JP3991530B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関し、より詳しくは、画像形成装置の定着装置の温度制御技術に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子写真方式の画像形成装置において、熱と圧力との作用により未定着トナー像を用紙やOHPシート等の記録シート上に定着させる定着装置が広く知られている。このような定着装置は、一般的に、互いに圧接して回転する定着回転体対を備え、その定着回転体内にヒータ等の熱源を備えるものである。このような定着装置において、トナーのホットオフセット、コールドオフセット等を防止するためには、定着温度を適切な温度に保つ必要がある。そこで、従来からある制御条件に基づいて行なわれる定着装置の温度制御技術が種々提案されている。
【0003】
例えば、特開平8−106234号公報には、熱源たるヒーターに供給する電力が電源電圧の変化に伴って変動してしまう問題に鑑みて、ヒータに供給する電力の通電比率を制御する技術を提案している。また、本出願人は、定着回転体の通紙領域に温度センサを当接する際の不都合を回避しつつ通紙領域の正確な温度計測を行なうために、非領域に設けられる第一センサと通紙領域に設けられるリトラクト自在な第二センサにより定着回転体表面の温度を計測する技術を既に提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、更なる研究の結果、本発明者は次のような問題点を見出した。すなわち、ヒータ等の熱源や定着回転体には各個体毎に製造ばらつきが発生し、それらの発熱量や熱容量には個体差が発生してしまう。そのため、平均的な熱源や定着回転体を前提として設定される制御条件では個別の画像形成装置において適切な温度制御ができない場合がある。特に、最近では画像形成装置の小型化と共に、熱源や定着回転体も小型化される傾向にあり、そのため、一般にそれら熱源や定着回転体の熱容量が小さくなり、そのばらつきの影響が無視できない場合が存在する。
【0005】
一方、それぞれの熱源や定着回転体に合わせた制御条件を作業者が一つずつ設定することも可能であるが、人的コストがかかるばかりでなく、その制御条件の良し悪しが作業者の技能に依存してしまい好ましくない。
【0006】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱源や定着回転体の製造ばらつきによらず、しかも人手を借りることなくその個々の画像形成装置に好適な制御条件で定着装置の温度制御が可能な画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくともその一方には熱源を有し互いに圧接して回転する一対の定着回転体と、当該定着回転体の表面温度を計測する温度センサと、当該温度センサの計測値に基づいて所定制御条件で当該熱源を制御する制御手段とを備える画像形成装置において、当該制御手段は、記録シート上にトナー像を保持させた状態で当該一対の定着回転体の圧接部分を通過させる通常モードと記録シート上にトナー像を保持させない状態で当該一対の定着回転体の圧接部分を通過させる調整モードとを備え、調整モードでは記録シートが当該一対の定着回転体の圧接部分を通過しない非通紙時と通過する通紙時における定着回転体の表面温度に基づいて当該制御条件を調整し、通常モードではその調整された制御条件で熱源の制御を行なうものである(請求項1)。
【0008】
図1は、この発明の概念を説明するものである。図1(a)は調整モードを、図1(b)は通常モードをそれぞれ示している。図中Sは記録シートを、図中Tはトナー像をそれぞれ示している。画像形成装置をこのように構成することにより、調整モードにおける定着回転体の表面温度に基づいて当該制御条件を調整し、通常モードではその調整された制御条件で熱源の制御を行なうため、熱源や定着回転体の製造ばらつきによらず個々の画像形成装置に好適な制御条件で定着装置の温度制御が可能となる。また、その制御条件の調整は自動的に行なわれるため、人手が不要であり、作業者の技能の高低によらず安定した調整を行なうことができる。
【0009】
