の未だ記録されていない部分の録画を繰り返すことを特徴とする。
この受信機では、番組全体が記録されるまで再放送の検索、再録画を繰り返すので、アンテナレベルが設定値以上の状態で番組全体を確実に記録できる。
本発明によれば、受信レベルが悪く画音に問題がある番組の録画を防止し、蓄積装置の容量を効率的に使用可能なデジタル放送受信機を提供できる。
(1)第1実施形態
[構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係るデジタル放送受信機100の概略構成図である。
このデジタル放送受信機100は、アンテナ300に接続されるチューナ部101と、復調部102と、TSデコーダ103と、AVデコーダ104と、NTSCエンコーダ105と、アンテナレベル検出部106と、CPU107と、メモリ108と、蓄積装置109とを備えている。
チューナ部101は、選局されたデジタル放送信号をアンテナ300から受信する。復調部102は、チューナ部101からのMPEG2−TSをトランスポート・デコード及びデスクランブルする。TSデコーダ103は、復調部102からの映像・音声ストリームであるMPEG2−AVをデコードするとともに、映像信号にOSD画面を重ね合わせる。NTSCエンコーダ105は、AVデコーダ104からの映像信号(必要に応じてO
SD画面が合成される)をNTSC形式の信号にエンコードし、表示装置200に出力する。アンテナレベル検出部106は、復調部102でトランスポート・デコードされた信号のC/N比を取得し、CPU107に出力する。CPU107は、各部を制御する。蓄積装置109は、ハードディスク、DVD等のランダムアクセス可能な蓄積媒体からなる装置である。メモリ108は、CPU107で実行するプログラムや、CPU107の制御に使用される各種データを記憶するためのメモリである。リモコンI/F110は、リモコンから入力される信号のインターフェースである。
[録画処理]
この受信機100では、リモコンI/F110を介してユーザからのアンテナレベルの設定値を受け付ける。この設定値は、アンテナレベルが設定値以上であれば画音にノイズが混入せず、アンテナレベルが設定値未満では画音にノイズが混入する虞がある値である。ユーザが、アンテナレベルの設定値を入力させるためにリモコンを介して設定画面を呼び出すと、図2のような画面が表示される。この画面では、BSデジタル放送、CSデジタル放送、地上波デジタル放送のように各ネットワークごとにアンテナレベル値を設定できるようになっている。アンテナレベル値は、C/N比の2倍の値で設定できるようになっている。図2の例では、BSは「18」、CSは「16」、地上波は「20」に設定されている。
アンテナレベル値の設定値は、工場出荷時にはデフォルト値に設定されている。デフォルト値は、受信機100の製造者によって受信機100の特性に適した値に設定される。例えば、高度な誤り訂正機能を持たない受信機100では設定値を比較的高くする必要があり、高度な誤り訂正機能が強力な受信機100ではアンテナレベルが比較的低い値まで画音にノイズを混入させないようにすることが可能であるので、設定値を低く設定することが可能である。また、アンテナレベル値の設定値は、図2の画面においてユーザが設定可能であり、設置場所の受信状態やユーザの好みに応じて設定値を調整できる。
アンテナレベルの設定は、ユーザが表示装置200においてデジタル放送を視聴中に画像・音声にノイズが入らない場合に、その時点のアンテナレベルの値を視聴中のネットワーク(BS、CS、地上波)の設定値として設定することができる。設定値は、受信機100の設置地域によっても異なるので、ユーザが実際に良好に視聴している時点のアンテナレベルを設定値とすれば、設置地域による設定値のばらつきを簡単に調整することが可能である。
アンテナレベルの設定方法の一例としては、アンテナレベルの設定をするためのワンタッチモードを設定している間は、「決定キー」をアンテナレベルの設定に割り当て、ユーザが視聴中に「決定キー」を押下すると、視聴中のアンテナレベルが設定値に設定されるようにする方法がある。このようにすれば、ユーザは、視聴中にワンタッチでアンテナレベルの設定値を設定することができる。
また、画像・音声の質に対する好みは、個々のユーザごとに異なる可能性がある。例えば、受信機100を家族で使用する場合には、家族の構成員ごとに設定値を変えたい場合があるため、アンテナレベルの設定値をユーザごとに記憶して、録画時にどのユーザが録画指示したかを入力させるようにすれば、ユーザごとの設定値を用いて録画処理を実行することができる。
