JP3992654B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置、特に多層配線におけるポーラスLow-k膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体装置の低消費電力化および高速化などの要求に伴い、層間絶縁膜の低誘電率化が必要になってきた。特に、ロジック系のデバイスでは、微細配線による抵抗上昇、配線容量の増加がデバイスのスピード劣化につながるため、微細でかつ低誘電率膜を層間絶縁膜とした多層配線が必要になっている。現在、半導体デバイスで最も広く用いられている層間絶縁膜は、化学的気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法により形成されたシリコン酸化膜であり、その比誘電率の値は4程度である。このCVD法を用いて成膜された低誘電率膜としては、フッ素原子を含むSiOF(比誘電率=3.2〜3.7程度)がよく知られている。この材料は、Si−O−SiボンドをF原子により終端することで、密度を下げること、F原子自身の分極率が低いことなどから誘電率を下げている。また、炭素原子を含む低誘電体材料では、有機SOG(SOG:Spin on Glass)、ポリイミドなどがよく知られている。有機SOGとは、シリカ系有機塗布膜とも称され、代表的な材料の例としては、MSQ(methyl silsesquioxane)、HSGなどがある。これらの材料は、炭素原子いわゆるアルキル基を含むことで材料の密度を下げ、また、分子自身の分極率を低くすることで低誘電率になると言われている。これらの膜の比誘電率は2.5〜3.5程度である。成膜方法は有機溶剤を基板上に塗布し、その後、スピンコーターを用いて基板を高速回転させて基板上に均一にコーティングし、最後に基板を120℃〜300℃の温度でアニールすることで溶剤乾燥(焼結)を行うという手法が一般に用いられている。
【0003】
一方、密度を下げることで誘電率を下げる方法も検討されている。すなわち、シリコン酸化膜など膜中に空孔(気泡)を含むことで単位体積当たりの密度を下げ、誘電率を下げるというものである。空孔は、比誘電率が1であることから空孔率を上げることによって比誘電率1.5程度までが実現可能とされており、この時の空孔率は有機、シリカ系の膜種によりそれぞれ異なるが50%〜60%程度である。このような膜中に空孔を含んだ低誘電率の絶縁膜をポーラスLow-k膜と呼ばれている。空孔は材料中に多孔質化剤として発泡剤を添加、キュア等の熱処理工程を経ることで発泡剤を気化、分解することで形成される。発泡剤としては有機ケイ素化合物が一般的に使用されている。この他、発泡剤として粒子状のものがあり、粒子状発泡剤を成膜材料に分散して、この成膜材料を基板上に塗布し、その後、熱処理を経て膜中に空孔を形成するといった手法もある。粒子状の発泡剤としては、粒径1〜50nm、もしくは、5〜15nmのシリカ粉末が利用される。
【0004】
また、層間絶縁膜にポーラスLow-k膜を用いた例として、層間絶縁膜の配線溝及びビアホール用の接続孔に露出した側壁面近傍のみをポーラスLow-k膜とする方法も提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
ここで、一般的なポーラスLow-k膜を層間絶縁膜に用いた多層配線の形成方法を説明する。図9及び10は、従来のポーラスLow-k膜を絶縁膜に用いた多層配線の製造工程の説明図である。
【0006】
まず、下層配線200上に、配線溝210を形成するためのエッチングストップ層202を堆積する。ここではエッチングストップ層の一例として、シリコン窒化膜(Si34)202を使用している。続けて、配線溝210を形成する層間絶縁膜としてポーラスLow-k膜204を堆積する。次に、ハードマスクとしてシリコン酸化膜206を堆積する(図9(A))。次に、フォトリソグラフィー技術を用いて配線溝用のレジストパターン208のパターニングを行う(図9(B))。シリコン酸化膜206及びポーラスLow-k膜204をそれぞれエッチングして配線溝210を形成し、レジストパターン208を除去する(図9(C))。配線溝210内を薬液洗浄し、不純物を取り除く。次に、バリアメタル212、シード層(図示せず)、導電層214を順に形成する。次に、化学的機械的研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法により余分な金属を研磨して除去し、配線215を形成する(図10(A))。最後に、金属配線のキャップ膜としてシリコン窒化膜216を堆積する(図10(B))。このシリコン窒化膜216は、一つ上層の配線層のエッチングストップ膜としても機能する。以上の工程を繰り返すことによって、ポーラスLow-k膜を使用した多層配線が形成される。
