JP3994249B2 - プリンタ付きデジタルカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタ付きデジタルカメラに係り、特に、撮影した画像を直ちにプリント出力することができるデジタルカメラシステムの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−247610号公報及び特開平3−29471号公報には、プリンタ手段を搭載したデジタルカメラが開示されている。かかるプリンタ一体型のデジタルカメラによれば、CCDなどの撮像手段を用いて撮影した画像を直ちにハードコピーすることができ、撮影画像のプリント物を得ることができる。
【0003】
この種のプリンタ一体型のデジタルカメラは、撮影された画像データを直ちにプリントする場合、画像データは機器内部のメモリに格納され、そこからプリンタ部に転送される構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプリンタ一体型デジタルカメラでは、撮影した画像をプリント出力している動作の途中にペーパー切れなど、何らかの理由でプリント実行不能になったとき、内部メモリに画像データが残ってしまうため、即座に撮影モードに移行できず、デジタルカメラとしての機能(撮影機能)が損なわれてしまうという問題があった。
【0005】
また、連続プリントモードのように、複数の画像を連続してプリントする際に、上記と同様な問題が発生する。例えば、5つのシーンを撮影してこれらの画像を直ちにプリント出力する状況下で、2つ目の画像をプリントし終えたところでプリントエラーによってプリントが中断したとすると、その後エラー状態から復帰して再度プリントを行う時に、どこまでプリントが完了していたか画像を再生して確認しなければならないため不便であった。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、プリント動作の中断によってカメラの撮影機能を損なうことなく、また、プリント動作の再開時にプリント済み画像と未プリントの画像を簡単に識別することができるプリンタ付きデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、撮像手段を介して撮像される画像を記録シートにプリントするプリント手段を有するプリンタ付きデジタルカメラにおいて、プリント動作の中断時に、第1の記憶手段に格納されている画像データを第2の記憶手段に転送して記録させる制御手段を備え、該カメラは、前記制御手段によって前記画像データを前記第2の記憶手段に転送して記録する際に、当該画像データのプリント処理に関する情報を示すプリント情報を画像データに付加するプリント情報付加手段を備えていることを特徴としている。
【0008】
本明細書において「プリンタ付きデジタルカメラ」とは、撮影機能とプリント機能とがカメラ本体に一体的(分離不能)に搭載されているプリンタ一体型デジタルカメラに限定するものではなく、撮影機能を有する撮像ユニットと、プリント機能を有するプリントユニットとが別体で構成され、これらが有線又は無線の信号伝達手段を介して連携されるシステムをも含む。
【0009】
本発明によれば、プリントエラーの発生時、あるいは、ユーザの意思によるプリント中断の指示入力など、何らかの理由でプリント動作が中断する場合に、第1の記憶手段に記憶している画像データを第2の記憶手段に退避させる。これにより、画像データの消失を防止するとともに、第1の記憶手段の記憶領域を確保して新たな画像データの取り込みを可能にしている。
【0010】
本発明は特に、前記第1の記憶手段を、前記撮像手段で取得される画像データを記憶する画像メモリとして使用するとともに、前記プリント手段でプリントするためのプリントデータを記憶するためのメモリとして兼用するプリンタ付きデジタルカメラに好適である。
【0011】
前記第1の記憶手段として揮発性メモリを用い、前記第2の記憶手段は不揮発性メモリを用いることが好ましい。揮発性メモリは不揮発性メモリに比べて一般に読み書き速度が早く、また不揮発性メモリは電源OFF時にもデータを保持するので、電池切れの直前に画像データを第2の記憶手段に退避させることで、データ消失を防止できるという利点がある。
【0012】
前記第2の記憶手段として、カメラ本体に着脱自在な外部記録媒体を用いる態様が好ましい。かかる態様によれば、画像データの記録用に準備されている外部記録媒体を、プリント中断時の画像データ退避用の記憶手段として兼用することにより、リソースの有効活用が可能となる。
【0014】
