JP3999761B2 - 竪型射出成形機 - Google Patents

竪型射出成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP3999761B2
JP3999761B2 JP2004151161A JP2004151161A JP3999761B2 JP 3999761 B2 JP3999761 B2 JP 3999761B2 JP 2004151161 A JP2004151161 A JP 2004151161A JP 2004151161 A JP2004151161 A JP 2004151161A JP 3999761 B2 JP3999761 B2 JP 3999761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
mold
injection unit
molding machine
maintenance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004151161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005329655A (ja
Inventor
孝英 面林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2004151161A priority Critical patent/JP3999761B2/ja
Publication of JP2005329655A publication Critical patent/JP2005329655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3999761B2 publication Critical patent/JP3999761B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、竪型射出成形機においてメンテナンス時に必要となる機械全高を最低高さに維持することができる竪型射出成形機及び竪型射出成形機の射出ユニット後退制御方法に関するものである。
従来の竪型射出成形機として図2に示されるものが知られている。図2において、竪型射出成形機における射出ユニット1とそれに結合された加熱筒8は、ベースプレート7に固定されたガイドジク3に沿ってボールネジ2による駆動力により後退、前進する機構を有し、射出ユニット1が前進してノズル13を金型11に押し当て射出成形する。
射出ユニット1がボールネジ2の駆動によって前進すると、射出ユニット1に固定された前進限カム5も同様に前進し、ガイドジク3に固定された検出器4を打点すると、ボールネジ2の駆動が停止し、射出ユニット1が前進限で停止する。同様に後退限についても検出器4が後退限カム6を打点した場合に後退限で停止する機構となっている。
また、ベースプレート7は上可動盤9に固定されており、ベッド12に固定された固定盤10と上可動盤9のそれぞれに固定された金型11は、上可動盤9が上昇、下降することで型開、型閉の動作を行う。従って、射出ユニット1は、射出ユニット1の後退・前進ストロークに加えて、上可動盤9の上昇・下降ストロークだけさらにストロークすることになる。なお、参考までの特許文献として、下記特許文献が知られる(例えば特許文献1参照)。
特開平5−253971号公報
従来の竪型射出成形機は、前述のように構成されているので、最大型開きストロークに加えて射出ユニットの最大後退ストローク分後退するため、それだけ機械全高が高くなり、工場建屋によっては天井と干渉してしまい、機械を搬入することができない場合が生じる。
また、仮に搬入しても、天井との干渉を防止するために、型開き量や射出ユニット後退量を制限して使用することになり、最大ストロークでの使用ができず、作業性が落ちる他、制限量の設定ミスにより工場建屋や機械を破損する危険があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、竪型射出成形機においてメンテナンス時に必要となる機械全高を最低の高さに維持することができ、もって作業性に優れ、また天井と干渉する虞もなく、作業性の向上を図れ、また、制限量の設定ミスにより工場建屋や機械を破損する虞のない竪型射出成形機及び竪型射出成形機の射出ユニット後退制御方法を提供することを目的としている。
ここで、メンテナンス時とは、スクリュシリンダの分解、取外し、ならびにスクリュシリンダ内の樹脂の排出などをいい、スクリュシリンダ先端と、金型の距離を機械の能力最大としたい場合である。
上述した課題を解決するため、本発明は、射出ユニットとそれに結合された加熱筒は、ベースプレートに固定されたガイドジクに沿ってボールネジによる駆動力により後退、前進する機構で、ベースプレートが固定された上可動盤に可動金型が、ベットに固定された固定盤に固定金型が固定され、上可動盤が後退、前進することで型開、型閉を行う竪型射出成形機であって、射出ユニットの後退を通常成形時とスクリュシリンダのメンテナンス時とで区別して行う制御手段と、型閉状態を検出する型閉状態検出手段と、前記型閉状態検出手段により型閉状態が検出される場合に限り、前記制御手段によるメンテナンス時における前記射出ユニットの後退を行わせるインターロック手段とを備えてなるものである。
また、本発明は、射出ユニットとそれに結合された加熱筒は、ベースプレートに固定されたガイドジクに沿ってボールネジによる駆動力により後退、前進する機構で、ベースプレートが固定された上可動盤に可動金型が、ベットに固定された固定盤に固定金型が固定され、上可動盤が後退、前進することで型開、型閉を行う竪型射出成形機の射出ユニット後退制御方法であって、射出ユニットの後退を通常成形時とスクリュシリンダのメンテナンス時とで区別して制御するようにしておくと共に、型閉状態を検出するステップを備え、メンテナンス時に前記射出ユニットを後退させる場合は、型閉状態が検出される場合に限り、前記射出ユニットの後退を行わせるようにしたものである。
