JPH07116772A - 鋳物砂再生装置 - Google Patents
鋳物砂再生装置Info
- Publication number
- JPH07116772A JPH07116772A JP28782293A JP28782293A JPH07116772A JP H07116772 A JPH07116772 A JP H07116772A JP 28782293 A JP28782293 A JP 28782293A JP 28782293 A JP28782293 A JP 28782293A JP H07116772 A JPH07116772 A JP H07116772A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- rotor
- recessed part
- partition
- receiving shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 砂の破砕がない状況で効率よく砂再生ができ
る鋳物砂再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 仕切部材7.7を設けた水平回転ロ−タ−5
と、該ロ−タ−5の上方に設けられた砂供給シュ−ト3
と、該ロ−タ−5の周端部が上下に若干の隙間をおいて
挿入配置される位置関係にして固定配設され、断面コ字
状にすると共にその凹部20を内側に向けた円環体とさ
れかつ該凹部20内に複数の仕切リブ21を設けた砂受
棚18と、を具備した鋳物砂再生装置
る鋳物砂再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 仕切部材7.7を設けた水平回転ロ−タ−5
と、該ロ−タ−5の上方に設けられた砂供給シュ−ト3
と、該ロ−タ−5の周端部が上下に若干の隙間をおいて
挿入配置される位置関係にして固定配設され、断面コ字
状にすると共にその凹部20を内側に向けた円環体とさ
れかつ該凹部20内に複数の仕切リブ21を設けた砂受
棚18と、を具備した鋳物砂再生装置
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋳物を鋳造して鋳造品を
取り出した後の鋳物砂を再使用できるようにするための
再生装置に関する。
取り出した後の鋳物砂を再使用できるようにするための
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】従来鋳物砂を再生するための装
置は種々開発されており、そのほとんどは実公昭61−
35328号公報に開示されているように使用済鋳物砂
(以下古砂という)を回転羽根車に供給し、供給された
古砂を回転羽根車により壁面に向けて投射衝突させ、も
って砂表面の付着物を除去するようにしている。しかし
このような方式の鋳物砂再生では、衝撃が強すぎて(弱
いと付着物除去ができない)砂自体の破砕が発生し、細
粒化して再生砂の使用にバインダ−の添加量が増える等
の問題があった。本発明は上記の問題に鑑みて成された
もので砂の破砕がない状況で効率よく砂再生ができる鋳
物砂再生装置を提供することを目的とする。
置は種々開発されており、そのほとんどは実公昭61−
35328号公報に開示されているように使用済鋳物砂
(以下古砂という)を回転羽根車に供給し、供給された
古砂を回転羽根車により壁面に向けて投射衝突させ、も
って砂表面の付着物を除去するようにしている。しかし
このような方式の鋳物砂再生では、衝撃が強すぎて(弱
いと付着物除去ができない)砂自体の破砕が発生し、細
粒化して再生砂の使用にバインダ−の添加量が増える等
の問題があった。本発明は上記の問題に鑑みて成された
もので砂の破砕がない状況で効率よく砂再生ができる鋳
物砂再生装置を提供することを目的とする。
【0003】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本発明における鋳物砂再生装置は、水平回転自在に配設
した下円板上に複数の仕切部材を放射状に立設すると共
に、該仕切部材の上部に、中央部に砂供給口を設けた上
円板を取付けたロ−タ−と、該ロ−タ−の上方に配設さ
れて下端に前記砂供給口に対応する砂落し口を設けた砂
供給シュ−トと、前記ロ−タ−の周端部が上下に若干の
間隙をおいて挿入配置される位置関係にして固定配設さ
れ、断面コ字状にすると共にその凹部を内側に向けた円
環体とされ、かつ該凹部内に複数の仕切リブを放射状に
設けた砂受棚と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
本発明における鋳物砂再生装置は、水平回転自在に配設
した下円板上に複数の仕切部材を放射状に立設すると共
に、該仕切部材の上部に、中央部に砂供給口を設けた上
円板を取付けたロ−タ−と、該ロ−タ−の上方に配設さ
れて下端に前記砂供給口に対応する砂落し口を設けた砂
供給シュ−トと、前記ロ−タ−の周端部が上下に若干の
間隙をおいて挿入配置される位置関係にして固定配設さ
れ、断面コ字状にすると共にその凹部を内側に向けた円
環体とされ、かつ該凹部内に複数の仕切リブを放射状に
設けた砂受棚と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
【0004】
【作用】本発明は上記のような解決手段を採用すること
により、回転されているロ−タ−の中心部に連続して供
給される古砂は、遠心力作用を受けて外方へ移動され、
周端部より飛び出して砂受棚に堆積してゆき、砂受棚の
凹部を古砂で充満し、さらにロ−タ−内にも古砂が一定
量堆積し、その後は砂受棚の内端の古砂に対しロ−タ−
周端の古砂が強く押しつけられると共に回転されて摺動
