JP3995274B2 - 低曲げ剛性を有する材料片を使用した口腔ケア物質供給システム - Google Patents

低曲げ剛性を有する材料片を使用した口腔ケア物質供給システム Download PDF

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Description

関連出願のクロスリファレンス
本願は1997年6月6日に出願された、出願中の先願、出願番号第08/870,664号の一部継続出願である。
発明の分野
本発明は歯、歯肉および粘膜組織を含む口腔表面へ口腔ケア物質または組成物を供給するためのシステムに関する。このシステムでは、口腔ケア物質が治療効果をもたすに十分な時間、口腔ケア物質は口内部で唾液による侵食および相互作用から保護される。本発明は、特になお、安価で、かつ目立たない使い捨て供給システムに関する。
発明の背景
認められている消費者の要求とは、口腔ケア物質に含まれる活性成分を急速に供給するに十分な量の口腔ケア物質を供給することができ、着用が快適である低価格の市販口腔ケア物質供給システムである。さらに、最適な供給となるように確実に良好に接触するための、使用者の余計な配置操作を必要としない供給システムが必要である。さらに、必要とされることは、着用者が世間話をする間に着用者の話または容姿に影響することなく、該システムを使用することができる嵩高くない活性成分含有手段である。また、他の口腔表面および/または唾液と接触して生じる侵食から、口腔ケア物質を保護する含有手段が必要である。
発明の概要
本発明を実施するに当たり、着用者は口腔内の所望の口腔表面へ材料片を適用する。口腔表面に面した材料片の側面には、口腔ケア物質が塗布されているか、または、口腔表面が口腔ケア物質で塗布され、さらに直ちに該材料片がこの口腔ケア物質上に置かれる。どちらの場合も、口腔ケア物質はゲルなどのように粘性を有し、したがって、活性成分を投薬するだけでなく、口腔表面と材料片の間に粘着性をもたらし、材料片をその位置に保持する。該材料片は、望ましくは必要に応じた大きさを有する。例えば、該片は使用されるべき口腔表面上の小さな損傷を完全に被うのに十分に大きいか、または上部または下部の歯肉表面全体などの口腔表面および/またはその隣接する歯を被うには十分に大きい形およびサイズであればよい。該片は柔らかく適合し得る材料であるから、物理的刺激作用を生じずに着用者の歯茎と接触し得る。該材料片は、軽く口腔表面に押しつけることによって、容易に口腔表面に適合する。該材料片は、供給システムが口腔表面に置かれる際に、永久歪無く、口腔表面を形づくるように、容易に適合し得る。該材料片は、使用後に着用者が剥がすことにより容易に取り除かれる。望ましくは、治療を繰り返す毎に、新鮮な材料片を使用する。
比較的薄く塗布することによって、従来の供給器具で通常に使用する口腔ケア物質の量に比べて、比較的低量にて口腔ケア物質を使用する。このような低量を使用することによって、口腔ケア物質を無駄にせず、はからずも該物質を摂取することはほとんど無く、また、このような物質に過敏な組織が曝されることにより生じる刺激作用を減少させる。該材料片と口腔ケア物質は、実質的に透明であって、前歯やその周辺の歯肉組織などの他人に見える口腔表面に着用された際に、ほとんど人目につかないであろう。
供給システムは、また、該材料片に塗布した口腔ケア物質を含み、該供給システムが口腔表面上に置かれた際に、口腔ケア物質がその表面と接触して、該表面上に活性成分をもたらす。口腔ケア物質は、また、該材料片と口腔表面の間の接着アタッチメントとなり、活性成分が表面上で作用することができるに十分な時間、供給システムをその位置に保持する。望ましくは、口腔ケア物質は該材料片上でゲル形態、すなわち、実質的に均一な連続した塗膜中にある。
本発明の他の態様とは、適合し得る材料片上に口腔ケア物質を適用することにより、口腔表面に口腔ケア物質を供給するための方法である。他の方法としては、口腔表面に直接に口腔ケア物質を適用し、次いで直ちに適用された口腔ケア物質上に該材料片を置く方法がある。いずれの方法でも、口腔ケア物質は口腔表面上に口腔ケア活性成分を供給し、そして、また該材料片と口腔表面との間の接着アタッチメントとなり、該表面上で活性成分を作用させることを可能とするに十分な時間、その位置に供給システムを維持する。
【図面の簡単な説明】
本明細書は、本発明を詳しく指摘し、かつ、明白に請求する請求項でもって終わるが、本発明は添付する図面と組み合わせて、好ましい態様についての下記記述からもよりよく理解されるであろうと考えられる。図において、同じ参照番号は同じ要素を示し、かつ、ここで、
図1は、丸めた角を有する実質的に平らな材料片の透視図であり、
図2は、本発明の一態様の透視図であり、歯を治療するための口腔ケア物質が塗布された図1の平らな片を示し、
図3は、図2の切断線3−3に沿った断面図であり、それに塗布された物質の厚さよりも小さい厚さを有する平らな材料片の一例を示し、
図4は、本発明の別な態様を示す断面図であり、該片上に塗布された付加的な口腔ケア物質の溜めの役目をする、該材料片中の浅いくぼみを示し、
図5は、その断面平面図であり、本発明の材料片を隣接する歯に適合させ、かつ、歯と材料片の間に位置する口腔ケア物質によって歯と接着させる、歯を治療するための口腔ケア物質を隣接する歯に適用する別な態様を示し、
図6は、図5の切断線6−6に沿った歯と隣接する柔組織の断面立面図であり、歯に適合し、歯と材料片の間に位置する口腔ケア物質によって歯に接着した本発明の材料片を示し、
図7は、図5と同様に断面平面図であり、歯と隣接する柔組織に適合し、歯と材料片の間に位置する口腔ケア物質によって歯の両側面に接着した本発明の材料片を示し、
図8は、図7の切断線8−8に沿った断面立面図であり、歯と隣接する柔組織の両方に適合し、歯と材料片の間に位置する口腔ケア物質によって歯の両側面に接着した本発明の材料片を示し、
図9は、本発明である別の態様の透視図であり、放出ライナーを有する歯治療用の図2の口腔ケア物質を塗布した平らな材料片を示し、さらに、
図10は、図9の切断線10−10に沿った本発明の別な態様の断面図であり、材料片上で口腔ケア物質により該材料片と接着した放出ライナーを示す。
発明の詳細な説明
ここで使用する略号、「cm」はセンチメーターを意味する。ここで使用する略号、「mm」はミリメーターを意味する。
図面を参照すると、特に図1および図2には、口腔表面に口腔ケア物質を供給するための供給システムを表す、一般的に10にて示される本発明の第1の好ましい態様が示される。供給システム10は、まずは、実質的に平らであり、望ましくは丸めた角をもつ材料片12を有する。
