JP3985640B2 - 四輪駆動車両の制御装置 - Google Patents

四輪駆動車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3985640B2
JP3985640B2 JP2002266913A JP2002266913A JP3985640B2 JP 3985640 B2 JP3985640 B2 JP 3985640B2 JP 2002266913 A JP2002266913 A JP 2002266913A JP 2002266913 A JP2002266913 A JP 2002266913A JP 3985640 B2 JP3985640 B2 JP 3985640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
engine
wheel drive
generator
limit value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002266913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004104971A (ja
Inventor
大介 田中
正浩 入山
健一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2002266913A priority Critical patent/JP3985640B2/ja
Publication of JP2004104971A publication Critical patent/JP2004104971A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3985640B2 publication Critical patent/JP3985640B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方の車輪駆動軸をエンジンにより駆動し、他方の車輪駆動軸を電動モータにより駆動して走行する、いわゆるモータ四輪駆動車両の制御装置に関し、特にエンジンストールを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一方の車輪駆動軸をエンジンにより駆動し、他方の車輪駆動軸を電動モータにより駆動して走行する四輪駆動車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この四輪駆動車両は、エンジンによって前輪駆動軸を駆動すると共に発電機を駆動し、この発電機の発電した電力を電動モータに供給し、この電動モータによって後輪駆動軸を駆動することで四輪駆動走行を行うようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−272367号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような四輪駆動車両においては、四輪駆動走行の際にどのようにトルク配分を行うか、すなわち、エンジン発生トルクのうち、どの程度を後輪駆動軸の駆動用として使用するかが課題となる。特に、エンジン発生トルクが低い状態においては、前記発電機の駆動に伴う負荷によってエンジンストールが発生する場合があったことから、これを確実に回避する必要があった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、いわゆるモータ四輪駆動車両において、四輪駆動走行時のエンジンストールを確実に防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明に係る四輪駆動車両の制御装置は、一方の車輪駆動軸がエンジンにより駆動され、他方の車輪駆動軸が前記エンジンにより駆動される発電機の発電電力の供給を受けて作動する電動モータにより駆動される四輪駆動車両の制御装置であって、エンジン発生トルクを算出すると共に、エンジン回転駆動を維持するための回転維持トルクを算出し、前記エンジン発生トルクから前記回転維持トルクを減算した余剰トルク、アクセル開度に基づいて設定される発電機駆動トルクの第1上限値及びエンジン回転速度に基づいて設定される発電機駆動トルクの第2上限値のうちの最小のトルクに基づいて、前記電動モータの作動電力を得るための発電機の駆動トルクを設定するようにした。
【0007】
【発明の効果】
本発明に係る四輪駆動車両の制御装置によれば、四輪駆動走行時に電動モータの作動電力を得るため発電機に供給するトルクが、算出したエンジン発生トルクからエンジンの回転駆動を維持できる回転維持トルクを減算し余剰トルクすなわち、あらかじめエンジン回転を維持する分のトルクを確保した余剰分の範囲を求める。そして、この余剰トルク、アクセル開度に基づいて設定される第1上限値及びエンジン回転速度に基づいて設定される第2上限値のうちの最小のトルクに基づいて設定されるので、余剰トルクに基づいて発電機に供給するトルクを演算することを基本としつつ誤演算の反映を回避して、四輪駆動走行時において、発電機を駆動する際のエンジン負荷によってエンジンストールに至る事態を確実に防止できる。
