JP3991179B2 - 鋳物砂再生装置 - Google Patents

鋳物砂再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3991179B2
JP3991179B2 JP35224498A JP35224498A JP3991179B2 JP 3991179 B2 JP3991179 B2 JP 3991179B2 JP 35224498 A JP35224498 A JP 35224498A JP 35224498 A JP35224498 A JP 35224498A JP 3991179 B2 JP3991179 B2 JP 3991179B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
drum
stirring tank
tank
rotating drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35224498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000176598A5 (ja
JP2000176598A (ja
Inventor
俊夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chuzo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chuzo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chuzo Co Ltd filed Critical Nippon Chuzo Co Ltd
Priority to JP35224498A priority Critical patent/JP3991179B2/ja
Priority to KR1019990015583A priority patent/KR100570053B1/ko
Priority to EP99309780A priority patent/EP1008405B1/en
Priority to DE69911153T priority patent/DE69911153T2/de
Priority to US09/456,654 priority patent/US6401798B1/en
Publication of JP2000176598A publication Critical patent/JP2000176598A/ja
Publication of JP2000176598A5 publication Critical patent/JP2000176598A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3991179B2 publication Critical patent/JP3991179B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C5/00Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C5/00Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose
    • B22C5/10Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose by dust separating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S241/00Solid material comminution or disintegration
    • Y10S241/10Foundry sand treatment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鋳造用の鋳型に用いられた鋳物砂を再生するための鋳物砂再生用のドラム及び鋳物砂再生装置に係り、さらに詳しくは遠心力により回転ドラムの内周面に形成される古砂の固定層と投入された古砂との相互的な摩擦接触により古砂に付着した付着物を剥離して再生砂に再生する鋳物砂再生用のドラム及び鋳物砂再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来装置で、特許第2521765号公報記載の装置である。図10(a)は全体説明図、図10(b)は仕切り板の拡大図である。
図10(a)において、101は鋳物砂投入用ホッパー、102は押出部材、103は回転砥石体、104は開口部、105はリサイクル用鋳物砂タンク、106は鋳物砂押出用通路、107は駆動モーター、108は不純物廃棄用収納部、109は集塵機移送管、110は減加圧搬送管、111は吹き上げ用ファン、112は移送通路、113は篩い網部材、116は横動シリンダーである。図10(b)の114は仕切り板、115は穴である。Aは鋳物砂、aとbはリサイクル用鋳物砂タンク105の上部と下部の空間部である。
