JP3995846B2 - 物体認識装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車などの車両に搭載されたステレオカメラを用いて、前方の物体を検出する光学式の物体認識装置に関し、より具体的には、撮像された画像における複数のウィンドウを用いて、物体を認識する物体認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両走行の安全性を向上させるため、自車両の前方にある物体の距離や大きさを判別し、これに応じて車両を適切に制御する装置が提案されている。
【0003】
二つの光学素子からなる光学式距離計測装置を使用し、距離検出された被写体が物体か道路領域(路面上の文字/白線を含む)かを判別する手法に関連するものとして、特開平7−225126号公報には、車両前方の物体を正しく認識することができる路上物体判定装置が記載されている。この装置は、車両の走行路面上を撮像するステレオカメラを備え、カメラで得られた画像を複数のウィンドウに分割して、ウィンドウごとに被写体までの距離を算出する。この被写体までの距離と、ウィンドウの行レンジごとに決まる基準距離とを比較して車両前方の物体を認識する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開平7−225126号公報のものでは、路面が自車両の前に水平に存在しているものとして、カメラで撮像した被写体が物体か道路領域かの判断を行うので、自車両がピッチングやローリングで傾いたり、坂道を走行する場合、あるいはカメラの取り付け位置や角度が規定からずれてしまった場合には、車両が路面に平行な状態にあることを前提としてカメラの取り付け位置や俯角等の規定値によって決まる推定される路面と実際の路面との間にずれが生じ、計測された距離値が路面までの距離値かどうか正確に判断することができず、誤って物体を判定することがあった。
【0005】
そこでこの発明は自車両がピッチングやローリングで傾いたり、坂道を登坂する場合、あるいはカメラが規定からずれて取り付けられてしまった場合においても正確に前方にある物体を認識することのできる装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明の物体認識装置は、車両に搭載された、走行路面を撮影するステレオカメラと、ステレオカメラから得られる画像をウィンドウに区分し、ウィンドウごとに対象物までの距離を計測する計測手段と、ステレオカメラによって撮像された路面の距離に基づいて路面の車両に対する相対的な傾きを推定する推定手段と、推定された路面の傾きに基づいてウィンドウ毎に撮像対象が障害物か路面上の文字やマークであるか判別する判別手段と、判別手段による判別結果に基づいて対象物の認識を行う認識手段と、を備える。
【0007】
請求項1の発明によると、自車が加速、減速などで車両の前後方向の傾き、すなわちピッチングを生じたとき、カーブを走行するときなどに自車に横方向の傾きすなわちローリングを生じるとき、坂道を走行するとき、あるいはバンクのある道路を走行するときでも、路面と車両との相対的な傾きを推定し、推定された傾きに基づいて撮像対象物が障害物か路面上の文字やマークなどであるかが判別されるので、適正に対象物の認識を行うことができる。
【0008】
また、請求項2の物体認識装置は、車両に搭載された、走行路面を撮影するステレオカメラと、ステレオカメラから得られる画像をウィンドウに区分し、ウィンドウごとに対象物までの距離を計測する計測手段と、ステレオカメラによって撮像された路面の距離に基づいて路面の車両に対する相対的な傾きを推定する推定手段と、推定された路面の傾きに基づいてカメラの取り付け誤差を補正する補正手段と、補正されたカメラの傾きに基づいてウィンドウ毎に撮像対象が障害物か路面上の文字やマークであるか判別する判別手段と、判別手段による判別結果に基づいて対象物の認識を行う認識手段と、を備える。
【0009】