また本発明は請求項1に記載の発明を前提とし、上記定着回転体は、その表面に記録シートが接触し得る通紙領域と接触し得ない非通紙領域とを有し、上記温度センサは、定着回転体の表面に対して接離自在であり当該通紙領域の表面温度を計測する通紙領域温度センサと、当該非通紙領域の表面温度を計測する非通紙領域温度センサとを有し、上記制御手段は、調整モードにおいて当該通紙領域温度センサを定着回転体表面に対して当接させその温度を計測するとともに、通常モードの通紙中において当該通紙領域温度センサを定着回転体表面に対して離間させ当該非通紙領域温度センサにより定着回転体表面の温度を計測するものでもある(請求項2)。
【0010】
図2は、この発明の概念を説明するものである。図2(a)は調整モードを、図2(b)は通常モードをそれぞれ示している。図中Sは記録シートを、図中Tはトナー像をそれぞれ示している。また、各定着回転体の表面にはその軸方向の中央部に通紙領域Lが、軸方向の両端側に通紙領域Lを挟むように2ヶ所の非通紙領域lが存在している。なお、複数サイズの記録シートが使用される場合には、この通紙領域Lとは全てのサイズの記録シートが通過する領域を、非通紙領域lとはいかなるサイズの記録シートも通過しない領域をそれぞれいう。
【0011】
画像形成装置をこのように構成することにより、調整モードにおいて当該通紙領域温度センサを定着回転体表面に対して当接させその温度を計測するため、温度制御においてより重要な通紙領域の熱源や定着回転体の製造ばらつきによらず個々の画像形成装置に好適な制御条件で定着装置の温度制御が可能となる。一方、
調整モードでは記録シート上にトナー像が保持されていないため、調整モードにおいて定着回転体に当接している通紙領域温度センサは、トナーにより汚染されたり、通紙領域温度センサ部に滞留したトナー塊が定着回転体にこぼれて画像欠陥を生じさせること等がない。
【0012】
さらに、通常モードにおいても当該通紙領域温度センサを定着回転体表面に対して離間させ当該非通紙領域温度センサにより定着回転体表面の温度を計測するため、このような通紙領域温度センサのトナーによる汚染や画像欠陥が生じることがない。
【0013】
上記制御手段は、定着回転体の表面温度に基づいて当該制御条件を調整及び/又は当該熱源を制御する他、定着回転体の通紙前における表面温度の温度変化率に基づいて当該制御条件を調整及び/又は当該熱源を制御するものであってもよい(請求項3)。画像形成装置をこのように構成することにより、より適切に制御条件を調整、熱源を制御することができる。また、これら制御条件の調整や熱源の制御は、複数の段階の中から選択して行なうものであっても、連続的に行なうものであっても良い。
【0014】
上記制御条件は、例えば、当該熱源に通電する通電率及び/又は定着回転体の表面温度の目標値である。また上記非通紙領域温度センサは2つ設け、そのうち一方の非通紙領域温度センサを画像形成装置に対して着脱自在にし、調整モード時にのみ取りつけ、それ以外のときは取り外すように構成されるものでもよい(請求項4)。画像形成装置をこのように構成することにより、画像形成装置と、上記温度センサを有する温度調整治器具とを別体として構成し、調整モードの際だけ画像形成装置に温度調整治器具をとりつけて、制御条件の調整を行なうことができる。
【0015】
これらの画像形成装置であって、ユーザにメッセージを表示する表示部と着脱自在な定着装置備え、上記制御手段は、当該定着装置が着脱された際に表示部に調整モードを行なう旨を表示するものでもよい。画像形成装置をこのように構成することにより、定着装置の着脱が行なわれた際に、作業者に調整モードの実行を促すことができる。
【0016】
【発明の実施による態様】
まず、本実施形態に係る複写機(画像形成装置)について説明する。図3は、複写機の概略構成図である。この複写機7は、電子写真方式によるものであり、主に、複写機本体70と、この複写機本体70の上面に設置されたコピーガラス72を開閉自在に覆うように設けられた自動原稿搬送装置71と、を備えて構成されている。
【0017】
複写機本体70の内部には、自動原稿搬送装置71によってコピーガラス72上に搬送された移動原稿または自動原稿搬送装置62を開いてコピーガラス72上に載置された固定原稿の画像を読み取って画像信号に変換する原稿読み取り部73と、この原稿読み取り部73から受信した画像信号に基づいて記録シートに可視像を形成する画像形成部74と、この画像形成部74に対して記録シートを供給する給紙部75と、が設けられている。
【0018】