【0003】
図10に示された鋳物砂再生装置は、投入用ホッパー101内に投入される大塊状の鋳物砂Aは押出用通路106内より押出部材102によって押し出されて回転砥石体103に研磨される。大塊状の鋳物砂Aに混じった鉄片及び芯金は廃棄用収納部108に自動的に収納され、粒状となった鋳物砂だけが移送通路102の篩い網部材113で篩い分けられ減加圧搬送管110の基部に移送される。ここに移送された鋳物砂は吹き上げファン111と集塵機の気流に押し上げられて、リサイクル用鋳物砂タンク105内の上部空間部aの仕切り板114上に積重される。
【0004】
仕切り板114上の積重量が所定量になると、押出部材102の押し出しを停止してから2つの仕切り板114を横動する。横動で仕切り板114が穴合わせされて、鋳物砂Aが下部空間部bより開口部104を通って回転砥石体103上に落下される。そして、再び鋳物砂Aの研磨を行って鋳物砂タンク105内へ収納して、所定の研磨度になるまで同じ動作が繰り返される。最後の鋳物砂Aを鋳物砂タンク105内から搬送管119で取り出して、再生砂貯蔵タンク118から再生された鋳物砂Aが取り出されることになる。この他、浮遊流動した鋳砂中に複数の回転する研削砥石を設けた装置として、特開昭62−240135号公報記載の「鋳砂再生装置」も周知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示された従来の鋳物砂再生装置は上述のように、大塊状の鋳物砂Aから再生砂を再生するまでの一連の工程を連続的に実施できる特長がある。しかしながら、押出用通路106内から押し出された鋳物砂Aを、回転砥石体103で研磨するような構成が採用されている。このため、回転しながら鋳物砂に接触して研磨する回転砥石体103が、著しく摩耗するという致命的な欠点がある。特に、この従来装置では大塊状の鋳物砂Aをシリンダ機構等の押出部材102によって押出用通路106内から押し出して強制的に回転砥石体103に押し付けるので、砥石の外径が極端に摩耗することになる。
【0006】
回転砥石体103の外径が摩耗すると、摩耗の進行に連れて研磨用の回転砥石体103の回転半径が減少して周速が遅くなる。したがって、鋳物砂を再生するための研磨能率も低下するので、回転砥石体103の交換の必要性が派生することになる。そこで、回転砥石体103を交換するためには鋳物砂再生装置の運転を一旦停止し、その後分解して駆動軸と共に回転砥石体103を取り出さなければならない。この結果、回転砥石体103の面倒な交換作業と運転の中断に基づく再生能率の低下、或いは摩耗度に応じた多数の交換用の回転砥石体103を常備することがが必要になる等の問題点があった。この点は、上記の特開昭62−240135号公報記載の「鋳砂再生装置」も全く同様である。
【0007】
本発明は上記のような両従来装置の問題点を解消するために為されたもので、上述の回転砥石体103のような消耗品を不必要とし、高い再生性能を備えて再生砂の回収率を高く維持し、しかも装置の運転用の消費電力を低く押さえて余分な設備費等を抑制した鋳物砂再生用の回転ドラム及び鋳物砂再生装置を実現することを目的にしたものである。
【0008】
【課題を解決するため手段】
本発明の鋳物砂再生装置は、複数の通気口が設けられた流動床と、古砂の投入管および再生砂の送出管が設けられた側壁とを有した撹拌槽と、前記撹拌槽の上方部分と連絡し排気口が設けられた分級槽と、前記撹拌槽内に投入された古砂を流動化させるとともに、前記古砂から分離された付着物を前記分級槽に送るための圧力空気を前記通気口に供給する空気圧源と、前記撹拌槽内に配置され駆動源によって回転される水平方向に配置された駆動軸と、前記駆動軸の回転に連動して回転する回転ドラムとを備え、前記回転ドラムは、前記駆動軸に同軸上に固定された円板部と、前記円板部の円周に内周面が連結されてなる円筒部とを有し、かつ該ドラムの中央部断面がほぼエ字形に形成されており、前記通気口から供給される圧力空気の作用と、前記回転ドラムの回転とにより、前記撹拌槽内の古砂から、該古砂に付着している付着物が剥離されることを特徴とする。
また、複数の放射孔が前記円筒部に形成されており、前記ドラムが回転されるとき、前記放射孔を通して古砂が前記ドラムの内側から外側へ放射されることを特徴とする。
また、前記撹拌槽において、前記投入管が前記送出管より高く位置されていることを特徴とする。
さらに、前記投入管および前記送出管が、前記撹拌槽の垂直軸に対して傾斜されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の構成説明図、図2は図1の側断面図、図3は図1のXーX断面図、図4は回転ドラムの断面図である。
図1乃至図3において、1は筐体の本体である。本体1は角型で上下の2段構造に作られ、下部の攪拌槽2と上部の分級槽3の2部分で構成されている。4は攪拌槽2の底部に形成された送風室、5は送風口、6は流動床である。流動床6には図2に示されているように、側面に複数の通気口6aを形成した多数の凸形突起6bが設けられている。
【0012】
