JP5195522B2 - 四輪駆動車両の駆動力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、四輪駆動車両の駆動力制御装置に関する。
従来、主駆動輪を内燃機関(例えばエンジン)によって駆動し、従駆動輪を電動機(モータ)で駆動可能とした四輪駆動車両の駆動力制御装置が知られている。また、エンジンで発電機を駆動し、発電機によって生じた電力をモータに供給するようにしたバッテリレス四輪駆動車両の駆動力制御装置が知られている。(特許文献1参照)。
特開2004−104845号公報
しかし、従来の四輪駆動車両の駆動力制御装置において、自動車がプロペラシャフトを有する機械式の4WD(4 wheel drive)である場合、車両停止時にトランスミッション
のギア比を最Lowまで変速できない場合がある。例えば、ベルト式CVT(Continuously Variable Transmission)車両でABS(Antilock Brake System)作動のまま停止し
た場合や、砂地に突入して停止した場合には、トランスミッションのギア比を最Lowまで変速できない。そして、このような場合、ギア比を最Lowまで変速できていないことから、駆動力が小さくなり、発進性が低下してしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、発進性の向上を図ることが可能な四輪駆動車両の駆動力制御装置を提供することにある。
本発明の四輪駆動車両の駆動力制御装置は、主駆動輪を内燃機関で駆動すると共に、従駆動輪を電動機で駆動可能とし、前記内燃機関で発電機を駆動して、発電された電力を前記電動機に供給するようにした四輪駆動車両の駆動力制御装置であって、前記内燃機関での発生トルクをトランスミッションを介して主駆動輪で出力した場合の第1駆動力と、前記内燃機関での発生トルクにより発電機で発電を行い、発電された電力によりモータを駆動させたときの発生トルクを従駆動輪で出力した場合の第2駆動力とのうち、どちらの駆動力が大きくなるかを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に基づいて駆動力調整を行う駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、内燃機関での発生トルクをトランスミッションを介して主駆動輪で出力した場合の第1駆動力と、内燃機関での発生トルクにより発電機で発電を行い、発電された電力によりモータを駆動させたときの発生トルクを従駆動輪で出力した場合の第2駆動力とのうち、どちらの駆動力が大きくなるかを判断し、判断結果に基づいて駆動力調整を行う。このため、主駆動輪と従駆動輪との駆動力の最適化を行うことが可能となり、発進性の向上を図ることができる。
本実施形態の四輪駆動車両の駆動力制御装置を含む四輪駆動車両を示すブロック図である。 図1に示した4WDコントローラの内部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る四輪駆動車両の駆動制御装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の四輪駆動車両の駆動力制御装置を含む四輪駆動車両を示すブロック図である。図1に示す四輪駆動車両は、主駆動輪1L、1Rを内燃機関であるエンジン2で駆動すると共に、従駆動輪3L、3Rを電動機であるモータ4で駆動可能とし、エンジン2で発電機7を駆動して、発電された電力をモータ4に供給するようにしたものである。このような四輪駆動車両の駆動制御装置は、概略的に、エンジン2、モータ4、無端ベルト6、発電機7、四輪駆動コントローラ8、電線9、減速機11、クラッチ12、トランスミッション30、及びディファレンスギア31を備えている。
エンジン2は、その出力トルクTeを、トランスミッション30及びディファレンスギア31を通じて左右前輪1L、1Rに伝達し、主駆動輪1L、1Rを駆動するものである。また、トランスミッション30には、現在の変速のレンジを検出するシフト位置検出手段が設けられ、該シフト位置検出手段は、検出したシフト位置信号を四輪駆動コントローラ8(以下4WDコントローラ8という)に出力する。
無端ベルト6は、エンジン2の回転トルクTeの一部を発電機7に伝達するものである。発電機7は、エンジン2の回転数Neにプーリ比を乗じた回転数Nhで回転し、4WDコントローラ8によって調整される界磁電流Ifhに応じて、エンジン2に対し負荷となり、その負荷トルクに応じた電圧を発電するものである。
その発電機7が発電した電力は、電線9を介してモータ4に供給可能となっている。モータ4の駆動軸は、減速機11及びクラッチ12を介して後輪3L、3Rに接続可能となっている。