上記画像形成部74は、帯電装置(図示せず)により帯電され、露光装置91からの画像信号で変調されたレーザビームにより露光される感光体ドラム90と、この露光により感光体ドラム90上に形成された静電潜像をトナー像の現像剤で画像として可視化すなわち現像する現像装置92と、感光体ドラム90上に現像された画像を給紙部75から供給された記録シートに転写する転写部93と、記録シートに転写された画像を当該記録シートに定着する定着装置1と、から構成されている。なお、定着装置1の構成の詳細については省略する。
【0019】
上記給紙部75は、複写機本体70の下部に設けられており、複数(本実施態様では3つ)の給紙トレイ80a〜cと、各給紙トレイ80a〜cに設けられた給紙機構81a〜cと、を備えている。各給紙トレイ80a〜cは、記録シートをサイズ別又は種別に積層収容するもので、複写機本体70に対して着脱可能に装着されており、これらのうち何れかの給紙トレイから記録シートが送り出される。
【0020】
各給紙機構81a〜cは、給紙トレイ80a〜cの最も上にある記録シートにと右折してこの記録シートを順次送り出すピックアップローラ81a〜cと、このピックアップローラ82a〜cにより送り出された記録シートを受けて画像形成部74に向けて重送を防止しながら記録シートを送り出すローラ対であるフィードローラ83a〜c及びリタードローラ84a〜cにより構成されている。ピックアップローラ82a〜c及びフィードローラ83a〜cは、図示しないモータの駆動により回転し、フィーロドーラ83a〜cと対を成すリタードローラ84a〜cは、フィードローラ83a〜cの回転に連れ回る。
【0021】
また、各給紙トレイ80a〜cから画像形成部74に向けて、略S字状の記録シート搬送経路Rが形成されている。さらに、転写部93よりも記録シート搬送経路Rの上流側(給紙トレイ80a〜c側)には、給紙トレイ80a〜cから送り出された記録シートを転写部93に供給するタイミングを制御するレジスト部88が設けられている。このレジスト部88は、転写部93の直前に配設されるレジストローラ88bと、当該レジストローラ88bよりも記録シートの搬送経路の上流側に設けられて記録シートを所定のタイミングでレジストローラ88b方向に送り込むプリレジストローラ88aとから構成されている。
【0022】
一方、画像形成部74によって画像が形成された記録シートを複写機本体70から外部へ送り出す排出ローラ89が設けられている。さらに、各給紙トレイ80a〜cから排出ローラ89に至る搬送経路R上には、記録シートを搬送する搬送ロール対85a〜c、86、87が設けられている。以上が本実施態様に係る複写機7全体の概略である。
【0023】
次に、定着装置1の構成について図4を用いて説明する。図4は、本実施態様に係る定着装置1の概略構成図である。この定着装置1は、互いに圧接しながらそれぞれ図中矢印で示す方向に回転する加熱ロール11(定着回転体)と加圧ロール12とを備え、さらに、加熱ロール11内部にはハロゲンランプ10(熱源)を備えている。そして、未定着トナー像が形成された記録シートがこれら加熱ロール11と加圧ロール12とのニップ部分Nを通過すると、その際の熱と圧力との作用により、未定着トナー像がその記録シート上に定着される。
【0024】
加熱ロール11は、外径25〔mm〕で肉厚0.2〔mm〕の鉄系材料からなり、薄肉化され小熱容量化されている。またその表面には、厚さ数十〔μm〕程度のテフロン(登録商標)が被覆されている。一方、加圧ロール12は、シリコンゴムからなる弾性材料により表面が被覆されており、加熱ロール11に対して圧接配置され、加熱ロール11との間に所定幅のニップ部Nを形成している。
【0025】
これら加熱ロール11、加圧ロール12の周辺には次のような部品が配設されている。加熱ロール11と加圧ロール12とのニップ部Nよりも記録シートの搬送方向上流側には記録シートの挿通を案内する搬入側案内板17が、同じく下流側にはニップ部Nを挿通した記録シートを案内する排出側案内板16がそれぞれ設けられている。また、ニップ部N下流側の加熱ロール11表面に記録シートが巻きついて付着する場合にそれを剥がすための剥離爪15が設けられている。さらに、ニップ部N下流側にニップ部Nを挿通した記録シートを強制的に排出する排紙ロール13、14が設けられている。
【0026】