【0007】
しかしながら、膜中に空孔を含んだ絶縁膜を多層配線に適用する際は次のような3つの課題が顕在化してくる。
【0008】
まず、最初の課題として"▲1▼エッチング、アッシング時のプラズマ照射による膜質の劣化"が挙げられる。これは、一般に上記有機SOG等の有機系膜は酸素プラズマ雰囲気での熱処理に弱い性質があり、ビアホール加工やレジスト除去する酸素プラズマアッシング時に膜質変化(緻密化によるSiO2化)が発生する。この現象は、アッシング時にプラズマ中の酸素ラジカル(O*)が有機SOG膜のパターン側壁から膜中へ進入し、膜中のアルキル基(メチル基等)と反応することによって発生するものと考えられる。従って、有機SOG膜表面がエッチングやアッシング工程において、直接酸素を含んだプラズマで処理されると、SOG膜表面が酸化膜に改質してしまうことや吸湿による誘電率上昇等の懸念がある。
【0009】
次に、"▲2▼洗浄時における薬液の空孔内への進入"が挙げられる。これは、エッチング後の洗浄工程ではパターン側壁に空孔が露出しているため、これら空孔を介してエッチング後の洗浄時の薬液が層間膜中に進入することで配線間の短絡等の問題を引き起こす。結果としてデバイスの信頼性及び歩留まりに影響を与えるという懸念が生じる。
【0010】
また、"▲3▼空孔によるバリアメタルのカバレッジ低下"が挙げられる。これは膜中に空孔を含んだ材料をエッチングするため、コンタクトなどを形成した際、パターン側壁表面はこれら空孔により側壁の凹凸が激しいことが予想される。このような、パターン側壁の荒れた箇所ではその後に堆積される膜のカバレッジ(表面被覆率)が大幅に低下するため、例えば、バリアメタル(20〜50nm)のように膜厚の非常に薄い膜を堆積させる場合は、場所によってはバリアメタルが形成されない箇所が存在してしまう。このように、一部でもバリアメタルで覆われていない箇所が存在すると、その後の熱処理などで銅などが絶縁膜中に拡散し、隣接配線と短絡やデバイス特性の劣化等を起こし、歩留まりを低下させてしまう懸念がある。
【0011】
上述のような配線層を形成する際に生じる問題点を回避する方法として、配線溝及びビアホール用の接続孔を形成した後、ポーラスLow-k膜の側壁をサイドウォールで保護する方法が提案されている(特許文献2参照)。また、別の手法として、絶縁膜の極表面を緻密化して改質する方法も提案されている(特許文献3参照)。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−231808号公報(段落0039〜0043、図2)
【特許文献2】
特開平10−284600号公報(段落0025〜0032、図3)
【特許文献3】
特開2001−77086号公報(段落0004〜0005、図1)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの手法も、サイドウォールや改質膜を形成して空孔をカバーするという手法をとるため、一部でも保護或いは改質がされていない箇所が存在すると、ポーラスLow-k膜が損傷してしまう懸念がある。
【0014】
よって、上述の3つの課題を克服し、ポーラスLow-k膜が損傷することの無い多層配線の形成方法が望まれていた。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そこで、この出願の発明者は、鋭意研究した結果、導電層を形成した後にポーラスLow-k膜による層間絶縁膜を形成することにより、上述の課題を解決できるという結論に達した。
【0016】
