JP3994050B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数種類の図柄を立体的に変動表示可能な表示装置を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機では、特開平9−103558号公報等で開示されるように、リーチなどが発生した場合に図柄を立体的に表示する変動表示装置を備えたものが知られている。
【0003】
この種の変動表示装置では、特開平7−31729号公報等に開示されるように、左眼用画像と右眼用画像を画像表示部に表示するとともに、レンティキュラレンズを用いて、表示された画像を遊技者の左右の眼に独立して振り分けることにより、立体視が可能な構造となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−103558号公報
【特許文献2】
特開平7−31729号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記後者の従来例(特開平7−31729号公報)においては、レンティキュラレンズを透過した透過光が右眼用画像と左眼用画像に分かれるために、光源から遊技者の眼に届く光の光量が通常の2次元表示(2D表示)に比して約半分となってしまうため、変動表示装置の画面が暗く見えるという問題点があった。
【0006】
さらに、3次元画像表示では視野角及び結像範囲が極めて狭いため、遊技者等の観察者の視点が左眼用画像と右眼用画像の所定の結像位置(または範囲内)にあるとき、立体的な3次元画像(虚像)を観察することができるが、結像位置から離れると徐々に3次元画像が見えなくなって2次元画像となり、さらに離れると光量不足によって画面が暗くなってしまうという問題点もあった。
【0007】
このため、遊技客が遊技機を選択する際などで、通路を歩きながら遊技機の変動表示装置を見た場合、変動表示装置で客待ち画面(またはデモ画面)を表示していても、画面が暗いために遊技者が容易に視認することができず、遊技客を引きつける訴求力が低下するという問題があった。
【0008】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、立体的な画像を表示可能な変動表示装置の客待ち画面の視認性を向上させて、遊技客に対する訴求力を増大させ、また、従業員などの遊技者以外の観察者が容易に画像を確認可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
表示領域に左眼用画像領域及び右眼用画像領域を有し、後方から照射された光を透過可能な液晶パネルと、前記液晶パネルの後方に配置され、該液晶パネルに光を照射するバックライトと、前記液晶パネルと前記バックライトとの間に配置され、該バックライトからの特定の偏光の光を透過させる第1領域と前記特定の偏光の光と直交する偏光の光を透過させる第2領域とを有する偏光フィルタと、前記液晶パネルと前記偏光フィルタとの間に配置され、該偏光フィルタを透過した異なる偏光の光を屈折させて前記液晶パネルに照射させ、前記左眼用画像領域及び右眼用画像領域を透過する光を遊技者の左眼及び右眼に独立して入射させることにより遊技者立体画像を見せる光学手段と、を備えてなる表示装置と、この表示装置の前記表示領域に複数種類の識別情報を立体画像または平面画像として変動表示して変動表示ゲームを行う変動表示制御手段と、前記変動表示ゲームが特定の結果態様を導出した場合に遊技者に特典を付与可能な特別遊技状態を生起する特別遊技状態制御手段と、を備えた遊技機において、前記バックライトよりも後方に配置され、前記偏光フィルタを通過しない拡散光を前記液晶パネル全体に照射し、前記左眼用画像領域及び右眼用画像領域を透過する光を遊技者の両眼に入射させることにより遊技者に前記立体画像よりも視野角が広い平面画像を見せる補助光源と、遊技状態が遊技を行っていない客待ち状態となっているか否かを判定する特定状態判定手段と、前記特定状態判定手段が客待ち状態であると判定した場合には、この客待ち状態に対応する予め設定された画像を前記表示領域に表示するとともに、前記補助光源を点灯する特定状態表示制御手段と、を備える。
【0011】
また、第2の発明は、前記第1の発明において、特定状態判定手段は、前記変動表示制御手段により変動表示ゲームが行われていない状態が所定時間継続したときに客待ち状態と判定する。
【0022】
【発明の効果】
したがって、本発明は、遊技中の変動表示などではバックライト(主光源)からの光によって液晶パネルが照射されて立体画像が表示され、一方、遊技状態が客待ち状態になると、補助光源が点灯して液晶パネルが照射されて平面画像が表示される。
【0023】
このため、客待ち状態では表示装置の画面の輝度(液晶パネルの透過光量)が大幅に増大するとともに、補助光源からの光によって、表示装置の視野角が増大するので、通路にいる遊技客や従業員は遊技機の側方などから容易に画面を確認することができ、前記従来例のように、立体的な画像を表示する遊技機の画面が遊技者以外の視点から見にくいという問題を解決でき、客待ち状態での遊技客や従業員の視認性を向上させることができるのである。
【0026】
また、第2の発明は、変動表示ゲームが行われていない状態が所定時間継続すると客待ち状態と判定することができ、特別なセンサ等を設けることなく特定状態としての客待ち状態を判定して、補助光源の点灯と所定の画像により遊技客または従業員からの画面の視認性を向上させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0036】
図1は、本発明の一実施形態を示す遊技機(カード球貸ユニットを併設したCR機)全体の構成を示す正面図で、図2は制御系のブロック図である。
【0037】
遊技機(パチンコ遊技機)1の前面枠3は本体枠(外枠)4にヒンジ5を介して開閉回動可能に組み付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏面に取り付けられた収納フレーム(図示省略)に収装される。
【0038】
遊技盤6の表面には、変動表示装置(表示装置)8、大入賞口を備えた変動入賞装置10、一般入賞口11〜15、始動口16、普通図柄始動ゲート27A、27B、普通図柄表示器7、普通変動入賞装置9(補助入賞手段)等が配設された遊技領域が形成される。前面枠3には、遊技盤6の前面を覆うカバーガラス18が取り付けられている。
【0039】
変動表示装置8は、表示領域に、例えば、左、中、右の三つの表示図柄(識別情報)が表示される。これらの表示図柄には、例えば「0」〜「9」までの各数字と、「A」〜「E」のアルファベット文字等が割り当てられている。
【0040】
変動表示装置8は、始動口16へ遊技球の入賞があると、前述した数字、文字で構成される表示図柄(特別図柄)が順に表示される。始動口16への入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の特別図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には、大当たり状態となり、三つの表示図柄が揃った状態(大当たり図柄)で停止する。このとき、変動入賞装置10の大入賞口が所定の時間(例えば30秒)だけ大きく開き、多くの遊技球を獲得することができる。