加熱ロール11の表面には、その温度を計測する第一センサ21が当接されている。さらに、この第一センサ21を加熱ロール11に対して当接、離間させるリトラクト機構41が設けられている。このリトラクト機構41は、支点412に軸支されるアーム411と、そのアーム411の一端を上方に引っ張るようにして固定するバネ414と、支点412とバネ414が固定しているアーム411の一端との間にカム413が設けられている。そして、アーム411の他端に第一センサ21が設けられており、カム413が回転することにより、支点412を中心にアーム411が揺動し、そのアーム411の先端に取り付けられている第一センサ21が加熱ロール11に対して当接、離間するようになっている。また、加圧ロール12の表面には、その温度を計測する第三センサ23が当接されている。なお、加熱ロール11に当接される第二センサ、第四センサについては後述する。
【0027】
次に、この定着装置1の制御系を図5を用いて説明する。図5は、この定着装置1の制御系をブロック図により説明するものである。
【0028】
この制御系の計測手段として、加熱ロール11の通紙領域の表面温度を計測する(接離自在な)第一センサ21、その通紙領域に隣接して存在する一方の非通紙領域の表面温度を計測する第二温度センサ22、通紙領域に隣接して存在する他方の非通紙領域の表面温度を計測する第四温度センサ24、加圧ロール12の通紙領域の表面温度を計測する第三センサ23と、を備えている。さらに、ユーザからの指示を検知し、複写機7の状態をユーザに知らせるためのユーザインタフェイス51、記録シートの搬送の有無を検知する搬送センサ52が設けられている。
【0029】
これらの計測手段等からの計測結果や指示、検知結果に基づいて好適に定着装置の動作を行わせるための制御手段として、制御部30、リトラクト制御部31、通電制御部32、回動制御部33、画像形成制御部34、搬送制御部35が設けられている。ここで、リトラクト制御部31はリトラクト機構41による第一センサ21の当接、離間の制御を行なう。通電制御部32は加熱ロール11内のハロゲンランプ10の通電率の制御を行なう。回動制御部33はモータ43による加熱ロール11及び加圧ロール12の回転の制御を行なう。画像形成制御部34は画像形成の許可、禁止の制御を行なう。搬送制御部35は記録シートの搬送タイミングの制御を行なう。
【0030】
そして、制御部30は、CPU(中央演算処理ユニット)300とメモリ301とを備え、これらの各制御部31〜35を統括的に制御している。また、このメモリ301内には、各センサ21〜25の計測値や複写機7の状態を示す変数、様々な演算式が記憶されている。
【0031】
図6は、制御部30のメモリ301内に記憶されている演算式及び演算テーブルを示すものである。ここでは、七つの演算式▲1▼〜▲7▼と、一つの演算テーブルが記憶されている。なお、各演算式、演算テーブルの説明は複写機7の動作を説明する際に併せて行なう。
【0032】
以上、この制御系では各センサ21〜24、52からの計測結果、検知結果、ユーザインタフェイスからの指示に基づいて、第一センサ21のリトラクト、加熱ロール11内のハロゲンランプへの通電率、加熱ロール11と加圧ロール12の回動、画像形成の有無、記録シート搬送のタイミングをそれぞれ好適に制御することにより、様々な効果を奏するものである。
【0033】
以下、この制御系により行なわれる複写機7の動作について、図7〜図15を用いて説明する。
【0034】
図7は、この制御系により行なわれる複写機7の基本的な動作をフローチャートにより説明するものである。同図に示すように、複写機7の状態として、通常モードでの動作(S1)と調整モードでの動作(S2)とが存在する。ここで、通常モードでの動作は、第二センサ22による計測値の目標値T2cとハロゲンランプ10に対する通電率Pxとに基づいて、適切な定着温度で定着を行なうことを目的として行なわれる。そして、これらの目標値T2cと通電率Pxは図6に示した所定の演算式等に基づいて決定されている。一方、調整モードでの動作は、これらの、目標値T2cと通電率Pxを求めるための所定の演算式を、複写機7、定着装置1の特性に合わせて調整することを目的として行なわれる。
【0035】
そして、調整モードが必要な場合として(S3)、例えば複写機7の製造後出荷前の検査として行なう場合、出荷後に定着装置1を交換した際に作業者による明示的な指示により、又は自動的に行なう場合などが挙げられる。なお、調整モードが必要な際に、制御部30がユーザインタフェイス51を介してその旨をユーザに表示するように構成してもよい。以下、複写機7の動作を通常モードでの動作と調整モードでの動作とに分けて、それぞれ詳細に説明する。
【0036】
◎通常モード
