JP4000036B2 - 搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるフロッグレッグ型の搬送アームを有する搬送装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体装置の製造においては、被処理体例えば半導体ウエハを搬送する搬送装置が用いられており、その一例として、フロッグレッグ(蛙の脚)型の搬送アームを有する搬送装置が、特開平4−129685号公報(前者)、特開平6−15592号公報(後者)等にて開示されている。
【0003】
前者の公報に記載された搬送装置は、大回転軸に間隔をおいて設けられ同時に相異なる方向に回動する平行2軸からなる一対の小回転軸に、第1のアームの一端部をそれぞれ固定し、その第1アームの他端部に第2アームの一端部をそれぞれピン連結し、その第2アームの他端部にウエハを保持するピックをピン連結してなる搬送アームを備えている。また、前記第1アームの他端部には、第2アームと反対方向に向いた第3アームの一端部がそれぞれピン連結され、その第3アームの他端部にウエハを保持するピックがピン連結されている。
【0004】
後者の公報に記載された搬送装置は、中央ハブと、このハブに対して同軸で回転するように配置された一対のアームと、相互に180度離れた2つのピックと、これら各ピックを前記アームの一端に連結する関節リンクゲージと、前記アームを逆方向に回転させてキャリアの一方または他方を中央ハブから半径方向に伸張させ、前記アームを同方向に回転させてキャリアを同軸上で回転させる駆動装置とを備えている。前記搬送装置は、例えば搬送室の中央部に設けられ、搬送室の周囲に配置された処理室やロードロック室等に対して、搬送アームを収縮させた状態での回転と搬送アームの伸長及び収縮の組み合わせによりウエハの移動搬送を行うようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平4−129685号公報
【特許文献2】
特開平6−15592号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記何れの搬送装置においても、搬送アームの収縮時の大きさの割に、搬送アームの伸長時の長さを長くとることができなかった。換言すれば、搬送アームの伸長時の長さを長くするべく各アームの長さを長くすると、搬送アームの収縮時の大きさが大きくなり、延いては、搬送アームを収縮状態で回転可能に収容する搬送室の大型化を余儀なくされる問題がある。
【0007】
本発明は、前記事情を考慮してなされたもので、搬送アームの収縮時の大きさを大きくすることなく搬送アームの伸長時の長さを長くすることができる搬送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち、請求項1の発明は、同軸または平行の2軸からなる回動軸に第1アームの一端部をそれぞれ固定し、該第1アームの他端部に第2アームの一端部をそれぞれピン連結し、該第2アームの他端部に被処理体を保持する保持部をピン連結してなる搬送アームを備えた搬送装置おいて、前記第2アーム同士を交差させてなることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1において、更に前記第1アームの他端部に、第2アームと反対方向に向いた第3アームの一端部をそれぞれピン連結し、該第3アームの他端部に被処理体を保持する第2の保持部をピン連結してなる第2の搬送アームを備え、前記第3アーム同士を交差させてなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態に係る搬送装置を備えた処理装置の一例を概略的に示す構成図で、図2は図1の搬送装置の平面図、図3は図2の縦断面図、図4はピックの基部にピン連結される一対の第2アームの同期反転手段の一例を示す平面図、図5は搬送アームを伸張させた状態を示す平面図である。
【0015】
図1において、1は処理装置として例示した真空処理装置で、この真空処理装置1は、被処理体例えば半導体ウエハwを一枚ずつ収容して所定の処理(例えば、成膜処理、エッチング処理等)を施す複数の処理室2(この図示例では4つの処理室2a,2b,2c,2d)と、ウエハwを各処理室2a,2b,2c,2dや後述するロードロック室3a,3bに搬送する搬送装置4を備えた搬送室5と、この搬送室5と大気圧の外部との間でウエハwの出し入れを行うための、例えば2つのロードロック室3a,3bとを備えている。