7と8は攪拌槽2の対向した側壁に設けられた投入管と送出管、9は透視窓である。投入管7と送出管8は共に攪拌槽2の側壁に斜めに取付けられ、詳しくは示されていないが手動操作により側壁と同一面に設けられた投入口と排出口の開度と高さが調節可能になっている。10は駆動軸、11は左右の軸受けである。軸受け11は攪拌槽2の両側壁に取付けられて、駆動軸10を途中の高さで水平方向に保持する。
【0013】
12は回転ドラムである。回転ドラム12には例えば鋼材を溶接して作られ、円板部12pと円筒部12sとから構成されている。円板部12pは回転中心に駆動軸10を固定し、この円板部12pの円周に円筒部12sの内周面の途中を連結して断面がほぼ“エ字形”のドラム12dに形成されている。特に、本発明では円筒部12sに、半径方向に貫通する複数個の放射孔12hが設けられている。実施の形態1では300mmφの円筒部12sに円板部12pを挟んだ両側に、孔径が10mmφで各1列16個の放射孔12hが等角間隔に円周上に穿設されている(図4)。
【0014】
13は電動機、14は取付台、15は継ぎ手である。電動機13は取付台14上に固定され、出力軸が継ぎ手15により駆動軸10に連結されている。16は規制板、17は排気口である。規制板16は攪拌槽2と分級槽3の間に設けられて、分級槽3を攪拌槽2に連通している。また、図示されていないが、排気口17は外部に設けられた集塵機に接続されている。20は古砂、21は前述のような付着物、22は古砂20から付着物21を取除いた再生砂である。図1のBはブロアである。規制板16は回転ドラム12より飛散する古砂20が、直接排気口17に飛び込むのを変向して防ぐものである。
【0015】
このような構成の本発明の実施の形態1の動作を、次に説明する。
予め、鋳型が破砕機で破砕されて、ベルトコンベアによってホッパ内に蓄積された古砂20の投入管7へ通じる供給路が形成される。また、図1に示されたブロアBの出力管路が、送風室4の送風口5に連結されている。さらに、ホッパ内の古砂20の破砕状態や材質等に基づいて、ブロアBから送風室4に供給する送風量や動作時間が付着物21の剥離に適した値に設定される。
【0016】
攪拌槽2の側壁に設けられた投入管7が開放されて、所定量の古砂20が攪拌槽2内に投入される。古砂20の投入で、駆動軸10に固定された回転ドラム12の下方の周辺部が古砂20に埋められる。ここで、電源スイッチが入れられて電動機13が通電すると、継ぎ手15を介して駆動軸10が駆動される。駆動軸10の駆動で一部を古砂20に埋没させた回転ドラム12が、例えば1500〜3000rpmの回転数で回転を開始する。
【0017】
一方、ブロアBからの送風が送風口5を通して送風室4に供給されて、強い空気圧の気流が流動床6の多数の凸形突起6bの通気口6aから攪拌槽2内に噴出される。通気口6aから噴き出した圧力空気は、攪拌槽2内に投入されて流動床6上に堆積した古砂20を多次元方向に押し上げて流動させる。回転ドラム12の付近で無方向性に流動する古砂20は、高速回転している回転ドラム12の内部空間に進入する。回転ドラム12の内部に進入した古砂20には、回転する回転ドラム12の遠心力が加えられることになる。
【0018】
遠心力を受けた古砂20の大部分は、攪拌槽2内で回転ドラム12の開口部から外周に放射されてから流動床6上に落下して再び流動する。また、回転ドラム12に先行して進入した古砂20の一部は、遠心力により円筒部12sと円板部12pの接する隅部に堆積して砂粒の固定層を形成する。この場合、円筒部12sには半径方向の放射孔12hが設けられているので、隅部に滞留した古砂20が放射孔12hから抜けて円周方向に放射される。この結果、回転ドラム12の隅部に沿って、放射孔12hを中心にした“蟻地獄”状の多数の凹欠部sを有する円環状の固定層Sが形成される(黒塗り潰し部分)。
【0019】
砂粒の固定層S内の凹欠部sの付近の軸と直角方向の拡大断面図が、図5に示されている。図示のように、凹欠部sの断面形状は、放射孔12hにおける接線tとなす角θ(接触角と呼ぶ)の傾斜面が両側に形成される。そして、攪拌槽2内の流動床6で無方向性に流動しながら高速回転する回転ドラム12内に進入した古砂20(拡大表示してある)は、この固定層S内に多数形成された凹欠部sの接触角θの傾斜面に次々に衝突しながら摩擦接触することになる。この結果、古砂20の外面に付着している付着物21が、凹欠部sの角θの傾斜面によって効果的に剥離される。なお、図5の2点鎖線は放射孔12hを設けないドラムのない固定層の表層面を示し、接触角θ=0になる。
【0020】
その後、上述した高速回転する回転ドラム12の固定層Sと流動する古砂20との協働的な動作に基づいて、攪拌槽2内で付着物21の剥離動作が連続的に進行する。剥離動作の進行に連れて攪拌槽2内で流動する古砂20の間を通過する噴出空気流で、古砂20と分離した付着物21が規制板16を通過して分級槽3内に押し上げられる。噴気流で押し上げられた古砂20の中で粗い粒子は自重により反転落下して、再び規制板16を介して攪拌槽2に戻される。一方、分級槽3内に送られた軽い付着物21は、順次排気口を通して図示されていない集塵機に捕集される。