前記プリント情報は、例えば、プリント実行の有無を示す情報を含んでいる。前記プリント情報付加手段の一態様として、該プリント情報付加手段は、画像データファイルの一部に前記プリント情報を付加するものであり、前記プリント情報が付加されたファイルが前記第2の記憶手段に記録される。このようにして付加されたプリント情報は、前記第2の記憶手段から画像データを読み出してプリントを実行する際に活用される。
【0015】
すなわち、本発明の更に他の態様によれば、前記第2の記憶手段から画像データを読み出してプリントを実行する際に、当該画像データに付加されているプリント情報に基づいてプリント動作を制御するプリント制御手段を備えていることを特徴としている。かかる態様によれば、プリント実行の有無を自動的に識別することができ、未プリントの画像データを自動的に再プリント処理することが可能になる。
【0016】
本発明のプリンタ付きデジタルカメラにおいて、前記第1の記憶手段に格納されている画像データを第2の記憶手段に転送記録する際に、第1の記憶手段に記憶されているデータを非圧縮状態で前記第2の記憶手段に記録することにより、再プリント時に高画質のプリントを保証できる。
【0017】
ただし、第2の記憶手段の残容量が前記非圧縮のデータを記憶するのに十分でない場合もあり得ることに鑑み、本発明の他の態様に係るプリンタ付きデジタルカメラは、前記第1の記憶手段に記憶されている画像データを前記第2の記憶手段に転送する際に前記第2の記憶手段の残容量に応じて決定されるデータ圧縮率にしたがって当該画像データを圧縮処理する手段を備えていることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るプリンタ付きデジタルカメラの好ましい実施の形態について説明する。
【0019】
図1は本発明の実施の形態に係るプリンタ付きデジタルカメラのブロック図である。同図に示すように、このプリンタ付きデジタルカメラ10は、撮影機能とプリント機能とがカメラ本体に一体的に搭載されてなるプリンタ一体型デジタルカメラであり、撮像素子としてのCCD12、A/Dコンバータ14、データコントローラ16、画像メモリ18、外部記録媒体インターフェース20、外部記録媒体22、プリンタコントローラ24、及びプリンタ26等から構成される。
【0020】
CCD12は、シャッタゲートパルスのタイミングによって各受光センサの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子シャッター機能を有している。CCD12の受光面に入射した被写体光は、CCD12の各受光センサにおいて入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。この信号電荷は転送パルスに基づいて順次転送され、電圧信号(画像信号)として読み出される。CCD12から出力された画像信号はR、G、Bの各色信号に分離されると共にゲイン調整され、前記A/Dコンバータ14によりデジタル信号に変換される。デジタル化された画像信号はデータコントローラ16を介して画像メモリ(内蔵メモリに相当)18に格納される。
【0021】
データコントローラ16は、マイクロコンピュータを含むブロックであり、本カメラシステムの各回路を統括制御する処理部であるとともに、画像信号処理部及びプリント用のデータを生成する処理部として機能する。データコントローラ16は図示せぬカメラ操作部からの入力信号に応じて、対応する動作の制御を行い、レンズのズーミング動作や自動焦点調節(AF)動作の制御、並びに自動露出調節(AE)制御等を行う。
【0022】
また、データコントローラ16は、撮影開始指示を与えるレリーズボタン(不図示)の操作に呼応して画像メモリ18に取り込まれた画像信号を輝度信号(Y信号)とクロマ信号(C信号)に変換し、この輝度及び色差信号(YC信号)を再び画像メモリ18に記録する。撮影によって得られた画像データを外部記録媒体22に記録するモードが選択されている場合、データコントローラ16は画像メモリ18上のYC信号をJPEGその他の所定の形式に従って圧縮する。
【0023】
圧縮された画像データは外部記録媒体インターフェース20を介してメモリカードなどの外部記録媒体22に記録される。外部記録媒体22には、例えば、スマートメディアと呼ばれるカード型ICメモリであるSSFDC(Solid-State Floppy Disk Card)が用いられる。なお、外部記録媒体22はスマートメディアに限らず、PCカード、磁気ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなど種々の形態が可能である。
【0024】
