JP3997998B2 - ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置に関する。本発明は、排気ガス浄化装置に備えた触媒の温度を適正温度に維持して、触媒が良好に作動するように工夫したものである。
地球規模での環境保護や省エネルギー化という社会的要請などにより、電気自動車(EV:electric vehicles)やハイブリッド電気自動車(HEV:hybrid electric vehicles)の開発・実用化に拍車がかかっている。
ハイブリッド電気自動車には、シリーズ式とパラレル式とがある。シリーズ式ハイブリッド電気自動車では、エンジンをもっぱら発電機の駆動のみに使い、発電した電力によりモータが車輪を駆動する方式である。一方、パラレル式ハイブリッド電気自動車では、エンジンとモータが車輪を駆動する方式であり、走行する場所や速度に応じて2つの駆動力を使い分ける方式である。
シリーズ式ハイブリッド電気自動車では、エンジンは発電専用であるため、車速や走行負荷の影響をうけずに、エンジンを定速運転することが可能となる。このため、発電ポイントを、燃費と排気ガスの良好域帯に設定することで、低燃費と排気ガス低減の両立が可能である。このようなシリーズ式ハイブリッド電気自動車は、大型のバス等にも適用されている。
ここで、従来のシリーズ式ハイブリッド電気自動車の構成を、図3を参照して説明する。図3において、1はクーラーコンプレッサ、2はエンジン(例えばディーゼルエンジン)、3は発電機、4はインバータ、5はモータ、6はバッテリ、7は駆動輪、8は排気管、9は排気ガス浄化装置、10はエンジン制御装置(ただし、その制御対象はエンジン2に限らず、例えばインバータ4等も制御対象とする)である。また、図3において、電力の流れは黒塗りの矢印で示し、駆動力の伝達の向きは白抜きの矢印で示し、制御情報の流れは点線の矢印で示している。
エンジン駆動力の伝達系について説明すると、エンジン2を運転(回転駆動)すると、この駆動力により、発電機3が回転して発電が行われると共に、必要に応じてクーラーコンプレッサ1が作動してクーラー動作が可能となる。なおエンジン2が運転されると、エンジン2を冷却する冷媒(加熱された冷媒)の熱を用いて、ヒータユニット(図示省略)によりヒーター動作が可能になる。
排気ガス系について説明すると、エンジン2が運転されることにより発生した排気ガスEGは、排気管8を通って排出される。排気管8の途中には排気ガス浄化装置9が介装されているため、排気ガスEGに含まれているPM(Particulate Matter:粒子状物質)等は、排気ガス浄化装置9により捕捉される。このため、排気ガス浄化装置9を通過して大気中に排出される排気ガスEGは、PM等を殆ど含まないクリーンなガスとなっている。
なお、排気ガス浄化装置9内には、周知の酸化触媒などの触媒が備えられている。PMの確実な燃焼除去や充分な触媒活性を得るためには、排気ガス浄化装置9の触媒は、所定温度以上(例えば250°C以上、好ましくは300°C以上)の温度になっている必要がある。
電力系について説明すると、発電機3にて発電された電力、または、バッテリ6から出力された電力が、インバータ4を介してモータ5に供給されると、モータ5が回転駆動する。モータ5の回転駆動力が駆動輪7に伝達されて、HEVが走行する。HEVの走行速度は、インバータ4によりモータ5に供給する電力を調整して、モータ5の回転速度を制御することにより行う。またHEVの前進・後進の切換は、インバータ4によりモータ5に供給する電流状態(相回転方向や、電流流れ方向)を調整して、モータ5の回転方向(正転、逆転)を制御することにより行う。
なお、下り坂を走行しているとき等においては、駆動輪7の回転力によりモータ5が回転され、モータ5が発電機として作用して回生電力を発生する。この回生電力は、インバータ4を介してバッテリ6に送られて充電(蓄電)される。
またバッテリ6に充電されている充電電力が不足しているときには、発電機3にて発電した電力を、インバータ4を介してバッテリ6に送り、バッテリ6の充電(蓄電)をする。
制御情報系について説明すると、エンジン制御装置10は、アイドリングスタート・ストップ制御手段11と、運転状態制御手段12を有している。
このエンジン制御装置10には、モータ5に備えた車速センサ(図示省略)から車速信号aが入力され、バッテリ6に備えた充電率検出センサ(図示省略)から充電率信号bが入力される。
更に、エンジン制御装置10には、アイドリングスタート・ストップシステムのメインスイッチSW1からアイドリングスタート・ストップ信号cが入力され、クーラースイッチSW2から、クーラースイッチON/OFF信号dが入力され、ヒータースイッチSW3からはヒータースイッチON/OFF信号eが入力される。
詳細は後述するが、メインスイッチSW1が投入されて、エンジン制御装置10にアイドリングスタート・ストップ信号cが入力されると、エンジン2が無駄な運転(アイドリング運転等)をしないように、所定の条件のもとで、エンジン2の運転を強制的に停止させる制御が行われる。