このような構成によれば、型閉状態に限りメンテナンス時にそのストローク分の後退ができるようになるため、機械全高を低く抑えることができる。
以上に詳述したように本発明によれば、型開きを行った状態で、メンテナンス後退ができず、型閉状態に限りメンテナンス時にそのストローク分の後退ができるようになるため、機械全高を低くすることができる。また、型開きや射出ユニットの制限位置の設定ミスによる施設破損の危険性がなくなる。さらに型開き量または射出ユニット後退量を制限する必要が無いため、成形作業性を損なうことがない。
本発明の実施の形態は、射出ユニットの後退ストロークを通常成形時のストローク範囲(以後通常ストローク)とスクリュシリンダのメンテナンスを行うためのストローク範囲(以後メンテナンスストローク、通常ストロークよりも大きいストロークとなる)とに区別すると共にそれらの後退制御を区別して行えるようにし、メンテナンスストロークの後退を行うときは、型閉状態にしておかなければ動作できないようにインターロックを設けるようにする。具体的には、通常ストロークの後退位置検出用スイッチと、メンテナンスストローク後退位置検出用スイッチを設けて、メンテナンスストローク動作用に型閉ストロークのインターロックを設定したものである。
そして、通常ストロークの後退位置検出スイッチは、成形時に必要なストローク分の射出ユニットの後退位置に設定され、射出ユニット最前進位置からこの間は型開位置に関係なく射出ユニット後退動作を行うことが可能である。メンテナンスストロークの後退位置検出スイッチは、スクリュシリンダなどのメンテナンスのため通常ストロークより大きく後退させる必要があり、メンテナンス可能なストローク分の射出ユニット後退位置に設定される。メンテナンスストローク範囲まで射出ユニットを後退させるときには、別に検出する型開ストローク設定値以下でなければ動作できないようなインターロックを設ける。また、この場合は先の通常ストローク後退位置検出スイッチでは、射出ユニット後退動作が停止しない仕組みになっている。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施の形態における竪型射出成形機を示す構成図である。図1において、射出ユニット1とそれに結合された加熱筒8は、ベースプレート7に固定されたガイドジク3に沿ってボールネジ2による駆動力により後退、前進する機構であり、前進してノズル13を金型11に押し当て射出成形するものである。
ベースプレート7は上可動盤9に固定されており、ベッド12に固定された固定盤10と上可動盤9にそれぞれ固定された金型11は上可動盤9が後退、前進することで型開、型閉の動作を行う。従って、射出ユニット1は射出ユニット1の後退、前進ストロークに加えて、上可動盤9の後退、前進ストローク分ストロークすることになる。
そこで、射出ユニット1がボールネジ2の駆動によって前進すると、射出ユニット1に固定された最前進用カム14も同様に前進し、ガイドジク3に固定された最前進用検出器15を打点すると、ボールネジ2の駆動が停止し、射出ユニット1が最前進限で停止する。通常成形時においての後退限は通常ストローク用検出器17が通常ストローク用カム16を打点した場合に停止する機構となっている。
この場合、通常成形を行うことの設定は、図示しないコントローラに設定するようにし、後述するメンテナンスを行う場合のコントローラに対する設定と区別して行われる。すなわち、コントローラには、通常成形を行う場合の射出ユニットの一連の動作制御と、メンテナンスを行う場合の射出ユニットの動作制御内容が区別して記憶されており、指定(設定)されたいずれかの制御内容で射出ユニットの制御が実行される。
一方、メンテナンスストロークの後退限は、メンテナンスストローク用検出器19がメンテナンスストローク用カム18を打点した場合に停止する機構となっている。メンテナンスストローク動作と通常ストローク動作の切換は、図示しないコントローラ或いは図示しない切換スイッチにより行うことができ、メンテナンスストローク動作を行う場合、図示しない型開ストローク検出器で検出した値が設定型開ストローク以下の位置に無ければ射出ユニット1を後退することができないインターロックをとるものである。
この型開ストローク検出器は、例えば制御装置内で、型開閉用のサーボモータの回転位置(回転数)をカウントして型開ストロークを検出できる構成となっている。なお、これらの制御はリミットスイッチなどの検出器のほか、エンコーダ等の位置検出器においても同様の制御を行うことができる。
本発明の実施の形態における竪型射出成形機の構成を示す正面図である。 従来の竪型射出成形機の構成を示す正面図である。
符号の説明
1 射出ユニット、2 ボールネジ、3 ガイドジク、8 加熱筒、9 上可動盤、10 固定盤、11 金型、12 ベッド、13 ノズル、14 最前進用カム、15 最前進用検出器、16 通常ストローク用カム、17 通常ストローク用検出器、18 メンテナンスストローク用カム、19 メンテナンスストローク検出器。

Claims (2)

  1. 射出ユニットとそれに結合された加熱筒は、ベースプレートに固定されたガイドジクに沿ってボールネジによる駆動力により後退、前進する機構で、ベースプレートが固定された上可動盤に可動金型が、ベットに固定された固定盤に固定金型が固定され、上可動盤が後退、前進することで型開、型閉を行う竪型射出成形機であって、
    射出ユニットの後退を通常成形時とスクリュシリンダのメンテナンス時とで区別して行う制御手段と、