運動が起り、この部分において砂同志の押圧と剪断作用
により古砂の表面の付着物が剥離され、古砂再生が行な
われる。再生された砂はロ−タ−と砂受棚との隙間から
順次排出される。
により、回転されているロ−タ−の中心部に連続して供
給される古砂は、遠心力作用を受けて外方へ移動され、
周端部より飛び出して砂受棚に堆積してゆき、砂受棚の
凹部を古砂で充満し、さらにロ−タ−内にも古砂が一定
量堆積し、その後は砂受棚の内端の古砂に対しロ−タ−
周端の古砂が強く押しつけられると共に回転されて摺動
運動が起り、この部分において砂同志の押圧と剪断作用
により古砂の表面の付着物が剥離され、古砂再生が行な
われる。再生された砂はロ−タ−と砂受棚との隙間から
順次排出される。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図1及び図2により詳
しく説明する。円筒部1の下部に円錐筒2を連結した処
理槽Tの上端部には、漏斗状の砂供給シュ−ト3が吊設
されており。該砂供給シュ−ト3の下端は図示されない
ゲ−トを介して常に一定流量の砂が流下される砂落し口
4が設けられている。該砂供給シュ−ト3の下方には、
ロ−タ−5が配設されており、該ロ−タ−5は、下円板
6の上部に複数の仕切部材7を放射状に立設し、該仕切
部材7の上部には前記砂落し口4に対応する砂供給口8
を中央部に設けた上円板9を取付けた構成にされてい
る。該ロ−タ−5における下円板6の下面中央部には回
転軸10が固着されており、該回転軸10は中空状の支
持フレ−ム11上に取付けられた軸受12を介して回転
自在に支持されている。該回転軸10の下端にはVプ−
リ−13が取付けられていて、前記処理槽Tの外側にお
いて前記支持フレ−ム11上に取付けられたモ−タ14
の回転軸15にVベルト16及びVプ−リ−17を介し
て伝動可能に連結されている。
しく説明する。円筒部1の下部に円錐筒2を連結した処
理槽Tの上端部には、漏斗状の砂供給シュ−ト3が吊設
されており。該砂供給シュ−ト3の下端は図示されない
ゲ−トを介して常に一定流量の砂が流下される砂落し口
4が設けられている。該砂供給シュ−ト3の下方には、
ロ−タ−5が配設されており、該ロ−タ−5は、下円板
6の上部に複数の仕切部材7を放射状に立設し、該仕切
部材7の上部には前記砂落し口4に対応する砂供給口8
を中央部に設けた上円板9を取付けた構成にされてい
る。該ロ−タ−5における下円板6の下面中央部には回
転軸10が固着されており、該回転軸10は中空状の支
持フレ−ム11上に取付けられた軸受12を介して回転
自在に支持されている。該回転軸10の下端にはVプ−
リ−13が取付けられていて、前記処理槽Tの外側にお
いて前記支持フレ−ム11上に取付けられたモ−タ14
の回転軸15にVベルト16及びVプ−リ−17を介し
て伝動可能に連結されている。
【0006】前記円筒部1内においてロ−タ−5に対応
する位置には砂受棚18が支持フレ−ム19.19を介
して固定配設されている。該砂受棚18は断面をコ字状
にすると共にその凹部20を内側に向けた円環体とさ
れ、かつ該凹部20内に複数の仕切リブ21を放射状に
設けた構成にされていて、該砂受棚18の凹部20に
は、前記ロ−タ−5の周端部が上下に若干の間隙をおい
て挿入された位置関係にして配置されている。尚前記ロ
−タ−5の他の例として図3に示すものを採用してもよ
い。すなわち下円板6の上部に平面三角弧形状を成した
仕切部材7Aを等間隔に配設し、その上部に上円板9を
取付けた構成にする。
する位置には砂受棚18が支持フレ−ム19.19を介
して固定配設されている。該砂受棚18は断面をコ字状
にすると共にその凹部20を内側に向けた円環体とさ
れ、かつ該凹部20内に複数の仕切リブ21を放射状に
設けた構成にされていて、該砂受棚18の凹部20に
は、前記ロ−タ−5の周端部が上下に若干の間隙をおい
て挿入された位置関係にして配置されている。尚前記ロ
−タ−5の他の例として図3に示すものを採用してもよ
い。すなわち下円板6の上部に平面三角弧形状を成した
仕切部材7Aを等間隔に配設し、その上部に上円板9を
取付けた構成にする。
【0007】このように構成されたものはモ−タ14を
駆動させてロ−タ−5を回転させた状態で砂供給シュ−
ト3内に古砂を供給する。これにより砂落し口4から一
定量の古砂がロ−タ−5の砂供給口8を介して下円板6
の中央部へ連続的に供給される。供給された古砂はロ−
タ−5の遠心力により外方へ移動され、ロ−タ−5の外
周より飛び出し、砂受棚18の凹部20内に順次堆積し
てゆき、その厚みを増して凹部20内は古砂で充満され
る。さらに時間が経過するとロ−タ−5内にも所定量の
古砂が堆積して図1に示すような堆積状態になる。この
状態においてロ−タ−5内の堆積砂は仕切部材7.7に
より円周方向の動きが拘束されているためのロ−タ−5
と共に回転され回転運動による遠心力で砂受棚18の凹
部20内に堆積している古砂に強く押し付けられる。
駆動させてロ−タ−5を回転させた状態で砂供給シュ−
ト3内に古砂を供給する。これにより砂落し口4から一
定量の古砂がロ−タ−5の砂供給口8を介して下円板6
の中央部へ連続的に供給される。供給された古砂はロ−
タ−5の遠心力により外方へ移動され、ロ−タ−5の外
周より飛び出し、砂受棚18の凹部20内に順次堆積し
てゆき、その厚みを増して凹部20内は古砂で充満され
る。さらに時間が経過するとロ−タ−5内にも所定量の
古砂が堆積して図1に示すような堆積状態になる。この
状態においてロ−タ−5内の堆積砂は仕切部材7.7に
より円周方向の動きが拘束されているためのロ−タ−5
と共に回転され回転運動による遠心力で砂受棚18の凹
部20内に堆積している古砂に強く押し付けられる。
【0008】一方砂受棚18の凹部20内の砂も仕切リ