【0008】
なお、本発明において、「他方の車輪駆動軸」を駆動する電動モータは、1つに限るものではなく、左側車輪と右側車輪とをそれぞれ別の電動モータで駆動する場合(すなわち、「他方の車輪駆動軸」が2本ある場合)も含まれる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る四輪駆動車両のシステム構成図である。この四輪駆動車両は、前輪駆動軸がエンジン1によって駆動され、後輪駆動軸が電動モータ12によって駆動される、いわゆるモータ四輪駆動車両である。
【0010】
図1において、エンジン1の吸気管路(例えば、インテークマニホールド)2には、吸入空気量を制御するスロットルバルブ3が介装されている。このスロットルバルブ3は、アクセルペダル4の踏み込み量等に応じてその開度(スロットル開度)が調整制御されるアクセルバイワイヤー方式のものであり、ステップモータ(アクチュエータ)5のステップ数に応じた回転角により開度調整される。
【0011】
エンジン1からの出力トルクは、自動変速機(A/T)6及びディファレンシャルギヤ7を介して左右の前輪8L、8Rに伝達されると共に、その一部が無端ベルト9を介して発電機10に伝達されるようになっている。
前記発電機10は、前記エンジン1の回転速度Neにプーリ比を乗じた回転速度Nhで回転駆動され、電圧調整器(レギュレータ)11によって調整される界磁電流Ifhに応じてエンジン1に対する負荷となり、この負荷トルク(以下、これを発電機駆動トルクという)Tgに応じた電力を発電する。
【0012】
電動モータ12は、ジャンクションボックス13を介して前記発電機10と接続されており、前記発電機10の発電した電力の供給を受けて作動し、その界磁電流Ifmに応じた駆動トルク(モータ駆動トルク)Tmを出力する。なお、前記ジャンクションボックス13内には、前記発電機10からの電力(電流)を遮断・接続するリレー14が設けられている。
【0013】
前記電動モータ12の出力したモータ駆動トルクTmは、減速機15、クラッチ16及びディファレンシャルギヤ17を介して左右の後輪18L、18Rに伝達される。なお、前記クラッチ15は、油圧クラッチや電磁クラッチから構成されており、所定のトルク伝達率で前記モータ駆動トルクTmの伝達を行う。
ここにおいて、エンジンコントローラ19には、エンジン回転速度Neを検出するエンジン回転速度センサ21、前記スロットルバルブ3の開度(スロットル開度)TVOを検出するスロットルセンサ22、セレクトレバースイッチ23、エンジン冷却水温度Twを検出する水温センサ24、アクセル開度APOを検出するアクセル開度センサ5等の各種センサからの検出信号が入力されるようになっている。なお、前記セレクトレバースイッチ23は、パーキング(P)、ニュートラル(N)、リバース(R)およびドライブ(D)のいずれかのレンジに切換えるセレクトレバー位置に応じてP、N、R、DのいずれかのスイッチがONとなる。
【0014】
そして、エンジンコントローラ19は、これらの入力情報に基づいて燃料噴射量、点火時期、前記自動変速機6等を制御する。
また、エンジンコントローラ19は、アイドル時におけるエンジン回転速度Neが、エンジン冷却水温度Twや前記自動変速機6の負荷の状態等に応じて設定される目標回転速度となるように吸入空気量を制御するアイドル回転速度制御(ISC)を実行する。なお、かかるアイドル回転速度制御は、走行レンジ(Dレンジの停止時と、ニュートラルレンジ(Nレンジ)と、の双方においてそれぞれ実行されるものであり、その内容としては、前記スロットルバルブ3の開度を制御する制御デューティ値を以下のようにして算出するものである。
【0015】
制御デューティ値=基本デューティ値+フィードバック補正値+負荷補正量+学習値
但し、基本デューティ値:エンジン冷却水温度Twに基づいてあらかじめ設定される値、フィードバック補正量:目標回転速度と実際の回転速度との差に基づいて設定される値、負荷補正量:エアコンの作動や電気負荷の作動による負荷を補償するための補正値、学習値:フィードバック補正量の平均値、である。
【0016】
一方、4WDコントローラ20には、前記エンジンコントローラ19からの所定の情報や前記電圧調整器11によって検出される前記発電機10の出力電圧Vが入力される他、前記水温センサ24、前記電動モータ12に供給される電力の電流値Iを検出する電流センサ26、前記電動モータ12の駆動軸の回転速度Nmを検出するモータ回転速度センサ27、前記電動モータ7の温度を計測するサーミスタ(図示省略)、各車輪(8L、8R、18L、18R)それぞれに設けられた車輪速センサ(28FL、28FR、28RL、28RR)等からの検出信号が入力されるようになっている。
【0017】
そして、4WDコントローラ20は、これらの入力情報に基づく演算処理を行い、前記電圧調整器11に発電機制御指令(界磁電流値)を出力し、前記発電機10の界磁電流Ifhを調整して発電量を制御すると共に、前記電動モータ12に電動モータ制御指令(界磁電流値)を出力し、その界磁電流Ifmを調整してモータ駆動トルクTmを制御する。
