JP2733799B2 - 搬送アーム - Google Patents
搬送アームInfo
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- JP2733799B2 JP2733799B2 JP25157990A JP25157990A JP2733799B2 JP 2733799 B2 JP2733799 B2 JP 2733799B2 JP 25157990 A JP25157990 A JP 25157990A JP 25157990 A JP25157990 A JP 25157990A JP 2733799 B2 JP2733799 B2 JP 2733799B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- receiving plate
- arms
- pin
- pair
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、2つのフロッグレッグをもった搬送アー
ムに関するものである。
ムに関するものである。
(従来の技術) 従来の搬送アームは第7図および第8図に示されてお
り、これらの図において、大回動軸1内で間隔をおいて
設けられ、同時に相異なる方向に回動する一対の小回動
軸1a、1bには、第1アーム2a、2bの一端部がそれぞれ固
定され、そして、その第1アーム2a、2bの他端部には、
第2アーム3a、3bの一端部がそれぞれピン結合され、更
に、その第2アーム3a、3bの他端部には受け板4がピン
結合された構成をしている。
り、これらの図において、大回動軸1内で間隔をおいて
設けられ、同時に相異なる方向に回動する一対の小回動
軸1a、1bには、第1アーム2a、2bの一端部がそれぞれ固
定され、そして、その第1アーム2a、2bの他端部には、
第2アーム3a、3bの一端部がそれぞれピン結合され、更
に、その第2アーム3a、3bの他端部には受け板4がピン
結合された構成をしている。
したがって、このような搬送アームにおいては、被搬
送物(図示せず)を載せた受け板4が左側に位置してい
る状態で、一対の小回動軸1a、1bを同時に相異なる方向
に回動させると、第1アーム2a、2bおよび第2アーム3
a、3bがそれぞれ回動し、そして、これらの回動に伴っ
て受け板4を左側より右方向に移動して、大回動軸1の
近傍で停止させる。その次に、大回動軸1を180゜回転
させ、それに伴って、受け板4も180゜回転させる。そ
して、小回動軸1a、1bを同時に相異なる方向に回動させ
て、第1アーム2a、2bおよび第2アーム3a、3bをそれぞ
れ回動し、受け板4を右側に移動する。なお、上記動作
と反対の動作を行うと、受け板4が右側より左側に移動
するようになる。
送物(図示せず)を載せた受け板4が左側に位置してい
る状態で、一対の小回動軸1a、1bを同時に相異なる方向
に回動させると、第1アーム2a、2bおよび第2アーム3
a、3bがそれぞれ回動し、そして、これらの回動に伴っ
て受け板4を左側より右方向に移動して、大回動軸1の
近傍で停止させる。その次に、大回動軸1を180゜回転
させ、それに伴って、受け板4も180゜回転させる。そ
して、小回動軸1a、1bを同時に相異なる方向に回動させ
て、第1アーム2a、2bおよび第2アーム3a、3bをそれぞ
れ回動し、受け板4を右側に移動する。なお、上記動作
と反対の動作を行うと、受け板4が右側より左側に移動
するようになる。
(発明が解決しようとする課題) 従来の搬送アームは、上記のように第1アーム2a、2b
や第2アーム3a、3bを回動させて、受け板4を右側から
左側、又は、その反対の左側から右側に移動させている
が、第1アーム2a、2bや第2アーム3a、3bが1セットし
か存在していないため、受け板4の移動を右側から左
側、あるいは左側から右側に同時に行うことが出来ず、
いずれか一方しか出来ない。そのため、搬送アームによ
る受け板4上の被搬送物(図示せず)の搬送が、第1ア
ーム2a、2bや第2アーム3a、3bが2セットある場合に比
べて、効率が悪くなる問題が起きていた。
や第2アーム3a、3bを回動させて、受け板4を右側から
左側、又は、その反対の左側から右側に移動させている
が、第1アーム2a、2bや第2アーム3a、3bが1セットし
か存在していないため、受け板4の移動を右側から左
側、あるいは左側から右側に同時に行うことが出来ず、
いずれか一方しか出来ない。そのため、搬送アームによ
る受け板4上の被搬送物(図示せず)の搬送が、第1ア
ーム2a、2bや第2アーム3a、3bが2セットある場合に比
べて、効率が悪くなる問題が起きていた。
この発明の目的は、従来の問題を解決して、搬送効率
を向上することの出来る搬送アームを提供することにあ
る。
を向上することの出来る搬送アームを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、大回動軸に
間隔をおいて設けられ同時に相異なる方向に回動する一
対の小回動軸に、第1アームの一端部がそれぞれ固定
し、そして、その第1アームの他端部に第2アームの一
端部をそれぞれピン結合し、更に、その第2アームの他
端部に第1受け板をピン結合して形成した搬送アームに
おいて、上記第1アームの他端部に、上記第2アームと