上記エンジン2の吸気管路(例えばインテークマニホールド)には、メインスロットルバルブとサブスロットルバルブが介装されている。メインスロットルバルブは、アクセル開度指示装置であるアクセルペダルの踏込み量等に応じてスロットル開度が調整制御される。このメインスロットルバルブは、アクセルペダルの踏込み量に機械的に連動するか、あるいは当該アクセルペダル17の踏み込み量を検出するアクセルセンサの踏込み量検出値に応じて、エンジンコントローラが電気的に調整制御することで、そのスロットル開度が調整される。上記アクセルセンサの踏込み量検出値は、4WDコントローラ8にも出力される。
また、サブスロットルバルブは、ステップモータをアクチュエータとし、そのステップ数に応じた回転角により開度が調整制御される。上記ステップモータの回転角は、モータコントローラからの駆動信号によって調整制御される。なお、サブスロットルバルブにはスロットルセンサが設けられており、このスロットルセンサで検出されるスロットル開度検出値に基づいて、上記ステップモータのステップ数はフィードバック制御される。ここで、上記サブスロットルバルブのスロットル開度をメインスロットルバルブの開度以下等に調整することによって、運転者のアクセルペダルの操作とは独立して、エンジン2の出力トルクを制御することができる。
また、モータ4は、4WDコントローラ8からの指令によって界磁電流Ifmが制御され、その界磁電流Ifmの調整によって駆動トルクTmが調整される。さらに、4WDコ
ントローラ8は、シフトレバーの状態を検出するシフト信号、二輪駆動と四輪駆動とを切り替え可能な4WDスイッチ(SW)からの信号、及び、各車輪1L、1R、3L、3Rの車輪速を検出する車輪速センサからの信号を入力する構成となっている。
図2は、図1に示した4WDコントローラ8の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、4WDコントローラ8は、判断部(判断手段)8aと、駆動力制御部(駆動力制御手段)8bと、路面摩擦推定部(路面摩擦推定手段)8cと、荷重推定部(荷重推定手段)8dと、空転判断部(空転判断手段)8eとを備えている。
判断部8aは、エンジン2での発生トルクTeをトランスミッション30を介して主駆動輪1L、1Rで出力した場合の第1駆動力と、エンジン2での発生トルクTeにより発電機7で発電を行い、発電された電力によりモータ4を駆動させたときの発生トルクを従駆動輪3L、3Rで出力した場合の第2駆動力とのうち、どちらの駆動力が大きくなるかを判断するものである。駆動力制御部8bは、判断部8aによる判断結果に基づいて駆動力調整を行うものである。
また、路面摩擦推定部8cは、路面摩擦係数を推定するものである。この路面摩擦推定部8cは、例えば自車両の速度やブレーキ状態などから路面摩擦係数を推定する。また、路面摩擦推定部8cは、単に天気や気温の情報により路面が凍っているか、濡れているか、乾いているかなどを推定して、路面摩擦係数を推定してもよいし、自車両が走行する道路が舗装道路であるか砂利道であるかなどの情報をナビゲーション装置等から取得して、路面摩擦係数を推定してもよい。
荷重推定部8dは、主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの荷重を推定するものである。この荷重推定部8dは、各車輪1L、1R、3L、3Rに設けられた荷重センサからの信号に基づいて主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの荷重を推定してもよいし、車体重量を予め記憶し、車体重量と自車両の傾きなどから、主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの荷重を推定してもよい。
空転判断部8eは、主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの空転を判断するものである。この空転判断部8eは、例えばアクセルの踏み込み量を示す信号と、車輪速センサからの車輪速の信号とから、主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの空転を判断する。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る四輪駆動車両の駆動制御装置の動作について説明する。図3は、本実施形態に係る四輪駆動車両の駆動制御装置の動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず空転判断部8eは、スタック(主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rが空転する状態)しているか否かを判断する(S1)。ここで、空転判断部8eは、アクセル開度APO<α(第1所定値)、前輪車輪速Vwf>β(第2所定値)、且つ、後輪車輪速Vwr>β(第2所定値)であるか否かを判断する。そして、上記のいずれか1つでも満たさない場合、空転判断部8eは、スタックしていないと判断する(S1:NO)。その後、図3に示す処理は終了する。すなわち、図3に示す処理を実行することなく、通常の駆動力制御の処理を実行することとなる。