口腔ケア物質14は材料片12の上に適用または塗布されている。望ましくは、口腔ケア物質14は、図3に示されるように材料片12上に均質で、均一にかつ連続して塗布されている。しかしながら、口腔ケア物質14は、また、成分の積層または別々の層、成分の無定形混合物、別々の片またはスポットまたは異なった成分の他のパターン、あるいは材料片12の一部の縦軸に沿った口腔ケア物質14の連続塗膜を含む、これらの構造の組合せであってもよい。
図4に示すように、別な態様では、材料片12は、その中に形成された浅いくぼみ18を有していてもよい。口腔ケア物質14が材料片12の該物質塗布側に塗布されている場合、付加的口腔ケア物質14が浅いくぼみ18を埋め、付加的口腔ケア物質14の溜めとなる。
図5および図6は、1本の歯および複数の隣接する歯の表面に適用した本発明の供給システム24を示す。複数の隣接した歯22は、隣接した柔組織20の中に埋もれている。ここで、隣接した柔組織とは、歯構造周辺の柔組織表面として定義され、乳頭、歯肉縁、歯肉溝、歯間の歯肉、舌および頬側表面上の歯肉の歯茎構造、および粘膜−歯肉接合部およびそのパレットを含む。
図5および図6では、ともに、供給システム24は、歯22に面した材料片12の側面上に口腔ケア物質14を有する、材料片12および口腔ケア物質14を示す。口腔ケア物質14は材料片12に前もって適用されていてもよく、あるいは供給システム使用者が材料片12に適用してもよく、または歯22に直接に適用し、次いで材料片12でもって被ってもよい。いずれの場合でも、材料片12は歯22の輪郭表面に、および隣接した柔組織20に適合することができる厚さと曲げ剛性を有する。可撓性材料片は口腔表面の輪郭を形づくるに十分な可撓性を有し、この図ではその表面は複数の隣接した歯である。該材料片はまた、供給システムが適用された際に、永久歪無く、歯表面および介在する歯空間に容易に適合し得る。供給システムは有意な圧力を必要としないで適用される。
図7および図8は複数の隣接した歯22ならびに隣接した柔組織20の前後両表面に適用した本発明の供給システム24を示す。供給システム24は、歯22に面した材料片12の側面上に口腔ケア物質14を有する、材料片12および口腔ケア物質14を示す。
図9および図10は任意の放出ライナー27を示す。放出ライナー27は口腔ケア物質14によって、材料片12に付着している。口腔ケア物質14は放出ライナー27に面した材料片12の側面上にある。この側面は、一旦、放出ライナー27を除いてから歯表面に適用される。
材料片
材料片は口腔ケア物質の保護障壁として役に立つ。これは、たとえば、着用者の唇、舌、ならびに唾液による口腔ケア物質の実質的な溶脱および/または侵食を防ぐ。これにより、口腔ケア組成物中の活性成分が数分から数時間までの長い期間、口腔表面で作用することができる。ここでは、「作用する」との語は所望の変化を引き起こすことと定義される。たとえば、もしも口腔ケア物質が抗歯肉炎物質であるならば、これは出血を減少またはなくし、さらに歯肉組織の治癒を促進する。
該材料片はポリマー、天然および合成の織布、不織布、箔、紙、ゴム、およびこれらの組合せを含んでいてもよい。該材料片は材料の単層または1層以上の積層物であってもよい。層の数に関係なく、該材料片は実質的に水不透過性である。望ましくは、該材料は必要な曲げ剛性を満足し、かつ、口腔ケア物質と適合性を有する、いかなるタイプのポリマーまたはポリマーの組合せであってもよい。好適なポリマーとしては、ポリエチレン、エチルビニルアセテート、ポリエステル、エチルビニルアルコールおよびこれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。ポリエステルの例としては、マイラー▲R▼が挙げられ、さらにテフロン▲R▼などのフッ素系プラスチックも挙げられる(両者ともデュポン製)。好ましい材料はポリエチレンである。該材料片は一般的に厚さ約1mm未満、好ましくは厚さ約0.05mm未満、およびより好ましくは厚さ約0.001〜約0.03mmである。ポチエチレン材料片は、好ましくは厚さ約0.1mm未満、およびより好ましくは厚さ約0.005〜約0.02mmである。
該材料片の形状は、所望の口腔表面を被う全ての形および大きさである。望ましくは、該材料片は丸めた角を有する。丸めた角とは、鋭い角度または点を有さないものと定義される。1つの例では、該材料片の長さは約2cm〜約12cm、および好ましくは約4cm〜約9cmである。該材料片の幅は、また、被うべき口腔表面領域によって異なる。1つの例では、該材料片の幅は約0.5cm〜約4cm、および好ましくは約1cm〜約2cmである。
該材料片は浅いくぼみを含んでいてもよい。口腔ケア物質が材料片上に塗布されている場合、付加的な口腔ケア物質は浅いくぼみを充填し、付加的な口腔ケア物質の溜めとなる。さらに、その浅いくぼみは供給システムにテキスチャーを与えることに役立つ。このフィルムは、好ましくは浅いくぼみの列を有するであろう。一般的には、浅いくぼみは横約0.4mmおよび深さ0.1mmである。浅いくぼみが材料片の中に含まれ、かつ、口腔ケア物質が種々の厚さで、それに適用される場合には、供給システムの全体の厚さは、一般的には約1mm未満である。望ましくは、全体の厚さは約0.5mm未満である。
曲げ剛性とは、材料の1つの性質であり、片の厚さ、幅、および材料の弾性モデュラスを組合せた1つの関数である。この試験はポリオレフィンフィルムおよびシートの剛性を測定する方法である。それは水平なビームの末端に固定した圧力計を使用して、試料の曲げに対する抵抗を測定する。ビームの反対端は該材料片を横切って押さえて、試料が載る水平プラットフォーム中の垂直溝中に該片の一部を押し込む。圧力計に繋がるマイクロアンペア計から、屈撓力のグラムに較正される。試料の剛性はマイクロアンペア計から直接に読み取られ、試料片の幅1センチメーター当たりのグラムで表される。本発明では、該材料片は、試験法ASTM D2923−95により、ペンシルヴァニア州、フィラデルフィアのスウィング−アルバート・インストルメント・カンパニー(Thwing-Albert Instrument Co.)から入手し得る、ハンドル・オー・メーター(Handle-O-Meter)、モデル#211−300で測定して、約5グラム/cm未満の曲げ剛性を有する。望ましくは、該材料片は曲げ剛性、約3グラム/cm未満、より好ましくは約2グラム/cm未満、およびもっとも好ましくは約0.1グラム/cm〜約1グラム/cmを有する。望ましくは、該材料片の曲げ剛性は実質的に一定であり、通常の使用中には変化しない。たとえば、該材料片が上記特定範囲内の低い曲げ剛性を達成するために、該材料片を水和する必要はない。
この比較的低い剛性により、非常にわずかな力でもって、該材料片は口腔表面の輪郭を被うことができる。すなわち、該材料片の中には、口腔表面へ適用する直前の形状、すなわち実質的に平らに戻す残留力がほとんどないから、着用者の口の口腔表面の輪郭への適合性が維持される。該材料片の可撓性により、長期間にわたって刺激作用がなく、該材料片を柔組織と接触させることができる。該材料片は口腔表面に対して、それを形づくる圧力を必要としない。
