JP3996385B2 - ラック扉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば通信機器を収納するハウジングやボックス等のラックの前面に有するラック扉に関し、特に内部を透視可能な樹脂製の窓を設けたラック扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のラックの前面に設けるラック扉のうち樹脂板を装着した窓部を設けたものは、図4に示すように形成されているものが多い。図4は扉の背面方向からの分解斜視図を示し、21は中央を大きく開口した金属製の枠体、22は枠体21の開口部21aを閉塞するアクリル製の樹脂板、23は樹脂板22を固定する固定具である。
樹脂板22は、枠体21に当接する周囲に両面接着テープが貼り付けられた接着部22aが設けられ、その接着部22aを枠体21の開口部21a周囲の裏面に貼り付けて樹脂板22を装着している。そして、樹脂板22の上端及び下端は保持具23により保持固定されている。保持具23は枠体21に設けられたスタッドボルト24とナット25により固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のラック扉の場合、樹脂板22の保持具23はスタッドボルト24とナット25により取付けられるため、スタッドボルト24を枠体21に取付ける溶接作業が必要であるし、溶接跡が表面に残るのでサンダー仕上げも必要となり、面倒な作業をしなければならずコスト高となっていた。
また、枠体21が金属板をプレス加工して作成されるため、外観に変化を持たせようとした場合、端部に丸みを持たせたR加工をするか直角にするか、或いは塗装する際に色を変えるかで対応するしかなく、例えば扉前面を曲面で形成するデザインにできず、各種ラックは何れも同じような平坦な板状のデザインとなっていた。
【0004】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、樹脂板の装着に面倒な作業を必要とせず、またラック扉のデザインを大きく変更する事を容易に実施可能なラック扉を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、略中央に開口部を有する金属製枠体と、該開口部を閉塞する樹脂板とを有し、ラック開口面に装着するラック扉であって、前記樹脂板の周囲を前記枠体の開口部端部への接着部とし、該樹脂板をシール部材により前記枠体に接着する一方、前記枠体の上部及び下部に、開口部上下端部から夫々枠体の上端或いは下端まで覆う樹脂製のカバー体を設け、該カバー体に複数の通風口を設けるとともに前記カバー体の開口部側端部に前記樹脂板を保持する保持片を設けており前記カバー体を、前記保持片により前記樹脂板を保持した状態で前記枠体にネジ止めしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1から図3は本発明に係るラック扉の一例を示し、図1は斜視図、図2はその上部の背面斜視図、図3は図2に示す部位の分解斜視図である。
【0008】
図において、1はラック扉の枠体、2は樹脂板、3はカバー体である。枠体1は、金属板を折曲げ及び打抜き形成により作成され、平坦な前面1aを有し周囲4辺は背部に折曲げられて上下左右の各側面が形成されている。前面1aには上下に亘り窓となる略長方形状の開口部4が形成され、この開口部4は枠体1の中央に形成され、枠体1の前面1aは上下左右に対称に形成されている。
また、樹脂板2はアクリル板が使用され、開口部4よりわずかに大きく形成されて周囲に枠体の開口部端部への接着部2aが設けられている。
【0009】
カバー体3は枠体1の上部及び下部の2箇所に設けられているが、同一形状のものを反転して使用している。そのため、以下上部カバー体について説明する。カバー体3は、開口部4と同一の幅を有すると共に開口部4上端から扉上端までの高さを有して形成されている。そして、中央部が緩やかに突出するように前方に向けて曲率を設けて形成され、曲面で形成された前面にはスリット状横長の溝6が複数平行に形成されている。また、上部には平坦な上面板5を有し、裏面には枠体1に装着固定するためのネジ孔7が3箇所設けられ、枠体1にはこのネジ孔7に対応する位置にネジ挿通孔8が形成されている。
【0010】
また、カバー体3の下部には樹脂板2を保持する保持片9が設けられている。保持片9は、カバー体3を枠体1に装着した際に枠体背部に突出するよう形成され、枠体1背部に装着される樹脂板2を把持するように断面L字状に形成されている。尚、枠体1の開口部4上下端部には、保持片9を挿通するための切り欠き10が形成されている。
【0011】
上記、ラック扉の組立手順を説明すると、まず樹脂板2を枠体1の開口部4背部に配置して樹脂板2周囲を枠体1に接着する。接着は、樹脂板の周囲に設けた接着部2aに両面接着テープを貼り付けることで実施する。
次に、カバー体3を装着する。カバー体3は、先ず保持片9を枠体1の切り欠き10に挿入して接着されている樹脂板2を把持操作する。そして、カバー体3の裏面全体を枠体1に当接させ、カバー体3の上面板5を枠体1上側面に係止させて装着位置を固定する。こうすることで、カバー部材3のネジ孔7と枠体1のネジ挿通孔8とを一致させることができ、枠1体背部からネジ12を挿入してネジ止め操作すれば良く、こうしてカバー体3は装着される。
尚、下部のカバー体3は上下反転して同様の操作で装着すればよく、樹脂板2の上端と下端を把持することで樹脂板2は保持される。
【0012】
このように、カバー体により樹脂板を保持するので、スタッドボルト等を枠体に設けたり、サンダー仕上げ等の面倒な作業を必要とせずに樹脂板を安価に装着できる。また、カバー体は樹脂製とすることで複雑な表面形状であっても容易に作成でき、ラック扉の前面に平坦な面以外の形状を設けることを容易に実施できるし、枠体と異なる色とすることも容易であり、外観デザインに幅をもたせることができる。
更に、上記実施形態のようにカバー体が複数の開口部を有する場合、枠体のカバー体装着部位に貫通孔を設ければ扉外観を変えることなく通風口を設けることができ、外観を良好に保ったままラック内部の換気を行なうことが可能となる。
【0013】
尚、上記実施の形態は、カバー体の幅を開口部幅に合わせて形成しているが、異なった幅で形成しても良い。また、上部と下部のカバー体を異なった形状にしても良い。
【0014】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、カバー体により樹脂板を把持して枠体に係止させるので、スタッドボルト等を枠体に設けたり、サンダー仕上げ等の面倒な作業を必要とせずに樹脂板を安価に装着できる。また、樹脂製のカバー体は複雑な表面形状であっても容易に作成できるので、ラック扉の前面に平坦な面以外の形状を設けることを容易に実施できるし、枠体と異なる色にすることも容易であり、外観外観デザインに幅をもたせることができる。
【0015】
また、カバー体通風口を設けているため、枠体のカバー体装着部位に貫通孔を設ければ扉外観を変えることなく外観を良好に保ったままラック内部の換気を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラック扉の実施形態の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の背面視の部分斜視図である。
【図3】ラック扉の図2に示す部位の分解斜視図である。
【図4】従来のラック扉の背面視の分解斜視図である。
【符号の説明】
1・・枠体、1a・・前面、2・・樹脂板、3・・カバー体、4・・開口部、6・・溝、9・・保持片、10・・切り欠き。

Claims (1)

  1. 略中央に開口部を有する金属製枠体と、該開口部を閉塞する樹脂板とを有し、ラック開口面に装着するラック扉であって、
    前記樹脂板の周囲を前記枠体の開口部端部への接着部とし、該樹脂板をシール部材により前記枠体に接着する一方、
    前記枠体の上部及び下部に、開口部上下端部から夫々枠体の上端或いは下端まで覆う樹脂製のカバー体を設け、該カバー体に複数の通風口を設けるとともに前記カバー体の開口部側端部に前記樹脂板を保持する保持片を設けており前記カバー体を、前記保持片により前記樹脂板を保持した状態で前記枠体にネジ止めしたことを特徴とするラック扉。
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