画像メモリ18は、画像信号の処理領域として利用されるのみならず、プリント用のデータ(以下、プリントデータという。)の記憶手段として兼用される。画像メモリ18にはDRAMやSRAMなどが用いられる。画像メモリ18に記憶されているプリントデータは、データコントローラ16を介してプリンタコントローラ24へと提供される。
【0025】
プリンタコントローラ24は、プリンタ26の制御用マイクロコンピュータを含むブロックである。プリンタコントローラ24は、前記データコントローラ16から受入するコマンド信号に従ってプリンタ26を制御する。
【0026】
本カメラシステムのプリント手段としては、サーモオートクローム(TA)方式のプリンタ、インクジェット方式のプリンタ、昇華型プリンタなど、様々な方式のプリント装置(プリンタ)を用いることができる。使用されるプリンタの形態に応じてプリンタ駆動部や検出部の具体的構成は異なる。TAプリンタの場合、プリンタ駆動部にはサーマルヘッドや定着ランプが含まれ、検出部にはペーパー検出手段や温度検出手段が含まれる。インクジェット方式のプリンタの場合、プリンタ駆動部にはインク噴射部が含まれ、検出部にはインク残量検出手段、ペーパー有無検出手段などが含まれる。記録シートは、連続紙(ロール紙)でもよいし、カット紙でもよい。また、樹脂シートなど紙以外の媒体でもよい。
【0027】
プリンタコントローラ24はデータコントローラ16からのコマンド信号に従って、プリントデータをプリンタ26に供給するとともにプリンタ駆動部を制御してプリントを実行する。
【0028】
プリントデータはプリント終了後に画像メモリ18から削除してもよいし、そのプリントデータを外部記録媒体22に保存してもよい。画像の保存方法としては、撮影時にプリントのみ実行して画像データを外部記録媒体22に保存しないモード、プリント実行後に画像データを外部記録媒体22に自動的に、若しくはユーザの選択に従って保存するモード、プリントを実行せずに撮影した画像データを外部記録媒体22に保存するモードなどがある。画像の保存方法についてはユーザがカメラ操作部から選択できるように構成されている。
【0029】
なお、撮影により得られた画像データを圧縮して外部記録媒体22に格納した後、その外部記録媒体22から画像データを読み出してプリントする場合には、データの圧縮処理を経ることになるので、より高画質のプリントを実現するためには圧縮前の画像データに基づいてプリント実行するのがよい。
【0030】
図2は、撮影後にプリントのみを行うモード時の処理内容を示すフローチャートである。同図に示すように、プリント動作中にプリントエラーの発生、あるいはユーザによるプリント中断の指示が入力されると、本フローチャートの処理が開始される(ステップS210)。
【0031】
まず、データコントローラ16は、プリントデータの退避先に相当する外部記録媒体22がセットされているか否かを判定する(ステップS212)。外部記録媒体22が未装着の場合は、外部記録媒体22の装着を確認するまでステップS212の処理を繰り返す。
【0032】
外部記録媒体22がセットされていることを確認すると、次いで、外部記録媒体22の残容量を検知して、その容量に応じてプリントデータを最も高画素なデータとして保存できるように処理する(ステップS214)。すなわち、外部記録媒体22の残容量とプリントデータのデータ容量を対比して、外部記録媒体22の残容量がプリントデータをそのまま保存するのに十分な容量を有している場合には、プリントデータを非圧縮のままとする。その一方、外部記録媒体22に十分な容量が残っていない場合には、その残容量に応じてプリントデータを圧縮処理する。このとき、プリントデータを可能な限り高画素なデータとして保存できるように、適切な圧縮率が選択される。なお、ここでいう圧縮処理とは、プリントデータからデータ量を減じる処理を意味しており、データの間引き処理、あるいは、間引き処理と圧縮処理を組み合わせた処理をも含む。
【0033】
また、画像メモリ18にある画像データに対して、プリント動作の途中でプリントが中断されプリントが完了していないことを示す情報(プリント情報)を付加する(ステップS216)。このプリント情報は画像データファイルの一部にタグ情報として付加される。例えば、プリントエラーによってプリント動作が中断した場合にはプリントエラータグが付加される。ユーザの意思でプリントを中断した場合にはプリント中断タグが付加される。
【0034】
そして、前記プリント情報のタグが付加された画像データを外部記録媒体22に転送し、記録する(ステップS218)。
【0035】
こうして、未プリントの画像データは、不揮発性の外部記録媒体22に退避される。したがって、電池切れのような、プリントエラー発生時においても、未プリントの画像データを消失することがない。また、ユーザの意思によってプリント動作を中止させた場合にも、プリント未完了のデータは外部記録媒体22に退避されるので、直ぐに画像メモリ18に新たな撮影画像のデータを取り込むことができ、シャッターチャンスを逃さずに撮影できる。