この発明の半導体装置の製造方法によれば、下層配線上の犠牲酸化膜にレジストパターンを用いて配線溝を形成する。レジストパターンを除去する。配線溝内にバリアメタルを形成する。バリアメタルが設けられている配線溝を埋め込む導電層を形成する。導電層及び犠牲酸化膜を、化学的機械的研磨法により平坦化する。犠牲酸化膜を除去する。犠牲酸化膜が形成されていた領域に、塗布により多孔性低誘電率膜を形成する。キャップ層を形成する。キャップ層上に第2犠牲酸化膜、エッチングストップ層、及び第3犠牲酸化膜を順次形成する。第2犠牲酸化膜、エッチングストップ層、及び第3犠牲酸化膜に、第2レジストパターンを用いて第1開口部を形成する。第2レジストパターンを除去する。第3犠牲酸化膜に第3レジストパターンを用いて第2開口部を形成する。第3レジストパターンを除去する。第1開口部内及び第2開口部内に第2バリアメタルを形成する。第2バリアメタル上に、第1開口部内及び第2開口部内を充填するのに十分な第2導電層を形成する。化学的機械的研磨法により第3犠牲酸化膜及び第2導電層を平坦化し、第2バリアメタルと第2導電層とからなる配線層を形成する。第3犠牲酸化膜、エッチングストップ層、及び第2犠牲酸化膜を除去する。第3犠牲酸化膜、エッチングストップ層、及び第2犠牲酸化膜が形成されていた領域に、塗布により第2多孔性低誘電率膜を形成する。
ここで、犠牲膜、すなわち犠牲酸化膜とは、配線層を形成する型となるものであり、配線層形成後は、エッチングにより除去されるものである。そして、除去された犠牲膜の形成されていた領域に、低誘電率膜を充填して層間絶縁膜が形成される。
【0017】
この発明の半導体装置の製造方法によれば、低誘電率膜である層間絶縁膜は、配線層の形成された後に形成される。よって、プラズマ処理や配線溝内の薬液洗浄にさらされることがない。これにより、欠陥のない良好な層間絶縁膜を低誘電率膜で形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照してこの発明の実施の形態について説明する。尚、各図は、製造工程の各段階で得られる構造体の断面切り口を概略的に示している。各図において、構造体を構成する各構成要素の大きさ、形状及び配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してある。
【0019】
[第1の実施の形態]
図1及び図2は、この発明の第1の実施の形態による多層配線の製造工程の説明図である。第1の実施の形態では、多層配線の1つの層の配線層の形成方法を説明する。まず、下層配線100上にエッチングストップ層としてシリコン窒化膜102を堆積する。続けて、配線溝形成用絶縁膜として犠牲酸化膜104を堆積する(図1(A))。ここで、犠牲酸化膜104は配線形成の型をとるためだけに成膜された犠牲膜である。次に、公知のホトリソグラフィー技術により配線溝エッチング用のレジストパターン106をパターニングして形成する(図1(B))。次に、レジストパターン106の開口部106aに露出している犠牲酸化膜104の部分をエッチングして配線溝108を形成する。続いて、アッシングによるレジストパターン106の除去、配線溝108内の洗浄を行う(図1(C))。配線溝内の洗浄には一般的に使用されている有機系剥離剤を使用する。次に、配線溝108内に、バリアメタル110、シード層(図示せず)、導電層112を順次成膜する。バリアメタル110は、例えば厚さ50nmの窒化タンタル(TaN)膜を堆積することにより形成される。TaN膜の形成は、例えばターゲットにTa、プロセスガスにAr/N2混合ガスを用い、指向性を高めたスパッタリング法により、スパッタリング雰囲気の圧力を3mTorr、DCパワー6kW、成膜温度を150℃の条件で行う。次いで、バリアメタル表面にシード層を形成する。ここでは、例えば、厚さ150nmのCuシード層を形成する。Cuシード層の堆積は、ターゲットにCu、プロセスガスにArを用い、指向性を高めたスパッタリング法により、スパッタリング雰囲気2mTorr、DCパワー12kW、成膜温度30℃の条件で行う。また、導電層112(ここでは、導電層の一例として、銅を用いた場合を示す。)は、Cu電解めっきを行うことにより形成される。電解めっき膜は、Cu成分を析出させる元になる硫酸銅(CuSO4・5H2O)、電気導電性を高める硫酸(H2SO4)、溶解性アノード(例えばリン含有銅)の溶解を促進させる塩素(Cl)、埋め込み性を向上させる添加剤などから構成されるめっき液中で形成される。めっき膜の堆積は、例えば、上記めっき液を用いて、液温25℃、定電流の条件で行う。