【0016】
前記搬送室5は、平面略六角形に形成されており、その外周の4つの面に処理室2a,2b,2c,2dがそれぞれゲートバルブG1〜G4を介して接続されている。搬送室5の外周の他の2つの面には搬入用もしくは搬出用としてのロードロック室3a,3bがそれぞれゲートバルブG5,G6を介して接続されている。ロードロック室3a,3bの外部に臨んで形成されたウエハの出し入れ口には、これを開閉するためのゲートバルブG7,G8が設けられている。
【0017】
前記搬送室5を中心としてその周囲に処理室2a,2b,2c,2dやロードロック室3a,3bが放射状に配置され、搬送室5内の中心部に搬送装置4が設けられている。この搬送装置4は、同軸または平行の2軸(実施例では同軸の場合が図示されている。)からなる回動軸5,6に第1アーム7,8の一端部をそれぞれ固定し、該第1アーム7,8の他端部に第2アーム10,11の一端部をそれぞれピン連結すなわちピン12,13を介して水平回動自在に連結し、該第2アーム10,11の他端部に被処理体例えば半導体ウエハwを保持する保持部(第1の保持部ともいう)例えばピック(第1のピックともいう)14をピン連結すなわちピン15,16を介して水平回動自在に連結してなる搬送アーム(第1の搬送アームともいう)17を備えている。なお、ピンの代りに軸であっても良い。
【0018】
特に、搬送アーム17の収縮時の大きさを大きくすることなく搬送アーム17の伸長時の長さを長くするために、前記第2アーム10,11同士が交差(クロス)されている。すなわち、従来の搬送装置における搬送アーム17’は図9の(a)に示すように第2アーム10’,11’同士が交差されていないのに対し、本実施の形態の搬送装置4における搬送アーム17は図9の(b)に示すように第2アーム10,11同士が交差されている。同図の(a),(b)において、ピック14に連結される第2アーム10,11の先端部(他端部)間(ピン間)の距離dは共に同じであるが、収縮状態において第2アーム10,11を交差させて先端部を反対側のピン15,16にそれぞれ連結するように構成することにより、略ピン15,16間の距離分だけ各第2アーム10,11の長さが長くなり、これにより、従来の搬送装置における搬送アーム17’よりも本実施の形態の搬送装置における搬送アーム17の方が伸張時の長さを長さgだけ長くすることができる。
【0019】
搬送アーム17の伸縮動作に関らずにピック14の向きを半径方向(伸長方向)に保持するために、図4に示すように、ピック14の基部14aにピン15,16で回動自在に連結された一対の第2アーム10,11の先端部には、両者の回動を逆方向で同期させる同期反転手段として互いに噛み合うギヤ20,21が形成されている。なお、同期反転手段としては、第2アーム10,11の先端部にベルト車を形成し、両ベルト車間に1つの無端状ベルトを8の字状に巻き掛け(たすき掛け)たもの、或いは両ベルト車間に2枚の金属製例えばステンレス製のベルトを上下に位置をずらして配置すると共に、上下で相互に逆向きのS字状に巻き掛けて各ベルトの両端をベルト車にそれぞれ固定したもの等であっても良い。第2アーム10,11が交差していることにより収縮時に一方の第2アーム10が他方の第2アーム11のピン15と干渉するのを回避するために、第2アーム10,11の先端部には略直角に曲って伸長方向に突出した突出部10a,11aが形成され、該突出部10a,11aがピン15,16を介してピック14の基部に連結されていることが好ましい。
【0020】
一方、搬送装置としては、搬送アーム17を1つ備えたシングルタイプとして構成されていても良いが、実施例のように2つの搬送アームを180度逆向きに備えたデュアルタイプとして構成されていても良い。デュアルタイプの方がシングルタイプよりも搬送効率の向上やスループットの向上が図れる。この場合、前記ピック(保持部)14を第1のピック(保持部)とし、前記搬送アーム17を第1の搬送アームとする。更に前記第1アーム7,8の他端部には、第2アーム10,11と反対方向に向いた第3アーム23,24の一端部が第2アーム10,11のピン連結部に近接してそれぞれピン25、26を介して連結され、該第3アーム23,24の他端部にはウエハwを保持する第2のピック(保持部)27がピン28,29を介して連結されて第2の搬送アーム30が構成されている。そして、第2の搬送アーム30の伸長時の長さを長くするために、前記第3アーム23,24同士が、前記第2アーム10,11と同様に、交差されている。第2の搬送アーム30の詳細な構造は第1の搬送アーム17と同じであるため省略する。