またエンジン制御装置10は、エンジン2に対して燃料噴射量制御信号(出力制御信号)αを送る。この燃料噴射量制御信号αに応じて、エンジン2に供給(噴射)される燃料量が調整されて、エンジン2の出力が制御される。つまりエンジン2の運転状態が制御される。
エンジン2の運転状態としては、「停止状態」「アイドリング運転状態」「40kW発電運転状態」がある。「停止状態」とはエンジン2が停止している状態であり、「アイドリング運転状態」とはエンジン2がアイドリング運転して発電機3の発電電力が略ゼロとなっている状態であり、「40kW発電運転状態」とは発電機3の発電電力が40kW(定格出力電力)となるようにエンジン2が回転駆動している状態をいう。
更にエンジン制御装置10は、給電量制御信号βをインバータ4に送る。この給電量制御信号βはインバータ4を介して発電機3にも送られる。この給電量制御信号βにより、モータ5に供給(給電)される給電量(電力)が制御される。なお、バッテリ6からモータ5に供給(給電)される給電量も、給電量制御信号βにより制御される。
ここで各条件(バッテリの充電状態等)に応じて状態変化する、エンジン2の運転状態を説明する。
エンジン2の運転状態を変える制御は、エンジン制御装置10のアイドリングスタート・ストップ制御手段11の制御機能と、運転状態制御手段12の制御機能とを組み合わせることにより行う。
運転状態制御手段12は、充電率信号bから求めたバッテリ充電率を基に、バッテリ充電率が高い場合には、アイドリング運転状態を選択し、バッテリ充電率が低い場合には、40kW発電運転状態を選択する。
アイドリングスタート・ストップ制御手段11は、メインスイッチSW1が投入されてアイドリングスタート・ストップ信号cがエンジン制御装置10に入力されているときに作動し、運転状態制御手段12により、アイドリング運転状態や40kW発電運転状態が選択されていても、
(i)車速信号aにより求めた車速が無い(予め決めた車速(例えば2km/h)よりも小さい)ときには、運転状態制御手段12により選択したアイドリング運転や40kW発電運転の制御をキャンセルして、停止状態とし(図4のモード1、4参照)、
(ii)車速信号aにより求めた車速があっても(予め決めた車速(例えば2km/h)よりも大きくても)、クーラースイッチSW2又はヒータースイッチSW3がOFFになっているとき(クーラースイッチON/OFF信号dが入力されていない又はヒータースイッチON/OFF信号eが入力されていないとき)には、運転状態制御手段12により選択したアイドリング運転や40kW発電運転の制御をキャンセルして、停止状態とする(図4のモード2参照)。
結局、エンジン制御装置10のアイドリングスタート・ストップ制御手段11及び運転状態制御手段12により最終的に選択したエンジン運転状態は、図4に示すモード1〜モード7のようになる。そして、このモード1〜モード7の各エンジン運転状態とするような燃料噴射量制御信号α及び給電量制御信号βが、エンジン制御装置10からエンジン2及びインバータ4に送られて、エンジン2が各モードの運転状態となる。
図4の各モードを説明すると次のようになる。まずアイドリングスタート・ストップシステムのメインスイッチSW1が投入されているモード1〜モード5では次のようになる。
(1)モード1では、バッテリ充電率が高いため運転状態制御手段12によりアイドリング運転状態が選択されるが、車速が無いためアイドリングスタート・ストップ制御手段11により最終的に停止状態が選択される。
(2)モード2では、バッテリ充電率が高いため運転状態制御手段12によりアイドリング運転状態が選択されるが、クーラースイッチSW2又はヒータースイッチSW3がOFFになっているためアイドリングスタート・ストップ制御手段11により最終的に停止状態が選択される。
(3)モード3では、バッテリ充電率が高いため運転状態制御手段12によりアイドリング運転状態が選択される。
(4)モード4では、バッテリ充電率が低いため運転状態制御手段12により40kW発電運転状態が選択されるが、車速が無いためアイドリングスタート・ストップ制御手段11により最終的に停止状態が選択される。
(5)モード5では、バッテリ充電率が低いため運転状態制御手段12により40kW発電運転状態が選択される。
アイドリングスタート・ストップシステムのメインスイッチSW1が投入されていないモード6、モード7では、次のようになる。
(6)モード6では、バッテリ充電率が高いため運転状態制御手段12によりアイドリング運転状態が選択される。
(7)モード7では、バッテリ充電率が低いため運転状態制御手段12により40kW発電運転状態が選択される。
特開2003−239728
上述した従来のHEVでは、図4に示すように、モード3やモード6において、エンジン2がアイドリング運転される。このアイドリング運転は軽負荷運転であるため、エンジン2から排出される排気ガスEGの量は少なく、排気ガスEGの温度は低い。このため、アイドリング運転状態が長時間継続すると、排気ガス浄化装置9の触媒の温度が低下し、触媒の触媒活性(触媒の機能)が低下してしまうことがある。このように触媒活性が低下してしまうと、大気に排出される排気ガスEGに含まれるPM等の量が増加してしまうという問題がある。