反対方向に向いた第3アームの一端部をそれぞれピン結
合し、そして、その第3アームの他端部に第2受け板を
ピン結合して形成したことを特徴とするものである。
間隔をおいて設けられ同時に相異なる方向に回動する一
対の小回動軸に、第1アームの一端部がそれぞれ固定
し、そして、その第1アームの他端部に第2アームの一
端部をそれぞれピン結合し、更に、その第2アームの他
端部に第1受け板をピン結合して形成した搬送アームに
おいて、上記第1アームの他端部に、上記第2アームと
反対方向に向いた第3アームの一端部をそれぞれピン結
合し、そして、その第3アームの他端部に第2受け板を
ピン結合して形成したことを特徴とするものである。
(作用) この発明においては、一対の小回動軸を同時に相異な
る方向に回動させると、第1アームが回動し、それによ
り、第2アームも回動して、第1受け板が、例えば、左
方向に移動して大回動軸より離れるようになる。だが、
このとき、第1アームの回動により、第3アームが第2
アームと反対方向に回動するため、第2受け板は、例え
ば、左方向に移動して大回動軸に近ずくようになる。も
っとも、第1アームが上記回動と反対に回動すると、第
1受け板と第2受け板が上記移動と反対に移動るように
なる。
る方向に回動させると、第1アームが回動し、それによ
り、第2アームも回動して、第1受け板が、例えば、左
方向に移動して大回動軸より離れるようになる。だが、
このとき、第1アームの回動により、第3アームが第2
アームと反対方向に回動するため、第2受け板は、例え
ば、左方向に移動して大回動軸に近ずくようになる。も
っとも、第1アームが上記回動と反対に回動すると、第
1受け板と第2受け板が上記移動と反対に移動るように
なる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図はこの発明の実施例の平面図を示し、第2図は
この発明の実施例の立面図を示している。これらの図に
おいて、大回動軸1には一対の小回動軸1a、1bが間隔を
おいて設けられ、この一対の小回動軸1a、1bは同時に相
異なる方向に回動する構成になっている。一対の小回動
軸1a、1bには、第1アーム2a、2bの一端部がそれぞれ固
定され、そして、その第1アーム2a、2bの他端部には、
大回動軸1より左側方向に延びる第2アーム3a、3bの一
端部がそれぞれピン結合され、更に、その第2アーム3
a、3bの他端部には受け板4がピン結合されている。ま
た、第1アーム2a、2bの他端部には、その他にも、大回
動軸1より右側方向に延び第3アーム5a、5bの一端部が
それぞれピン結合され、その第3アーム5a、5bの他端部
には受け板6がピン結合されている。
この発明の実施例の立面図を示している。これらの図に
おいて、大回動軸1には一対の小回動軸1a、1bが間隔を
おいて設けられ、この一対の小回動軸1a、1bは同時に相
異なる方向に回動する構成になっている。一対の小回動
軸1a、1bには、第1アーム2a、2bの一端部がそれぞれ固
定され、そして、その第1アーム2a、2bの他端部には、
大回動軸1より左側方向に延びる第2アーム3a、3bの一
端部がそれぞれピン結合され、更に、その第2アーム3
a、3bの他端部には受け板4がピン結合されている。ま
た、第1アーム2a、2bの他端部には、その他にも、大回
動軸1より右側方向に延び第3アーム5a、5bの一端部が
それぞれピン結合され、その第3アーム5a、5bの他端部
には受け板6がピン結合されている。
したがって、上記実施例においては、一対の小回動軸
1a、1bを同時に相異なる方向に回動させると、第1アー
ム2a、2bが回動し、それにより、第2アーム3a、3bも回
動して、第1受け板4が、例えば、第3図および第4図
に示すように左方向に移動して大回動軸1より離れるよ
うになる。一方、このとき、第1アーム2a、2bの回動に
より、第3アーム5a、5bは第2アーム3a、3bと反対方向
に回動し、第2受け板6が、左方向に移動して大回動軸
1に近ずくようになる。しかしながら、第1アーム2a、
2bが上記回動と反対に回動すると、第2アーム3a、3bお
よび第3アーム5a、5bが上記と反対の動作をして、第5
図および第6図に示すように第1受け板4と第2受け板
6が上記移動と反対に移動するようになる。第1受け板
4と第2受け板6とは上記のような移動をするが、第1
受け板4と第2受け板6の位置を、例えば、大回動軸1
の左側から右側、又は右側から左側に反転させる場合に
は、一対の小回動軸1a、1bの回動により、第1図に示す
ように第1受け板4と第2受け板6とが大回動軸1と等
距離にあるときに、大回動軸1を180゜回転させて行
う。
1a、1bを同時に相異なる方向に回動させると、第1アー
ム2a、2bが回動し、それにより、第2アーム3a、3bも回
動して、第1受け板4が、例えば、第3図および第4図
に示すように左方向に移動して大回動軸1より離れるよ
うになる。一方、このとき、第1アーム2a、2bの回動に
より、第3アーム5a、5bは第2アーム3a、3bと反対方向
に回動し、第2受け板6が、左方向に移動して大回動軸
1に近ずくようになる。しかしながら、第1アーム2a、
2bが上記回動と反対に回動すると、第2アーム3a、3bお
よび第3アーム5a、5bが上記と反対の動作をして、第5
図および第6図に示すように第1受け板4と第2受け板