【0036】
図3は撮影後にプリントの実行と画像データの記録を行うモード時の処理内容を示すフローチャートである。
【0037】
同図に示すように、プリント動作中にプリントエラーの発生、あるいはユーザによるプリント中断の指示が入力されると、本フローチャートの処理が開始される(ステップS310)。
【0038】
まず、データコントローラ16は、中断に係るプリント中の画像の画像データが外部記録媒体22に既に記録されているか否かを判定する(ステップS312)。撮影時にプリントの実行と画像データの外部記録媒体22への書き込みを行うモードの場合、プリント処理と外部記録媒体22への書き込み処理を同時に並行処理するシーケンスと、プリント完了後に外部記録媒体22への書き込み処理を実行するシーケンスと、外部記録媒体22への書き込みを終了してからプリント動作を行うシーケンスという具合に、処理手順のバリエーションが可能である。もし、プリント中断時に、画像データが外部記録媒体22に書き込まれていない場合には、ステップS312でNO判定となり、ステップS314に進む。
【0039】
ステップS314では、外部記録媒体22の残容量に応じてプリントデータをできる限り高画素なデータとして保存できるように処理する。そして、画像メモリ18にある画像データに対して、プリント動作の途中でプリントが中断されプリントが完了していないことを示す情報(プリント情報)を付与する(ステップS214)。このプリント情報は画像データファイルの一部にタグ情報として付加される。そして、前記プリント情報のタグが付加された画像データを外部記録媒体22に転送し、記録する(ステップS216)。ステップS314〜ステップS318の処理内容は図2のステップS214〜ステップS218で説明した処理内容と同様である。
【0040】
その一方、ステップS312において、外部記録媒体22に画像データが既に書き込まれている場合には、ステップS320に進む。このステップS320ではプリントデータの退避(転送)処理を実行せずに、外部記録媒体22に記録されている画像データに対して、プリントが完了していないことを示すプリント情報のみを付加する。
【0041】
図4は、中断したプリント動作を再実行する場合の処理内容を示すフローチャートである。
【0042】
プリントエラーの状態から正常な状態に復帰した後、または、プリント実行中に割り込みで撮影を行った後、中断したプリント動作を再実行させる場合の手順が図4に示されている。
【0043】
かかるプリント再実行の処理がスタートすると(ステップS410)、まず、データコントローラ16は、外部記録媒体22がセットされているか否かを判定する(ステップS412)。もし、外部記録媒体22が未装着の場合には、ステップS412の処理を繰り返す。ステップS412において外部記録媒体22の装着を確認すると、ステップS414に進む。ステップS414では、画像データに付加されているタグの情報を読み込む。
【0044】
次いで、タグが示す情報内容がプリント実行の中断、すなわち、プリント未完了の状態を示すものであるか否かを判定する(ステップS416)。もし、タグの情報がプリント未完了を示すものであるときはステップS418に進み、プリントの再実行を行うために画像データの読み込みを行う(ステップS418)。そして、読み込んだ画像データに基づいてプリント動作を実行する(ステップS420)。
【0045】
その一方、ステップS416の判定において、プリント未完了を示す情報が含まれていない場合には、再プリント処理の必要はなく、ステップS422にジャンプして処理を終了する。
【0046】
このように、本例のプリンタ付きデジタルカメラ10によれば、プリントエラー発生時、又はユーザの意思によるプリント中断指示など何らかの理由でプリント動作が中断される場合、画像メモリ18に格納されている画像データをスマートメディアのような外部記録媒体22に転送記録している。かかる転送記録の際、画像データファイルの一部にタグを設けて、そこにプリント実行の有無などプリント処理に関する情報(プリント情報)を記録している。そして、外部記録媒体22から画像データを読み出してプリントを再実行するときは、付加されているタグの情報をもとにプリント動作を自動的に決定している。
【0047】
本実施の形態によれば、何らかの理由でプリント動作が中断されても、プリント未完了のタグ情報を画像データに付加して記録するので、再プリント時に、外部記録媒体22からそのタグ情報を読み込んで、プリント処理の必要性を自動的に判断して、プリントを実行することができる。
【0048】