【0020】
その後、CMPにより成膜層の表面上の余分な導電層を除去し平坦化する(図1(D))。このバリアメタル110及び導電層112(シード層を含む)で配線113は構成されている。この配線113が配線層に相当する。次に、犠牲酸化膜104のみをフッ酸(例えば0.3%HF溶液)によるウェットエッチングにて除去する(図2(A))。尚、この実施の形態では、一例としてフッ酸によるウェットエッチングにより犠牲酸化膜のみ除去する方法を提示しているが、等方性、異方性のドライエッチングを用いて犠牲酸化膜を除去しても構わない。その後、既に形成された配線間、すなわち、犠牲酸化膜104を除去した領域にポーラスLow-k膜を充填する(図2(B))。例えば、発泡剤を混合した成膜材料を溶媒に溶かし、表面にウエハ全体を回転しながら塗布することにより充填する。熱処理によって溶媒を蒸発させ、同時に、発泡剤により膜中に空孔が形成され、ポーラスLow-k膜が形成される。成膜材料としては、例えば、PAE(poly arylene ether)系、MSQ(methyl silsesquioxane)系、HSQ(hydrogen silsesquioxane)系が挙げられ、その他、塗布で形成できる材料であればよい。用いる溶媒、熱処理の温度は、各材料に適した条件を適宜選択する。このようにして塗布によりポーラスlow-k膜は平坦に形成できるので、CMPによる平坦化を行う必要がない。
【0021】
最後に、キャップ層としてシリコン窒化膜116を成膜する(図2(C))。このキャップ層として形成したシリコン窒化膜116は、多層配線の次の配線層を形成する際のエッチングストップ膜としても働く。よって犠牲酸化膜104を形成する工程からキャップ層として働くシリコン窒化膜116を形成する工程までを繰り返すことにより、多層配線を形成することができる。
【0022】
この実施の形態では、塗布によってポーラスLow-k膜を形成したが、成膜条件を適宜選択することにより、成膜材料によっては、CVD法によって形成することも可能である。また、犠牲膜には、完全有機膜、或いは有機・無機の混合膜を用いてもよい。
【0023】
以上、この発明の第1の実施の形態によれば、空孔を含んでいないシリコン酸化膜である犠牲酸化膜にて配線層を形成し、その後、配線層の型として使用した犠牲酸化膜を除去してから、層間絶縁膜として再度ポーラスLow-k膜を堆積させる。これにより、ポーラスLow-k膜がプラズマ処理や洗浄に用いる薬液にさらされることが無く、従来技術の課題であった配線層形成時の空孔起因の問題をすべて回避することができる。
【0024】
また、ポーラスLow-k膜は、空孔率や材料によってエッチング条件が大きく異なる。従来の製造方法では、ポーラスLow-k膜をエッチングする工程があるため、エッチング条件の検討が必要であった。この発明の製造方法によれば、ポーラスLow-k膜は、エッチングによって犠牲酸化膜104が取り除かれた領域へ充填して形成するためエッチング工程を必要としない。よって、種々のポーラスLow-k膜を用いても、その都度エッチングの条件設定をする必要がなく、開発時間を大幅に短縮することができる。すなわち、ポーラスLow-k膜の材料を変更しても、条件設定をせずにこのままこの発明の製造方法が適用できる。
【0025】
さらに、配線層形成後にポーラスLow-k膜を形成しているため、CMP(化学的機械的研磨)に対する機械的強度をあげるためのキャップ酸化膜などの保護膜を堆積する必要がない。このため、従来法にくらべるとキャップ酸化膜分も低誘電率膜に置き換えることが可能であり、より配線間容量を低減することができる。
【0026】
工程数では、配線形成用の犠牲膜の成膜及び除去と新たに工程数が増えるものの、サイドウォール膜やプラズマ処理などポーラスLow-k膜の保護膜を形成する必要がないため、従来法と比較しても大幅な工程数の増加とはならない。
【0027】
[第2の実施の形態]
この発明の第2の実施の形態では、犠牲酸化膜の除去の際に、配線層を保護する工程を含む方法について説明する。
【0028】