該材料片は口腔ケア物質がもたらす接着アタッチメントによって、口腔表面上のその位置に保持される。口腔ケア物質の粘度および一般的な粘着性は、該材料片を口腔表面と接着させて、唇、歯、舌および他の口腔表面が会話および飲食などの間に、該材料片と擦り合って生じる摩擦力による実質的なずれを生じない。しなしながら、口腔表面へのこの接着性は十分に低いから、該材料片は、着用者がその指、爪を使用して、該材料片を剥がすか、あるいは綿ボールおよび綿棒またはガーゼパッドなどの柔らかい道具でもって擦ることによって、簡単に除去することができる。供給システムは道具、化学溶媒または試薬、または過度の摩擦を使用しなくても、口腔表面から容易に除去し得る。化学溶媒としてはアルコールなどの口腔で使用されることが既知である有機溶媒、およびゲル化剤を希釈するために使用が可能である水などの他の安全な溶媒が挙げられる。
口腔表面から該材料片を除去するために必要な剥離力は、幅1.5cmの片において、約1グラムから約50グラム(およそ17グラム/cm)であり、これが必要とされる全てである。望ましくは、剥離力は約10グラムから約40グラム、およびより好ましくは約20グラムから約30グラムである。消費者が取扱う点においては、低剥離力が望ましい。より低い曲げ剛性を有する材料片を接着することが必要である口腔ケア物質の、積極的な力を必要としない性質から、低剥離力が可能となる。すなわち、より高い曲げ剛性を有する材料片は、積極的な力を要し、該材料片が付着する口腔表面の輪郭から、該材料片を引き去ることを妨げる。
該材料片は、当該分野で既知である数種のフィルム製造法によって作ってもよい。望ましくは、ポリエチレン製の材料片をブロー成形法またはキャスト成形法によって製造する。押出し成形法または該材料片の曲げ剛性に影響を与えない方法を含めた他の方法も、また、適している。さらに、口腔ケア物質を該片の製造中に該片上に導入してもよい。口腔ケア物質は、該片上のラミネートであってもよい。
口腔ケア物質
口腔ケア物質は、好ましくは使用に際し、直接使用の際、ある濃度の活性成分を含み、適用された口腔表面を傷つけることなく、着用者が求める効果を促進させる。これらの活性成分が作用する口腔状態の例としては、外観および歯への構造変化に限定されず、白化、よごれ漂白、よごれ除去、歯垢除去、歯石除去、虫歯予防および治療、炎症を起こした、および/または出血した歯茎、粘膜の傷、障害、潰瘍、アフタ性潰瘍、口唇ヘルペスおよび歯槽膿漏が挙げられる。
材料片または口腔表面へ適用される口腔ケア物質の量は、材料片の大きさと容量、活性成分の濃度および求められる所望の効果により異なる。一般的には、口腔ケア物質は、約1グラム未満が必要である。望ましくは、口腔ケア物質は、約0.05グラム〜約0.5グラム、およびより好ましくは約0.1グラムから約0.4グラムが使用される。材料1平方センチ当たりの口腔ケア物質量は、約0.2グラム/cm2未満、好ましくは約0.005〜約0.1グラム/cm2、およびより好ましくは約0.01グラム/cm2〜約0.04グラム/cm2である。
本発明の口腔ケア物質は、その形態としては粘性液体、ペースト、ゲル、溶液、または十分な接着性をもたらすことができる他の適当なものがある。望ましくは、口腔ケア物質は、その形態がゲルである。口腔ケア物質は低剪断速度(1秒-1未満)で約200〜約1,000,000cpsの粘度を有するであろう。望ましくは、該粘度は約100,000〜約800,000cps、およびより好ましくは約400,000〜約600,000cpsである。
口腔ケア活性成分
口腔ケア活性成分として好適なものとしては、口腔内で使用して安全であると一般的に考えられる全ての物質が挙げられ、口腔の全体的な健康、および特に、口腔ケア物質が接触する口腔表面の状態に変化をもたらすものである。本発明の口腔ケア活性成分の濃度は、該口腔ケア物質重量の、約0.01%〜約40%、好ましくは約0.1%〜約20%、より好ましくは約0.5%〜約10%、およびもっとも好ましくは約1%〜約7%である。
本発明の口腔ケア組成物または物質は、当該分野ですでに開示されている多くの活性成分が挙げられる。下記のものは本発明で使用してもよい口腔ケア活性成分の全てを包含するリストではない。
1.歯白化活性成分
歯漂白活性成分は、本発明の口腔ケア物質中に含まれていてもよい。白化に適した活性成分は、過酸化物、金属亜塩素酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、ペルオキソ酸およびこれらの組合せからなる群から選択される。好適な過酸化化合物としては、過酸化水素、過酸化カルシウム、過酸化カルバミドおよびこれらの混合物が挙げられる。もっとも好ましいものは過酸化カルバミドである。好適な金属亜塩素酸塩としては、亜塩素酸カルシウム、亜塩素酸バリウム、亜塩素酸マグネシウム、亜塩素酸リチウム、亜塩素酸ナトリウムおよび亜塩素酸カリウムが挙げられる。別な白化活性成分としては、次亜塩素酸塩および二酸化塩素であってもよい。好ましい亜塩素酸塩は亜塩素酸ナトリウムである。
2.リン酸塩
歯のケア製品として使用されることが既知である抗歯石剤としては、リン酸塩がある。リン酸塩としては、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩、ポリホスホン酸塩、およびこれらの混合物が挙げられる。ピロリン酸塩は、歯のケア製品中に使用されることが既知である最良のものの1つである。ピロリン酸イオンはピロリン酸塩から誘導され、歯に供給される。本発明の組成物として有用であるピロリン酸塩としては、ピロリン酸二アルカリ金属塩、ピロリン酸四アルカリ金属塩およびこれらの混合物が挙げられる。ピロリン酸二水素二ナトリウム塩(Na2227)、ピロリン酸四ナトリウム(Na427)およびピロリン酸四カリウム(K427)の非水和よび水和形態のものが好ましい種である。上記したピロリン酸塩のいずれを使用してもよいが、ピロリン酸四ナトリウム塩が好ましい。