【0021】
通常の再生処理は、連続動作で行われる。処理砂の品質は、滞留時間Tで決められる。流動層の滞留量をW(kg)、投入量をV(kg/h)とすると、次式から滞留時間Tが求められる。
T=(W/V)×60(min)
必要な滞留時間Tより逆算して求めた古砂20の投入量Vを投入口より連続して投入する。滞留量Wは、排出口の高さで自動的に決まるため投入量Vに見合った分が自動的に排出される。
また、バッチ処理の場合は、排出口を開閉自在とし一定量の投入の後一定時間処理したら、排出口を開として全量を排出する。排出を速やかに行うため排出口の位置は低くする。この間、送風用のブロワBおよび回転ドラム12の回転用の電動機13は回し続けておく。
【0022】
図6は本発明の実施の形態1の応用例の説明図である。
この応用例では筐体の本体1の横幅をやや拡げて、定格の大きい電動機13を用いて駆動軸10に2個の回転ドラム12が並べて固定されている。そして、攪拌槽2と分級槽3等の内容積を増して滞留量を増やし古砂20の処理量を増加することで再生能率を向上するように構成されている。詳しくは示されていないが、図6の応用例に用いられる回転ドラム12についても、円筒部12sの半径方向には複数の放射孔12hが形成されている。2個の回転ドラム12に同一のものが示されているが、ドラム12dの外径や幅或いは材質や放射孔12hの孔径等を選択的に構成することもある。断面図等の図示と説明は省略してあるが、ここでも前述の図1〜5と同様の古砂20の再生動作が効果的に実施される。
【0023】
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2の構成説明図である。
実施の形態2を示す図7において、30は円筒体からなる筐体の本体、31は本体30の上面で漏斗状に形成されたホッパ、32は粉塵吸引口、33はデイストリビュータである。デイストリビュータ33は円板状に形成されて、ホッパ31の下方に取り付けられている。12は既に実施の形態1で説明したものと同様の回転ドラムである。
【0024】
回転ドラム12はこの実施の形態2では円板部12pが円筒部12sの一端に連結されて、断面がコ字形のドラム12dが形成されて開口部を上にして配置されている。そして、ここでも円筒部12sには、軸心に直角方向の円周上に等間隔の複数の放射孔12hが設けられている。34はL字形の棚を2段重ねた環状棚で、回転ドラム12の外側に隙間を空けて周りを囲んで本体30に固定されている。この環状棚34の上段と下段の棚は、それぞれ回転ドラム12の円筒部12sの周壁の先端と放射孔12hに対向して配置されている。
【0025】
35は垂直方向に配置されて回転ドラム12を固定した駆動軸、36はその軸受けである。また、37は2つのプーリ、38はプーリ37の外周に懸張されたベルト、39は電動機、41は送風管、42は排出口である。送風管41はブロアに接続され、送給された圧力空気が矢印方向に送られて回転ドラム12の下方から上方に向かう空気流が形成される。筐体の本体30はホッパ31から再生砂22の排出口42までが1単位のユニットUになっていて、必要により数段積み重ねて多段のユニットnUが構成されるようになっている。
【0026】
図7に示した実施の形態2の動作を、次に説明する。
ホッパ31からデイストリビユータ33上に供給された古砂20が円周方向に均一に分散されて、同軸的に配置された回転ドラム12上に円筒形を画きながら連続的に落下する。一方、電動機39が駆動されると、プーリ37に懸けられたベルト38と駆動軸35を介して回転ドラム12が高速回転を開始する。そして、デイストリビユータ33から円形を画いて落下した古砂20は、前述と同様に回転ドラム12と一体に高速回転する固定層S内に形成された多数の凹欠部sの接触角θの傾斜面に次々に衝突する。
【0027】
衝突した古砂20は摩擦接触して効果的に付着物21が剥離され、剥離後の古砂20の一部は放射孔12hを通過し残余の古砂20は回転ドラム12の周壁を越えて、共に円周方向に放出される。これら放射孔12hと周壁に分割されて放出された古砂20は、それぞれ環状棚34の下段と上段の棚の隅部において既に先行して堆積された古砂20の別々の固定層S1,S2に分けられて再び衝突することになる。
【0028】
環状棚34上に堆積した砂層に衝突した古砂20により、再び付着物が剥離されながら次々に環状棚34から溢れ落ちる。環状棚34から溢れ落ちた古砂20は、送風管41から送給される噴気流によって半径方向に吹き飛ばされる。この結果、噴気流によって再生砂22が微粉から分離されて、本体30の内部の中段部を経て排出口42から排出される。分離した微粉は噴気流に乗って上方に舞い上げられて、粉塵吸引口3から吸引されて排出される。
【0029】
このように、実施の形態2の再生装置によれば、古砂20の付着物の除去動作が回転ドラム12上と環状棚34上との2段階で行われる。特に、回転ドラム12の固定層Sには接触角θの傾斜面が形成されているので、衝突した古砂20と固定層Sとの間に強力な研磨作用が働く。しかも、この研磨作用を受けた古砂20は環状棚34の上段と下段の2方向に分流されて、2つの固定層S1と固定層S2に衝突するようになっている。この結果、古砂20の再生の処理時間を、著しく短縮することができる。また、砂粒の相互間や砂粒と砂層間の接触や衝突等を利用するので、前述の従来装置で用いられていた砥石等のような消耗品が不必要で設備費を著しく安価に保持できる。