[タイムチャート]
図3は、受信機100による番組Aの録画処理のタイムチャートである。番組Aは、BSデジタル放送の番組であり、1日または1週間以内に繰り返し放送されているものとする。ここでは、BSデジタル放送の番組Aを例に挙げて説明するが、CS及び地上波デジ
タル放送の番組についても同様である。
時刻t0において番組Aの録画を開始する時点で、CPU107はアンテナレベル検出部106からC/N比の2倍の値をアンテナレベルとして取得し、アンテナレベルとBSデジタル放送のアンテナレベルの設定値「18」(図2参照)とを比較する。その結果、アンテナレベルが設定値以上であれば番組Aの録画を開始し、番組Aを蓄積装置109に記録する。一方、アンテナレベルが設定値未満であれば番組Aの録画を中止する。
時刻t0においてアンテナレベルが設定値以上であり、番組Aの録画を開始した場合には、録画中も、CPU107は、アンテナレベルを取得し、取得したアンテナレベルを設定値と比較することを所定時間ごとに繰り返し、例えば図3に示すように、時刻t1においてアンテナレベルが設定値未満になると、番組Aの録画を中止する。このとき、時刻t0〜t1までの期間では、番組Aのデータが蓄積装置109に記録されているが、録画中止とともに消去する。
録画開始時(時刻t0)において番組Aの録画が中止された場合、及び録画中(時刻t1)において番組Aの録画が中止された場合には、CPU107は、図示省略したRAM等に蓄積されているEPG情報において番組Aの再放送を検索し、その結果、番組Aの再放送があれば、放送日時が最も近い番組Aの再放送を検出し、番組Aの再放送を録画予約する。一方、番組Aの再放送の検索の結果、番組Aの再放送がなければ、録画失敗として、表示装置200の画面に録画失敗である旨を表示する等の処理を行う。
[フローチャート]
図4は、番組Aの録画処理のフローチャートである。
番組Aの録画がリモコン等によって指示され、又は番組Aの録画予約時刻になった場合には、番組Aの録画を開始する時点(図3の時刻t0)でアンテナレベルを取得し(S11)、アンテナレベルが設定値以上であるか否かを判別する(S12)。アンテナレベルが設定値以上であれば番組Aの録画を開始し(S13)、アンテナレベルが設定値未満であれば番組Aの録画を中止する(S14)。
番組Aの録画を開始した場合には、録画中において、番組A全体の録画が終了するまで(S15)、アンテナレベルの取得(S16)、アンテナレベルと設定値との比較(S17)を所定時間ごとに繰り返し、アンテナレベルが設定値以上である間は、番組Aの録画を継続(S18)し、アンテナレベルが設定値未満になった場合には、番組Aの録画を中止し、中止されるまでに蓄積装置109に記録した番組Aのデータを消去する(S19)。
S12及びS17におけるアンテナレベルの比較では、アンテナレベルが一時的にノイズ等で低下する場合もあるが、画像・音声に影響のない場合もあり得るので、アンテナレベルが所定時間、設定値未満となるか、アンテナレベルが所定回数だけ設定値未満となった場合に、画像・音声にノイズが混入する虞があるとして、録画中止としても良い。
録画開始時又は録画中に番組Aの録画を中止した場合(S14、S19)には、番組Aの再放送をEPG情報から検索し(S20)、番組Aの再放送が有る場合には(S21においてY)、録画回数を確認し(S22)、録画回数が所定値N1を超えていなければ番組Aの再放送を録画予約し(S23)、番組Aの再放送時刻になったら、S11からの処理を繰り返す。一方、S21において番組Aの再放送がない場合、及びS22で録画回数が所定回数N1を超えている場合には、録画失敗として(S24)、録画失敗の表示を表示装置200の画面に表示する等の処理を実行し、番組Aの録画処理を終了する。なお、S15で番組全体を録画した場合には、録画処理を終了する。
[作用効果]
以上述べたように、この受信機100では、番組の録画を実行する際に、録画開始時及び録画中においてアンテナレベルを監視し、録画開始時においてアンテナレベルが設定値未満であれば番組の録画を中止し、録画中においてアンテナレベルが設定値未満に下がった場合も番組の録画を中止し、中止されるまでに記録された番組の部分を消去するため、アンテナレベルが設定値未満の画像・音声、即ちノイズが混入する虞がある画像・音声を蓄積装置109に記録して蓄積装置109の容量が無駄に消費されることを防止できる。