ピロリン酸塩については、カークとオスマー(Kirk & Othmer)、エンサイクロペディア・オブ・ケミカル・テクノロジー(Encyclopedia of Chemical Technology)、第3版、第17巻、ウイリー−インターサイエンス・パブリッシャーズ(Wiley-Interscience Publishers)(1982年)により詳細に記載されている。カークとオスマー(Kirk & Othmer)中に記載される全参考文献を含めて、本明細書中に、その全体を援用する。別な抗結石剤としては、1986年5月20日登録、米国特許第4,590,066号、パランとサッカブ(Parran & Sakkab)に開示されるピロリン酸塩またはポリリン酸塩;1969年2月25日登録、米国特許第3,429,963号、シェドロフスキー(Shedlovsky)および1981年12月8日登録、米国特許第4,304,766号、チャン(Chang)、および1987年4月28日登録、米国特許第4,661,341号、ベネディクトとサンバーグ(Benedict & Sunberg)に開示されるものなどのポリアクリレートおよび他のポリカルボキシレート;1989年7月11日登録、米国特許第4,846,650号、ベネディクト、ブッシュとサンバーグ(Benedict,Bush&Sunberg)に開示されるもものなどのポリエポキシコハク酸塩;1937年2月15日付け英国特許第490,384号に開示されるエチレンジアミン四酢酸;1972年7月18日登録、米国特許第3,678,154号、ウイダーとブライナー(Widder & Briner)に開示されるニトリロ三酢酸および関連化合物;1973年6月5日登録、米国特許第3,737,533号、フランシス(Francis)、1976年10月26日登録、米国特許第3,988,443号、プロガー、シュミット−ダンカーとグロクスフーバー(Ploger, Schmidt-Danker & Gloxhuber)および1989年10月31日登録、米国特許第4,877,603号、デーゲンハルトとコジコフスキー(Degenhardt & Kozikowski)に開示されるポリホスホン酸塩が挙げられ、これらの特許全てを本明細書中に参考として援用する。抗結石リン酸塩としては、ピロリン酸カリウムおよびナトリウム;トリポリリン酸ナトリウム;エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸塩、1−アザシクロヘプタン−1,1−ジホスホン酸塩および線状アルキルジホスホン酸塩、線状カルボン酸、およびクエン酸ナトリウム亜鉛が挙げられる。
ピロリン酸塩の代わりに、またはそれと組み合わせて使用してもよい薬剤としては、たとえば、米国特許第4,627,977号、ガッファーら(Gaffar et al.)に記載される、ポリアクリレートおよびマレイン酸無水物またはマレイン酸とメチルビニルエーテルとのコポリマー(たとえば、ガントレッツ(Gantrez))を含む合成アニオン系ポリマーのような既知物質が挙げられる。この特許の開示全体を参考として、本明細書中に援用する。同様に、たとえば、ポリアミノプロパンスルフォン酸(AMPS)、クエン酸亜鉛3水和物、ポリリン酸塩(たとえば、トリポリリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩)、ジホスホン酸塩(たとえば、EHDP、AHP)、ポリペチド(ポリアスパラギン酸およびポリグルタミン酸など)およびこれらの混合物が挙げられる。
3.フッ素イオン源
フッ素イオン源は、抗虫歯剤として口腔ケア組成物中に使用することが周知である。フッ素イオンはこの目的を有する多くの口腔ケア組成物、特にねり歯磨き中に含まれている。このようなねり歯磨きを開示する特許としては、1970年11月3日付け米国特許第3,538,230号、ペーダーら(Pader et al.);1972年9月5日付け米国特許第3,689,637号、ペーダー(Pader);1973年1月16日付け米国特許第3,711,604号、クロドニーら(Colodney et al.);1975年10月7日付け米国特許第3,911,104号、ハリソン(Harrison);1976年1月27日付け米国特許第3,935,306号、ロバーツら(Roberts et al.);および1977年8月9日付け米国特許第4,040,858号、ウェイソン(Wason)が挙げられる。
歯のエナメル質にフッ素イオンを適用すると、歯を腐食から守ることを助ける。広範囲のフッ素イオン生成物質が、本発明の組成物に可溶性フッ素源として使用され得る。好適なフッ素イオン生成物質の例としては、1970年10月20日登録、米国特許第3,535,421号、ブライナーら(Briner et al.);および1972年7月18日登録、米国特許第3,678,154号、ウイダーら(Widder et al.)に見られる。両特許を参考として本明細書中に援用する。ここで使用する好ましいフッ素イオン源としては、フッ化ナトリウム、フッ化カリウムおよびフッ化アンモニウムが挙げられる。フッ化ナトリウムが特に好ましい。望ましくは、本発明の組成物は、口の中で使用される材料片とともに使用された場合、歯表面と接触する水性溶液中に約50ppm〜10,000ppm、より好ましくは約100〜3000ppmのフッ素イオンをもたらす。
4.抗菌剤
抗菌剤もまた、本発明の口腔ケア組成物または物質中に存在することができる。このような薬剤としては、トリクロサン、すなわちメルク・インデックス(The Merck Index)、第11版、1989年、第1529頁(登録番号9573)、米国特許第3,506,720号および1988年1月7日発行のヨーロッパ特許出願第0,251,591号、ビーチャム・グループ(Beecham Group)PLCに記載される5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)−フェノール;クロルヘキシジン(メルク・インデックス、番号2090)、アレキシジン(メルク・インデックス、番号222);ヘキセチジン(メルク・インデックス、番号4624);サンギナリン(メルク・インデックス、番号8320);塩化ベンザルコニウム(メルク・インデックス、番号1066);サリチルアニリド(メルク・インデックス、番号8299);臭化ドミフェン(メルク・インデックス、番号3411);塩化セチルピリジニウム(CPC)(メルク・インデックス、番号2024);塩化テトラデシルピリジニウム(TPC);塩化N−テトラデシル−4−エチルピリジニウム(TDEPC);オクテニジン;デルモピノール、オクタピノール、および他のピペリジノ誘導体;ニシン(nicin)製剤;亜鉛/第一スズイオン製剤;アウグメンチン、アモキシシリン、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリンおよびメトロニダゾールなどの抗生物質;および上記抗菌性抗歯垢剤の類似体および塩が挙げられるが、これらに限定されない。
5.抗炎症剤
抗炎症剤もまた、本発明の口腔ケア組成物または物質中に存在することができる。このような薬剤としては、ケトロラック、フラビプロフェン、イブロフェン、ナプロキセン、インドメタシン、アスピリン、ケトプロフェン、ピロキシカムおよびメクロフェナム酸などの非ステロイド系抗炎症剤またはNSAIDが挙げられるが、これらに限定されない。ケトロラックなどのNSAIDの使用については、1997年5月6日登録の米国特許第5,626,838号に請求されている。該特許を参考として本明細書中に援用する。そこには、有効量のNSAIDを口腔または口咽頭へ局所投与して、口腔または口咽頭の原発性または再発性扁平上皮癌を阻止または治療する方法が開示される。
