JPH0716647Y2 - パーツ整列装置 - Google Patents

パーツ整列装置

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JPH0716647Y2
JPH0716647Y2 JP1988170907U JP17090788U JPH0716647Y2 JP H0716647 Y2 JPH0716647 Y2 JP H0716647Y2 JP 1988170907 U JP1988170907 U JP 1988170907U JP 17090788 U JP17090788 U JP 17090788U JP H0716647 Y2 JPH0716647 Y2 JP H0716647Y2
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JP
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parts
air
inlet
passage
elastic ring
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JP1988170907U
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JPH0291723U (ja
Inventor
敏夫 藤沢
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、内周面に少なくとも円弧状面を有する容器内
で弾性を備えた円形状のパーツを撹拌し、前記パーツを
前記円弧状面に沿って取出し整列させるパーツ整列装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のパーツ整列装置としては、たとえば第4
図および第5図に示したパーツ整列装置30のごとく、振
動源31によって振動されるトラフ32の上方に配置された
容器33内にパーツとしての弾性リングMを収容してお
き、振動源31によってトラフ32を振動せしめつつ弾性リ
ングMを整列ゲート部Gによって1つずつ整列せしめて
取出してなるものが提案されていた。
[解決すべき問題点] しかしながら、従来のパーツ整列装置30では、(i)弾
性リングMが互いに接着ないし粘着している場合、分離
することが極めて困難という欠点があり、また(ii)弾
性リングMが整列ゲート部Gで互いに重なり合い詰まっ
てしまう欠点があり、併せて(iii)弾性リングの整列
速度が数十個/分ないし百数十個/分と遅く整列能率を
改善できない欠点もあった。
(2)考案の構成 [問題点の解決手段] 本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題
を解消すべく案出されたものであって、この目的を達成
するため、内周面に少なくとも円弧状面を有する容器内
で弾性を備えた円形状のパーツを撹拌し、前記パーツを
前記円弧状面に沿って取出し整列させるパーツ整列装置
であって、前記円弧状面の接線方向に表板との間で入口
が形成された取出通路と、前記取出通路の入口方向へエ
アーを噴出するエアー噴出装置とを備え、前記取出通路
の入口の表板に取出通路を拡大する少なくとも一方面が
傾斜面に形成された傾斜切欠部を有するとともに前記傾
斜切欠部空間で詰まったパーツに向けてエアーを噴出す
る第2のエアー噴出装置を有することにした。
[作用] 上記構成を備えた本考案のパーツ整列装置は、取出通路
の入口の表板に取出通路を拡大する少なくとも一方面が
傾斜面に形成された傾斜切欠部を有しているので、エア
ー噴出装置からのエアーによって吹き飛ばされたパーツ
が傾斜切欠部に案内されて、このパーツを取出通路に導
入することが可能でなる。このとき、パーツはエアーに
よって導入されているから、取出通路の入口へ同時に二
重に導入される場合も惹起して、この場合、入口を詰ま
らせることになるが、第2のエアー噴出装置が作動する
と、パーツは傾斜切欠部の形状効果により入口外方へ逃
げるような作用力を受けて、容易に入口のパーツの詰ま
りを解除することが可能となる。
[実施例] 次に本考案にかかるパーツ整列装置において、その好ま
しい実施例を挙げ具体的に説明する。しかしながら以下
に説明する実施例は、本考案の理解を容易化ないし促進
化するために記載されるものであって、本考案を限定す
るために記載されるものではない。換言すれば、以下に
説明される実施例において開示される各部材は、本考案
の精神ならびに技術的範囲に属する全ての設計変更なら
びに均等物置換を含むものである。
第1図は、本考案にかかるパーツ整列装置の一実施例を
示す部分破断斜視図である。
第2図は、第1図実施例の一部を示す部分破断斜視図で
ある。
第3図は、第1図実施例の一部を示す正面図である。
まず第1図ないし第3図を参照しつつ、本考案にかかる
パーツ整列装置の一実施例について、その構成を詳細に
説明する。
10は、本考案にかかるパーツ整列装置であって、弾性リ
ングMを収容するための蓋体11Aを有した容器11と、容
器11の底面11Bに配設されており回転によって弾性リン
グMを撹拌するための撹拌羽根12と、撹拌羽根12を回転
せしめるための駆動源13と、容器11を保持しかつ駆動源
13を収容するための基台14とを備えている。容器11は、
底面11Bに比べて上部開口部11Cが拡張せしめられている
ことが好ましい。
撹拌羽根12は、第3図に示すごとく回転方向前面12Aが
上方に向けて傾斜せしめられていることが好ましい。
本考案にかかるパーツ整列装置10は、また、容器11に対
して配設されておりエアーを噴出することによって撹拌
羽根12によって撹拌された弾性リングMを互いに分離す
るエアー噴出装置15と、容器11の上部開口部11Cに対し