【0041】
この始動口16への遊技球の入賞は、特別図柄始動センサ51(図2参照)で検知される。この遊技球の通過タイミング(具体的には、入賞検出時点での遊技制御装置100(図2参照)内に備えられた特別図柄乱数カウンタの値)は、特別図柄入賞記憶として、遊技制御装置100内の所定の記憶領域(特別図柄乱数記憶領域)に、最大で連続した所定回分を限度に記憶される。この特別図柄入賞記憶の記憶数は、変動表示装置8の下側に設けられた複数のLEDからなる特別図柄記憶状態表示器17に表示される。遊技制御装置100は、特別図柄入賞記憶に基づいて、変動表示装置8にて変動表示ゲームを行う。
【0042】
普通図柄表示器7は、普通図柄始動ゲート27A、27Bへ遊技球の入賞があると、普通図柄(例えば一つの数字からなる図柄)の変動表示を始める。普通図柄始動ゲート27A、27Bへの入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の普通図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には、普通図柄に関する当たり状態となり、普通図柄が当たり図柄(当たり番号)で停止する。このとき、始動口16の手前に設けられた普通変動入賞装置9が所定の時間(例えば0.5秒)だけ大きく開き、遊技球の始動口16への入賞可能性が高められる。
【0043】
この普通図柄始動ゲート27A、27Bへの遊技球の通過は、普通図柄始動センサ52(図2参照)で検知される。この遊技球の通過タイミング(具体的には、遊技制御装置100内に備えられた普通図柄乱数カウンタの通過検出時点での値)は、普通図柄入賞記憶として、遊技制御装置100内の所定の記憶領域(普通図柄乱数記憶領域)に、所定回数(例えば、最大で連続した4回分)を限度に記憶される。この普通図柄入賞記憶の記憶数は、普通図柄表示器7の左右に設けられた複数のLEDからなる普通図柄記憶状態表示器19に表示される。遊技制御装置100は、普通図柄入賞記憶に基づいて、普通図柄に関する当たりの抽選を行う。なお、普通図柄記憶状態表示器19の記憶数は任意の値に設定される。
【0044】
前面枠3の下部の開閉パネル20には球を打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル22には下皿23及び打球発射装置の操作部24等が配設される。
【0045】
カバーガラス18の上部の前面枠3には、点灯により球の排出の異常等の状態を報知する第1報知ランプ31、第2報知ランプ32(図2参照)が設けられている。
【0046】
カード球貸ユニット用の操作パネル26には、カードの残高を表示するカード残高表示部(図示省略)と、球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カードの返却を指令するカード返却スイッチ30等が設けられている。
【0047】
カード球貸ユニット2には、前面のカード挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード等)のデータの読込、書込等を行うカードリーダライタと球貸制御装置が内蔵され、カード球貸ユニット用の操作パネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成される。
【0048】
図2は、遊技制御装置100を中心とする制御系を示すブロック構成図である。
【0049】
遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置であり、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報を記憶しているROM、遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイクロコンピュータ101、入力インターフェース102、出力インターフェース103、発振器104等から構成される。
【0050】
遊技用マイクロコンピュータ101は、入力インターフェース102を介しての各種検出装置(特別図柄始動センサ51、一般入賞口センサ55A〜55N、カウントセンサ54、継続センサ53、普通図柄始動センサ52)からの検出信号を受けて、大当たり抽選等、種々の処理を行う。そして、出力インターフェース103を介して、各種制御装置(表示制御装置150、排出制御装置200、装飾制御装置250、音制御装置300)、大入賞口ソレノイド36、普通電動役物ソレノイド90、普通図柄表示器7等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
【0051】
排出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球指令信号またはカード球貸ユニット2からの貸球要求に基づいて、払出ユニットの動作を制御し、賞球または貸球の排出を行わせる。
【0052】
装飾制御装置250は、遊技制御装置100からの装飾指令信号に基づいて、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置を制御すると共に、特別図柄記憶表示器(特図保留LED)18、普通図柄記憶表示器19の表示を制御する。
【0053】
音制御装置300は、スピーカからの効果音出力を制御する。なお、遊技制御装置100から、各種従属制御装置(表示制御装置150、排出制御装置200、装飾制御装置250、音制御装置300)への通信は、遊技制御装置100から従属制御装置に向かう単方向通信のみが許容されるようになっている。これにより、遊技制御装置100に従属制御装置側から不正な信号が入力されることを防止することができる。
【0054】
表示制御手段を構成する表示制御装置150は、画像の表示制御を行うもので、合成変換装置170と共に表示制御手段として機能する。この表示制御装置150は、CPU151、VDC(Video Display Controller)156、RAM153、インターフェース155、プログラム等を格納したROM152、画像データ(図柄データ、背景画データ、動画キャラクタデータ、テクスチャデータ等)を格納したフォントROM157、同期信号やストローブ信号を発生させるタイミング信号などを生成する発振器158等から構成される。
【0055】
CPU151は、ROM152に格納したプログラムを実行し、遊技制御装置100からの信号に基づいて所定の変動表示ゲームのための画像制御情報(スプライトデータやポリゴンデータ等で構成される図柄表示情報、背景画面情報、動画オブジェクト画面情報等)を演算して画像生成をVDC156に指示する。
【0056】
VDC156は、フォントROM157に格納された画像データ及びCPU151により画像制御情報を演算した内容に基づいて、例えば、画像のポリゴン描画(または、通常のビットマップ描画)を行うとともに、各ポリゴンに所定のテクスチャを貼り付けてフレームバッファとしてのRAM153に格納する。そして、VDC156は、RAM153の画像を所定のタイミング(垂直同期信号V_SYNC、水平同期信号H_SYNC)でLCD側(合成変換装置170)へ送信する。
【0057】