上記実施の形態では、画像データ保存用の外部記録媒体22をプリントデータ退避用の記憶手段(第2の記憶手段)として共用しているが、プリントデータ退避用の記憶手段を別途設けてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1の記憶手段に記憶した画像データを、プリント動作の中断時に他の記憶手段(第2の記憶手段)に転送して記録するようにしたので、プリントデータの消失を防止できるとともに、前記第1の記憶手段に新たな画像データを直ぐに取り込むことができる。これにより、プリント中にも撮影を優先させることができ、撮影チャンスを逃すことはない。また、かかる転送記録の際に、当該画像データにプリント未完了である旨を示す情報を付加し、第2の記憶手段から画像データを読み出してプリントを行うときは、付加されているプリント情報を読み取ることによって、プリント動作を自動的に決定するようにしたので、プリンタ付きデジタルカメラの利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタ付きデジタルカメラの構成を示すブロック図
【図2】撮影後にプリントのみを行うモード時の処理内容を示すフローチャート
【図3】撮影後にプリントの実行と画像データの記録を行うモード時の処理内容を示すフローチャート
【図4】中断したプリント動作を再実行する場合の処理内容を示すフローチャート
【符号の説明】
10…プリンタ付きデジタルカメラ、12…CCD(撮像素子、撮像手段)、16…データコントローラ(制御手段、プリント情報付加手段、プリンタ制御手段)、18…画像メモリ(第1の記憶手段、揮発性メモリ)、22…外部記録媒体(第2の記憶手段、不揮発性メモリ)、24…プリンタコントローラ(プリンタ制御手段)、26…プリンタ(プリント手段)
Claims (9)
- 撮像手段を介して撮像される画像を記録シートにプリントするプリント手段を有するプリンタ付きデジタルカメラにおいて、プリント動作の中断時に、第1の記憶手段に記憶されている画像データを第2の記憶手段に転送して記録させる制御手段を備え、該カメラは、前記制御手段によって前記画像データを前記第2の記憶手段に転送して記録する際に、当該画像データのプリント処理に関する情報を示すプリント情報を画像データに付加するプリント情報付加手段を備えていることを特徴とするプリンタ付きデジタルカメラ。
- 前記第1の記憶手段は、前記撮像手段で取得される画像データを記憶する画像メモリとして使用されるとともに、前記プリント手段でプリントするためのプリントデータを記憶するためのメモリとして兼用されることを特徴とする請求項1のプリンタ付きデジタルカメラ。
- 前記第1の記憶手段は揮発性メモリであり、前記第2の記憶手段は不揮発性メモリであることを特徴とする請求項1又は2のプリンタ付きデジタルカメラ。
- 前記第2の記憶手段は、カメラ本体に着脱自在な外部記録媒体であることを特徴とする請求項1、2又は3のプリンタ付きデジタルカメラ。
- 前記プリント情報は、プリント実行の有無を示す情報を含んでいることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一の請求項に記載のプリンタ付きデジタルカメラ。
- 前記プリント情報付加手段は、画像データファイルの一部に前記プリント情報を付加するものであり、前記プリント情報が付加された画像データファイルが前記第2の記憶手段に記録されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一の請求項に記載のプリンタ付きデジタルカメラ。
- 請求項1乃至6のうちいずれか一の請求項に記載のプリンタ付きデジタルカメラにおいて、前記第2の記憶手段から画像データを読み出してプリントを実行する際に、当該画像データに付加されているプリント情報に基づいてプリント動作を制御するプリント制御手段を備えていることを特徴とするプリンタ付きデジタルカメラ。
- 請求項1乃至7のうちいずれか一の請求項に記載のプリンタ付きデジタルカメラであって、前記第1の記憶手段に格納されている画像データを非圧縮状態で前記第2の記憶手段に記録するものであることを特徴とするプリンタ付きデジタルカメラ。
- 請求項1乃至7のうちいずれか一の請求項に記載のプリンタ付きデジタルカメラにおいて、該カメラは、前記第1の記憶手段に記憶されている画像データを前記第2の記憶手段に転送する際に前記第2の記憶手段の残容量に応じて決定されるデータ圧縮率にしたがって当該画像データを圧縮処理する手段を備えていることを特徴とするプリンタ付きデジタルカメラ。
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