接線方向に向けて配設されており弾性リングMを整列し
て取出すための弾性リング取出部材16と、弾性リング取
出部材16の取出通路16Cの入口開口部16Dに対して配設さ
れておりエアーを間欠的に噴出することによって取出通
路16Cを入口開口部16Dに積層され詰まった弾性リングM
を排除せしめるためのエアー噴出装置17を備えている。
弾性リング取出部材16は、容器11から外方へ延長された
裏板16Aと、裏板16Aに対して配設されており容器11の内
部から外部へ向けて形成された取出溝16Eと裏板16Aとに
よって取出通路16Cが形成されてなる表板16Bとを備えて
いる。取出通路16Cは、入口開口部16Dがテーパ面18Aで
形成されており、また弾性リングMを案内容易とするた
めに入口開口部16Dの近傍が傾斜切欠部18Bおよび半円状
切欠部18Cとされている。また取出通路16Cの深さ(ひい
ては取出溝16Eの深さ)は、弾性リングMの高さの約1.1
〜1.2倍が好ましい。同様に取出通路16Cの幅(ひいては
取出溝16Eの幅)は、弾性リングMの外径の約1.1〜1.2
倍が好ましい。
更に第1図ないし第3図を参照しつつ、本考案にかかる
パーツ整列装置の一実施例について、その作用を詳細に
説明する。
容器11の蓋体11Bを開放して、所望数の弾性リングMを
容器11内に投入する。
蓋体11Bを閉鎖したのち、エアー噴出装置15およびエア
ー噴出装置17からエアーを噴出しつつ、駆動源13によっ
て撹拌羽根12を好ましくは千数百回転/分の速さで矢印
X方向に回転せしめる。
撹拌羽根12は、回転方向前面が傾斜面12Aとされている
ので、弾性リングMを上方向に跳ね飛ばすことができ、
弾性リングMを十分良好に拡散できる。撹拌羽根12によ
って拡散された弾性リングMは、エアー噴出装置15から
噴出されるエアーによって互いに分離され、容器11の内
周面にそって矢印Yのごとく移動される。
弾性リングMは、最終的に弾性リング取出部材16の取出
通路16Cの入口開口部16Dに到達する。取出通路16Cの入
口開口部16Dでは、そのテーパ面18Aおよび傾斜切欠部18
Bによって弾性リングMが1つずつ案内される。取出通
路16Cの入口開口部16Dでは、エアー噴出装置17からエア
ーが間欠的に噴出されているので、弾性リングMが互い
に重なり合って移動できない状態となっても、直ちにこ
れを排除できる。
弾性リング取出部材16の取出通路16Cの入口開口部16Dに
案内された弾性リングMは、1つずつ取出通路16Cに沿
って矢印Yで示すごとく移動され、その出口開口部16F
から取出される。
(3)考案の効果 本考案は以下の効果を奏する。すなわち、本考案のパー
ツ整列装置は、取出通路の入口の表板に取出通路を拡大
する少なくとも一方面が傾斜面に形成された傾斜切欠部
を有しているので、エアー噴出装置からのエアーによっ
て吹き飛ばされたパーツが傾斜切欠部に案内されて、こ
のパーツを取出通路に導入することが可能でなる。この
ときパーツはエアーによって導入されているから、取出
通路の入口へ同時に二重に導入される場合も惹起して、
この場合、入口を詰まらせることになるが、第2のエア
ー噴出装置が作動すると、パーツは傾斜切欠部の形状効
果により入口外方へ逃げるような作用力を受けて、容易
に入口のパーツの詰まりを解除することが可能となる。
したがって取出通路の入口の傾斜切欠部の効果はエアー
によりパーツを取出通路へ導入することを可能とし、コ
ストの安いパーツ整列装置を得ることが期待できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案にかかるパーツ整列装置の一実施例を示
す部分破断斜視図、第2図は第1図実施例の一部を示す
部分破断斜視図、第3図は第1図実施例の一部を示す正
面図、第4図は従来例を示す斜視図、第5図は第4図従
来例の一部を示す部分断面図である。 10……パーツ整列装置 11……容器 11A……蓋体 11B……底面 11C……上部開口部 12……撹拌羽根 12A……回転方向前面 13……駆動源 14……基台 15……エアー噴出装置 16……弾性リング取出部材 16A……裏板 16B……表板 16C……取出通路 16D……入口開口部 16E……取出溝 16F……出口開口部 17……エアー噴出装置 18A……テーパ面 18B……傾斜切欠部 18C……半円状切欠部 M……弾性リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面に少なくとも円弧状面を有する容器
    内で弾性を備えた円形状のパーツを撹拌し、前記パーツ
    を前記円弧状面に沿って取出し整列させるパーツ整列装
    置であって、 前記円弧状面の接線方向に表板(16B)との間で入口が
    形成された取出通路(16C)と、前記取出通路(16C)の
    入口方向へエアーを噴出するエアー噴出装置(15)とを
    備え、 前記取出通路(16C)の入口の表板(16B)に取出通路
    (16C)を拡大する少なくとも一方面が傾斜面に形成さ
    れた傾斜切欠部(18B)を有するとともに前記傾斜切欠
    部(18B)空間で詰まったパーツに向けてエアーを噴出
    する第2のエアー噴出装置(17)を有することを特徴と
    するパーツ整列装置。
JP1988170907U 1988-12-29 1988-12-29 パーツ整列装置 Expired - Lifetime JPH0716647Y2 (ja)

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JPH0291723U JPH0291723U (ja) 1990-07-20
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