VDC156が行う描画処理は、点描画、線描画、トライアングル描画、ポリゴン描画を行い、さらにテクスチャマッピング、アルファブレンディング、シェーディング処理(グローシェーディングなど)、陰面消去(Zバッファ処理など)を行って、γ補正回路159を介して画像信号を合成変換装置170に出力する。
【0058】
なお、VDC156は、描画した画像データをフレームバッファとしてのRAM153へ一旦格納した後、同期信号(V_SYNCなど)に合わせて合成変換装置170へ出力しても良い。
【0059】
ここで、フレームバッファは、複数のフレームバッファをそれぞれRAM153の所定の記憶領域などに設定しておき、VDC156は、任意の画像に重ね合わせて(オーバーレイ)出力することも可能である。
【0060】
VDC156には、クロック信号を供給する発振器158が接続されている。発振器158が生成するクロック信号は、VDC156の動作周期を規定している。VDC156は、このクロック信号を分周して垂直同期信号(V_SYNC)と、水平同期信号(H_SYNC)を生成し、合成変換装置170へ出力する。同時に、VDC156は、合成変換装置170を経由して、変動表示装置8にも垂直同期信号(V_SYNC)と水平同期信号(H_SYNC)を出力する。
【0061】
VDC156から出力されるRGB信号は、γ補正回路159に入力されている。このγ補正回路159は、変動表示装置8の信号電圧に対する照度の非線形特性を補正して、変動表示装置8の表示照度を調整して、変動表示装置8に対して出力するRGB信号を生成する。
【0062】
また、表示制御装置150のCPU151は、発振器158のクロック信号に基づいて、合成変換装置170へ出力する画像データ(RGB)が、左眼用の画像又は右眼用の画像の何れであるかを識別するL/R信号を出力する。
【0063】
さらに、CPU151は、変動表示の状態(例えば、通常の変動表示ゲームか、大当たり中の表示か等)や遊技の状態(例えば、客待ち状態であるかなど)に基づいて、変動表示装置8の発光量(輝度)を制御するため、デューティ制御信号DTY_CTRを発振器158のクロック信号に基づいて生成し、変動表示装置8へ出力する。
【0064】
合成変換装置170は、右眼用フレームバッファ、左眼用フレームバッファ及び立体視用フレームバッファが設けられており、VDC156から送られてきた右眼用画像を右眼用フレームバッファに書き込み、左眼用画像を左眼用フレームバッファに書き込む。そして、右眼用画像と左眼用画像とを合成して立体視用画像を生成して立体視用フレームバッファに書き込んで、立体視用画像データをRGB信号として変動表示装置8に出力する。
【0065】
この右眼用画像と左眼用画像との合成による立体視用画像(立体画像)の生成は、図3で示すように、微細位相差板802に貼り付けられた1/2波長板821の間隔毎に、右眼用画像と左眼用画像を組み合わせる。具体的には、本実施形態の変動表示装置8の微細位相差板802の1/2波長板821は、液晶表示パネル804の表示単位の間隔で配置されているので、液晶表示パネル804の表示単位の横方向ライン(走査線)毎に右眼用画像と左眼用画像とが交互に表示されるように立体視用画像を表示する。
【0066】
L信号出力中にVDC156から送信されてきた左眼用画像データを左眼用フレームバッファに書き込み、R信号出力中にVDC156から送信されてきた右眼用画像データを右眼用フレームバッファに書き込む。そして、左眼用フレームバッファに書き込まれた左眼用画像データと、右眼用フレームバッファに書き込まれた右眼用画像データとを走査線一本毎読み出して、立体視用フレームバッファに書き込む。
【0067】
変動表示装置8内には液晶ドライバ(LCD DRV)181、バックライトドライバ(BL DRV)182、ランプドライバ183が設けられている。液晶ドライバ(LCD DRV)181は、合成変換装置170から送られてきたV_SYNC信号、H_SYNC信号及びRGB信号に基づいて、液晶表示パネルの電極に順次電圧をかけて、液晶表示パネル804に立体視用の合成画像を表示する。
【0068】
バックライトドライバ182は、CPU151から出力されたDTY_CTR信号に基づいて発光素子(バックライト)810に加わる電圧のデューティー比を変化させて、液晶表示パネル804の明るさを変化させる。
【0069】
ランプドライバ183は、CPU151からの制御信号(LMP_CTR)に応じて補助光源814の点灯、消灯を制御する。
【0070】
また、操作部24の操作量などに基づいて発射装置(図示せず)を制御する発射制御装置550が配設されており、発射制御装置550から表示制御装置150には、遊技球の発射状態(発射の有無を示す信号)が入力される。
【0071】
なお、発振器158は図示しないバッテリなどでバックアップされ、基準信号に基づいて時刻をカウントする時計機能を有している。
【0072】
図3は、変動表示装置8の構成を示す説明図で、光源801(主光源)は、発光素子810、偏光フィルタ811、フレネルレンズ812によって構成されている。発光素子810には白色発光ダイオード(LED)等の点光源を横に並べて用いたり、冷陰極管等の線光源を水平に配置して構成されている。偏光フィルタ811は、左側領域811aと右側領域811bとで透過する光の偏光が異なる(例えば、左側領域811aと右側領域811bとで透過する光の偏光を90度ずらす)ように設定されている。フレネルレンズ812は一側面に同心円上の凹凸を有するレンズ面を有している。
【0073】
発光素子810から放射された光は、偏光フィルタ811によって一定の偏光の光のみが透過される。すなわち、発光素子810から放射された光のうち、偏光フィルタ811の左側領域811bを通過した光と、右側領域811aを通過した光とが異なる偏光の光としてフレネルレンズ812に照射される。後述するように、偏光フィルタ811の左側領域811bを通過した光は観察者の右眼に到達し、右側領域811aを通過した光は観察者の左眼に到達するようになっている。
【0074】
なお、発光素子と偏光フィルタを用いなくても、異なる偏光の光を異なる位置から照射するように構成すればよく、例えば、異なる偏光の光を発生する発光素子を二つ設けて、異なる偏光の光を異なる位置からフレネルレンズ812に照射するように構成してもよい。
【0075】
偏光フィルタ811を透過した光はフレネルレンズ812に照射される。フレネルレンズ812は凸レンズであり、フレネルレンズ812では発光素子810から拡散するように放射された光の光路を略平行に屈折し、微細位相差板802を透過して、液晶表示パネル804に照射する。
【0076】
このとき、微細位相差板802を透過して照射される光は、上下方向に広がることがないように出射され、液晶表示パネル804に照射される。すなわち、微細位相差板802の特定の領域を透過した光が、液晶表示パネル804の特定の表示単位の部分を透過するようになっている。
【0077】
また、液晶表示パネル804に照射される光のうち、偏光フィルタ811の右側領域811aを通過した光と左側領域811bを通過した光とは、異なる角度でフレネルレンズ812に入射し、フレネルレンズ812で屈折して左右異なる経路で液晶表示パネル804から放射される。
【0078】