図3及び図4は、この発明の第2の実施の形態による多層配線の製造工程の説明図である。配線層に相当する配線113を形成するまでの工程は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。図3(A)は、第1の実施の形態における配線113を形成した状態であり、図1(D)に相当する。次に、配線113形成に使用した配線溝パターンの反転マスクを用いて、配線113上のみにフォトリソグラフィー技術を用いてレジストパターン118をパターニングする(図3(B))。ここで反転したパターンのレジストパターン118の形成は、ネガ、ポジレジストを逆転させて形成してもよいし、また、配線層を形成した逆パターンのマスクで形成してもよい。また、マスクの位置合わせについても通常の合わせマークを用いて位置合わせ行うことで配線層上にのみレジストパターンを形成することが可能である。その後、犠牲酸化膜104のみをドライエッチングにより除去する(図3(C))。ドライエッチングに用いるガスとしては、酸素、水素、窒素ハロゲンのうち少なくともいずれか一つのガスと、Ar、Xe、Kr、He等の不活性ガスとの混合ガスを用いるとよい。次に、配線113上のレジストパターン118をアッシングにより除去する(図4(A))。この時、導電層に銅を用いた場合、アッシング中の酸素により銅配線が酸化してしまうため、N2/H2、NH3など酸素を含まないガスでアッシングしてレジストパターンを除去し、配線材料が酸化されないようにする。また、銅配線以外に本実施の形態を使用する際は、酸素などを用いてレジストパターンの除去を行っても問題無い。
【0029】
次に、犠牲酸化膜104を除去した領域にポーラスLow-k膜114を第1の実施の形態と同様に充填する(図4(B))。次にキャップ層として、シリコン窒化膜116を堆積する(図4(C))。以降は、第1の実施の形態と同様に、犠牲酸化膜104を形成する工程からシリコン窒化膜116を形成する工程までを繰り返すことにより、多層配線を形成することができる。
【0030】
第2の実施の形態では、配線層である配線113上にレジストパターン118をマスクとして形成することで、犠牲酸化膜104をウェット或いはドライエッチングで除去する時に直接金属配線がウェット液やプラズマに曝されないようにしている。このため、配線の酸化やスパッタ等による配線材料の損傷を防ぐことができ、より安定したプロセスの構築が可能となる。さらに、第1の実施の形態で説明した効果も同様に得ることができる。
【0031】
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態では、第1の実施の形態で説明した方法により、第1配線層を形成し、その上層に、犠牲膜をデュアルダマシン法で加工することにより、配線と接続プラグとの一体構造として第2配線層を形成する方法を説明する。犠牲膜をエッチングすることによりビアホール及び配線溝を形成する工程と、次いで配線と接続プラグとを一体構造として形成する工程とが、デュアルダマシン法による加工処理に相当する。
【0032】
図5〜図8は第3の実施の形態による多層配線の製造工程の説明図である。第1配線層を形成する工程は、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。図5(A)は、図2(C)に示した断面図であり、配線113が第1配線層に相当する。
【0033】
シリコン窒化膜116上に、ビアホール形成用の犠牲酸化膜120、第2配線溝のエッチングストップ用のシリコン窒化膜122、第2配線溝形成用の犠牲酸化膜124を、順次、例えばCVD法により堆積する(図5(B))。その後、フォトリソグラフィー技術を用いてビアホールパターンのレジストパターン126を形成する。第2配線溝形成用の犠牲酸化膜124、エッチングストップ用のシリコン窒化膜122、ビアホール形成用の犠牲酸化膜120をそれぞれエッチングし、ビアホール形成用の開口部128を形成する(図5(C))。次に、レジストパターン126を除去し、犠牲酸化膜124上に第2配線溝形成用のレジストパターン130をパターニングする。次に、第2配線溝形成用の犠牲酸化膜124のエッチングを行い、第2配線溝形成用の開口部132を形成する(図6(A))。レジストパターン130を除去し、然る後、開口部132内の洗浄を行う。続いて、第2配線溝形成用の犠牲酸化膜124及びビアホール形成用の犠牲酸化膜120をマスクとして、第2配線溝形成のエッチストップに用いた窒化膜122、拡散防止の役割をするキャップ層であるシリコン窒化膜116をエッチングする(図6(B))。シリコン窒化膜116及び犠牲酸化膜120にビアホール134が形成され、シリコン窒化膜122及び犠牲酸化膜124に第2配線溝136が形成される。尚、ここでは第2配線溝136及びビアホール134を一括エッチングして形成する方法(デュアルダマシン法)の一例としてビアファースト法を用いたが、その他の手法を用いて配線溝、ビアホールを形成してもよい。
