JP3995749B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技者に有利な付加価値状態の発生の有無を決定する役物装置と、パチンコ球の入賞により該役物装置を始動させる始動入賞口と、付加価値状態を発生させる可変入賞口を具備するパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のパチンコ機としては、例えば始動入賞口へパチンコ球が入ると可変表示手段が作動し、その表示内容が特定の組合せになった場合に遊技者に有利な付加価値状態を発生させる第1種遊技機のいわゆるセブン機がある。
【0003】
また、始動入賞口へパチンコ球が入るとセンター役物の通常は閉じた可動開閉片が所定の開閉動作を行い、その開閉動作中にセンター役物内に設けられた特定穴(いわゆるVゾーン)に入ると大当たりとなって遊技者に有利な付加価値状態を発生させる第2種遊技機いわゆる羽根物がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の第1種遊技機では、表示内容の絵柄等の異なる多数の機種が提供されており、絵柄表示にストーリー性を持たせて興趣を変えようとしたものも多くあるが、その何れも基本的には可変表示手段が作動し、その表示内容が特定の組合せになった場合に遊技者に有利な付加価値状態を発生させるという点で同じであり、どの機種をとっても目先が変えられる程度で基本的にゲーム性が異なるということはないので、遊技客に飽きられてしまうまでの時間が短いという問題があり、新鮮な興趣をもたらすパチンコ機が希求されていた。
【0005】
また、従来の第2種遊技機においても、同様に新たな興趣をもたらすパチンコ機が希求されていた。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、遊技客に従来には無い新鮮な興趣をもたらすパチンコ機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための要旨とするところは、次の各項に存する。
【0008】
1.
遊技者に有利な付加価値状態の発生の有無を決定する役物装置(20)と、パチンコ球(P)の入賞により該役物装置(20)を始動させる始動入賞口(13)と、付加価値状態を発生させる可変入賞口(30)を具備するパチンコ機(10)において、
前記役物装置(20)は図柄等の可変表示が可能な可変表示部(D)と、前記パチンコ機(10)の遊技盤面(12)上に打ち出されたパチンコ球(P)の取込みが可能な可動開閉片(21、21)と、該可動開閉片(21、21)によって取り込まれたパチンコ球(P)を一時的に貯留可能な貯留部(S)と、該貯留部(S)の下方に位置し該貯留部(S)からのパチンコ球(P)によって倒れ得る可倒標的(23、23…)を複数設けた標的部(T)とを有し、
前記始動入賞口(13)へのパチンコ球(P)の入賞に基づいて始動し、停止した前記可変表示部(D)の図柄等の変化が特定の組合せである場合に、前記可動開閉片(21、21)が開閉動作し、その間に前記貯留部(S)に取り込まれたパチンコ球(P)によって倒される可倒標的(23、23…)の状態によって前記可変入賞口(30)が前記付加価値状態を発生させることを特徴とするパチンコ機(10)。
【0010】
2.
前記貯留部(S)は、開閉可能な板状体(22、22)を有し、該板状体は閉じた状態のときにパチンコ球(P)を保持することが可能に設けたことを特徴とする項1に記載のパチンコ機(10)。
【0011】
3.