液晶表示パネル804は、2枚の透明板(例えば、ガラス板)の間に所定の角度(例えば、90度)ねじれて配向された液晶が配置されており、例えば、TFT型の液晶表示パネルを構成している。液晶表示パネルに入射した光は、液晶に電圧が加わっていない状態では、入射光の偏光が90度ずらして出射される。一方、液晶に電圧が加わっている状態では、液晶のねじれが解けるので、入射光はそのままの偏光で出射される。
【0079】
液晶表示パネル804の光源1側には、微細位相差板802及び偏光板803(第2偏光板)が配置されており、観察者側には、偏光板805(第1偏光板)が配置されている。
【0080】
微細位相差板802は、透過する光の位相を変える領域が、微細な間隔で繰り返して配置されている。具体的には、光透過性の基材に、微細な幅の1/2波長板821が設けられた領域802aと、1/2波長板821の幅と同一の微細な間隔で、1/2波長板821が設けられていない領域802bとが微細な間隔で繰り返して設けられている。すなわち、設けられた1/2波長板によって透過する光の位相を変える領域802aと、1/2波長板821が設けられていないために透過する光の位相を変えない領域802bとが微細な間隔で繰り返して設けられている。この1/2波長板821は、透過する光の位相を変化させる位相差板として機能している。
【0081】
1/2波長板821は、その光学軸を偏光フィルタ811の右側領域811aを透過する光の偏光軸と45度傾けて配置して、右側領域811aを透過した光の偏光軸を90度回転させて出射する。すなわち、右側領域811aを透過した光の偏光を90度回転させて、左側領域811bを透過する光の偏光と等しくする。すなわち、1/2波長板821が設けられていない領域802bは左側領域811bを通過した、偏光板803と同一の偏光を有する光を透過する。そして、1/2波長板821が設けられた領域2aは右側領域11aを通過した、偏光板803と偏光軸が直交した光を、偏光板803の偏光軸と等しくなるように回転させて出射する。
【0082】
この微細位相差板802の偏光特性の繰り返しは、液晶表示パネル804の表示単位と略同一のピッチとして、表示単位毎(すなわち、表示単位の横方向の水平ライン毎)に透過する光の偏光が異なるようにする。よって、液晶表示パネル804の表示単位の水平ライン(走査線)毎に対応する微細位相差板802の偏光特性が異なるようになって、水平ライン毎に出射する光の方向が異なる。
【0083】
あるいは、微細位相差板802の偏光特性の繰り返しは、液晶表示パネル804の表示単位のピッチの整数倍のピッチとして、微細位相差板802の偏光特性が複数の表示単位毎(すなわち、複数の表示単位の水平ライン毎)に変わるようにして、複数の表示単位毎に透過する光の偏光が異なるように設定してもよい。この場合において、液晶表示パネル804の表示単位の水平ライン(走査線)の複数本毎に微細位相差板の偏光特定が異なって、水平ラインの複数本毎に出射する光の方向が異なるようになる。
【0084】
このように、微細位相差板802の偏光特性の繰り返し毎に異なる光を液晶表示パネル804の表示素子(水平ライン)に照射する必要があるため、微細位相差板802を透過して液晶表示パネル804に照射される光は、上下方向の拡散を抑制したものである必要がある。
【0085】
すなわち、微細位相差板802の光の位相を変化させる領域802aは、偏光フィルタ811の右側領域811aを透過した光を、左側領域811bを透過した光の偏光と等しい傾きの光に変えて透過する。また、微細位相差板802の光の位相を変化させない領域802bは、偏光フィルタ811の左側領域811bを透過した光をそのまま透過する。そして微細位相差板802を出射した光は、左側領域811bを透過した光と同じ偏光を有して、液晶表示パネル804の光源側に設けられた偏光板803に入射する。
【0086】
偏光板803は第2偏光板として機能し、偏光フィルタ811の左側領域811bを透過した光と同一の偏光の光を透過する偏光特性を有する。すなわち、偏光フィルタ811の左側領域811bを透過した光は第2偏光板803を透過し、偏光フィルタ811の右側領域811aを透過した光は偏光軸を90度回転させられて第2偏光板803を透過する。また、偏光板805は第1偏光板として機能し、偏光板803と90度異なる偏光の光を透過する偏光特性を有する。
【0087】
このような微細位相差板802、偏光板803及び偏光板805を液晶表示パネル804に貼り合わせて、微細位相差板802、偏光板803、液晶表示パネル804及び偏光板805を組み合わせて画像表示装置を構成する。このとき、液晶に電圧が加わった状態では、偏光板803を透過した光は偏光板805を透過する。一方、液晶に電圧が加わっていない状態では、偏光板803を透過した光は偏光が90度ねじれて液晶表示パネル804から出射されるので、偏光板805を透過しない。
【0088】
デフューザ806は、第1偏光板805の前面側(観察者側)に取り付けられており、液晶表示パネルを透過した光を上下方向に拡散する拡散手段として機能する。具体的には、縦方向にかまぼこ状の凹凸が繰り返し設けられたレンチキュラーレンズを用い液晶表示パネルを透過した光を、上下に拡散する。
【0089】
なお、レンチキュラーレンズに代わって縦方向により強い拡散指光性を持つマット状拡散面を設けたものであってもよい。液晶表示パネル804を透過するまで上下方向の拡散を抑制したことにより視野角が狭くなっていることを改善することができる。
【0090】
さらに、主光源となる発光素子810の奥には、補助光源814が配置される。この補助光源814は、例えば、複数の電球あるいは複数の発光素子(LEDやEL)等で発光素子810よりも明るく(輝度が高い)構成され、後述するように客待ち画面や大当たり画面などで遊技客や遊技店従業員がデモ画面や図柄を遠方から、または所定の結像位置以外から視認可能にするもので、液晶表示パネル804の透過光量を増大することで変動表示装置8の画面の視野角を拡大するものである。したがって、補助光源814からの光は、偏光フィルタ811を通過する必要はなく、フレネルレンズ812、微細位相差板802及び偏光板803から液晶表示パネル804を透過して、偏光板805、デフューザ806を経て遊技客や遊技店従業員などに到達する。
【0091】
補助光源814からの光は、そのほとんどが偏光フィルタ811を通過していない拡散光であるため、液晶表示パネル804の全体に照射して表示装置8の画面の輝度を向上させ、2次元画像(平面画像)の視野角を拡大することができる。
【0092】
図4は、変動表示装置8の光学系を示す平面図である。
発光素子810から放射された光は偏光フィルタ811を透過して放射状に広がっている。光源から放射された光のうち偏光フィルタ811の右側領域811aを透過した光(一点鎖線で光路の中心を示す)は、フレネルレンズ812に到達し、フレネルレンズ812で拡散光源の垂直方向の拡散を抑制するとともに、略平行光として出射する。そして、微細位相差板802、偏光板803、液晶表示パネル804、偏光板805を透過して左眼に至る。
【0093】
一方、光源から放射された光のうち偏光フィルタ811の左側領域811bを透過した光(破線で光路の中心を示す)は、フレネルレンズ812に到達し、フレネルレンズ812で拡散光源の垂直方向の拡散を抑制するとともに、略平行光として出射する。そして、微細位相差板802、偏光板803、液晶表示パネル804、偏光板805を透過して右眼に至る。