一方、上記の全てを満たし、スタックしていると判断した場合(S1:YES)、判断部8aは、第2駆動力が第1駆動力よりも大きいか否かを判断する(S2)。この際、判断部8aは、以下のようにして第2駆動力が第1駆動力よりも大きいか否かを判断する。
まず、後輪駆動力をFrとした場合、Fr×Ra=Tm×Gdef=Ne×Rp×ROH×Gdef/Nm×Tgpの式が成立する。また、前輪駆動力をFfとした場合、Ff×Ra=Trto×Gtm×Gfg×Rp×Tgpの式が成立する。なお、Raはタイヤ動半径であり、Tmはモータトルクであり、Gdefは後部減速機ギア比であり、Neはエンジン回転数であり、Rpはジェネレータプーリ比である。また、ROHは総合効率であり、Nmはモータ回転数であり、Trtoはトルクコンバータトルク比であり、Gtmはトランスミッションギア比であり、Gfgはファイナルギア比である。
ここで、第2駆動力が第1駆動力よりも大きい場合とは、Fr>Ffとなる場合である。このため、上記の2式から、Ne×ROH×Gdef/Nm>Trto×Gtm×Gfgが成立する場合、第2駆動力が第1駆動力よりも大きくなるといえる。そして、第2駆動力が第1駆動力よりも大きくなる場合は、発電機7で発電し、モータ4により駆動力を得た方が効率がよいといえる。
そして、第2駆動力が第1駆動力よりも大きいと判断した場合(S2:YES)、すなわち従駆動輪3L、3Rの駆動力を大きくした方が全体の駆動力が高まると判断できる場合、駆動力制御部8bは、モータ4のトルクTmをTm+ΔTm1とする。これにより、従駆動輪3L、3Rの駆動力を高めることとなる。さらに、駆動力制御部8bは、モータ4のトルクTmの増加分に合わせてエンジン2のトルクを減少させる。そして、処理はステップS5に移行する。なお、ステップS2で「YES」と判断される場合とは、トランスミッション30のギア比Gtmが小さい場合、発電機7とモータ4との効率(総合効率)ROHが大きい場合、後部減速機ギア比Gdefが大きい場合などである。
第2駆動力が第1駆動力よりも大きくないと判断した場合(S2:NO)、すなわち主駆動輪1L、1Rの駆動力を大きくした方が全体の駆動力が高まると判断できる場合、駆動力制御部8bは、モータ4のトルクTmをTm−ΔTm2とする。これにより、従駆動輪3L、3Rの駆動力を低めることとなる。さらに、駆動力制御部8bは、モータ4のトルクTmの減少分に合わせてエンジン2のトルクを増加させる。そして、処理はステップS5に移行する。なお、ステップS2で「NO」と判断される場合とは、トランスミッション30のギア比Gtmが大きい場合、発電機7とモータ4との効率(総合効率)ROHが小さい場合、後部減速機ギア比Gdefが小さい場合などである。
なお、ステップS2においては、第2駆動力が第1駆動力よりも大きいか否かを判断しているが、逆に第1駆動力が第2駆動力よりも大きいか否かを判断してもよい。そして、第1駆動力が第2駆動力よりも大きいと判断できる場合にステップS3の処理を実行し、第1駆動力が第2駆動力よりも大きくないと判断できる場合にステップS4の処理を実行するようにしてもよい。さらに、ステップS3及びステップS4の処理では、モータ4のトルクを調整しているが、エンジン2のトルクを調整するようにしてもよい。
ステップS5において駆動力制御部8bは、主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの駆動力が路面伝達限界を超えないように駆動力を制限する(S5)。この処理において、駆動力制御部8bは、路面摩擦推定部8cにより推定された路面摩擦係数の情報と、荷重推定部8dによって推定された主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの荷重に基づいて、路面伝達限界を求める。そして、駆動力制御部8bは、ステップS3及びステップ4で調整したトルクから、路面伝達限界を超えるか否かを判断し、超える場合には駆動力を制限することとなる。
次いで、空転判断部8eは、従駆動輪3L、3Rが空転しているか否かを判断する(S6)。すなわち、空転判断部8eは、ステップS3からステップS5の処理においてトルクを調整したものの、未だスタック状態が解消しているか否かを判断することとなる。そ
して、従駆動輪3L、3Rが空転していると判断した場合(S6:YES)、駆動力制御部8bは、モータトルクTmを従駆動輪3L、3Rが空転しないトルクTM_zとする(S7)。その後、処理はステップS9に移行する。なお、ステップS7の処理において駆動力制御部8bは、主駆動輪1L、1Rのトルクについても調整することとなる。