本発明は、上記従来技術に鑑み、アイドリング運転状態が一定時間以上にわたり継続した場合には、エンジンをアイドリング運転状態から発電運転状態に切り換えて排気ガスの温度を上げ、これにより触媒温度を上げて触媒を常に最適温度に維持することができる、ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の構成は、エンジンと、該エンジンから排出される排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置と、前記エンジンにより駆動される発電機と、該発電機により発電する電気エネルギーを蓄電するバッテリと、該バッテリまたは前記発電機に電気的に接続されたモータとを備え、該モータの駆動力によって走行可能なハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置において、
前記バッテリの充電率に応じて前記エンジンの運転状態を少なくともアイドリング運転または発電運転に切り換えることができる運転状態制御手段と、
運転状態制御手段により前記エンジンがアイドリング運転されている時間を計測する計時手段と、
該計時手段により計測されたアイドリング運転時間が予め設定した所定時間を超えたときは、前記エンジンの運転状態を前記運転状態制御手段による発電運転よりも出力電力が小さい弱発電運転に切り換える発電切換手段と、
発電切換手段により前記エンジンが弱発電運転されている時間を計測する第2の計時手段と、を備え、
前記発電切換手段は、前記第2の計時手段により計測された前記弱発電運転されている時間が予め設定した第2の所定時間を超えたときは、前記エンジンの運転状態を前記運転状態制御手段によるアイドリング運転に戻す、
ことを特徴とする
なお、前記エンジン制御装置は、その制御対象を前記エンジンに限るものではない。
本発明では、アイドリング運転時間が予め設定した所定時間を超えたときには、エンジンの運転状態をアイドリング運転から発電運転に切り換えるため、触媒の温度を上げることができ、排気ガス浄化装置の機能低下を防止することができる。
このとき、発電運転に切り換えるため発電機による発電量が増加するが、余剰の電力(発電電力からモータで消費される電力を引いた電力)は、バッテリにて充電されるため、発電運転に切り換えたとしても無駄な燃料消費になることはない。
また本発明では、エンジンの運転状態がアイドリング運転から発電運転に切り換わった後において、発電運転時間が予め設定した第2の所定時間を超えたときは、エンジンの発電運転を終了するようにしたため、無駄な発電運転を抑制することができる。
更に本発明では、エンジンの運転状態がアイドリング運転から発電運転に切り換わった後における当該発電運転の出力を、通常の発電運転のときの発電よりも低負荷(低出力)で行うようにしているため、バッテリへの充電効率が向上すると共に、バッテリに大電力が印加されることがなくなりバッテリの損傷(発熱損傷)等を防ぐことができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を、実施例を参照しつつ説明する。なお、従来技術と同一部分は同一符号を付し、重複する部分の説明は省略する。
図1は本発明の実施例に係る、ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置を示す。
本実施例のエンジン制御装置10Aは、アイドリングスタート・ストップ制御手段11及び運転状態制御手段12のみならず、(第1の)計時手段13,発電切換手段14及び第2の計時手段15を有している。
他の部分の構成は、図3に示す従来技術と同一である。
本実施例においても、図3に示す従来技術と同様に、エンジン制御装置10Aのアイドリングスタート・ストップ制御手段11及び運転状態制御手段12の制御機能により、図4に示すような各制御モードのエンジン運転状態となるように、エンジン2の運転状態制御が行われる。
更に本実施例では、図4におけるモード3やモード6において、エンジン2がアイドリング運転されると、第1の計時手段13,発電切換手段14及び第2の計時手段15により、本発明に独特な制御を行う。
第1の計時手段13は、エンジン2がアイドリング運転されると、アイドリング運転状態となっている時間(アイドリング運転時間)を計測する。
発電切換手段14は、第1の計時手段13により計測したアイドリング時間が、予め設定した(第1の)所定時間(例えば10分)に達すると、エンジン2の運転状態を発電運転に切り換える制御をする。このように発電切換手段14により、エンジン2の運転状態をアイドリング運転状態から発電運転状態に切り換えたときの、当該発電運転状態としては、「弱発電運転状態」を採用している。この「弱発電運転状態」とは、例えば「25kW発電運転状態」であり発電機3の発電電力が25kW(定格出力電力よりも小さい出力電力)となるように、エンジン2が回転駆動する状態をいう。