【0030】
次に、本発明の実施例による実験結果を図8と図9で説明する。
図8は本発明装置と参照装置の付着物21の除去率と回収率の特性を示す図面で、縦軸は除去率と回収率(共に%)で横軸は処理時間(分)である。C1とC2は本発明装置と参照装置の処理時間に対する変化曲線を示す。例えば、処理時間3分において、本発明装置では除去率60%であるのに対して参照装置は約50%になっている。また、このときの回収率はそれぞれほぼ83%と76%であり、本発明の鋳物砂の再生動作の優れた性能が示されている。なお、本発明装置の比較対称とした参照装置は、図7で示された垂直型回転ドラムにおける放射孔12hのない回転ドラムを用いた再生装置である。
【0031】
また、図9にはアルカリフェノール砂を用いたときの、砂粒の粒度分布図が示されている。鎖線のC0は古砂20の粒度分布を示し、実線C1とC2は本発明装置と上記の参照装置の粒度分布を示す折線である。従来装置の再生砂22の特性を示す実線のC2は、付着物の剥離に伴って粒度分布のピーク点がメッシュhが増加して細かくなる方向にシフトしている。これに対し、本発明による再生砂の粒度特性を示す実線C1は付着物の剥離による破壊が殆ど発生せず、古砂20の特性を示す破線C0と同じ粒度に保持されている。
【0032】
上記図9における本発明の実験条件を示せば、以下の通りである。
鋳物砂 アルカリフェノール
回転数 2400rpm
ドラム径 300mm
ドラム幅 100mm
ドラム数 1個
放射孔数 32個
処理量 35kg(1/バッチ)
【0033】
この他、発明者による実験・研究結果によれば、図3のように構成した本発明装置で古砂20を3分間の処理時間で処理したときの再生砂22の品質が上述の参照装置を3個のユニット3Uで構成したときの再生砂22の品質に相当することが確認された。この場合の両装置の構成を示せば、表1に示す通りである。参照装置における“段”は、図7のユニットUを多段構成にした段数nである。また、“分級”とは、付設された空気集塵装置である。表1によれば参照装置は本発明装置と能力差があるが、換算により第2欄の動力を比較すると、本発明は参照装置のほぼ77%で済み消費電力が少なく極めて経済的で維持費を低く保持ができる利点がある。
【0034】
【表1】
Figure 0003991179
【0035】
なお、上述の本発明の実施の形態1では円筒部が300mmφで左右両側に、孔径が10mmφで各1列16個の放射孔12hを設けた場合で説明したが、列数や列内の個数或いは孔径についてもこの実施の形態に限るものではない。また、実施の形態では回転ドラムに鋼材を用いた場合で説明したが、摩耗率の低いセラミックを利用することもできる。さらに、放射孔12hの孔径については具体的な数値で表せば5〜15mmで、一般的には再生対象の鋳物砂の粒径に応じて適宜選定することができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、軸心を回転軸とする円板部と、円板部の円周に内周面が連結された円筒部とよりなるドラムを備え、回転軸の回転に伴って鋳物砂が円筒内から円筒外に放射される複数の放射孔を円筒部に設けた鋳物砂再生用のドラムを構成した。
また、円板部の円周を円筒部の端部に連結して断面がほぼコ字形のドラムを形成した鋳物砂再生用の回転ドラムを構成した。
また、円板部の円周を円筒部の途中に連結して断面がほぼエ字形のドラムを形成した鋳物砂再生用の回転ドラムを構成した。
【0037】
また、本発明は、内底部に流動床を備え側壁に古砂の投入口及び再生砂の排出口が設けられた攪拌槽と、攪拌槽内に配置され駆動源によって駆動される回転軸と、回転軸に駆動されて攪拌槽内に投入された古砂の付着物を攪拌して剥離する回転ドラムと、攪拌槽の上部に連通し集塵口を設けた分級槽と、攪拌槽における流動床上に投入された古砂を流動させて回転ドラムにより剥離された付着物と再生砂とを分級槽内で分級する空気圧源とを備えた鋳物砂再生装置において、回転ドラムの円筒部に古砂が放射される放射孔を設けた鋳物砂再生装置を構成した。
【0038】
さらに、本発明は、上部と下部に粉塵の吸引口と再生砂の排出口を設けた縦形円筒状の筐体の本体と、本体の上端部に同軸的に設けられ古砂が供給される漏斗状のホッパと、ホッパの下方で供給されたに古砂を受けて円周方向に分散して落下させるディストリビュータと、ディストリビュータの下方で同軸的に配置されて分散して落下された古砂を円筒部内に受ける断面コ字形の回転ドラムと、回転ドラムを固定した回転軸を回転する回転駆動源と、回転ドラムを隙間を空けて囲繞して回転ドラムの回転に伴って円筒部内に受けて飛散した古砂を受ける環状棚と、回転ドラムの下方から気流を送って本体内を上昇させる気流源とを備えた鋳物砂再生装置において、回転ドラムの円筒部に古砂が放射される放射孔を設けると共に、回転ドラムの放射孔と周壁から放出された古砂とを受ける下段棚と上段棚を環状棚に形成した鋳物砂再生装置を構成した。