請求項2の発明によると、カメラが規定からずれて取り付けられてしまった場合や、ある程度長期にわたって規定通りに取り付けられた場合でも経年変化により規定値からずれてしまった場合に、推定路面と実際のカメラから路面までの距離のずれが観測され、そのずれ量により推定されるカメラの取り付け誤差に応じて推定距離が補正されるので、適正に対象物を認識することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施例における物体認識装置の全体的なブロック図である。図2は、この実施例で用いる三角計測法による距離の計測原理を説明する図である。まず図2を参照して一対の撮像装置を用いた距離の測定方法を説明する。
【0011】
ステレオカメラにおける一対の撮像装置の一方を構成するラインセンサ21及びレンズ23は、他方の撮像装置を構成するラインセンサ22及びレンズ24と所定の間隔すなわち基線長Bだけ左右方向に間隔を置いて配置されている。ラインセンサ21および22は、典型的には1次元のCCDであり、直線的に配列されたフォトセンサのアレイであってよい。この場合、レンズ23、24の前に赤外線透過性のフィルタを置き、赤外線の光源を用いて一定の周期で対象物20を照射し、対象物20から反射する赤外線をラインセンサ21,22が感知するようにするのが良い。
【0012】
ラインセンサ21、22は、それぞれレンズ23、24の焦点距離fに配置されている。レンズ23、24のある平面から距離aにある対象物の像が、ラインセンサ21ではレンズ23の光軸からX1ずれた位置に形成され、ラインセンサ22ではレンズ24の光軸からX2だけずれた位置に形成するとすると、レンズ23、24の面から対象物20までの距離aは、三角計測法の原理により、a=B・f/(X1+X2)で求められる。
【0013】
この実施例では画像はデジタル化されるので、距離(X1+X2)はデジタル的に算出される。ラインセンサ21および22で得られる画像の片方または両方をシフトさせながら両画像のそれぞれ対応する画素の輝度を示すデジタル値の差の絶対値の総和を求め、これを相関値とする。相関値が最小値になるときの画像のシフト量が両画像の間の位置ずれ、すなわち(X1+X2)を示す。観念的には図2に示すようにラインセンサ21および22から得られる2つの画像を重なり合わせるために2つの画像を相対的に移動させねばならない距離が(X1+X2)である。
【0014】
ここでは、簡単のため撮像装置が1次元のラインセンサ21,22であるものとして説明したが、以下に述べるようにこの発明の一実施例では2次元のCCDまたは2次元のフォトセンサ・アレイを撮像装置として使用する。この場合2つの撮像装置から得られる2次元の画像を相対的にシフトさせて上述したのと同様の相関計算を行い、相関値が最小となるときのシフト量を求めると、このシフト量が(X1+X2)に相当する。
【0015】
図1の撮像手段3は図2のレンズ23およびラインセンサ21からなる一方の撮像手段に対応し、撮像手段3’は、図2のレンズ24およびラインセンサ22からなる他方の撮像手段に対応する。この実施例では、図3の(b)に示すように撮像領域を複数のウィンドウ(小領域)W11、W12、・・・に分割し、ウィンドウごとに距離の計測を行うので、対象物全体の2次元の画像が必要になる。このため撮像手段3、3’は、2次元のCCDアレイまたは2次元のフォトセンサ・アレイで構成される。
【0016】
図3の(a)は、撮像手段3または3’により自車両の前方を走行する他車両を撮像した画像の例を示し、図3の(b)は、図3の(a)の画像を概念的に複数のウィンドウに分割したものを示す。図3の(b)は、縦方向に行および横方向に列をとり、簡単のため8行×14列のウィンドウに分割して示す。それぞれのウィンドウには番号が付されており、たとえばW12は、1行2列にあるウィンドウを示す。
【0017】
撮像手段3、3’で撮像された対象物の画像はアナログ・デジタル変換機(A/D変換機)4,4’でデジタルデータに変換され、画像メモリ5,5’に格納される。ウィンドウ切り出し部13によって、ウィンドウW11に対応する画像部分が画像メモリ5および5’からそれぞれ切り出されて相関計算部6に送られる。相関計算部6は、切り出された2つの画像を所定の単位ずつシフトさせて前述した相関計算を行い相関値が最小になるときのシフト量を求めると、このシフト量が(X1+X2)である。相関計算部6は、こうして求めた(X1+X2)の値を距離計算部7に送る。
【0018】
