JP3992353B2 - 高電圧発生装置およびx線ct装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高電圧発生装置およびX線CT(Computed Tomograhy)装置に関し、さらに詳しくは、X線管内で起こる異常放電(いわゆる、スピッツ)のうち放電時間の長いものからでも自動復帰できる高電圧発生装置およびX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の高電圧発生装置の一例のブロック図である。
この高電圧発生装置500は、X線管XTに供給する高電圧を発生するインバータ回路1および高電圧タンク回路2と、X線管XTに加わる管電圧を検出する電圧検出回路3と、管電圧の急降下を検出する微分回路4および比較回路5と、管電圧の急降下を検出すると前記インバータ回路1を一時停止させ第1の所定時間τa(例えば100μs)後に再動作させるためのインバータ動作停止a信号(“L”true)を生成するワンショットパルス発生器6と、X線管XTに流れる管電流を検出する電流検出回路7と、管電流が基準電流より大きい時間が所定時間(例えば1ms)以上続いた場合に前記インバータ回路1を停止させるためのエラー停止信号(“L”true)を生成する比較回路8およびタイマー回路9と、インバータ動作要求信号(“H”true)が入力され且つ前記インバータ動作停止a信号が入力されず且つ前記エラー信号が入力されないという条件下でインバータ動作許可信号(“H”true)を生成するアンド回路12とを具備している。
【0003】
図6は、放電時間の短いスピッツ(例えばアノード−カソード間でのスピッツは1μsくらいで放電が終る)が起った時の上記高電圧発生装置500の動作を示すタイムチャートである。
なお、電力の供給が止れば「スピッツ」も止るが、説明の都合上、電力が供給され続けたと仮定して「スピッツ」の発生−終了を継続的に表現している。
また、「管電流」は、インバータ電流の包絡線で表現している。
更に、図示していないが、インバータ動作要求信号は常に“H”とする。
時刻t1より前は、「スピッツ」は生じておらず、「管電圧」は正常な高電圧(例えば1kV)であり、「管電流」(インバータ電流の包絡線で表現している)も正常な値(例えば200A)である。この時、「インバータ動作停止a信号」は“H”であり、「エラー停止信号」は“H”であり、「インバータ動作許可信号」は“H”である。
【0004】
時刻t1で「スピッツ」が発生すると、「管電圧」が急降下するので、それを検出して「インバータ動作停止a信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1が停止するため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。
時刻t2で「スピッツ」が終了しても、「インバータ動作停止a信号」は“L”のままなので、「インバータ動作許可信号」も“L”のままであり、インバータ回路1が停止したままとなるため、「管電圧」および「管電流」は“0”のままである。
【0005】
時刻t3になると、「インバータ動作停止a信号」が“H”に戻るため、「インバータ動作許可信号」も“H”に戻り、インバータ回路1が再動作する。この時、「スピッツ」は終了しているため、「管電圧」および「管電流」は正常に戻る。すなわち、放電時間の短いスピッツから自動復帰できる。
【0006】
図7は、放電時間の長いスピッツ(例えばアノード−グラウンド間やカソード−グラウンド間でのスピッツは1ms〜3msくらい放電が続く)が起った時の上記高電圧発生装置500の動作を示すタイムチャートである。
時刻t1より前は、「スピッツ」は生じておらず、「管電圧」は正常な高電圧であり、「管電流」も正常な値である。この時、「インバータ動作停止a信号」は“H”であり、「エラー停止信号」は“H”であり、「インバータ動作許可信号」は“H”である。
【0007】
時刻t1で「スピッツ」が発生すると、「管電圧」が急降下するので、それを検出して「インバータ動作停止a信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1が停止するため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。
時刻t3になると、「インバータ動作停止a信号」が“H”に戻るため、「インバータ動作許可信号」も“H”に戻り、インバータ回路1が再動作する。この時、「スピッツ」は終了していないため、「管電圧」は上昇せず、「管電流」は基準電流より大きな値になる。
時刻t4になると、基準電流より大きな「管電流」が所定時間続いたことを検出して「エラー停止信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1がエラー停止する。このため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。