【0039】
この結果、本発明によれば、回転ドラムの回転に伴って固定層を形成した古砂と回転ドラム内に流入した流動砂との直接的な研磨作用及び回転ドラムの遠心力で飛散した古砂と流動砂との衝突摩擦、さらに流動層内で流動する古砂の相互間の摩擦接触によって、古砂の付着物を除去して再生砂が再生される。したがって、必ずしも回転軸の回転数を上昇させて摩擦力を高める必要がないので、古砂の破砕が少なくなるばかりか、定格の小さい電動機を用いることも可能になる。この結果、設備費や消費電力に比較して再生砂の回収量が多くなって、歩留まりが良く再生効率を向上することができる。
【0040】
よって、本発明によれば、砥石のような消耗品を不必要とし、高い再生性能を備えて再生砂の回収率を高く維持し、しかも装置の運転用の消費電力を低く押さえて余分な設備費等を抑制した鋳物砂再生用の回転ドラム及び鋳物砂再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成説明図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】図1のXーX断面図である。
【図4】回転ドラムの断面図である。
【図5】実施の形態1の動作を示す説明図である。
【図6】実施の形態1の応用例の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2の構成説明図である。
【図8】回収率と除去率のの特性図である。
【図9】古砂と再生砂の粒度の分布図である。
【図10】従来の鋳物砂再生装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1 本体
2 攪拌槽
3 分級槽
4 送風室
5 送風口
6 流動床
6a 通気口
7 投入管
8 送出管
10 駆動軸(回転軸)
12 回転ドラム
12p 円板部
12s 円筒部
12d ドラム
12h 放射孔
13 電動機
16 規制板
17 排気口
20 古砂
21 付着物
22 再生砂
30 本体
31 ホッパ
32 粉塵吸引口
33 デイストリビュータ
34 環状棚
35 駆動軸(回転軸)
39 電動機
41 送風管
42 排出口
B ブロア
s 凹欠部
S 固定層
U ユニット
θ 接触角

Claims (4)

  1. 複数の通気口が設けられた流動床と、古砂の投入管および再生砂の送出管が設けられた側壁とを有した撹拌槽と、
    前記撹拌槽の上方部分と連絡し排気口が設けられた分級槽と、
    前記撹拌槽内に投入された古砂を流動化させるとともに、前記古砂から分離された付着物を前記分級槽に送るための圧力空気を前記通気口に供給する空気圧源と、
    前記撹拌槽内に配置され駆動源によって回転される水平方向に配置された駆動軸と、
    前記駆動軸の回転に連動して回転する回転ドラムとを備え、
    前記回転ドラムは、前記駆動軸に同軸上に固定された円板部と、前記円板部の円周に内周面が連結されてなる円筒部とを有し、かつ該ドラムの中央部断面がほぼエ字形に形成されており、
    前記通気口から供給される圧力空気の作用と、前記回転ドラムの回転とにより、前記撹拌槽内の古砂から、該古砂に付着している付着物が剥離されることを特徴とする鋳物砂再生装置。
  2. 複数の放射孔が前記円筒部に形成されており、前記ドラムが回転されるとき、前記放射孔を通して古砂が前記ドラムの内側から外側へ放射される、請求項1記載の鋳物砂再生装置。
  3. 前記撹拌槽において、前記投入管が前記送出管より高く位置されている、請求項1または2に記載の鋳物砂再生装置。
  4. 前記投入管および前記送出管が、前記撹拌槽の垂直軸に対して傾斜されている、請求項1から3のいずれかに記載の鋳物砂再生装置。
JP35224498A 1998-12-11 1998-12-11 鋳物砂再生装置 Expired - Fee Related JP3991179B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35224498A JP3991179B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 鋳物砂再生装置
KR1019990015583A KR100570053B1 (ko) 1998-12-11 1999-04-30 주물사 재생장치 및 그에 사용하는 회전드럼
EP99309780A EP1008405B1 (en) 1998-12-11 1999-12-06 Molding sand reclaiming apparatus
DE69911153T DE69911153T2 (de) 1998-12-11 1999-12-06 Vorrichtung zur Rückgewinnung von Formsand