【0094】
このように、発光素子810から放射され偏光フィルタ811を透過した光を、光学手段としてのフレネルレンズ812によって、液晶表示パネル804に照射するようにしている。すなわち、発光素子810、偏光フィルタ811及びフレネルレンズ812によって、偏光が異なる光を異なる経路で液晶表示パネル804に照射する光源801を構成し、液晶表示パネル804を透過した光を異なる経路で放射して、右眼又は左眼に到達させる。すなわち、液晶表示パネル804の走査線ピッチと、微細位相差板802の偏光特性の繰り返しピッチとを等しくして、液晶表示パネル804の走査線ピッチ毎に異なる方向から到来した光が照射され、異なる方向に光を出射する。
【0095】
一方、補助光源814からの光は、ほとんどが偏光フィルタ811を通過せず、拡散光のままフレネルレンズ812、微細位相差板802、偏光板803、液晶表示パネル804、偏光板805、デフューザ806を通って遊技者側に到達する。したがって、上述の偏光フィルタ811を通過した光とは異なり、3次元画像を構成することがなく、補助光源814からの光は2次元画像を表示する。
【0096】
次に、図5〜図7を用いて、表示制御装置150で行われる遊技状態に応じた発光制御の一例について説明する。
【0097】
図5は、遊技の状態遷移図を示し、図6、図7は、表示制御装置150で行われる発光制御のフローチャートを示す。
【0098】
図5は遊技の流れ図を示し、以下、この図に従って遊技の概要を説明する。
【0099】
まず、遊技開始当初(あるいは遊技開始前)の時点では、客待ち状態(特定状態)となっており、客待ち画面の表示を指令する信号が遊技制御装置100から表示制御装置150に送信され、変動表示装置4の画面には客待ち画面(遊技機の機種名や、登場するキャラクタを用いたデモンストレーション用の動画または静止画)が表示され、遊技者に遊技を行うように喚起させる。
【0100】
そして、遊技盤6の遊技領域に打ち出された遊技球が始動口16に入賞すると、その入賞に基づき、遊技制御装置100によって所定の乱数が抽出され、変動表示ゲームの大当たりの抽選が行われると共に、遊技制御装置100から表示制御装置150に変動表示を指令する信号が送信され、変動表示装置8の画面の左、右、中の変動表示領域に複数の図柄の変動表示が開始される。
【0101】
この変動表示の開始後、所定時間経過すると、変動表示は例えば左、右、中の順に仮停止(例えば、停止位置にて図柄を微少に変動させること等)されていくが、この過程でリーチ状態(例えば、左の図柄と右の図柄が大当たりの組合せを発生する可能性のある組合せ)が発生すると、所定のリーチ遊技が行われる。このリーチ遊技では、例えば中の図柄の変動表示を極低速で行ったり、高速変動したり、変動表示を逆転したりする。また、リーチ遊技に合わせた背景表示、キャラクタ表示が行われる。
【0102】
なお、仮停止状態とは遊技者が図柄を略停止状態として認識可能な状態であり、最終停止態様が確定しない状態であり、停止状態とは、この仮停止状態と図柄が停止した状態を含む状態である。なお、仮停止状態の具体例としては、停止位置での微少変動の他に、図柄を拡大縮小表示したり、図柄の色を変化させたり、図柄の形状を変化させる等の態様がある。
【0103】
そして、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、最終的に左、右、中の図柄が所定の大当たりの組合せで停止され、大当たり遊技(遊技者に有利な特別遊技状態)が発生する。 この、大当たり遊技が発生すると、変動入賞装置10が所定期間にわたって開かれる特別遊技が行われる。この特別遊技は、変動入賞装置10への遊技球の所定数(例えば10個)の入賞または所定時間の経過(例えば30秒)を1単位(1ラウンド)として実行され、変動入賞装置10内の継続入賞口への入賞(継続センサ53による入賞球の検出)を条件に、規定ラウンド(例えば16ラウンド)繰り返される。また、大当たり遊技が発生すると、大当たりのファンファーレ表示、ラウンド数表示、大当たりの演出表示等、遊技制御装置100から表示制御装置150に大当たり遊技の表示を指令する信号が送信され、変動表示装置8の画面に大当たり遊技の表示が行われる。
【0104】
この場合、大当たりが特定の大当たりであれば、大当たり遊技後に高確率状態(確率変動状態)が発生し、次回の大当たりの発生確率を高確率にしたり、遊技球の始動口16への入賞に基づく変動表示装置8の変動表示ゲームの変動表示時間の短縮等が行われる。
【0105】
前記変動表示ゲーム中あるいは大当たり遊技中に遊技球が始動口16に入賞したとき(特別図柄始動記憶の発生時)には、変動表示ゲームが終了した後(ハズレのとき)にあるいは大当たり遊技が終了した後に、その特別図柄始動記憶に基づき、新たな変動表示ゲームが繰り返される。また、変動表示ゲームが終了したとき(ハズレのとき)、あるいは大当たり遊技が終了したときに、特別図柄始動記憶がないときは、客待ち状態に戻される。
【0106】
なお、普通図柄始動ゲート27A、Bを遊技球が通過すると、その通過または普通図柄始動記憶に基づき、普通図柄に関する乱数が抽出され、乱数が当たりであれば、普通図柄表示器7に当たり表示が行われて、始動口16の普通変動入賞装置9が所定時間にわたって拡開され、始動口16への入賞が容易にされる。
【0107】
図6は、表示制御装置150のCPU151で行われる発光制御のフローチャートで、所定の時間間隔(例えば、数十または数百msec毎)で実行されるものである。
【0108】
まず、ステップS1では、大当たり画面の表示制御であるか否かを判定する。すなわち、遊技制御装置100から受信した表示指令信号が、大当たりの発生または大当たり終了の何れかに該当するかを判定し、どちらか一方に該当すればステップS11へ進む一方、どちらにも該当しない場合にはステップS2へ進む。なお、ステップS11では、後述するような大当たり(特定遊技価値の付与)画面の表示制御を行う。
【0109】
大当たりではないステップS2では、現在の遊技状態が確率変動状態にあるか否かを判定し、確率変動状態でなければステップS3へ進む一方、確率変動状態であればステップS9に進んで通常の表示制御を行う。
【0110】
ステップS3では、変動表示ゲームなどの実行中であるか否かを判定し、ゲームの実行中でなければ(すなわち、特別図柄が変動表示されておらず、かつ、特別図柄始動記憶数も0であれば)ステップS4へ進む一方、ゲームの実行中であればステップS9に進んで通常の表示制御を行う。
【0111】
ステップS4では、発射制御装置550からの信号に基づいて遊技球の発射状態にあるか否かを判定し、発射状態でなければステップS5へ進む一方、発射状態であればステップS9に進んで通常の表示制御を行う。
【0112】
次に、客待ちフラグが1であるか否かを判定し、客待ちフラグが1でなければステップS6へ進んで客待ち状態への移行準備を行う一方、客待ちフラグが1で客待ち状態であればステップS10に進んで後述するように、客待ちの表示制御を行う。
【0113】