時刻t9で「スピッツ」が終了しても、「エラー停止信号」は“L”のままであり、「インバータ動作許可信号」も“L”のままであり、インバータ回路1はエラー停止したままである。従って、復帰するためには、インバータ動作要求信号を止め、タイマー回路9をリセットしてエラー停止信号を解除し、その後でインバータ動作要求信号を再発行している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
高速X線CT装置では、そのサンプリングスピードから、1msより短い時間のX線量の低下に対しては画像処理におけるフィルタリング処理で対処できるが、1msより長い時間のX線量の低下に対しては対処できない。このため、上記従来の高圧発生装置500は、放電時間の短いスピッツでは自動復帰し、放電時間の長いスピッツでは自動復帰せずにエラー停止するようになっていた。
しかし、例えばヘリカルスキャンにより連続的に3秒間の撮影を行うスケジュールの場合に、例えば1秒間のヘリカルスキャンを終えた時に放電時間の長いスピッツが起ってエラー停止すると、残りの2秒間のヘリカルスキャンが全く行われなくなり、効率が低下する問題点がある。
そこで、本発明の目的は、放電時間の長いスピッツからでも自動復帰できる高電圧発生装置およびX線CT装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、本発明は、X線管に供給する高電圧を発生する電源手段と、X線管に加わる管電圧を検出する管電圧検出手段と、管電圧の急降下を検出すると前記電源手段を一時停止させ第1の所定時間τa後に再動作させる第1の電源一時停止手段と、X線管に流れる管電流を検出する管電流検出手段と、管電流が基準電流より大きい場合に前記電源手段を一時停止させ第2の所定時間τb後に再動作させる第2の電源一時停止手段と、その第2の電源一時停止手段による一時停止と再動作の繰り返し回数をカウントし所定回数繰り返されたら前記電源手段を停止させる電源停止手段とを具備したことを特徴とする高電圧発生装置を提供する。
上記高電圧発生装置では、放電時間の短いスピッツに対しては管電圧検出手段と第1の電源一時停止手段とにより対応し、放電時間の長いスピッツに対しては管電流検出手段と第2の電源一時停止手段とにより対応しているため、放電時間の短いスピッツからでも放電時間の長いスピッツからでも自動復帰できる。そして、放電時間の長いスピッツの放電時間よりも過電流が長く続けば、電源停止手段によりエラー停止するため、スピッツ以外の異常短絡に対する安全も確保することが出来る。
【0010】
第2の観点では、本発明は、上記第1の観点の高電圧発生装置を具備したことを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記X線CT装置では、その高電圧発生装置が放電時間の短いスピッツからでも放電時間の長いスピッツからでも自動復帰できるので、例えばヘリカルスキャンにより連続的に3秒間の撮影を行うスケジュールの場合に、例えば1秒間のヘリカルスキャンを終えた時に放電時間の長いスピッツが起っても、数ms間のデータの欠落は生じるが、残りの2秒間のほとんどでヘリカルスキャンが継続して行われるため、最小限のデータの欠落で済み、効率の低下を最小限に抑制できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態にかかるX線CT装置のブロック図である。
このX線CT装置1000は、操作コンソール20と、撮影テーブル30と、走査ガントリ40とを具備している。
前記操作コンソール20は、操作者の指示入力や情報入力などを受け付ける入力装置22と、ヘリカルスキャンによる撮影処理などを実行する制御を行う中央処理装置23と、制御信号などを前記撮影テーブル30や前記走査ガントリ40とやり取りする制御インタフェース24と、走査ガントリ40で取得したデータを収集するデータ収集バッファ25と、前記データから再構成して得たX線画像を表示するCRT26と、プログラムやデータを記憶する記憶装置27とを具備している。
前記撮影テーブル30は、被検体を乗せて体軸方向に移動させる。
前記走査ガントリ40は、X線管XTと、本発明にかかる高電圧発生装置100と、検出器アレイ47と、データ収集部48と、被検体の体軸の回りにX線管XTなどを回転させる回転コントローラ49とを具備している。
【0012】
図2は、上記高電圧発生装置100のブロック図である。
この高電圧発生装置100は、X線管XTに供給する高電圧を発生するインバータ回路1および高電圧タンク回路2と、X線管XTに加わる管電圧を検出する電圧検出回路3と、管電圧の急降下を検出する微分回路4および比較回路5と、管電圧の急降下を検出すると前記インバータ回路1を一時停止させ第1の所定時間τa(例えば100μs)後に再動作させるためのインバータ動作停止a信号(“L”true)を生成するワンショットパルス発生器6と、X線管XTに流れる管電流を検出する電流検出回路7と、管電流が基準電流より大きい時間が所定時間τc(例えば1ms)以上続いた場合に前記インバータ回路1を一時停止させ第2の所定時間τb(例えば1ms)後に再動作させるためのインバータ動作停止b信号(“L”true)を生成する比較回路8,タイマー回路9およびワンショットパルス発生器10と、前記インバータ動作停止b信号による一時停止と再動作の繰り返し回数をカウントし所定回数(例えば5回)繰り返されたら前記インバータ回路1を停止させるためのエラー停止信号(“L”true)を生成するカウンタ回路11と、インバータ動作要求信号(“H”true)が入力され且つ前記インバータ動作停止a信号が入力されず且つ前記インバータ動作停止b信号が入力されず且つ前記エラー信号が入力されないという条件下でインバータ動作許可信号(“H”true)を生成するアンド回路12とを具備している。