他方、従駆動輪3L、3Rが空転していないと判断した場合(S6:NO)、駆動力制御部8bは、モータトルクTmをそのままとし(S8)、処理はステップS9に移行する。なお、ステップS6においては、従駆動輪3L、3Rが空転しているか否かを判断しているが、これに限らず、主駆動輪1L、1Rが空転しているか否かを判断するようにしてもよいし、ステップS6の処理に加えて主駆動輪1L、1Rが空転しているか否かを判断するようにしてもよい。そして、主駆動輪1L、1Rが空転しているか否かを判断した後に、ステップS7及びステップS8の処理と同様にトルクを調整することとなる。
ステップS9において駆動力制御部8bは、エンスト調整処理を実行する(S9)。この処理において駆動力制御部8bは、エンジン2が停止しないように駆動力調整を行う。この場合、駆動力制御部8bは、エンストリミッタトルクTengLと、ベルト保護正弦Tbeltの値に基づいて、駆動力調整を行うこととなる。その後、図3に示す処理は終了する。
このようにして、本実施形態に係る四輪駆動車両の駆動制御装置によれば、エンジン2での発生トルクをトランスミッション30を介して主駆動輪1L、1Rで出力した場合の第1駆動力と、エンジン2での発生トルクにより発電機7で発電を行い、発電された電力によりモータ4を駆動させたときの発生トルクを従駆動輪3L、3Rで出力した場合の第2駆動力とのうち、どちらの駆動力が大きくなるかを判断し、判断結果に基づいて駆動力調整を行う。このため、主駆動輪1L、1Rと従駆動輪3L、3Rとの駆動力の最適化を行うことが可能となり、発進性の向上を図ることができる。
また、路面摩擦係数と、推定された主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの荷重とに基づいて、主駆動輪1L、1Rと従駆動輪3L、3Rとの駆動力が路面伝達限界を超えないように制限するため、駆動輪の空転による駆動力の減少等を回避することができる。
また、主駆動輪1L、1R及び従駆動輪3L、3Rの少なくとも一方が空転している場合、空転している駆動輪について駆動力を減少させるため、例え空転が発生したとしても、駆動力を抑えて空転を防止し、発進性を向上させることができる。
また、エンジン2が停止しないように駆動力調整を行うため、所謂エンストが防止されることとなり、発進性を向上させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
1L、1R…主駆動輪
2…エンジン(内燃機関)
3L、3R…従駆動輪
4…モータ(電動機)
6…無端ベルト
7…発電機
8…四輪駆動コントローラ
8a…判断部(判断手段)
8b…駆動力制御部(駆動力制御手段)
8c…路面摩擦推定部(路面摩擦推定手段)
8d…荷重推定部(荷重推定手段)
8e…空転判断部(空転判断手段)
9…電線
11…減速機
12…クラッチ
30…トランスミッション
31…ディファレンスギア

Claims (4)

  1. 主駆動輪を内燃機関で駆動すると共に、従駆動輪を電動機で駆動可能とし、前記内燃機関で発電機を駆動して、発電された電力を前記電動機に供給するようにした四輪駆動車両の駆動力制御装置であって、
    前記内燃機関での発生トルクをトランスミッションを介して主駆動輪で出力した場合の第1駆動力と、前記内燃機関での発生トルクにより発電機で発電を行い、発電された電力によりモータを駆動させたときの発生トルクを従駆動輪で出力した場合の第2駆動力とのうち、どちらの駆動力が大きくなるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づいて駆動力調整を行う駆動制御手段と、
    を備えることを特徴とする四輪駆動車両の駆動力制御装置。
  2. 路面摩擦係数を推定する路面摩擦推定手段と、
    主駆動輪及び従駆動輪の荷重を推定する荷重推定手段と、をさらに備え、
    前記駆動制御手段は、前記路面摩擦推定手段により推定された路面摩擦係数と、前記荷重推定手段により推定された荷重とに基づいて、主駆動輪と従駆動輪との駆動力が路面伝達限界を超えないように制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の四輪駆動車両の駆動力制御装置。
  3. 主駆動輪及び従駆動輪の空転を判断する空転判断手段をさらに備え、
    前記駆動制御手段は、前記主駆動輪及び従駆動輪の少なくとも一方が空転している場合、空転している駆動輪について駆動力を減少させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の四輪駆動車両の駆動力制御装置。
  4. 前記駆動制御手段は、内燃機関が停止しないように駆動力調整を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の四輪駆動車両の駆動力制御装置。
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