【0034】
その後、ビアホール134及び第2配線溝136内にバリアメタル138、シード層(図示せず)、導線層140を順次に成膜して、これらのビアホール及び配線溝の埋め込みを行って、得られた成膜層の表面に対してCMPによる平坦化を行う(図7(A))。よって、バリアメタル138及び導電層140(シード層を含む)によって、第2配線層142が構成される。ビアホール内に形成された第2配線層142の部分が接続プラグとなり、第2配線溝内に形成された第2配線層の部分が第2層の配線となる。
【0035】
次に、第2配線溝形成用のレジストパターンの反転マスクを用いて、配線層142上にレジストパターン144をパターニングする(図7(B))。次に、レジストパターン144をマスクとして、第2配線用の犠牲酸化膜124、第2配線溝形成のエッチストップに用いたシリコン窒化膜122をそれぞれドライエッチングにより除去し、レジストパターン144をN2/H2、NH3など酸素を含まない条件にて除去する(図8(A))。次に、ビアホール形成用の犠牲酸化膜120をフッ酸を用いたウエットエッチングで除去する(図8(B))。その後、第2配線層用の層間絶縁膜としてポーラスLow-k膜146を第1の実施の形態と同様に堆積する。Low-k膜の形成方法は、接続プラグの側面まで確実にLow-k膜を形成するために、塗布によって形成するのが好適であるが、配線幅と接続プラグの幅との差が小さい場合等、成膜条件によって接続プラグの側面まで成膜できる場合には、CVD法を用いて形成してもよい。
【0036】
その後、キャップ層としてシリコン窒化膜148を堆積させる(図8(C))。
【0037】
以上のように、この発明の第3の実施の形態を用いれば、デュアルダマシン法でもポーラスLow-k膜を劣化させることなく形成することができる。また、これまでのデュアルダマシン法では配線溝深さが配線抵抗に直接影響するため、溝(トレンチ)、ホール深さを一定にする高精度なエッチング技術が必要不可欠であり、エッチング時間による深さ制御が不十分であれば誘電率の高いエッチングストップ層を設ける必要があった。ここで、上記エッチングストップ層とは、所望の深さでエッチングを終了するため、被エッチング膜に対してエッチングレートが低い(数十分の1程度)材料を被エッチング膜の下層に設置することで、一定の深さでエッチングを停止させる役割を持った絶縁膜を指す。しかしながら、この発明の製造方法によれば配線形成後にポーラスLow-k膜を成膜している。すなわち、エッチングストップ層による深さ制御は、犠牲酸化膜124をエッチングする際に行われており、その際に用いたエッチングストップ層であるシリコン窒化膜122は、配線層の形成後除去される。よって、配線層の正確な深さ制御を行った後に、ポーラスLow-k膜によって層間絶縁膜が形成される。このことから、誘電率の高いエッチングストップ層を層間絶縁膜中に残留させることなくポーラスLow-k膜のみで層間絶縁膜が形成できる。よって、ポーラスLow-k膜を適用したエッチングストッパーレスデュアルダマシンを実現でき、誘電率が低いというポーラスLow-k膜の特徴を最大限に引き出すことが可能となる。
【0038】
【発明の効果】
この発明の半導体装置の製造方法によれば、低誘電率膜で構成されている層間絶縁膜は、配線層の形成後に充填することにより形成される。よって、プラズマ処理や配線溝内の薬液洗浄にさらされることがなく、欠陥のない良好な層間絶縁膜を低誘電率膜で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は、第1の実施の形態の多層配線の製造工程の説明図である。
【図2】(A)〜(C)は、図1(D)に続く、第1の実施の形態の多層配線の製造工程の説明図である。