第2の計時手段15は、発電切換手段14によりエンジン2の運転状態がアイドリング運転状態から発電運転状態に切り換わった時点から、時間計測(計時)を開始する。第2の計時手段15により計時した時間が、予め設定した第2の所定時間(例えば30秒)に達すると、発電切換手段14は、エンジンの「弱発電運転状態」を終了させる。
ここで本実施例に特有な制御手順(エンジン2の運転状態がアイドリング運転状態に入り、このアイドリング運転状態が所定時間継続したときの制御手順)を、図2のフローチャートを用いて説明する。
エンジン2の運転状態がアイドリング運転状態にはいると、第1の計時手段13により計時が開始される(ステップ1,2)。
第1の計時手段13により計時したアイドリング時間が、予め設定した第1の所定時間(例えば10分)に達すると(ステップ3)、第2の計時手段15により計時が開始されると共に(ステップ4)、発電切換手段14により、エンジン2の運転状態を「アイドリング運転状態」から「弱発電運転状態」に切り換える(ステップ5)。
第2の計時手段15により計時した時間が、予め設定した第2の所定時間(例えば30秒)に達すると、発電機切換手段14により、エンジン2の弱発電運転状態を終了させる。
このため、例えば図4におけるモード3又はモード6が選択され続けていた場合には、「30秒間の弱発電運転」と「10分間のアイドリング運転状態」とが、交互に行われることになる。
即ち、アイドリング運転状態が長時間継続すると、その間において断続的に弱発電運転が行われ、この弱発電運転時に発生した高温の排気ガスEGにより、排気ガス浄化装置9に備えた触媒の温度を上げることができる。したがって、アイドリング運転状態が長時間継続しても、触媒温度を適正温度(触媒活性が良好な温度)に維持することができる。この結果、アイドリング運転状態が長時間継続しても、排気ガス浄化装置9により排気ガスEGの浄化を確実に行うことができる。
また断続的に行う弱発電運転により生じた電力は、バッテリ6に蓄電されるため、弱発電運転をしても、無駄な燃料消費になることはない。
また弱発電運転時における発電電力は、定格電力よりも低いため、このときに発生した電力をバッテリ6に効率良く蓄電することができる。つまり、発生した電力に対して、バッテリ6に実際に充電される電力の割合を高くすることができる。このとき低電力にて充電することができるため、充電に伴うバッテリ2の発熱は少なく、バッテリ2の発熱損傷も防ぐことができる。
なお本発明は、上述したシリーズ式HEVのみならず、パラレル式HEVにも適用することができることは言うまでもない。
本発明は、ハイブリッド電気自動車において、アイドリング運転状態が長時間にわたり継続しても、排気ガス浄化装置に備えた触媒を、良好な作動温度に維持することに利用することが可能である。
本発明の実施例に係るエンジン制御装置を組み込んだハイブリッド電気自動車を示すブロック図。 本発明の実施例の制御手順を示すフローチャート。 従来のエンジン制御装置を組み込んだハイブリッド電気自動車を示すブロック図。 エンジンの運転状態を示す説明図。
符号の説明
1 クーラーコンプレッサ
2 エンジン
3 発電機
4 インバータ
5 モータ
6 バッテリ
7 駆動輪
8 排気管
9 排気ガス浄化装置
10,10A エンジン制御装置
11 アイドリングスタート・ストップ制御手段
12 運転状態制御手段
13 計時手段
14 発電切換手段
15 第2の計時手段

Claims (1)

  1. エンジンと、該エンジンから排出される排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置と、前記エンジンにより駆動される発電機と、該発電機により発電する電気エネルギーを蓄電するバッテリと、該バッテリまたは前記発電機に電気的に接続されたモータとを備え、該モータの駆動力によって走行可能なハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置において、
    前記バッテリの充電率に応じて前記エンジンの運転状態を少なくともアイドリング運転または発電運転に切り換えることができる運転状態制御手段と、
    運転状態制御手段により前記エンジンがアイドリング運転されている時間を計測する計時手段と、
    該計時手段により計測されたアイドリング運転時間が予め設定した所定時間を超えたときは、前記エンジンの運転状態を前記運転状態制御手段による発電運転よりも出力電力が小さい弱発電運転に切り換える発電切換手段と、
    発電切換手段により前記エンジンが弱発電運転されている時間を計測する第2の計時手段と、を備え、
    前記発電切換手段は、前記第2の計時手段により計測された前記弱発電運転されている時間が予め設定した第2の所定時間を超えたときは、前記エンジンの運転状態を前記運転状態制御手段によるアイドリング運転に戻す、
    ことを特徴とするハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置。
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