【0021】
第2アーム10,11と第3アーム23,24を支持する第1アーム7,8は、その強度を持たせるために肉厚が厚くされており、第1アーム7,8の基端部(一端部)同士が上下に重なることにより上下方向の寸法が増大するのを解消するために、図3にも示すように、第1アーム7,8の基端部の重なり面には肉厚の半分を切り落とした段部(切り落し部)31,32が設けられていることが好ましい。また、第2アーム10,11同士が交差部39で上下に重なることにより上下方向の寸法が増大するのを解消するために、第2アーム10,11の交差部から先端側の重なり面には肉厚の半分を切り落とした段部(切り落し部)35,36が設けられていることが好ましい。
【0022】
前記搬送装置4は、前記回動軸5,6を駆動するための駆動装置(駆動手段)37を備えている。図3には駆動装置の一例が示されている。この駆動装置37は、ハウジング38を有し、このハウジング38内に2つの電動モータ部40,41が上下に配置されている。各モータ部40,41は、ロータ40a,41aとステータ40b,41bとからなり、ステータ40b,41bがハウジング38内に固定されている。前記回動軸5,6は、円筒状の第1の回動軸5と、この第1の回動軸5内に回動可能に貫通された第2の回動軸6とからなり、第1の回動軸5に上部(第1)のモータ部40のロータ40aが取付けられている。第2の回動軸6は第1の回動軸5の下端から突出しており、その突出部分に下部(第2)のモータ部41のロータ41aが取付けられている。これらの2つのモータ部40,41の駆動で第1アーム7,8を互いに逆方向に回動させることにより一方(第1)または他方(第2)の搬送アーム17,30を収縮状態から半径方向外方へ伸長させ、或いは伸長状態から半径方向内方へ収縮させることができ、第1アーム7,8を同方向に回動させることにより搬送アーム17,30を同軸の回動軸5,6回りに回動(旋回)させることができる。なお、搬送アーム17,30を回動させる場合、搬送室5の内周壁に接触しないように搬送アーム17,30を収縮させた状態で行う。
【0023】
以上の構成からなる搬送装置4によれば、同軸または平行の2軸からなる回動軸5,6に第1アーム7,8の一端部をそれぞれ固定し、該第1アーム7,8の他端部に第2アーム10,11の一端部をそれぞれピン連結し、該第2アーム10,11の他端部に被処理体例えばウエハwを保持する保持部例えばピック14をピン連結してなる搬送アーム17を備えた搬送装置4おいて、前記第2アーム10,11同士を交差させてなるため、搬送アーム17の収縮時の大きさを大きくすることなく(大きさを変えずに)搬送アーム17の伸長時の長さを長くすることができる。
【0024】
すなわち、従来の搬送装置における搬送アーム17’は図9の(a)に示すように第2アーム10’,11’同士が交差されていないのに対し、本実施の形態の搬送装置における搬送アーム17は図9の(b)に示すように第2アーム10,11同士が交差されている。同図の(a),(b)において、ピック14に連結される第2アーム10,11の先端部(他端部)間(ピン間)の距離dは共に同じであるが、収縮状態において第2アーム10,11を交差させて先端部を反対側のピン15,16にそれぞれ連結するように構成することにより、略ピン15,16間の距離分だけ各第2アーム10,11の長さが長くなり、これにより、従来の搬送装置における搬送アーム17’よりも本実施の形態の搬送装置における搬送アーム17の方が伸張時の長さを長くすることができる。換言すれば、搬送アーム17の伸長時の長さを従来と同じとした場合、搬送アーム17の収縮時の大きさを小さくすることができ、収縮状態での旋回半径を小さくできるため、搬送室5の小型化ないしコンパクト化を図ることも可能である。
【0025】