【図3】(A)〜(C)は、第2の実施の形態の多層配線の製造工程の説明図である。
【図4】(A)〜(C)は、図3(C)に続く、第2の実施の形態の多層配線の製造工程の説明図である。
【図5】(A)〜(C)は、第3の実施の形態の多層配線の製造工程の説明図である。
【図6】(A)〜(B)は、図5(C)に続く、第3の実施の形態の多層配線の製造工程の説明図である。
【図7】(A)〜(B)は、図6(B)に続く、第3の実施の形態の多層配線の製造工程の説明図である。
【図8】(A)〜(C)は、図7(B)第3の実施の形態の多層配線の製造工程の説明図である。
【図9】(A)〜(C)は、従来の多層配線の製造工程の説明図である。
【図10】(A)〜(B)は、図9(C)に続く、従来の多層配線の製造工程の説明図である。
【符号の説明】
100、200:下層配線
102、116、122、148、202、216:シリコン窒化膜
104、120、124:犠牲酸化膜
106、118、126、130、144、208:レジストパターン
106a、128、132:開口部
108、210:配線溝
110、138、212:バリアメタル
112、140、214:導電層
113、215:配線
114、146、204:ポーラスLow-k膜
134:ビアホール
136:第2配線溝
142:第2配線層
206:シリコン酸化膜

Claims (3)

  1. 下層配線上の犠牲酸化膜にレジストパターンを用いて配線溝を形成する工程と、
    前記レジストパターンを除去する工程と、
    前記配線溝内にバリアメタルを形成する工程と、
    前記バリアメタルが設けられている前記配線溝を埋め込む導電層を形成する工程と、
    前記導電層及び前記犠牲酸化膜を、化学的機械的研磨法により平坦化する工程と、
    前記犠牲酸化膜を除去する工程と、
    前記犠牲酸化膜が形成されていた領域に、塗布により多孔性低誘電率膜を形成する工程と
    キャップ層を形成する工程と、
    前記キャップ層上に第2犠牲酸化膜、エッチングストップ層、及び第3犠牲酸化膜を順次形成する工程と、
    前記第2犠牲酸化膜、前記エッチングストップ層、及び前記第3犠牲酸化膜に、第2レジストパターンを用いて第1開口部を形成する工程と、
    前記第2レジストパターンを除去する工程と、
    前記第3犠牲酸化膜に第3レジストパターンを用いて第2開口部を形成する工程と、
    前記第3レジストパターンを除去する工程と、
    前記第1開口部内及び前記第2開口部内に第2バリアメタルを形成する工程と、
    前記第2バリアメタル上に、前記第1開口部内及び前記第2開口部内を充填するのに十分な第2導電層を形成する工程と、
    化学的機械的研磨法により前記第3犠牲酸化膜及び前記第2導電層を平坦化し、前記第2バリアメタルと前記第2導電層とからなる配線層を形成する工程と、
    前記第3犠牲酸化膜、前記エッチングストップ層、及び前記第2犠牲酸化膜を除去する工程と、
    前記第3犠牲酸化膜、前記エッチングストップ層、及び前記第2犠牲酸化膜が形成されていた領域に、塗布により第2多孔性低誘電率膜を形成する工程と
    を具えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記配線層を形成する工程の後に、当該配線層上のみを覆う第レジストパターンを形成する工程を具え、
    前記第3犠牲酸化膜、前記エッチングストップ層、及び前記第2犠牲酸化膜を除去する工程は、前記第レジストパターンを用いてドライエッチングにより前記第3犠牲酸化膜、前記エッチングストップ層を除去した後に、前記第2犠牲酸化膜を除去する工程であり
    前記第2犠牲酸化膜を除去した後に、前記第レジストパターンを除去する工
    をさらに具えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第レジストパターンは、前記第レジストパターンの作製に用いたマスクの反転マスクを用いて形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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