【0018】
また、前記リレー14にON/OFF指令を出力して前記電動モータ12への電力(電流)供給及びその遮断を制御し、前記クラッチ16にクラッチ制御指令を出力してトルク伝達率を制御する。
ここで、前記エンジンコントローラ19に実行されるトルク演算について図2のブロック図に基づいて説明する。
【0019】
図2において、エンジン発生トルク演算部101では、エンジン回転速度Neとスロットル開度TVOとに基づいて(すなわち、エンジン1の吸入空気量に基づいて)エンジン発生トルクTENG0を算出する。
補機負荷トルク演算部102では、エンジン1により駆動されるエアコン(A/C)のコンプレッサ等の補機分のエンジン負荷(外部負荷、以下、これを補機負荷トルクという)THOKIを算出する。
【0020】
そして、第1減算部103において、前記エンジン発生トルクTENG0から前記補機負荷トルクTHOKIを減算してトルクTENG1(=TENG0−THOKI)を算出する。
アイドル相当トルク演算部201では、走行レンジにおける(Dレンジで停止中の)アイドル回転速度制御時のエンジン負荷(内部負荷、以下、これをアイドル相当トルクという)TISCを算出する。このアイドル相当トルク演算部201は、図中破線で示すように、フリクショントルクの基本値である冷機TFRTWを算出する冷機フリクショントルク演算部202と、フリクショントルクのアイドル回転速度制御時のフィードバック学習値であるフリクショントルク学習値TFRGKを算出するフリクショントルク学習部202と、加算部203と、を含んで構成される。
【0021】
冷機フリクショントルク演算部202では、エンジン冷却水温度Twに基づいて、図に示すようなテーブルを検索して冷機フリクショントルクTFRTWを算出する。なお、この冷機フリクションTFRTWは、エンジン冷却水温度Twが低いほど、オイルの粘性抵抗が増大してエンジンフリクションが増大することから、高く設定される。
【0022】
フリクショントルク学習部202bでは、走行レンジにおけるアイドル回転速度制御時のエンジン出力軸トルクTENGに基づいて、フリクショントルク学習値FRGKを算出する。具体的には、学習条件判定部において、学習条件が成立していると判定された場合に、次式のようにフリクショントルク学習値FRGK算出して更新・記憶する(なお、学習条件不成立の場合には、前回学習値が保持される)。
【0023】
TFRGK=TFRGK(n−1)+TENG×GTFRGK#
但し、TENGは後述する第2減算部20で算出されるアイドル回転速度制御時のエンジン出力軸トルクであり、GTFRGK#はフィードバック学習係数である。また、前記学習条件の成立とは、アイドル回転速度制御の実行中であること(ISCクローズド)及びセレクトレバー位置が(N)レンジでないこと(ニュートラルSW OFF)、すなわち、走行レンジ(Dレンジ)で停止中に行われるアイドル回転速度制御が実行中であることである。
【0024】
そして、加算部203において、前記冷機フリクショントルクTFRTWに前記フリクショントルク学習値TFRGKを加算して学習補正を行い、アイドル相当トルクTISCを算出し、これを第2減算部204に出力する。なお、ここで算出されるアイドル相当トルクTISCは、エンジン発生トルクTENG0のうち、走行レンジでのアイドル運転時にエンジン1内で損失するトルク分に相当する。
【0025】
第2減算部204では、前記第1減算部103で算出されたトルクTENG1からアイドル相当トルクTISCを減算すること、つまり、エンジン発生トルクTENG0から補機負荷トルクTHOKI及びアイドル相当トルクTISCを減算することで、エンジン1の正味出力となるエンジン出力軸トルクTENG2を算出する。
【0026】
なお、前記補機負荷トルクTHOKI及び前記アイドル相当トルクTISC(=TFRTW+TFRGK)を合計したトルクは、走行レンジでのアイドル運転が可能であるトルクに相当し、これを確保することでエンジン1の回転駆動を確実に維持できることになる。従って、この合計したトルク(=THOKI+TFRTW+TFRGK)が本発明に係る回転維持トルクに相当する。
【0027】
また、前記第2減算部204においてエンジン発生トルクTENG0から前記回転維持トルクを減算して算出されるエンジン出力軸トルクTENG2は、算出したエンジン発生トルクTENG0のうち走行レンジでのアイドル運転に必要なトルク分をあらかじめ確保したトルクであり、本発明に係る余剰トルクに相当する。
【0028】
一方、第1リミット値設定部205では、アクセル開度APOに基づいて発電機駆動トルクTgの第1上限値Tm1を設定し、第2リミット値設定部206では、エンジン回転速度Neに基づいて発電機駆動トルクTgの第2上限値Tm2を設定する。
そして、前記第2減算部204で算出されたエンジン出力軸トルク(余剰トルク)TENG2、前記第1リミット値設定部205で設定された第1上限値Tm1及び第2リミット値設定部206で設定された第2上限値Tm2は、選択部207に入力される。