距離計算部7は、前述したa=B・f/(X1+X2)の式を用いて、ウィンドウW11にある対象物までの距離a11を求める。こうして求められた距離a11は、距離記憶部8に記憶される。同様の計算処理がそれぞれのウィンドウについて順次実行され、距離a11、a11、・・・が距離記憶部8に記憶される。以下、あるウィンドウについて計算された対象物までの距離を、そのウィンドウの計測距離という。
【0019】
上の相関演算で用いる画像データは、撮像素子アレイの素子のピッチによって分解能が定まるので、フォトセンサ・アレイ等比較的ピッチの大きい受光素子を用いるときは、ピッチ間の補間計算を行って画像データの密度を高める処理を行い、こうして密度を高められた画像データについて相関計算を行うのが好ましい。また、ウィンドウは互いに重なりをもつように定めることもできる。
【0020】
推定距離記憶部32は、ウィンドウごとに推定される路面までの距離(以下、推定距離という)を格納している。路面除去部31は、ウィンドウごとの推定距離と上記のようにして実際に計測された対応するウィンドウごとの距離とを比較し、推定距離に近い値の計測距離をもつウィンドウ、すなわち路面までの距離にほぼ等しい計測距離を持つウィンドウ、および推定距離以上の計測距離を持つウィンドウ、すなわち路面よりも遠い計測距離をもつウィンドウについての計測距離値をウィンドウごとに路面距離記憶部51に記憶し、距離記憶部8から削除する。こうして路面上にある標識文字や白線が距離記憶部8から路面距離記憶部51に移され、距離記憶部8から削除される。
【0021】
推定距離記憶部32に格納される推定距離は後述する処理によって動的に変化するが、初期値としては、車両が傾くことなく水平な路面に平行な状態にある場合の車両から路面までの距離とすることができ、CCDカメラの取り付け位置、俯角、基線長、焦点距離およびCCDサイズと、画像におけるウィンドウ位置とにより予め算出され、ウィンドウごとに推定距離記憶部32に記憶されている。
【0022】
上の例では路面と判定されたウィンドウの計測距離を路面距離記憶部51に移し、路面記憶部8から削除したが、これらのデータを削除することなく、たとえば路面と判定されたことを識別するフラグを使用し、路面と判定されたウィンドウに識別フラグをたてて距離距離記憶部8に記憶し、路面距離記憶部51の機能を兼ねることもできる。
【0023】
3次元変換部52は路面距離記憶部51に記憶されたウィンドウの位置とそのウィンドウにおける距離値を、カメラの取り付け位置を原点とし、鉛直下方向をY軸、自車両が直進する方向をZ軸、Y軸とZ軸に垂直な方向、すなわち車幅方向をX軸とする3次元位置に変換し、3次元路面憶部53に記憶する。
【0024】
路面ピッチ推定部9は自車の加速によって車両後部が沈み込んだり、減速によって車両前部が沈むなどの原因で車両に前後方向の傾き、すなわちピッチングを生じたときや、坂道を走行する場合の、カメラと路面の相対的な傾きを3次元路面記憶部53に記憶された3次元位置から推定する。
【0025】
図4は車両が減速によって前部が沈み込むピッチングを生じたときの推定路面cと実際の路面bの関係を示している。実際の路面bは、車両が水平に保たれれているとした場合の相対的な路面であり、車両にその前部が沈み込むピッチングを生じた状態では、相対的に登り勾配の路面として現れる。
【0026】
図4(A)において破線aは、推定路面cから所定の距離、たとえば10cm、だけ上にある仮想路面で、これより下の領域に相当する距離値が算出されたウィンドウは、路面を撮像しているものとして、前述の路面除去部31によってウィンドウ位置と距離値が路面距離記憶部51に記憶される。3次元変換部52がこのウィンドウ位置および距離値を3次元位置に変換し、3次元路面記憶部53に記憶させる。
【0027】
図4(B)は、このとき、3次元路面記憶部53に記憶された3次元位置をZ−Y平面に投影したグラフである。路面ピッチ推定部9は、3次元路面記憶部53に記憶されている位置のうちZ値がたとえば15m以下のものだけをサンプルとし、サンプル数がたとえば200以上のときはZ−Y平面に投影したサンプルを最も良く表わす直線を式(1)によって決定し、この直線の傾き、Y軸切片およびサンプル数を路面ピッチ記憶部54に記憶する。サンプル数が200に満たないときは記憶内容を更新せずに、路面ピッチ記憶部54の記憶内容を保持する。直線の傾きは図4(A)における路面の前後方向の傾きを表わし、Y軸切片hpはカメラの路面からの高さを表わす。