図8及び図9は、通常モード(図7のS1参照)における複写機7の詳細な動作をフローチャートにより説明するものである(S101〜S111までが図8、S112〜S122までが図9)。また、図10は、通常モードにおける第一、第二、第三の各センサ21、22、23の計測値T1、T2、T3と、複写指示、回動指示、通電指示、画像形成指示、リトラクト指示、第一センサによる温度制御か第二センサにより温度制御かを、それぞれ経時的に示すものである。
【0037】
時間0において、タッチパネルやスタートボタン等のユーザインタフェイス51から複写が指示されると(S101)、制御部30は、その時の加熱ロール11の表面温度の第一センサ21による計測値T1(=T10)と、加圧ロール12の表面温度の第三センサ23による計測値T3(=T30)とを検知してそれぞれメモリ301に記憶する(S102)。また、制御部30は、これらの記憶された計測値T10、T30と予めメモリ301に記憶されている式▲1▼とにより、定着装置の回転開始温度D0を演算する。なお、式▲1▼中のW1〜W4は定数である。
【0038】
また、制御部30は、演算された定着装置の回転開始温度D0と予めメモリ301に記憶されている式▲2▼とにより温昇率測定開始温度TRSを演算し、演算された定着装置の回転開始温度D0と予めメモリ301に記憶されている式▲3▼とにより温昇率測定終了温度TREを演算する(S103)。さらに、制御部30は、通電制御部31を介してハロゲンランプ10に70%の通電率で電力の供給を開始する(S104)。
【0039】
図11は、ハロゲンランプ10に供給される電力の通電率を説明するものである。この通電率とは、所定の単位交流波数のうち、実際にハロゲンランプ10に印加される交流波の数の割合を百分率で示すものである。例えば、同図に示すように、70%の通電率とは、交流波10波分のうち、7波分のみ電力が印加され、3波分は印加されない状態をいう。
【0040】
そして、第一センサ21による加熱ロール11の表面温度の計測値が上昇し、それがS103においてそれぞれ演算した温昇率測定開始温度TRSに達すると、制御部30は、加熱ロール11の表面温度の第一センサ21による計測値T1が、温昇率測定開始温度TRSから温昇率測定終了温度TREに達するまでの時間tをカウントする(S105〜S107)。そして、制御部30は、カウントした時間tと予めメモリ301に記憶されている式▲4▼とにより、第一センサ21部分の温昇率TR1aを演算する(S108)。
【0041】
また、制御部30は、S108で演算された第一センサ21部分の温昇率TR1a、予めメモリ301に記憶されている式▲5▼、先に行なわれた調整モード(図7のS2参照)において演算されメモリ301に記憶されている第一、第二、第四センサ21、22、24部分のそれぞれの温昇率TR1k、TR2k、TR4kにより、予測供給電力PWを演算する(S109)。なお、式▲5▼中のa、b、Cはそれぞれ定数である。
【0042】
そして、演算された予測供給電力PWと予めメモリ301に記憶されているテーブルとにより定着装置の回動開始後の通電率Pxを選択する(S110)。例えば、予測供給電力PW=900の場合には、851≦PW≦950であるため、テーブルにより通電率80%が選択される。
【0043】
次に、加熱ロール11の表面温度の第一センサ21による計測値T1がさらに上昇し、S103で演算した定着装置回動開始温度D0に達すると、制御部30は、回動制御部33を介してモータ43に回転命令を発し、加熱ロール11及び加圧ロール12を回転させる。さらに、制御部30は、回転命令を発してから所定時間後の時間t1に搬送制御部35を介して給紙命令を発する(S112)。
【0044】
給紙命令を発すると同時に、制御部30は、制御部30内の送行枚数カウンタを「1」に設定し(S113)、加熱ロール11の表面温度の第一センサ21による計測値T1(=T1a(1))と第二センサ22による計測値T2(=T2a(1))とをそれぞれメモリ301に記憶する(S114)。そして、制御部30は、メモリ301に記憶されているこれらの計測値T1a(1)、T2a(1)、送行枚数カウンタの値「1」、先に行なわれた調整モードにおいて演算されメモリ301に記憶されている補正係数Ryとにより第二センサ22の目標温度T2c(1)を演算する。
【0045】