【0029】
選択部207では、入力されたトルクのうち最小のものを選択する。これは、前記フリクショントルク学習部202bにおいて誤学習が行われた場合にその結果の反映を確実に防止するためである。なお、学習が正しく行われた場合には、前記エンジン出力軸トルクTENG2が選択されることになる。
【0030】
前記選択部207で選択されたトルクは、乗算部208において、あらかじめ設定されたリミッタ係数KTRQ#(<1)が乗算され、発電機駆動トルクTgが算出される。
そして、この発電機駆動トルクTgは、後述する第4減算部104及び前記4WDコントローラ20に出力され、前記4WDコントローラ20は、かかる発電機駆動トルクTgに基づいて前記発電機10、前記電動モータ12等を制御し、この電動モータ12の出力するトルクTmが、前記減速機15、クラッチ16及びディファレンシャルギヤ17を介して後輪18L、18Rに伝達される。
【0031】
一方、第減算部104では、前記第1減算部103において算出されたトルクTENG1(=エンジン発生トルクTENG0−補機負荷トルクTHOKI)から更に前記発電機駆動トルクTgを減算してトルクTENGを算出する。
そして、かかるトルクTENGが前記自動変速機6及びディファレンシャルギヤ7を介して前輪8L、8Rに伝達される。
【0032】
以上説明した実施形態では、以下に記すような効果を有する。
(1)算出したエンジン発生トルクTENG0から補機負荷トルクTHOKIを減算し、更にアイドル相当トルクTISC(冷機フリクショントルクTFRTW+フリクショントルク学習値TFRGK)を減算してエンジン1の正味出力であるエンジン出力軸トルクTENG2を算出し、このエンジン出力軸トルクTENG2に基づいて発電機駆動トルクTgを算出するので、エンジン発生トルクTENG0のうち走行レンジにおけるアイドル運転分のトルク(すなわち、クリープ走行が可能なトルク)をあらかじめ確保し、その余剰分の範囲内で発電機駆動トルクTgを算出することになる。従って、発電機10を駆動して四輪駆動走行を行ったとしても、これに伴う負荷の増加によってエンジンストールに至るような事態を確実に防止できる。
(2)前記フリクショントルク学習値TFRGKは、走行レンジでのアイドル回転速度制御時に算出し、更新していくので、経時劣化等によるエンジンフリクションの変化(増加)も対応しつつ、走行レンジでのアイドル運転可能なトルクを精度よく算出できる。これにより、四輪駆動走行時のエンジンストールを更に確実に防止できる。
(3)前記アイドル回転速度制御を実行できるトルク分を除いたエンジン出力軸トルク(余剰トルク)TENG2と第1上限値Tm1と第2上限値Tm2のうち最小のものを選択するので、前記アイドル相当トルクTISCの演算(学習)が誤った場合のフェールセーフとして機能させることができる。これにより、学習制御によるトルク配分を基本としつつ、誤学習の反映を回避して四輪駆動走行時のエンジンストールを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る四輪駆動車両のシステム構成図である。
【図2】本実施形態に係るエンジントルク演算を示すのブロック図である。
【符号の説明】
1…エンジン、3…スロットルバルブ、10…発電機、11…レギュレータ、12…電動モータ、19…エンジンコントローラ、20…4WDコントローラ、21…回転速度センサ、22…スロットル開度センサ、23…ポジションセンサ、24…水温センサ、25…アクセル開度センサ

Claims (3)

  1. 一方の車輪駆動軸がエンジンにより駆動され、他方の車輪駆動軸が電動モータにより駆動される四輪駆動車両の制御装置であって、
    前記電動モータは、前記エンジンにより駆動される発電機の発電電力の供給を受けて作動し、
    前記エンジンが発生するトルクを算出するエンジン発生トルク算出手段と、
    前記エンジンの回転駆動を維持できる回転維持トルクを算出する回転維持トルク算出手段と、
    前記エンジン発生トルクから前記回転維持トルクを減算して余剰トルクを算出する余剰トルク算出手段と、
    アクセル開度に基づいて、前記発電機を駆動する駆動トルクの第1上限値を設定する第1上限値設定手段と、
    エンジン回転速度に基づいて、前記発電機の駆動する駆動トルクの第2上限値を設定する第2上限値設定手段と、
    前記余剰トルク、前記第1上限値及び前記第2上限値のうちの最小のトルクを選択し、この選択したトルクに基づいて、前記電動モータの作動電力を得るための前記発電機の駆動トルクを設定する発電機駆動トルク設定手段と、
    を備えることを特徴とする四輪駆動車両の制御装置。
  2. 前記回転維持トルクは、走行レンジでのアイドル運転が可能なトルクであることを特徴とする請求項1記載の四輪駆動車両の制御装置。
  3. 前記回転維持トルクを、走行レンジにおけるアイドル回転速度制御時に学習することを特徴とする請求項2記載の四輪駆動車両の制御装置。