【0028】
【数1】
ここでYi、Ziはi番目のサンプルの3次元位置を、nはサンプル数をそれぞれ表わし、tanθ、hpはそれぞれ直線の傾きとY軸切片を表わしている。
【0029】
路面ロール推定部10は自車が旋回することにより自車の左右部のいずれかが沈み込むことなどによる左右方向の傾き、すなわちローリングを生じたときや、バンクのある道を走行する場合の、カメラから相対的な路面の傾きを3次元路面記憶部53に記憶された3次元位置から推定する。
【0030】
図5(A)は車両が旋回により右部が沈み込むローリングを生じたときの推定路面cと実際の路面bの関係を示している。実際の路面bは、車両が水平に保たれているとした場合の、相対的な路面であり、ローリングで車両の右部が沈み込んだ場合、右上がりの傾斜として現れる。図5(A)において破線aは、推定路面cから所定の距離、たとえば10cm、だけ上にある仮想路面で、これから下の領域に相当する距離値が算出されたウィンドウについて、前述の路面除去部31によってウィンドウ位置と距離値が路面距離記憶部51に記憶され、3次元変換部52によって3次元位置に変換され3次元路面記憶部53に記憶される。
【0031】
図5(B)は、このとき、3次元路面記憶部53に記憶された3次元位置をX−Y平面に投影したグラフである。路面ロール推定部10は3次元路面記憶部53に記憶されている位置のうちZ値がたとえば15m以下のものだけをサンプルとし、サンプル数がたとえば200以上のときはX−Y平面に投影したサンプルを最も良く表わす直線を式(2)によって決定し、直線の傾き、Y軸切片およびサンプル数を路面ロール記憶部55に記憶する。サンプル数が200に満たないときは記憶内容を更新せずに、路面ロール記憶部55の記憶内容を保持する。直線の傾きは路面の左右方向の傾きを表わし、Y軸切片はカメラの路面からの高さを表わす。
【0032】
【数2】
ここでXi、Yiはi番目のサンプルの3次元位置を、nはサンプル数をそれぞれ表わし、tanα、hrはそれぞれ直線の傾きとY軸切片を表わしている。
【0033】
路面ピッチ推定部9および路面ロール推定部10でZ値が15m以下のもののみサンプルとしてとしているのは、遠距離ほど位置の精度が落ちることと、遠距離ほど推定路面と実際の路面とのずれが大きくなり、路面以外の物体を表わしている可能性があるので、サンプルに加えることによって推定に誤りが生じるのを防ぐ為である。また、サンプル数が200に満たないときに傾きの推定を行わないのはサンプル数が少ないと推定値の信頼性が低い為である。
【0034】
推定距離補正部11は路面ピッチ記憶部54および路面ロール記憶部55に記憶されている路面の前後、左右の傾きとカメラの路面からの高さからより良く路面までの距離を表わすように推定距離記憶部32の記憶内容を修正する。
【0035】
ローリングやピッチングが生じているとき、あるいは坂道やバンクのある道を走行するときは次式によって路面が撮像されるCCD面上の位置(x、y)と路面までの距離(d)の関係を推定することができる。
【0036】
【数3】
【0037】
ここでtanθは路面ピッチ記憶部に記憶されている直線の傾き、tanαは路面ロール記憶部に記憶されている直線の傾き、hpは路面ピッチ記憶部に記憶されている直線のY軸切片、hrは路面ロール記憶部に記憶されている直線のY軸切片、FはCCDの焦点距離である。また、d=0はウィンドウが路面を撮像しないことを表わすものとする。
【0038】
図6に示したように、路面ピッチ記憶部54に記憶されている直線の傾きと切片および路面ロール記憶部55に記憶されている直線の傾きと切片は合わせて一つの平面を推定しており、この平面がCCD面に投影される位置とCCDからこの平面までの距離の関係として上式が得られる。ここで、CCD面上の座標は図7のようにとるものとする。
【0039】
推定路面補正部11はウィンドウごとにその位置から上式の関係を用いてdを求め、記憶している推定距離記憶部32に記憶されている内容をdで置換する。
【0040】