また、録画開始時又は録画中に録画が中止された場合には、EPG情報(例えば1週間分)から番組の再放送を検索し、最も放送日時の近い再放送に録画予約するので、番組の録画に失敗したとしても、自動的に同一番組の録画を設定して、同一番組を再度自動的に録画することができる。また、番組の録画に失敗した場合も、設定された録画回数だけ再放送の録画を繰り返して自動的に同一番組の録画を実行できるので、アンテナレベルが設定値以上の状態で確実に番組を録画することが可能になる。例えば、録画回数を「設定なし」という設定にすると、再放送が有る限り、番組全体が録画できるまで再放送の録画を繰り返して、アンテナレベルが設定値以上の状態で確実に番組を録画することが可能になる。一方、録画回数を2回に設定しておけば、最初の録画が失敗した場合に、1回だけ再放送の録画予約をするようにできる。また、録画回数の設定を省略し、1回だけ再放送を検索し、録画予約を試みるように構成しても良い。
(2)第2実施形態
本実施形態では、図3のタイムチャートにおいて、番組Aの録画中に録画中止となった場合(時刻t1)には、録画開始時(時刻t0)〜録画中止時(時刻t1)までに蓄積装置109に記録した番組Aのデータをそのまま蓄積しておき、再放送の録画時には、番組Aの時刻t1より後の部分を録画する。
図5は、番組Aの録画処理のフローチャートである。図5のフローチャートでは、S25において、番組Aの未だ録画していない部分(図3の例では、時刻t1以後の部分)から録画を開始する点が図4のフローチャートと異なる。再放送の録画中にアンテナレベルが設定値未満になって録画中止になった場合(S17、S19)も、再放送によって蓄積装置109に録画できた部分までを蓄積したまま、再放送の検索(S20)、録画予約(S23)を繰り返して、番組A全体が録画されるまで(S15)、録画されていない部分(最後に録画中止になった時点)からの録画を繰り返す。
本実施形態では、アンテナレベルが設定値以上の状態で既に蓄積装置109に記録されている番組Aのデータについては蓄積したまま、再放送において未録画の部分を録画するので、既に蓄積した番組Aのデータを利用して、アンテナレベルが設定値以上の状態で番組A全体を早期に記録することができる。
(3)第3実施形態
[タイムチャート]
図6は、第3実施形態に係る受信機100による番組Aの録画処理のタイムチャートである。
時刻t0において番組Aの録画を開始する時点で、CPU107はアンテナレベル検出部106からC/N比の2倍の値をアンテナレベルとして取得し、アンテナレベルとBSデジタル放送のアンテナレベルの設定値「18」(図2参照)とを比較する。その結果、アンテナレベルが設定値以上であれば番組Aの録画を開始し、番組Aを蓄積装置109に記録する。一方、アンテナレベルが設定値未満であれば番組Aの録画を中止する。
時刻t0においてアンテナレベルが設定値以上であり、番組Aの録画を開始した場合に
は、録画中も、CPU107は、アンテナレベルの取得、設定値との比較を所定時間ごとに繰り返し、例えば図6に示すように、時刻t1においてアンテナレベルが設定値未満になると、番組Aの録画を一時停止し、再び、時刻t2においてアンテナレベルが設定値以上になると、番組Aの録画を再開する。
番組A全体が録画されていない場合には、CPU107は、図示省略したRAM等に蓄積されているEPG情報において番組Aの再放送を検索し、その結果、番組Aの再放送があれば、放送日時が最も近い番組Aの再放送を検出し、番組Aの再放送を録画予約する。一方、番組Aの再放送の検索の結果、番組Aの再放送がなければ、録画失敗として、表示装置200の画面に録画失敗である旨を表示する等の処理を行う。
[フローチャート]
図7は、番組Aの録画処理のフローチャートである。
番組Aの録画がリモコン等によって指示され、又は番組Aの録画予約時刻になった場合には、番組Aの録画を開始する時点(図6の時刻t0)でアンテナレベルを取得し(S31)、アンテナレベルが設定値以上であるか否かを判別する(S32)。アンテナレベルが設定値以上であれば番組Aの録画を開始し(S33)、アンテナレベルが設定値未満であれば番組Aの録画を中止する(S34)。
番組Aの録画を開始した場合には、録画中において、アンテナレベルの取得(S35)、アンテナレベルと設定値との比較(S36)を所定時間ごとに繰り返し、アンテナレベルが設定値以上である間は、録画が未だ終了していないか否かを確認し(S37)、録画が未だ終了していなければ、番組Aの録画を継続する。また、S37で番組Aの1回の録画中に録画が一時中止されている場合には、番組Aの録画を再開する。一方、S36においてアンテナレベルが設定値未満になった場合には、録画が未だ終了していないか否かを確認し(S37)、録画が未だ終了していなければ、番組Aの録画を一時停止し(S40)、再びアンテナレベルが設定値以上になった場合(S36でY)に、番組Aの録画を再開する。