6が上記移動と反対に移動するようになる。第1受け板
4と第2受け板6とは上記のような移動をするが、第1
受け板4と第2受け板6の位置を、例えば、大回動軸1
の左側から右側、又は右側から左側に反転させる場合に
は、一対の小回動軸1a、1bの回動により、第1図に示す
ように第1受け板4と第2受け板6とが大回動軸1と等
距離にあるときに、大回動軸1を180゜回転させて行
う。
(発明の効果) この発明は、上記のように一対の小回動軸の回動によ
り、第1受け板と第2受け板とを同時に移動できるう
え、大回動軸を180゜回転させることにより、第1受け
板と第2受け板との位置を反転することができるので、
搬送時間のロスタイム減少して、搬送効率が向上するよ
うになった。
り、第1受け板と第2受け板とを同時に移動できるう
え、大回動軸を180゜回転させることにより、第1受け
板と第2受け板との位置を反転することができるので、
搬送時間のロスタイム減少して、搬送効率が向上するよ
うになった。
第1図から第4図はこの発明の実施例を示しており、第
1図は平面図、第2図は立面図、第3図、第4図、第5
図および第6図は動作を示す説明図である。第7図は従
来の搬送アームの平面図、第8図は従来の搬送アームの
立面図である。 図中、 1……大回動軸 1a、1b……小回動軸 2a、2b……第1アーム 3a、3b……第2アーム 4……第1受け板 5a、5b……第3アーム 6……第2受け板
1図は平面図、第2図は立面図、第3図、第4図、第5
図および第6図は動作を示す説明図である。第7図は従
来の搬送アームの平面図、第8図は従来の搬送アームの
立面図である。 図中、 1……大回動軸 1a、1b……小回動軸 2a、2b……第1アーム 3a、3b……第2アーム 4……第1受け板 5a、5b……第3アーム 6……第2受け板
Claims (1)
- 【請求項1】大回動軸に間隔をおいて設けられ同時に相
異なる方向に回動する一対の小回動軸に、第1アームの
一端部がそれぞれ固定し、そして、その第1アームの他
端部に第2アームの一端部をそれぞれピン結合し、更
に、その第2アームの他端部に第1受け板をピン結合し
て形成した搬送アームにおいて、上記第1アームの他端
部に、上記第2アームと反対方向に向いた第3アームの
一端部をそれぞれピン結合し、そして、その第3アーム
の他端部に第2受け板をピン結合して形成したことを特
徴とする搬送アーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25157990A JP2733799B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 搬送アーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25157990A JP2733799B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 搬送アーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129685A JPH04129685A (ja) | 1992-04-30 |
JP2733799B2 true JP2733799B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17224917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25157990A Expired - Lifetime JP2733799B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 搬送アーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2733799B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4000036B2 (ja) | 2002-09-30 | 2007-10-31 | 東京エレクトロン株式会社 | 搬送装置 |
JP4222068B2 (ja) | 2003-03-10 | 2009-02-12 | 東京エレクトロン株式会社 | 被処理体の搬送装置 |
WO2010146840A1 (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-23 | 株式会社アルバック | 基板搬送装置 |
JP5525399B2 (ja) * | 2010-09-16 | 2014-06-18 | 東京エレクトロン株式会社 | 搬送装置、基板処理システム及び姿勢制御機構 |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP25157990A patent/JP2733799B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04129685A (ja) | 1992-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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