US09/456,654 US6401798B1 (en) 1998-12-11 1999-12-08 Rotating drum for reclaiming molding sand and molding sand reclaiming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35224498A JP3991179B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 鋳物砂再生装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000176598A JP2000176598A (ja) 2000-06-27
JP2000176598A5 JP2000176598A5 (ja) 2005-07-14
JP3991179B2 true JP3991179B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=18422747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35224498A Expired - Fee Related JP3991179B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 鋳物砂再生装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6401798B1 (ja)
EP (1) EP1008405B1 (ja)
JP (1) JP3991179B2 (ja)
KR (1) KR100570053B1 (ja)
DE (1) DE69911153T2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ20032992A3 (cs) * 2001-04-05 2004-04-14 Clayton Thermal Processes Limited Regenerační zpracování vázaných částic
KR100402412B1 (ko) * 2001-10-25 2003-11-01 기원금속(주) 주물사 재생장치 및 그 재생방법
US7896269B2 (en) * 2008-02-28 2011-03-01 Elsing Robert J Apparatus and method for collecting and crushing seashells on a beach
US9283616B2 (en) 2009-12-18 2016-03-15 Yasutsugu Matsukawa Granular body grinding device, foundry sand reclamation device, and particulate generating device
KR101222741B1 (ko) 2011-06-13 2013-01-15 송정호 원통 형 레인샌더
CN103894538B (zh) * 2014-04-24 2015-11-18 青岛大学 覆膜砂热法再生设备及其再生方法
CN104001606B (zh) * 2014-06-04 2015-12-09 长沙万荣粉体设备科技有限公司 一种蜂巢磨
JP5718509B1 (ja) * 2014-06-11 2015-05-13 株式会社清田鋳機 鋳物砂の再生装置
CN104760167A (zh) * 2015-03-18 2015-07-08 兰贤光 一种旧树脂再生破碎机
CN104772180A (zh) * 2015-03-18 2015-07-15 兰贤光 一种机制砂生产设备
CN104759335A (zh) * 2015-03-18 2015-07-08 兰贤光 一种机制砂生产工艺
CN104941751B (zh) * 2015-06-30 2018-05-15 长沙万荣粉体设备科技有限公司 一种粉体研磨设备
RU170917U1 (ru) * 2016-06-01 2017-05-15 Алексей Гавриилович Афанасьев Центробежное устройство для смешивания и измельчения
CN109876910B (zh) * 2019-04-24 2021-08-06 广东省车汇莱再生物资回收有限公司 用于废汽车回收的汽车破碎装置
JP7313488B2 (ja) * 2020-01-27 2023-07-24 日本鋳造株式会社 砂製造装置、砂研磨装置、及び砂分級装置
KR20220164874A (ko) 2021-06-07 2022-12-14 김민석 변기용 청결 분무기
CN113680961B (zh) * 2021-09-14 2023-02-21 燕山大学 一种搅、冲、脱水一体式水玻璃砂再生系统及方法
CN117654728B (zh) * 2024-01-31 2024-04-19 西南交通建设集团股份有限公司 一种矿山用矿物开采破碎机

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1038788B (it) * 1975-06-09 1979-11-30 Valsecchi A Perfezionamento ai dispositivi par ticolarmente utilizzabili per il razionale recupero delle sabbie impiegate nelle fonderie e relatici oi spositivi perfezionati
US4436138A (en) * 1980-07-23 1984-03-13 Nippon Chuzo Kabushiki Kaisha Method of and apparatus for reclaiming molding sand
JPS6135328Y2 (ja) * 1980-12-02 1986-10-14
JPS62240135A (ja) 1986-04-11 1987-10-20 Kubota Ltd 鋳砂再生装置
JPH07116772A (ja) * 1993-10-22 1995-05-09 Sintokogio Ltd 鋳物砂再生装置
CH686411A5 (de) * 1994-06-15 1996-03-29 Fischer Georg Giessereianlagen Verfahren und Vorrichtung zur Regenerierung von Giessereialtsand.
JPH0811135A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発泡スチロール減容装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1008405A1 (en) 2000-06-14
KR20000047391A (ko) 2000-07-25
EP1008405B1 (en) 2003-09-10
DE69911153D1 (de) 2003-10-16
US6401798B1 (en) 2002-06-11
JP2000176598A (ja) 2000-06-27
KR100570053B1 (ko) 2006-04-10
DE69911153T2 (de) 2004-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3991179B2 (ja) 鋳物砂再生装置
KR101875970B1 (ko) 회전 텀블러 및 금속 리클레이머
EP0755735B1 (en) Rotary lump crusher/reclaimer for reclaiming and reclassifying sand and related aggregates from lump materials
US3716947A (en) Abrasive blast cleaning system
JPWO2011074628A1 (ja) 粒体研磨装置、鋳物砂再生装置、および、微粒子生成装置
WO2014041586A1 (ja) 粒状物質の磨砕装置および粒状物質の生産プラント
US3782643A (en) Apparatus for conditioning a granular material
US3848815A (en) Granulating apparatus
US3881664A (en) Wear plate in an apparatus for conditioning a granular material
US3982702A (en) Sand lump grinder
US3312403A (en) Machine and process for reclaiming foundry sand
JP2003136185A (ja) 鋳物砂の再生装置及びその再生方法
JP3314315B2 (ja) 鋳物砂精磨分級装置
KR950014482B1 (ko) 주물사 재생장치
US3829029A (en) Abrasive blast cleaning system
JPH07106543B2 (ja) 粒状物の表面研磨装置
JP5000744B2 (ja) 鋳物砂再生装置
US3958764A (en) Granulating apparatus
CN210387432U (zh) 一种再生砂净化槽
JP3189088B2 (ja) ガラス等破砕装置およびガラス等の細粉砕方法
JPH06170486A (ja) 鋳物砂の再生装置及びその再生方法
KR100305279B1 (ko) 회전마찰식폐주물사재생장치
RU1582447C (ru) Способ регенерации отработанных формовочных смесей и установка для его осуществления
WO2021152663A1 (ja) 砂製造装置、砂研磨装置、及び砂分級装置
US3770218A (en) Apparatus for granulating molded sand

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees