JP3985924B2 - エアゾール用キヤップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この出願発明は、新規なエアゾール用キャップに関する。より具体的には、廃棄するときにエアゾール容器に残留する噴射剤等のガスを完全に排出できるようにした新しいエアゾール用キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエアゾール容器は、廃棄するときに残留している噴射剤等のガスを排出する必要性があり、容器内に残留している噴射剤等のガスによる爆発を防ぐために、廃棄するときには、缶切りあるいは釘などによってエアゾール容器の低面あるいは側面に孔を開けるなど道具等を使用しなければならないので面倒であった。
また、そのために残留する噴射剤等のガスを排出することが必ずしも十分に行われていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この出願発明はこれらの問題点を解決するものであり、エアゾールを廃棄するときにエアゾール容器内に残留する噴射剤等のガスを簡単に排出するための構造を有するエアゾール用キャップを提供することを目的とするものであり、特に、予め天板に折曲げ可能にした構造を持つエアゾール用キャップを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この出願発明は、キャップの天板に内側の垂直方向に折り曲げ可能であって、折曲げたときに折り曲げ板が相対するように設けられているノズルを押圧するための構造を設けたことを特徴とするエアゾール用キャップに関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
この出願発明のキャップは折曲げたときに相対するように設けられていることが好ましい。
【0006】
折曲げた部分は、相対したときに両者を固着できるような構造であれば強度が増し、また、安定するのでとくに好ましい。
【0007】
折曲げる部分は、天板の折曲がる部分に薄肉部を設けて予め薄くしておき、また、下方に天板に対して垂直方向となる部分は切り込みを設け部分的に接続しておくことがとくに好ましい。
【0008】
固着する手段としてはとくに限定されないが、固着できるような構造であることが好ましく、嵌合手段がとくに好ましい。
【0009】
嵌合手段としては、相対する折り曲げ板の一方に凸部を設け、他方に凹部を設けることがとくに好ましい。
【0010】
凸部としては、折り曲げ板に突起を設けることが好ましい。
【0011】
凹部としては、折り曲げ板に孔を設けてもよいが、折り曲げ板に突き出した凹部を設けることが嵌合したときに相対した部分が平行になり、固着した状態が安定するのでとくに好ましい。
【0012】
【実施例】
以下、この出願発明を図面によって具体的に説明する。
図1は、エアゾールを使用前あるいは使用中のキャップの状態を示す断面図であり、図2は、エアゾールを廃棄することに容器内に残留する噴射剤等のガスを排出するようにノズルを押圧している状態を示すキャップの断面図であり、図3は、エアゾールを使用前あるいは使用中のキャップの状態を示すキャップの平面図であり、図4は、エアゾールを廃棄するときにノズルを押圧するように天板を折り曲げたキャップの状態を示す斜視図である。
【0013】
実施例1
この出願発明のキャップ2は、図1〜4に示すような構造であり、エアゾールを使用する前あるいは使用中は図1、図3に示すよう通常のキャップと同様に天板は平面になっている。
このようにすることにより、噴射剤等のガスはエアゾール容器1のノズル12を押すことによって噴射剤等のガスが吐出され、それ以外の時はキャップ2によって保護されて噴射剤等のガスが吐出しないようになっている。
エアゾールを廃棄するときは、天板3に設けられている予め切り込み8と薄肉部9が設けられている折り曲げ板4、5を下に押して下に折り曲げ、折り曲げ板の先端に設けてある凸部7と凹部6とを嵌合することにより固着する。
このようにすることにより、図4に示すようにノズル12を押圧できるようにし、廃棄するときのエアゾール容器1に取り付けて図2のようにし、エアゾール容器内に残留する噴射剤等のガスを完全に排出する。
この出願発明のキャップ2は、図1〜4に示すような構造であり、エアゾール容器1の端部10にキャップの端部11が固着するように形成されていることが好ましい。
エアゾール容器1にキャップ2固着することにより、とくに、廃棄するときにノズルにキャップを完全に押圧することができる。
廃棄するときのエアゾール容器は、とくに容器に缶切りあるいは釘等によって孔を開けなくても簡単に噴射剤等のガスを排出することができる。
したがって、孔を開けるための道具が必要ではないので、誰でも簡単に残留する噴射剤等のガスを排出でき、また、外観上キャップの状態が変化するので、残留する噴射剤等のガスが排出されているかどうかが直ちに判り、爆発を防ぐことができる。
【0014】
【発明の効果】
この出願発明のキャップは、廃棄するときのエアゾール容器に従来のように缶切り等で孔を開ける必要がなく、天板に設けられた折り曲げ板を利用することにより、誰でも簡単にキャップを装着するだけでエアゾール容器内に残留する噴射剤等のガスを簡単に排出できる。
したがって、廃棄するときのエアゾール容器の噴射剤等のガスを排出して廃棄することを、これまで以上に徹底できるので、特に回収後の爆発を防ぐことができ、廃棄後における危険防止に優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用前および使用中のキャップの断面図
【図2】 廃棄するときに折り曲げ板を折り曲げてエアゾール容器のノズルを押圧している状態を示すキャップの断面図
【図3】 折り曲げ板を折り曲げる前のキャップの平面図
【図4】 折り曲げ板を折り曲げた状態のキャップの斜視図
【符号の説明】
1 エアゾール容器
2 キャップ
3 天板
4 折り曲げ板
5 折り曲げ板
6 凹部
7 凸部
8 切り込み
9 薄肉部
10 容器の端部
11 キャップの端部
12 ノズル
Claims (4)
- キャップの天板に内側の垂直方向に折り曲げ可能であって、折曲げたときに折り曲げ板が相対するように設けられているノズルを押圧するための構造を設けたことを特徴とするエアゾール用キャップ。
- 折り曲げ板が相対したときに相対した折り曲げ板を固着できるような構造であることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール用キャップ。
- 折り曲げ板の固着が嵌合であることを特徴とする請求項2に記載のエアゾール用キャップ。
- 折り曲げたときに折り曲げ板が天板に対して垂直であることを特徴とする請求項1〜3に記載のエアゾール用キャップ。
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1998
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