    型閉状態を検出する型閉状態検出手段と、
    前記型閉状態検出手段により型閉状態が検出される場合に限り、前記制御手段によるメンテナンス時における前記射出ユニットの後退を行わせるインターロック手段とを備えてなる竪型射出成形機。
  2. 射出ユニットとそれに結合された加熱筒は、ベースプレートに固定されたガイドジクに沿ってボールネジによる駆動力により後退、前進する機構で、ベースプレートが固定された上可動盤に可動金型が、ベットに固定された固定盤に固定金型が固定され、上可動盤が後退、前進することで型開、型閉を行う竪型射出成形機の射出ユニット後退制御方法であって、
    射出ユニットの後退を通常成形時とスクリュシリンダのメンテナンス時とで区別して制御するようにしておくと共に、型閉状態を検出するステップを備え、
    メンテナンス時に前記射出ユニットを後退させる場合は、型閉状態が検出される場合に限り、前記射出ユニットの後退を行わせるようにした竪型射出成形機の射出ユニット後退制御方法。
JP2004151161A 2004-05-21 2004-05-21 竪型射出成形機 Expired - Lifetime JP3999761B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004151161A JP3999761B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 竪型射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004151161A JP3999761B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 竪型射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005329655A JP2005329655A (ja) 2005-12-02
JP3999761B2 true JP3999761B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=35484618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004151161A Expired - Lifetime JP3999761B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 竪型射出成形機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3999761B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7528607B2 (ja) 2020-07-27 2024-08-06 Ubeマシナリー株式会社 射出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005329655A (ja) 2005-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6412054B2 (ja) 射出成形機
JP5614898B2 (ja) 射出成形機の制御方法および射出成形機
JP2007167922A (ja) ダイカストマシンにおける離型剤のスプレイ方法及びその装置
EP1790456A2 (en) Method and apparatus for controlling resin amount in cylinders of injection molding machines
JP3999761B2 (ja) 竪型射出成形機
JP4750596B2 (ja) 竪型射出成形機の型締装置および型締力調整方法
JP5244886B2 (ja) 射出成形機及びストローク制御方法
US5776507A (en) Center mechanism for tire vulcanizer
CN104334331A (zh) 射出成型机
KR101790142B1 (ko) 성형기의 안전 장치
JP2008254260A (ja) ロータリー射出成形機
US10201923B2 (en) Injection molding machine including mold rotating device
JP2005028634A (ja) 縦型射出成形機
JP3997435B1 (ja) 竪型射出成形機の射出装置及び竪型射出成形機の制御方法
JP4081492B2 (ja) 射出成形装置の安全扉装置
CN209503527U (zh) 一种管道垃圾粉碎机刀盘的打孔定位机构
CN109916615B (zh) 一种全自动锁舌状态检测方法及装置
JP2011240689A (ja) 成形システム
JP2008512275A (ja) 射出成形機を運転する方法
JP4542955B2 (ja) 縦型射出成形機
JP2006051754A (ja) 電動トグル式型締装置の型開防止装置及びそれを備えた電動トグル式型締装置
JP2017087493A (ja) 竪型成形機および竪型成形機の制動部故障検出方法
CN111308863A (zh) 双台面曝光机及控制双台面曝光机开关门的方法
JP3936650B2 (ja) 縦型射出成形機の制御方法および縦型射出成形機
CN109228216A (zh) 锁模防护装置及具有其的注塑机

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3999761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term