上の例では推定路面補正部11で推定距離記憶部32に記憶されている内容をdで置換したが、dで置換するのではなく、推定路面距離記憶部32に記憶されている内容とdとの加重平均をとって変動を緩和し、測定誤差をフィルタする効果を得たり、あるいは路面ピッチ記憶部54および路面ロール記憶部55において、記憶内容をある程度過去に算出されたものも保持するものとし、時系列情報から現在の路面の傾きと高さを推定することもできる。
【0041】
また、路面距離記憶部32に記憶されている内容が変化する時定数を大きくとることによってピッチングやローリングなどの短い周期の車両の挙動に対応するのではなく、カメラの取り付け誤差や経年変化による規定の取り付け角度からのずれを学習し、補正する請求項2の装置として利用することができる。これは、車両は長い時間で見れば概ね水平な路面を走行するので、路面ピッチ記憶部54および路面ロール記憶部55に記憶される路面の傾きと路面からカメラまでの高さから実際の取り付け角度とカメラの取り付け位置を推定することができるからである。このとき、カメラの位置と角度の規定値からのずれを推定するカメラ角度推定部61と推定内容を記憶するカメラ角度記憶部62を別途設けることもできる。カメラ角度推定部61は路面ピッチ記憶部54と路面ロール記憶部55に記憶されたある程度長期間の記憶内容についてたとえば移動平均を取ることで平均的な路面の傾きと路面からカメラまでの高さを推定し、カメラ角度記憶部62に記録する。
【0042】
また、上の例ではサンプル数が200に満たないときは路面ピッチ記憶部および路面ロール記憶部55の記憶内容は保持されるものとしたが、保持するのではなく推定距離記憶部32の記憶内容が初期値に近づくように変化させたり、カメラ角度推定部61およびカメラ角度記憶部62を設けている場合にはカメラ角度記憶部に記憶されているカメラの位置と角度から推定される路面の距離に近づくように変化させることによって推定距離記憶部32の記憶内容が発散してしまうのを防ぐことができる。
【0043】
推定距離補正部11は以上のようにして路面ピッチ記憶部54および路面ロール記憶部55の記憶内容に応じて、推定距離記憶部32に記憶されている推定距離を修正する。この修正処理は、ハードウェア構成によって路面ピッチ推定部9または路面ロール推定部10から修正を要するレベルの記憶内容の変化が路面ピッチ記憶部54または路面ロール記憶部55において発生したことを示す信号に応答して実行されるよううにすることができる。または、ソフトウェア構成により、物体認識装置を制御する中央演算装置(CPU)がたとえば67ミリ秒毎に修正処理ルーチンを実行して修正を行うようにすることもできる。
【0044】
路面除去部31は、距離記憶部8から得られるウィンドウごとの計測距離と推定距離記憶部32から得られるウィンドウごとに修正された推定距離とを比較し、計測距離が修正された推定距離から所定のしきい値(たとえば10cm)を引いた値に等しいかこれより大きいウィンドウを路面を撮像しているウィンドウと判断し、計測距離が修正された推定距離から上記所定しきい値を引いた値以下のウィンドウを路面以外の物体を撮像しているウィンドウと判断する。
【0045】
こうして、路面除去部31は、路面以外の物体を撮像しているウィンドウのデータを物体認識部38に送る。物体認識部38は、路面以外の物体を撮像している複数のウィンドウのデータに基づいて1つ又は複数の物体の認識を行う。物体認識処理は、CPUが物体認識ルーチンをたとえば67ミリ秒毎に実行することによって実行される。物体の認識は、2サイクルから3サイクルの認識処理の結果を総合して行うことにより、認識の信頼性を向上させることができる。
【0046】
物体記憶部39は、物体認識部38で認識された物体についての距離、位置、大きさなどの情報を記憶する。物体認識部38は、今回認識された物体(車)の距離情報と、前回認識された同じ物体についての距離情報からこの物体と自車との相対速度を計算し、今回認識された物体のデータの一部として物体記憶部39に記憶させる。
【0047】
車両制御部45は、物体記憶部39から送られる物体についての情報を読み出し、その内容に基づいて、警報装置を駆動して前方車両に近づきすぎていることを示す警報を発したり、エンジンの電子制御装置(Electronic Control Unit:ECU)またはブレーキ制御ユニットに信号を送って強制制動処理を実行させるなどの働きをする。その際、車両制御部45は、自車速度検出装置46から自車速度のデータを、ヨーレート検出装置47からヨーレートを示す信号を受け取り、自車の走行領域を判断し、物体との距離が適切な範囲になるよう自車を制御する。
【0048】
図1に示した相関演算部6、距離計算部7、距離記憶部8、ウィンドウ切り出し部13、路面除去部31、推定距離記憶部32、物体認識部38、物体記憶部39、画像メモリ5,5’、路面距離記憶部51、3次元変換部52、3次元路面記憶部53、路面ピッチ推定部9、路面ロール推定部10、路面ピッチ記憶部54、路面ロール記憶部55、カメラ角度推定部61、カメラ角度記憶部62および車両制御部45は、中央演算処理装置(CPU)、制御プログラムおよび制御データを格納する読み出し専用メモリ、CPUの演算作業領域を提供し、様々なデータを一時記憶することができるランダムアクセスメモリ(RAM)で構成することができる。距離記憶部8、推定距離記憶部32、および物体記憶部39は、1つのRAMのそれぞれ異なる記憶領域を使用して実現することができる。また、各種の演算で必要となるデータの一時記憶領域も同じRAMの一部を使用して実現することができる。
【0049】
また、この発明の物体認識装置をエンジンの電子制御ユニット(ECU)、ブレーキ制御ECUその他のECUとLAN接続して物体認識装置からの出力を車両の全体的な制御に利用することができる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、車両のピッチングやローリングあるいは坂道はバンクのある道を走行することによりカメラ画像上での路面が撮像される領域が変動しても正しく認識することができる。請求項2の発明によると、当該物体認識装置の生産の際、あるいは経年変化により、カメラ取り付け位置および角度が規定値からずれてしまった場合にも正しく対象物を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体的な構成を示すブロック図。
【図2】三角計測法による距離の計測原理を説明する為の図。
【図3】この発明による、(a)撮像された画像、(b)距離および道路領域判定のための小領域(ウィンドウ)に分割された画像を示す図。
【図4】(A)は、ピッチングが発生した場合の実際の路面、推定路面および路面除去範囲を示す図、(B)は、ピッチングが発生した場合の3次元路面記憶部の内容をZ−Y平面にプロットした図。
【図5】(A)は、ローリングが発生した場合の実際の路面、推定路面および路面除去範囲を示す図、(B)は、ローリングが発生した場合の3次元路面記憶部の内容をX−Y平面にプロットした図。
【図6】路面ピッチ記憶部と路面ロール記憶部の内容から推定される路面を示す図。
【図7】CCD面上の位置と推定路面までの距離の関係を示す式におけるCCD面上の座標系を示す図。
【符号の説明】
3,3’撮像部(ステレオカメラ)
7 距離計算部
8 距離記憶部
31 路面除去部
Claims (2)
- 車両に搭載された、走行路面を撮影するステレオカメラと、
前記ステレオカメラから得られる画像をウィンドウに区分し、ウィンドウごとに対象物までの距離を計測する計測手段と、
前記ステレオカメラによって撮像された路面の距離に基づいて路面の車両に対する相対的な傾きを推定する推定手段と
前記推定された路面の傾きに基づいてウィンドウ毎に撮像対象が障害物か路面上の文字やマークであるか判別する判別手段と、
前記判別手段による判別結果に基づいて対象物の認識を行う認識手段と、
を備える物体認識装置 - 車両に搭載された、走行路面を撮影するステレオカメラと、
前記ステレオカメラから得られる画像をウィンドウに区分し、ウィンドウごとに対象物までの距離を計測する計測手段と、
前記ステレオカメラによって撮像された路面の距離に基づいて路面の車両に対する相対的な傾きを推定する推定手段と
前記推定された路面の傾きに基づいてカメラの取り付け誤差を補正する補正手段と、
前記補正されたカメラの傾きに基づいてウィンドウ毎に撮像対象が障害物か路面上の文字やマークであるか判別する判別手段と、
前記判別手段による判別結果に基づいて対象物の認識を行う認識手段と、
を備える物体認識装置
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