また、更に前記第1アーム7,8の他端部に、第2アーム10,11と反対方向に向いた第3アーム23,24の一端部をそれぞれピン連結し、該第3アーム23,24の他端部にウエハwを保持する第2のピック27をピン連結してなる第2の搬送アーム30を備え、前記第3アーム23,24同士を交差させてなるため、2つの搬送アーム17,30を備えた搬送装置において、搬送アーム17,30の収縮時の大きさを大きくすることなく搬送アーム17,30の伸長時の長さを長くすることができる。
【0026】
図6は本発明の実施形態ではない参考例の搬送装置を示す平面図、図7は図6の縦断面図、図8は搬送アームを伸張させた状態を示す平面図である。本参考例において、前記実施の形態と同一部分は同一参照符号を付して説明を省略する。本参考例の搬送装置4は、平行の2軸からなる回動軸5,6に第1アーム7,8の一端部をそれぞれ固定し、該第1アーム7,8の他端部に第2アーム10,11の一端部をそれぞれピン12,13を介して連結し、該第2アーム10,11の他端部にウエハwを保持するピック(保持部)14をピン15,16を介して連結してなる搬送アーム17を備えている。
【0027】
ピック14の基部14aにピン15,16で回動自在に連結された一対の第2アーム10,11の先端部には、同期反転手段が設けられている(図示省略)。また、前記搬送アーム17の収縮時の大きさを大きくすることなく搬送アーム17の伸長時の長さを長くするために、前記第1アーム7,8同士が交差されている。
【0028】
前記第1アーム7,8同士が交差部で上下に重なることにより上下方向の寸法が増大するのを解消するために、第1アーム7,8の交差部から基端側の重なり面には肉厚の半分を切り落した段部31,32が設けられていることが好ましい。また、第1アーム7,8が交差していることにより一方の第1アーム7が他方の第1アーム8の回動軸6と干渉し易いため、一方の第1アーム7が他方の第1アーム8の回動軸6との干渉を回避するための回避部42a,42bを有している。この回避部42a,42bは他方の第1アーム8の回動軸6を迂回するよう略U字状にそれぞれ形成されている。なお、回避部42a,42bは、図示例では一方の第1アーム7の中心線に対して左右対称に2つ形成されているが、片側例えば42aのみ形成されていても良い。
【0029】
搬送装置4としては、搬送アーム17を1つ備えたシングルタイプとして構成されていても良いが、実施例のように2つの搬送アーム17,30を180度逆向きに備えたデュアルタイプとして構成されていても良い。この場合、前記ピック(保持部)14を第1のピック(保持部)とし、前記搬送アーム17を第1の搬送アームとする。更に前記前記第1アーム7,8の他端部には、第2アーム10,11と反対方向に向いた第3アーム23,24の一端部がそれぞれピン25,26を介して連結され、該第3アーム23,24の他端部にはウエハwを保持する第2のピック(保持部)27がピン28,29を介して連結されて第2の搬送アーム30が構成されている。
【0030】
図7には駆動装置の参考例が示されており、この駆動装置37は、平行の2つの回動軸5,6をそれぞれ駆動するための2つの電動モータ43,44と、搬送アーム全体17,30を旋回させるための電動モータ45とを備えている。また、駆動装置37は外側の固定ハウジング46を有し、この固定ハウジング46内に2つのモータ43,44を収容した回転ハウジング(回転部)47が回転可能に設けられていると共に、この回転ハウジング47を駆動するモータ45が設けられている。なお、平行2軸の回動軸5,6は同軸2軸の回転軸と異なり、搬送アームの伸縮のみを行うため同期反転駆動されれば良いため、2つの回転軸5,6間に同期反転手段を設け、一方のモータを省略しても良い。
【0031】
図10は本発明の他の実施の形態に係る搬送装置を概略的に示す平面図である。本実施の形態の搬送装置は、互いに接近離反移動される一対の移動体50,51に一対のアーム52,53の一端部をそれぞれピン54,55を介して連結し、該アーム52,53の他端部にウエハwを保持するピック(保持部)56をピン57,58を介して連結してなる搬送アーム59を備えている。搬送装置の本体側には2つの移動体50,51を接近離反移動するために、前記移動体50,51をスライド自在に案内するガイドレール60が設けられていると共に、両端部にネジ軸61,62を有する電動モータ63が設置されている。移動体50,51はネジ軸61,62にそれぞれ螺合されている。左右のネジ軸61,62のネジの向きは互いに逆向きになっている。