番組Aの録画が終了すると(S37及びS39でY)、番組A全体のデータが蓄積装置109に蓄積されたか否かを判別し(S41)、蓄積されていれば録画処理を終了し、蓄積されていなければ、番組Aの再放送をEPG情報から検索する(S42)。番組Aの再放送が有る場合には(S43でY)、録画回数を確認し(S44)、録画回数が所定値N1を超えていなければ番組Aの再放送を録画予約し(S45)、番組Aの再放送時刻になったら、S31からの処理を繰り返す。一方、S43において番組Aの再放送がなければ、録画失敗として(S46)、録画失敗の表示を表示装置200の画面に表示する等の処理を実行し、番組Aの録画処理を終了する。S41で番組全体を録画した場合には、録画処理を終了する。
本実施形態では、番組Aの1回の録画中にアンテナレベルが設定値未満になったとしても、その時点で録画を中止せずに、その録画中に再度アンテナレベルが設定値以上になった場合に録画を再開するので、1回の録画においてアンテナレベルが設定値以上の状態で番組Aのデータをより多く記録することができ、番組A全体を早期に録画可能である。
デジタル放送受信機の概略構成図。 アンテナレベル値の設定画面。 第1実施形態に係る録画処理のタイムチャート。 第1実施形態に係る録画処理のフローチャート。 第2実施形態に係る録画処理のフローチャート。 第3実施形態に係る録画処理のタイムチャート。 第3実施形態に係る録画処理のフローチャート。
符号の説明
100 デジタル放送受信機
101 チューナ部
102 復調部
103 TSデコーダ
104 AVデコーダ
105 NTSCエンコーダ
106 アンテナレベル検出部
107 CPU
108 メモリ
109 蓄積装置
110 リモコンI/F
200 表示装置
300 アンテナ

Claims (6)

  1. 同番組が繰り返し放送されるデジタル放送を受信するデジタル放送受信機であって、
    画音にノイズが入らないアンテナレベルの設定値の入力を受け付ける受付手段と、
    ランダムアクセス可能な蓄積装置と、
    前記番組の録画の際に、受信中のデジタル放送信号のアンテナレベルを監視し、前記アンテナレベルが前記設定値以上である期間のみ前記番組を前記蓄積装置に記録する録画手段と、を備えることを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 前記録画手段は、前記デジタル放送番組の録画開始時に、前記アンテナレベルが前記設定値未満であれば前記番組の録画を中止し、前記アンテナレベルが前記設定値以上である場合に前記番組の録画を開始し、前記番組の録画を開始した後に前記アンテナレベルが前記設定値未満になった時点で前記番組の録画を中止し、録画開始時及び録画中に録画が中止された場合に、前記番組の再放送を検索し、前記再放送があれば、最も近い放送日時の前記番組の再放送において前記番組の録画予約をすることを特徴とする、請求項に記載のデジタル放送受信機。
  3. 前記録画手段は、前記番組の録画が中止されるまで前記番組を前記蓄積装置に記録し、前記番組の再放送において、前回の録画時に記録された部分より後の部分を前記蓄積装置に記録することを特徴とする、請求項に記載のデジタル放送受信機。
  4. 前記録画手段は、前記番組全体を前記蓄積装置に記録するまで、前記番組の再放送を繰り返し検索し、前回の録画時に記録された部分より後の部分の録画を繰り返すことを特徴とする、請求項に記載のデジタル放送受信機。
  5. 前記録画手段は、前記アンテナレベルが前記設定値を超える前記番組の部分を、1回の録画において前記番組全体に渡って前記蓄積装置に記録し、前記番組全体を前記蓄積装置に記録していない場合には、前記番組の再放送を検索し、前記再放送があれば、前記番組の再放送において前記番組の未だ記録されていない部分を記録する、ことを特徴とする請求項に記載のデジタル放送受信機。
  6. 前記録画手段は、前記番組全体を前記蓄積装置に記録するまで、前記番組の再放送を繰り返し検索し、前記番組の未だ記録されていない部分の録画を繰り返すことを特徴とする、請求項に記載のデジタル放送受信機。
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