JP3990826B2 - 成型装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、加工セクションに対して上下から型を昇降駆動させて加工動作を実行させる昇降駆動装置に関し、さらには、この昇降駆動装置を用いて、帯状の合成樹脂シートに所定の間隔で凹部を成形する装置、例えば、ICチップの搬送用具として利用される所謂エンボスキャリアテープの成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記エンボスキャリアテープは、図2に示すように、キャリアテープ(T) に多数の収容凹部(W1)が所定の間隔で長手方向に連続するように形成されたもので、各収容凹部(W1)にICチップ(T1)が収容され、前記収容凹部(W1)の開放端がカバーテープ(T2)によって被覆された態様で持ち運びされる。この場合、同図のようにロール状に巻き取られて搬送可能であるから取扱や搬送が容易である。
【0003】
このキャリアテープの成型装置の従来のものは、図10に示すように、ワーク(W) としての帯状の合成樹脂シートを一方からその加工域に送り込んで他方から排出することにより、前記合成樹脂シートに製品を収容するための収容凹部(W1)を所定の間隔で成形する装置となっている。
前記加工域は、前記合成樹脂シートの被成形部を局部的に加熱する加熱セクション(H) と、その下流側に続いて設けられた前記収容凹部(W1)を成形するための成形セクション(S) と、キャリアテープ(T) とするための送り穴を穿設するための打抜きセクション(P) とからなる。
【0004】
これらの3つのセクションを通過する間に所定の構成のキャリアテープ(T) に仕上げられる。
従来のこの種装置は、同図に示すように、前記加熱セクション(H) では、加熱用の一対の第1金型(2a)と第2金型(2b)とが上下に対称移動するように設けられ、これら第1金型(2a)と第2金型(2b)の中間をワーク(W) たる合成樹脂製シートが水平に移送される。そして、前記第1金型(2a)と第2金型(2b)が前記ワーク(W) を挟圧した状態で、局部的に加熱されてワーク(W) の被成型部(W0)のみが加熱される。
【0005】
この下流側に配置される成形セクション(S) は、圧空成形工程部となっており、圧力空気供給用の上型(3a)と下型(3b)とが上下に対向配置された構成であり、ここでは、ワーク(W) は固定の上型(3a)の下面に接触するように走行し、下型(3b)が昇降する。
また、この下流側に設けられる打抜きセクション(P) では、固定のダイス(4b)の上方から対向するように配置されたポンチ(4a)が所定のタイミングで前記ダイス(4b)に対して昇降することにより、上記した送り穴等が打抜かれる。
【0006】
ワーク(W) が以上の3つのセクションを通過すると、加熱、成形、打抜きの各工程が各セクションで個別に実行されるから、ワーク(W) はこれらのセクションを通過する間にキャリアテープ(T) に仕上げられることとなる。
ところが、この従来の装置では、加熱セクション(H) では、両方の金型が上下に対称移動するのに対して、成形セクション(S) では上方の金型が固定で下方の金型のみが昇降し、これとは逆に打抜きセクション(P) では、上方の金型のみが昇降移動するから、前記3つのセクションにおける金型の動作がまちまちである。また、加熱セクションでも予熱部と再加熱部の夫々において別個に第1金型(2a)と第2金型(2b)とを対象的に昇降させている。この結果、前記3つのセクションにおける駆動方式に統一性がなく、装置が大型化する。また、動作の安定性が得られないという問題がある。
【0007】
このような問題を解決するためには、前記3つのセクションからなる加工セクションを含む範囲にて一定姿勢を維持した状態で昇降される一対の可動板を上下に対称に設けて、各可動板に前記各セクションに対応した金型等を取付け、これら可動板を同じ昇降機構により対称的に且同期的に昇降させることが考えられるが、この場合には、3つのセクションでの加工が、上下の一対の可動板が同時に下死点、上死点に達して前記金型等が衝撃的に対接することから、加工時の騒音が大きな問題となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ワーク(W) たる合成樹脂シートの被成形部(W0)を上下に対向配置された第1金型(2a)と第2金型(2b)からなる加熱セクション(H) にて局部的に加熱した後、上下に対向配置された上型(3a)と下型(3b)からなる成形セクション(S) にて前記被成形部を塑性加工により部分的に凹ませて収容凹部(W1)に成形する工程を具備する成形装置とした場合に、装置全体を小型化し且動作の安定性を確保できるようにすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