6.栄養素
栄養素は口腔の状態を改善するものであり、本発明の口腔ケア組成物または物質中に含ませることができる。栄養素としては、ミネラル、ビタミン、栄養補助剤、経腸栄養補助剤、およびこれらの混合物が挙げられる。
本発明の組成物に含まれ得るミネラルとしては、カルシウム、リン、フッ素、亜鉛、マグネシウム、カリウムおよびこれらの混合物が挙げられる。これらのミネラルは、モンタナ州、セントルイス、ウオルターズ・クルエル・カンパニー(Walters Kluer Company)のドラッグ・ファクツ・アンド・コムパリソンズ(Drug Facts and Comparisons)(ルーズ・リーフ形式の薬剤情報サービス)▲C▼1997年、第10〜17頁に開示されている。これを本明細書中に参考として援用する。
ビタミンは、ミネラルとともに含まれてもよく、または別々に使用してもよい。ビタミンとしては、ビタミンCおよびD、チアミン、リボフラビン、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、葉酸、ニコチンアミド、ピリドキシン、シアノコバラミン、パラ−アミノ安息香酸、ビオフラボノイド、およびこれらの混合物が挙げられる。このようなビタミンは、モンタナ州、セントルイス、ウオルターズ・クルエル・カンパニー(Walters Kluer Company)のドラッグ・ファクツ・アンド・コムパリソンズ(Drug Facts and Comparisons)(ルーズ・リーフ形式の薬剤情報サービス)▲C▼1997年、第3〜10頁に開示されている。これを本明細書中に参考として援用する。
経口栄養補助剤としては、モンタナ州、セントルイス、ウオルターズ・クルエル・カンパニー(Walters Kluer Company)のドラッグ・ファクツ・アンド・コムパリソンズ(Drug Facts and Comparisons)(ルーズ・リーフ形式の薬剤情報サービス)▲C▼1997年、第54〜54e頁に開示される、アミノ酸、抗脂肝剤、魚油およびこれらの混合物が挙げられる。これを本明細書中に参考として援用する。アミノ酸としては、L−トリプトファン、L−リジン、メチオニン、スレオニン、レボカルニチンまたはL−カルニチンおよびこれらの混合物が挙げられるが、これらの限定されない。抗脂肝剤としては、コリン、イノシトール、ベタイン、リノール酸、リノレン酸、およびこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。魚油は、多量のオメガ−3(N−3)ポリ不飽和脂肪酸、エイコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸を含む。
経腸栄養補助剤としては、モンタナ州、セントルイスのウオルターズ・クルエル・カンパニー(Walters Kluer Company)のドラッグ・ファクツ・アンド・コムパリソンズ(Drug Facts and Comparisons)(ルーズ・リーフ形式の薬剤情報サービス)▲C▼1997年、第55〜57頁に開示される、タンパク製品、グルコースポリマー、コーン油、ベニバナ油、中鎖トリグリセリドが挙げられるが、これらに限定されない。これを本明細書中に参考として援用する。
7.酵素
相溶性酵素を個々に、または数種組み合わせて、本発明の口腔ケア組成物または物質中に含めることもできる。酵素とは、生物系中における化学反応の生体触媒である。酵素は基質と結合し、基質上で作用して、中間体の酵素−基質複合体を形成する。この複合体は次いで、反応生成物および遊離した酵素に変化し、酵素は特異的酵素機能を続ける。
酵素は口腔の洗浄に使用すると、いくつかの効果をもたらす。プロテアーゼは、歯の表面に吸収されて、薄層、すなわち歯垢となる第1層を形成する唾液タンパクを分解する。プロテアーゼはリパーゼとともに、細菌細胞壁および膜の構造成分を形成するタンパクおよび脂質を溶解して、細胞を破壊する。デキストラナーゼは細菌付着のためにマトリックスを形成する、細菌が生産した有機骨格構造を破壊する。プロテアーゼとアミラーゼは、歯垢形成を阻止するだけでなく、カルシウムと結合する炭水化物−タンパク複合体を破壊して、結石の発達を阻止して、石化を防ぐ。
本発明で有用な酵素としては、市販のプロテアーゼ、グルカノヒドロラーゼ、エンドグリコシダーゼ、アミラーゼ、ムタナーゼ、リパーゼおよびムシナーゼまたはそれらの相溶性混合物のいずれもが挙げられる。好ましいものはプロテアーゼ、デキストラナーゼ、エンドグリコシダーゼおよびムタナーゼ、もっとも好ましいものはパパイン、エンドグリコシダーゼまたはデキストラナーゼとムタナーゼの混合物である。本発明の使用に適した別な酵素は、1991年3月19日付け米国特許第5,000,939号、ドリングら(Dring et al.);1991年2月12日付け米国特許第4,992,420号、ニーザー(Neeser);1982年10月19日付け米国特許第4,355,022号、ラブッセイ(Rabussay);1979年5月15日付け米国特許第4,154,815号、ペイダー(Pader);1977年11月15日付け米国特許第4,058,595号、コロドニー(Colodney);1976年11月9日付け米国特許第3,991,177号、ビルダら(Virda et al.)および1972年10月3日付け米国特許第3,696,191号、ウイークス(Weeks)に開示される。これら全てを参考として、本明細書中に援用する。
8.口および喉用製品
本発明において使用され得る他の物質としては、一般的に既知である口および喉用製品が挙げられる。このような製品は、モンタナ州、セントルイス、ウオルターズ・クルエル・カンパニー(Walters Kluer Company)のドラッグ・ファクツ・アンド・コムパリソンズ(Drug Facts and Comparisons)(ルーズ・リーフ形式の医薬情報サービス)▲C▼1997年、第520b〜527頁に開示される。これを参考として、本明細書中に援用する。これらの製品としては、抗真菌剤、抗生物質および鎮痛剤が挙げられるが、これらに限定されない。
9.抗酸化剤
抗酸化剤は、一般的には、本発明の組成物などの組成物で有用であると認められている。抗酸化剤は、カーデナスとパッカー(Cadenas and Packer)、ザ・ハンドブック・オブ・アンチオキシダンツ(The Handbook of Antioxidants)▲C▼1996年、マーセル・デッカー社(Marcel Deckker, Inc.)などの参考書に開示されている。これを参考として、本明細書中に援用する。本発明の口腔ケア組成物または物質に含めてもよい抗酸化剤としては、ビタミンE、アスコルビン酸、尿酸、カロチノイド、ビタミンA、フラボノイドおよびポリフェノール、薬草抗酸化剤、メラトニン、アミノインドール、リポイン酸およびこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