客待ち状態への移行準備を行うステップS6では、移行用のタイマTMを所定値(例えば、1)ずつインクリメントし、ステップS7では、タイマTMの値が所定値(客待ち判定値)を超えたか否かを判定する。この客待ち判定値は、予め設定した時間に相当する値に設定され、例えば、数分間に相当するタイマTMの値などであり、遊技客が遊技機を離れてからの時間を推定するためのものである。
【0114】
タイマTMの値が所定値以下の場合にはステップS9へ進んで通常の表示制御を行う一方、タイマTMの値が所定値を超えると、遊技客がいないと判定してステップS8に進み、客待ちフラグを1にセットするとともに、タイマTMをリセットし、さらに、現在の時刻(客待ち表示の開始時刻)を記憶して客待ち状態へ移行する。すなわち、次の制御周期からは、上記ステップS5の判定で、ステップS10の客待ち状態の表示制御へ移行することになる。
【0115】
こうして、確率変動状態以外と変動表示ゲームなどのゲーム実行中以外で、遊技球の発射を停止してから所定時間(客待ち判定値)が経過すると客待ち状態へ移行する。
【0116】
なお、上記ステップS3では、変動表示ゲームの実行状態と遊技球の発射状態の双方を判定したが、上記ステップS4で行う遊技球の発射状態の監視を省略して、変動表示ゲームの実行のみを監視するようにしても良い。
【0117】
また、逆に、上記ステップS3で行う変動表示ゲームの有無の判定を省略し、上記ステップS4の遊技球の発射状態の監視のみで、客待ち状態の判定を行っても良い。
【0118】
次に、図7は、上記図6のステップS10で行われる客待ち状態の表示制御のサブルーチンを示す。
【0119】
客待ち状態と判定されたステップS12では、予め設定されたシーケンスデータなどを読み込んで、所定の客待ち画面(デモ画面)の表示を行う。
【0120】
次に、ステップS13では、発振器158の時計から現在時刻を読み込んで、ステップS14では、読み込んだ時刻が予め設定した所定時刻(例えば、ステップS8で記憶した客待ち表示の開始時刻から一定時間が経過した時刻)になったか否かを判定し、所定時刻になっていなければステップS15に進んで補助光源814の点灯を指令して処理を終了する一方、所定時刻を経過した場合にはステップS16に進んで補助光源814を消灯する。
【0121】
以上の制御により、遊技の演出表示などが行われず、かつ、遊技球の発射がなくなって所定時間を経過すると客待ち状態へ移行して、上記図7のフローチャートに基づいて、所定のデモ画面の表示が行われるとともに、主光源の発光素子810に加えてさらに明るい補助光源814が点灯する。そして、デモ画面の表示から一定時間(例えば、10分)が経過すると、補助光源814が消灯して補助光源814による発熱を抑制する。
【0122】
なお、デモ画面の表示から一定時間が経過したときに補助光源814を消灯させる代わりに、補助光源814を減光するような制御でも良い。或いは、デモ画面の表示から一定時間が経過したときに補助光源814を点滅駆動させて発熱を抑制するような制御でも良い。
【0123】
このようにして、補助光源814の点灯により、変動表示装置8の画面の輝度(液晶パネルの透過光量)が大幅に増大するとともに、補助光源814からの偏光フィルタ811を通過しない拡散光によって、変動表示装置8の視野角が増大し、通路にいる遊技客は遊技機の側方などの遠方から容易にデモ画面を確認することができ、前記従来例のように、立体的な画像を表示する遊技機の画面が遊技者以外の視点から見にくいという問題を解決でき、客待ち状態での遊技客に対する訴求力を向上することができるのである。
【0124】
さらに、変動表示装置の明暗により、客待ち状態であるか、遊技中で遊技者が一時的に席を離れたのかを容易に把握することができ、空席の有無を容易に判定することができる。特に、確率変動状態では客待ち状態へ移行しないようにしたため、確率変動状態で遊技者が食事等で一時的に席を離れたとしても、客待ち状態への移行を禁止したので、確率変動状態の遊技機から遊技者が離れても他の遊技客に空いていると思われることがなく、遊技客間のトラブルを抑制することも可能となる。
【0125】
なお、補助光源814を消灯、減光、点滅させるタイミングは、前述したようにデモ画面の表示から一定時間が経過した場合にのみならず、予め設定した遊技店の閉店時刻(あるいは閉店時刻直前)に合わせて、補助光源814を消灯、減光、点滅させることも可能である。このようにすると、客待ち状態で閉店時刻になった場合に、自動的に補助光源814が消灯、減光、点滅するので、省電力を図るとともに補助光源814の発熱による変動表示装置8の放熱を促進し、閉店後のメインテナンスを行いやすくすることができる。
【0126】
次に、図8は、上記図6のステップS9で行われる通常の表示制御のサブルーチンを示す。
【0127】
上記図6のステップS2〜S4またはS7で通常の表示と判定された場合の、ステップS21では、客待ちフラグを0にリセット及び、タイマTMを0にした後、ステップS22で補助光源814を消灯して、主光源801のみで液晶表示パネル804を照射する。
【0128】
そして、ステップS23では、変動表示等の遊技制御装置100からの指令に応じた変動表示ゲームなどの表示制御を行う。
【0129】
なお、この通常の表示制御では、立体画像を含む画像(図柄やキャラクタ)の表示が行われるが、平面画像(デモ画像)から立体画像へ切り替わる直前に、ステップS22により補助光源814が消灯されるので、左右の画像にクロストークが発生しないようになっている。
【0130】
次に、図9は、上記図6のステップS11で行われる大当たり画面の表示制御のサブルーチンを示す。
【0131】
まず、ステップS31では、遊技制御装置100から受信した表示指令信号が大当たりの発生(特別遊技価値の付与)であるか否かを判定して、大当たりの発生の場合にはステップS32に進む一方、そうでない場合にはステップS34に進む。
【0132】
ステップS34では、遊技制御装置100から受信した表示指令信号が大当たりの終了であるか否かを判定して、大当たりの終了の場合にはステップS35に進む一方、そうでない場合には大当たり画面の表示制御中(大当たり遊技中)と判定してステップS35に進む。
【0133】
大当たりが発生した場合は、まず、ステップS32で3次元画像(立体画像)の描画を中止して2次元画像(平面画像)の描画モードに切り換える。つまり、右眼用画像と、左眼用画像に視差のない同一の画像を表示するように描画を行う。
【0134】
そして、ステップS33では、変動表示ゲーム中などには消灯していた補助光源814を点灯(発光)させるため制御信号LMP_CTL(図2参照)をONにして、補助光源814を点灯させる。
【0135】
次に、大当たり画面の表示制御中では、上記ステップS31、S34の判定がそれぞれNOとなるため、大当たりの発生時に設定された状態を維持するように、発光制御と表示制御が行われる。
【0136】
そして、大当たり遊技が終了すると、ステップS34からステップS35の処理に進み、大当たり終了時の制御が行われる。
【0137】
大当たり終了の場合では、ステップS35で、点灯していた補助光源814を消灯するため制御信号LMP_CTLをOFFに設定し、補助光源814を消灯する。
【0138】
そして、ステップS36では、3次元画像の描画を許可する描画モードへ切り換え、以降の表示を遊技制御装置100からの表示制御情報(コマンド)に応じた3次元画像または2次元画像で行う。