制御部30は、ハロゲンランプ10に70%の通電率で電力を供給していたが(S104参照)、一枚目の通紙命令と同時に通電制御部32に命令を発し、その通電率をS110で選択した通電率Pxに変更する(S116)。そして、それまでの第一センサ21による温度制御から第二センサ22による温度制御へ切り替えるとともに(S117)、制御部30は、リトラクト制御部31を介して当接機構41に離間命令を発する。そして、当接機構41は第一センサ21を加熱ロール11表面から離間させる。
【0046】
制御部30は、搬送センサ52からの信号に基づいて、連続して2枚目以降の記録シートが給紙されるか否かを判断し(S119)、連続して給紙される場合には、制御部30内の送行枚数カウンタを加算し(S120)、メモリ301に記憶されている第一センサ21による計測値T1(=T1a(1))と第二センサ22による計測値T2(=T2a(1))、送行枚数カウンタの値「2」、先に行なわれた調整モードにおいて演算されメモリ301に記憶されている補正係数Ryとにより第二センサ22の目標温度T2c(2)を演算し(S121)、第二センサ22の目標温度T2cをT2c(1)からT2c(2)へ更新する(S122)。同時に、時間t2において2枚目の給紙命令が発せられる。
【0047】
以下同様に、時間t3、t4、…、tnにおいて記録シートが一枚ずつ給紙され、それに伴って第二センサ22の目標温度T2cが逐次更新され、第二センサ22に基づいて加熱ロール11の温度制御が行なわれる(図10参照)。
【0048】
一方、連続して2枚目以降の記録シートが給紙されない場合には、制御部30は、複写を終了するか否かを判断し(S123)、終了しない場合には2枚目以降の記録シートの給紙を待つ(S119)。終了する場合には、制御部30は、リトラクト制御部32を介して当接機構41に当接命令を発する。そして、当接機構41は第一センサ21を加熱ロール11表面に当接させる(S124)。さらに、それまでの第ニセンサ22による温度制御から第一センサ21による温度制御へ切り替え(S125)、処理を終了する(S126)。
【0049】
◎調整モード
図12及び図13は、調整モード(図7のS2参照)における複写機7の詳細な動作をフローチャートにより説明するものである(S201〜S211までが図12、S212〜S221までが図13)。また、図14は、調整モードにおける第一、第二、第三、第四の各センサ21、22、23、24の計測値T1、T2、T3、T4と、複写指示、回動指示、通電指示、画像形成指示、リトラクト指示、第一センサによる温度制御か第二センサにより温度制御かを、それぞれ経時的に示すものである。
【0050】
時間0において、タッチパネルやスタートボタン等のユーザインタフェイス51から定着装置1の自動温度制御調整(調整モード)が指示された場合、又は複写機7が定着装置1の交換を検知して自動的に自動温度制御調整が行なわれる(S201)制御部30は、その時の加熱ロール11の表面温度の第一センサ21による計測値T1(=T10)と、加圧ロール12の表面温度の第三センサ23による計測値T3(=T30)とをそれぞれメモリ301に記憶する(S202)。
【0051】
制御部30は、これらの記憶された計測値T10、T30と予めメモリ301に記憶されている式▲1▼とにより、定着装置の回転開始温度D0を演算する。さらに、制御部30は、演算された定着装置の回転開始温度D0と予めメモリ301に記憶されている式▲2▼とにより温昇率測定開始温度TRSを演算し、演算された定着装置の回転開始温度D0と予めメモリ301に記憶されている式▲3▼とにより温昇率測定終了温度TREを演算する(S203)。
【0052】
次に、制御部30は、通電制御部31を介してハロゲンランプ10に70%の通電率で電力の供給を開始する(S204)。そして、制御部30は、加熱ロール11の表面温度の第一センサ21による計測値T1が、S103においてそれぞれ演算した温昇率測定開始温度TRSから温昇率測定終了温度TREに達するまでの時間tをカウントする(S205〜S207)。そして、制御部30は、カウントした時間tと予めメモリ301に記憶されている式▲4▼とにより、第一センサ21部分の温昇率TR1kを演算する(S208)。
【0053】
同時に、第一センサ21による計測値T1が温昇率測定開始温度TRSに達した際の第二センサによる計測値T2(=T2RS)と第四センサによる計測値T4(=T4RS)をメモリ301に記憶し、第一センサ21による計測値T1が温昇率測定終了温度TREに達した際の第二センサによる計測値T2(=T2RE)と第四センサによる計測値T4(=T4RE)をメモリ301に記憶する。そして、制御部30は、これらの計測値T2RS、T4RS、T2RE、T4RE、予めメモリ301に記憶されている式▲4▼−2、▲4▼−4により、それぞれ第ニセンサ22部分の温昇率TR2a、第四センサ24部分の温昇率TR4aを演算する(S208)。