10.H−2拮抗薬
ヒスタミン−2(H−2またはH@)受容体拮抗薬化合物(H−2拮抗薬)は、本発明の口腔ケア組成物に使用してもよい。ここで使用するように、選択的H−2拮抗薬はH−2受容体をブロックする化合物であるが、ヒスタミン−1(H−1またはH!)受容体をブロックする有意な活性を有していない。選択的H−2拮抗薬は消化管や気管支などの種々の器官の平滑筋を刺激する。この効果は低濃度のメピラミン(典型的な抗ヒスタミン薬)により抑制され得る。これらのメピラミン感受性ヒスタミン応答に関与する薬学的受容体がH−1受容体と定義されている(Ash, A.S.F.& H.O. Schild, Brit. J. Pharmacol Chemother., Vol.27(1996), p.427,本明細書中に参考として援用する)。ヒスタミンはまた、胃において酸の分泌を刺激し(Loew,E.R. & O. Chickering, Proc. Soc. Exp. Biol. Med., Vol.48(1941), p.65,本明細書中に参考として援用する)、心拍数を増加させ(Trendelenburg, U., J.Pharmacol., Vol.130(1960), p.450,本明細書中に参考として援用する)、かつ、ラット子宮中の収縮を阻害する(Dews,P.B. & J.D.P. Graham, Brit. J. Pharmacol. Chemother., Vol.1(1946), p.278,本明細書中に参考として援用する)。これらの作用はメピラミンおよび関連する薬剤によって拮抗され得ない。口腔ケア組成物または物質において有用であるH−2拮抗薬は、メピラミン−非感受性、非H−1(H−2)ヒスタミン応答に関与する受容体をブロックし、メピラミン−感受性ヒスタミン応答に関与する受容体をブロックしないものである。
選択的H−2拮抗薬は、H−2拮抗薬機能を見る伝統的な前臨床スクリーニング試験の実施中にその働きからH−2拮抗薬であると判断された化合物である。選択的H−2拮抗薬は、H−2受容体機能に特に依存する、これらのスクリーニングモデルにおいて、ヒスタミン媒介効果の競合的または非競合的阻害剤として機能するが、H−1受容体作用に依存する、これらのスクリーニングモデルにおいて、有意なヒスタミン拮抗活性を欠くことが証明され得る化合物として同定されている。特に、これは、モルモット右心房の自発鼓動インビトロ試験およびラットの胃酸分泌インビボ試験をおこなって、ブラック(Black)に記載されるように評価するなら、ブラックら(Black,J.W., W.A.M. Duncan, C.J. Durant, C.R. Ganellin & E.M. Parsons, “Definition and Antagonism of Histamine H @-Receptors”, Nature, Vol.236(April 21, 1972). pp.385-390(Black))、本明細書中に参考として援用する)に記載されるように、H−2拮抗薬として分類される化合物を含む。しかし、モルモット回腸収縮インビトロ試験またはラット胃筋肉収縮インビボ試験のいずれかをおこなって、ブラック(Black)に記載されるように評価するなら、H−2拮抗活性に関連した有意なH−1拮抗活性を欠くことが示される。望ましくは、選択的H−2拮抗薬は、上記H−1試験において合理的な服用量で、有意なH−1活性を示さない。一般的な合理的服用量とはもっとも低い服用量であって、その量で、ヒスタミン90%阻害、好ましくはヒスタミン99%阻害が上記H−2試験で達成される。
選択的H−2拮抗薬としては、それぞれ1994年3月15日および1994年11月15日に登録され、プロクター・アンド・ガンブル(Procter & Gamble)へ譲渡された米国特許第5,294,433号および第5,364,616号、シンガーら(Singer et al.)(両者を本明細書中に参考として援用する)に開示される上記条件を満足する化合物が挙げられ、ここでは、選択的H−2拮抗薬は、シメチジン、エチンチジン、ラニチジン、ICIA−5165、チオチジン、ORF−17578、ルピチジン、ドネチジン、ファモチジン、ロキサチジン、ピファチジン、ラムチジン、BL−6548、BMY−25271、ザルチジン、ニザチジン、ミフェンチジン、BMY−52368、SKF−94482、BL−6341A、ICI−162846、ラミソチジン(Ramixotidine)、Wy−45727、SR−58042、BMY−25405、ロクスチジン(loxtidine)、DA−4634、ビスフェンチジン、スフォチジン、エブロチジン、HE−30−256、D−16637、FRG−8813、FRG−8701、イムプロミジン、L−643728、およびHB−408.4からなる群から選択される。特に好ましいものは、シメチジン(SKF−92334)、N−シアノ−N’−メチル−N’’−(2−(((5−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチル)チオ)エチル)グアニジンである。
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シメチジンもまた、メルク・インデックス(Merk Index)第11版(1989年)354頁(登録番号2279)およびフィジシャンズ・デスク・レファランス(Physicians' Desk Reference)第46版(1992年)2228頁に記載されている。関連する好ましいH−2拮抗薬としては、ブリマミドおよびメチアミドが挙げられる。
先に述べたように、本発明の口腔ケア物質は、種々の形態であってもよいが、もっとも好ましいものはゲル、特に水溶性ゲルである。このゲルは当該分野で既知であるゲル化剤から製造された高粘性マトリックスである。これらのゲル化剤は口腔用途において安全であり、唾液中に容易に溶解せず、また、それらに含入された口腔ケア化合物に作用しないか、あるいは不活性である。一般的には、ゲル化剤は膨張可能なポリマーである。さらに、これらの薬剤から製造されたゲルは口の標的領域へフィルム材料の十分な接着アタッチメントを与える。ゲル組成物を製造するためのゲル化剤の濃度は、口腔ケア組成物または物質の重量の、約0.1%〜約15%、好ましくは約1%〜約10%、より好ましくは約2%〜約8%、およびもっとも好ましくは約4%〜約6%である。