【0013】
放電時間の短いスピッツが起った時の上記高電圧発生装置100の動作は、従来と同様であり(図6のタイムチャートおよびその説明で、「エラー停止信号」を、「エラー停止信号およびインバータ動作停止b信号」と読み変えればよい)、自動復帰することが出来る。
【0014】
図3は、放電時間の長いスピッツが起った時の上記高電圧発生装置100の動作を示すタイムチャートである。
時刻t1より前は、「スピッツ」は生じておらず、「管電圧」は正常な高電圧であり、「管電流」も正常な値である。この時、「インバータ動作停止a信号」は“H”であり、「インバータ動作停止b信号」は“H”であり、「エラー停止信号」は“H”であり、「インバータ動作許可信号」は“H”である。
【0015】
時刻t1で「スピッツ」が発生すると、「管電圧」が急降下するので、それを検出して「インバータ動作停止a信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1が停止するため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。
時刻t3になると、「インバータ動作停止a信号」が“H”に戻るため、「インバータ動作許可信号」も“H”に戻り、インバータ回路1が再動作する。この時、「スピッツ」は終了していないため、「管電圧」は上昇せず、「管電流」は基準電流より大きな値になる。
【0016】
時刻t4になると、基準電流より大きな「管電流」が所定時間τc続いたことを検出して「インバータ動作停止b信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1が停止するため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。カウンタ回路11はカウント値を“1”とする(エラー停止信号はまだ“H”のままである)。また、タイマー回路9はリセットされる。
時刻t5になると、「インバータ動作停止b信号」が“H”に戻るため、「インバータ動作許可信号」も“H”に戻り、インバータ回路1が再動作する。この時、「スピッツ」は終了していないため、「管電圧」は上昇せず、「管電流」は基準電流より大きな値になる。
【0017】
時刻t6になると、基準電流より大きな「管電流」が所定時間τc続いたことを検出して「インバータ動作停止b信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1が停止するため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。カウンタ回路11はカウント値を“2”とする(エラー停止信号はまだ“H”のままである)。また、タイマー回路9はリセットされる。
時刻t7になると、「インバータ動作停止b信号」が“H”に戻るため、「インバータ動作許可信号」も“H”に戻り、インバータ回路1が再動作する。この時、「スピッツ」は終了していないため、「管電圧」は上昇せず、「管電流」は基準電流より大きな値になる。
【0018】
時刻t8になると、基準電流より大きな「管電流」が所定時間τc続いたことを検出して「インバータ動作停止b信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1が停止するため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。カウンタ回路11はカウント値を“3”とする(エラー停止信号はまだ“H”のままである)。また、タイマー回路9はリセットされる。
時刻t9で「スピッツ」が終了しても、「インバータ動作停止b信号」は“L”のままなので、「インバータ動作許可信号」も“L”のままであり、インバータ回路1が停止したままとなるため、「管電圧」および「管電流」は“0”のままである。
時刻t10になると、「インバータ動作停止b信号」が“H”に戻るため、「インバータ動作許可信号」も“H”に戻り、インバータ回路1が再動作する。この時、「スピッツ」は終了しているため、「管電圧」および「管電流」は正常に戻る。すなわち、放電時間の長いスピッツからでも自動復帰できる。
【0019】
図4は、スピッツではない異常短絡が起った時の上記高電圧発生装置100の動作を示すタイムチャートである。
時刻t1より前から時刻t8までは図3と同じである。