【0054】
図15は、図14の温度グラフの一部を拡大したもの、すなわち、第一センサ21による計測値T1が、温昇率測定開始温度TRSから温昇率測定終了温度TREに達するまでの時間tにおける、第一、第二、第四の各センサ21、22、24による計測値T1、T2、T4の値を経時的に示すグラフである。
【0055】
制御部30は、先に行なわれた通常モードにおいてS108で演算された第一センサ21部分の温昇率TR1a、予めメモリ301に記憶されている式▲5▼、S208において演算されメモリ301に記憶されている第一、第二、第四センサ21、22、24部分のそれぞれの温昇率TR1k、TR2k、TR4kにより、予測供給電力PWを演算する(S209)。そして、演算された予測供給電力PWと予めメモリ301に記憶されているテーブルとにより定着装置の回動開始後の通電比率Pxを選択する(S210)。
【0056】
さらに加熱ロール11の表面温度が上昇し、第一センサ21による計測値T1がS203で演算した定着装置回動開始温度D0に達すると、制御部30は、回動制御部33を介してモータ43に回転命令を発し、加熱ロール11及び加圧ロール12を回転させる。また、制御部30は、回転命令を発してから所定時間後に搬送制御部35を介して図示しない搬送系に給紙命令をに発する。さらにこの際、制御部30は、画像形成制御部34を介して図示しない画像形成系に画像形成禁止命令を発している(S212)。
【0057】
給紙命令を発すると同時に、制御部30は、制御部30内の送行枚数カウンタを「1」に設定し(S213)、加熱ロール11の表面温度の第一センサ21による計測値T1(=T1k(1))と第二センサ22による計測値T2(=T2k(1))とをそれぞれメモリ301に記憶する(S214)。
【0058】
制御部30は、ハロゲンランプ10に70%の通電率で電力を供給していたが(S204参照)、一枚目の給紙と同時に通電制御部32に命令を発し、その通電率をS210で選択した通電率Pxに変更する(S215)。そして、第一センサ21を加熱ロール11に当接させたまま第一センサ21による温度制御(目標温度T1c=180〔°〕)を続ける(S216)。
【0059】
制御部30は、記録シートを10枚給紙するまで、画像形成をしていない白紙状態の記録シートを時間t1、t2、…に一枚ずつ給紙し続け、制御部30内の送行カウンタによりその数をカウントする(S217、S218)。そして、時間t10において十枚目の記録シートを給紙する際(図14参照)、加熱ロール11の表面温度の第一センサ21による計測値T1(=T1k(10))と第二センサ22による計測値T2(=T2k(10))とをそれぞれメモリ301に記憶する(S219)。
【0060】
制御部30は、温度制御条件を更新する(S220)。ここでは、式▲5▼と式▲7▼とを書き換える。つまり、式▲5▼中のTR1k、TR2k、TR4kを前回の調整モードで得た値から、今回の調整モード(S208)で得た値に更新する。また、式▲7▼中のT1k(1)、T1k(10)、T2k(1)、T2k(10)を前回の調整モードで得た値から、今回の調整モード(S214、S219)で得た値に更新する。なお、式▲7▼で補正係数Ryを書き換えることにより、結果として式▲6▼を書き換えることになる。そして、自動温度制御モードを終了する(S221)。
【0061】
以上、本実施例に係る複写機7の動作を説明した。
【0062】
図16は、本実施例の変形例に係る複写機7'の制御系をブロック図により説明するものである。この変形例では、第四センサ24と制御部30との間にコネクタ24a、bが設けられている。このように複写機を構成することで、調整モード(図7のS2参照)のときのみ第四センサ24を複写機7'に複写機側コネクタ24aとセンサ側コネクタ24bとを合させることにより取り付け、調整モードが終了すると複写機側コネクタ24aとセンサ側コネクタ24bとの合を解除し、第四センサ24を取り外すことができる。
【0063】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、熱源や定着回転体の製造ばらつきによらず、しかも人手を借りることなくその個々の画像形成装置に好適な制御条件で定着装置の温度制御が可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、請求項1に係る発明の概念を説明するものである。