【0032】
ピック56の基部56aにピン57,58で回動自在に連結された一対のアーム52,53の先端部には、同期反転手段が設けられている(図示省略)。また、前記搬送アーム59の収縮時の大きさを大きくすることなく搬送アーム59の伸長時の長さを長くするために、前記アーム52,53同士が交差されている。本実施の形態の搬送装置においても、前記実施の形態の搬送装置と同様、搬送アーム59の収縮時の大きさを大きくすることなく搬送アーム59の伸長時の長さを長くすることができるという効果が得られる。
【0033】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば、処理装置としては、常圧処理装置であっても良い。また、被処理体としては、半導体ウエハ以外に、LCD基板やガラス基板等であっても良い。更に、第1アーム及び第2アームをそれぞれ交差させても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0035】
(1)請求項1の発明によれば、同軸または平行の2軸からなる回動軸に第1アームの一端部をそれぞれ固定し、該第1アームの他端部に第2アームの一端部をそれぞれピン連結し、該第2アームの他端部に被処理体を保持する保持部をピン連結してなる搬送アームを備えた搬送装置おいて、前記第2アーム同士を交差させてなるため、搬送アームの収縮時の大きさを大きくすることなく搬送アームの伸長時の長さを長くすることができる。
【0036】
(2)請求項2の発明によれば、更に前記第1アームの他端部に、第2アームと反対方向に向いた第3アームの一端部をそれぞれピン連結し、該第3アームの他端部に被処理体を保持する第2の保持部をピン連結してなる第2の搬送アームを備え、前記第3アーム同士を交差させてなるため、2つの搬送アームを備えた搬送装置において、搬送アームの収縮時の大きさを大きくすることなく搬送アームの伸長時の長さを長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る搬送装置を備えた処理装置の一例を概略的に示す構成図である。
【図2】 図1の搬送装置の平面図である。
【図3】 図2の縦断面図である。
【図4】 ピックの基部にピン連結される一対の先端リンクの同期反転手段の一例を示す平面図である。
【図5】 搬送アームを伸張させた状態を示す平面図である。
【図6】 本発明の実施形態ではない参考例の搬送装置を示す平面図である。
【図7】 図6の縦断面図である。
【図8】 搬送アームを伸張させた状態を示す平面図である。
【図9】 従来の搬送装置と本発明の搬送装置の搬送ストロークを比較した概略的説明図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態に係る搬送装置を概略的に示す平面図である。
【符号の説明】
w 半導体ウエハ(被処理体)
4 搬送装置
5,6 回動軸
7,8 第1アーム
10,11 第2アーム
14 ピック(第1の保持部)
17 搬送アーム(第1の搬送アーム)
23,24 第3アーム
27 第2のピック(保持部)
30 第2の搬送アーム
50,51 移動体
52,53 アーム
59 搬送アーム
Claims (2)
- 同軸または平行の2軸からなる回動軸に第1アームの一端部をそれぞれ固定し、該第1アームの他端部に第2アームの一端部をそれぞれピン連結し、該第2アームの他端部に被処理体を保持する保持部をピン連結してなる搬送アームを備えた搬送装置おいて、前記第2アーム同士を交差させてなることを特徴とする搬送装置。
- 更に前記第1アームの他端部に、第2アームと反対方向に向いた第3アームの一端部をそれぞれピン連結し、該第3アームの他端部に被処理体を保持する第2の保持部をピン連結してなる第2の搬送アームを備え、前記第3アーム同士を交差させてなることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
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Publications (2)
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