時刻t10になると、「インバータ動作停止b信号」が“H”に戻るため、「インバータ動作許可信号」も“H”に戻り、インバータ回路1が再動作する。この時、「異常短絡」は終了していないため、「管電圧」は上昇せず、「管電流」は基準電流より大きな値になる。
【0020】
時刻t11になると、基準電流より大きな「管電流」が所定時間τc続いたことを検出して「インバータ動作停止b信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1が停止するため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。カウンタ回路11はカウント値を“4”とする(エラー停止信号はまだ“H”のままである)。また、タイマー回路9はリセットされる。
時刻t12になると、「インバータ動作停止b信号」が“H”に戻るため、「インバータ動作許可信号」も“H”に戻り、インバータ回路1が再動作する。この時、「異常短絡」は終了していないため、「管電圧」は上昇せず、「管電流」は基準電流より大きな値になる。
【0021】
時刻t13になると、基準電流より大きな「管電流」が所定時間τc続いたことを検出して「インバータ動作停止b信号」は“L”となり、「インバータ動作許可信号」も“L”になり、インバータ回路1が停止するため、「管電圧」および「管電流」は“0”になる。カウンタ回路11はカウント値を“5”とし、次いでエラー停止信号を“L”とする。従って、これ以後「インバータ動作許可信号」は“L”に保持され、インバータ回路1がエラー停止の状態となる。従って、復帰するためには、操作者が高電圧発生装置100の電源を一旦切断してから再投入する必要がある。
【0022】
以上の高電圧発生装置100によれば、1μs程度の短い放電時間のスピッツからでも1ms〜3ms程度の長い放電時間のスピッツからでも自動復帰できる。そして、過電流が9msより長く続けばエラー停止するため、スピッツ以外の異常短絡に対する安全も確保できる。
【0023】
また、上記X線CT装置1000によれば、例えばヘリカルスキャンにより連続的に3秒間の撮影を行うスケジュールの場合に、例えば1秒間のヘリカルスキャンを終えた時に1ms〜3ms程度の長い放電時間のスピッツが起っても、2ms〜4ms程度のデータの欠落は生じるが、残りの2秒間のほとんどでヘリカルスキャンが継続して行われるため、最小限のデータの欠落で済み、効率の低下を最小限に抑制できる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の高電圧発生装置によれば、放電時間の短いスピッツからでも放電時間の長いスピッツからでも自動復帰できる。そして、放電時間の長いスピッツの放電時間よりも過電流が長く続けばエラー停止するため、スピッツ以外の異常短絡に対する安全も確保できる。
また、本発明のX線CT装置によれば、その高電圧発生装置が放電時間の短いスピッツからでも放電時間の長いスピッツからでも自動復帰できるので、例えばヘリカルスキャンの場合に放電時間の長いスピッツが起っても最小限のデータの欠落で済み、効率の低下を最小限に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るX線CT装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る高電圧発生装置のブロック図である。
【図3】放電時間の長いスピッツが起った時の図1の高電圧発生装置の動作を示すタイムチャートである。
【図4】スピッツ以外の異常短絡が起った時の図1の高電圧発生装置の動作を示すタイムチャートである。
【図5】従来の高電圧発生装置の一例のブロック図である。
【図6】放電時間の短いスピッツが起った時の図5の高電圧発生装置の動作を示すタイムチャートである。
【図7】放電時間の長いスピッツが起った時の図5の高電圧発生装置の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 インバータ回路
2 高電圧タンク回路
3 電圧検出回路
4 微分回路
5,8 比較回路
6,10 ワンショットパルス発生器
7 電流検出回路
9 タイマー回路
11 カウンタ回路
12 アンド回路
100 高電圧発生回路
1000 X線CT装置
XT X線管
Claims (2)
- X線管に供給する高電圧を発生する電源手段と、X線管に加わる管電圧を検出する管電圧検出手段と、管電圧の急降下を検出すると前記電源手段を一時停止させ第1の所定時間τa後に再動作させる第1の電源一時停止手段と、X線管に流れる管電流を検出する管電流検出手段と、管電流が基準電流より大きい場合に前記電源手段を一時停止させ第2の所定時間τb後に再動作させる第2の電源一時停止手段と、その第2の電源一時停止手段による一時停止と再動作の繰り返し回数をカウントし所定回数繰り返されたら前記電源手段を停止させる電源停止手段とを具備したことを特徴とする高電圧発生装置。
- 請求項1に記載の高電圧発生装置を具備したことを特徴とするX線CT装置。
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