【0139】
これにより、大当たり中では、補助光源814が点灯して変動表示装置8の画面の輝度が増大すると共に、拡散光によって視野角が増大し、遊技者の近傍にいる遊技店従業員は、変動表示装置8の図柄、ラウンド数またはカウント数などからなる大当たりに関する情報を、2次元画像によって容易に確認することが可能となり、遊技店の従業員などは、3次元画像の結像位置(または結像範囲)以外からも容易に大当たりに関する情報(例えば、図柄など)を確認することが可能となって、前記従来例のように、遊技者に代わって従業員が所定の結像位置から変動表示装置を視認する必要がなくなって、遊技者に煩わしい思いをさせることがない。
【0140】
このように、遊技状態が大当たりまたは客待ち状態の特定状態になると、補助光源814が点灯するとともに、表示される画像が立体画像から平面画像に切り換えられるので、立体画像を視認可能な所定の結像位置以外からも容易に画像を見ることが可能となって、大当たりの場合では遊技店の従業員は、遊技者の側方などの任意の位置から大当たり図柄の確認を行うことができ、また、客待ち状態の場合では、補助光源814によって輝度及び視野角の広い2次元画像(平面画像)によって、遊技店内の通路を歩行中の来店者にデモ画面を容易に視認させることができ、遊技の喚起を行うことができる。
【0141】
ちなみに、上記ステップS33の補助光源814を点灯する処理は、ステップS32による描画モードの変更後に行っているために、3次元画像が補助光源814からの光によって遊技者の両方の眼に到達されないようになっており、クロストークの発生を防止するようになっている。同様の理由により、上記ステップS35による補助光源814の消灯後に、ステップS36によって描画モードを切り換えるようにしている。
【0142】
なお、上記実施形態において、補助光源814を複数の点光源とした例を示したが、面光源や線光源で構成しても良い。また、上記のように、補助光源814の点灯中に主光源である発光素子810を点灯する方法に限らず、補助光源814が点灯している期間中は、主光源の発光素子810輝度を低減あるいは消灯するようにデューティ比の設定を行ってもよい。主光源の発光素子810を減光または消灯させることで、光源ユニット全体の発熱量を抑制し、また、消費電力の増大を抑制することができる。
【0143】
以上、第1の実施形態においては、主光源の発光素子810とは個別に設けた補助光源814の点灯によって変動表示装置8の画像の視野角を広げるという効果を奏するようになっているが、同時に、第1の実施形態では、補助光源814の点灯によって変動表示装置8の画面を明るくするという効果も奏している。以下の第2の実施形態では、補助光源814を設けずに、変動表示装置8の画面を明るくする制御について説明する。
【0144】
図10、図11は、第2の実施形態を示し、前記第1実施形態の補助光源814及びランプドライバ183を省略する一方、大当たり画面の表示制御では主光源の発光素子810の輝度を変更するとともに、大当たり遊技中の表示内容を変更したものである。なお、前記第1実施形態と同様のものに同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0145】
まず、図10に示す光学系は、前記第1実施形態の図3に示した補助光源814を削除したもので、主光源の発光素子810から液晶表示パネル804を透過した光によって画像の表示が行われる。
【0146】
このため、図示はしないが、前記第1実施形態の図2に示したランプドライバ183も削除される。
【0147】
次に、図11は、前記第1実施形態の図9に示したフローチャートと同様に、大当たり画面の表示制御を行うもので、補助光源814の点滅に代わって主光源の発光素子810のデューティ比を変化させ、かつ、描画パターンを変更したものである。
【0148】
まず、ステップS41では、遊技制御装置100から受信した表示指令信号が大当たりの発生であるか否かを判定し、大当たりの発生の場合にはステップS42に進む一方、そうでない場合にはステップS44に進む。
【0149】
ステップS44では、遊技制御装置100から受信した表示指令信号が大当たりの終了であるか否かを判定して、大当たりの終了の場合にはステップS45に進む一方、そうでない場合には大当たり画面の表示制御中(大当たり遊技中)と判定してステップS45に進む。
【0150】
大当たりが発生した場合は、まず、ステップS42で大当たり図柄の表示を2次元画像に切り換え、演出用のキャラクタなどは3次元画像として表示するとともに、背景の彩色等を図柄に比して相対的に暗く設定する。
【0151】
次に、ステップS43では、主光源の発光素子810のデューティ比を所定値(例えば、50%(ONデューティ))まで増大させた値に設定する。そして、ステップS47では、ステップS43で設定されたデューティ比で発光素子810駆動し、通常の表示制御時に比して高いデューティ比により輝度を高くして、光量を増大させる。
【0152】
さらに、ステップS48では、上記ステップS42で設定された、描画パターンに基づいて、大当たり図柄の表示を2次元画像で表示する一方、演出用のキャラクタなどは3次元画像として表示し、同時に背景を、通常よりも暗くして描画を行う。具体的には、VDC156によって背景の画像に対応付けられている色彩の情報を、より明度の低いものへ変化させることにより背景の描画を行う。或いは、明るい背景の画像と暗い背景の画像の双方のデータをフォントROM157に記憶しておき、描画パターンによって、対応する背景画像を選択するような方法でもよい。
【0153】
次に、大当たり画面の表示制御中では、上記ステップS41、S44の判定がそれぞれNOとなるため、ステップS47以降で、大当たりの発生時に設定された状態(デューティ比、描画パターン)を維持するように発光制御と表示制御が行われる。
【0154】
そして、大当たり遊技が終了すると、ステップS44からステップS45の処理に進み、大当たり終了時の制御が行われる。
【0155】
大当たりが終了した場合は、まず、ステップS45で3次元画像での図柄の表示を許可するとともに、背景を通常の彩色等に復帰させる通常の表示制御の設定を行う。
【0156】
次に、ステップS46では、主光源の発光素子810のデューティ比を通常表示制御用の時所定値(例えば、25%)に低減した値に設定する。そして、ステップS47では、上記ステップS43で設定されたデューティ比で発光素子810駆動し、大当たり画面の表示中に比して低いデューティ比により輝度を低くして、光量を低下させる。
【0157】
さらに、ステップS48では、上記ステップS42で設定された、描画パターンに基づいて、2次元画像での図柄の表示を許可するとともに、背景を通常のものに切り換えて描画を行う。
【0158】
これにより、大当たりが発生すると、主光源の発光素子810の輝度が増大して遊技店従業員が確認したい図柄などの大当たりに関する情報は、強制的に2次元画像で表示され、主光源の発光素子810の光量の増大によって、通常の遊技時よりも容易に視認することができるのに加え、大当たりを演出するキャラクタなどは3次元画像で表示されるので、遊技者は立体的な画像を楽しみながら大当たり遊技を継続することができる。
【0159】