*1項
前述した課題を解決するために講じた本発明の解決手段は、
『ワーク(W) たる帯状の合成樹脂シートに対してその被成型部を上下に対向配置された第1金型(2a)と第2金型(2b)によって前記ワーク(W) の被成型部(W0)を挟圧することにより前記被成形部を局部的に加熱する加熱セクション(H) と、上下に対向配置された成形用の上型(3a)と下型(3b)により前記被成型部(W0)を部分的に塑性加工して収容凹部(W1)に成形する成形セクション(S) とを有する加工セクションを具備し、前記加工セクションに対して、その入口側に設けられた送り装置から出口側に設けられた送り装置に至るように前記ワーク(W) を間欠的に移送すると共に、第1金型(2a)と第2金型(2b)による前記ワーク(W) の挟圧位置と前記上型(3a)と下型(3b)による前記ワーク(W) の挟圧位置とを同じ高さに設定し、上下に対向するように配置された一対の可動板(1a)(1b)は、前記加熱セクション(H) 及び成形セクション(S) を含む範囲に亙って設けられる共に、上下に往復移動するように支持され、前記第1金型(2a)及び上型(3a)をクッション部材を介して可動板(1a)に取付けると共に、前記第2金型(2b)及び下型(3b)を前記可動板(1b)に取付け、前記可動板(1a)と可動板(1b)とは、端部に設けたカムフォロア(11)とこれに接触するように固定部材により支持されたカム(12)とからなる夫々一対のカム機構により対称的に昇降駆動されると共に、前記可動板(1a)が下死点位置に達し且前記可動板(1b)が上死点位置に達した状態で前記加熱動作及び加工動作が行われる構成とし、上方の可動板(1a)を駆動する一対のカム(12)(12)と下方の可動板(1b)を駆動する一対のカム(12)(12)の駆動軸への取付け姿勢を調節することにより前記可動板(1a)は下方の可動板(1b)が上死点に達するよりも遅れて下死点に達する構成とした』ことである。
上記解決手段はつぎのように作用する。
【0015】
加熱セクション(H) ではワーク(W) たる帯状の合成樹脂シートが、可動板(1a)(1b)に取付けた第1金型(2a)と第2金型(2b)により上下から挟持されて被成形部を加熱する。
このとき、同時に前記加熱セクション(H) に隣接する成形セクション(S) の上型(3a)と下型(3b)が前記ワーク(W) を上下から挟圧して被成形部を成形する。これによりワーク(W) には収容凹部(W1)が形成される。
【0016】
このとき、前記加熱工程時に於ける衝撃荷重が緩和されると共に、クッション部材を介して可動板(1a)に取付けられた第1金型(2a)及び上型(3a)(3b)が先行してワーク(W) に接触することによる不都合も回避される。
【0017】
この際、前記カム機構による昇降タイミングを調節する必要が生じることもあるが、カム(12)の前記駆動軸への取付け姿勢を調節できるから、カムフォロア(11)の取付位置を調節することなく、前記取付け姿勢の調節によって前記タイミング調節ができる。
また、前記加熱セクション(H) 及び成型セクション(S) を含む加工セクションに対して一対の可動板(1a)(1b)に前記金型等が取付けられると共に、同じカム機構によってこれら可動板(1a)(1b)が平行に保たれた状態で昇降する。
【0018】
また、第1金型(2a)と第2金型(2b)によるワーク(W) の挟持位置の高さと上型(3a)と下型(3b)によってワーク(W) を挟圧する位置とが同じ高さであるから、ワーク(W) を直線状に走行させながら前記加熱又は加工が行える。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
一対の可動板(1a)(1b)の夫々を一対のカム機構によって対称的に昇降させて上下に接離し、可動板(1a)(1b)の夫々に設けた第1金型(2a)と第2金型(2b)、上型(3a)と下型(3b)によって前記加熱セクション(H) 及び打抜きセクション(P) における処理又は加工を実行するものであるから、前記加熱セクション(H) における第1金型(2a)と第2金型(2b)の動作と前記成形セクション(S) に於ける上型(3a)と下型(3b)の動作とを別個に実行させるものに比べて装置の駆動部の構成が簡素化できる。