本発明で有用な好適なゲル化剤としては、カルボキシポリメチレン、カルボキシメチルセルロース、カルボキシプロピルセルロース、ポリオキサマー、カラギーナン、ビーゴム(Veegum)、カルボキシビニルポリマー、およびカラヤゴム、キサンタンゴム、グアーゴム、アラビアゴム、トラガカントゴム、およびこれらの混合物などの天然ゴムが挙げられる。本発明に使用する好ましいゲル化剤は商標名、カーボポール(Carbopol)▲R▼として、ビー・エフ・グッドリッチ・カンパニー(B.F.Goodrich Company)から入手したカルボキシポリメチレンである。特に好ましいカーボポールはカーボポール934、940、941、956およびそれらの混合物である。特に好ましいものはカーボポール956である。カルボシキポリメチレンは活性カルボキシル基を有するわずかに酸性のビニルポリマーである。水中での種々のカルボキシポリメチレン樹脂の通常濃度は、製造者によれば、約2%未満である。しかしながら、上記特定の範囲の絶対濃度を有する過飽和カルボキシポリメチレン組成物を調製することによって、好適な高粘性口腔ゲル組成物が調製されることが見出されていた。
濃縮カルボシキポリメチレンゲルは、高粘性に加えて、いくつかの重要な特性を有する。必要以上に、十分な量のカルボキシポリメチリンを口腔ゲル組成物に添加して、高粘性を付与すると、該組成物が唾液により希釈または洗浄される点まで、この粘性を低下させるに必要な有意な量の唾液または水を必要とする。濃縮カルボキシポリメチレン組成物は、また、それが付着した標的口腔表面、特に歯に対して、材料片を保持またはシールする特殊な粘着性や他着性を有する。しかしながら、該材料片の挿入または取り出しを困難にさせるような非常に多量のカルボキシポリメチレンを避けるように注意すべきである。
もしも口腔ケア物質が水溶性ゲルであるなら、ゲル組成物中に存在する水を好ましくは脱イオン化させ、有機不純物を除くべきである。水は口腔ケア物質の重量の、約0.1%〜95%。好ましくは約5%〜約90%、およびもっとも好ましくは約10%〜約80%である。この水の量は他の材料とともに導入される水にさらに加えられる遊離水の量を含む。
pH調節剤もまた、ゲルの貯蔵安定性を最適化し、該物質を口腔組織に対して安全とするために加えてもよい。これらのpH調節剤または緩衝液は、口腔ケア物質のpHを調節するに適した、いかなる物質であってもよい。好適な物質としては、重炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、スズ酸ナトリウム、トリエタノールアミン、クエン酸、塩酸、クエン酸ナトリウム、およびこれらの組み合わせが挙げられる。pH調節剤はゲル組成物のpHを約4.5〜約11、好ましくは約5.5〜約8.5、およびより好ましくは約6〜約7に調節するように、十分な量が添加される。pH調節剤は一般的には口腔ケア物質の重量の、約0.01%〜約15%および好ましくは約0.05〜約5%の量である。
上記したゲルは十分な接着性を有するが、活性成分を口腔組織に接着させるために、処方物中に別なゲル化剤を含ませてもよい。好適な試薬としては、限定された水溶性を有するポリマーならびに水溶性を欠くポリマーの両方が挙げられる。これらのポリマーは唾液が本発明の組成物と組み合わされると、口腔の柔組織および硬組織の両者に、薄いフィルムを堆積する。好適な限定された水溶性接着剤としては、ヒドロキシエチルまたはプロピルセルロースが挙げられる。水溶性を欠く接着剤としては、エチルセルロースおよびポリオックス(polyox)樹脂が挙げられる。本発明の組成物に使用するに好適な他の可能な接着剤は、分子量約50,000〜約300,000のポリビニルピロリドンである。さらに、本発明の組成物として使用するに好適な他の可能な接着剤は、ガントレッツ(Gantrez)と半合成水溶性ポリマー、カルボキシメチルセルロースの組合せである。
付加的な担体物質もまた口腔ケア物質に添加してもよい。担体物質は湿潤剤であってもよい。好適な湿潤剤としては、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、および他の可食性多価アルコールが挙げられる。湿潤剤は一般的には、口腔ケア物質または組成物の重量で、約10%〜約95%、および好ましくは約50%〜約80%の量である。本発明のゲルである上記物質に加えて、多くの他の成分もまた、口腔ケア物質に添加してもよい。さらなる成分としては、香味剤、甘味料、キシリトール、不透明化剤、着色剤、およびエチレンジアミン四酢酸などのキレート剤が挙げられるが、これらに限定されない。これらの付加的な成分はまた、上記した化合物に代えて使用してもよい。
放出ライナー
放出ライナーは、口腔ケア物質がそれ自体および材料片に対して示すよりも、口腔ケア物質に対して、より小さい親和性を示すいかなる物質から構成されていてもよい。この放出ライナーは、好ましくは、ポリエチレン、紙、ポリエステルまたは非粘着型物質を塗布した他の材料などの硬質シート状材料を含む。放出ライナー材料はワックス、シリコーン、テフロン、フッ素系ポリマー、または他の非粘着型物質で塗布されていてもよい。好ましい放出ライナーは、3Mが製造するスコッチパック(Scotchpak)▲R▼である。この放出ライナーは材料片の大きさおよび形と実質的に同じものに切断してもよく、または放出ライナーを材料片よりも大きく切断し、該片から該物質を容易に分離するための部分を設けていてもよい。放出ライナーは、該片を折り曲げた場合、裂ける脆い物質、または多層片の物質または切れ目をもつ物質から製造されていてもよい。別には、放出ライナーは一般的な接着片包帯デザインなどの2つの重複片であってもよい。放出剤として好適な物質は、カーク−オスマー(Kirk-Othmer)、エンサイクロペディア・オブ・ケミカル・テクノロジー(Encyclopedia of Chemistry Technology)、第4版、第21巻、第207−218頁、(本明細書中に参考として援用する)に記載される。
実施例
材料片12は、好ましくは、厚さ0.013mmのポリエチレンフィルム薄片である。このフィルムは、好ましくは、通常、横0.4mmおよび深さ0.1mmの浅いくぼみの列を有する。この材料片12は、試験法ASTM D2923−95により、ペンシルヴァニア州、フィラデルフィアのスウィング−アルバート・インストルメント・カンパニー(Thwing-Albert Instrument Co.)から入手し得るハンドル・オー・メーター(Handle-O-Meter)、モデル#211−300で測定して、約0.6グラム/cmの曲げ剛性を有する。
歯白化剤の一例としては、次に記載のゲルがある。グリセリン70%、カルボキシポリメチレン5%、過酸化カルバミド10%、および水酸化ナトリウムでpH6.5に調整した水15%を組み合わせる。均質になるまで混合する。オパーレセンス(Opalescence)およびヌ・プロ・ゴールド(Nu-Pro Gold)などの市販歯白化剤もまた、本発明の供給システムに使用できる。