JP2002266913A 2002-09-12 2002-09-12 四輪駆動車両の制御装置 Expired - Fee Related JP3985640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002266913A JP3985640B2 (ja) 2002-09-12 2002-09-12 四輪駆動車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002266913A JP3985640B2 (ja) 2002-09-12 2002-09-12 四輪駆動車両の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004104971A JP2004104971A (ja) 2004-04-02
JP3985640B2 true JP3985640B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=32265592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002266913A Expired - Fee Related JP3985640B2 (ja) 2002-09-12 2002-09-12 四輪駆動車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3985640B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5044590B2 (ja) * 2009-03-11 2012-10-10 トヨタ自動車株式会社 エンジンのトルク算出方法および算出装置
JP5320146B2 (ja) * 2009-04-20 2013-10-23 富士重工業株式会社 エンジンの制御装置
JP7283073B2 (ja) 2018-12-25 2023-05-30 スズキ株式会社 四輪駆動車両のトルク制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004104971A (ja) 2004-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3536820B2 (ja) ハイブリッド式車両制御装置
KR100424760B1 (ko) 하이브리드 차량의 토크 제어 장치
JP3237419B2 (ja) 車両用クラッチ制御装置
US5484351A (en) Arrangement for controlling the torque to be supplied by a drive unit of a motor vehicle
US7109596B2 (en) Vehicle drive system with generator control
JP2003209902A (ja) 車両の駆動力制御装置
JP5598252B2 (ja) 電動車両の制御装置
JP3454172B2 (ja) ハイブリッド車両の制御方法
JP2919183B2 (ja) ハイブリッド型車両
JP2011051383A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
EP1323564B1 (en) Control system for hybrid vehicle
JP5293657B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP3985640B2 (ja) 四輪駆動車両の制御装置
JP3721718B2 (ja) 車両用複合駆動システムの制御装置
JP3979029B2 (ja) ハイブリッド型四輪駆動車
JP2011006015A (ja) 車両用制御装置および車両用制御方法
JP4947832B2 (ja) エンジンストール防止制御装置
JP3384328B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP4093097B2 (ja) ハイブリッド四輪駆動車の制御装置およびハイブリッド四輪駆動車
JP2008024178A (ja) ハイブリッド車両の駆動力制御装置
JP2020513362A (ja) ハイブリッド自動車両用の半自動式ギアボックスを制御する方法および装置
JP4788155B2 (ja) 電動モータ式4輪駆動車両のスタック検出装置およびスタック時モータ駆動制御装置
JP2012086781A (ja) ハイブリット車両の制御装置
JP3610972B2 (ja) 車両の駆動力制御装置
JP2010201995A (ja) 四輪駆動車両の駆動力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3985640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140720

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees