JP3985807B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、アイスクリーム自動販売機などを対象に、キャビネットの庫内に商品収納棚のコラムを前後2列に振り分けて配備し、庫内底部側に配した冷却器、ファンを経由して庫内に冷気流を循環送風して収納商品を保冷するようにした自動販売機に関する。
まず、本発明の実施対象となる自動販売機の従来構成を図4に示す。図において、1は自動販売機のキャビネット、2は商品取出口3を備えた前面外扉、4はキャビネット1の前面上部に設けた商品ローディング用内扉であり、キャビネット1の庫内には前後列に振り分けて設置した商品収納棚の前列コラム6、後列コラム7、商品搬出シュータ8、および庫内底部に配した冷却器9、ファン10を備えている。
ここで、前記した前列コラム6、後列コラム7のうち、後列に並ぶコラム7は庫内に固定配置されている。これに対して、前列に並ぶコラム6は、キャビネット1の前方から後列コラム7へ商品補給を行うために、後列に並ぶコラム7の基数よりも1〜2基少なく、かつキャビネット1の天井板に敷設した逆U字形のチャンネル状支持レール11に1基ずつローラ付き吊り具12を介して左右方向へ移動可能に吊り下げ支持されている。なお、かかる構成の商品収納装置、およびその商品補充については、特開昭59−154592、特公平7−82576号公報などに詳しく述べられている。
また、自動販売機の運転時には、庫内底部側に配備した冷却器9、ファン10を経由してキャビネット1の庫内には矢印で表すように冷気流が循環送風され、この冷気流で商品収納棚のコラム(コラムは冷気流が通り抜けるように天井面が開放している)内に収納した商品、例えばアイスクリームを冷凍温度に保冷している。なお、保冷運転中にキャビネット1の前面に配した商品ローディング扉4、商品搬出扉5の周縁シール面が庫内の冷気によりキャビネット1に凍りついて開放できなくなるのを避けるために、特にキャビネット1の中段に設けた扉仕切枠1aには凍結防止用のヒータ13が組み込んである。
特開昭59−154592号公報 特公平7−82576号公報
ところで、前記した従来構成の自動販売機では、前列コラム6に収納した商品、とりわけ搬出口に近い販売待機位置に並ぶ商品が販売適温まで十分に保冷されないといった問題があり、発明者等はその要因を究明したところ、次記の点に原因のあることが判明した。すなわち、図4の従来構成では、
1)図示矢印のように庫内を循環する冷気流について、庫内の天井に沿って後方から前方に流れる冷気流は、天井板に敷設して前列コラム6を吊り下げ支持する支持レール11に邪魔され、前列コラム6の前方域まで達する以前に方向転換して冷却器9へ向けて流下するように流れる。したがって、前列コラム6の前面下部とその前方に近接して並ぶ扉仕切枠1aに組み込んだヒータ13との間の隙間には冷気流の流れが殆どなく、このためにヒータ13の周辺の庫内空気が加温されて、その熱的影響で前列コラム6内の下部に収納されている商品の品温が上昇するようになる。
2)さらに、前列コラム6と後列コラム7との間の隙間は比較的間隔が狭いが循環冷気流が流れ易く、庫内天井側で支持レール11に行く手を阻まれた冷気流の一部は循環経路の途中から前記隙間をバイパスして冷却器9に還流するようにショートサーキットしてしまい、このために収納商品に対する保冷性能が十分に発揮できなくなる。
また、前記の保冷性能とは別に、支持レール11に吊り下げ支持した前列コラム6は、後列コラム7への商品補充に際して移動した退避位置に停止していることか必要であり、この退避位置から前列コラム6が自由勝手に動く(例えば自動販売機の据付姿勢が左右方向に若干でも傾いていたり、商品ローディング作業中に前列コラム6に手が触れたりすると、吊り具12のローラが転がり出して前列コラム6が回避位置から動き出す)と商品ローディング作業が阻害される。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、前記構成の自動販売機を対象に、その目的は庫内を循環する冷気流の送風経路を改良して商品の保冷性能向上を図り、前列コラムの吊り下げ支持機構を改良して商品ローディング性の改善を図った自動販売機を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明によれば、前面に商品のローディング扉、搬出扉を備えたキャビネットの庫内に商品収納棚のコラムを前後2列に振り分けて配備し、かつ前記前列に並ぶ各コラムを前記キャビネットの天井板に敷設したチャンネル状の支持レールにローラ付き吊り具を介して左右方向へ移動可能に吊り下げ支持するとともに、庫内底部側に配した冷却器、ファンを経由して庫内に冷気流を循環送風して収納商品を保冷するようにした自動販売機において、前記支持レールは後方から流れてきた冷気流を通す風穴をその側壁面に開口し、前記風穴から突出して前記吊り具のローラに制動力を加え、前記吊り具に吊り下げた前記コラムを停止保持する板バネ式のステッピング片を備えるものとする。
かかる構成により、庫内の循環送風経路で天井面に沿って後方から前方に向けて流れる冷気流は、支持レールの風穴により誘導され、庫内の前端まで達して流下し、冷却器へ還流するような循環経路を辿って流れる。また、後列コラムへの商品補充に際して前列コラムを支持レールに沿って退避位置に移動すると、吊り具のガイドローラが板ばね式のステッピング片に係合、拘束されてその位置に停止する。
これにより、コラム内に収納した商品の保冷性能が向上する。また、退避位置に移動した前列コラムから手を離しても、そのコラムが自由勝手に動くことがなく、これにより後列コラムに対する商品のローディング作業が前列コラムで阻害されることがなくなる。さらに、ステッピング片は支持レールの風穴を利用して取り付けられるため、その取付を簡単にしてコストを安くすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、各実施例の図中で図4に対応する同一部材には同じ符号が付してある。
〔実施例1〕
図1、図2は本発明に対応する実施例の構成図であり、その基本構造は図4と同じであるが、キャビネット1の天井側には次記のような送風ガイドの手段を併設している。すなわち、第1の送風ガイドとしてキャビネット1の天井板には、前列コラム6と後列コラム7との間の隙間をまたぐような位置に定めて断面U字形の風胴形ガイド14が取付けてある。また、第2の送風ガイドとして、前列コラム6を吊り下げる断面逆U字形支持レール11の前後の壁面にはレールの長手方向に沿って多数の風穴11a、11bが開口している。さらに、第3の送風ガイドとして、支持レール11の前方には下向きに傾斜した風向ガイド板15を備えている。なお、支持レール11に組み込んだ吊り具12には、前列コラム6の重量を支えてチャンネル状支持レール11から後方に張出したレール面上を転がるローラ12aと、支持レール11の前後壁の間に下方から入り組んだガイドローラ12bを備えている。
かかる構成により、庫内底部に設置した冷却器9、ファン10を経て庫内を循環送風される冷気流のうち、キャビネット1の天井板に沿って後方から前方に向けて流れる冷気流は、図示矢印で表すように前記の風胴形ガイド14、支持レール11の風穴11a、11b、風向ガイド板15に誘導されて前方に達し、ここから前列コラム6の前面とローディング扉4との間の隙間を流下して再び冷却器9へ還流するような経路を辿って流れる。これにより、循環経路の途中から冷気流が前列コラム6と後列コラム7との隙間をバイパスしてショートサーキットする分が殆どなくなるとともに、ローディング扉4、搬出扉5の凍りつき防止用としてキャビネット1の扉仕切枠1aに設けたヒータ13で温められた空気が前列コラム6に収納した商品に干渉するのが防げる。
この結果として、前列、後列コラムに収納した商品の保冷性能が向上する。なお、発明者等がおこなった無負荷でのプルダウンテスト(庫内温度が30℃から−20℃になるまでの時間)で調べたところ、図4の従来構成のままでは4時間かかっていたのが3.5時間まで短縮できることが確認されている。
〔実施例2〕
次に本発明の請求項1に対応した前列コラム吊り下げ用支持レールの実施例を図3(a)、(b)に示す。
すなわち、実施例1で述べた支持レール11の前後壁面に開口した風穴11a、11bのうち、前面側の穴(レールの長手方向に沿って定ピッチ間隔に開口ている)11aを利用して、各穴ごとに先端が内方に突き出すように“く”字形に屈曲した板ばね製のステッピング片16が設けてある。このステッピング片16は、支持レール11のチャンネル内を移動する吊り具のガイドローラ12b(吊り具12の構造については図2参照)に制動力を加えて、吊り具12に吊り下げた前列コラム6を退避位置に停止保持させる機能を果たす。
すなわち、図1に示した後列コラム7へ商品を補充する際に、所望コラムの前面を明けるように前列コラム6を手動により支持レール11に沿って退避位置へ移動して手を離すと、吊り具12のガイドローラ12bは図3(a)で表すように、隣合う左右一対のステッピング片16の間に嵌まり込んでこの位置に拘束される。したがって、前列コラム6が退避位置から自由勝手に動くことがなく、後列コラム7への商品補充作業が前列コラム6で邪魔されることがなく、円滑に行える。
以上述べたように本発明の構成によれば、送風ガイド手段として、前列コラム6を吊り下げる断面逆U字形支持レール11の前後の壁面にはその長手方向に沿って多数の風穴11a、11bが開口していることにより、キャビネット1の天井板に沿って後方から前方に向けて流れる冷気流は、庫内前方まで達して前列コラム6と庫内前面に配した扉4との間の隙間を流下して冷却器9、ファン10に還流するような経路を辿って通風するようになる。これにより、コラム6、7内に収納した商品に対する保冷性能が向上する。
また、前列コラム6の支持レール11を利用して、その風穴11aから先端が内方に突出するようにステッピング片16を設けた構成により、後列コラム7への商品補充に際して移動退避させた前列コラム6をその退避位置に拘束保持して自由勝手に動き出すのを阻止することができ、これによ商品ローディング作業が円滑に行える。さらに、ステッピング片16は支持レール11の風穴11aを利用して取り付けられるため、その取付を簡単にしてコストを安くすることができる。
本発明の実施例1に対応する自動販売機の機内構成図。 図1における送風ガイド手段の構成斜視図。 本発明の実施例2に対応する支持レールの構成図であり、(a)は一部切欠平面図、(b)は前面図。 本発明の実施対象となる自動販売機の従来の機内構成図。
符号の説明
1 キャビネット
4 ローディング扉
5 搬出扉
6 前列コラム
7 後列コラム
9 冷却器
10 ファン
11 支持レール
11a、11b 風穴
12 吊り具
12b ガイドローラ
13 ヒータ
14 風胴形ガイド
15 風向ガイド板
16 ステッピング片

Claims (1)

  1. 前面に商品のローディング扉、搬出扉を備えたキャビネットの庫内に商品収納棚のコラムを前後2列に振り分けて配備し、かつ前記前列に並ぶ各コラムを前記キャビネットの天井板に敷設したチャンネル状の支持レールにローラ付き吊り具を介して左右方向へ移動可能に吊り下げ支持するとともに、庫内底部側に配した冷却器、ファンを経由して庫内に冷気流を循環送風して収納商品を保冷するようにした自動販売機において、前記支持レールは後方から流れてきた冷気流を通す風穴をその側壁面に開口し、前記風穴から突出して前記吊り具のローラに制動力を加え、前記吊り具に吊り下げた前記コラムを停止保持する板バネ式のステッピング片を備えたことを特徴とする自動販売機。
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