【0020】
また、可動板(1a)を駆動する為の一対のカム機構と可動板(1b)を駆動するための一対のカム機構とによって可動板(1a)(1b)を対向接離するものであるから、昇降駆動の為の機構が小型化できる。従って、装置全体も小型化できる。ワーク(W) を直線状に走行させた状態で加熱や加工ができるから動作の円滑さが確保できると共に、加工中にワーク(W) が波打つことによる不都合が生じにくい。
*2項
1項において『第1金型(2a)と第2金型(2b)の夫々に、被成形部を最終温度よりも低い温度に加熱する為の余熱部(21)と、この余熱後に最終温度に加熱するための再加熱部(22)とを前記ワーク(W) の走行方向に所定の間隔を開けて設け、前記余熱部(21)と再加熱部(22)とは、ヒータを内蔵させた熱板(23)の表面を部分的に突出させた突出平面部であり、この熱板(23)を硬質断熱材製の取付け台(24)の表面にワーク(W) の送り方向に位置調節可能に取付け、前記取付け台(24)を第1金型(2a)と第2金型(2b)の夫々に於いて取り外し可能に設け、前記成形セクション(S) に於ける上型(3a)と下型(3b)は圧空成形によって所定の温度に加熱された被成形部を収容凹部(W1)に成形する構成とした』ものでは、加熱されにくい合成樹脂シートが余熱と再加熱とによって圧空成形に適した温度にまで確実に加熱されることとなり、収容凹部(W1)の圧空成形による仕上がりが良好になる。また、前記被成形のサイズに合わせて異なる余熱部(21)と再加熱部(22)を具備する熱板(23)に取り替える際、第1金型(2a)と第2金型(2b)の夫々から取付け台(24)を取り外して新たな熱板(23)に交換すれば良い。このとき、前記熱板(23)が断熱材製の取付け台(24)に取付けられているから、前記交換作業が容易である。取付け台(24)が過度に高くなる不都合が防止できるからである。
*3項
前記1項と同様の動作を実現すると共に、打抜きセクション(P) での動作を更に改善するものであり、その為の手段は『ワーク(W) たる帯状の合成樹脂シートに対してその被成型部を上下に対向配置された第1金型(2a)と第2金型(2b)によって前記ワーク(W) の被成型部を挟圧することにより前記被成形部を局部的に加熱する加熱セクション(H) と、上下に対向配置された成形用の上型(3a)と下型(3b)により前記被成型部を部分的に塑性加工して収容凹部(W1)に成形する成形セクション(S) とを具備する加工セクションを具備し、前記加工セクションに対して、その入口側の送り装置から出口側の送り装置に至るように前記ワーク(W) を間欠的に移送すると共に、第1金型(2a)と第2金型(2b)による前記ワーク(W) の挟圧位置と前記上型(3a)と下型(3b)による前記ワーク(W) の挟圧位置とを同じ高さに設定し、上下に対向するように配置された一対の可動板(1a)(1b)が前記加熱セクション(H) 及び成形セクション(S) を含む範囲に亙って設けられる共に、上下に往復移動するように支持され、前記第1金型(2a)及び上型(3a)をクッション部材を介して可動板(1a)に取付けると共に、前記第2金型(2b)及び下型(3b)を前記可動板(1b)に取付け、前記可動板(1a)と可動板(1b)とは、端部に設けたカムフォロア(11)とこれに接触するように固定部材により支持されたカム(12)とからなる夫々一対のカム機構により対称的に昇降駆動されると共に、前記可動板(1a)が下死点位置に達し且前記可動板(1b)が上死点位置に達した状態で前記加熱動作及び加工動作が行われる構成とし、上方の可動板(1a)を駆動する一対のカム(12)のカム曲線と下方の可動板(1b)を駆動する一対のカム(12)のカム曲線とを夫々別個に設定することにより前記可動板(1a)は下方の可動板(1b)が上死点に達するよりも遅れて下死点に達すると共にその後に可動板(1a)(1b)が同時に復帰作動する構成とし、前記加工セクションには、前記成形セクション(S) に続けて打抜きセクション(P) を設け、前記打抜きセクション(P) はポンチ(4a)側にストリッパ(40)を具備し、前記ワーク(W) は下方のダイス(4b)が前記ストリッパ(40)が下死点に達するまでに上死点に達するように、カム機構による可動板(1a)(1b)の昇降駆動タイミングを設定した』ことである。
【0021】
前記1項のものと同様の作用、効果が得られると共に、ストリッパ(40)によってワーク(W) たる合成樹脂シートをダイス(4a)側に押し付けた状態でポンチ(4a)によって打抜く際に、前記ストリッパ(40)の効果を生かした態様で打抜けると共にストリッパ(40)によって張設状態にある合成樹脂シートに湾曲力が作用したりする不都合が防止できる。
【0022】
このものでは、前記カム曲線の設定によって、可動板(1b)が先行して上死点位置に達した後に可動板(1a)が下死点位置に達し、加工終了時に可動板(1a)(1b)が同時に復帰作動することが可能となるからである。
*4項
前記1項〜3項において、『前記送り装置は駆動ロールと前記ワーク(W) を介して前記駆動ロールに対接する従動ロールからなり、前記出口側の送り装置の前記駆動ロールは収容凹部(W1)が成型されていない平面部に圧接される構成である』ものでは、成型後のワーク(W) を送る際に、駆動ロールの送り力が確実にワークに伝達されると共に、他方の従動ロールが前記ワーク(W) の収容凹部(W1)の突出に合わせて環状の盗みを設けた構成としておけば、種々の収容凹部(W1)が形成される場合に、この送り装置を変更する必要がない。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を、図示例と共に説明する。
この実施の形態は、図3に示すように、加熱セクション(H) 、成形セクション(S) 、及び、打抜きセクション(P) が水平方向に直線状に連続し、これらの外側に一対のピンチロールからなる送りロール(R) (R) が設けられ、これらによりワーク(W) が前記各部を走行するように構成されている。前記加熱セクション(H) は、上下に対向する第1金型(2a)と第2金型(2b)の夫々に余熱部(21)を具備する熱板(23)と再加熱部(22)を具備する熱板(23)とを取付けた構成である。前記成形セクション(S) は、上下に対向配置された上型(3a)と下型(3b)からなる構成である。さらに、打抜きセクション(P) は同様に上下にポンチ(4a)とダイス(4b)が対向配置された構成である。前記各熱板(23)はヒータ(231) を内蔵する形式で、この熱板(23)の温度を検知してこの検知温度に基づいて前記ヒータの発熱を制御する温度制御装置(図示せず)により前記熱板(23)の温度を所定温度に維持するものである。
【0024】
下方の前記可動板(1b)には、前記第2金型(2b)、下型(3b)、ダイス(4b)が前記送りロール(R) (R) によるワーク(W) の送りピッチに適合させて所定の間隔で前記取付けられている。上方の可動板(1a)には前記第2金型(2b)に対向する位置に第1金型(2a)が、下型(3b)に対向する位置に上型(3a)が夫々取付けられており、この例では後者の上型(3a)は前記下型(3b)とは複数のガイドポスト(30)(30)によって上下に相対移動自在に支持されバネ(31)によって常時上昇方向に付勢されている。
【0025】
また、図3、図5に示すように、上型(3a)の荷重を支持する為に、前記上型(3a)は可動板(1a)に設けた取付け基板(14)からフック(F) によって一定範囲昇降可能に吊り下げられており、基板(14)との間に介装した加圧バネ(32)により最降下位置に押し下げられている。
前記ポンチ(4a)も、ガイドポストによってダイス(4b)に対して昇降自在に支持されており、その上死点における前記ポンチ(4a)の上面が可動板(1a)の下面に取付けた加圧ブロック(15)の下面と所定の間隔を開けて対向している。このポンチ(4a)とダイス(4b)による打抜きの為の構成は従来の公知の方式と同様であり、常時、上死点位置に維持されたポンチ(4a)を前記加圧ブロック(15)によって押し下げることによって打抜き動作が実行される構成である。
【0026】
上記構成の装置では、可動板(1a)の両端にはカムフォロア(11)が取付けられ、これらカムフォロア(11)が鉛直姿勢に設けられたフレーム基板(100) から水平方向に延びる駆動軸(16)に取付けたカム(12)と対偶する。前記可動板(1a)には一対のガイド軸(13)がその上面から上方に直立し、このガイド軸が、前記フレーム基板(100) から水平方向に延びる上下に扁平なブロック状の腕(10)に摺動自在に貫通する。この貫通部分にガイドブッシュが設けられている。
【0027】
なお、前記可動板(1a)は付勢手段(図示せずにより)により常時上昇方向に付勢されているから、タイミングベルト(図示せず)により同期回転状態に伝動された前記一対のカム(12)を1回転させることにより、前記可動板(1a)は水平姿勢を保った状態で1回昇降駆動される。
下方の可動板(1b)は、前記可動板(1a)と同様に、フレーム基板(100) から水平方向に突出した上下に扁平なブロック状のフレーム基板(100) との関係で昇降自在に保持されている。このため、可動板(1b)から下方に突出するように設けた一対のガイド軸(13)が前記フレーム基板(100) に設けたガイドブッシュに貫通している。そして、可動板(1b)の両端部に装備させたカムフォロア(11)がフレーム基板(100) に軸支し且同期回転状態に伝動した駆動軸(16)のカム(12)と対偶する。これにより、前記一対のカム(12)の1回転により前記可動板(1b)が1回昇降駆動される。
【0028】
この例では、上方の一対のカム(12)に対して下方の一対のカム(12)が一定角度先行して回転するように伝動されているから、図9に示すように、下方の一対のカム(12)によって上昇される可動板(1b)が上死点位置に達した時点から、上方の一対のカム(12)によって降下駆動される可動板(1a)が一定時間遅れて下死点位置に達する。
【0029】
この間、可動板(1a)(1b)が水平姿勢を保ったままで対称的に昇降動作する。
この例では、可動板(1b)に取付けた基板(14)は、前記可動板(1b)に対してワーク(W) の走行に方向に移動できる関係にあり、可動板(1b)の一端に設けたブラケット(17)によって回り対偶状態に支持された調節ネジ(18)が前記基板(14)に螺合している。従って前記調節ネジ(18)のハンドルを操作することにより、前記基板(14)の取付位置がワーク(W) の走行方向に調節できる。上方の可動板(1a)に取付けた基板(14)も、同様に、ブラケット(17)とこれに回り対偶状態に取付けた調節ネジ(18)との作用により、前記基板(14)の固定位置の調節が可能である。
【0030】
以上の構成の装置では、加熱セクション(H) 側から送り込まれたワーク(W) の両側縁は、加熱セクション(H) の上手側と、成形セクション(S) と打抜きセクション(P) の間、及び、打抜きセクション(P) の下流側とに夫々設けた一対のガイド(20)により一定の高さに保持されている。このガイド(20)は、図4に示すような、断面略C字状の型材で、内側端縁に開放するスリット(202) が前記内側端縁に沿って設けられている。このスリット(202) の幅は前記ワーク(W) の厚さに略一致しており、前記ワーク(W) の側縁が前記スリット(202) に挿入された状態で摺動自在に支持される。
【0031】
上記したように両側縁支持状態でワーク(W) が加熱セクション(H) から打抜きセクション(P) に所定のタイミングで間欠走行される。そして、この間欠走行に合わせて前記可動板(1a)(1b)が上記一対のカム(12)の同期回転によって対称的に昇降駆動される。
そして、前記加熱セクション(H) を通過する間には、余熱部(21)と再加熱部(22)の部分でワーク(W) の被成型部(W0)が加熱され、この部分で加熱された前記被成型部(W0)が成形セクション(S) に一致すると、上型(3a)と下型(3b)により圧空成型される。この圧空成型は、図5に示すように、下型(3b)に形成した雌型部(34)とワーク(W) を介してこれに対接する上型(3a)とにより成型されるもので、前記上型(3a)の加圧用空所(33)に圧力空気を供給することにより前記雌型部(34)に倣った各収容凹部(W1)(W1)が形成される。
【0032】
この後、前記収容凹部(W1)が長手方向に所定のピッチで連続的に形成されたワーク(W) が打抜きセクション(P) に達すると、可動板(1a)(1b)の対称的昇降によって可動板(1a)の下面に取付けた加圧ブロック(15)がポンチ(4a)の上面に対接した後これを押し下げて、ポンチ(4a)とダイス(4b)により送り穴(P1)やノックアウト用の透孔(P2)が穿設されて、図1に示すような、キャリアテープ(T) となる。
【0033】
以上の一連の動作において、下方の一対のカム(12)と上方の一対のカム(12)の取付け姿勢の調節によって、可動板(1b)が上死点位置に達した時点から、可動板(1a)が一定時間遅れて下死点位置に達するから、上死点位置に達した可動板(1b)に取付けた第2金型(2b)、下型(3b)、ダイス(4b)に対して、これらが上死点位置で停止している間に、上方の可動板(1a)に取付けた第1金型(2a)、上型(3a)、ポンチ(4a)が夫々接触又は対接して加工動作状態となるから、衝撃荷重が緩和される。なお、下方の可動板(1b)が前記上死点位置から降下を開始する時点で上方の可動板(1a)に取付けた第1金型(2a)、上型(3a)、ポンチ(4a)が夫々接触又は対接して加工動作状態となる場合には、前記衝撃荷重緩和効果は一層向上する。
【0034】
また、前記カム(12)が同じであっても、これらの駆動軸(16)への取付け姿勢を調節することにより前記遅れの時間を調節できる。例えば、図9の実線「イ」のグラフと破線「ロ」の関係がそれである。
この例では、ワーク(W) の幅方向に一対の収容凹部(W1)が形成され、これをスリット線(L) で縦方向に2分割することにより、キャリアテープ(T) にするようにしている。そして、同図に示すように、各キャリアテープ(T) の各収容凹部(W1)にICチップ(T1)を収容してカバーテープ(T2)によって被覆して、ICチップ(T1)の搬送用具として使用される。
【0035】
上記実施の形態では、加熱セクション(H) 、成形セクション(S) 、打抜きセクション(P) の3つの部分に於ける加工作動部が、1組の可動板(1a)(1b)の動作によって所定の動作を実行する。また、この動作を確保するためには、同一構成の4つカム機構を上記したタイミングで駆動する構成であるから、駆動機構が簡単である。さらに、前記3つの部分の各セクションでは、熱板又は金型の中間を直線状にワーク(W) が走行するものであるから、加工中にワーク(W) が波打ったりすることもない。
【0036】
特に、打抜きセクション(P) に於けるポンチ(4a)側にはストリッパ(40)が設けられているから、前記ポンチ(4a)のみを独立して降下駆動させると、打抜き動作の実際から、前記ストリッパ(40)は、ダイス(4b)の上死点位置よりもさらに下方に降下することとなる。従って、ダイス(4b)がポンチ(4a)と同期して昇降動作する場合には、前記したようにストリッパ(40)の下端が先行して直線状に移送される前記ワーク(W) に接触することとなり、この部分でワーク(W) の移送経路が屈曲する不都合が生じるが、前記ストリッパ(40)の下端よりも先行してダイス(4b)が上死点位置に達する構成とすれば、ワーク(W) を前記ダイス(4b)によって下方から支持できるから前記不都合が生じにくい。
【0037】
また、前記第1金型(2a)と第2金型(2b)は共に余熱部(21)を形成した熱板(23)と再加熱部(22)を形成した熱板(23)を硬質断熱材製の取付け台取付け台(24)の上面にネジ止めした構成であり、この取付け台(24)は、図7、8に示すように、後方の辺が立上り部(25)となり、ワーク(W) の移送方向に長い扁平な直方体としてある。そして、前記取付け台(24)に形成した前記移送方向に長い一対の長孔(26)を貫通する取付けボルトによってネジ止めする構成である。従って、前記ネジ止め位置の調節により、取付け台(24)に対する熱板(23)の取付位置の調節が可能である。
【0038】
このとき、前記立上り部(25)に沿って熱板(23)を移動させると、この移動は前記移送方向に沿ったものとなる。加熱セクション(H) に続く成形セクション(S) の上型(3a)と下型(3b)とのピッチ調節が、この取付位置の調節によって微調整できるから、成型すべき収容凹部(W1)の変更に際して、第1金型(2a)と第2金型(2b)の取付位置と前記上型(3a)と下型(3b)の配置位置の調節がしやすい。
【0039】
また、前記第1金型(2a)と第2金型(2b)は可動板(1a)(1b)に取付けたヒータホルダ(27)を介して基板(14)に取り付けられる。前記ヒータホルダ(27)は、ワーク(W) の移送方向に長い扁平な直方体で、その後方の辺に立上り片が形成されており、これに前記立上り部(25)が接触する態様で前記第1金型(2a)と第2金型(2b)が取付けられる。この取付の為、前記ヒータホルダ(27)の前方片の端面には押え板(28)が前記ヒータホルダ(27)に螺合される複数の締付ボルト(29)によって添設固定され、その一端がヒータホルダ(27)に於ける取付け台(24)の取付け面から突出している。従って、前記ヒータホルダ(27)の前記取付け面(第1金型(2a)側のヒータホルダ(27)の下面又は第2金型(2b)側のヒータホルダ(27)の上面)に取付け台(24)を添設して、前記締付ボルト(29)を締め付けると、第1金型(2a)と第2金型(2b)の取付け台(24)がヒータホルダ(27)の前記立上り片と前記押え板(28)の突出部によって挟持固定される。
【0040】
従って、上記ヒータホルダ(27)の取付位置も、前記締付ボルト(29)による取付け台(24)の取付位置を調節することによりワーク(W) の走行方向に調節できることとなる。
このように、この例では、既述した態様による基板(14)の固定位置の調節と、前記2つの態様による第1金型(2a)と第2金型(2b)の取付位置の調節とが可能である。
【0041】
加熱セクション(H) に於ける第1金型(2a)についても、図4に示すように、フック(F) によって基板(14)から吊り下げられて常時降下方向に付勢されている。従って、可動板(1a)が下死点に降下してワーク(W) を第1金型(2a)と第2金型(2b)とによって挟持したとき、基板(14)とヒータホルダ(27)との間に介装したバネ(271)(271)の付勢力で挟持することになるから、ワーク(W) の被成形部(W0)が過度に加圧されることにより薄肉化する不都合が防止できる。
【0042】
なお、上記実施の形態では、一対のロールからなる送り装置によって、ワーク(W) と成型完了後のキャリアテープ(T) とを入口側から出口側に間欠的に移送させている。そして、前記送り装置の下方のロールには、前記収容凹部(W1)に対応する突出部を通過させる環状凹部(R1)がある。前記突出部の逃がしである。その分、この下方のロールによる摩擦移送力は小さいから、この例では、出口側の前記ロール式の送り装置の上方のロールを駆動側とし、この上方のロールをキャリアテープ(T) の平面側に圧接させているから、摩擦移送力を十分に大きくできる。また、前記収容凹部(W1)の長手方向の寸法の相違するものを成型する場合でも、この送り装置を変更する必要がない。
【0043】
なお、上記実施の形態は、上記各発明をエンボスキャリアテープを成形する成形装置としているが、上記1項及び2項に記載した昇降駆動装置は、他の加工装置にも実施できることは言うまでもない。
また、上記実施の形態では、図10の実線「イ」と破線「ロ」で示すように、上方の可動板(1a)が下方の可動板(1b)に対して先行して復帰動作するが、上方のカム(12)の形状と下方のカム(12)の形状とを相違させて、下方の可動板(1b)が上死点位置に達したあと、可動板(1a)が下死点位置に降下して、その後、この可動板(1a)が下方の前記可動板(1b)よりも先行して復帰動作するようにカムによるカムフォロアの動作タイミングを設定することができる(同図実線「イ」と一点鎖線「ハ」の関係)。この場合には、各セクションでの加熱又は加工終了時点で上方の金型やストリッパ遅れて復帰することによりワーク(W) が下方に押し下げられる不都合ば防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の装置によって成形されたキャリアテープ(T) の斜視図
【図2】キャリアテープ(T) の使用例の説明図
【図3】本発明の実施の形態の要部の説明図
【図4】IV−IV線断面図
【図5】V−V線断面図
【図6】VI−VI線断面図
【図7】被成形部(W0)を加熱するための第1金型(2a)又は第2金型(2b)の説明斜視図
【図8】熱板(23)と取付け第(24)の関係を示す斜視図
【図9】可動板(1a)(1b)の原点位置からのリフト寸法とカム(12)の回転角度の関係の説明図
【図10】従来例の説明図
【符号の説明】
(H) :加熱セクション (S) :成形セクション (P) :打抜きセクション
(1a)、(1b):可動板 (2a):第1金型 (2b):第2金型、(3a):上型
(3b):下型 (4a):ポンチ (4b):ダイス (W) :ワーク (W0):被成形部
(11):カムフォロア (12):カム (21):余熱部 (22):再加熱部
(尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。)
Claims (4)
- ワーク(W) たる帯状の合成樹脂シートに対してその被成型部を上下に対向配置された第1金型(2a)と第2金型(2b)によって前記ワーク(W) の被成型部を挟圧することにより前記被成形部を局部的に加熱する加熱セクション(H) と、上下に対向配置された成形用の上型(3a)と下型(3b)により前記被成型部を部分的に塑性加工して収容凹部(W1)に成形する成形セクション(S) とを有する加工セクションを具備し、
前記加工セクションに対して、その入口側に設けられた送り装置から出口側に設けられた送り装置に至るように前記ワーク(W) を間欠的に移送すると共に、第1金型(2a)と第2金型(2b)による前記ワーク(W) の挟圧位置と前記上型(3a)と下型(3b)による前記ワーク(W) の挟圧位置とを同じ高さに設定し、
上下に対向するように配置された一対の可動板(1a)(1b)は、前記加熱セクション(H) 及び成形セクション(S) を含む範囲に亙って設けられる共に、上下に往復移動するように支持され、
前記第1金型(2a)及び上型(3a)をクッション部材を介して可動板(1a)に取付けると共に、前記第2金型(2b)及び下型(3b)を前記可動板(1b)に取付け、
前記可動板(1a)と可動板(1b)とは、端部に設けたカムフォロア(11)とこれに接触するように固定部材により支持されたカム(12)とからなる夫々一対のカム機構により対称的に昇降駆動されると共に、前記可動板(1a)が下死点位置に達し且前記可動板(1b)が上死点位置に達した状態で前記加熱動作及び加工動作が行われる構成とし、
上方可動板(1a)を駆動する一対のカム(12)と下方の可動板(1b)を駆動する一対のカム(12)の駆動軸への取付け姿勢を調節することにより前記可動板(1a)は下方の可動板(1b)が上死点に達するよりも遅れて下死点に達する構成とした成型装置。 - 第1金型(2a)と第2金型(2b)の夫々に、被成形部を最終温度よりも低い温度に加熱する為の余熱部(21)と、この余熱後に最終温度に加熱するための再加熱部(22)とを前記ワーク(W) の走行方向に所定の間隔を開けて設け、前記余熱部(21)と再加熱部(22)とは、ヒータを内蔵させた熱板(23)の表面を部分的に突出させた突出平面部であり、この熱板(23)を硬質断熱材製の取付け台(24)の表面にワーク(W) の送り方向に位置調節可能に取付け、前記取付け台(24)を第1金型(2a)と第2金型(2b)の夫々に於いて取り外し可能に設け、前記成形セクション(S) に於ける上型(3a)と下型(3b)は圧空成形によって所定の温度に加熱された被成形部を収容凹部(W1)に成形する構成とした請求項1に記載の成型装置。
- ワーク(W) たる帯状の合成樹脂シートに対してその被成型部を上下に対向配置された第1金型(2a)と第2金型(2b)によって前記ワーク(W) の被成型部を挟圧することにより前記被成形部を局部的に加熱する加熱セクション(H) と、上下に対向配置された成形用の上型(3a)と下型(3b)により前記被成型部を部分的に塑性加工して収容凹部(W1)に成形する成形セクション(S) とを具備する加工セクションを具備し、
前記加工セクションに対して、その入口側の送り装置から出口側の送り装置に至るように前記ワーク(W) を間欠的に移送すると共に、第1金型(2a)と第2金型(2b)による前記ワーク(W) の挟圧位置と前記上型(3a)と下型(3b)による前記ワーク(W) の挟圧位置とを同じ高さに設定し、
上下に対向するように配置された一対の可動板(1a)(1b)が前記加熱セクション(H) 及び成形セクション(S) を含む範囲に亙って設けられる共に、上下に往復移動するように支持され、
前記第1金型(2a)及び上型(3a)をクッション部材を介して可動板(1a)に取付けると共に、前記第2金型(2b)及び下型(3b)を前記可動板(1b)に取付け、
前記可動板(1a)と可動板(1b)とは、端部に設けたカムフォロア(11)とこれに接触するように固定部材により支持されたカム(12)とからなる夫々一対のカム機構により対称的に昇降駆動されると共に、前記可動板(1a)が下死点位置に達し且前記可動板(1b)が上死点位置に達した状態で前記加熱動作及び加工動作が行われる構成とし、
上方の可動板(1a)を駆動する一対のカム(12)のカム曲線と下方の可動板(1b)を駆動する一対のカム(12)のカム曲線とを夫々別個に設定することにより前記可動板(1a)は下方の可動板(1b)が上死点に達するよりも遅れて下死点に達すると共にその後に可動板(1a)(1b)が同時に復帰作動する構成とし、
前記加工セクションには、前記成形セクション(S) に続けて打抜きセクション(P) を設け、前記打抜きセクション(P) はポンチ(4a)側にストリッパ(40)を具備し、前記ワーク(W) は下方のダイス(4b)が前記ストリッパ(40)が下死点に達するまでに上死点に達するように、カム機構による可動板(1a)(1b)の昇降駆動タイミングを設定した成型装置。 - 前記送り装置は駆動ロールと前記ワーク(W) を介して前記駆動ロールに対接する従動ロールからなり、前記出口側の送り装置の前記駆動ロールは収容凹部(W1)が成型されていない平面部に圧接される構成である、請求項1から3の何れかに記載の成型装置。
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