ブ21.21により円周方向の移動が拘速されていて、
この結果ロ−タ−5内の砂と砂受棚18の凹部20内の
古砂の境界付近において、砂同志が押圧された状態で摺
動運動が起り、これにより古砂表面の付着物は剥離、除
去され砂再生が成される。この砂再生は、押圧状態での
摺動運動により行なわれるものであるため砂の破砕をな
くして効率よく付着物を剥離し砂再生が行なわれる。再
生された砂は砂受棚18とロ−タ−5との隙間から順次
こぼれ落ちて処理槽Tの下方へ取り出される。
ブ21.21により円周方向の移動が拘速されていて、
この結果ロ−タ−5内の砂と砂受棚18の凹部20内の
古砂の境界付近において、砂同志が押圧された状態で摺
動運動が起り、これにより古砂表面の付着物は剥離、除
去され砂再生が成される。この砂再生は、押圧状態での
摺動運動により行なわれるものであるため砂の破砕をな
くして効率よく付着物を剥離し砂再生が行なわれる。再
生された砂は砂受棚18とロ−タ−5との隙間から順次
こぼれ落ちて処理槽Tの下方へ取り出される。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
水平回転するロ−タ−と固定配置した砂受棚とを若干の
隙間を設けてラップさせた構成としたから、古砂はロ−
タ−と砂受棚との境界付近において、押圧作用と摺動運
動との両作用を受けて砂を破砕させることなく効率よく
付着物を剥離することができるものである。
水平回転するロ−タ−と固定配置した砂受棚とを若干の
隙間を設けてラップさせた構成としたから、古砂はロ−
タ−と砂受棚との境界付近において、押圧作用と摺動運
動との両作用を受けて砂を破砕させることなく効率よく
付着物を剥離することができるものである。
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【図3】ロ−タ−の別の実施例を示す図1におけるA−
A矢視図である。
A矢視図である。
3 シュ−ト 4 砂落し口 5 ロ−タ− 6 下円板 7 仕切部材 8 砂供給口 9 上円板 18 砂受棚 20 凹部 21 仕切リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 水平回転自在に配設した下円板6上に複
数の仕切部材7を放射状に立設すると共に、該仕切部材
7の上部に、中央部に砂供給口8を設けた上円板9を取
付けたロ−タ−5と、該ロ−タ−5の上方に配設されて
下端に前記砂供給口8に対応する砂落し口4を設けた砂
供給シュ−ト3と、前記ロ−タ−5の周端部が上下に若
干の間隙をおいて挿入配置される位置関係にして固定配
設され、断面コ字状にすると共にその凹部20を内側に
向けた円環体とされ、かつ該凹部20内に複数の仕切リ
ブ21を放射状に設けた砂受棚18と、を具備したこと
を特徴とする鋳物砂再生装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28782293A JPH07116772A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 鋳物砂再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28782293A JPH07116772A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 鋳物砂再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116772A true JPH07116772A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17722217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28782293A Pending JPH07116772A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 鋳物砂再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07116772A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1008405A1 (en) * | 1998-12-11 | 2000-06-14 | Nippon Chuzo Kabushiki Kaisha | Molding sand reclaiming apparatus |
CN108202127A (zh) * | 2018-01-20 | 2018-06-26 | 青岛胶东机械制造有限公司 | 一种耐用的离心再生机 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP28782293A patent/JPH07116772A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1008405A1 (en) * | 1998-12-11 | 2000-06-14 | Nippon Chuzo Kabushiki Kaisha | Molding sand reclaiming apparatus |
CN108202127A (zh) * | 2018-01-20 | 2018-06-26 | 青岛胶东机械制造有限公司 | 一种耐用的离心再生机 |
CN108202127B (zh) * | 2018-01-20 | 2019-09-03 | 青岛胶东机械制造有限公司 | 一种耐用的离心再生机 |
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