前記役物装置(20)は前記貯留部(S)に頂部(24)から貯留部(S)の両側の内壁(25、25)に向かって下向する球受け面(26)を設け、前記貯留部(S)のパチンコ球(P)を前記標的部(T)へ落とすための開閉可能なシャッター(41)を備えた連通路(40)を設け、該連通路(40)の連通路入口を前記球受け面(26)が前記内壁(25、25)と接合する付近に設け、前記標的部(T)の壁面(27、27)に連通路出口(43)を設けたことを特徴とする項1に記載のパチンコ機(10)。
【0013】
次に作用を説明する。
【0014】
パチンコ機(10)の遊技盤面(12)内にパチンコ球(P)が打ち出されると遊技盤面(12)に打たれたクギや風車にぶつかりながら様々に方向を変えながら落下する。通常、遊技盤面(12)の最下部に設けられたアウト口に至る前に入賞口に入賞すると、入賞球1球毎に所定の数の賞球の排出等が行われる。 パチンコ球(P)が入賞口のうち始動入賞口(13)へ入賞すると遊技盤面(12)上のほぼ中央に設けた役物装置(20)に設けられた可変表示部(D)が図柄の変更動作を行った後に停止する。前記可変表示部(D)による図柄の変更動作はパチンコ機(10)を制御する制御手段(50)が始動入賞口(13)へのパチンコ球(P)の入賞に基づいて行った抽選の結果を表示するものである。抽選結果が所定のものとなった場合、変更動作終了時の図柄の組合せも所定の組合せとなり、その組合せに応じて役物装置(20)の両側に取り付けられた可動開閉片(21、21)が所定回数の開閉動作を行う。
【0015】
可動開閉片(21、21)が開いたときにうまく取り込まれたパチンコ球(P)は、一旦、貯留部(S)に貯留される。
【0016】
可動開閉片(21、21)の開閉動作が終了すると、貯留部(S)に貯留されたパチンコ球(P)が貯留部(S)の下方の標的部(T)に落とされる。貯留部(S)が内部に開閉可能な板状体(22、22)を設けたものにあっては、前記可動開閉片(21、21)の開閉動作中は板状体(22、22)は閉じており、パチンコ球(P)を貯留可能な状態を作っている。前記可動開閉片(21、21)の開閉動作が終了すると板状体(22、22)は各々開いて貯留したパチンコ球(P)を標的部(T)に落とす。
【0017】
標的部(T)に落とされたパチンコ球(P)が可倒標的(23、23…)にうまく当たるとそれらは倒れる。可倒標的(23、23…)の倒れた状態が所定の状態を満たすと、前記可変入賞口(30)が前記所定の状態に応じた動作を行って遊技者に有利な付加価値状態を発生させる。
【0018】
パチンコ球(P)によって倒された可倒標的(23、23…)は、その後、一つ残らず起立させられ、元の状態に戻る。
【0019】
このようにして、従来のセブン機とも羽物機とも異なる新たなゲーム性を発揮するので、遊技への興趣を増大させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
【0021】
図1から図4は本発明の第1の実施の形態を示している。
【0022】
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るパチンコ機10は、遊技者がハンドル11を回転操作することにより遊技盤面12上にパチンコ球Pを打ち出し、かかる打球の各入賞口への入賞により払い出される賞球の獲得数を楽しむものである。
【0023】
遊技盤面12にはパチンコ球Pが所定の入賞口である始動入賞口13と、該始動入賞口13に入ると動作して遊技者に有利な付加価値状態を発生させるか否かの決定を行う役物装置20と、付加価値状態を現出させる可変入賞口30とを具備している。また、遊技盤面12の全面には打ち出されたパチンコ球Pを弾いて様々な軌跡を描いて落下させるための多数の釘や所謂風車、入賞すると1個の入賞球につき所定数の賞球が払い出される入賞口が複数個設けられており、また、何れの入賞口にも入らなかったパチンコ球Pを回収するためのアウト口15等が配置されている。遊技盤面12の下側には、遊技に供するパチンコ球Pを入れ且つ入賞があったときに賞球が払い出される前皿18や、その前皿18の下方に配設して前皿18が満杯となったときにパチンコ球Pを移して貯留するための下皿19が設けられている。遊技盤面12の裏側等の機体内には役物装置20の制御をはじめパチンコ機10の諸々の制御を行うための制御手段50(図4参照)が取り付けられている。
【0024】
役物装置20はパチンコ機10の遊技盤面12上のほぼ中央に設けられている。役物装置20は大きく分けて数字或いは図柄の可変表示が可能な可変表示部Dと、パチンコ機10の遊技盤面12上に打ち出されたパチンコ球Pの取込みが可能な可動開閉片21、21と、可動開閉片21、21によって取り込まれたパチンコ球Pを一時的に貯留可能な貯留部Sと、該貯留部Sの下方に位置し貯留部Sからのパチンコ球Pが当たると倒れ得る可倒標的23、23…を複数設けた標的部Tと、可倒標的23、23…が倒れたか否かを検知するための標的状態検知手段60とを有している。役物装置20の上部両側面にはパチンコ球Pを内部に取り込むための取込み口20a、20aが設けられており、可動開閉片21、21が取込み口20a、20aを塞ぎ得るように枢着されている。
【0025】
図1乃至図3に示したように可動開閉片21、21は取込み口20a、20aよりも大きな面積を有する矩形の板状部材であり、一辺が取込み口20aより下方の位置に回動可能に枢着されている。通常の閉じた状態では、自由端側が起きた状態にあって取込み口20aを塞いでいる。可動開閉片21、21が開いた状態では、水平かそれよりもやや上向に傾斜した位置まで自由端側が下がり、パチンコ球Pを取込み口20a、20aから貯留部S内に導入することが可能である。図4に示した駆動手段M1は可動開閉片21、21に開閉動作をさせるべく駆動力を伝達してこの2つの状態を生じさせるものである。
【0026】
貯留部Sは、開閉可能な2枚の板状体22、22を有している。板状体22、22も矩形の板状部材であり、それぞれ一辺側が貯留部Sの内壁25、25に回動可能に枢着されている。通常は板状体22、22各々が略水平面内に位置する閉じた状態にあり、この状態において取込み口20a、20aから入って来たパチンコ球Pは保持される。板状体22、22が開くときは図3に示したように各々標的部Tの壁面27、27に沿うように略鉛直になるまで自由端側が下がる。板状体22、22の回動動作は図4に示した駆動手段M2による駆動力が伝達されて行われる。
【0027】
貯留部Sの上部に設けられた可変表示部Dは、後に説明するように始動入賞口13へのパチンコ球Pの入賞に基づいて制御部50が行った抽選の結果を所定時間の表示変化の後に表示するものである。可変表示部Dはカラー液晶ディスプレイから成り、その種類としては、代表的なものにSTN(単純マトリクス)方式やTFT(アクティブマトリクス)方式が挙げられる。STN方式は、TFT方式に比して安価だが、コントラストが弱く真正面からでないと見えにくく、一方、TFT方式はシャープな画像を得られる上に応答性にも優れているが、高価である。
【0028】
本実施の態様における可変表示部Dには前述の何れの方式を用いてもよい。また、可変表示Dはカラー液晶ディスプレイに限定されるものではなく、モノクロ液晶ディスプレイはもちろんのこと、その他、蛍光表示管やブラウン管(CRT)等を用いて構成してもよい。図示したものは2つの数字を表示しているが、遊技者に所定の意味を伝達可能な表示の仕方をするならば表示する数は1つでもよいし、或いは3つ以上であってもよい。
【0029】
標的部Tの床部Fにはボーリングのピンを模した複数の可倒標的23、23…が置かれている。床部Fは可倒標的23、23…を立てたときに倒れないような傾斜をもって遊技機10の奥に向かって下がっている。可倒標的23、23…は貯留部Sから落とされたパチンコ球が当たると倒れる程度の重量を有するもので、その倒れ方の状態で遊技者に有利な付加価値状態が発生するか否かが決定される。各可倒標的23、23…は床部Fの所定の位置に立てられる。所定の各位置には1つずつ小孔h、h…が設けられており、各小孔h、h…には1本の線上部材28が挿通されている。各線上部材28の一端は可倒標的23、23…の底部23Bに連結されており、もう一端は昇降板B(図4参照)に連結されている。昇降板Bは床部Fの下に配設され、昇降手段M3によって昇降可能に取り付けられている。
【0030】
可倒標的23、23…が倒れているか否かを各可倒標的23、23…毎に検知するための標的状態検知手段60も床部Fに設けられている。標的状態検知手段60は制御部50に接続されており、可倒標的23、23…の状態を検知した検知信号は制御部50に送られる。
【0031】
役物装置20の直上に配置された始動入賞口13内には入賞球を検知するための入賞検知スイッチ14が設けられている。入賞検知スイッチ14は制御部50に接続されており、入賞球を検知すると入賞球検知信号を制御部50へ送信する。
【0032】
役物装置20の下方に配設された可変入賞口30は、役物装置20で付加価値状態の発生が決まったときは、所定の開閉動作を行って遊技者に有利な状態を齎すものである。
【0033】
図4に示す制御手段50は、主として可変表示部D等の表示内容を制御する表示制御部50aと、主として抽選、抽選結果に基づく可動開閉片21、21の動作、板状体22、22の動作等を制御する遊技制御部50bとから成る。表示制御部50aは、CPU51,ROM52,RAM53等を少なくとも含むマイクロコンピューターから成り、同様に遊技制御部50bも、CPU54,ROM55,RAM56等を少なくとも含むマイクロコンピューターから構成されている。また表示制御部50aと遊技制御部50bとは、データ・バス等を介して互いに連結されている。
【0034】
次に作用を説明する。
【0035】
図1において、ハンドル11の操作によって遊技盤面12内に打ち出されたパチンコ球Pは遊技盤面12に打たれたクギや風車にぶつかり様々に方向を変えながら落下する。通常、遊技盤面12の最下部に設けられたアウト口15に至る前に何れかの入賞口に入賞すると、入賞球1球毎に所定の数の賞球が前皿18に排出される。
【0036】
パチンコ球Pが入賞口のうち始動入賞口13へ入賞すると、入賞検知スイッチ14から制御部50へ入賞球検知信号が送られる。制御部50の遊技制御部50bのCPU54が抽選を行い、その結果の情報を表示制御部50aのCPU51に送る。CPU51はその情報に基づいて抽選結果を表示させるべく可変表示部Dを制御する。抽選が特定の結果となったときには可変表示部Dによる図柄の変更動作の終了後にCPU54が駆動手段M1を制御して当該結果に相当する回数だけ可動開閉片21、21に開閉動作を行わせる。
【0037】
可動開閉片21、21の開閉動作の間にうまく取り込まれたパチンコ球Pは、一旦、貯留部Sに貯留される。
【0038】
可動開閉片21、21の開閉動作が終了すると、CPU54は駆動手段M2を動作させて板状体22、22を開き、貯留部Sに貯留されたパチンコ球Pを下方の標的部Tに落とす。
【0039】
標的部Tに落ちたパチンコ球Pは床部Fの傾斜に従ってパチンコ機の奥に向かって転がり回収されるが、その間に可倒標的23、23…に当たるとそれらは倒れる。パチンコ球Pに弾かれた可倒標的23が他の可倒標的23に当たって倒すことができるようにするか否かは可倒標的23、23…の底部23Bと昇降板Bに取り付けた線上部材28の長さ或いは、底部23Bと昇降板Bとの間隔を調整することで変えられる。可倒標的23、23…が倒れたか否かは標的状態検知手段60が検知する。標的状態検知手段60の検知した情報は遊技制御部50bのCPU54へ送られ、可倒標的23、23…の倒れた状態が所定の状態を満たしている場合は、可変入賞口30に前記所定の状態に応じた動作を行わせて遊技者に有利な付加価値状態を発生させる。
【0040】
例えば、全ての可倒標的23、23…が倒れた場合は、可変入賞口30が所定時間(例えば29秒)にわたって開いた後、短時間(例えば2〜3秒)だけ閉じるような特別な状態の発生する動作を所定ラウンド回数(例えば16回)まで続けることによって付加価値状態を発生させる。
【0041】
標的状態検知手段60による検知が済むと、倒れた可倒標的23、23…を起立させるために昇降板Bが所定の位置まで降下する。昇降板Bが所定の位置まで降下するとともに可倒標的23、23…の底部23Bに取り付けた線上部材28が引っ張られ、倒れた可倒標的23、23…は起立してゆく。昇降板Bが所定の位置に在るときは強い張力が生じているので、可倒標的23、23…は全て起立した元の状態に戻る。
【0042】
全ての可倒標的23、23…を起立させた後、昇降板Bを上昇して線上部材28を弛ませて、パチンコ球が当たったときに可倒標的23、23…が倒れる状態にする。
【0043】
このようにして、従来のセブン機とも羽物機とも異なり、不確定要素の大きい新たなゲーム性を発揮するので、遊技への興趣を増大させることができる。
【0044】
図5は本発明の第2の実施の形態を示している。
【0045】
なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し、重複した説明を省略する。
【0046】
役物装置20の貯留部Sには、第1の実施の形態と異なり開閉可能な板状体22、22は設けられておらず、中央で稜を成す頂部24から貯留部Sの両側の内壁25、25に向かって下向する球受け面26が設けられている。貯留部Sとの標的部Tとは連通路40によって連通されている。貯留部Sに取り込まれたパチンコ球が連通路40へ入る連通路入口42が内壁25、25に設けられている。一方、標的部Tの壁面27、27には連通路40を通ったパチンコ球が出る連通路出口43が設けられている。連通路40の連通路入口42付近には可動開閉片21、21の開閉動作の間パチンコ球を貯留部Sに貯留して置くためのシャッター41が設けられている。
【0047】
次に作用を説明する。
【0048】
第1の実施の形態と同様にして可動開閉片21、21の開閉動作が行われている間に取込み口20a、20aから貯留部Sに取り込まれ、貯留されたパチンコ球は、可動開閉片21、21の開閉動作が終了とともにシャッター41が開けられるので連通路40を通って連通路出口43から標的部Tへ転がり出る。
【0049】
標的部Tへ転がり出たパチンコ球によって倒された可倒標的23、23…の状態によっては、第1の実施の形態の説明で述べたように可変入賞口30が所定の動作を行って遊技者に有利な付加価値状態を発生させる。
【0050】
本形態および前記形態においては、可倒標的23、23…の底部23Bと昇降板Bとの間を線上部材28で連結し、パチンコ球によって倒された可倒標的23、23…は昇降板Bが下降することによって線状部材28に引かれ、起立するようにしたが、このような手段に限らず倒れた可倒標的23、23…を起立させることができる手段であれば如何なるものであってもよい。
【0051】
また、貯留部Sからの標的部Tへのパチンコ球の解放が行われる度に、床部Fの可倒標的23、23…を全て回収し、一方で新たな可倒標的23、23…を起立させた状態で標的部Tへ提供するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】
本発明にかかるパチンコ機によれば、従来のセブン機とも羽物機とも異なる新たなゲーム性を発揮するので、遊技への興趣を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるパチンコ機を示す正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかるパチンコ機の役物装置の部分を示す拡大正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかるパチンコ機の役物装置の部分を示す拡大正面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかるパチンコ機の機能を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかるパチンコ機の役物装置の部分を示す拡大正面図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機
12…遊技盤面
13…始動入賞口
20…役物装置
21…可動開閉片
22…板状体
23…可倒標的
23B…底部
24…頂部
25…内壁
26…球受け面
27…壁面
28…線状部材
30…可変入賞口
40…連通路
41…シャッター
42…連通路入口
43…連通路出口
50…制御部
60…標的状態検知手段
D…可変表示部
F…床部
P…パチンコ球
S…貯留部
T…標的部
h…小孔
Claims (3)
- 遊技者に有利な付加価値状態の発生の有無を決定する役物装置と、パチンコ球の入賞により該役物装置を始動させる始動入賞口と、付加価値状態を発生させる可変入賞口を具備するパチンコ機において、
前記役物装置は図柄等の可変表示が可能な可変表示部と、前記パチンコ機の遊技盤面上に打ち出されたパチンコ球の取込みが可能な可動開閉片と、該可動開閉片によって取り込まれたパチンコ球を一時的に貯留可能な貯留部と、該貯留部の下方に位置し該貯留部からのパチンコ球によって倒れ得る可倒標的を複数設けた標的部とを有し、
前記始動入賞口へのパチンコ球の入賞に基づいて始動し、停止した前記可変表示部の図柄等の変化が特定の組合せである場合に、前記可動開閉片が開閉動作し、その間に前記貯留部に取り込まれたパチンコ球によって倒される可倒標的の状態によって前記可変入賞口が前記付加価値状態を発生させることを特徴とするパチンコ機。 - 前記貯留部は、開閉可能な板状体を有し、該板状体は閉じた状態のときにパチンコ球を保持することが可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
- 前記役物装置は前記貯留部に頂部から貯留部の両側の内壁に向かって下向する球受け面を設け、前記貯留部のパチンコ球を前記標的部へ落とすための開閉可能なシャッターを備えた連通路を設け、該連通路の連通路入口を前記球受け面が前記内壁と接合する付近に設け、前記標的部の壁面に連通路出口を設けたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
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