また、強制的に図柄の描画パターンを2次元画像へ切り換えるのに加え、背景を相対的に暗く描画することで、図柄などの大当たりに関する情報の視認性を向上でき、これら情報は遊技者の側方や上方などから容易かつ正確に視認することができ、遊技店従業員の作業効率を向上させるとともに、遊技店従業員の確認作業により遊技者へ不快感を与えるのを防止できる。
【0160】
なお、この場合の客待ち制御においては、大当たり画面の表示制御中よりもさらに高いデューティ比(例えば、100%あるいはオーバドライブ(電圧上昇)など)で発光素子810を駆動することで、より遠くからデモ画面などの視認性を向上させればよい。
【0161】
図12、図13は、第3の実施形態を示し、前面枠3の上部に大当たりの発生時及び大当たり遊技中などに、大当たり関連情報を表示する第2表示装置40を設け、遊技店従業員が容易に大当たり関連情報を視認可能とするもので、前記第1実施形態の補助光源814及びランプドライバ183を省略したものである。なお、前記第1実施形態と同様のものに同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0162】
前面枠3の上部(遊技盤6の上方)に設けた第2表示装置40は、表示制御装置150に駆動されて大当たり関連情報を表示するもので、例えば、図12においては、7セグメントのLEDなどから構成され、図中左から大当たりとなった図柄(図の例では、「777」)を表示する図柄表示部41と、現在のラウンド数(図の例では「R10」で10ラウンド目)を示すラウンド数表示部42、大入賞口への入賞球数(図の例ではC5で、5球)を示すカウント表示部43から構成されている。
【0163】
次に、表示制御装置150は、図13で示すように、CPU151からの制御信号(DATA)に基づき第2表示装置40は、大当たりとなった図柄、ラウンド数、カウント数の表示を行う。なお、第2表示装置40にはLEDなどの駆動回路が含まれる。
【0164】
次に、変動表示装置8の光学系は、前記第2実施形態の図10と同様で、第1実施形態の図3で示した立体視認光学系から補助光源を排除したもので、大当たり中であっても、偏光フィルタ811を透過した光源810からの光によって液晶表示パネル804が照らされ、常に3次元画像の表示が可能となっている。
【0165】
この実施形態では、大当たりとなっても液晶表示パネル804の輝度は変化しないが、大当たりとなった図柄(識別情報)や大当たり遊技中のラウンド数、カウント数は、変動表示装置8とは別途配設された第2表示装置40によって表示されるため、遊技店従業員は3次元画像の表示を行う変動表示装置8を見る必要はなく、したがって、液晶表示パネル804の視野に左右されることがなくなって、2次元画像のみで構成される第2表示装置40を見るだけで、大当たりの状態を容易に確認することができ、作業効率を向上させることが可能となるのである。
【0166】
また、ここでは第2表示装置40を7セグメントのLEDで構成した場合を示したが、これに限定されることはなく、液晶表示装置やELまたはPDPパネルなど任意の表示装置を採用することができる。
【0167】
なお、上記実施形態においては、表示制御装置150で客待ち状態の判定を行う場合を示したが、遊技制御装置100で客待ち状態の判定を行って、表示制御装置150に客待ち画面の表示及び補助光源814の点灯を指令するようにしても良い。
【0168】
また、上記実施形態においては、遊技球の発射状態から客待ち状態の判定を行ったが、遊技者が着席しているか否かを検出するセンサ(着席状態検出手段)、例えば、赤外線センサや座席に設けた圧力センサなどを用いて遊技者の有無を判定してもよく、より高精度で遊技者の有無を判定できる。
【0169】
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の遊技機全体の構成を示す正面図である。
【図2】同じく制御系の一部を示すブロック図である。
【図3】同じく光学系を説明するための分解斜視図である。
【図4】同じく光学系の平面図である。
【図5】遊技の状態遷移図である。
【図6】表示制御装置で行われる制御の一例を示すフローチャートである。
【図7】同じく、客待ち表示制御のサブルーチンである。
【図8】同じく、通常表示制御のサブルーチンである。
【図9】同じく、大当たり表示制御のサブルーチンである。
【図10】第2の実施形態を示し、光学系を説明するための分解斜視図である。
【図11】同じく、大当たり表示制御のサブルーチンである。
【図12】第3の実施形態を示し、遊技機全体の構成を示す正面図である。
【図13】同じく制御系の一部を示すブロック図である。
【符号の説明】
8 変動表示装置
150 表示制御装置
151 CPU
181 LCDドライブ
182 光源ドライブ
183 ランプドライバ
801 光源
810 発光素子
811 偏光フィルタ
812 フレネルレンズ
814 補助光源
802 微細位相差板
803 偏光板(第2偏光板)
804 液晶表示パネル
805 偏光板(第1偏光板)
806 デフューザ

Claims (2)

  1. 表示領域に左眼用画像領域及び右眼用画像領域を有し、後方から照射された光を透過可能な液晶パネルと、
    前記液晶パネルの後方に配置され、該液晶パネルに光を照射するバックライトと、
    前記液晶パネルと前記バックライトとの間に配置され、該バックライトからの特定の偏光の光を透過させる第1領域と前記特定の偏光の光と直交する偏光の光を透過させる第2領域とを有する偏光フィルタと、
    前記液晶パネルと前記偏光フィルタとの間に配置され、該偏光フィルタを透過した異なる偏光の光を屈折させて前記液晶パネルに照射させ、前記左眼用画像領域及び右眼用画像領域を透過する光を遊技者の左眼及び右眼に独立して入射させることにより遊技者立体画像を見せる光学手段と、を備えてなる表示装置と、
    この表示装置の前記表示領域に複数種類の識別情報を立体画像または平面画像として変動表示して変動表示ゲームを行う変動表示制御手段と、
    前記変動表示ゲームが特定の結果態様を導出した場合に遊技者に特典を付与可能な特別遊技状態を生起する特別遊技状態制御手段と、
    を備えた遊技機において、
    前記バックライトよりも後方に配置され、前記偏光フィルタを通過しない拡散光を前記液晶パネル全体に照射し、前記左眼用画像領域及び右眼用画像領域を透過する光を遊技者の両眼に入射させることにより遊技者に前記立体画像よりも視野角が広い平面画像を見せる補助光源と、
    遊技状態が遊技を行っていない客待ち状態となっているか否かを判定する特定状態判定手段と、
    前記特定状態判定手段が客待ち状態であると判定した場合には、この客待ち状態に対応する予め設定された画像を前記表示領域に表示するとともに、前記補助光源を点灯する特定状態表示制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定状態判定手段は、前記変動表示制御手段により変動表示ゲームが行われていない状態が所定時間継続したときに客待ち状態と判定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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