【図2】図2は、請求項2に係る発明の概念を説明するものである。
【図3】図3は、本発明の実施態様に係る複写機の概略を説明するものである。
【図4】図4は、本発明の実施態様に係る複写機の定着装置の概略を説明するものである。
【図5】図5は、本発明の実施態様に係る複写機の制御系をブロック図により説明するものである。
【図6】図6は、制御部のメモリ内に予め記憶されている演算式と演算テーブルとを示すものである。
【図7】図7は、本発明の実施態様に係る複写機の基本的な動作をフローチャートにより説明するものである。
【図8】図8は、本発明の実施態様に係る複写機の通常モードにおける動作をフローチャートにより説明するものである。
【図9】図9は、本発明の実施態様に係る複写機の通常モードにおける動作をフローチャートにより説明するものである。
【図10】図10は、本発明の実施態様に係る複写機の通常モードにおける温度計測値の変化とその際の各制御部の動作を説明するものである。
【図11】図11は、通電率を説明するものである。
【図12】図12は、本発明の実施態様に係る複写機の調整モードにおける動作をフローチャートにより説明するものである。
【図13】図13は、本発明の実施態様に係る複写機の調整モードにおける動作をフローチャートにより説明するものである。
【図14】図14は、本発明の実施態様に係る複写機の調整モードにおける温度計測値の変化とその際の各制御部の動作を説明するものである。
【図15】図15は、本発明の実施態様に係る複写機の調整モードにおける温度計測値の変化をより詳細に説明するものである。
【図16】図16は、本発明の実施態様の変形例に係る複写機の制御系をブロック図により説明するものである。
【符号の説明】
1…定着装置、10…ハロゲンランプ、11…加熱ロール、12…加圧ロール、21…第一センサ、22…第二センサ、23…第三センサ、24…第四センサ、30…制御部、31…リトラクト制御部、32…通電制御部、33…回動制御部、34…画像形成制御部、35…搬送制御部、41…リトラクト機構、7…複写機

Claims (4)

  1. 少なくともその一方には熱源を有し互いに圧接して回転する一対の定着回転体と、当該定着回転体の表面温度を計測する温度センサと、当該温度センサの計測値に基づいて所定制御条件で当該熱源を制御する制御手段とを備える画像形成装置において、
    当該制御手段は、記録シート上にトナー像を保持させた状態で当該一対の定着回転体の圧接部分を通過させる通常モードと記録シート上にトナー像を保持させない状態で当該一対の定着回転体の圧接部分を通過させる調整モードとを備え、
    調整モードでは記録シートが当該一対の定着回転体の圧接部分を通過しない非通紙時と通過する通紙時における定着回転体の表面温度に基づいて当該制御条件を調整し、通常モードではその調整された制御条件で熱源の制御を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記定着回転体は、その表面に記録シートが接触し得る通紙領域と接触し得ない非通紙領域とを有し、上記温度センサは、定着回転体の表面に対して接離自在であり当該通紙領域の表面温度を計測する通紙領域温度センサと、当該非通紙領域の表面温度を計測する非通紙領域温度センサとを有し、
    上記制御手段は、調整モードにおいて当該通紙領域温度センサを定着回転体表面に対して当接させその温度を計測するとともに、通常モードの通紙中において当該通紙領域温度センサを定着回転体表面に対して離間させ当該非通紙領域温度センサにより定着回転体表面の温度を計測する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記制御手段は、定着回転体の通紙前における表面温度の温度変化率に基づいて当該制御条件を調整及び/又は当該熱源を制御する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 上記非通紙領域温度センサを2つ設け、そのうち一方の非通紙領域温度センサを画像形成装置に対して着脱自在にし、調整モード時にのみ取りつけ、それ以外のときは取り外す請求項2に記載の画像形成装置。
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