通常の加工方法で製造したH−2拮抗薬を含む本発明の口腔ゲル組成物の例としては、ヒドロキシエチルセルロース2.50%、フッ化ナトリウム0.09%、サッカリンナトリウム0.05%、ラニチジン1.00%および十分量の精製水を混合することを含む。
通常の加工方法で製造した、酵素を含む本発明の口腔ゲル組成物の例としては、ソルビトール61.814%、カーボポール(Carbopol)956、0.314%、キサンタンガム0.534%、クエン酸1.132%.クエン酸ナトリウム6.291%、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム(30%溶液)5.033%、エンドグルコシダーゼ(3.2%溶液)7.864%、フッ化ナトリウム0.305%、十分量の水を含む。
使用方法
本発明を実施するには、着用者が所望の口腔表面へ材料片を適用する。口腔表面に面した該材料の側面には、好ましくは高粘性状態である口腔ケア物質を塗布する。この口腔ケア物質は活性成分のビヒクルならびに口腔表面と該材料片の間の粘着性をもたらし、長期間、その位置に該材料片を保持する。歯白化剤以外の他の口腔ケア活性成分では、該材料片を使用する期間は、約1〜30分である。歯白化剤などの口腔表面中に長期間、拡散を必要とする活性成分では、求められる効果をもたらすに必要な用量の活性成分を供給するに必要な期間、該材料片を使用する。この期間は半時間から数時間であってもよい。
該材料片は口腔ケア表面にわずかに押しつけることによって、表面に容易に適合する。該材料片は着用者が指または爪を使用して、剥がすことによって、容易に取り除かれる。好ましくは、治療を繰り返す毎に新しい材料片を使用する。
口腔ケア表面が歯の表面である場合には、本発明の供給システムを適用する前に、歯の表面を準備することが不要ではない。例えば、着用者は供給システムを適用する前に、歯を磨くか、または口を洗浄することを行ってもよいし、あるいはそうでなくてもよい。歯の表面は材料片が適用される前に乾燥されるか、あるいは唾液または水によって過度に湿っている必要はない。
望ましくは、材料片および物質は、着用されたとき、ほとんど気がつかず、好ましくは透明である。材料片の薄さはまた、口腔表面のより高い温度を伝え、温度がより高いほど、口腔表面内への活性物質の拡散速度を増加させる。
着用者が歯から材料片を除いた場合、その表面に残余量の口腔ケア物質が残り得る。しかしながら、残余の口腔ケア物質の量は、該物質がフィルムおよびそれ自体に親和性があるから、大きくないであろう。いかなる残余の口腔ケア物質も、口腔表面を拭い、ブラシで磨き、または洗浄することによって、容易に取り除かれるであろう。
本発明の特定の態様を説明および記述したが、当業者には、本発明の真髄および範囲を逸脱することなく、種々の変更および修正がなされることは自明であろう。本発明の範囲内でこのような修正はすべて、添付する請求項に包含されることが意図される。

Claims (16)

  1. 口腔表面に口腔ケア物質を供給するための供給システムであって、
    a.浅いくぼみの列を有し、前記口腔表面上の湾曲した形を形づくるに十分な可撓性を有する可撓性材料片であって、前記供給システムが前記口腔表面に対して置かれた際に、永久歪み無く、前記口腔表面に容易に適合する可撓性材料片と、
    b.前記可撓性材料片に適用されると共に、前記供給システムが前記口腔表面に置かれた際に、前記口腔ケア物質が前記口腔表面と接触して、前記口腔表面上に活性成分をもたらすように、複数の前記浅いくぼみの中にある口腔ケア物質であって、前記口腔ケア物質はまた、前記供給システムを前記口腔表面上に前記活性成分が作用するに十分な時間、その位置に保持するような接着アタッチメントとなる口腔ケア物質と
    を備え、
    前記口腔表面は、複数の歯の正面である供給システム。
  2. 前記可撓性材料片は、ASTM試験法、D2923−95によるハンドル・オー・メーターで測定した場合に、5グラム/cm未満の、実質的に一定な曲げ剛性を有する、請求項1に記載の供給システム。
  3. 前記可撓性材料片は、前記口腔ケア物質と適合性がある材料を含む、請求項2に記載の供給システム。
  4. 前記可撓性材料片は、前記口腔ケア物質による接着力がないと、歪んだ状態から回復可能である、請求項3に記載の供給システム。
  5. 前記可撓性材料片は水不透過性である、請求項4に記載の供給システム。
  6. 前記口腔ケア物質はゲルである、請求項5に記載の供給システム。
  7. 前記口腔ケア物質は、前記可撓性材料片上に、均一にかつ連続して塗布されている、請求項6に記載の供給システム。
  8. 前記口腔ケア物質中の前記活性成分は、歯漂白活性成分、リン酸塩、フッ素イオン源、抗菌剤、抗炎症剤、栄養剤、酵素、口および喉用製品、抗酸化剤、H−2拮抗薬およびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項7に記載の供給システム。
  9. 前記可撓性材料片およびその上に適用された前記口腔ケア物質は、全体の厚さが1mm未満である、請求項8に記載の供給システム。
  10. 前記口腔ケア物質を有する前記可撓性材料片は、50グラム未満の剥離力を有する、請求項9に記載の供給システム。
  11. 前記供給システムは、複数の歯に隣接する柔組織に適用される、請求項1に記載の供給システム。
  12. 前記口腔ケア物質は、前記口腔ケア物質重量の0.5%〜12%である量のカルボキシポリメチレンを含む、請求項1に記載の供給システム。
  13. 前記口腔ケア物質は、前記口腔ケア物質重量の0.1%〜95%である量の水を含む、請求項1に記載の供給システム。
  14. 前記可撓性材料片は、呼称フィルム厚さが0.1mm未満のポリエチレンフィルムである、請求項1に記載の供給システム。
  15. さらに、放出ライナーを含む、請求項1に記載の供給システム。
  16. 口腔表面に口腔ケア物質を供給するための供給システムであって、
    浅いくぼみの列を有し、前記口腔表面の輪郭に適合するのに十分な可撓性を有する可撓性材料片であって、前記供給システムが前記口腔表面に対して置かれた際に、永久歪み無く、前記口腔表面に容易に適合する可撓性材料片と、
    前記可撓性材料片に適用されると共に、前記供給システムが前記口腔表面に置かれた際に、前記口腔ケア物質が前記口腔表面と接触して、前記口腔表面上に活性成分をもたらすように、複数の前記浅いくぼみの中にある口腔ケア物質であって、前記口腔ケア物質はまた、前記供給システムを前記口腔表面上に前記活性成分が作用するに十分な時間、その位置に保持するような前記可撓性材料片と前記口腔表面との間の接着アタッチメントとなる口腔ケア物質と、
    放出ライナーと
    を備え、
    前記口腔表面は、複数の歯の正面である供給システム。
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